00:07
はい、こんにちは。今日も新たにインフェクション、新型オトナウィルス小林です。
でーす。
よろしくお願いしまーす。
お願いしまーす。
さあ、やってまいりました。今シーズンの読書感想コーナーは。
はぁー。
テンションが、テンションが。どないしました?先輩。
あのね、もうね、風邪ひいちゃったよ最近。
はいはいはい。
で、俺、昨日とか一昨日とかね。
うん。
あの、今日、16位じゃないですか。
うん。
飲まないといけないと思いながら、何度も、ほら、あの、俺が読もうとしとった本がさ、哲学の本なのよ。
そっか。
開いてはトジ。開いてはトジ。もう、頭がグワングワンしようきさ。
入ってこねーみたいな。
しかも大体俺が時間できるのち、夜中2時とかすぎやきさ、もうグワングワンしようけん。
あのね。
諦めました。
はい。
まあ、とはいえ、もうさっき収録のギリギリまでずっと読んでたじゃないですか。
でさ、さっきタバコ吸いながらさ、コバーって相談があるんやけど、俺には3つ選択肢があると。
笑
ね、コバー。正直に言うとまず読んでないと。で、その3つの選択肢とは、1、クオリティを諦める。
で、2、読書感想会という企画自体を諦める。で、3、収録日を諦める。別日にしてもらうってことやね。
コバーと、頼む選んでくれって言ったら、速攻でクオリティ諦めましょうよって言ってくれたよね。
それで俺はものすごく楽になった。
いや、いいと思いますよ。だって多分すでにおもろいっすよ、今。
笑
ね、もう樋口がクオリティ諦めてやるってことやね。
結局、さっきまでタルタルソースの収録終わってさ、で終わって、コバーごめんとちょっとだけ時間くれっつって、多分何分くらい?15分くらい。
15分くらい速攻読ませてもらいました。
超高速インプットを見てたっすね。
もうバジでバタバタやったんやけど、なので僕から言わしてもらっていいですか。
お願いします。
前やってた哲学の方も諦めまして。
あ、違うやつ言ったんすか。
違うやつっす。今日読んだ本は、たまたまここいいかにゃんパレットの本棚にたまたまあったやつ。いきますね。
僕がコントや演劇のために考えていることっていう本なんですけども。
おお、おもろそうじゃないですか。
これね、2014年に書かれたものなんですけども。著者、小林健太郎です。
小林健太郎。
ラーメンズ。
おおー。
ラーメンズの小林健太郎さんがコントとか演劇について、つくるときに考えていることについて書いた、
なんかね、エッセイつーか、ノウハウとかエッセイとか、まあライフハックとかいろいろあるんやけど、
03:05
そういうのが、すげー短いのが99本書かれてるじゃないですか。ちょっと今手元にあるんですけど、何ページくらいかな。
150ページくらいの中に99本焼き、ほんとに1,2ページなんよ。
でもね、結構やっぱね、ギュッと詰まっちゃうよね。で、なんかせっかくなんでそれを何個か。
もちろんすいません、15分くらい。
はい。
さわっとね。
ほんとに何個かなんですけども。
ラーメンズ言うたらなんか結構評判が芸術展が高いみたいな話をよく聞きますよね。
まずさ、じゃあ聞きますよ。ラーメンズって、っていうか小林健太郎の肩書きなんすか。
俺は、すいませんあんま詳しくないんで、芸人さんだと思ってるんですけど。
そうだね。芸人という場合もあるし、あと劇作家。
ほうほうほう。
劇をずっと作るわけだよね、作家とか。あとパフォーミングアーティストとか。
あと普通に作家、本を書く人とか。あと漫画家とか。あとね、マジックもやるんよこの人。
そんなやってるんすか。
そう。で、これ本人変えちゃったんやけど、そもそもね、自分は芸人なのか劇作家なのかパフォーミングアーティストなのかっていうのは、
その時にそういう肩書きがないと理解ができないから周りが言ってるだけで、もう自分自身はそこに境目とかまず感じていないと。
だから自分自身は小林健太郎という職業をやっている小林健太郎です。
いいっすね。
っていうのでまず始まる。
かっこいい。
っていう感じなんですよ。で、俺実はね、もうね、芸人になる前から、もう信者というぐらい好きなんです。
へえ。
ラーメンズ側じゃなくて小林健太郎さんが。
まあ最初はラーメンズから入ったんやけど、もうやっぱラーメンズっていうコントを作る人は誰なんやみたいな。
はいはいはい。
で、やっぱ小林健太郎さんが。で、小林健太郎ソロ作品みたいなのが結構あって、いろいろあるんですけど、ポツネンとか。
あとはKKPつって、健太郎小林プロデュースつって、小林健太郎さんがプロデュースをしてる劇とかがあったりして、それも全部見たりして。
すげえ。
で、最近ね、もうね、プロの芸人契約確か辞めたんかな。
へえ。
もう自分は、なんか辞めたんや。事務所辞めたんかな、忘れてないけど。もう引退します宣言なんかして。
で、最近ノートあるやん、ブログ書くノートにずっとその記事を有料で載せようよね。
うーん。
過去の作品を全部無料でyoutubeに公開したりとかして、だから結構もうなんかね、職業としてやっているよりは、もうなんか求道者というか、
はいはいはい。
あとはもうこっから自分の道進みますみたいな、なんか活動を始めようね。
へえ、すご。
で、まあちょっとね、ラーメンズのコントもし見たことない人は見ていただきたいんですけど、めちゃくちゃ面白いです。
06:03
うんうん。
僕は好きです。
うんうん。
で、なんかね、本当にね、お笑いなのか劇なのか、パフォーマンスが何なのかって本当に区別がつかないっていうのは見ればわかると思う。
うんうん。
その中でまずね、僕が何が好きかっていう話をまず最初にしてて、面白くて美しくて不思議であることが好きだと。
ほう。
これはね、ラーメンズとか小林健太郎さんの作品見たら一発でわかる。
へえ。
もうこの美学というか哲学あるね。何よりやっぱね、面白いは当たり前だけど、美しいし不思議なんよね。
うんうん。
結構そのトリックとかがあったりとか、あとはね手品とかをすごく使っちゃったりして、作品に。
で、その中でやっぱりね、面白いの境界線について書いたやつがあって、これちょっと面白いので紹介しますね。
はい。
面白い、美しい、不思議の3つっていうのが、最初はバラバラやったと。
うん。
なんかずっと突き詰めて考えていくうちに、例えばかっこいい、かわいい、快感、恐怖、美しい、醜い、不思議、わかりやすい、お笑いとか、いろんな感情があるんやけど、これ全てが面白いという言葉の中に内包されると。
うんうんうん。
で、小林さんが目指すところは、そんないろんな面白いというものが何層も重なったものっていうのが、自分が目指してるエンタメだっていう話をしちゃったりとか。
うんうんうん。
なるほどな、というね。
へえ。
あとはその、作り方を作るっていうタイトルで一歩。
おおー。
なんかやっぱ若い頃ってさ、もともとこれ大学のお知見とかで、コントとか漫才とかやりよったんやね、この人は。
うんうん。
で、その時ってやっぱこう、コント作ろうとか、演劇作ろうとか、手品やろうとか、そういういわゆる決められた概念の完成予想図っていうのに向かってやりよったと。
うんうんうん。
しかも最近はそういう完成予想図を持たずに、作りたいものを純粋に形にするという作り方を僕は作ったんですって言ったりとか。
へえ。不敬な言ってることが全体的に。
そうそう。なんかね、これをね、1,2ページとかで言うんよ。
うんうんうんうん。
なんかね、無駄がない。
はあ。
で、ちょっと言い足りんのよね。
うんうんうん。
それが、やっぱね、見る側が補完する。
はいはいはいはい。
見たりない部分、この人は何を言ってるのかっていうのを見る側が補完するみたいな。
うんうんうん。
それで言うと、まさにそういうことが書いてあって。
ちょっと話をしちゃって。
これね、ラーメンズのコントね、結構特徴的なのが、これYouTubeに上がってるんで見て欲しいんですけど。
うんうんうん。
もうね、舞台上にほぼ何もないんよ。
うんうんうん。
真っ白か真っ黒だいたい。色もほぼないことが多くて。
で、真っ白な空間の中に真っ白な服を着た二人が、小道具ほとんど使わずにパントマイムだけで物事を進めていくんやけど。
うんうんうん。
例えばね、コンビニのシーンがあったとするやん。
うんうんうん。
したら、普通ね、コントをやるとか演劇やるってなったら、じゃあどうします?なんかローソンっぽい服着ますか?とか。
09:05
うんうんうん。
7-11っぽいなんか色の服着ますか?とかいう発想になるんやけど、あえて小林健太郎さんそれしないんよ。
うんうんうん。
そうすると、全部同じ真っ白な服でやる。それで、コンビニであるということだけを情報として観客に与えると。
そうすると、観客から思考を借りることができるんやと。
つまり、自分がもし普段ローソンに一番勢いやったら、勝手にローソンと思ってみるし。
うんうんうん。
7-11によく勢いやったら、7-11と思ってみるし。
うん。
ということで、思考を観客から借りられるポイントは、きちい余白を作ってやって、観客に考えさせることで、普遍的なものをやるようにすごくパーソナルなものを演出できるみたいな。
なるほどな。
うんうんうん。
それで言うとね、このエッセイ自体もちょっと足りんのよね。余白がちょっとあるんよ。
そこで、なんかね、あ、わかるっつって、観客というか、この場合だと読者か、読者が足りん部分を補完することによって、自分の物語としてスッと入ってくるみたいな仕組みを多分メタ的に作っちゃうよね。
なるほどな。
これは俺が勝手に言うだけだけど。
なんかそういうイメージありますね。
ある。
俺もそんなにこう、2、3回ぐらいしか見たことないですけど、ちょっと難しいっていうか、考えさせるというか。
うんうんうん。
それはわざと余白作りだったりするんだね。
あと、これは実はね、俺もすごく作品を作るときに意識しちゃうことないけど、耐久性のある作品であるために時代を反映させないっていう話を。
うーん。
まあ要はその時事ネタとかを入れないと。で、これ結構徹底しちゃって、もうね、商品名とかそういう固有名詞はなるべく使わないようにしてるらしい。
うんうんうん。
そう。例えば、アタック、順番で潜在っていうとかね。
うんうんうん。
要はその固有名詞を使うと、その商品がなくなったときに古いものになるやん。
うんうんうん。
で、そう古いものになると、例えば10年後、20年後、もしかしたら50年後、その作品を見たときに意味がわからんわけよ。
うんうんうん。
だから、小林さんは未来の人にも受けたいと。
すげえ。
だから、基本的にそういう固有名詞使わないし、もしどうしても使わざるを得ないときは、もう10年以上使われ続けているものしか使わないみたいな。
うんうんうん。
だけどこれは、俺実際今ポッドキャストをやるようやん。
うんうん。
すげえ意識しちゃうもんね。
ああ、そうなんですね。
うん。古典ラジオとか一番いい例で。
はあはあはあ。
歴史ってさ。
確かに。
50年後も100年後も、もしかしたら3000年後も、吉田松陰は吉田松陰として語りつかれるやん。
うんうんうん。
同じなんよね。
うんうん。
で、俺実際この新型もそうと思うよ。
ほう。
だって、時事ネタを時事ネタだけで処理してないやん。
そうですね。
例えば、じゃあコロナありました。
うんうん。
で、コロナの話するときもさ、コロナはもう歴史上の出来事やん。
そうですね。
で、それから抽出されるものはすごくこう普遍的やし抽象化されたものやと思うけど、
人間が、もう当たり前のように考える人間としての普遍的な事象しか俺はなんか取り上げてないような気がしちゃって。
12:07
俺らの話をこのうち。
だってたぶん50年後も100年後も、たぶん使える言葉と思う。
うんうん。
例えばなんやろな、今日の天気の話と芸能人のゴシップだけで盛り上がっちゃったら、たぶんもうそれっち捨て去られていくよね。
結構俺らも抽象化して捉えようかする話し方してますもんね、たぶん。
そうそうそう。素材としてはもちろんジジネタを使うんやけど、やっぱこう最終的な中身っていうのは出来るだけ抽象化したものにしようやけど、だからストックになっていくやん。
はいはい、そうですね。
資産がね、とか。
すげえ。
すげえ。
あとはね、これとかも紹介しようかな。創造筋は調べないことで鍛えられる。
あー、なるほど。
これもなかなかいいなと思って。
創造筋って筋力の筋。
そう筋肉の筋、そうそうそう。やっぱ物作りをする時って創造する筋肉ってのがすげえ必要になるんやけど、これはあれなんやかなこれと思った時に、すぐググったりしてしまうと創造する筋肉が鍛えられないと。
うんうんうん。
まだわかるやん。俺ちょっとこの例に挙げちょったやつがすげえ好きやった時に取り上げるんやけど、例えば家に帰ってジャムの蓋、いちごジャムの蓋が半開きになっていたら、普通はこれ誰が閉め忘れたのかなと思うと。
でもそうじゃなくて、なんでジャムは逃げようとしたのかなと思う。
すごいな。すごいな。それもうだけ習慣的にそういう発想までいくってことですよね。
これはもう普段から筋肉として鍛える練習をすると創造する筋肉ってのが鍛えられるから、まあロマチストになるやつらはしてるんだけど、とかね。
あといろいろですよ。完璧主義であるっていうことを書いてたりとか、あとは自分は締め切りを飛ばさないと。なぜなら締め切りに間に合った後に完成品を何度も何度も完成させているから、締め切りに間に合わないということはないとかね。
はあ。
つまり締め切りとは完成品の更新をやめる時のことだとか。
確かにな。それはそうかもしんないな。
でもさ、ほら樋口小林はさ、ギリギリ完成するとこに持っていくやろ。
そうですよね。そうなんですよ。
とかとか、いろんなこと言ってますよっていう。
とてもあの短時間でインベットした量とは思えないですね。
ものすごい速度で読んだ。
すげえ集中力出てるじゃないですか。
でもだって一個一個のエピソードは1,2分やもんね。1,2ページやけど。それを15本くらい読んで面白いやつ。
ありがとうございます。
ありがとうございました。よかった乗り切ったー。
すげえ。しかも中身あったっすね。しかも。
乗り切ったー。
逆に小林の方が不安ですね。
どうですか。
はい。なんかちょっと高みの見物決め込んでた風なんですけど、実は俺も今回読書前書きしか読んでないっす。
15:04
ええ。嘘でしょ。
以上なんていうんすかね、樋口さんとの約束で最低1ページは読もうみたいな感じだったんで、定は保ったくらいで今日来てるんですよ。
ちょっと待って、俺一応ホームページ15ページくらい読んだよ。
ホームページすいません。
はい、小林が今回読みましたらですね。
『エンデの遺言 根源からお金を問う』という本でございまして、
これ河村敦典さんという方が書いてるんですけど、
お金。
そうです。ミヒャエル・エンデっていう。
ミヒャエル・エンデ、作家。モモ。
そうです。モモとか果てしない物語の人ですね。
映画でもネバーエンディングストーリーとかあったんですけど、
あれの原作の作者のファンタジー作家の方。
ミヒャエル・エンデのツイッターで名言ボットみたいなのがあるんですよ。
もうそれ大好きで、全部読むんですよ。めっちゃ好きなんですよ。
そのミヒャエル・エンデの遺言、死ぬ間際にいろいろ言ったというような本になってるんですよね。
ちょっと待って、サブタイトル何?
根源からお金を問う。
今回お金多いな。
そうなんです。お金多いですね。
いやけど、お金の話をしよう、ミヒャエル・エンデさん。
そうなんですよ。
でも俺ネバーエンディングストーリーってファルコーンしか記憶にないんだけど、お金の話とかあった?
そうなんですよ。で、俺もそういうイメージなかったんですけど、ツイッター見てるとこの人はむちゃくちゃ造形が深いっていうか、
へえ。
もう博学だし、やっぱ物事を根本から違う角度で見る能力クソ高い気がしてるんですよね、ミヒャエル・エンデさん。
俺もそんなに詳しくないですけど、
え、そもそも、
亡くなってるっすね。
何年くらいにするか全然全くわかったな、俺。
一応これでいくと、1995年に他界したっていうふうに書いてありましたね。
ほうほうほう。
で、結構確か新日課だったんじゃないかな、エンデさんが。
で、日本のNHKがミヒャエル・エンデを取り上げた番組とかを結構作ってたっぽいんですよね。
で、その取材があれこれしてて、1995年頃に亡くなって、亡くなる前ぐらいにミヒャエル・エンデが2時間ぐらいにわたる肉製のテープを残してるらしいんですよ。
結構厚く語ってるみたいな。
それは結局、お金ってさ、みたいな話を2時間ぐらいゴリゴリ語ってるらしいんですよ。
この本に書いてあったんですけど、前書に書いてあったんですけど。
で、その2時間分ぐらいの肉製テープとかを生前にやりとりがあったNHKの方々が取りまとめたりとかして、
2000年ぐらいかなにNHKの特番で作ったらしいんですよ。
エンデの優位言、根源からお金を問うっていう番組を作って、それだけじゃ足りないっていうことでこうやって本にされたっていうことらしいんですよね。
それを取りまとめたのは河村篤さんという方のようでございます。
きっかけというか、なんでここに行こうかなって思ったかっていろいろあるんですけど、
18:07
ミシャル・エンデのTwitterのボットが、名言ボットがあるんで、興味あったらぜひツイートを見てみてほしいんですけど、
俺が一番引っかかったのが、この人資本主義のことを黒魔術って呼ぶんですよ。
とか錬金術っていう言い方をしたりするんですよね。
すごく俺の中の資本主義とかお金に対するイメージにあっているというか近いんですよ。
ファンタジー作家としてやってきたんだけれども、最後に世の中に対してそれを提言したいことがあったみたいで、それを残して亡くなられたと。
これはもうすごいことを言ってらっしゃるぞということでまとめたみたいなんですよね。
この本の中に僕が読んだところの中で書いてあったのが、桃の中、よくよく読み返すと桃の中にお金への疑問、問いっていうのが既に語られてたように思いますみたいな感じらしいんですよね。
細かいところはこれから読んでいきますというところで、今俺が読んだところまではそんな感じですね。こういう経緯でミハイル・エンデとやり取りをしてますと。
エンデのお父さんがそもそも作家さんらしいんですよ。そっちは画家。しかも多分ナチスドイツの時なのかな。
要は政府とかからお前の絵ちょっとあかんわということで10年間くらい活動さしとめられてたと。
そういうあかん絵を描き寄ったってことか。
ちょっとわかんないですけど、結局その言論統制というか言論弾圧の的になってたみたいですね。エンデのお父さんが。
逆に言うとお父さんからその期間10年くらい活動を停止させられてたみたいなんですけど、その10年間くらいでエンデが6歳から16歳の間に結構いろんなこと叩き込んでもらってると。
その中でいろんなことを学び、お父さんがアーティストだからですかね、根本的にこれは自明のことでしょ、当たり前でしょっていうことを疑っていくっていう癖が結構強かった少年だったということがあったというふうに書いてあったんですね。
その中から結局シネマ際になって一番当たり前な気がしてるお金ってさ、みたいなところに疑問を持ってらっしゃった。これ何を言ってるかっていうですね、いわゆるマルクス主義ってあるじゃないですか、結局資本主義ってそのうち破綻するよねみたいな話の延長なんですけど、
この中に書いてあって、今段階でバリビビったとこがあって、この本出てるの2000年くらいですね、ちょうどバーブルがはじけた後くらいですかね、世の中ひでことにすでになってますよと、エンデが警告した通りにひでことになってますよと、通貨危機とかが来たりとかいろいろあってると。
で、一個びっくりしたのが、年間の世界中での通貨取引高っていうのが300兆ドルあると、その当時ですね、今はちょっと多分また変わってきてると思うんですけど、世界各国のGDPの総計30兆ドルらしいんですよ、つまりどういうことかっていうと、結局俺らが普段生活しててパン買ったりお米買ったりとか、
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俺がアイキンズラボで受講料を生徒さんからいただいたりとか、そういった普段の俺らがビジネスしたりとか生活してるお金の全部の合計が世界で30兆ドル、株取引とかFXとかああいうのの総計が300兆ドルと、つまり実体経済全体の10分の1しかねえと、
で、これ大丈夫なんみたいな話がまずありますよ。そんなことになってて、結局そういう巨大なマネーがあることによって、この1990年代末ぐらいに東南アジアとか、特にフィリピンって書いてあったかな、東南アジアらへんにすごい金融攻撃みたいなのがあってたっぽいんですよ。
結局そっちの通貨をぐわっと買い合わせるとすごい巨大な規模で、結局ドルに対してフィリピンとかのお金ってすごく安いんでクッソ買えちゃうじゃないですか、ぐわーっと買って値段吊り上げてみんなが割ってきたときにガンと売り捌いてリージョンすべて持っていくみたいな、そういう経済攻撃がまかり通ってた時代というような書き方がされてあったんですよね。
人ごとじゃないですよね、今ビットコインで同じこと多分起こってるんで マジで仮想通貨それめちゃくちゃやるようなもん あれエグいですよね、あんな一晩で何十パーとか上がるわけないの、その意図的な操作して、まあいいやそこの話は置いといて
っていうようなことって未だ起こってるし、実際にリーマンショックっていうのもそういうデリバティブって呼ばれるような金融派生商品がショート引き起こしたっていう言われてるやつじゃないですか
でこれについて結構ミシャエルエンデがいろいろ言ってるんでそれを紐解いていきますよというところまで見ました 面白いね いやいや結構入り口やな、紐解きたかったな今回、でも人のことは絶対に言わん
こっからはちょっとあの俺個人の話として少し喋らせてほしいんですけど、このエンデさんが言ってるその錬金術だとか黒魔術だっていう意味俺なんとなくわかるんですよね
さっきっていうかその前回でお金の話結構出てたと思うんですけど結局もし俺と樋口さんで2人で何もないのに樋口さんなんか家建ててくださいよとか言って嫌よってなるじゃないですかそんなめんどくさいみたいな
じゃあ300万やるっすってその本当はありもしない300万を口にしたらまあやるじゃないですかで俺がその300万どっかから借りてきたりとかしたらあれみたいな
元々300万を2人とも持ってないのに家できちゃうみたいな こういうふうにしてそのお金を信用として想像したりとかいろんなことがあって
24:08
本当はお金を差し引くと実態がないのにその物事が出来上がっていくじゃないですかこれも聞いた話なんですけど
資本主義経済っていうものそのものが実質経済成長が年率3から4%キープしないとそれ自体の構造を保てないと
そうなんや 要は結局信用想像だったりとか利息っていうのがあるんで基本的には増え続ける前提だからお金の価値下がり続ける前提
ということはそのそれを超える経済成長というか実質成長がないとそのシステム自体を維持できないっていうふうなことは聞いたことあるんですよね
実質そんな感じだと思うんですよあの基本的には緩やかなインフレが望ましいとされているわけじゃないですか
だからこれ前回話してたその要は不安でそのなんというか背中を押されるのって結局3,4%必ず成長しなきゃいけないじゃないと破綻するっていう壁が
やっぱその資本主義経済圏にいる限り背中から迫ってくるって話 全員がそうなんか そういうことだと思うんですよ
人類がもうそもそもそうなんか そうだと思うんですよ
で、俺はやっぱりその強制マラソンはちょっとしんどいなって思うところがあってそれが資本主義に対する俺の疑問の一個なんですね
もう一個が利息があるじゃないですか
利息って確かこれ俺の記憶ですね曖昧かもしれないけどキリスト教とかイスラム教の原点くらいのレベルだと禁止されてますよね
そうそうユダヤ教かなんか ですよねだから多分良くないと思うんですよ
確かそうなんだ おそらくこれそんなことなるって昔の人も分かってたんじゃないかなって思ってて
っていうのが一個なんですねだからこれ本当は禁止されてたはずなのにいつの間にかぬるっとokになって広がってきた経済のその暴力的に成長してるっていうような感覚があるんですよね
っていうのがもう一個ともう一個がですね利息とかさっき言ったみたいに自然に増えていくわけじゃないですか
これ自己増殖じゃないですか自己複製しかもしれないですよ
来たー怖いよ そうなんですよ 怖いよ
これはですねちょっとごめんなさい俺も曖昧な知識なんでふわっとなんですけど確かリヴァイアさんっていう本があるんですよ
すごい古いやつですね経済論だったと思うんですけど多分かなそれって結局経済というお金
経済ですよねっていうのを巨大な生き物として捉えてその分析をしていくみたいな本だったと思うんですけど
27:05
なんでそのなんかそんな本を昔俺が読んだわけじゃないですけどまあざっくり概要聞いたことがあって
なんかそっから俺結構なんていうか人間とは別の生態系っていう見方をしてるんですよ
お金その経済っていうのに対してでやっぱりその利己的な遺伝子とか読んだりとかそれこそあの古典ラジオとか聞いて
やっぱその利息って最初禁止されてたんだよねとかそういうとこを拾っていくと
でやっぱそのたどり着いたのがこのエンデのこの黒魔術とこれこのままでいいんですかみたいな
ただミシャエル・エンデはツイッターで言ってたんですけどツイッターその名言ボットに書いてあるんですけど
それでも私は経済というものがやっぱり人間を幸せにするものだとは信じてますみたいな
っていうふうに書いてあっておそらくそういった一説が出てくる本がこのエンデの有意言根源からお金を問うっていう本なんだと思うんですけど
おそらくよね はい、おそらくです 読んでないよね 読んでないです ああオッケーオッケー
今からその超対策に挑んでいこうというのが今回のお話でございました
面白いね、だからこれはもう今から全部想像だけで話すけどさ
銀行が出てきたことで世界のお金の総数が爆発的に上がったって話をトテナジオのお金歴史で聞いたよね
要は銀行値全員が一気に下ろそうとしたらもう一気に破綻するというか
みんなが持ってるものとして経済活動するっていうことができるようになったのが銀行の一番の価値っていうことは
要はその実体経済じゃない部分でレバル値が効くようになったってことだよね
そのせいでもありそのおかげで経済が爆発的に成長したと思うよね
でもさ、おそらくその行く先には幸せは多分ないっていうのは
まあ縁でもいいよし俺らもなんとなく実感あるやん
でもそこまで行き着いたのも株式会社が生まれて経済が発達してSNSが発達して
本やインターネットが爆発的に発展して人間の知能を高めることができたからそこに気づくことができたと見えるよね
皮肉というか要はわからんというか
それがなかったら多分ここまでの知的レベルになってないわけよ
そうなんですよね
教育もたぶんまだなってないだろうし
これ結構間抜けな話で、俺結構もう細かいこと考えがちなんで
多分20歳ぐらいまで俺共産主義者だったんですよね
その考え方的にですね、もうアンチ資本主義だったんですよ若い頃めっちゃ
で、まあなんかそんな感じで今んとこの世界の帰結がその自由主義経済とか民主主義資本主義っていうところが一応なんかこう主流みたいになってるんで
そこがゴールみたいに捉えられすぎててあんまりそこに疑問を持つ人っていないじゃないですか
30:03
資本主義だからさってみんな平気で言うんですけど資本主義でいいのかどうか一回考えようやみたいなところがあったんですよね
ただあの古典ラジオでお金の歴史聞いたときにやっぱりその恩恵も凄まじいなっていうのはやっぱ思いましたもんね
凄まじいんや、そう
なんかね、そうなんよね、もっと言うと例えば資本主義の前の時代値例えばカトリック教会とかがその価値観を支配しちゃった時期があって
これ宗教改革でやったんやけど、お金が今さ、言うたらお金強なよねみんな
でもその一個前の時代値神様に愛されることが幸せやし、それのためにみんな生きちゃったやつ
これが良い悪いレベルが低い高い古い新しいとかじゃなくて違う世界やったっつう
ただ違うだけであって、今たまたまお金強でやるよだけで、たぶんガラッと得点が変わるんよね
得点っていうか幸せポイントが何かっていうゲームチェンジが行われる可能性が多いんやって、そうかたぶんあって
そうっすよね
でそれが神様的な実態が今となっては実態がないとされているものを当時はそれが本当に信じられていたものにまた戻ったりとか
これも本当にね波のようなもの、政権派のようなものかもしれない
確かにめっちゃ思うんす、ぶっちゃけ思うんすもん、なんていうか宗教的世界観に一回帰結した方が良くないかな俺らって思うんすよね
なんかそれさっき言ったか前回か前々回で言ったか忘れたけど、自分の中で製造できるもんね
うんうんめっちゃ思います
神様に好かれていると自分の中で思うことができたらそれ幸せに死んでいけるんやったらそれあんまりお金いらんもんね
そうなんすよね、思い込みの力ってめっちゃ強いじゃないですか、思い込みというかどういう前提で生活してるかっていうか
どう捉えているのかよね世界が
そうですね、例えばナムアミダブツ唱えてたら幸せになりますよって言われて唱えてたら多分幸せになると思うんすよね
本気で思ったらそうなんや 本気で思ってたら、なんかお祈りってあるじゃないですか
お祈りって宗教の話を置いといても普通に大事っすよね、自分の心の中に一日一回この夢を成功させたいって
振り返る時間を持つわけじゃないですか、めっちゃ大事っすよね、死の後の言うても神様っていう宗教というか一応そういう立て付けをとって
こういうふうにあなた毎日自分にとって理想的な姿をお祈りしなさい、感謝の心を持ちなさい、何も間違ったこと言ってないですもんね
そうなんやそうなんや、それがとんでもない神様的なやつとか宗教的なやつとかになるとき
うさん臭く思うだけであって、でもうさん臭く思うのち日本に信仰宗教がある気と思うよね
33:05
なるほど 信仰宗教がいろいろやらかしてしまったから
そのとんでもない世界っていうのがうさん臭いという印象になるけど、そもそもそういう前提で生きちゃったわけやきさ
そうかと思うと全部が相対的に見えてきてしまうというか、ただ今の価値観がたまたまそれであるだけみたいなさ
世の中を移り変わるようになるみたいな、諸行無常感があるよね
樋口さんと話したことあるかな、なんかふわっと聞いた話なんですけどキリスト教の人が日本人かわいそうだと思うみたいな
話した話したそれ、でもこの中では話してないと思う
ちょっとまあさっと言っておくと、結局その我々に無心論者である以上、結局生まれてから死ぬまで周りに人たちはいれども
心の内面的な意味で生まれてから死ぬまで孤独なんですよね
絶対その100%誰かと心を分かち合えるみたいなことは全くないし、今愛してる人がずっと死ぬまで隣にいてくれるかわかんないと
ただキリスト教徒の人は神がそこにいるんですよね、自分と精神性を共にしつつ
自分を無償の愛で仮に間違いを犯しても死ぬまで愛してくれる神がいるわけじゃないですか
それがいない孤独ってお前かわいそうよねって言うと、そりゃそうっすよね
あれやね、KGIが明確
確かに
KGIが明確なんよね、ゴール設定がすげえシンプルというか
神に許されるがゴール設定だとめちゃくちゃ簡単、簡単って言ったらごめん、語弊があるね
分かりやすいってことだよね、簡単かどうかは分からんけど分かりやすいよね
分かりにくいKGI迷うんやろうなと思うね
結構キリスト教に関しても、昔はなんか信じてないって言ったらおかしいんですけど
信じてないっていうか 価値観を認めてないって感じ
だったんですけど、いろいろ分別がついてきてよくよく見てみると
マジ正しいこと言っとうなって思うんですよね
それはそれでね
例えばキリストさんがみんなの罪を背負ってくれたっていう言い方するじゃないですか
何言ってんだって俺思ってたんですけど、よく考えると確かにそうだと思うんですよ
結局あの時にみんないろんな気持ちになってキリストさんを殺してしまったわけじゃないですか
それってみんなの心の中にあった恐怖とか不安とか許せない気持ちとかだったと思うんですよ
それをその辺の人たちがみんなでうわって、みんなが持ってる罪じゃないですか
それをキリストさんにバーンとぶつけたことによって
罪をあの人が一人で背負ってくれた
それによって許された人たちがいるとか
そういうふうな捉え方すると、本当にそうやみたいな
俺それは本当にそうと思うわ、それはいろんなところで起きちゃうと思うわ
その次元の解釈って理工的な遺伝子読みまではできなかったかもしれないってちょっと思ってるっすね
36:04
あら、ミームが
なんか一回悪魔の話したじゃないですか
だから要はキリストさんはみんなの呪いとか悪魔を引き受けてくれたんだなっていう感覚になったんですよ
そうやな、なるほど
だからよく言うじゃないですか、キリストが代わりにその罪を背負ってくれたみたいな言い方
人間もともと原罪って罪があるからみたいな
そういう言い方をキリスト教の人たち確かしてたと思うんですけど
そういう意味かもしれんなと思ったらマジでそうやなと思って
なるほどね
その目線でいくと、もともとは仏教も原始仏教以外俺嫌いだったんですよね
だってゴータマ先生そんなこと言ってねえもんみたいな感じで全体的に見てたんですけど
ミームの話が入ってきてそれベースで考えるとだいたいみんな正しいこと言ってないみたいに見えてくるんですよ
そうね、いや俺なんかね、またもう本当にソースがコテナジオばかりで申し訳ないけど
やっぱね、最澄空海編で密教の話した時にさ、言いようこととんでもねえわけよ
なんかこうすべては自分の有意識論で認識で決めているから自分で決めたら全部かなみたいなことをさ
なんよやと思うわけ、そこだけ聞いたら、でもすべてロジックの積み重ねでそこに到達したみたいなことを言われた時に
なんやろな、やっとそこで確かにナムアメナムズって唱えて幸せになれるって思うことが大事なんやなっていう風に
その実際どうなるかとかじゃなくて、それをそう思うことによって世の中幸せになるっていうロジックが一個メタ視点で入ると
すげえ理解できるようになるよね、そういう感じ わかります、密教おもろいっすもんね
あれなんか脳みそのハックみたいな感じっすよね 脳みそハックやね、そうそう脳みそハックなんやねあれね
認識ハックというか ちょっとごめんなさい、話がぶっ飛んじゃうんですけど
チベット密教の秘要義タルパっていうやつあるんですよ、これなんか簡単に言うと自分の想像力だけでスタンドみたいなやつを作り出すんですよ
もし気になる方いたらネットに書いてあるんで見てみてほしいんですけど
簡単に言うと精霊をイメージを練り込んで精霊を作り上げるんですよ、ついには実体にまで影響を及ぼし始めるらしいんですよ、精霊が自分の意志を離れて勝手に動き始めて
でこれは俺が出した結論はこれは脳のパーテーションを区切ってデュアルブートにしてる感じやなって思ったんですよ
待って待って待ってどういうことそれ自体の意味わかるけどなんで
やってる作業っていうか結局その二重人格みたいになっていくんですよね
で自分がここに人間が女の子を毎日毎日イメージしてるとするじゃないですか
でこいつはこういうキャラでとかこういう性格でとかイメージしてると知らないうちに歩き出すらしいんですよ
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しかもおしゃべりかけてきたりとかするらしいんですよ、でも自分の想像なんで周りの人には見えてないらしいんですけど
でしてくるとだんだん実態になっていって最終的に徹底的にこれをちゃんときっちり管理できないと
そのこっちに心を奪われてしまいますみたいなだから非奥義みたいなこれちゃんと修行妻とできんよみたいな感じらしいんですよね
タルパって言うらしいんですけど出てくる精霊がで達人になるとこのタルパを例えばこうちょっとお前樋口さんに気持ち聞いてきてくれって言って
そのタルパを樋口さんとこにやって俺はその樋口さんと普通に喋ってるだけなんやけどそのタルパが樋口さんの横でうんうんうんって聞いてるんで
こう第三者の意見みたいな感じであっなるほどねつって俺は樋口さんとこういうつもりで喋ってたけどお前から見たらそんな感じだったんやっていうのを吸収できるんだらしいんですよ
えーデュアルブートか デュアルブートやなーって思ってるっすね
はーなるほどね
あれやんあのー馬騎がさすげーでかい鎌切りと戦ったりするのよ なんかあった気がするなー
もうそれやん頭ん中のイメージを具現化してさイメージの力つって あったあったあった
多分乖離性障害ってそんな感じですもんね あそうなの 多分ですね えーまさに乖離デュアルやん
うん えー おそらく なるほどね 待って何やったっけこの話 読書感想でした
密教の話じゃない はい密教の話ちょっと弾んじゃったっすね
すげーな じゃあまあ来週じゃない次回以降もね僕としてはこの縁での唯言をちょっと読み進めていきますね
俺はできれば頑張って哲学の方 哲学の方も 行きます はいじゃあ今回はここまでとさせていただきます
ありがとうございました