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私の漫画編を行くと、ちょうど地球の運動についてが最近完結したので、これめちゃくちゃ良かったなっていう。
完結されたとそれとあと、あんまり売れなかったんじゃないかと思うんですけど、テロール教授の怪しい授業っていう。
第4巻で完結したんですけど、4巻のエッジの効き方がすごく良かったので、ちょうど良かったなっていうのはあるんですけど、2つ選ぶとすると、マスター・キートンかな?
改めて、Kindleで全巻発売になったので、もう一回読んだんですけど、マスター・キートン良かったですね。
今、私ものぞみさんのニュースレター見て、出たんだ電子版って思って、今5巻まで来ました。読んでて。
島耕作の話したじゃないですか。島耕作が一つの男の夢の形だとすると、マスター・キートンはまた別の男の夢の形ですね。
大学教授スラッシュ、高校学者でいろんなところを探求しながら、ドナウガー流域には絶対にみたいなのを探求しながら、別の仕事をやってるんですけど、日々食べていくためにやってるっていう形って。
ライスワークですね。ライスワークにしてはずいぶん楽しそうなライスワークみたいなのをやってますね。
ライスワークで毎回死にかけてるんですけど、当時はもちろん大変なんですけど、あの生き方がいいなって憧れちゃうのがマスター・キートンですね。
奥さんとも別れているし、娘にもダメだよって言われ続けるけど、あのやいのやいの子と言われる感じ含めて超いいなっていう。神ハンキー改めて良かったですね。
マスター・キートンはお話もちろん面白いけど、男の家が詰まってるなって思ったのが、島豪作とかもですけど、やいのやいの言われてポンコツ風なのに全然仕事できる設定って男の漫画にもあるなって今思いました。
それはね、確かにそうなんだよな。
オイシンボとかもそうですよね。ポンコツ風だけど全然仕事できるみたいな。
そうね、確かにね。最近1年2年と言われている転生物が流行ってるみたいな話があるじゃないですか。
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現世代で他の世界にあるみたいな。
あの形にするともちろん今あれなんですけど、島豪作もマスター・キートンも構造は多分あんまり違くなくて、ダメに見えるんだけど実はあなた大丈夫ですよっていうメッセージが男性大体好きっていう。
ポンコツ そうですよね。
日々無力感に打ちのめされているのでどうしてもそうなっちゃうっていう感じがしていて、なかなかなんですけど。
っていうマスター・キートンが一つと、あとは勧められて読んですげえよかったなっていうのが、映画大好きポンポさんっていう映画プロデューサーの話なんですけど。
ポンコツ 小学生の主人公の子が、いろんな人、監督だったり脚本家だったり捕まえてくる。
小学生なんですか?主人公。
ポンコツ 12歳じゃない?確か。
あ、ポンポさん?
ポンコツ そう、ポンポさん。確かそうだった気がする。
ポンコツ いいもの作るって、やっぱ熱量だよなっていうのを改めて考える漫画でしたね。すごい良かった。
ポンコツ 大量に映画見てるわけじゃないですか、ポンポさんもそうだし、他の出てくる人たちもハマってるものがグッとあって、噛み切って、こう言ってられたら噛み切ってきちゃってみたいな。
ポンコツ 半分狂気みたいな世界にいると思うんですけど、やっぱそうだよな、こういうのって必要だよなっていう。幸せかどうか脇において。
はいはいはい。
ポンコツ そういうことを思う、すごくおすすめ漫画。良かったですね。
ポンコツ たくさんあるな。図書館の大魔術師っていう本も同じ人に勧められたんですけど、これも超良かった。
へー、図書館の大魔術師。
ポンコツ 図書館の大魔術師っていう、これファンタジーなんですけど、戦争がいろいろボロボロとあった後に、書物っていうものを一つの図書館が全部管理しますっていう世界になりました。
ポンコツ その中には本を修復する人っていうのがいたり、いろんな地方図書館っていうのを司る人がいたり、魔術師って名前の通り悪魔的なものもこのものの中に出てくるんですけど、そういうものを戦っていく人がいたりっていう、いろんな図書館の中の役職があるんですよね。
ポンコツ その中に師匠さんっていう、今の図書館も師匠っていう仕事あると思うんですけど、師匠っていうものが一定の権威を持った職業なんですよ。
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ポンコツ その本がめちゃくちゃ貴重で力を持ってる社会になって、その師匠っていうのは基本的に女の人の仕事だっていう風に言われていると。
ポンコツ それになろうとする婚欠、異民族同士の子供の男の子が主人公のお話なんですけど、とてもテーマ性もあるし、民族っていうものだったりだったらジェンダーっていうテーマだったり、ものも入りながら、
ポンコツ 知るってなんだっけっていうことを結構この本から考えさせられるような、すごくいい漫画ですね。
ポンコツ 知るってなんだろうっていうテーマがある。これも3つ目か、すごくいい漫画でしたね。私は多分結構王道だものというか、ものを見ている気がしますね。そんな感じかな。
ポンコツ たくさん漫画はあるんですけど。
ポンコツ 私ものぞみさんのオススメでテロール博士を見続けてて、4巻で結構突然あった感じがあって、あれこれ打ち切りかなみたいな感じで。面白かったら残念と思いながら、確かに最後のメッセージとかすごい良かったですよね。
そうですね。売れなさそうですよね、あの漫画のテーマっていうか。
ポンコツ 漫画としてはね、でも教科書としては最高だけどね。
そうですね。4巻に出てくるような地方のビジネスコンテストめちゃくちゃたくさん見るので、あれを反省主義にしてみなさんやってほしいなっていう感じですかね。そんな感じでみきさんは次は本に行きますか。
みきさん はい、サクサク行きますね。本は2つ選びました。1つ目が岸田くんによる議局なんですけど、「辛い博士の隣住」っていう議局です。
みきさん すごく短くて、どんな話かっていうと、辛い博士っていうその道では有名な博士がいて結構年配な方で、いよいよ辛い博士が亡くなってしまうっていう。もともと体調が崩していたんだけど、いよいよ亡くなってしまうということで、みんなやばい、あの辛い博士がそろそろいなくなってしまうということで辛い博士の家に集まるんですけど、
みきさん ちょっとグッと心を決めて集まるんですけど、そっから辛い博士が全然死なないと。で、「こいつを呼んでくれ、あいつを呼んでくれ。」って言って辛い博士が対話をして、「どうだった?辛い博士。」
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みきさん 「あ、確かにあの体調悪そうでした。じゃあ次はあなたか、次はあなたか。」っていろんな人と喋るんですけど、「あれ?まだ知らねえの?」みたいな空気が周りに流れてきますと。
みきさん 「全然知らねえじゃん。」みたいな。なんか結構、あんまり関連の薄い編集者みたいなのが来て、「いやーちょっと辛い博士の隣人に合わせてこういう気候をしていただかないですかね。」みたいな説得とかを周りの人とかにして、
さりとかっていう結構関係の話とかも出てきて、「あ、で、全然知らねえじゃん知らねえじゃん。」ってなって、最後、「え、あ、こんなことを言って死んだんだ。」みたいので終わるっていうすごい短い記憶なんですけど、
なんかそれ、なんていうんですかね、その人間模様がすごく生々、リアルだしでもコッケーだし、なんかこう、でもこういう変なことって確かに現実でも起きてるよなってわかるような、なんかそれがこの短い記憶の中にキュッと詰まってて、面白いなーって思って。
それはコメディチックなもの?
いや、えっとですね。
そうでもない?
まあ、岸田邦夫の時代の記憶なので、なんか文章は真面目な感じっていうか、本当にイメージの感じ、うん、昭和イメージの感じ、はい。
なんだけど、なんだろう、だから毒股間不思議な感じして、なんだこれ、みたいな。こっちもポカーンとしてしまうような、なんかそんな、うん、こう驚き、驚きって言ったらなんか置いてきぼりにされるような感覚の悪い結局で、面白かった、印象に残ってます。
へー、短いっていうのはどれくらいなんですか?
40ページとかだと思います。
めちゃめちゃ短いな、それでそんな展開していくんですか?
うん。でももう本当にやって、もう死にますってところから始まって、いろんな人が来て、辛い反感してたら喋って、死んでっていうだけですよ。
そういうこう、なんて言うんですか、じゃあねって言ったバスが全然出ないとか。
そうそうそうそう。
あるじゃないですか、ああいうところは切り取り方うまくすると面白いですよね。
そうそう、それがすごい面白かったです。
へー。
うん。
それは確かに楽しそう。
そうなんですよ。でも短くて。
おすすめです。いつ書かれるんだろう、1951年です。
1951年、へー。
昭和初期かな、昭和26で。
そうね。
そういうのが、結構読んでよかったなーって思ったやつでした。
ほう。
サクッと読めるので、なんかこうちょっと違うもの読みたいな人におすすめです。
ちょっと普段とは違うようなもので読みたいなっていう人に。
青空文庫が出てて、Kindleでもさらで読めるのでおすすめです。
なるほどっすねー。
もう一つが、江本空さんって方が書いた、「それで君の声はどこにあるんだ?」っていう岩波書店から出てる。
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詩小説のような、詩草書のような、ジャーナルポみたいな、レポルタージュのような本があるんですけど、これがすごく面白かったです。
これは何の本かっていうと、黒人神学の本なんですよ。
黒人神学ってのは神の学?
そうです。黒人の神学の話。
黒人にとって神ってのはどういうものかとか、自分の黒人の歴史と神ってのはどういうふうになってきてるか、関連付けられているかみたいなことを研究する学問を、ジュンジャパンの江本さんがやってるんですよ。
もともと江本さんが東京かなって勉強した後に台湾に留学した後、アメリカまで留学して、ずっと日本人の立場ながら、ブラックライブズ・バッターの問題とかを黒人神学を研究するっていうこととして、ずっと取り組んでくるっていうような方で。
でも全然日本人だから、留学までしといて、担当教授から初日くらいに、でも君日本人だから黒人の問題わかんないと思うけどねとか言われたりとかしてるんですけど、
その当事者じゃないっていう立場から、でも自分はどういうことを経験したか、どういうことを思ったか、どういうコミュニケーションを取ったかっていうことを通じて、黒人の問題っていうものを浮かび上げられていて、
初めて黒人の問題みたいなものをすごい身近に感じることができたようなもんでした。
同い年なんですね、ほぼほぼ江本さん。
大平 そうかも。
1988年生まれ。
大平 野辰さん88年ですか?
私89ですけど早生まれなので、88年の方々と同じ世代ですね。
イエスは黒人なのだ、ブラックパワーは福音だって言っている黒人進学の大人、ジェームズHコーンに学ぶための、27年生まれの時にニューヨークに留学したと。
そうですか。
大平 この本のいいところは、黒人進学を学んだとか、私の受け取り方の効果としては黒人の問題を身近に感じることができたっていうのがあるんですけれども、
野辰さんのモチベーションとしては、別に黒人の問題を身近に知らしめたいとか出ていなくて、
ただ黒人進学っていうものに自分の魂が揺さぶられてピンときちゃったから、自分はもうこれをやるんだって思ってやってるっていう感じなんですね。
野辰さん自身が。もともとちょっと自分のルーツがどこにあるのかわかんないみたいなバックグラウンドが若干あったりもするんですけれども、別に今は全然関係ないです。
深い関わりがあるわけじゃないんだけど、なんか魂が揺さぶられちゃったっていうのだけで突き進んでいくっていう。
だからこそ、描ける世界っていうか、情景みたいなものがあって、それがビシビシ伝わってくるのですごく面白かったですね。
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このタイトルの、「それで君の声はどこにあるんだ?」ってのはどこから来るんですか?
黒人進学の授業の中で、Find Your Voiceって何回も指導されるんですよ。
Find Your Voice、はい。
声を探しなさいって言われるので、だからタイトルもあなたの声はどこにあるんだっていうのを最終的にできてる感じですね。
その質問はどういう意図があるんだろうな。
Find Your Voiceか、それなりに言いたいことは何か考えなさいっていうこと?
あなたは魂の中に何があるのか考えなさいっていう感じですかね。
それをボイスって表現するんですね。
へー。
おー、なんかこの正立を見るだけで。
なるほどね、すごいですね。
キリスト教進学とは開放の進学であると。
うーん。
私、この指導を受けた直後というか、この著者が29歳くらいの時に、コーン先生もご高齢だったり亡くなってしまわれたりとかしていて。
そういうことも含めて、そういうのもあって、コーン先生からの教えを残したいみたいな気持ちもあって書いた本かなとは思います。
へー。
あと多分、結構ずっと学生をやってるから貧しくて、屋根裏部屋みたいなところに妻と2人で暮らしたみたいなこととか、貧乏だったみたいなことめっちゃ書いてあるのに、
黒人進学の研究をしながら、デモとかも行きながら子供2人くらい産んでて、結構やばい。
多分、結構狂った人なんじゃないかと思ってますね。
なかなかですね。
この本自体には、そういうあんまりプライベートな部分とかはなくて、だからこそ読みやすいんですけど、結構やばい。
ちょろっとだけ、ニューヨークに着いた初日に荷物がロストバッゲージしてしまって、本当に気の右のままちょうどさまようことになったから、妻は荷物がなくなって楽ーっと行っていたみたいな感じで。
あきまるがやばい家族なのかなみたいな。
楽しそうな家族だな。
楽しそうな家族だなーって思って。
へー。進学って勉強しようと思ったことねーなー。
同志社大学進学部修士課程終了。へー。
あんまり進学部がある大学って、東京だと城地とかしかあんまりわかんないですけどね。
立教は?立教はない?
わからない。立教って岐阜県でしたっけ?
確かに、英語名になると立教ユニバースじゃなくて、セントポールなんちゃら大学みたいな。
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じゃああるかも。
そんな感じの気がする。
本当にこの人の本当の気持ちみたいなのがすごく溢れてる本で、
それが黒人進学って全然関係ないじゃんっていう風にならないところがすごいなと思ったのと、
この本が外側の構造の話ばっかりしちゃうんですけど、
結構マイナリティの話とかLGBTの話とかも含めて、人種差別の話とかも含めて、
当事者が当事者性を前面に出しながら語らないと伝わらないみたいな構造があるじゃないですか。
例えば私はLGBTQですとか、ストランスジェンダーですとか、
で、私はこういう苦しみを今受けてます、こういうことをされてますとか、
私は女性なんですけど、こういうパワーを払うけましたとかって、
本人が言わなきゃいけないみたいなシーンがたびたびあって、
なんかそれってすごい本人にとって負荷が高いなって思うわけです。
なんで本人はたぶんさえいろいろ苦しい思いをしてるのに、
わざわざ知らない人に説明をしてあげなければならないのかみたいな。
わからない人に向けて。
そんで説明されてさ、よくわからなかった人からとか、
わかったとしても善意で心ないコメントとかされたときに、
お前にそんなこと言ってねえからとか、お前がそんなこと言う権利ねえからとかって言うと、
人がせっかく善意でやってるのになんだみたいな感じに言われるから、
グッとどんなコメントも黙って引き受けるしかないみたいな力関係が、
そういう多分に平等じゃない力関係が当事者にはあると、
非当事者の関係あるなみたいなことをすごい思ってて日頃から。
そういうときにこの人別に、
えのもとさん当事者じゃないけどこんな風に書けるっていう、
当事者じゃないことを笠にきていい感じに伝えるっていうことを
すごいできてていいなって思ったんですよね。
マオンにも言われてるわけだもんね、現地にニューヨークに行ったときに。
そうそう、どうせ君はわかんないよって言われてるし。
っていうのがいいなと思った。
あと本当にマスター・キートとかにも繋がりますけど、
これが自分のやることだみたいな、決まってるってすごいなって思いましたね。
第7章かなんかのタイトルがそのまんま、
もし何かを始めたならもう後戻りすることはできないって書いてるから、
何かあるんでしょうね、そういう決意も含めてご自身の中に。
そうか、揺さぶられる何かっていうの。
またこの岩波書店から出るっていうのがまたね。
岩波新書とかそういう思想書みたいな感じじゃなくて、
かっこいいんで、当事者のエモーショナル性とか、
当事者のプライベートな事情がすごく出ているわけでもなく、
とてもニュートラルな、小説なのかエッセイなのか、
ジャーナリポーター誌なのかわからないっていう感じの、
何だこれはジャーナリポーター誌でいうとっていう感じの本です。
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この本の帯に書いてあるこの本の中に、
この本の帯に書いてあるこの愛は戦いだぞ、分かるかっていうのがいいですね。
これは言われたことですね。
そうですか。
心学中のパワーがありますな。
何て言ったっけ、賛美家が、私たちが礼拝とかで聞く、
日本の賛美家と黒人の賛美方が全然違うじゃないですか。
聞いたこととかあります?黒人系の教会とか行ったことあります?
教会にそのものに行ったことはないけど、その賛美家を聞いたことは何度かあった気がする。
最後にコーン先生の想像付けだと、これを歌ったみたいなのが書いてあって、
YouTubeで弾いてみたんですけど、
全然違う軽やかさがあって、そこにすごい重みを感じるというか、
すごい良かったですね。しっとりしてないところに逆に、
力強さを感じましたね。
本当に魂揺さぶり系の。
そう、揺さぶり系ですごい良かったなって思いました。
神に歌いますっていう感じの歌ですよね。
なんか20週ぐらい回って今、
岸田くんによってどういう人だったのを1冊目に戻って見てるんですけど、
全然私この方知らないので。
いいお家の家系で軍隊に入ったんだけど、辞めちゃうっていう人なんですね。
そうなんですね。
奇襲反死の家系で陸軍師官学校を出て、
配属されたんだけど、文学やっぱええなって辞めちゃって、
28歳で東京帝国大学の文化提供という定大に入ると。
東大ですよね。
東大そのまま辞めちゃって、中退して、
パリに行って国際連盟事務局で働くとか、
その辺は森妖怪とか夏目漱石とか木口カーンとかと同じエリート族ですよね。
東大まで出た人は海外まで行かんとあかんっていう。
そうですか、みなさんね。
明治大学文芸課長となり演劇映画家を新設する。
そうなんだ。
最後舞台稽古中に脳卒中で倒れて亡くなったと。
無宗教による国別式が執り行われたのが1954年。
24:03
さっき三石さんが言ってたのが、
51年。
最後の晩年の作品っていうことなんですね。
そうですね。
翌年に倒れてますもんね。
全く読んだことないな。
多分、岸田邦夫の芸術をベースになったドラマとかは、
もしかしたら見たことあるかもとかはあるかもしれないですけどね。
たくさん確かにね。
ないかもしれないけど。
居局も小説も、あと評論も書かれてる。
有名な演劇賞って、居局賞って岸田賞ぐらいしかないんですけど、その岸田。
それが出てきた、岸田。
日本で検索すると賞が出てきた。
賞に名前が残るっていうのはすごいですね。
しかも白水賞がやってるんだ。
そうなんです。岸田賞は白水賞がやってる。
文化の継承者ですね、こういうところは。
でも全然岸田邦夫の生い立ちなんて知れませんでした。
そうなんだ。
ね。
調べてみないとわかりませんな。
調べてみないとわかりませんな。
で、私の本か。
次はのぞみさんのターン。
本ね。
今、フィルターで相当かけたら101冊あったんですよ。
紙版記だけで?
紙版記で。
そんなに読んだんですか?
何が良かっただろう。
バラバラといくとなんだろうな。
見ながら言うと、何度か話したプロジェクトヘイレメアリーを読んだのも今年だし、この紙版記だし、その前のアルテミスっていう作品も紙版記に読んでいて、とてもとても面白かったですね。
プロジェクトヘイレメアリーはとても面白かったです。
ね。よかった。すごく面白かった本ですね。
あと何かな。
ポコポコ見ている。
ちょっとウクライナの振興があった時に読んでた新しい国境、新しい地勢学っていう本もとても面白かったですね。
27:02
いろんな国境っていうものがそもそもどうやって成り立っているかっていうのって、日本に住んでるとあんまり考えないじゃないですか。
海がそのまま国境なんで。
一部もちろんね、北方領土側みたいな人ってあるんですけども、すごく限定的なんだが。
一方で川で国境を区切っているところが、例えば水が減ってきて川の水量減ってきたらどうするんだっけとか。
すげえ高いヒマラヤ山脈みたいなところで国境を引いているところって、毎回どうやって国境線を確定させてるんだっけみたいなこと。
みたいなところから始まって、それがどう変わっていくのであろうかと。
国境が変わるってなんだ、なんじゃいっていうのに触れていくんですけど。
ヨーロッパもそうだし、中央アジアの辺もそうだし、なるほどそうやってなってるんだなっていうのを楽しく読んでいた本でしたね。楽しい本でしたね。
バラバラと、本当にバラバラとになっちゃいますから、あとここでから揚げ弁当を食べないでください。
これミキさんに教えてもらったんでしたっけ?
いや違います。
あ、違う人かこれ。
ここでから揚げ弁当を食べないでくださいっていう。
これエッセイかな?
小原万っていう方がね、出されてるエッセイ集なんですけど、めちゃくちゃ良かったですね。
小原万さんって人初めて。
過人なのかな?確か。
エッセイ集。
Amazonとかではもう全然買えないっていうのが最高なんですけど。
はいはいはい。
このタイトルのここでから揚げ弁当を食べないでくださいっていうのは、最初確かアパレルカなんかの会社にこの人就職するんですけど。
で、ちょっと仕事が辛すぎて、ビルとビルの合間の隙間みたいなところに入って、コンビニで売ってるから揚げ弁当を一気にグーッと食べるっていうのでストレスを発散させてたと。
そしたらある日、そこの同じ隙間のところに、ここでから揚げ弁当を食べないでくださいっていう張り紙が書かれてて、すっげー恥ずかしくて全力で走りましたみたいなことが書いてあるエッセイなんですけど。
同世代の女性な感じがしますね。
だと思います。
すごい良かったですね、このエッセイ集。
すごい。どこで知ったんですか?
これどこで知ったんだっけな。
前の会社で働いてた、この人とすごく本の趣味が合うなっていう人がいて、その人が確かね、勧めてくれたんじゃないかなと思うんだよな。
しかも自費出版なんだ。
そうそう。
その人に私が良かったですよって言ったのが、最近本屋さんとかでも顔見せで売られてますけど、水上バス浅草駅っていう。
30:05
はいはい、マホーピーのやつね。
とっても良かったですね、このマホさんの。
あれですよね、本当に私でいいのつぼろだし、傘もこんなにたくさんあるしの人ですよね。
そうです、それが帯に入ってる歌手です。
本当に良いですよね。
他も含めてめちゃくちゃグッとくるものが多い。
マホーピーさんのTwitter見てると短歌を解説してくれてるじゃないですか、他の人のやつとかも。
見てない。
そうなんですよ、あれめっちゃ勉強になる、こういう風に読むんだみたいな。
ただ読んでいるだけでも楽しい歌手ですね。
今あれを買ってますか、これから揚げ弁当を食べないでくださいを買ってます。
ぜひ、そんなに厚くないさと、製法もちっちゃい感じになってるので、とても良いですね。
はい、買ってみます。
ぜひ。
あとは、たくさんあるな。
たくさん、たくさん、たくさん。
みいきさんこれ絶対読んだらはぁと思うでしょうけど。
そういうのいいですね。
前に話したような気もするんですけど、他人が幸せに見えたら深夜の松屋で牛丼を食えっていう。
なんだっけ、週刊スパ?違うわ。
なんかの週刊誌の特集、裏物ジャパン編集部だ。
飲み屋でクダ巻いてるおっさんにとにかく話を聞きましたっていう。
あなたの人生のアドバイスみたいなやつを教えてくださいよって言って、ベロベロに酔っ払ったおっさんに話を聞いていくんですけど。
くだらなさがすごいんですよ。
全く役立たせなさそうな風俗言ったらこうやれみたいなやつから、本当にくだらない感じのものから、
やった後悔とやらなかった後悔ならやった後悔の方がみたいなこと言うけど、あれ全然嘘だよみたいなこと言うおっさんがいたりとか。
やった後悔は取り返しつかないからねみたいな。
元に戻れないよと。
みたいなことを言う人がいたり。
異色のアドバイス号っていう感じでよかったのと、最後に一つだけ。
トランジットの最新号50代56号が山の特集なんですよ。
トランジットってコロナ前までは。
旅のね。
旅のキューバーとかモロッコみたいなニューヨークみたいな行き先だったんですけど、
33:05
当然行けなくなっちゃう。取材も行けないので。
テーマでいろいろ区切ったやつがここ多分何回か続いていて、最新回が山なんですけど。
美しかったですね。この山の特集のトランジット。
すごい良くて、買ったやつそのまま知り合いにあげちゃって。
良すぎね。
もう一回買いましたもんね。
不協用と自分用で2冊買うやつだ。
トランジットのこの号めちゃくちゃ良かったですね。
山とかも登るんですか?
私は生まれが山の中みたいな感じなので登りたくはあまりない。
でも原風景なんだ山が。
中学校とかでみんなではいそこの山登りますみたいなのが普通に2000メートル級みたいな感じになっちゃうんですよ。
ひょえー。
みんなで繁豪を書いてとか、はいテント張ってみたいになっちゃうので。
毎年山で相談者が出ると我らが長野県民の税金が使われてヘリでウーンみたいな感じになるんですけど、
いやそうっすかみたいになるとなかなか登山はね。
でもこの特集のなんていうんですか。
この本自体の特集がいくつかあるんですけど、
アルプスもあればアンデス山脈のものがあったりとか。
良かった良かったですね。すごい良い特集。
また美さんが言ってくださったみたいな原風景ですね。
Kindleも出てるんですけどこれは本当に紙で買った方が良さそうな良い本な気がしますね。
いいですね。
バラバラっと言っちゃいましたけどそんな感じかな。
トランジット。
おさらいしたい。プロジェクトヘルメアリー。
プロジェクトヘルメアリー、アルテミス。
ここで唐揚げ弁当食べないでくださいの前に何か言いませんでしたっけ。
ここで唐揚げ弁当と。
あと松屋。
そうね。深夜の松屋で牛丼を食え。
悩み事があったら深夜の松屋に行けみたいなやつでしたっけ。
そうそうそうそう。
だから混ざった。悩み事があったら松屋に行くなみたいな。
そうね。
あと水上バスはサクサイキット。
あ、そうだそうだ。
あと萌え柄さんのエッセイをちょこちょこ読んだり。
萌え柄さんのエッセイは超よかったですよ。
なんかそのエモがすぎる感じがしちゃって。
あ、てか最近読んでないんですけど。
36:00
デビュー作とかで。
エモはすごいですよ。
男性っぽさを感じる。
でもそうでしょうね。
それちょっと難しいんですよね。
オッサンエモだと思いますよ。
そうそう。それが気持ち悪いって思っちゃうんですよね。
完全に私の感受性の問題なんですけど。
面白いですね。
それぐらいで。
あと地味によかったのは、インターネットは言葉をどう変えたかっていう。
え、なにそれ。すごい面白そうなタイトル。
あんまり評価は良くないんですけど。
大したこと書いてないのかな?
Amazonとかの評価は良くないんですけど、私は超好き。
フィルムアート社じゃん。
キーボード作ってるよね。
インターネットってものが出てきたことによって、文字の幅だったり、例えばスラングみたいなものもそうだし、幅が変わっていくわけじゃないですか。
顔文字みたいなものってインターネットがないと、そもそも存在し得ないカルチャーだと思うんですよ。
みたいなものがどうやって生まれてきたかみたいな話の中で、私がすごく面白かったのは、新しい言葉が出てくるっていう時って、
強い繋がりより弱い繋がりがたくさんあるところの方が、言葉がたくさん出てくるっていうのは確かどっか途中で出てくるんですよ。
人間関係の強い繋がり、弱い繋がりみたいな話あると思うんですよ。
友達がたくさんいるのか、薄いヒレアがたくさんいるのか、どうこうみたいな話あると思うんですけど。
その言葉っていうのは、弱い繋がりが豊かにあるような地域でどんどこ出てくるっていう話が途中で出てきて、
それは超絶面白いですね、というのを思った記憶がある。
そういう感じなんだ、不思議ですね。
インターネット上は、言語って強い繋がりがある人たち同士で、その人に伝わらない言葉の使い方みたいなのがどんどん生まれてくるのかなっていうイメージだったので、
違うんだっていうのが面白かったですね。
ギャル語みたいなのが強い繋がりで生まれてくるかっていうと、必ずしもそうではなくて、もう少し薄い繋がりが広かった方が、言葉の多様性っていう意味ではどんどん出てくるっていう。
面白かったですね。
面白そう。
読みやすいか読みにくいかで読みづらい気がするんですけど、私はすごくいい本な気がする。面白かったですね。
って感じかな。長くなっちゃいました。
いや、全然長くなってないんですよ。
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なるほど。いいですね。全然被ってない感じ。いいですね。