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はい、Cobe.fm 今回は別冊ということで、私のぞみが一人で録音してみようかなというふうに思っています。
今日は8月の末なんですけど、Mikiさんが今支援しているとか、一緒にやっているアートのプロジェクトが盛り上がっているということで、
忙しい夜の中、一人で何かやるかと思い立って、今日は一人語りの形になるんですが、
タイトルに書こうかなというふうに思っているんですけど、8月に読んだ本、こんな本読んだよとか、おすすめだったよというのをサッとお話してみたいなというふうに思っています。
とって出ししようかなというふうに思っているので、ちょっと音声が変だったり、BGMがなかったりしても、そのままやっていただけるとありがたいなというふうに思っています。
8月にお盆とかもあって、お休みの方も多かったと思うんですけど、私は合計何冊になるんだろう…20冊ぐらい?
しっかり読めたわけではないんですけど、いろいろ読むことができて、これ面白かったよっていうのをバラバラとご紹介していけるといいなというふうに思っています。
私自身は2013年ぐらいから、1年間の終わりにこんな本読んだよっていうまとめ記事を書くのを習慣にしていて、去年も2020年に読んだ本16冊を書いたりしていて、ひっそりひっそりまとめているんですけど、
あの本を読むのは個人的にもすごく好きだし、仕事柄、お客さんの業界に関する本を読んだりすることもあるので、6章の量という意味では、冊数という意味ではちょっと多めかなというふうに思っています。
だからなんだっていう話ではあるんですけど、好きな本、楽しい本っていうのを見つけられる感度というか、アンテナというか、打率というか、そういうことが上がってくる気もするので、今日ご紹介する本の中で聞いてくださっている何名かの方にとっていい本ができると。
いい本ができるとというか、そんなのあるんだっていうのになるといいなということを思っていますと。
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それの中で前段でなかなかと3分目ちょっと使っちゃったんですけど、早速ご紹介していこうかなというふうに思っています。
1つ目ですね、何が良かったかというと、8月の上旬の方に読んだ本の1冊が、無人の兵団っていう本ですね。
無人の兵団っていうのは、無人は人がいないっていう、兵団は軍隊とかの兵ですね。兵隊の団結なんで兵団。AIロボット、自立型兵器と未来の戦争っていう、もうちょっとおどろおどろしいタイトルではあってですね。
これ何かっていうと、もともと軍隊っていうものっていうのは、古くは人が歩いて槍を持って斧を持ってウワッと言ってたところから、槍が出て弓矢が出てみたいな、いろんな兵器の進化っていうのがあるわけですけど、
今この瞬間2021年、この本が書かれたのは2018年ぐらいなんですけど、その瞬間何が起きてたかっていうことを、アメリカの元軍人ですね。陸軍の方なんですけど、そこの出身の、今は研究者かな、民間のシンクタンクの軍事系のジャーナリストをやってらっしゃる、ジャーナリスト研究者をやってる人が書いた本。
そういう人たちが研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者になって、研究者にな
っていう言葉をすごく 丁寧な取材と
調査とインタビューをかなりリーチに乗っているんですけど、それを紹介していて、 pl1
良い本と言うと言い方は難しいんですけど
なんか家の中でルンバが便利になったねとか、そういうのとは全然次元の違うテクノロジーってものの使われ方が紹介されていて、視点が広がったとても日常から遠い刺激をもらうっていう意味で、いい本だったなと思いますね。
8月ってこともあって、私のような田舎出身の日本人にとっては、やっぱり終戦記念日というか、戦争のことを考える1ヶ月でもあったので、これからどうなっていくのかなっていうことですね。
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に対してちょっとでもアンテナを広げる意味で、すごくいい本だったなというふうに思っています。
これがこんな感じで1冊目ですかね。このテンションでやっていくと全然送れなくなっちゃうので、どんどんいきたいなというふうに思うんですけど。
もう1冊次はですね、一気に思考を変えて、読んで楽しかった漫画でいきたいんですけど、プリンタニア日本っていう漫画ですね。
これどんな漫画か、今2巻ぐらいまで出てるのかな。どんな漫画かというと、ちょっとSF味の入っている漫画で、
今年私の中ではSF熱がちょっと高まっている年でもあるので、その文脈の中で楽しく読めた漫画っていう意味でもあるんですけど。
何年とか設定をされてないんですが、ペットとかを3Dプリンターで出力するっていう文化があるんですっていう、世界観というか。
ということが最初に定義をされて、その中で3Dプリンターのある種のバグみたいな感じで芝犬を出そうとしたら新種の生物が生まれてきてしまって、
白いポヨンとしたおまんじゅうみたいなのが出てきて、3Dプリンターから生まれたとはいえ、なんだこれ新種じゃんってなって、それをプリンタニア日本っていう学名で名付けましたっていう。
それがそのタイトルになってるんですけど、かわいいんですよねプリンタニア日本。
主人公が飼ってるプリンタニア日本の名前はスワマっていう、これは関西独特なのかな?和菓子のスワマっていうのがあるんですけど、その名前が付けられてる子がいてですね、かわいいんですよ。
私個人的にぬいぐるみがすごく好きっていうのもあって、スワマぬいぐるみ欲しいなと思ったら2巻の最後にスワマのぬいぐるみ販売間近っていうのが書いてあって、すぐググったんですけどまだ出てないみたいで、出たらすぐに買っちゃいそうだなと思ってるんですけど、できるだけ大きいので作ってほしいなというふうに思ってますね。
プリンタニア日本。ちょっとずつ3Dプリンタっていう、そこから始まるは始まるんですけど、まだ2巻読み切ってもちょっとずつ隠されてる世界観というか伏線みたいなのが張ってあって、これからどんなふうにこの世界観って動いていくのかなというふうに思わされるとてもいい3巻が楽しみです。
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SFつながりでもう一冊漫画を紹介してみると、すごく続いてる漫画の一つでもありますけど、デッドデッドデーモンズ、デデデデデストラクション。
最近11巻が出て、動きの激しい漫画なんですけど、いやーこれはいいですね。とてもとてもよくて、ちょっとポッドキャストの前半に書いておかなきゃいけないなと思うんですけど、ネタバレありあり前提でちょっとお話ししちゃいますが。
8月の31日っていうのがキーの日付というか日になっているので、8月の呼ぶのにぴったりの漫画だなと思ってたんですけど、突然東京の上空に宇宙船みたいなのが行きちゃってっていう世界観の話があるんですけど、
描かれているものが、すごい日常っぽい日常なんですよね。よくあるSFの浅いっていう言い方をするとちょっとあれですけど、異星人が来てわーっとなって盛り上がって暴動が起きてみたいな感じかなと思いきや、
来た時にはすごく盛り上がるんだけど、意外と人間はそれに慣れちゃってっていう世界観がすごくリアルだなと思うんですよね。今のこの2020年の頭から始まる感染症にまつわる諸々みたいなことを見てても、
初期のダイヤモンドプリンセス号がなんちゃらみたいな風になった時の社会の空気感と、今等でいうと、人間ってだんだん慣れていくんだなーみたいなことを感じてたりもするんですけど、もっとその感染症より如実にわかる、東京の空にすごいでかい船が浮かんでますみたいな、
そういうことが起きても、まあこうなるんじゃないかなみたいなことを思わされるような作品ですね。
始まったのが2013年、4年かなかなかなので、テーマは一番最初のテーマ性としては、なんて言うんでしょう、東日本大震災みたいな、ああいうことに影響を受けながら描かれている作品がちょっと強くなりつつも、
最新感度、トーンとかを見てると、またテーマとして挙げているものがちょっと違う、朝野人形さんのその世界観をまっすぐに伝わってくるものがある、
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朝野人形さんですね。伝わってくるもののある、やっぱりこれもいい漫画だなというのが3つ目?2.5個目?3つ目か。3作目、この8月において。
どんどん行くと、またちょっとトーンを変えて、古い本なんですけど、有名な森博さん。本当に作品が多作で本当にいろんなものがあるので、皆さんどこかでいろんな、触れたことは必ずある。
全てはFになったとかで、著名の。全てがFになると。デビューというか、大きくグッと出てきたんですけど、その方が結構前に出されたのかな、10年くらい前に出している、
まといる言葉っていう、真言集。日記の冒頭に書いてきた言葉をただまとめましたっていう文庫本なんですけど、読んで、これもなんて言うんでしょう、心にグッとくるワードがたくさんあって、私こういう真言集大好きなので楽しく読みましたね。
森さんのこの世界観、工学博士っぽいっていうとちょっと言い方に語弊がある気もするんですけど、丁寧に物事を見ていくし、ロジックも丁寧に追うし、とはいえ詰めたくないしっていう、この真言の連なりがめちゃくちゃ良かったですね。
で、いくつか、ぜひ手に取っていただくと、文庫本なのでさっと読めて、真言集なので1ページに言葉が載っているのでパラパラ読めるので、負担小さくぜひ手を伸ばしていただきたいなと思いつつなんですが、文句を言うときにしか手を挙げられない人間がたくさんいるとですね。
ずーっと聞いとくようなものとか、なんだろうな。もうたくさんメモしちゃいましたね。大切なことは正しく作ることではなく、作りたいと思うことだと思う。
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こういうのくだらないって思う人もいることは理解をしていて、ただの言葉じゃん、標語じゃんみたいな人がいるんですけど、こういう短いギュッとした言葉の中に、ある種の真理と何かしらへの逆説が詰まっているものはすごい好きですね。
8月に読んで、ちょっと身を正すというか、という風になった本ですね。この8月っていうのは、自分がちっちゃくやっているオビアソシエっていう会社の期末でもあるので、3期目が終わるんですけど、
なんていうんでしょう、もうだらだらやってたらあかんな、そう思わせてくれる言葉がたくさんあって、これもすごくいい本だったなという風に思っています。
あと何かなとは、もう一個固めのものを言ってみると、ステレオタイプの科学っていう本ですね。これは、英字出版だったかな。
そうですね。去年出た本なので比較的新しいんですけど、ステレオタイプっていう言葉、いろいろあって、差別偏見みたいな言葉とか、バイアスみたいな言い方をされたりするんですけど、
ステレオタイプの脅威、いろんな心理学とか社会心理学とか、そういう文脈の中で研究されているものがいってあるんですけど、人間っていう生き物がどれぐらいステレオタイプっていうものに影響されているかってことを書いてるんです。
タイトルの通りではあるんですけど、それを意識的にではなく無意識のレベルでも、意思決定とか行動、パフォーマンスに影響するっていうことを書いてるんですよね。
アメリカの本なので、人種とか、あるいはジェンダーに関わるものを書いてるんですけど、何かっていうと、意識しているこういう偏見があるよなとか、私はそういう人を差別しませんとか、いろいろあると思うんですよね。
ダンジョーみたいな切り口ももちろんあるし、性的指向のLGBTもろもろみたいな話もよく出てくるし、よく出てくるというか、意識してる方が多いような気がするし、それを意識下でどんな態度をとっていいよと、社会のステレオタイプっていうものに我々は影響されてるんだっていうことを言っている本ですね。
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最近、社会心理学の研究っていうのは再現性がもろもろみたいな指摘はされていて、個別のものについて本当はどうだろうっていうのは当然あるはあるんですけど、自分が持っている無意識のステレオタイプってそれに影響されてるんだっていうことを、まずメタで自覚するっていうのは大事な一歩な気がしていて、
この本の情報の紹介として、元陸上選手のため末大さんとかっていうのが、パフォーマンスを思い込みにとらわれずにどうやってパフォーマンスを上げていくかみたいな話をされてたりするんですけど、まず知って、そこから自分のパフォーマンスを高めるとか人との向き合い方をどう考えるかっていうことにつなげていく上で、まず1歩目。
無意識のことを理解することはとても難しいので、まずこのステレオタイプ脅威っていうものを意識感に置いてみるっていうことですね。そういう観点ですごくいい本だなというのを感じて。
これもちょっと扱ったんじゃないかな。300ページぐらいあるんですけど、どこまで知りたいかによるとは思うんですけど、パラパッと序盤と終わりにを読むだけでも、その瞬間から何か感じることにしたいなと思っていて、ぜひ手を伸ばしていただきたい1冊ですね。
じゃあもうあと2冊ぐらいいきたいなと思っていてですね。あと2冊どれにしようかな。8月いい本多かったんですよね。めちゃくちゃ多かったんだよな。
1冊はこれですかね。そばですよっていう平松陽子さんっていう方が書かれた立ちそば、立ち食いそばのお店を紹介していくエッセイって言ったらいいのかなの本なんですけど、もう最高でしたね。
3年ぐらい前に書かれた本なので、その中に出てくる、紹介されるお店とかっていうのは残ってるところが多いんじゃないかなと思いながら読んでるんですけど、立ちそばっていう世界の奥深さというか、そこで働くあるいはそこで食事をする人の世界観みたいなのはめちゃくちゃ良かったですね。
紹介されてるお店がほとんど東京、ほぼ全部かな、東京のお店なので、神戸にいる私としてはどっかで東京行った時に店舗でも店舗でも行ってみたいなと思わされる本ですね。
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これネットでググると紹介されてるお店のリストみたいなの出てくるんですよ。出てくるんですけど、そのお店のリストを得られたとしても、この本っていうのは読む価値があるなと個人的に思っていて。
何かっていうと、お店もそうだし、お蕎麦っていうものもそうだし、働いてる人もそうだし、いろんな食文化とかについて、平松さんの視点で描かれた立ちそばっていう文化に関する文章がめちゃくちゃ良いんですよね。
ただこのお店良いお店ですよって紹介するのって別に、何でも良いと思うんですけど、写真乗っけて終わりって別に良いと思うんですよね。
なんですけど、いい部も文章が良いんですよね。本当に染み渡ってくる、冬の寒い朝の立ちそば食べるぐらい体に染みてくる文章で、社会に溶けた言葉というか、こういう文章を書けるようになりたいなって。
美味しそうだな、この蕎麦っていうのと、こういう文章を書きたいなっていうのが並行してあるような、そういう資本でしたね。
で、最後、最後、最後ね、最後どれにしようかしら。
ちょっと今迷ってるのは2つあって、ツイッターとかで有名な病んでる先生が書かれてる、どこからが病気なのっていう本を読んで、これめちゃくちゃ良かったなっていう1つと、
あともう1個、孤独のイタリアっていう、イタリア出身、イタリア人で日本に10年くらい暮らしてる方が書いてる、孤独のイタリアっていう本があって、2冊どっちもめちゃくちゃ良かったんですよね。
孤独のイタリアかな、孤独のイタリアですね、これはとってもとっても良い本だったですと。
名前の通り、孤独のイタリアっていう、イタリアっていう言葉を日本人が聞いた時に何を連想するだろうか、もちろん人によって違うとは思うんですけど、
出てくるものっていくつもあると思うんですよね、ファッションっていうことだったり、あるいは食事の中でのパスタみたいなことだったり、ピザみたいなことだったり、あるいは国民性としてイタリア人の男性は、
ことだったりすると思うんですけど、その日本人がイタリアって言葉から連想するいろんなイメージと、なかなかこの本の著者の方が描いてるイタリア像っていうのはなかなか一致しないっていう、
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ディエゴ・マルティーナさんがおっしゃられてる、なかなか一致しないっていう話がそこかしこにあるんですけど、かなりイタリアっていう一括りで考えてしまうことの愚かしさというか、そういうことを痛感させてくれることのとても良い本でしたね。
家族っていうもののあり方とか、あるいはコミュニケーションの時の距離感みたいな、そういうこと。
ただこう、アサーク、イタリアではこうです、みたいなことを書くところではなくて、このディエゴさんは日本文学の研究をイタリアの大学でもされて留学してもされて、なので日本人がなんでそんなふうに理解するんだろうとか、なんでそんなふうに見えちゃうんだろうとか、そういう視点もすごく深まっていて、違うから直してよっていう、ただそういうわけでもなく。
誤読のイタリアっていう名前だと、やる誤読っていう、なんて言うんでしょう、しょうがなく起きてしまうことだったり、ある種はたまにポジティブに捉えられるところもあると思うんですけど、そういう位置づけで、イタリアってこうですよっていう話をしてくださるのはすごく良かったなと思って、北イタリアと南イタリアの話とか。
ディエゴさんは南イタリアの方は確かご出身なんですよね。すごく良かったですね。日本でも、海外に行った時に、日本ってさあって一国理にされると、ちょっと違うんだけどなみたいな思うこともあると思うんですけど、それを我々もどうしてもやってしまうんだ。それもステレオタイプのもう一つかもしれないですね。ステレオタイプの科学もぜひ合わせて読んでいただくといいんじゃないかなという気がしてますね。
はい、みたいな感じで、8月に読んで良かった本でしたと。またなんかこんな感じで、読んだ本で良かったものとかなんかご紹介していけるといいんじゃないかなというふうに思って、少なくみきさんが落ち着いたらみきさんの一人の声も聞いてみたいですね。
じゃあそんな感じで、今日はありがとうございました。失礼します。