そうですね。
うちに書斎収録に戻ってきたんで、すみちゃんね7ヶ月ですね。
猫ですね。
猫のすみちゃん7ヶ月。
ブリティッシュショートヘアですけどもね。
はい。
今ちょっと高いところから見物しているという状況でございますがね。
はい。
そんなところですよ。
はい。
ね。
ということで、我々がね、まあそんなにあーでもないこうでもないって色々やってるという中に地球は回ってますよと。
うん。
というところで坂道ニュースヘッドライン。
はい。
今回もやっていこう。
お願いします。
と思うんですけれども。
はい。
秋のビッグレース。
はい。
もう終盤ですね。
うん。
終盤ですけれども。
今年のえーっと三連休がこの間の10月の?三連休?
そうですね。
でしたよね。
はい確か。
10月の三連休にビッグレース行われました。
うん。
というところでまず日本のクラシックレースですね。
はい。
ロングレースですけどもハセツネ。
はい。
ですね。
ハセツネがありましたよ。
こちらもですね。
今年はちょっとコースが若干。
そうですね。
ちょっとだけ変わって。
はい。
なんか距離が伸びたとか。
そうです。
何だとかっていう話がありましたけどね。
はい。
ハセツネですけども第33回。
うん。
33回すごい。
33年間続いてるっていうね。
はい。
日本を代表するクラシックレース。
ですけども今年もありました。
なんか聞くところによるとちょっと気温はそうでもなかったんだけど質度が高くて。
うん。
なんか結構暑かったとかね。
なんかそういうようなことをおっしゃってる方もいましたけど結果どうだったのかっていうね。
はい。
どこですけども。
はい。
まず男子総合で優勝が。
はい。
吉野大和選手ですね。
はい。
所属がサロモンであります。
フィニッシュタイム7時間49分01秒。
早い。
早いでございます。
吉野選手はまあもうでもこういうレースではもうかなり日本のトップ。
そうですね。
ですね。
どこに行ってもっていうところですよね。
はい。
おめでとうございます。
で2位菊島恵選手ですね。
はい。
この選手菊島選手フィニッシュタイム8時間13分51秒でいらっしゃいます。
で男子第3位三浦祐一さんですね。
はい。
所属ホッカー。
はい。
ご自分のチーム練習家もやってますけどもランボーズのガチチームのコーチでもいらっしゃいます。
うん。
僕もこの木曜日に練習参加しました。
で8時間24分53秒。
はい。
っていうところでございますかね。
はい。
3位ぐらいまでにしておきましょうか。
そうですね。
もうね本当に破説には参加選手めちゃくちゃ多いので。
多分トップ20ぐらい有名選手がズラーってなってて。
そうそうそうめちゃ多いんですけども。
はい。
えっと男子はねちょっと一応のなんか気になる人いたら船山さんに言ってもらってください。
はい。
えっとランボーズからですね。
男子66位バンノコウヘイさんですね。
バンノコウヘイさんフィニッシュタイムが11時間ですね。
これちょっと待ってね。
これズレ。
21分28秒。
11時間21分28秒。
男子総合66位。
これはマイラーチーム今年入った若者ですけどね。
そうなんですね。
まだ20代なんですめちゃくちゃ足早いんですよ。
うん。
バンノさんハセツネ初出場かな。
ですよね。
だと思いますけどもおめでとうございます。
さすがエース。
おめでとうございます。
若きエース。
ちなみにバンノさんは映画めちゃくちゃ見てるっていう。
あーそうなんですね。
めちゃくちゃ見てるっていうね。
頼もしいっていうね。
はい。
67位船山さんはご存知の橋本洋平さんですね。
橋本洋平さんガチチームですね。
はい。
ウルフ道場平野治療院。
平野治療院が所属になってるっていう。
よく行ってるっていうね。
よく平野先生に施術を受けてるっていう。
僕と友達っていうね。
はい。
ですけども。
はい。
フィニッシュタイムは11時間23分23秒。
はい。
ここねマイラーチームガチチームのランボーツが続くんですね。
そうですよね。
68位小柏洋平さんですね。
はい。
最近ショート動画でね話題をされてますけど。
そうなんですか。
ショート動画のプロデューサーなんですよね。
えー。
ちょっと調べてみてください。
はい。
小柏洋平さんマイラーチーム。
最強の男っていう風に僕言ってますけども。
はい。
かつてはマウントフジUTMFか。
はい。
サブ24まで。
あともう小指1本。
小指1本。
小指1本までだったっていうね。
猛差ですけども。
小柏さんが11時間23分26秒でいらっしゃいます。
はい。
で皆さんおめでとうございますっていうねところですよ。
なんか知ってる人います?
そうですねーとあれどこ行ったら。
34位後藤範彦選手。
後藤範彦選手。
はい。
10時間20分16秒。
早っ。
ご存知ですか?
はい。
後藤さん。
後藤さん。
SNS界では稲妻練っていう練習のやり方で結構有名な方で。
稲妻練。
はい。
稲妻練ってどういう練習会なの?
いやいや練習方法。
練習方法?
はい。
トレッドミルシャドー15パーを基本は時速6.7で1時間。
そうするとちょうど1000mになる。
えぐいですねー。
ただ。
はい。
稲妻練って言うんだそれ。
この方とかはもっと多分早いあれでやってるんですけど。
なるほど。
すごいですね。
シャドー15パー。
はい。
もう筋力強化よ。
すごい僕さすがに15パーで走ったことあんまないかも。
でやろうと思えばそれある程度の時間はできるんでしょうけども。
やらないですね。
すごいね。
うーん。
えー。
稲妻練。
はい。
提唱されてね。
すみちゃんがちょっとねあのなんか興奮してね収録してるからちょっと飛び込み参加してきますけどね。
はい。
なるほど。
あとはえー。
なんかひぐちょげさんとかも出てましたよね。
そう出てましたね。
ひぐちょげさんもね結構いいタイムでしたよ。
10。
多分ねちょっとそのね下あたりに出てくると思いますね。
ひぐちさんですね。
はい。
ひぐちさんが。
97位の。
男子総合97位ひぐちこうせいさん。
はい。
ことひぐちょげさんですね。
ひぐちょげさんのフィニッシュタイムが12時間。
4分57。
はい。
4分57でございますね。
はい。
おめでとうございます。
おめでとうございます。
どこですけども吉住ゆり選手。
フィニッシュタイムが9時間13分02秒。
はい。
おめでとうございます。
おめでとうございます。
で第2位はいこの方も強豪ですね板橋玲香選手ですね女子総合2位。
フィニッシュタイムが10時間1分52秒。
おっと結構差がついた。
すが吉住さん強い。
で3位が岩崎奈美選手ですね。
はい。
ちょっとご存知上げなくて失礼いたしますが10時間14分30秒ですよ。
はい。
すみちゃんちょっとダメだよっていうところで船山さんちょっとドアを一回閉めましょうかね。
すみちゃんがマイクに突っ込んでくる懸念が高まってますんでね。
あれでズームイン朝の後ろの人がカメラの前に来ちゃったりとかそういうようなことを想像しますけど。
そう。
船山さんありがとうございますね。
というところではい。
あとまあいろいろね女子ねあれなんですよ。
あと5位総合5位すけがわすみれこさんね。
サインの国100マイル女子の覇者。
今年のね覇者でいらっしゃいますけども。
すけがわすみれこさんが11時間14分10秒かですね。
はい。
でいらっしゃいます。
あとはなんか知ってる方いたら全然言ってくださいね。
僕のランボーズチームメイトですがもとめぐみさんめぐさんですね。
総合17位女子の。
はい。
めぐさんすごいな。
13時間42分22秒。
ですよ。
早い。
てか僕は別に13時間13分だったからほとんどめぐさんと同じっていうすごいすごいぞっていう。
もう私もう全然だめとかなんかもう疲れたとかなんか思想で偶然お会いしたときに。
もう今日疲れたからなんかもう日の出山まで行ってピストで帰るとかって言ってましたけどあれですよこのテストのねテスト勉強。
そういうこと言う人に限って。
そうなんです。
早かったり。
そう。やらないやらない詐欺ですね。
おめでとうございます素晴らしいリザルト。
その一つしたの熊谷みやびさんはあの以前劇坂に何回か来ていただいた方ですね。
そうでいらっしゃいますか。
ロータス治療院。
はい。
熊谷みやびさんが。
13時間53分52秒。
早い。
早いですよ13時間台すごい。
いやすごいですね。
おめでとうございます。
おめでとうございます。
というね感じはせつね盛り上がっておりますね。
という感じですよ。
次行ってみましょう。
レイクビア100。
レイクビア。
一躍エントリー困難な人気レースプレミアムレースになりました。
新越語学かレイクビアかみたいなね話になってきましたけども。
大変人気の関西を代表する難関レース。
コースがえぐいっていうね。
めちゃくちゃきついっていう話ですけども。
リザルト。
総合ですね総合を見ております。
強いですね総合1位。
中谷亮太選手。
来ましたよ。
これ何回目の優勝ですか中谷選手は。
もう複数回。
2回はしてますね。
2回以上してますよね。
まあねもう屈強な肉体でね。
こういう三角形のレースはもう難しいレースが得意っていうね。
飛び込みが綺麗なんですよ毎年。
ゴールしてビワコに飛び込むんですけど。
100マイル走ってあんな綺麗な飛び込みできるのか。
全然元気っていうね。
元体育の先生ですね。
そうなんだ。
なるほどですね。
ある程度幅広くスポーツができるんでしょうね。
マルチスポーツ。
強いフィジカルをお持ちの中谷選手。
タンバ100の主催RDでもいらっしゃいます。
フィニッシュタイムが25時間12分38秒ですね。
という感じですかね。
2位がこれは中国の選手なのかな。
李在蘭さんかな。
李在蘭さんっていうのかな。
チャイナって書いてあるからね。
チャイナの選手でいらっしゃいます。
2位26時間2分19秒ですね。
第3位いきましょうか。
山本龍馬選手ですね。
強豪でいらっしゃいます。
26時間55分16秒でいらっしゃいます。
気になるとかって言ってくださいね。
あと5位、総合5位が
6位ですね、ごめんなさい。
6位が伊原智一さんですね。
伊原智一選手が28時間5分8秒でいらっしゃいます。
結構いろいろ強豪がいる。
南恵介選手ですね。
総合11位ですね。
30時間7分27秒。
これ南選手はチャレンジの途中でみたいな。
聞いた。
ちょっとあんまり詳しくわかってないんですけど。
なんかスタートまでに何十キロ走ってきて、
そっからスタートしてみたいなお話らしいですね。
だからちょっと走ってきてって別に
ちょっとジョグしてとかじゃなくて。
何十キロとかそういうレベルで。
普通にロングトレイルをやった後に
そのまんまレース参加っていうちょっと荒行ですね。
さすが100マイルだとちょっと短いのかもしれないですね。
ようやくエンジンかかるぐらい走ってきて。
という南恵介さんにいらっしゃいますけども。
あとは
14位川畑和弘選手。
そうですね。
通称ベルさんと呼ばれてる。
ベルさんですね。
30時間37分18秒。
その上に竹村直太さんがいらっしゃって
3分差30時間34分31秒で竹村直太さんが総合13位ですかね。
というような感じかな。
川畑さんは確かこの1週間後か2週間後かに
バックヤードウルトラ海外で走って。
日本代表として。
日本人1位。
多分全体で5位とか5番目とかの恐ろしい結果を。
アメリカでやったやつすごいね。
南選手といいベルさんといい。
すごいですね。
普通の人は真似しちゃいけないことですね。
確かにそれはそうですね。
できちゃうっていうね。
とこでいらっしゃいますけども。
あと、
本社最強のトレイルランナーも確か出場していた。
51位ですかね。
総合51位、相沢裕樹選手ですね。
弊社最強のトレイルランナーですけども。
水曜タカオレン。
36時間43分52秒。
素晴らしい。
こういう難関三角レース強いですね。
新越合格はちょっとオーバーペースだったっていうようなことを本人も書いていた気がしましたけどね。
しっかりこの難関レースで結果を出すっていうところですよ。
ですけども、
あとはいろいろ僕のチームメイトというか知人でいうと、
上司の長瀬沙織さんですね。
千元山トレイルクラブですね。
ランは第一。
長瀬さんが45時間45分9秒。
総合144位ですね。
全然みんな40時間こういうの当たり前なんだよ。
そうですね。
強者が結構経験豊富な。
40時間とか想像できないですね。
前半って鈴鹿山脈突破するのがめっちゃ時間かかるんだって。
全然進まないんだって。
1キロ進むのに何十分とかっていう話は。
そういう得意なコースレイアウトってところがランナーを非常に苦しめるっていうね。
ランボーズ前田チームのチームメイトで言うと、
中桐由美子さんが総合165位。
47時間31分02秒でございます。
そのすぐ下、ほぼ同着、一緒にゴールしたかな。
松本春子さんですね。
前田チーム47時間31分09秒で総合166位。
というところです。
そうですね、マウントフジ100大会概要発表。
船山さん、お願いいたします。
マウントフジ1002026の大会概要が発表されたということで、
2026年の4月24日、金曜日から26日、日曜日。
エントリー開始が11月1日、12時からと。
一般エントリーが5万円。
5万円、値上がりしたの?
4千円値上がりしましたね。
まあまあ、インフレですからね。
最近のあれを見るとしょうがない。
去年2300名だったのが、今年1900名なんですよ、募集が。
あれ?
減ったんです。
なんで減ったの?
その代わり、確か他のカテゴリーが増えて、あと、
昨夜12K、昨夜6Kというカテゴリーが新設されたと。
6?
はい。
6Kはアンダー20の大会らしいですね。
未成年。
そうですね。
未成年。
なるほど。
12は?
12Kは一般の。
なるほど。
一応、ヨーロッパで人気のマウンテンランニングのスタイルを取り入れたレースということで、
アップダウンというよりは、
アップ?
いや、というよりは上を走るみたいなイメージらしいです。
日本のトレーニングレースだと結構アップダウンばっかりなんで、
どんな感じなんだろうとは思うんですけど。
筆計品が変更になりまして、
変更になった。
ライトが、特にライト2個必要なんですけど、
指定はなかったんですけど、
今年から80ルーメン以上、4時間以上照射できるものということで、
筆計を通すための小さいやつとかはダメと。
Eライトはダメ?
Eライトはダメ。
昨年はレインパンツと足首まで覆うズボンっていうのがあったんですけど、
それは兼用していいっていうことだったんですけど、
確かにそれは若干謎ルールだったね。
今年はちゃんと別々で持ってくださいということになりました。
あとモバイルバッテリーが筆計品に追加と。
大事ですね。
で、コース変更。
第2エイドふもとから第3エイド小路湖間が、
前回は龍ヶ岳っていうところを越えるルートだったのが、
昨年以前のもとすこ周辺のトレイルを通るルートに変更ということで、
きつくなったし距離も長くなったと思います。
いいじゃないですか。
第4エイドが富士北陸公園だったのが富士急ハイランドに変更。
戻った。
ドロップバックが富士北陸公園だったのが第5エイドの大篠に変更。
大篠って確か110キロ過ぎとかなんですよね。
結構後ろ過ぎませんかドロップバックってちょっと。
110キロぐらいがドロップバック。
あ、なんかちょっとそれはあれ?
富士急じゃないの?
なんで富士急じゃないのっていう。
なんでなんですかね。
なるほどっすね。またなんか。
なんで。
札幌とアヌームが結構左右されそうだ。
なんかそんな後ろの方にドロップバック置かれても。
なら要らないやみたいな。
いらないことはありますね。
もうちょい。
なるほどっすね。
賞金が出るようになりました。
賞金、日本初めてじゃないですかそれは。
でもイクビアマーのインダーパクトさんの協賛で賞金出てるんで。
そうなんですね。それは失礼いたしました。そうなんだ。
富士100マイルとアスミ40Kが賞金レースになっていますと。
貝は出ないんだ。
貝は出ないんですよ。
その1000匹はどこにあるのかって。
1位が30万円。
30万円。
2位が20万円。
20万円。
3位15万、4位10万、5位が8万円と。
なるほどっすね。
ということです。
なるほど。という賞金っていうね。
中国のトレーラーのレースは非常に賞金で非常に話題になってましたけどね。
日本もそういう変化があるというようなことだよな。
新しいカテゴリーも新設されるよと。
ワールド世界基準なんでしょうね。
カテゴリー増やすっていうね。
1900人になったってことはどうなんすかね。
でも結構もしかしたら倍率高いかもね。
ちょっと上がるかも。
かもしれないですね。
なんかね、僕の周りもね。
ちょっと粘罩したんで。
大丈夫ですよね。
あれなんですよ。
来年は富士出ようかなっていう方に僕チラホラ聞いてますよ。
やっぱり原点回帰。
というかまだ南韓レースに挑んでは弾き返されっていう人が。
やっぱり富士を走ってからっていう。
一周回って富士。
やっぱりいいじゃんみたいな。
やっぱり原点回帰で。
もしかしたらね、倍率上がるかもしれないですね。
倍率上がっても他にもありますから。
外れでもね。
ちょっと穿った見方というか。
富士の協力してる市町村。
自治体ね。
ふるさと納税でエントリーがあるんで。
そこの枠をもっと人数が増えた方が協力してくれる。
市町村的にも嬉しいとかがもしかしたらあるのかななんて思ったり思わなかったり。
今までもあるんですね。
ふるさと納税枠ね。
そうですね。
結構エントリーいい値段すんじゃないですか。
だって5万円でしょ。
プロプロパン。
そうですよね。いくらかなんだろう。10万円以上だと思いますけどね。
東京マラソンみたいですね。東マラみたいじゃないですか。
それで還元されてね。
コースの整備とかもされたりとか。
それこそ静岡側の自治体もうちもっていって一周コースにまた戻ったりとか。
そうなるかもよみたいなね。
嬉しいので。
でもなんか楽しみですね。
僕もエントリー祝い予定してます。
日本を代表する最大のビッグレースですからね。
今年もいろいろどんな選手が来るのが楽しみでございます。
というようなところでございます。
じゃあ次。
プラス施設のトレールランニング救護チーム。
ファントレールズ救護チームを立ち上げ。
救護司令としてレースの救護や産学イベントの救助活動を実施されています。
携わっているレースですね。
救護チームとして携わっているのがFTRですね。
この100系と100マイルはありますけども。
オクノミヤ選手のレースですね。
あとFTRミナノ、オクシナノ100、広島ワンガントレールなどにも携わっておられます。
登山自体には19歳から取り組んでおられて、
マッタホル、モンブラン、キリマンジャロー、デナリーなどに遠征隊を編成し、
遠征隊長として登場されておりますというようなところでございます。
プロフィールで何か漏らしていることとか。
ないです。
特殊なのっていうと、消防の中でも司令室にいたんですね。
消防司令センターですね。
そこで7年入って主任というのをやっていたので、
119番を受信する場所なので、日本全国の災害対応ですよね。
119番でも運満犬という119番を受信してきているので、
日本の様々な災害を聞いたり指揮したり対応してきたということで、
そこが多分他の方とはかなり違うのかなという、
突発した経験値があって。
それがトルラン大会の救護司令として生きているのかなというのはありますね。
なるほど。
だから消防室にいて、いろんなSOSが入って、
どこにどういう事故とかそういうのがあって、
どういう編成で行ってください、指令を出す人なんですよね。
そうです。
なので後は私の救護チームは、
エイドに待機する医療従事者のエイド救護員と、
トレイルで事故が起きた時に、
そのトレイルに向かわせる応急手当ランナーという、
走れる人ですよね。
トレイルランナーで応急手当ができる人をエイドに置いておいて、
事故が起きたらまずはその人たちが現場に走っていって、
応急手当と観察を行う。
でもそれで終わっちゃうと人の命が助からないので、
そこに軌道救護隊という産学救助の資機材を使って、
人命救助を行う部隊を持っているので、
その人たちがエイドまで救助をしてくる。
そうするとエイドで救急隊に渡せばいいだけなので、
救命率が上がる。この仕組みですね。
消防の救急システムをトレラン大会にはめ込んでいる形です。
なるほど。
だからどこそこで何がこういった事態が起きて、
なるべく早く的確な処置ができる人員と資材を送り込むというプロフェッショナル。
僕では初めてお会いしました。そういうスキルをお持ちの方と。
もちろんニュースでは見てるんですけども。
いやすごいですね。
坂本さん、FTRのレースの舞台裏ではほとんど目立たないんですけども、
坂本さんたちみたいにプロフェッショナルが動いてるってことなんですね。
そうですね。
本部というところで私と無線担当しているナグラというのがいるんですけど、
それと2人で舞台の動き、マーシャルスイーパー救護員の動きを考えつつ、
事故が起きた時にどういう対応をさせるかってシミュレーションをずっと考えながら動いてるって感じですね。
すごい。初めて知ったとかって言われたら多分坂本さんにも奥の部屋さんにも言われるかもしれないですけど、
何のんきに走ってんだっていう。
どうですか船山さん。今初めて知りましたよ僕ら。
そうですね。あまり知らない方がいいというか、事故が起きて大活躍っていうことがない方がいいっていうものなのかなと。
確かに坂本さんたちがご活躍されないのが一番っていう。
一番。
一番幸いだと思うんですけど。
そうですね。レース走っていてそういう方たちがいるんだろうなとは思ってたんですけど、確かにわからなかったことですね。
そうですね。
マーシャルの方とかってそれは見ますけど、スイーパーの方とか。僕もスイーパーやったことあるし。
まず見ないですよ。プロフェッショナルな人とか捌いて。
そうですね。
坂本さん後ほどご自身ご経験みたいなこともお話しいただければなと思うんですけれども。
あれなんですよ。僕も船山さんも山でレースも走ります。レースはまだたくさん人がいるので、まだ結構単独とか。
僕はこの週末に土曜日に丹沢で15時間ぐらい結構ディープなとこ行ったんですけども、そういう山でのトレーニングを積んでます。
里山とかね、結構アルプスとか深いところとかもあると思うんですけど、なんかやっぱり走ってると、あれ?どっちだったっけ?とか。
このGPX見てるんだけど、あれ?なんかちょっと違うとこ来ちゃってるかな?とかいうようなこととか。
仲間と走っていて、ちょっと自分が遅くて、ちぎられちゃったとか、置いてかれちゃったっていうことも過去には僕もあるんですよ。
で、なんかそのときはっと思って、僕は幸いまだ遭難したことはないんですけども、しててもおかしくなかったなっていうことは思い返すとあります、正直。
最初に僕ちょっとこれ坂本さんに伺いたいんですけども、トレイルランナーっていうふうにあえて言葉を絞りたいなと思うんですけども、
トレイルランナーはなぜ遭難するのかっていう、結構これはなんかちょっと全問答みたいなんですけど、なぜ人は遭難するのかっていう、教えていただけますか?
トレイルランナーに絞って考えていくとなんですけど、まず私のいるこのフィールドの八ヶ岳っていうところなんですけどね、
いわゆる清里、阿弥陀山って八ヶ岳があってってあるんですけど、実はトレイルランナーの遭難ってほぼないんですよ。
山岳遭難の中でも少ない、実は。
なるほど。
私も7年に山岳救助やってるんですけど、実はトレイルランナーを助けたことってなくて、なぜかって言うと多分トレイルランナーは大海じゃない限りは、
やっぱスピードを出せるっていうのがあるので危なくなるとちゃんと降りてっちゃうっていうのが結構なんかあり得るみたいで、
やっぱ圧倒的にその遭難するのは大海が多いイメージなんですよね。
そうなんですか。
多分今岡本さんがおっしゃってくれたように遭難する理由としては道迷いが多分ほぼだと思います、トレイルランナーは。
やっぱりスピードを出しているので分岐とかそういうところでGPXを見なかったりとか、
目で見た情報で獣道に入ってってしまったりだとか、そういうので多分疲れによる感覚のちょっと違いだとかでね、脇道入っちゃったりとか。
なので多分理由はスピードが出ているっていうのが一番なのかなぁと思うんですよね。
登山者と大きな違いは。早く動く分その分やっぱ間違えやすい。
あとはやっぱ大海でよく起きるのは前の人についていっちゃうっていうやつですよね。
ついていっちゃう。
それが多分個人で走ってる時ってあんまりいないじゃないですか。
一人だったら特に自分しかいなかったらそういうのって起きないけど、大海だってやっぱどうしても地図見てないGPX見てない人は何見てるかさ、前の人の光だとか見て動いてると思うので、
そうするとそれでロストしちゃう。いわゆる遭難しちゃう。
大海と大海じゃない場所で考えると遭難する理由っていうのが多分ちょっと変わってくるのかなっていうのがすごいイメージはありますね。
なるほどなるほど。レースと普段のトレーニング、トレーニングっていうかそのレースじゃない時ですよね。
レースとレースじゃない時では状況が異なるってことなんですね。
多分自分のトレーニングだったら天候悪くなってくれば帰りますよね。きっと降りようと思うんだと思うんですけど、大海だとやっぱり決まってるじゃないですか。距離もゴールも。
行かなきゃいけないので行くからロストを起こしやすいっていうようなイメージがあるのかなと。
それがやっぱゴールがあるないって設定で全然違うので、通常のいわゆるトレーニングとかにおけるトレーナーではあんまり遭難が起きてない。
この前のイベントであったかもしれませんけど、そういうイベントとか大会とかの方が私のイメージでは起こしやすいのかなっていうのは感じますね。
なるほどですね。イベントもレースも、イベントっていうのは例えば練習会だとかそういったこととかも含まれるのかな。
みんなで走ろうみたいな。やっぱり途中で辞めようと思えば辞めれるんですけど、みんな先にいるしっていうところもあり、途中で辞めづらいっていう心理が働くっていうことなんですかね。
そうでしょうね、多分ね。だからそれがやっぱ大きな違いなのかなというのは感じますね。
なるほど。どうですか、船山さん、今の話聞いてみて。
そうですね、確かに一人でトレーニングだったりっていうときはなじみのコースに行ったり、ちゃんとスタッフ調べしますけど、大会とかで前に人が走ってたりすると何も考えずについて行っちゃったりとかしちゃいますよね。
なので、みんなで練習会やろうっていうときも前にいれば特に地図も確認せずついていっちゃうことは多々あるのかなと思いました。
前の人についていっちゃう、ほんとあるあるですよね。僕はそんなにないですけど、みんなで間違っちゃったみたいな。ちょっと5分、10分戻ろうみたいなことは僕も何度もありましたし。
やっぱりそこはあり得るっていうことですよね。
確かにトレーニングは僕もそうですけど、僕はだいたい高尾が多いんですけども、たまに奥多摩に行ったりとか埼玉に行ったりしますけど、だいたい初見のコースってあんまり行かないんですよね。
調べるのめんどくさいし、やっぱりリスクもあるし、どのぐらいの時間がかかるのかとか、もといえばどういうリスクがあるのかって考えること自体はコストなんで、
トレーニングにそんなにコストかけたくないというのが僕の考え方なので、同じようなコースを何回もやったりっていうことが多いので、
僕は道迷いってことはトレーニングで、確かに坂本さんもおっしゃるように、確かに道迷いはトレーニングではしにくいよなっていうことは思います。
余裕とか記録とかがかかってくると、ルートロストしやすいのかな、ロストしやすい。
そういった事故っていうのが転倒滑落っていうところだと思いますけども、骨折、念座だとか打撲っていうところだと思うんですけど、
お話を少しだけ巻き戻すと、転倒滑落っていうところは一旦まず置いておいて、晴れてる時のレースで道迷い。
これ僕は本当に遭難していない側の人間として同じランナーではあるんですけど、その人の当事者としての気持ちだとかその時の状況って分からないじゃないですか。
分からないから余計に分からないんですけども、例えばコースマップも公開されてるじゃないですか。GPXもあります。コースマーキングもあります。
前後にランナーいない可能性もありますけど、僕はいろんな話を、そんなにたくさんまだないですけど、いくつか見ていて、
なぜこの状況でロストするのかっていうのが非常に、僕だけじゃなくて分からない、不思議でならないっていう方がいっぱいあると思うんですけど、なんでなんですかね、それが。
なんでですかね、普通、登山もそうですけど、分岐があったら地図を見るとかね、GPSアプリを見るとかっていうのが癖ついてれば多分それは起きないんですけど、
これも多分大会っていうそのシチュエーションに入ってた時とか、自分は記録のためかなんかにやってる時に、やっぱり地図を見たりとかそういうGPSを見るっていうのをやっぱりやらないでしょうね、きっとね。
みんな間隔で行っちゃう部分が多いのかなと。
本来はね、その分岐が来たら1回地図見てってやってほしいんですけど、それを多分こっちだろうで行っちゃう、踏み跡見て行っちゃうみたいな、
いう感じなのかもしれないですね、これに関してはね。やっぱそれがやっぱスピードが出てるから余計かもしれないですよね。
なるほどですね。
そっか、坂本さん救護されていて道迷いで助かった方っているわけじゃないですか。
いますよいますいます。
その方たちって、坂本さんどんな、彼らはどういうことを言ってるんですか、その時。
やっぱり見てないんですよ、GPSは見てないです。やっぱ走って、多いのは夜間ですよね。暗くなってきてヘッドライトで走って、
分岐じゃないけど行っちゃダメっていうところに、ロープが引いてあったりバツ印が書いてあれば行かないと思うんですけど、
例えば木をただ置いてこっち行っちゃダメだよみたいな対策を取っているとそれを超えていっちゃう。
ライトの関係もあるし、この見てる視力の幅の関係もあると思うんですけど、やっぱ見落としもそういうのが起きるんですよね。
大会側の運営の責任ではない、責任と言っちゃう、責任になるのかもしれないですけど、やっぱり道迷いで起きそうな分岐はしっかりと行ってほしくない方には何かを作るとかね、
っていうのをしないと入っていってしまう人はいるっていうのは実際ですね、これは。
なるほど、よくトレーラーに限ったことじゃない、ハイキングコースにはこっち行かないでねって言うとかね、
倒木という木を何個も置いてあってそこがサインですよっていうのはこれ常識だと思うんですけど。
でもそれを飛び越えて行っちゃった人いましたからね、そういうレベルなんて走って、走ってると。
前を見ているのか、その時一瞬何か違うことを考えているのか、
これがやっぱり登山と違うのはエネルギーをすごい使っているだろうし、夜間ってなれば距離が出てくれば消費している部分ってすごいじゃないですか、
エネルギーも消費している、多分集中力も消費している、そうなるとそういう時期が一番間違いやすいのかなと。
やっぱり登山と比べるとエネルギーを使っているっていうのもあるかもしれないです、トレーラーは。
特に走りやすいフラットなトレーラーだとか、走りやすい下りってなるとアドレナリンも出ますもんね。
そう出ちゃうからね、感じで。
しかも夜ってなると視界が効かない状況でライトの光でスピード出していると、余計何かこう、僕の言葉で言うとハイになるっていうか、
それでもしかしたら超えちゃうってことがあるかもしれないですね。
なるほど。しかしですよ、さっき分岐に、どのレースもやっぱりコースマーキングってすごく頑張ってやってくれてるじゃないですか。
テープ巻いて、FTRだったらテレックスの白いテープ見やすいですけど視認性が良くて、あれ一生懸命巻いてるんですけど、
分岐にコースマーキングって大概あるもんだと思うんですけど、それが何で分かんないのかなっていうのが、坂本さん分かる?
分かんないですね。いわゆる我々から、コース運営側から見てしっかりとした分岐っていうところは誰もが分岐って分かるんでしょうけど、
そうじゃない、獣道に入っていくような分岐っていうのは多分見落としじゃないけど、ここまさかないでしょというところで起こすんですよね。
だから防ぎようがないっちゃ防ぎようがない。じゃあ全部そういう危ないところをマーキングつけましょうとなるとかなりの数になるだろうし、
どこまでやるのかっていうのも多分運営側にはあると思うんですけど、
そういうマーキングがない。でも別れ道があったりする。まさかここ入っていかないでしょって倒木がある。
でもそこに入っていっちゃうっていうのがやっぱり起きるので、防ぐ方法としてはやっぱりGPXを見ろって言っても止まってみるって多分しないと思うので、
多分エイドで次行くエイドまでのルートちょっと見たとしても、頭に入ってたとしてもやっぱりそういう細かい分岐は見逃しちゃう。
だから競技の属性っていうかね、起きても仕方がないというところなのかなというのはある程度ある。
またやっぱりスピード出しすぎないっていうのも一つかもしれないですけどね、やっぱり見にくいときだったりは。
でもなんか僕坂本さんの今の話聞いてて、この遭難に限らずですけど、何か人間が事故だとか仕事でもいいと思うんですけど、ミスを起こすときって何か見落としたりするときって、
これは大丈夫でしょうとか、ここでは間違わないよねとか、いうようなことが一番結構リスクが高くて。
僕もライターとして原稿たくさん書いてきたんですけど、文字、原稿書いてるときって、ここは間違わないでしょうっていうところが間違っていて、後で本当にごめんなさいっていうようなことが僕何回も今までありました。
なんか数字とか固有名詞とか、すごく基本的な自律関係とか見落とすみたいなこと。まさかここにリスクはないよねっていうところにリスクがあるっていうお話なのかなと僕今思いました。
そうですね、だと思います。どんなに主催者や我々が頑張って安全管理でやったとしても、相手が自然でありやってるのが人間であれば事故は起きる。ゼロにはできないって私はずっと思ってますので。
ただその代わり起きたときに対応する能力をこっちが上げておかないといけないっていうのが私の考え方かなと思いますけども。
どうですか船山さん、すごい坂本さんちょっと核心に迫るようなことをおっしゃってましたけど。
そうですね、岡本さんがさっきおっしゃられていた、ここでは間違えないだろう、自分の中で常識だろうって思ってたことが他の人にとってそうではなくて起きちゃうこととかがあるのかなと思ってまして。
ここ入っちゃダメっていう場所は木で塞いであるでしょっておっしゃっていたと思うんですけど、やっぱりそれとかも知らない人っているんですよ。
初心者のトレイランナーとか一緒に連れて行くと、その都度これ木ばってんに置いてあるでしょって、ここは入っちゃいけない登山道じゃないよっていう印なんだよとか教えながら行くんですけど、やっぱり知らない人って結構多かったりして。
なので結構我々の常識が通用しないところで、これとか分かってないんだっていうことがあったりするのかなってはちょっと思いました。
ありますよね、やっぱりそういうこともそうだし、まさにそういうサインが分からないっていうのもあるでしょうし。
これは僕の知人でいたんですけども、そこそこトレイルランニングやっているんだけども、結構最近まであんまりヘッデン持っていきませんとかっていう人がいたりとか。
装備に関しても結構かなりまちまちというか群がるっていうところがあるんですけど、坂本さんどうですか、実際救護の現場に携わる側から見て、木下のランナーって言っても非常に幅がありますけども、守護が大きいですけども、何か装備だとか準備っていうところで何か思うところって何かあります?
相難事例を見てみると面白くて、まずそのヘッドライトっていうのはこれは絶対持ってほしいんですよ、昼間の大会だろうと。何でかというと、夜になってライトがなかったら行動できないというのは当たり前なんですけど、日中でもヘリコプターに対してここにいますよとお知らせするときにヘッドライトの光照射するのが一番いいんです。
ヘリから見ててもわかるんですよ、ヘッドライトで照射されると。 日中でもわかります。だからやっぱり助けてほしいんだったらそういうのは持っておいたほうがいい。鏡とかじゃなくてヘッドライトですね。
実際に遭難した人たちっていうのは面白くて、iPhoneとかだと暗証番号じゃなくてパスワードかパスワードを何回か間違えると携帯が何時間使えなくなっちゃうっていうのがあるんですよね。
たまたまその大会だったんですけど、やっぱり走っている最中にパスワードを何回か勝手に入力しちゃったみたいで携帯電話で擦れてしたら携帯が使えなくなっちゃって8時間。その人はそれでロストしちゃってロストして気がついたときにじゃあ落ち着いてGPSを見ようってまで考えたんだけどその時に携帯が立ち上がらなくて
どうしようかってなった時にこの人はでも知識があったのでそこでサバイバルシートをかぶってラインを着て携帯が使えるようになるまで保温して待ってたんですね。
っていうことは保温できる道具は持たなきゃダメで、だから筆形とかによく出てくるサバイバルシートやレインウェアは天気が良くても持つっていうのが基本かなと思います。
なるほど。僕は今、そんなこと自慢するなって話ですけど僕は持ってるぞって思いながら坂本さんのお話聞いてたんですよ。
そんな当たり前なんですけども、僕結構びっくりされたことがあって、昼間2,3時間でも林道を走る時も減って持っていくんですよ。
なんでかって、ヘリコプターのライトの話は初めて聞いたので、坂本さんの話でそんなのあるんだと思ったんですけども、本当に足が折れちゃってとか、
急病で全く動けないとかなった時に、夜ライトがないと本当に怖いのでそれで持ってるっていうことなんですけど、
でもそのことを人に話したら、そんなことまでやってんのっていうふうに驚かれたことがあって取れるなんない。
でも結構認識としてやっぱり昼間持っていかないでしょっていうのはあるのかもしれないなと思うんですけど、
藤山さんどうですか?
そうですね。ライトはざっくり常に、ざっくりとりあえず入れる装備の袋に入ってるんで、絶対入ってますね、僕は。
でも確かにタカオでいう林道だけを走りに行く時とか、もしかしたら絡みで行く時とかもありますけど、
10分も待ってれば誰かしら通るようなところなんで、場所にもよるのかなとはちょっと思いましたけど。
基本的には持ってますね。
坂本さんでもやっぱり今の話聞くと絶対持っておこうみたいな話だと僕は思いましたけど。
私は絶対持ってますね。家の周りランニングするくらいは持たないですけどね。
山に入るってなったら絶対持ってます、ヘッドライトは。
あとはね、エマージェンシーシートってところですよね。
エマージェンシーシートなんて全然別にそのかさわるもんじゃなくてなんか、
はがき?はがきのなんかパックみたいな?
なんか名刺ぐらい?
名刺ぐらいです。100均でも売ってますしね。
ただちょっと100均のやつだとちっちゃいんですよ。体回せないぐらいの大きさなんですよね。
ちゃんと保温したいなという人はやっぱりその今寝袋型とかも出てるので、少し高いんですけど1000円ぐらいするんですけど、
そういうのを持っとくと一晩ぐらいは全然それで持っちゃったりもするんですよね。
だからやっぱり一晩体温を維持できるっていうのが条件で、
これが夏だったらいいですけど先ほど最初に岡本さんがこれから冬になって走る、
だんだん走りやすい季節ですからね冬ってね。
そういう時に動けなくなって一晩越さなきゃいけない。
その時に体温が維持できない限りは低体温で死んじゃうので、
やっぱりそういう道具は持つべきかなと思います。
今坂本さんから具体的な一晩って話が出ましたけども、
僕も一晩っていうことをいつも結構実は考えてまして、
二晩三晩ってなるともうそれあれちょっとあれですけども、
一晩は最低でも自分の身を守れるっていうことを僕意識してまして、
じゃあ起きてほしくないですけども坂本さんその、
あ、遭難しちゃった。
そのレースでもちょっと初見のトレランでも、
あ、これちょっと足もちょっと怪我しちゃったしとか、
分かんないからどうしようってもう日没だってなった時、
遭難しちゃったって時にトレラン何をするべきだと思いますか?
何をすべきですよね。自分が意識があるんだったら、
できることっていうのはやっぱ保温なんですよ。
保温することと出血しているなら止血することと、
あともし固定ができるんだったら、
その怪我を固定までできているといいんですね。
何でかっていうと、
保温は今話した通り体温を失っちゃえば死んじゃうのが一つ。
出血もそうです。死血をしない限り死んでしまう。
ただ単純な傷は止まるんですよ。人間は15分とか20分で。
止めれないような大出血っていう厄介なやつがあるので、
そういうのは止めない限り死んでしまう。
あとは体の中とかもそうなんですけど、
出血が続いている限り体温は落ちちゃうんです。人間は。
そうすると低体温が進行しやすくなっちゃう。
なのでやっぱり出血は早めに止めるっていうのが基本なんですね。
あとは固定っていうのは何でしてほしいかというと、
我々救助隊が行った時にすぐ搬送に入れるからなんですね。
なるほど。
じゃあ今の固定の話も聞きたい。
止血って言うと坂本さん僕ちょっと怖い。
間違ったら余計事態が悪化するんじゃないかなと思って。
でも自分がもし怪我したら血止めますよね。
ティッシュか何かで。
止めます。
それと一緒です。
だから現場であるもの、一番持って欲しい。
この後話が出るかなと思うんですけど、
持ってて欲しいものの一つに手拭いがあるんですよ。
手拭い。
日本はやっぱり昔から手拭いなんです。
割いて何でも使えるので。
そうすると慌てずに手拭いを必要なサイズに割いて、
それを畳んで傷口に当てて上から抑えていれば、
15分から20分で止血ができます。
なるほど。
それは他人がやると他人に血液感染を起こす可能性があるので、
意識があるんだったら自分でやればいいです。
そうすれば血液感染も起きませんから。
なるほど。
そうかそうか。
だから包帯を入れておくとか、
あと手拭いですよね。
割ける手とか足とかに割ける頭とか、
そういったものはやっぱり持ってて。
持ってたほうがいいですね。
何か一つ持ちなさいって言うんだったらやっぱり手拭いです。
日本の場合一番便利なのは手拭い。
なるほど。
しかも避けるタイプがいいです。
マッチが止まってないやつね。
縦にすぐ片付けるやつ。
なるほど。
それだったらザックに入れても全然かさまらないですし。
かさまるものではないですよね。
今言った通り自分で止血するんだったら
別にゴム手袋とかなくたっていいので、
自分の血液を触る分には何も問題ないですから。
ただ他人の止血をしたいんだったらやっぱり感染怖いので、
ゴム手袋とかそういうビニール手袋欲しいんですけど、
意識があるんだったら自分にやらせればいいので、
できるんだったら。
そういう発想が出ればいいだけです。
なるほど。
いやでもすごく坂本さんのお話明快ですね。
ちょっとそんなになったらどうしようなんて
僕パニックになっちゃいそうですけど、
なんかお話聞いてもできそうなイメージが湧いてくる。
できますできます。
やります人間は普通血が出たら自分で止めるはずなんで。
確かにそうですよね。
中には気を失う人もいるんですけどね。
全然いいんじゃないかなって思いますけどね。
絶対じゃないけどねっていう。
なるほど。
固定止血、軌道の確保っていう超重要な話聞けましたけど、
あと保温って話も出たんですけど、
低体温とかってよく言うじゃないですか。
レース中に低体温症になったとかって話も聞きますけどしばしば。
その低体温症の怖さ、
例えばまだ最近だとそんなに激寒ではないですけども、
山行くと夜、やっぱり気温が下がる。
10月、11月でも低体温ってどうなんですかね。
怖いもんなんでしょうか。
真夏でもなりますよ、低体温は。
条件が揃っちゃえば。
やっぱ寒い、気温が寒い日で、
大体低体温起きる日って太陽が出てないですよね。
雨降ってたり、曇ってたりですよね。
気温が低い日ですよね。
風が強い日もそうかな。
寒い日でさらに体温が奪われる現象が起きちゃうとなっちゃうんですよ。
だから今言った雨、風が強い、こういう日ですよね。
日が出てない。
そういう日に体温が落ちて補給、
例えばだけどエイトについた食べ物がない、補給ができない。
でも行かなきゃで行っちゃった。
そうすると体温を上げるためのエネルギーがないんだから、
そこでどんどんどんどん風に当たっていれば、
体温はどんどんどんどん落ちていっちゃう。
通常体温が落ちればエネルギーを使って戻そうとするんですけど、
エネルギーがなければ体温は戻せないので、
どんどんどんどん体温が落ちちゃう。
なので寒いからなるっていう単純なことじゃなくて、
トレイルランナーはエネルギーを使ってる。
さらに薄着ですよね、トレイルランナーって。
短パン、基本Tシャツ。
ノンスリーブ。
だってみんなお家で寒かったら暖房入れるし布団被るでしょ。
でもトレイルランナー寒くても半袖短パンで走ってますよね。
ということはトレイルランナーは停滞の症になりやすいんです。
なりにいってるんですよ自分たちが。
だからやっぱりよっぽど気をつけてくれないと、
簡単になりますよってことです。
夏でもなりますよ。
なりますね。
エネルギー補給プラスその体温が奪われる現象、
濡れるとか風邪に当たるとかが起きてたら
ダメになっちゃいますよってことです。
レース中であればまだ人がいて、
エイドにもスタッフの方いてっていうのはあるかもしれない。
例えば一人でとか何人かで山に行って
結構汗大量にかいて濡れる。
なんか補給もおろそかになってて
低体温ってことは僕ありそうだなと思うんですけど
体が濡れちゃうっていうことで
ブルブル震えて低体温症になっているときには
そういうときどうしたらいいんでしょうか。
まずブルブル震えてるはいい反応なんですよ。
体は震え起こして筋肉を使って体温を上げようとしているので
そこで筋肉を動かすためにはエネルギーを使うんですね。
体はすごい糖分とかエネルギーを。
なので寒い震えてきたと思ったら食べなきゃダメなんですよ。
でもそこで食べたいのにトレイルランナーは