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看護師が使う日常に役立つ漢方の「望診」技術。
2026-02-14 11:36

看護師が使う日常に役立つ漢方の「望診」技術。


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こんにちは。看護師と漢方と私、10回目の配信になります。
今日はですね、漢方の話で、望診っていうもののお話をしたいと思います。
望診って、ちょっと少し難しそうな言葉なんですけど、これ、見るっていうことなんですね。
望診の望は、望遠鏡の望と、診察の診で、望診って言いまして、
見ることなんですって、見るっていうのは、いろんな漢字ありますけど、
ここでは、観察の観で見るっていう風にしてます。
私が看護学生の頃、何度も先生に言われた言葉の中にね、
看護は観察から始まるっていうね、いうことをすごい言われてたんですよ。
観察から始まる。今思えば、この観察って、この言葉って看護に限らず、
どんな仕事とか、生活にも通じるものやなって思いますけども、
誰かと出会った時にね、この人ちょっとしんどそうやなとか、
今日は元気なさそうやなとか、なんかいつもと香る違うかなとか、
そういうふうに思ったことってあるじゃないですか。
それって、もうこれ、望診をしているっていうことなんですよね。
看護ってね、診断をするとき、診断ってね、病院に行くときに、
風邪ですよとか、ちょっと肺炎になってます、肺炎ですねとかってね、
これ、診断されてる、診断名がついてるってことなんですけど、
それと同じように看護では、そのことを症を立てるっていう言い方をするんですよ。
で、そのときに使うのが、四診っていうもので、
4つの診断、四診って書いて、四診って言うんですけど、それなんですね。
でも、病院に行ったら、診断されるんですけど、
その診断するためには、検査っていうのをするじゃないですか。
そして、状態を見て、診断名が下されるわけですけど、
それと同じように、検査とか機械とかは使わないので、
こういう四診っていうのを看護では使っていきます。
で、それは、今言った、望診っていうのと、
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あと、聞く診察って書いて分診。
で、口頭で話しながら聞いていくような問診。
で、あと接診っていうね、聞く診察って書いて接診。
これは脈を見る脈診っていうのも接診ですし、
あとお腹の状態、お腹触って見ていく腹診っていうのも接診っていうものになるんですけど、
そういったものがあります。
今日はね、そういった理論を覚えるっていう話じゃなくて、
見る力、望診をする力っていうのはもう、
あなたの中にありますよねっていう話をしたいんですよね。
私は自分とかね、自分の周りの人の健康を守ったり、
作っていける世の中になったらいいよねっていう、なんていうか、
混沌みたいなのがあるので、
いかに誰でもがどうしたら自分や自分の周りの人の健康管理を
簡単にできるかっていうことを考えているわけなんですけど、
そんなので今日はちょっとね、まずは望診っていう話をしようと思って、
私が望診っていうのをするときなんですけど、
まずね、その方の全体を見るっていうことから始まります。
具体的に言ったら、その方から1、2メートルぐらい離れたところから一旦見るんですよね。
その方の雰囲気、体格、
表情とか顔色、
仕草があったら仕草とか、姿勢、動き方、目の輝きとかも見ていきます。
それをしたら、そこから少し近づいて、
近づいてっていうのはだいたい50センチから80センチぐらいかなと思ってるんですけど、
そこでもう1回顔色を覗いたり、
皮膚の状態とか、唇の乾きとか、呼吸の様子とかもそこで見ていきます。
特別な機械とかは使わないんですけど、
漢方っていうものはですね、
漢方ってね、体の外に現れるものは体の中の状態を表してるっていうふうに言うんですよね。
その中で色を表現として使ってて、
赤とか青とか黄色、白、黒っていうね、
そういう色で体の偏りとか動きを表していくんですよね。
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これはもう何千年も前のお医者さんがそういうふうに書に表してるんですけど、
別に色を覚える必要ないなと思ってて、
ただいろいろね、生きてる中でですね、
誰かに会ったり自分の鏡で覗いたりした時に、
なんか今日ちょっと顔が赤いなとか、ちょっと青白いなとか、
いつもよりくすんでるなとか、そんな感覚あると思うんですけど、
そういうので十分だと思うんですね。
大事なのは、いつもと違うっていうことに気づくこと。
なんかちょっと昨日と違うなとか、さっきと違うなとか。
そういうことに気づけると、自分やったら今日はちょっと無理せんとこかなとか、
ちょっと早く寝ようとか、それから誰かやったら声かけてみようかなとかっていう、
次の選択っていうのが変わっていくと思うんですね。
漢方って偏りを真ん中に戻す医学って言われますけど、
その第一歩っていうのが今の状態っていうのを知ることなんですよね。
私は長いことというか、30年近く看護師してますけど、
経験を重ねていくほど、見る力の大切さっていうのを感じてます。
でもそれって特別な人の力っていうか、そういうのじゃなくて、
少し意識するだけで誰でも育てられる力やなっていうのがあってですね。
あともう一つすごい大事なことがあって、
防心っていうのは観察っていうことなんですけど、
観察っていうのは観察であって、それ以上でもそれ以下でもないっていうことですね。
医師とか看護師っていうのは、その観察したことを集めて、
それを分析して評価して治療とか看護につなげていくっていうことをするんですけど、
でも防心そのものっていうのは評価じゃなくて、
関心を向けるっていうことなんですよね。
例えば顔色が悪いな、だから体調悪いんやわとか、
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目が鋭いから怒ってるんやわみたいな。
これは観察じゃなくて、その人の解釈になります。
観察は今日は顔色がいつもと違う気がすると思ったけどどう?みたいな。
こういう話ができる状態を作るものかなと思いますね。
顔色悪いな、体調悪いやろうみたいなと、
決められてしまうのと受け取られ方も全然違いますよね。
前者は開いてる感じだし、後者は決めてるみたいな。
防心っていうのは相手を閉じる技術じゃなくて相手を開く技術だと思うんですよね。
だからこそこの見る姿勢っていうのは普段、日常の中で誰でも使えるものやし、
別に病気を当てるためのものではなくて、
自分とか家族とかを守るための観察力やったり、
自分の体とか心に向けられる力かなと思ってます。
もちろんこの防心の後、この先には
自分とか自分の周りの人が体や心を崩してる時に
癒せる技術があるといいと思うし、
私自身もそれをしたいと思っている人間の一人なので。
でもまずそのためには、見ること。
今日の自分を、今日の誰かを少しだけ丁寧に見ること。
そういったことを日々実践していきたいなと思っています。
あなたにとって防心ってどんな風に移りましたでしょうか。
次は漢方で大切な視点。
漢方って自然のリズムを大事にしている医学になると思うんですよね。
なので季節の養生ということについてお話したいなと思っています。
ありがとうございました。バイバイ。
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