FUJI100miに出場された、木星社の藤代きよさにお話を伺いました。
ご自身のレースについて、また、藤代さんが出版されているトレイルラン雑誌『LIKE THE WIND』や、雑誌上で行ったMt.FUJI 100についての特集の内容についてなど、幅広いお話を伺えました。
(収録の設定ミスで、音声が聞き取りづらくなっています。申し訳ありません)
サマリー
藤代さんは、木の星の出版社「木製社」を運営し、ランナーのための書籍や雑誌を出版しています。また、彼は近藤さんと共に京都で活動し、レース前のアスリートトークセッションなどを行っています。彼は3回目のUTMFに挑戦し、良い調子でスタートしましたが、途中から急に調子が悪くなりました。レース終了後は落ち着いて振り返りをしています。UTMFは祭りのような雰囲気で、参加者が広場でくつろぎながらゴールシーンを楽しむことができます。ブログやSNSでの情報交換や交流が盛り上がっている中、フォトグラファーの藤城さんは、さまざまな人々との出会いを通じて大会の魅力とサポートの重要性を再認識しています。また、100マイルレースへの挑戦を通じてトップアスリートの普段の努力や走りに感動し、自分が走る意義を考えるきっかけとなりました。木星社の藤代さんはワールドトレイルメジャーズの記事のために、インドスペースのアスリートたちとのインタビューを通じて、日本の良さを伝え、日本のレースが世界中で楽しまれるようにすることに興味を持っています。
00:06
Mt.FUJI100
IBUKI STATION、こちらにお越しいただいたのは、100マイルMt.FUJI100ですね。出走されました、藤代さん、よろしくお願いします。
こんにちは、どうも。
爽やかな、かっこいい黒の衣装に身を包んでご登場なんですけど、走られて、着替えられて。
そうですね、ちゃんと一眠りして着替えて、爽やかに気分をリフレッシュしたと。
そうですね。
藤代さんの出版活動
いろいろ聞きたいことがあるんですが、まず藤代さんが何者なのかをお話ししていこうと思うんですが、出版社をやられていると。
そうですね、木製社という木の星の社と書く出版社をやってまして、書籍と雑誌を主に作ってますね。
トレイルランニング、ランナーだったら木製社という、ちょっと変わったというか、何て言うんですか、って思う出版社の中で聞いたことある方が多いかもしれないですね。
もしかしたら聞いたこと、見たことあるかもしれないですね。
ちなみにどんな書籍出版されているんでしょうか。
そうですね、ランナーの方でご存知の方が多いのは、リッキー・ゲイツという人が書いたアメリカをめぐる旅とかですね、フォトドキュメンタリーですね。
そういうものは結構みんな読んでくれたりしてますね。
しかも雑誌も?
そうですね、雑誌も去年の10月から始まっていて、名前をLike the Windの日本版という雑誌を。
おしゃれな雑誌、そうなんですね。
そしてリッキー・ゲイツさんはなんと三吹ステーションに、木製社さんと一緒にご出演いただいたことがあります。
そうですね、リッキー・ゲイツが来日したんですね。
書籍も出版したので、本屋さんでトークセッションやったり、グループランやったり、ビール飲んだりというのを京都でやって。
その時に、もともと近藤さんとフォトキャストをやらせていただくというお話だったんですけど、リッキーがいたから。
ついでにリッキーと一緒に走る伊原友和選手もいたから。
二人を連れて行って、急遽そんなフォトキャストもやりましたね。
だから藤代さんのインタビューを取るつもりで待ってたら、リッキー・ゲイツさんと伊原友和選手が来たんですよ。
大物来ちゃった。
藤代さんも回す側になっちゃったみたいな。
近藤さんと二人で一生懸命、日本語と英語でやったみたいな。
そういう一幕も去年の夏にやりましたね。
なかなか面白い回になっていますので、それもまた興味があれば聞いていただければと思います。
残っているんですよね、リッキーステーションの。
京都での活動
ということは、リッキーステーションをやっている近藤さんと藤代さんは拠点が京都。
庵野京都という近藤さんの運営されているところに、うちの会社も入れさせていただいていて、近藤さんとはよく京都であるんですね。
なのでこのMt.FUJIの会場で会うのもなかなか新鮮な。
そういう意味で京都ってすごい盛り上がっている感じがしますね。
京都いつもアンノーン京都行きたい。
よく名前が出てきますからね。
アンノーンなままでいるかノーンにするか。
この名前もあいまって、本当にあるのかよく分かっていない。
ないんじゃないかと思っているんですけど。
実はないかもしれない。
概念です。
実はないシェアホールスなんじゃないかみたいな。
実はなかったけど、みんなで同じ夢を見ているのかもしれません。
なるほど。
なかなか素敵な表現だ。
じゃあアンノーンに席を置いてみようかな。
いいかもしれませんね。
実際海外の方とかもすごい多いですよね。
すごい混んでいるというか、
満載されてみんなおいしいコーヒー飲んで、
仕事したり、食べたり、交流が生まれたり。
すごいですよね、日々。
そんなつながりのあるお二人がこの会場でお会いされていて、
そして西尋さんは100マイル走って、
そして出版もランニング関係のものが多くお仕事されています。
レース前のアスリートトーク
僕がこの会場でお見受けしたのは一昨日かな?
ノースペースのドーム型の大きなテントの中で
アスリートトークをやられていましたよね。
そうですね。
ノースペースの役アスリートの皆さんのトークセッションをMCされていて。
そうですかね。
やってましたね。
森本選手とか横山選手とか松永さん。
松永さんだけ3になっちゃったけど。
松永選手とか。
あとは上田彩香さんですね。
新しく加わったということで、
楽しくレース前にお話をするという。
そんな時間でしたね。
オーバーナイツされている側なのかなと思ったら走った時に
そうなんですねってなって、
今ここにいらっしゃることなんですけど、
ご自身のレースを振り返ってみていかがですか?
いかんせんこのスタイルなので走ってはない。
走ってはない。
走った人の話をずっと聞いていると。
コースがどうだったのかとか見てきた景色をシェアしていただければ。
なるほど。
いろんな方、皆さん走られて感じ方がいっぱいあると思うんですけど、
僕の場合のお話を少しだけすると、
結果的には二重曲がりというところでリタイアをしまして。
なるほど。
100マイル最後の石志山と下山に行かずに今回は終わったんですけど、
山中湖、キララまでのところは結構ずっと順調に、
楽しく淡々と計画通り結構進んでいたんですね。
これは楽しい、行けるかなと思っていたものの、
実はそれがじわじわとボディーブロードのように
体に負担がもしかしたらかかっていたのかもしれないということで、
キララを出てから、
トップアスリートなんかよく言うと思うんですけど、
キララからが勝負だと。
スイッチを入れるんだと。
それを真似しまして、
スイッチを入れまして、
キララを出て、最初登っていって、
そこからずっと二重曲がりまで行くところで、
ここが勝負どころなんだなと。
ああなりたいと。
やりましてですね、
見事に気持ち悪くなり、
ものの30分ぐらいで見事にちょっと、
だんだん何かおかしいなとなり始めまして、
ちょっと胃の中のものが口から出てきたり、
という時間をずっと繰り返してですね。
キララまでとは正反対の状態になり、
本当にトボトボトボと戻るわけにもいかないし、
スタッフの方もそんなにたくさんいる区間でもないし、
とにかく二重曲がりにたどり着かなければ、
そこにいるしかなくなってしまうので、
ひたすらトボトボトボと歩いて入って、歩いて入ってと。
歩くと吐くの頻度が。
本当にすごかったですね。
入ったの初めてだったんですよね、レースで。
それはまた結構ご自身の中では異変。
異変でしたね。
引き出しが多い方はもう吐き慣れたとかいう人が
さっきいたんですけど、吐き慣れるもんなんだと思ったんですけど、
初めて。レースで吐くことって今までなかったんですけど、
割といつもたくさん食べて何ともなくて、
食べるのも楽しみで、ずっといつも最後まで行くことが多かったんですけど、
今回は初めてというので、どうしていいか分からないという。
しかも飲んでいいわ。こんな状態にいいみたいな。
そうですね。やっぱりその驚きというか、そういうのもあって、
二重曲がりについて、ドクターがいる江戸だったので、
二、三十分あでもない、こうでもないと。
塩はどんだけ摂っていたのかとか、水は飲んでいたのかとか、
蛍光補水液は飲んだのかとか、
ちょっと食べてましたとか、食べてなかったですとか、
飲んでましたとか、おしっぽが黄色かったですとか、
いろんなことを言っていて、いけるかな、どうしようかなという、
迷いの時間ですね。迷いの時間が流れ。
流れ。何時くらいの出来事だったんですか?
十一時半くらいに二重曲がりについて、
速火三十分くらい、十二時くらいまでモンモンと、
あでもない、こうでもないというふうなことをやっていて、
結果的には、本当に口を水で湿らせる程度しか
作業できなかったので、
いやー、もう真っきいガムみたいな。
水を湿らせて、胃の中にはもう何もなくて、
最後、おえつしかない。
いやー、すごい状態ですね。
そういう感じだったので、この状態であと二夜もあって、
なかなかこれはちょっと、全然もう自信がないなということで、
今回はドクターシャトルバスというのがどうやらあったらしいんですけど、
ドクターシャトルバスに乗りますと言って運ばれて帰ってきて、
それを学びにして、
今朝はさっぱりと着替えたという感じですね。
そして今に至ると、
いやー、でもさすがにその状態にまでなるって、
レース中に入ったのが初めてでおっしゃってましたけど、
そもそも生きている中で、
その身体の中に水を入れられないという状態になったことない気がするんですけど、
あんまりならないですよね。
吐くこと自体もおそらく少ないと思うんですけど、
さらに飲んでも、水を飲んでも、
おえってなっちゃうというのはなかなかない経験なのかなと思って、
でもさっき某トップアスリートの方でゴールした人に聞いたら、
やっぱり体調崩したらしくて吐きまくってたって言って、
でもゴールされてたから、
どうやってリカバリしたんですかって言ったら、
いやリカバリになってもしないよって言って、
行くしかないんだよって言って、
最後までゴールされたっていう、
やっぱりすごいなという、
そういう引き出しなんだなと思って、
そうかと思って。
治すとかじゃない?
ないと。
そのまま行くしかないんだって言ってました。
なぜなら、態度がないから。
行くしかないっていう。
そうかと思って。
それを言われるとね、
落ちたら何も言えなくなるんですよね。
そうですね。
自分が吐いたっていうことも含め、
同じように吐いた人でも、
ちょっと違う感覚を持つ人もいるんだなとか、
初めて吐いたんじゃなくて、
吐き慣れた人もいるんだなとか、
いろんな吐くことについても、
いろんなことが語れるんだなと思いました。
違う景色があるんだ。
まだこういう100マイルあったんだ。
あったんだっていう、
レースというよりは吐く話になっちゃったんですけど、
そうですね。
レースの方は本当に結構、
今回すごいタフな感じで、
いろんな状況で、
結構皆さんいつもよりも時間がかかったりとか。
そうですね。
藤代さんのUTMF挑戦
トップは昨年よりも早いタイムで、
それ以外は全体的にはタイムが落ちてましたね。
そうですね。
結構皆さん苦しんで、
最初の番から僕が感じたのは、
湿度が高くて、
夜だけど蒸し暑いし、
最初ずっとロードなので、
結構みんな飛ばすし、
そこで結構汗も吐くし、
最初から結構やっぱり、
最初にやっぱりだいぶ消耗しちゃったっていう、
いろんな、レベルはさておきっていうのがあるんでしょうか。
ワンフリックというかUTMFは何度目だったんですか?
僕は3回目ですね。
3回目?
過去2回は?
過去2回は、1回目は雪の2019年の時に、
本当ですか?
あの時で、
二重曲がりで終わったんですけど、
その時は。
思い出の二重曲がりと。
その宿題を取り返しに行ったのが2022年。
で、それは無事にめでたく完走して、
今回もまた久々に行くと思っていたものの、
そんなんで、
あとは行くか吐くかと。
楽しむだけだと。
楽しめてると。
でもだいぶ調子良かったってことですよね。
そこから追い込もうと思うっていうのは。
調子の変化とトラブル
そうなんですよ。
かなり仕上がってたんじゃないですか。
そうですね。本当にキララマでは、
いろいろペース用とか計画を作ってたんですけど、
本当に割とその通りで、
ほんと淡々とずっと行って、
暑く、前日がすごい暑かったじゃないですか。
だからこれはレースの日も暑くなったらと思って、
氷もちゃんと用意して、
つけれるようにしたりとか、
結構いろいろ万端で、
ほんとに淡々とキララマでは楽しく行って、
これはさらに行くぞと。
というところで、難しいですね。
難しい。
どんな要因なのかなってことですか。
多分いつもよりあんまり食べてる量が少なかったっていうのは、
後で言われて気づいたんですけど、
いつもより、
エイドとかでもサポートが今回一人来てくれてたんですけど、
あんま食べてないって実は思っててくれたらしく、
いろいろ食べさせようとはしてたみたいなんですけど、
あんま食べてなかったので、
胃の中にあんまり入ってない状態で、
一応、
ソルトピルとかいうのは取るようにはしてたんですけど、
なんかやっぱりどんどん足りてなくて、
だんだんそれで調子は良かったものの、
インプットがあんまり追いついてなくて、
だんだんおかしくなっていってたということなんだろうなと思いますけどね。
なだらかに不調が来るのではなく、
急に崖から落ちるような感じで、
ギアを、アクセルを踏んだ瞬間に崖が来て、
崖が来て、それが、
ドボンと、ドボンと、ドボンしたと。
夏でもまだないのに。
確かに。
ドボンしたと。
ドボンしちゃって。
なんでドボンしちゃったんだろうってなってた。
ドボンして。
へー。
なので、やっぱり、
走力とか、
いろんなこと以上に、
食べるとか、胃の状態とか、
そういうのはもう本当に改めて、
身に染みましたね。
うん。
UTMFの祭りの雰囲気
それはなんかやっぱり、
100マイルって、
いろんな人の話を聞いてると、
思い通りにレースができた、
さらに思ってたより良かった、
って方も、
いらっしゃるんですけど、
思い通りにいかないね、
いやー、っていう、
なんか、想定外のトラブルが起きてる人の方が、
なんか多いような気がするんですよね。
ね、かもしれないですよね。
いや、流行ってなってる人多いですよね。
そうですね。
いやー、と。
いやー。
いやー、眠い。
眠いよー。
眠いよー、とか。
暑いよー。
暑いよー、とか。
呼吸が取れなくて、とか。
ちなみに、
ポッドキャストの機会聞きました?
ポッドキャストですか?
走りながら。
今回の、
そのまさに、
気持ち悪くなった時、
キララから、
キララまでは本当に淡々と、
いろんな人がわーって手振ってくれたりとかって、
割とこう、なんていうのかな、
外界とコミュニケーションしながら走って、
走る時間が、
ずっとずっと長かったんですよね。
で、
キララ行こうって結構閉ざされる。
まあちょっと山にね、
こもっていくという。
そうなんですよ。
で、
YouTubeで好きな音楽をかけようって思ってたのと、
あとこのポッドキャストが配信されるって知ってたので、
それ再生しようと思ってたんですよ。
で、見事に気持ち悪くなり始めた時に、
なんか気を紛らわそうと思ってやったんですけど、
電波悪い感じがあるじゃないですか。
しばらく繋がんなくて。
そうなの?
何やってもダメだなみたいな。
そう。で、一番欲しかった時に電波が、
みたいな音で、
実はね、聞けてないんですよ。
そう。
で、
その時に実はサポートにも連絡しようと思ったんですけど、
そこでも電波が繋がらず、
うまく送信できず、
気持ち悪いんだけどみたいな話を誰にもできず。
しかも時刻はもう日が落ちて。
日が落ちて夜中くらい。
夜中時とか。
真っ暗な感じのところで。
だから、
とにかく入っている自分と取れるしかない状態。
なんか聞くこともできないし、
送ることもできないし。
静寂というか。
静寂が訪れたっていう感じですね。
自分から出たキララと。
そうですね。
そういう感じの感じでしたね。
あの人も年齢を重ねても初めて経験するもので。
面白かったですね。
アーカイブもされるんですよね?
アーカイブで楽しみに後から聞くと。
よかったら後で。
後で聞くとやっぱりトップ選手の
ランもものすごい感じのことになっていたようですし。
いろんな方のストーリーがポトキャストになっているんだろうなと思って。
これでもここまで個人のストーリーを話してくださったのは
藤代さんなんですね。
そうですか。
こんな話で大丈夫ですか?
いえいえ。もちろんですよ。
そこでしか見れない景色ってやっぱりありますし。
結果としてはトラブルがあったっていうのはもちろんありますけど。
どうでしたか?Mt.FUJIの良いところとか。
やっぱり素晴らしいなっていうところも一件で。
やっぱり日本である意味一番大きな規模の大会で。
そうですね。
マラソン大会に去年ちょっと話がそれるんですけど。
行った時にランナーっていっぱいいろんな種類の人がいるなってすごい思ったんですよね。
マラソン大会って2万人3万人とか。
いわゆる年型のやつって大きい。
あそこ行くと本当にいろんな地域の人が来てるしとかって
それで思ったんですけど。
今回トレイルランニングの日本で一番大きな規模の大会に来て思ったのは
やっぱりみんな楽しそうなのがすごくいいし。
祭典というか祝祭というかそういう感じがすごくいいなと思いましたね。
みんなで祝祭をやるってある意味人間にしかできないことじゃないですか。
いろんな日々のみんな日常の生活とか仕事とか喜びとか悲しみとか
いろんなことがみんなある中で
ある日ある場所で一つみんなで祝祭に参加するっていうのって
すごく儀式というか面白い人間ならではのそういう感じがして
そこからさらにみんな日常に戻る人もいれば
人生変わっちゃう人もいれば
またそういう変化が生まれるから面白い1日
1日じゃないですけど数日間っていうことなんだろうなっていう感をすごく持ちましたね。
心残りはもう吐かなければっていう
なかなかうまくいかないなということも含めて
そんな感じはすごくしますね。
あとこの競技場が今回
フィニッシュゲートがポンとあって
競技場の芝生にみんなこう座ってお茶飲んだりバナナ食べたり
あの空間すごいいいですね。
天気いいからっていうのが面白かったですね。
お店というかいろいろブースが出てるんだけど
それとは別に広く座って
座っていいよとか誰も多分言ってないし
座ってくださいねとも言ってないんだけど
自然にみんな多分座って久々に友達だったりとか
あの芝生に広場みたいになってて
思い思いにこう
くつろぎながらゴールシーンを見れるっていう
そんな感じも風景としていいなと思って
さっき写真をいっぱい撮ったんですけど
確かにそうですね
昨日おそらく藤野さんが苦しんでいたであろう
回のスタートの時間ぐらいも
ここがスタートだったので
まさにその1000人が
ドカーッと芝生の上から向こう側のバックストレートに
グワーッと行列ができて
ここからスタートしていく様というか
あの空気感もやっぱりちょっと特殊な
富士とはちょっと違う
そうですよね
回もまた100マイルじゃないミドルディスタンスの
またちょっといろんな違う
属性もねありますもんね
この場所はすごく今回いいなと思う
そうですよね本当に
祝祭ね
祝祭
なんか僕たち祭りを仕事にしちゃった人たち
祭りだと
さっきね祭りの会長たちが
お二人ここに座ってまして
川村木さんと千葉さんが
そっかなるほど
祭りのど真ん中にいる人たちは
あんまりふざけることができないっていう
そうですよね
祭りをやらなきゃいけないから
なんかふざけるといろいろ言われるから
だから祭りをね楽しみに来る
ちょっと参加して一緒に作るっていうぐらいが
なんかある種類
そうですね
どっちも楽しめる
そうですね確かに確かに
でもフォロワーっていうのもたくさん
そうですよね
かなりいろんな
今日写真も撮ったんですけど
ポートレートシリーズという
フィニッシャーズポートレートってあるんですけど
それとは別に
Like the windの雑誌の方で
フォトグラファー藤城さんの出会いと感動
フォトグラフィーシリーズというのをやってて
ランナーとかランナーに関連する
いろんな方の写真を撮って
掲載したりしてるんですけど
いろいろ写真撮ったりしてて思ったのも
やっぱりこういろんな人がいるなと
いうのもすごく思いましたねやっぱり
だからボランティアとかサポートの方とか
ランナー以外の方がいっぱいいていいなというのも
改めて思いましたね
いろんな角度いろんなブランド
いろんな志向性いろんなレベルいますけど
とりあえず全員トレイルランニング好きっていう
好きっていうそうですね
謎の
謎の集団
謎の集団
謎の祝祭
謎の祝祭
そうですよねもう世の中全般的に
人間社会全般の中から見たら
マジで尖った5000人の祝祭
そうですよねなかなかないですね
ヤバい奴らの集まりですね
ヤバいですね面白いですよね
キックとして166キロ走り
走り
キラキラ自分の体から出てきた
水も飲めなくなってしまったことは
翌日にはニコニコとしゃべる
知りな人たちですよね
知りな人たちですよね
あとあの
いいですか
藤城さんのポッドキャスト
ポッドキャストもされてて
しかも今回かなり有力選手だった川崎さんの
川崎さんはいはい
インタビュー事前にされてたので
すごい参考にさせてもらって
かなりこの大会賭けてるなって
インタビューから感じたんで
すごい注目してましたし
実際序盤相当早かったんで
やっぱそうですか
ずっと2位
3位か3位
日本人トップをずっと
進まれていてっていう展開だったんで
かなり気合い入ってるなって感じだったんですけど
この辺とかは全然
いきさつというか
見られてないです
そうですねレース中は僕も川崎さんの動きは
全然見てないんですけど
事前にトークセッションを東京でやったのと
あとポッドキャストの収録をやって
その時に感じたのは
トップアスリートの方
みんなよくおっしゃる感じがするんですけど
普通にやるだけです
いうことを言うんですけど
その普通っていうのがものすごく
例えば月間の距離だったり
累積標高調整とか累積標高とか
いろんなことをやられてるのが
ものすごくいろんなことをきちんとやられてる感じが
僕なんかはするんですけど
それを別に普通にやってますっていう感じで
ニコニコしてるっていうのが
すごいなと思ったんですよね
特に今回はやっぱり
去年2位で優勝したいっていうようなことも
すごくおっしゃってましたし
それに向けてすごく
普通にトレーニングをずっと継続されてこられたっていうのと
あとは来年のトレイルの世界選手権の
日本代表になりたいっていう
ちょっと先の目標も踏まえた上で
今回のレースの位置づけっていうことを語っていたので
すごく明確なやりたいことと
普段やってることと
すごくきちんと整理をされてるんだな
っていう感じはすごくしてましたけどね
残念ながらね
北陸公園でリタイアということで
北陸公園だったんですか
そうですよ
足の痛み
足の痛み
なるほど
トップのポジションでほぼこられて
俺もそこでちょっと
そうですか
っていうことだったんで
残念だったんですけど
可能で結構増やしそうな
そうですよね
この辺の山も結構思想とか
ある意味地元ということで
よくご存知のセクションも
すごく多いっておっしゃってたので
また来年も来たいですねきっと
そうですね
お子さんの走りって
パワーしかっこいいんですよね
それを
ご自身の目標を突き進んだ走りが
応援する僕ら
パワーにもなったりするっていう
アスリートらしいですね
そうですよね
上位でゴールされた
うまくいった方のお話もすごいですけど
今回もちょっと戻してしまったという
藤代さんのお話もそうですし
沢崎さんはそれだけ欠けていたけど
っていうお話も結構興味が本当はあって
そうですよね
やめてる方多いと思いますし
うまくいかないって
100マイルってうまくいかないことって
ほんと表裏一体っていう
ほんと何かがあったら
トップアスリートの走りと魅力
すぐそっちに転じちゃうから
うまくいくこともあるし
うまくいかないこともあるし
コントロールできることを
極力頑張るんだけど
結果コントロールできないこともあるし
そうですね本当に
思いますね
だから沢崎さんの走りはまた見たいですね
本当にかっこいいというか
なんていうか
トップ選手
ランニングを語る時に
いろんな語り方があるじゃないですか
例えば記録とか順位とか
順位じゃなくて
エイドステーションを楽しむんだとか
完走するために時間いっぱい走るんだとか
人によっていろいろあると思うんですけど
結果だけを追い求める風潮になっていくと
またそれはそれで
いろんな弊害は出るとは思うんですけど
一方で気をつけなきゃいけないなと思うのは
トップ選手の追い込んでる姿とか
本当にすごいパフォーマンスがあって
やっぱり見ると感動するんですよね
だから必ずしも
結果だけがいけないとか
そういう話ではなくて
やっぱりトップ選手の
それまでのトレーニングの
工夫とかいろんなことを含めて
そういう走りをしてるのを見ると
やっぱり伝わってくるものがすごくあるから
特に川崎さんの走りなんて
また見たいですよね
爽やかっぽく見えるけど多分
すごいトレーニングもされてますし
本当ですよ
すごく見たいですよね
侍?
侍?
武士
でも川崎さんってめちゃくちゃ優しい方じゃないですか
本当だ
今回ね
コートニングの二面性を僕ら見たんですけど
川崎さんもそういうのはありますよね
もっと侍みたいな
目凸する
真剣な走り
強い走りと
優しさがあって
ここの
6公演に上がってくる手前のロードのタイミングで
インタビューさせてもらって
そうしながら
その時にもう膝が痛くて
ちょっと迷ってるっていう話をされてて
その話を聞いて
お会いしてますって聞かれた後に
トップアスリートの走りの意味と感動
6公演戻ってきて
川崎さんとパッと目が合った時にも辞められたんですけど
パッと目が合った時に
ごめんねって言われて
走ってる時とモードが切り替わってて
ごめんとかじゃないじゃないですか
確かにそういうモードが全然違う
なるほど
面じゃないし
家族のレースだし
全然
もうちょっとや
6公演戻って全く思ってない
それを背負ってくれてるというか
いろんな人が応援しようって走ってる感じとかが
やっぱすごい
そうですよね
自然とそういう風になる方が多いんですかね
トップアスリートの方とか
僕なんか本当に梅干し食べれるのかとか
それしか考えられなかったんですけど
トップ選手の方って自然とそういう
自分以外の何かっていうのを
自然と考えてる感じてるっていう方は
多いのかもしれないですね
多い感じ
横山美音博選手のスペースアスリートも
先ほどちょうどゴールされてたと思うんですけど
彼が昨日のトークセッションで言ってたのが
あんまり言葉少ない方で
淡々とされてるのかなと思ってたんですけど
結構心に残った言葉があって
今年55とか56ですと
僕が辞めると
僕の年齢以上になった時にやる人がいなくなるから
僕は絶対辞めないで続けるんだと
何歳になっても絶対にゴールするんだってことで
僕はやってて
っていうようなことをすごくおっしゃってた
俺が辞めたらこの年齢の人がやれなくなる
そんなようなことをおっしゃってて
そっかって改めて
あんまりそういうお話聞いたことなかったんですけど
面白い
なんかやっぱり自分が走ってるんだけど
自分じゃない何かっていうのも
ふと考えることが多分
終わりなのかなというふうに
思ったりもしましたけどね
すごい
キングカズみたいって思っちゃった
キングカズ
キングカズもね
本当にすごいですよね
背中で道を作っていくっていうか
自分の背中の後ろに付いてくるものがあるっていう感覚で
そこまでしょってくださって
そうですよね
似たてきですよ
いや本当そういう感じはすごくしますよね
自分の走りを超えてますよね
超えてますね
それが自然とそうなってるっていう
すごくきっと話を聞いてて
心が動かされる瞬間なのかなという
いやらしく作って言おうと思えばね
そういうことではないことが伝わってくるから
すごくすごいんだなって思いました
最後すごいんだなって思いました
ボキャブラリーがあれですけど
出版社のいろんな書籍を作ってる方の最後の一言
そうそうそう
ボキャブラリーが
すごい
雑誌といえばLike the Windっていう雑誌を
2号目まで今出して
今年もまた3号目4号目って引き続き出すんですけど
2号目でMt.FUJI100の話を実は書いてるんですね
Mt.FUJIっていう名前に新しく
去年まではウルトラトレイルMt.FUJIっていうのは
名前が変わって
10回目を一つの節目として変わっていくときに
ワールドトレイルメジャーズっていう一員にもなり
それがどういう意味を持つのかみたいなことを
ちょっとジャーナリスティックに書いた記事が
6ページあるんですけど
それでワールドトレイルメジャーズの
スペインのカルロス・トレントっていう
オーガナイザーとか
ワールドトレイルメジャーズと日本のレース
あとはUSから来る今回のインドスペースのアスリートとか
いろんな人にインタビューして記事を作ったんですけど
やっぱりそれぞれみんな
似たようなことを言ってて
例えばスペインのカルロス・トレントとかは
スペインとかヨーロッパが世界の中心じゃないとか
ヨーロッパの人たちのやり方を世界に共通でやる
っていうことは全然思ってない
つまり日本の良さを僕たちも知りたいみたいなことを
言ってて
だからある意味自分でワールドトレイルメジャーズやってるんだけど
人のことをまず話すっていう
そういうさっきの利他的っていう言葉で
おっしゃってたんですけど
自分じゃない新しい何かっていうのに
すごく興味がある人が多い
それを日本だと私が作っていて
それぞれの祝祭が作られていくようなことを
ワールドトレイルメジャーズっていうのはやろうとしてるんだなと思って
そういうお祭り集団の人たち
面白い
お祭り
世界お祭り連盟
お祭り連盟
分かりやすい
っていう感じだったので
そんな記事を書いたんですけど
非常にいろいろ言ってみたくなりますよね
そうですね
シリーズとしていっぱい各地にあるとすると
全然似てないけど
こういうスタイルでここは祭りやってるんだなとか
なんかそういう
履くレース履かないレース
その似た
でも本当
ここのレースは相性いいね
ここは良かったとか
このカルチャーなんだとか
ルールも変わるかも
変わるし
いろいろとそういう楽しみ方がすごくいっぱい
きっとありそうですよね
ワールドトレイルメジャーズの魅力と次号の予定
ありそうです
しかもやっぱり今のお話聞いて
より一層行きたくなりました
行きたいですよね
南アフリカのやつとか
アフリカ大陸行ったことないから
どうなんだろうとか
用意されてるエイドも
違うと
サポートしてくれてる人も
常識もいろいろ違うでしょ
違うと
楽しみですよね
楽しみです
確かにそういう意味では
海外選手インタビューさせていただいた時に
おっしゃってましたね
アメリカ人の選手も
日本の
メジャーの大会がどんなものなのか
これはこれで
自国の大会はもちろん素晴らしいけど
こっちのルールでは
こっちの大会を楽しみに来れます
っていう話があったので
違いがまた
驚きのある違いなのかとかね
そういうのも楽しいでしょうし
違いすぎて困っちゃうことも
それももしかしたら楽しいかもしれないし
まだまだ世界は広いなっていうか
見てみたい場所がちょっと増えました
そうですよね
次、次号は
ちなみにいつ?
次号は今年の夏ぐらいに
おそらく8月になるかなと思うんですけど
出したいと思っておりますので
また
日本とか
北米ヨーロッパとまた違う
南アフリカの話が
入れられるかどうか
まだ未確定なんですけど
南アフリカとかフィリピンとか
アジア
インドネシアとかですね
結構また全然違う人たちがいるんだなと思って
面白いストーリーがいっぱいあるので
そういうのも含めて
また出したいなと
思っております
あとさっきおっしゃった
藤城さんがやってる
フォトキャスト2つって
フォトキャスト2つはですね
木星社っていうのが主に今は
書籍を作ってて
ランニングと
あとカルチャー系も結構あるんですけど
それの木星社の
サーズデイっていうフォトキャストが1つと
もう1つはライクザウィンドの雑誌の方の
ニュース&ストーリーズっていう
フォトキャストっていう
そっちはランニングの話が
ほぼメインなんですけど
なので
サーズデイが割とちょっとカルチャー寄り
ライクザウィンドの
フォトキャストが
ランニング寄りという感じで
なんとなくゆるい切り分けで
やってますね
近藤さんにも出ていただいて
いいですね
サーズデイの今年の
1発目が近藤さんですね
近藤さんが学生時代に旅をした話とか
普段なかなかまた
聞けないかもしれない
面白い話
面白い話をしてくれましたので
相互交流
面白いですね
ランニング
フォトキャスター
相互交流
いっぱい喋ってくださいますね
本当ですね
良いことなんで良いのでしょうか
近藤さんが
藤代さんを連れてきて
おっしゃった一言目の通り
たくさん喋ってくれる
この大会に関する
いろんな取材とかもされていたので
知らなかったこともいっぱい聞けて
本当に良かったと思います
そうですね
内側の方が語る側面と
取材をされて
いろんなものを見て
それを独自の視点で
お話ししてくれると
入ってきやすい
意見を持ちやすい
と思います
このフォトキャスターのアーカイブは
僕も聞くのが楽しみですね
レース中のフォトキャスターとか
走っている人の声って
なかなか
なかったと思いますし
映像とまた違ってやっぱり
その人の言葉で
ダイレクトに響いてくる
と思うので
楽しみに聞こうかなと思っています
聞いてほしいです
外国人選手のインタビュー
今回頑張ったので
ぜひ聞いてください
楽しみですね
順番に返りながら聞こうかなと
お願いします
ということで
IBUKIステーション
スペシャルゲスト
藤代さんでした
ありがとうございました
38:56
コメント
スクロール