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イリカミネ イリカミネ 抱きしめて 毎日だって キラレテ キラレテ イリカミネ
三菱電機
この時間はZoomUp、毎週火曜日は経済です。
明治大学教授でエコノミストの飯田泰之さんです。
飯田さん、おはようございます。
おはようございます。
さて、今日は、出産したら奨学金の返済が厳免っていう、 なんでこんな発想なのかっていうところなんですが。
はい、まずですね、これは民党の部会から出てきた意見で、 まだ政策として固まったものではないんですけれども、
非常に何がしたいのかよくわからないという主策なんですね。
政策というのには必ず目標、目的が必要です。
例えば、奨学金というわけですから、進学率を上げるとか、
貧しい、低所得環境でも大学に行けるようにする。
そのために奨学金ってのは普通あるわけなんですけれども。
18歳で大学進学、専門学校進学を考える段階で、
出産したら免除になると思考が泳ぐ人はいないと思うんですね。
ですからまず進学率向上に役立たない。
次に、出生率に経済的な誘因、インセンティブはあまり効かないことが知られています。
すごく語弊のある方かもしれないんですけれども、
お金あげるから子供を産んでください。
はい、という人はあまりいないんですよね。
やはり、または意思とかそういったものが優先されますんで、
そういうものでもない。さらにやっぱり授かりものですから、
作ろう、はい、できるというものではないわけですね。
子育てをする、出産される方であれば、
出産を出ていてかつ、過去に奨学金を受けていた人だけが免除される子育て支援というのは、
非常に平等性を欠くんですね。
そうですね。
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こういった議論を見ていますと、
大学進学を阻んでいるものは何なのか。
むしろ金銭的な要因、直接的な金銭的要因以外にもあるんじゃないかとか。
あと、出産出所率が少ない理由は何なのかといった問題の整理がどうもできていないんじゃないかと。
なんとなく良さそうなことをやってみよう。
さらにですね。
これは私、
全員が政策立案が出てくることが多いんですよね。
確かに。
これは不思議でして、現在、大学への進学率は5割ないぐらいです。
状況なのに、例えば政治家、そして霞ヶ関だと、
全員大学まで出ているわけですけれども、
なので、何か99%大学に行っているかのような想定が多いような気がするんですね。
確かにそうですね。
こういったところがちょっとですね、
よく民主党も、民意がむしろ官僚や政治家の裸感、感覚として、
例えば農業地帯とかの生活というのを実感、感覚がなくなってきているのかなと。
私今47歳ですが、同い年です。
そうですね、私と。
親戚に自営業のおじいちゃんがいたり、農家をやっているおじいちゃんがいたりといったんですよね。
しかしだんだんと年が若くなるにつれて、
そういった小さいお店をやってますとか、農家ですとか、兼業ですとかっていう方が、
あまり身の回りにいなくなってきている。
そういったところが、ちょっと何か大都市、サラリーマン向けの何か視点。
そういう世代が今、官僚などにも多くなってきているってことなんですかね。
それはすごく感じますね。
だからこそ、こういう奨学金はですね。
日本は太陽型といって、奨学金と呼んでいいのかとみんな言っている。
結局、お金がほとんどなんですよね。
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これをどうやって給付型を入れていくか、これが一つ。
もう一つはですね、各大学が独自の奨学金というのを後押しする制度。
こういった日本立てが必要だと思います。
独自のというのは、どんなこの奨学金のあり方が望まれるんですかね。
例えばですね、現在大学、しばらく定員を抑制されています。
定員を5%増やしていいので、5%分必ず奨学金を出してくださいというふうにすると。
ある大学は、とにかく成績がいい人に奨学金を出します。
ある人は、ある大学では経済的に苦しい人に出します。
また地方の大学ですと、その地域の子に出します。
ちょうど上手い具合にと言いますか、なぜかその制度にはまらないという子がいるんですね。
各大学がいろんな奨学金制度を持つと、
そのどれかには、ちょうど自分のためにあるような奨学金だなというものを見つけることができる。
ですから、もちろん国からしっかりと公的な給付型の奨学金も作る必要がありますが、
あわせて、各大学独自の奨学金制度というのを増加させていく。
そのための後押しのようなものを、例えば定員増加もしれないですし、
そういった形で影響を持たせる必要があると思いますね。
そういう独自の奨学金制度を認めることによって、現場と乖離しない状況というか、
いろんな制度があれば、ちょうど合う現場の方というのがいると思うんですよね。
そうですよね。
なるほど。やっぱりそういうと、やっぱりしっかり今の現場で何が求められているのかというところに、
しっかり想像力も及ぶような政策を打ち出してほしいですね。
飯田さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。