ただその後ローリーはまたイエガのパイロットに戻ってくるわけなんですが、相棒が必要ですね。その相棒が新しくできるんですけども、マコという女性のパイロットがいます。
これは日本人の菊池凛子さんがやっている役なんですけども、このマコも幼い頃にトラウマを抱えているんですね。
怪獣が地球に現れた時、その怪獣がいろんなところに行って人類を攻撃していたわけなんですけども、
目の前で家族を怪獣に殺されてしまいまして、一人で街をさまよっていました。
しまいには怪獣に追いかけ回されるという、そんなシーンがありまして、それがトラウマになっているんですね。
そんな主人公のローリーと新人パイロットのマコがペアを組んでイエガを操縦します。
そこで初めてドリフトをして、いわゆる記憶とか感情すべてを同期させた時にローリーがマコに言うんですよ。
ウサギを追うな。これどういうことかっていうと、自分の脳内に現れる雑念とか記憶、これをウサギというふうに表していて、
それらを追いかけるな、目の前の操縦だけに集中しろっていう意味なんですね。
お互いトラウマを抱えているので、ちょっとしたことで記憶の迷路に迷い込んでしまうことがあるんですよ。
意識が記憶の中に囚われるっていう、そんなシーンがあるんですね。
2人でドリフトをしてイエガーの操縦テストをしている時に、ローリーのお兄さんが亡くなる寸前の記憶がパッとフラッシュバックしてしまって、
そのフラッシュバックした記憶はマコにも共有されるわけで、マコはその記憶を引き金に自分の過去のトラウマの記憶の中に迷い込んでしまうんです。
そして、暴走してしまう。
意識は記憶の中にあるんだけども、体は現実世界にあるので、過去、怪獣に追いかけ回されている自分を俯瞰的に見てるっていうシーンがあるんですが、
なんとかしたくて、体を動かしてしまう。
そうすると、現実世界のイエガーが動いて、基地の中でテストをしている最中に暴走して、基地の中の人たちを殺してしまいそうになったっていう、そんな暴走シーンがあったんですね。
そうしないために、うさぎを追うな、目の前のことに集中しよう、雑念記憶は追うなっていうことをローリーは言っていたわけなんですが、
新人であるマコはそれがうまくできずに、あわや基地の中の人間が全員危ない目に遭ってしまうという、そんな時がありました。
雑念記憶を追いかけ回すな、振り回されるなっていうところを象徴したシーンでして、それを見て私はうさぎを追うなっていうセリフがとてもかっこいいな、大事なことだなと思って、今でも自分の中で大事にしているセリフであります。
ここからはこのパシフィックリムの推しポイントを話していきたいんですけども、今言ったローリーとマコ、この2人が操作するのが主役機であるジプシーレンジャーっていうイエガーロボットなんですね。
ここが僕の推しポイントでして、最新のイエガーは全てスマートな電子機器制御なんですけども、このジプシーレンジャーは1世代前の原子炉で動くアナログな機体なんですね。
これがね、最高にかっこいい。ジプシーレンジャーがかっこいいシーンがありまして、映画の中盤に精鋭のイエガー4体が集められた作戦がありまして、それは怪獣がとても大きい、2体とか3体とか多めに出てきてしまうっていうシーンがあったんで、4体のイエガーでなんとか倒そうっていう作戦だったんですけども、その4体中2体が怪獣にあっけなくやられてしまいました。
いやーやばいなっていうシーンにどんどんなっていって、でもジプシーレンジャーはさっき言ったマコの暴走があって作戦には参加させてもらえなかったんですよね。ただ見ているだけのシーンがあったんですけども、ただ2体のイエガーがやられてしまった。
これはまずいってことで最新のイエガーはなんとかこう待ってろって助けに行くんですけども、敵が電磁波攻撃をしてしまうんです。さっき言ったように最新のイエガーは電子制御なので電磁波攻撃を受けると全てがシャットダウンして動けなくなってしまいました。
いやーどうしようどうしようってなっていて基地も電磁波攻撃を受けていろんな電子機器が使えなくなりました。わーやばいなーってなった時に1機だけ動くイエガーがいたんです。何かっていうとそれが主人公たちの旧型のイエガージプシーレンジャーですね。
いやーだいぶ胸圧でしたね。誰も動けない、どのイエガーも動けない時に原子炉で動いているジプシーレンジャーだけが動けるんですよ。このジプシーレンジャー胸にですね原子炉エンジンが装着されていてずっとぐるぐるぐるぐる回ってるんですよ。ゴウンゴウンっていう風に回っていて火花をずっと散らしていて真っ赤に燃やしてくる。歩き始めるとズシンズシンっていう地響きを鳴らしながらこうやってくると。
いやーこれかっこよかったですね。このシーン私最高に胸圧なんですよ。最新ツールだけが万能じゃないと。最後は古くても真の凍った石が世界を救うみたいな。そんなように感じられてめちゃめちゃかっこいいんです。
このジプシーレンジャーの技もかっこよくてロケットパンチって言うんですよ。普通にロケットパンチって言うんだと思ったんですけどもロケットパンチを打つ時も重効感たっぷりに時間をかけているんですね。これどういうことかっていうとジプシーレンジャーめちゃめちゃでかいんですごい速度で動いているのに動きがゆっくりに見えるんですよ。
これわかります?遊園地とかバイキングっていう船の乗り物あるじゃないですか。前後に動く船の乗り物。あれ乗ってたらめちゃくちゃ速いんですけど外から見てたらすごいゆっくり動いてるように見えるじゃないですか。あの感覚がジプシーレンジャーでも起こっている。
パシフィックリムのロボットの動きはだいたいこれなんですよね。なのでロケットパンチもグワーって動いているんですけどもなんか遅いなーなんて思って見てたらパンチが当たった瞬間ドカシャンみたいな感じでめちゃめちゃ質量が重いんだなーっていうようなそんな風に見えるように描かれているんですね。
いやーやっぱこの重厚感ってロボットの醍醐味だなーって思いました。そのままなんとか逆転するんですけども最新機がダウンしている中旧式のジプシーレンジャーだけが立ち上がって敵を倒していって逆転するみたいな。そんな何度見てもこのシーンは鳥肌が立ちますね。
いやなんて言うんだろうこの多分私がそこに感動するのはロケットパンチを打つこの重厚な感じとかこのアナログな力強さっていうのが私は好きなんだと思うんですよね。そしてロボットの戦闘シーン以外でも私好きなところがあるんですけども結構人間模様というかその人間のかっこよさっていうのが際立つシーンがあるんですね。
それがこのイエーガーを操作しているパイロットとか技術士とかみんなで集まっているこの組織の総司令であるスタッカーって言うんですけどもこのスタッカー総司令がめちゃめちゃかっこいいんです。これ怪獣がですねカテゴリーに分けられてましてカテゴリー1,2,3というふうに分けられていてカテゴリーの数字が大きくなっていくほど怪獣が巨大なんですね。
当時はカテゴリー4っていうのが巨大でロボットイエーガーよりもでかい存在だったんですよ。このカテゴリー4の怪獣を倒すのが大変でさっき精鋭の4体のイエーガーがあっさり2体やられてしまったって言ったんですけどもそれもこのカテゴリー4の怪獣にやられてしまったんですね。
なんとかそのカテゴリー4の怪獣を倒した瞬間基地全体が勝利に湧いてみんな抱き合って喜んでいるんです。やったぜーみたいな。でもその時司令官だけは表情一つ変えずにこう言うんですよ。時計をリセットしろ。これどういうことかっていうと怪獣はですね決まった時間間隔でやってくるんです。
最初怪獣がやってくるのは半年とかに1回だったのが次第に4ヶ月3ヶ月2ヶ月に1回になりこの映画のシーンでは2週間に1回怪獣がやってくるんです。絶望じゃないですか。半年とか3ヶ月とか悠々あればイエーガーを修理したり次の対策強化したりとかできるんですけども2週間に1回死闘を繰り返すって消耗戦じゃないですか。
それを勝利にみんなが湧いている瞬間に現実に引き戻すような。そんな一言だったんですね。そんなこと言わなくていいじゃんって思うかもしれないんですけども。いやーでもリーダーってそうなのかなーって思いましたね。時計をリセットしろってつまり次に怪獣が出るまでのカウントダウンをすぐにまた始めろっていうことじゃないですか。みんな勝利の世に浸っている時にトップだけは次の絶望を見据えて準備をしようとしていると。勝って兜の尾を占めろ。尾をこれほどの大きさにしろ。
人山越えてもまた次のカウントダウンが始まる。それがプロの現場なんだなっていうふうに教えられました。さっき言ったこのカテゴリー4っていうのは人類がそれまで経験したことのないようなレベルの化け物の怪獣が出てくるんです。
街は壊滅するし最強の家がもボロボロにされました。文字通り全滅の二文字が浮かんだ後にギリギリの逆転勝利だったんです。それはみんな湧きますよね。みんな湧いてるんですけどもそこで喜びに浸らずに時計をリセットしろと言い放った司令官のプロ意識っていうのがとても際立っていました。
色々私の好きなシーンを好き勝手しゃべったんですけども私がなんでこの映画を皆さんにこうお勧めしたいかっていうとそれはただこのパシフィックリムっていうのが怪獣をボコボコにして気持ちいいというだけじゃなくてトラウマを抱えた人たちが手を取り合ってお互いの傷を理解しながら壁を乗り越えていく映画だからなんですね。
戦闘シーンももちろんいいです。ロボット映画が好きな人はパシフィックリムの戦闘シーンとても好きになると思うんですけども人間ドラマというかその心情の移り変わりとかそういったのが結構私は好きです。
そして何よりウサギを追うなっていうセリフがやっぱり好きすぎますね。私自身さっき言ったように好奇心がとても旺盛なのでウサギを追いかけそうになるたびにこの映画を思い出します。
一人では抱えきれないトラウマも誰かと深くつながって目の前のことに集中すればカテゴリー4のような巨大な壁だって打ち破れるそんな気がしてきました。
もし何かに迷っていたり自分を見失いそうになったらウサギを追うなと言ってくれるこのパシフィックリムという映画をぜひ見ていただきたいなと思います。
続いて私がお勧めしたい2本目の映画はこれはもうメジャーすぎるので皆さん知ってると思います。
マイインターンですね。アンハサウェイとロバートデニールを主演の映画ですね。知ってる人も多いかと思いますが映画の設定をまずは説明したいと思います。
舞台はですね飛ぶ鳥を落とす勢いのイーシンファッションサイトのオフィスです。 そこに70歳のシニアインターンとしてベンというロバートデニールを演じるベンがやってきます。
社長のジュールズを演じるアンハサウェイをはじめ社員たちはみんな若くて t シャツにデニムっていう超カジュアルなスタイルの会社なんですよ。
最新のデバイスを使いこなしてスピード感にあふれた職場っていうそんな感じです。 そんな中この70歳のシニアインターンベンだけは毎日
ビシッとスーツを決めて古いアタッシュケースを持って現れるんです。 そして映画の印象的なシーンの鍵となっているのがハンカチですね。
これ毎インターン見た人みんなわかるんではないでしょうかこのハンカチ。 ベンは常にハンカチを常備しているんですよ。
しかもアイロンにかけられた綺麗なハンカチです。 若い同僚からハンカチって持つ意味あるって尋ねられるんですけどもベンはこう答えるんです。
なぜハンカチを持っているかというと女性が泣いている時差し出すために持っておくものだと。 いやー真摯ですね。これを聞いてハンカチを持ち歩くようになった男子は多いのではないでしょうか。
私もその一人です。 ベンは最初周りから浮いているんですね。周りが若い人ばっかりの中70歳の方がいらっしゃるわけですから。
それは浮くわけですよ。浮いていくんですけども次第にそのクラシックなスタイルっていうのが周りの若者たちに安心感を与えて信頼を勝ち取っていくっていうそんな流れがあるんですね。
アンハサウェイが演じるジュールズ社長ですね。社長がちょっといろんなことがあってパニックに陥った時に彼女を救ったのが最新のアプリとかではなくベンの変わらないスタイルとハンカチだったんですよ。
女性が泣いている時にハンカチを差し出すものだというふうに言ってたわけですからアンハサウェイが泣いている時にベンがハンカチをスッと渡すんです。
ああこのシーンだったかという感じでしたね。この映画私何が好きなのかなというふうに思い返すとベンのこのクラシックに対する経緯だと思うんですよね。
実は私自身もオールドスタイルというかクラシックなスタイルっていうのを大事にしている部分があります。
最近はビジネスカジュアルが前世紀の時代なのかなというふうに思うんですけども、そんな中でも私は昔ながらのスタイルっていうのを貫いていきたいんですよね。
例えば営業に行くときは必ずスーツとネクタイを身につけます。最近だとジャケットの下にTシャツでもokみたいなそんな風潮があるんですけども、私はそんなことはせずスーツとネクタイがマストです。
他にはビジネスルック、今は当たり前に使われていますし私も使っているんですけどもお客様先では絶対に手で持ちます。
その方がスーツ姿がパリッとしててかっこいいと思うからなんですよね。あのプルデンシャルの営業の人いるじゃないですか。生命保険の外資系のプルデンシャルの営業の人たち。