00:00
毎週水曜日のこの時間は山根小雪のBrush Upです。 山根さん、今日はどんな話題ニュースでしょうか。
今日はですね、奨学金をめぐる債金の事情についてお話ししたいと思います。 奨学金、はい。実はね、最近ね、あの企業が社員の奨学金の返還を肩代わりするっていうケースがすごく増えているんですよ。
えー。 奨学金の返済って結構大変じゃないですか。
入社したはいいものの、入社してからずっとその奨学金を返済して結構大変っていう話は聞きますし。 私もそうなんですよ。
毎月数万円、新入社員から15年間とか返済し続けるので、かなり大変。
これをですね、人手不足に悩む企業が、僕らが肩代わりしてあげるよっていうことを福利厚生をPRして、若手人材の確保に走っているというニュースがあるんですよね。
これ、実は日本学生支援機構、昔私たちが学生だった頃で言うと日本育英会。
私も学生支援機構って言われたら、ふーんって思ったけど、育英会って言われたらすぐわかるんですけどね。
日本学生支援機構が、奨学金返還支援制度っていうのを2年前に作ったんですよ。
これは、企業が社員が借りた奨学金を直接学生支援機構に送ることができる制度なんですよね。
昔から、奨学金の返還を支援する企業っていうのはあるにはあったんですよ。
ただ、給与に上乗せする形でお金を払ってたので、企業側にとってみるとお金がかなりかかっちゃうんですよね。
学生側、従業員側はですね、給与が増えちゃうと所得税とか住民税とか社会保険料増えちゃうんですよ。
上乗せってなると、結局お金もらうんだけど、その分いっぱい税金払わなきゃいけなくなっちゃう。
売り方迷惑みたいになっちゃう。
そうなんです。
これを、この制度使うと、給与とは別に、社員さんは触らなくてよくなるので、社会保険料増えたり住民税増えたりはしないで済むようになる。
企業側も損金算入できる。損金算入できるというのは、法人税払わなくてもいい。
払う対象額にしないで済むようにお金を払うことができるので。
税額控除ってことですか。
そうですね。法人税をその分減らすことができる。税額控除を受けることができるんですよね。
奨学金を貸している側の日本支援機構からしてみると、学生さんが社会人になって、かなり延滞するんですよ。返済を。
このリスクを減らすことができるということで、なかなかいい制度だねっていうので、すごく利用が増えてますよ。
どんな感じでやるかっていうと、例えば借りている奨学金の半額を上限にして、毎月2万円ずつ支援しますよとか。
03:06
月額いくら支援してあげるかっていうのと、最大5年間で90万とか、最大150万とか200万とか設定しながら、その中で企業がちょっとずつ変換を手伝ってあげるっていう。
そういうのがすごい増えてるんですよね。企業側にとってみたら、奨学金代わりに返してあげますぜ。うちの会社においでよっていうことで。
それだけ学生にとって、やっぱり奨学金の返済はきついってことなんですよ。
深刻ですよね。
深刻。ただですね、めちゃくちゃ借りてる人増えてます。今ですね、2人に1人ぐらいが何らかの奨学金を借りてるって言われてるんですよ。
今時の大学の奨学金事情ってそうなんですか?
そう。めっちゃ多くないですか。
そうなんですか。
1996年2割なんですよね。ちょうど私が大学に入った年、奨学金借りてた人2割。でももう2012年ですね、リーマンショックがあって日本の景気悪くなってきて、非正規とかバンバン増えていく時期ですよね。
この頃に今50%ぐらいになって、もうそこから10年ずっと5割ぐらいの学生が奨学金を借りて大学に行っていると。
なるほど。
そう、やっぱりこう日本の経済苦しくなって、親世代もきつくなって、借りる人はどんどん増えてる。いくら借りてると思います?
年で?1年?
倉額。借り入れ倉額。
倉額4年間?
うん。
え、どんなもんなんすかな。
これね、平均300万超えてるんですよ。借りてる人の10%以上が500万以上借りてるんですよ。
え、それ1年に100万円以上ってことですよね。
そう、だからやっぱり生活費も含めてですよね。学費。
例えば東京の大学なんか行ったらもう住居費から食費から何から何までお金借りますから、
仕送りが十分になかったらやっぱり学校に通うためにそれだけお金を借りなきゃいけないと。
しかも今私借りる借りるって言ってますけど、これね、日本の奨学金っていうのはね、言い方が悪い。
奨学金って言ったら、いわゆる給付型奨学金って返さなくてももらえる、勉強頑張ったらもらえるお金みたいなイメージあるじゃないですか。
でも今借り入れ倉額なんて言っちゃってるじゃないですか。
もうなんか住宅ローンとあんま変わらないようなね。
そうですよね。
これね、太陽型奨学金ってやつで、利子もついてるんですよ、定理なんですけどね。利子がないやつもあるけど利子もある。
ローンって言ったほうがいいね。
ローンです。英語だったら、やっぱりスチューデントローンなんですよ。奨学金はスチューデントスカラーシップなんですよね。
ここがね、やっぱり高校生の時に本当に分かってる借りてるかどうかっていう問題もありますよね。
二人に一人ってことは、多くの子たちが高校卒業する時、もしくは浪人が終わって大学に入る時に、よし借りようって判断してるんだけれども、
06:05
その後300万500万借りて返済をしていくっていうのはどういうことなのか、そこまで分かんなかった可能性もありますよね。
そりゃそうですよね。受験するのに必死でそこまで気が回らないっていうこともあるかもしれない。
しかも卒業したらですよ、みんながちゃんと、なんかね、昔型、年功序列で給料上がる大企業に入れりゃいいけれど、
支援機の子たちが多いじゃないですか。
返しときても返せない。
返せない。年収200万とかですよ。その中から月に2万円とか年出するっていったら、相当生活きつくなりますよね。
実際ね、4人に1人延滞してるんですよ。支援。それだけやっぱ苦しい。返せない。
でもね、これなかなかね、奨学金で取り立て厳しくって、日本学生支援機構はですね、一応救済措置あるんですけど、あるけどほとんど死んじゃうか、重度の障害があるぐらいじゃないと返済免除にはならないんですよね。
すごいですよ。これって?って思うんですけど。
なんかカドロンカって感じなんですよね。延滞2ヶ月続いたら年利5%の延滞金発生します。
3ヶ月遅れたら信用情報に延滞情報を記録されます。ブラックリストを載っちゃうまでくれか作れません。
恐ろしいですね。
そう。9ヶ月遅れたら財産差し押されるんですよ。
うわー。
いやだからね。
むかつに奨学金なんて買えないほうがいいですね。
自己破産する人も結構いてですね。
日本学生振興によると、奨学金返還者における自己破産の割合は、日本全体における自己破産の発生割合とほぼ同水準で高くないって説明してるんですけど、
いやいやいや、勉強しようと思って奨学金借りた学生の自己破産の割合と日本全国で事業に失敗したりいろんなことがあって、
体力細分になったりして自己破産をする人の割合が同じって異常でしょって。
異常ですし本末転倒ですよ。
大学入って、これから社会が開けるようにって展望を描いてるわけですけど、そこでローン地獄みたいになっちゃうとね。
社会人生活スタートするってね。
いやそれじゃあね、やっぱり少子化の話になっちゃうんですけどね。結婚とか子育てなんかなかなか考えれないですよね。
そうですよね。なかなか夢を描けないですもんね。
描けない。奨学金自殺なんて言葉が出てきちゃうぐらいですね。
国はこれから給付型、返さなくていい奨学金増やすって言ってるんですけども、
ただ所得制限かなり厳しかったり、子供がたくさんいる世帯だったり理系だけとかね、条件もめちゃめちゃ厳しいし規模も全然十分とは言えないんですよ。
ただやれることはたくさんあって、例えば国立大学だけは無償化しようよとか、頑張って国立入ったら学費なしで勉強できるよとか、
09:09
例えば大学に助成金とか運営交付金ってたくさん出してるんですよね。
それこそ人が集まらないシリーズの、言っちゃ悪いけど願書出せば入れるようなFクラスって言われる大学にもたくさんの国からのお金って入ってるんですよ。
だからゾンビ企業の議論と一緒で、お金あるからなんとか生き残っちゃう大学を少子化の流れに合わせて淘汰していって、その分のお金を学生に学ぶほうに渡していくとかですね。
やることあるんじゃないのとか。
そうですね。
なんかもうちょっといたたまれないんですよね。勉強したいと思って学生になる若い子たちがこんな苦しい状況に追い込まれてしまうっていうんですね。
なんとかそういう学生に支援の手を差し伸べてあげてほしいし、その奨学金返還支援制度を導入する企業が増えてるっていう背景は本当に切実、深刻な奨学金事情っていうのがあるわけですね。
そう。資材不足もまさに。時代に合ってる問題だけど、やっぱり奨学金そもそもの根本的な問題を解決してほしいですね。
山根さんありがとうございました。
ここまで日経エネルギーネクスト編集長の山根紗友希さんでした。
地下鉄ギヨン駅から徒歩2分、RKBスタービル博多ギヨンスタジオは、
ポッドキャストなどの音声コンテンツの収録から動画のライブ配信まで、様々なニーズにお答えできるレンタルスタジオです。
お問い合わせご予約は、スタービル博多ギヨンのホームページからどうぞ。