1. IN OUR LIFE
  2. 96:2022 BOOK RANKING(2022年..
2022-12-31 2:37:34

96:2022 BOOK RANKING(2022年読書会)

今回は@Tacbonald と2022年に読んだ本の話をしました。

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お便りをいただいた方には番組オリジナルステッカーをプレゼントさせていただきます。

00:05
IN OUR LIFEは、Yamada Keisukeによるポッドキャストです。
毎回ゲストを迎えて、カルチャーにまつわるエックスについて話しています。
レッツチューン!
今日は、田窪さんとやっていきます。2回連続です。
久しぶりだね。
そんな久しぶりちゃうから。
元気だった?何してた?大丈夫だった?
まあまあ、いろいろ年末だから。
忙しいね。
ないな、何も。
何もない。
何もないな。
仕事終わりですか?今日は。
いや、もう昨日かな。
えっ、ちょっと早いんや。
うーん、そうね。なんか、今もうフルリモートだから、ちょっと感覚バグってて、もうやろみたいな感じですね。
うーん。
直前になんか、すごいややこしいことが発生しそうになって、もうマジで。
明日から休みって思ってたのに、すごい憂鬱な気持ちだったけど、何とかリカバーして、突入できたかなって感じ。
おつかれ。
休み?
今日から。明日からか、明日からか。
明日からの終わり?
うん。
そっか。やっぱまだ世の中働いてる人多かったよな。
いやー、俺もなんか、まあ最後3日間頑張ろう、なんか早曜日重たいやつあったから、最後頑張ろうと思ってたんやけど、
うん。
なんか、日曜日に上の子がインフルエンザになってさ、
へー。
そっからまあもう、当然在宅になるし、なんか、なんていうの、子供ダウンするとな、一気にもう仕事どうでもよくなるっていうか。
あー、確かにね。
もう、ほんまやる気なくなった。今日とかもう全くやる気なかった。
インフルエンザってそれは、大人には感染してないの?まだ。
そうやねんな。多分、日曜日発症して、2日以上経ってるから、多分もう大丈夫やったんかなって感じ。
結構、熱出るよな、インフルとか。
出るし、今年なんか、バタバタしてワクチンとか全く出へんし、
あと下の子とかもおるから、ちょっとこれやばいかなと思ってたけど。
あー、集団感染の可能性が。
そうそう、終わった年末と思ってたんやけど、全然やったな。大丈夫でした。
よかったね。
いやー、あ、そう、それで言うと、一応パートナーが風邪になって、
それの、なんていうか、半ワンオーペみたいな感じになって。
はいはいはい。
やっぱ、大変っすね。
え、日中仕事はどうしたの?
仕事は休んでたかな。
あー。
午後は休んで、みたいな感じかな。
休むよな。
うーん、いやー、やっぱ、なんか普段やってもらってることめっちゃいっぱいあるなーって思ったね。
あー。
うん。
という気づき、前回の続きで言うと。
03:02
父親という自覚ね。
はい、自覚ね。
あるある。
なんもやってねーっていう感じにしました。
いや、頑張ってるつもりはあるけど、やっぱなんか、足りてないことも多いなーと思ったりしました。
あ、いい、いいじゃないですか。
はい。
なんか、俺とかはもう作曲にさ、なんかかなり手抜くことに慣れてしまったからさ。
あー。
まあでも、どっかでバランスとらへんと、いやもうこれ無理やなーって思ったもん。
なんかその、全部完璧にはできないっていうか。
あ、できひんできひん。
うん。
っていうか、そういうこと気づきもあるしね。
やっぱそういうこと分かんないと、その、要求しがちやんか。
その、なんていうか、実際に、実態を知らないから、軽く言っちゃうっていうか。
うん。
これできるとかできへんとか。
うん。
そういうのやっぱ、竹内さんも言ってたけど、聞くっていうのが大切だなって感じでしたかね、最近は。
はい。
あれ以後で言うと。
アフターエピソードね。
あれ以後ね。
また来月あるということで、楽しみやね。
そうっすね。
あの、積み残しがかなりあるんで。
積み残しがあるけん。
あの、2回目で。
まあ、いろいろ話したな。
いや、だし、竹内さんまた新刊デルラっぽい。
ああ、なんか、ジャケが公開されたりする。
そうそう。
まあ、その辺の話も。
うん。
まあ、ちょろっとできたんじゃないかなと思います。
そうやね、せっかくやし、聞きたいね。
で、今日は、毎年恒例のやつで、本、お互い10冊、お年を読んだやつを紹介していくという回になっています。
あ、なるほどです。
はい。
これはまあ、ライフワークなんで、そういう感じっすね。
そうやね、うん。
今年で何回目なの?
もう結構、何回目?もう14年ぐらいかっていうのは?
うーん、大学…
3、4年ぐらいかな。
うん、たぶんそうやね。10年ぐらいっていうのかな。
そう考えると、歴史ある。
うん。
コンテンツですけど。
まあでも、昔はね、対面でアナログでやってたけど、今はこうやってオンラインでアーカイブ残すっていう。
記録できてんの結構でかいよな、なんか聞き直してる。
めっちゃでかい、めっちゃでかい。
面白いなって思うな。
面白い。たぶん10年後振り返っても面白いんじゃないかな、これ。
うん。
そういう意味でめっちゃいい、これは。
そうっすね。
うん。
僕らもいいですし、聞いてくださってる方もね、年末年始、読書の参考にしてもらえればと。
今年はめっちゃ読んだ。
今年、60かな?61?
うーん、まあでも子供生まれてね、なかなか。
そうね、まあでも子供生まれたから、やっぱ隙間時間とか映画とかドラマ見たりとかっていう気分が全く起きず。
06:05
分かるわ。
だからやっぱり、その隙間でなんていうか、できるって読書ぐらいしかあんまないかなって感じかな。
うん、一緒や、俺も。
だからまあ、いい趣味なんじゃないかなと思うから。
家に行ってできるし。
そやね、家で一人でできることやもんね。
でし、まあ、なんていうか、アテンション的にはかなり持っていかれるときもあるが、子供が横にいてもすぐ切り替えてできたりとか、そういうのもしやすいっていう感じかな。
どうでした?逆に。どのぐらい?結構読んでるイメージありますけど。
あ、そうやね、俺も読んだかな。でも100は言ってないぐらいかな。
でも90ぐらい言ってんじゃないの?なんかそういうイメージがあるけど、すごい。
そうやね、たぶんブクログでその登録できてる数で70とかやから。
あ、そうなん、じゃあもうそんぐらいやね。
たぶんそうね、ジンとか入れると。
そのバーコードがないやつ。
そうそうそうそう、バーコードないやつ。まあ、よくないんやけど。でもまあ一応なんか、波はあったかな。なんか読めないとき、読まないときは読まないって感じやった、結構。
あ、そうなんや。
夏暴露とか読まんかったし。
じゃあ逆にいつ読んだ?
ゴールデンウィークにね、11冊とか読んでて、何してんねんって思って。
すごいな。
あと先月かな、先月、先々月ぐらいのときに、なんか読む本読む本全部ヒットして、うわやべってなったときがちょっとなんか、モードに入ってたときがあって、そこで稼いだって感じ。
そっか。
俺は1月と6月が多いね。
何でか知らんけど。
1月と6月。
ああ、なんかのタイミングなのか。
あ、1月は育休やわ。
ああ、それでかいね、それでかい。
休み、休んでも、最初にやっぱ1ヶ月、まあ大変やけど、まあまあ時間あったなって感じはするな。結構寝てるからね。
分かる分かる。なんか大変さのベクトルが違うよね。
そう、局地的に大変なだけで、一応そんなずっと大変なわけじゃないから。
そうやね。
6月は何でか分かんない。
まあそういうモードやったよね。
はい。ということで、今年は、まあそういう外境、読書環境はそんな感じで、じゃあまあやりますか。どうせ長くなるから。
まあいいか。
いやいや、2時間にまとめましょう。
絶対まとまらないやろ。まとまったことない。
そうか、そうか。
あれどうやったっけ、だから10から6までそれぞれ発表して、ザーッといって、5以降はお互いっていうスタイルですね。
09:03
いいですね、いいですね。
どっちからします?自分いけば。
いや俺ちょっと先行きたいな。最後1位を発表するの結構プレッシャーなんで。
え、何する?
先行取りたいって感じで。
ああ、フリースタイルバトル。
フリースタイルバトルでも、ここが有利とされているフリースタイルバトルでも先行取りたいタイプ。
ああ、なるほど。
ちょっとつん申しんがたい。
そうやね。
あ、じゃあどうぞ。
いいすか。
いいよ。
じゃあえーっと、10位から6位ですね。まずちょっとタイトルと著者かな。
そうですね、ザーッといってもらって、あとでザーッと振り返る感じかな。
了解です。じゃあ10位からですね。
10位がヒラリーレイルさんのキッズライクアース。
9位が半岸の少年が来る。
8位がサイモンシーンの数学者たちの楽園。
で、えーっと、7位が堀静香さんの精一杯の悪口。
で、6位が尾沼治さんの日に日が長いと感じられる日が時々でもあるといい。
おー。
という並びです。
なるほど。
いやー、今回質高いな俺の順位。
知らんけど。
選び抜いたよマジで。
いやマジ知らんわ。
直前まで迷いましたね。
なるほど。
時点がいっぱいあるって話は事前にしてましたけどね。
そうね、20冊くらいあって入れたいのが。
時点で?
そうそうそう。
あ、時点でっていうか合計20冊くらいから10冊選んだっていう感じでしたね。
なるほど。
70、90くらいあったらそうなるよな。
まあそうなるし、なんか結構似たような本が集まってしまった気もするんだけど。
自分のね、興味がそっちに行ってる時っていうのは読む本読む本覚えているっていう感じがして。
確かにね。
そうね、結構年初らへんに読んだ本とかが結構多いかな。
はい。
じゃあ10位からいきますか。
じゃあ10位、Kids Like Us。
ヒラリー・レイルさんって言ったアメリカの作家の方で、これ小説ですね。
うん。
で、出版社がサウザンブックスっていう、基本的に。
そんなわけですね。
そうそう。
あんまり本屋さんで流通しないけど、
なんかポリシーとしては基本的に海外の作品をクラファンで金集めて和訳して出版するっていうスタイル。
へー。
で、トピックというかテーマも漫画なり小説なりあるんだけど、
基本的には性的マイノリティとか社会的マイノリティの作品ばっかりで。
12:03
うん。
今年、このKids Like Usが面白すぎて他にも40冊ぐらい買ったんやけど、
基本全部そうね、ゲイとか。
ゲイ、ゲイ、ゲイ。
で、この小説が発達障害、自閉症スペクトラムという発達障害の主人公の小説。
うん。
で、えーとね、まあこれ結構長いんやけど、
これはね、まあ本当、今回紹介する中ではかなり万人に読んでほしいという、
なんかこう、あー読んでて、読んでてよかったなーという、
じわじわっとこう体が放てるような。
へー。
って感じなんで、これちょっとかなり皆さんへおすすめという感じですね。
結構、なんていうか感動するというか。
かなり感動系です。
まあ、よいしょよいしょで涙もなかなかこう出るような感じの話。
で、これね、結構その、まあ自閉症スペクトラムっていう発達障害の主人公がいて、
で、母親、父親、あとは恋人の存在とかいろいろ周囲の人物とか出てくるんやけど、
結構その、なんていうのかな、こう、
みんながどんなことがあってもあなたを愛しますみたいなタイプの人じゃないのが結構特徴的というか。
あー逆に?
そうそう、割とねバラバラなんですよね。
で、特に印象的なのが母親が結構もう息子、その主人公の発達障害の息子に対して、
もうあなたのことがわからなくて怖いっていう風に言うシーンとかもあったりするんですよ。
でもそれがすごいリアルというか、帯にねその書いてあるんやけど、
もしかしたらちゃんと理解できていないかもしれないけど、それでも私はあなたが好きですというね。
まあそういう紹介文、役者の後書きからそれが引用されてるんやけど、なんかそういうトーンなんですよ、ずっと。
なんかそれがねすごい、なんていうのかな、結構こういう、あのマイノリティとかを扱った小説とかにはないその、なんていうんですか、こう、
よくあるその門切りっぽい感じ?なんか、どんなあなたでも愛そうっていうね、よくあるやんか。
でもそうじゃなくて、かなりファジーになってて、そこは。
理解しようとは頑張るんやけど、でも理解できないけど、でも好きなんです、みたいなトーンの人物っていうのが周囲にたくさんいるっていうのが、
そこがねすごい感動を生んでるとこで。
15:02
変に正解にいかないみたいな感じか。
そうそうそうそう。めっちゃその慎重な感じがするんですよ、そこが。
自覚的っていうか、そういう感じ?
そうそうそうそう。
この、なんか役者の方も、ご自身が張った生涯の子供を育ててるらしくて、
っていうのが後掛けに書かれてくるんだけど、
その方がこのライクハウスをまず原文で読んだときに、これはどうしても日本で出したいというふうに意気込んで、
今回クラファンで出たっていう経緯があるらしいので、
俺はちょっと自分自身のこととしてなかなか読めないっていうところがあんねんけど、
でもこういう、当事者の方も読んで感動できるっていうのだなっていうのは後掛けで知ることができたので、
これめちゃくちゃよかったですね。
これ試し読みできて、ちょろっと今見ましたけど、日記形式なんですね。
そうそう、何月何日何時何時なんていう。
それ面白そうだなと思ったんで。
面白い。
読もうと思いました。
なんかこの発達障害のこの視点で基本的に進んでいくから、
割と結構パニクってる部分とかもあるんですよ。
ちょっとここ読みにくいっていうか、何を言ってるんだろうみたいなとこもあって。
アルジャーノン的な。
そうね、アルジャーノンとか、あとありえないほど何とかで何とか何とかだって感じだけど。
ほとんど何も言ってないけど。
弱かったな逆に。
まぁ大体わかるから。
ありえないほど何とかね。
ちょっとカオスっぷりみたいな。
そうそうそうそう。
文体反映っていうか。
うん。
だから最初ちょっと読みにくさはあるかもしれないけど。
はい、これちょっとおすすめです。
はい。
はい。
このとこから時間的にこんなもんでいいかな。
全然いいよ。
はい、じゃあ次がハンガンの少年が来る。
うん。
これ知ってますかね、読んでるかな。
いやいや、韓国小説と言えば今ハンガンと言っても過言ではないぐらい今グイグイ来てると思うんですけど。
まだ読んだことなくて。
何から読もうかなって感じです。
あー、多分読むのはまず彩色主義者とかなんやと思うんやけど。
そうそう、それよく見るね。
うん、読みやすさっていうのもあるし。
ただこの少年が来る俺も知らんかったんやけど。
うん。
今年出た斎藤真理子さんっていう役者の方が。
はいはい。
で、斎藤真理子さん名義で初めて本が出て。
へー。
韓国文学の中心にあるものっていうエッセイかな。
うんうん。
出た。
これもね、これ多分山田めっちゃ好きやと思うんでぜひこれもおすすめなんやけど。
この人が今中心にいる感じですよね。
18:02
すべてっていうか。
そうやろね。
この人のおかげで広まったっていうところもめちゃくちゃでかい気が。
そうやね。
その女性活動、韓国の女性活動とかが日本に流れてきたのも間違いなくこの斎藤真理子さんのおかげというか。
そうですね、この人が今すごいたくさん翻訳されてて。
そうそうそうそう。
でもなんかそれまでさ、役者やから当然ご自身はあんま表に出てこないとか。
確かにね。
ただこの韓国文学が中心になるものの文章やっぱめっちゃおもろいやなっていうのは。
韓国の歴史から見る韓国文学みたいな感じで。
これめっちゃ面白そう。
目次見ただけで面白そう。
そうそうそう。
かなりね、現代からどんどん過去に遡っていくっていう謎の作りになってんねんけど。
その過去、韓国のその時点その時点での韓国を反映してる本はこういうものがありますみたいな紹介本になってんねんけど。
で、その中で40年前に公衆事件っていう実際の韓国の事件があって。
で、その公衆事件を取り上げた小説がこの少年が来るっていう。
そうなんや。読みたいね。
それ公衆事件はちょっと知らなかったんやけど。
まあなんかその、軍隊によって多数の一般市民の支障者が出たという事件。
はいはい。すごい走ったけど。
ウィキっぽい言い方したけど。
民主化しようとして市民がこう、なんていうか、空手その抗議活動したら、軍隊からすごい一般市民に対して攻撃があってっていう。
そうやね。
感じだね。
もともとは学生のデモから始まって、だけどどんどんどんどん女性とか子供とか巻き込まれていって。
まあ公にはそんな死者200人とかだったけど、もっと実際に亡くなったんじゃないかみたいな。
ちょっと闇の部分の事件があって。
それを小説として半顔が書くっていうね。
うーん。
まあこれはすごいよね。
面白そう。
まあ俺ちょっと歴史はあんまり疎いんで、そもそも公衆事件って知らなかったんだけど。
まあなんかそういう他国の、実はその国にとってはとても大事な事件とかを知る術として、
単に歴史の本とかを読むんじゃなく、こういう小説、エンターテインメントで。
かつそういう半顔みたいな方が小説として出すっていうのはね、まあやっぱ読書は素晴らしいなっていう。
それは改めて感じたというもので。
で、短編集でそれぞれは緩く繋がっている連作になってるんだけど、
21:05
なんかまずね、そのエピローグ、半顔自身がエピローグ最後書いてるんやけど、
なんかそこでね、書き上げる上でめちゃくちゃこの人たち調査したらしいんですよ、この公衆事件に対して。
そしたら、12月の初めから他の何も読まず、文章を書かず、なるべく約束もせずに資料を読んだ。
そのようにして2ヶ月が過ぎ、1月が終わる頃にはこれ以上続けることはできないと感じたって言って。
要はね、1回体調ものすごく崩すんですよ、この人。
残酷っていうかその事実がひどすぎてってこと?
そうそうそうそう。
それで1回筆を止めるまでに至ってしまうんやけど、
ただその中身を文字通り削って、最終的に小説に落とし込んでるんだけど、
これのね、その切迫感みたいなのはもう小説からめっちゃよいしょよいしょで伝わってきてて。
ちょっとね、おすすめなと言うとすごく語弊があんねんけど、
4章に鉄と地という短編があんねんけど、
これが市民が捕まって牢屋に入れられた後に拷問されるシーンが一貫して続くんやけど、
これはね本当に、何て言うか、これが事実ベースで書かれているっていう時点で、
こういうことは実際にあったっていうことを知りながら読むと本当に苦しい。
それこそ読み手も精神異常きたすみたいなくらいの切迫感みたいなのを持ってるんですよ。
だからその半岸さんが取材して大地を崩すっていうのもめっちゃわかるというか、この4章とかを読むと、
これは確かに書けないよなみたいなぐらいのインパクトがあって、
これはなんかちょっと例え悪いけど、伊藤誠孝の創造ラジオとかも、
なんかこう死者がね自身の魂が消えていくみたいなものを、
絵が聞き切ってたけど、なんかそれに似てて、それぐらいの風光さんみたいな。
実際の事件っていうか、事態をベースにして物語に昇華するみたいな。
そうそうそう。半岸がどう捉えてどう書くかみたいなのが。
面白そうだね。
いろんな章で。
これはあの素晴らしかったですね。
24:00
いやーこれでも両方とも、そのエッセイもめっちゃ面白そうだし、小説自体も。
いやもう読まなくて、再職主義者から行くかーって思って、もうだいぶ経ってしまって。
だからこの少年が来るから読んでみようかなって思いました。
まあそうね、どっちかやけど、結構社会派やんか基本的に半岸っていうのは。
そこも全然知らんくて、社会派ってこと?
そうね、その時々の社会を映し出すみたいなポリシー。
これも斎藤麻里子の本に書いてあったんやけど。
そこをとことん徹底してやってる、結構敬愚な作家の一人らしいんやけど、
まあ再職主義者はまさにそうやけど、
少年が来るは文字通りその事実を元に書いてるから、
より当たり前けど、社会派っていう意味ではありかなーっていう気がします。
はい。
でちょっと8位はね、あなたに数年前紹介された。
出た、数年後の読むやつ。
お互いやけどね。
お互いやけどね。
サイモン・シンスさんの数学者たちの楽園、ザ・シンプソンズを作った天才たちという、
ぶっとい本やねこれも。
ぶっといね。文庫になったんやっけ確か。
そうなんかな、ただちょっとこれはハードカバーで是非。
ああ、ハードカバー。
もちろんもちろん。
これはまあちょっとさらっといきますと、
まあそのサイエンス系、フェルマーの最終定理とか暗号解読とかを書いた、
そのサイエンス系書かせたら敵なしのサイモン・シンスさんが出してる本で、
シンプソンズってね、アメリカのアニメに隠されてる数学的要素っていうのを解説してる本。
まあ改めて言うとこれはもう設定勝ちというかね。
いやー、そうね。見つけたもん勝ちってことかね。
そうそうそうそう。
あのさやかが免許返納するみたいなネタ、あれも設定勝ちだったけど、
これもそうやね、サイモン・シンがシンプソンズ書くなんて絶対に面白い。
そうね、それを受け止めるだけのシンプソンズ側の奥深さがあったっていうのがあるよね。
そう。しかも俺ら、ヤバダ知らないけど俺はもうシンプソンズとか知らんからさ、はっきり言って。
うん。
なんかアメリカのちょっとシニカルなスヌーピー的なアニメなんかなみたいなイメージぐらいしか持ってなかった。
まあまあまあ間違ってないですね。
うん。だからまさかそんな数学者とかが作品作る上でめちゃくちゃ絡んでるみたいなのは知る余地もなかったから、
まあこれ上がるしかないっていう感じですね。
そうね。全然、いや俺も、俺はどっちかで多分見てる方で、
うん。
だけど、まあそんな話、梅雨も思わないっていうか、本当になんていうか、マジシニ、超シニカルアニメみたいな感じなんで。
27:04
うん。
なんかやっぱ、そんなそこにそれが埋め込まれて、それをサイモン・シンが解説してくれっていうのはもう、
まあ全ての好きな要素が詰まったんで、多分何年かの時に多分ランクに入れた気がする。
うんうんうん、と思うよ。
この本は俺は紹介されるまで知らんかったから。
うん。
これ読んでよかったね。
でなんか、まあシンプソンズ、これね最後の方、もはやシンプソンズ無関係に、
そうね。
もう数学ギーク集みたいになってるけど。
確かに。
ちょっと1個だけ紹介しますと。
あの、解分平方数っていうね。
はい。
あの、まあ平方数って2乗ね。
はい。
64とか、8×8、同じ数字を2乗することでできる数字を平方数って呼ぶと思うんやけど。
はい。
解分平方数っていうのは、平方数でかつ、後ろからも前からも同じ数字だっていう。
えー、数を指すらしいんですよ。
121とかがそうらしいんですけどね。
11の2乗ってこと?
11の2乗が121で、下から読んでも121という。
あー、なるほど。
まじでだからなんなんていう感じ。
はいはい。
解分平方数ってのがあります。
で、これはめちゃくちゃ少ないらしく。
うん。
まあ120とか一見簡単やけど、その後はものすごい桁数が続くんやけど。
これが100億、100億未満の解分平方数っていうのは35個しかないらしいんですよ。
少ないね。
うん、0.000何パーしかないんやけど。
で、この35個あるうちの中で偶数は1個しかないらしいんですよね。
あー。
えー。
偶数は836の2乗である698896しかないらしいんですよ。
直感とはなんか合わない感じするか。
そうやんな。
なんか平方数って2乗するから2の倍数のイメージが勝手にあんねんけど。
あるね。
実は34個が奇数で偶数は1つしかない。
解分数っていう特殊な、あれやろな。
そうやね。
なんか数学的な要素が一切ないよね、解分数って。
そうそうそうそう。もう文字遊びっていうかさ。
文字遊びやもんね。だからそういう直感と反比例するのかな。
多分ね。ただまあそれも不思議なもんで、直感的にはどっちでもいいって感じですよね。偶数でも奇数でも。
偶数が多いとも思えんか。
そうそうそう。ただなぜか35分の34は奇数だっていうのは面白いって言うんやけど。
でも要はシンプソンズの解説本のくせにこういう話ばっかりなんですよね、基本的に。
30:07
確かに。数学ギーク。確かにニヤニヤしちゃう。
そうそうそう。こういうのが好きで、僕は。
確かに。
なんで、まあどっちの意味でも楽しめるかな。シンプソンズすごいなっていうのもあるし、数学って面白いねっていう、その両輪あるので。
まあこれはちょっと好きな人は限られるかもしれないけど、俺はやっぱこれ相変わらず好きだなって感じでした。
あ、それで思い出したけど、なんかコールドブリュアスでよく回数をさ、素数かどうか、君言うやんか。
はいはいはい。
いや素数かどうか確認するとき、3の倍数も当たり前やけど、13と7で割るのは基本だと思うんですよね。
いやーさすがやな。
素数かどうか考えるとき、13でも7でも割らずに100台を素数かどうか判断するのはすごいリスキーだなって聞いてて思いました。
いやただね、その117という数字ね、これはね素数じゃないでしょ。
素数に思えるね。
117、117大丈夫。119か。え、何やったっけな。ちょっと待てよ。えっと、ちょちょちょ、あ、どう忘れちゃった。なんかの数字をずっと俺は素数だと思ってたんですよ。
117か119かな。
119やったかな。
どっちか、どっちかが13のあれでしょ。
いや119が13じゃなくて7×17なんですよ。
あはいはい。
でも119って俺素数って結構直感的に合ってるタイプなのよ。
いやでも俺はそこを、いやいやいやまず7で割るのは当たり前だろ。
いや7はね割と見落としがちやねん。7ってたぶん0から9の間で一番特殊やから。
いや俺19になんかかけたやつは結構きついかなと思うわけ。あまあ19×2桁。もう一回2桁やったらもう無理やなと思うけど。
何なんで割るやろって。
いやあれおてんです。119素数やなとか言って。
二人ともそれで合意してそのままpodcast録音しちゃったんでミスです。
いやもうほんま。おったらめちゃくちゃ言ってたなと。
ハッシュタグつけて書こうかなと思った。まず7で割るのは基本ではないでしょうか。
コメントくれよそれ。
書きそうになった。
いや取り直そうかなと思ったぐらいですね。
すごい余談でした。すみません。
ありがとうございます。
で7位が堀静香さんの精一杯の悪口ですね。
これ最近かな。
これはごめんなさい。これは最初の年章じゃなかったかもしれないです。かなり最近かな。先月ぐらいかもしれないですね。
あ先月ですね。2022年11月11日。
これはあの日記。日記エッセイという感じなんですけど。
33:01
とにかく文章が面白いというその一点かなと思います。
個人的にはなんか去年出た僕のマリさん的な感覚というか。
割と皮肉性もあるし、ユーモアもあるし、結構心も食ってるしみたいなんで。
こういう、この人普段学校の先生らしいんですけど。
学校の先生。山口県に住んである学校の先生。
で後半ちょっとお子さん生まれて、最後育児休業から職が復帰するみたいな。
まあそういうね、なんていうか本当に見ず知らずの方の人生みたいなのをめっちゃ知った気になれるっていう感じが。
日記ってすごいなーって。
面白いね日記。
面白そうっすね。
でなんか、何がどこが面白いとかっていうわけではなく文体が面白いとかっていうしかないんですけど。
でもタイトルめっちゃ面白そうなのあるけど。
オールドファッションと鳥皮って。
これタイトルも見えてるのか。
もうこれ見ただけでもう読みたいけど。
あそうそう、エッセイがあって急に日記がざーっと何日分か続いてっていう作りになってるんで。
割とね、飽きずにというか日記オンリーでもないし、エッセイオンリーでもないしっていう環境も割といいっすかね。
なるほど。
で一個ちょっと覚えてるのがなんかあの、この方なんかその、かつてお子様が自殺してしまったみたいな経験があって、それについて書かれてるエッセイがあんねんけど。
なんかそれを結構多分、思うところがいっぱいあって。
で、まあ先生やってるから、その生徒がね、例えば髪を切ってきたら、必ずね、髪切ったねというふうに声をかけるらしいんですよ。
えー。
で、それでまあ喜ぶ生徒もいれば、悩んでこいつって思う生徒ももちろんいるんやけども、この髪を切ったねっていうのはなんか、あなたはちゃんと生きてるねみたいな確認?
あー、見てるよと。
そうそう、心の持ちようとして、私は知ってるよ、あなたは生きてるねっていうことの確認みたいな意味で、どんな時でも髪切ったねって声をかけるって書いてて、
あー、それなんか割といい心持ちとか、いい言葉だなっていうふうに思ったし、なんかこういう哲学みたいなのはさ、絶対さ、この人に限らずみんなあるやん、無意識的に。
うんうん。
36:00
こういう時はこうしようみたいな。
うん。
まあでもなんかそれはかなり訂正的にしか捉えてないからさ、基本的には。
そうですね、あと他人のあんま知る機会がないですよね。
あーそうそう、それ、だからこんなふうに文字で成形して落とし込んで、かつそれをこう世の中に出すというね、なんかそういうことをやっぱしてくれる人がいるっていうのは、なんかいいなって思うと同時にこう、あ、俺もなんか書いたりしなあかんなーみたいな。
アウトプット。
まあいい日記を読むとだいたいそうなんだけど、そういう気持ちになる。
確かになー、日記むずいよなー。
むずいむずい。
うん。
そうそう、まああの、基本的に文章はずっとユーモアがたっぷりで面白いんで、あの、子育て世代でこうイレギュラーな割り込みとかが多い人とかでも、なんていうか、いっぺんいっぺんめっちゃ短いから、まあぶつ切りで読めるっていうので。
なるほど。
いいんじゃないですかね。
読みやすそう。
うん、読みやすいと思います。
はい、えー、じゃあ最後、えー、6位が、えっと、小沼治さんの、えっと、一日が長いと感じられる日が時々でもあるといいという、長いタイトルの本で、これね、すごいジャケ買いいいんで、ジャケ買いしたんやけど、あの、これもね日記です、すいませんが。
へー。
これは完全なる日記で、日記オンリー、あ、まあ1、2個エッセイやけど、ほぼ全部日記、植本さん的なスタイル。
で、えっと、2020年、2021年、2022年っていう、そのコロナ禍3年分の夏の期間だけ書かれた日記っていうのをまとめてるものでして。
まあその、コロナ始まって、で、オリンピックが延期になったりとか、まあ安倍首相が暗殺されたりとか、そういうこう、ちょっと特殊な夏の3年分なんで、まあかなり新しい記憶ばっかりやから読みやすいし、
この方ライターなんで、あの、なんていうんかな、結構その取り上げるニュースとかも、取り上げるニュースじゃない、ニュースを取り上げることが多いんですよね、この自分の日記の中にその日を、ニュースとかを。
なるほどね、はいはい。
だからすごい、あったなーみたいなのが、例えばあの、杉田議員がLGBTには生産性がないっていう発言して燃えたとかね。
もうなんか記憶の彼方やけど、あったなーみたいな、あの、その、自分の記憶を振り返るっていうのを見ても、まあそもそも読みやすいっていうのなんですけど。
なんかこれは俺すごい面白かったのは、この人ゲイを公言してる方で、実際にその同性の恋人と一緒に住んでる様子っていうのも、日記中にいっぱい出てくるねんけど。
39:08
まあさっきの杉田議員のニュースとかもそうなんやけど、なんか、なんていうかな、日々報道されるそのトピックに対する、この小沼さんのジェンダー感みたいなのが、やっぱり性的マイノリティの方っていうのもあって、すごいその、自分にはない観点だなーっていうのを多々思うことがあったんで。
まあ選んだって感じですね。
想定がすごいおしゃれですね。
そうやね、なんかこれね、最初なんか写真かなと思いきや絵で、ちょっとこれみんな調べてほしいんやけど。
リンク貼っとくんで。
あ、そうそうそうそう。
あ、めっちゃどうでもいい話なんやけど。
うん。
俺はいつもさ、想定を面にして本題に並べることを面陳って言ってたんやけど。
うん。
あれね、ちゃうねんて。
そうなん?
面展らしいで。
面展、面で展示してると。
そう、なぜなら面陳は陳列は販売らしいのよ。
はいはい。
で、面展は展示やから、ただただ見せるだけ。
あー。
で、図書館は面展らしいね。
はいはいはい。
あの、裏辺から。
なるほど。
でも本屋は面陳らしいのよ。
俺、蔦屋でバイトしたけど、面陳つったけど。
あー、終わった。あ、でも金払ってるからどうなんやろな。
蔦屋一番微妙やな。
微妙やな。
帰ってくる。
いや、たぶん面陳だよ。
買ってないけど。
お金発生してる時点でたぶん陳列でいいと思うんやけど。
あー、なるほどね。
その尺度でいくと、家の本棚に飾ってるだけのやつは面展なので。
もう面陳でええやろ、別に。
いや、10年ぐらい間違えてました。ごめんなさい。
あれは面展で。
すいません、申し訳ない。
誰がわかんねえ、面展で。
逆に面展って何って話なんて、ややこしいよ。
いや、小沼さんの方は僕は面展してますんで。
興味あるよ。
一回ワンクッションできるやん、面展って何って。
ぜひうちに面展してるこの方見に来てくださいね。
めんどくさいなあ。
勘違いしてました、すいません。
こういうのはちゃんと使っていかないとね、日本語は。
なるほどね。
はい。
あ、すいません。
まあ、ちょっとあの、そうですね。
なんかこう、日記っていう読みやすさもあるし、
日々取り上げるトピックに対する小沼さんの考察とかが、
かなり自分の弱い、
自分ではできないようなところまで深く潜り込んでる感じとかが感銘を受けて。
これ日記なんで、読みやすさ満載だし、
ぜひちょっとオシャレなんで買ってほしいなと思います。
なるほど。
42:00
はい。
すいません、ちょっと6位までそんな感じでした。
ありがとうございます。
はい。
すいません、時間あれかな、大丈夫かな。
いや、全然大丈夫。
いい感じですかね。
だいぶ面白そう。
ありがとうございます。
やっぱなんか、自分の心が広くなった気がする。
どういうこと。
昔より読んでみようかなってすぐ思う。
昔はなんやこいつって思ってた。
読まんなーって思うのは読まんなーって感じだったけど、
なんかすごい読むかなって。
今回ね、僕すごいいいの選んだなって自負があるんで。
やっぱそう。
はい、おすすめが多いです。
じゃあ私が10から6までいくかな。
お願いします。
じゃあ10位から。
10位は桐谷雄二さんのパファー脳研究者、子供を育てる脳科学。
9位、バーバラHローゼンワイン、怒りの人類史、ブッダからツイッターまで。
で、次がなんかいろんな作家の寄稿集みたいなんで、ファッションスタディーズ、私と社会と衣服の関係。
7位、イー・ウンリー、もう行かなくては。
6位、豆腐ビーツ、豆腐ビーツのナンチョ日記ですね。
ほぼ知らんなー。
はい。
で、10位からか。
10位は、やっぱ子供生まれたんで、育児本1冊入れたいなと思って。
何冊か読んでんけど、何冊かって言うほど読んでないか、3、4冊かな。
だけど一番使えそうっていうか、一番刺さったっていうか、一番理解可能だったっていう意味で入れました。
タイトル通りで、脳科学のアプローチで、子供の発育とか行動について解説されてるやつで。
なんていうか、やっぱり理屈なんで基本。
その理屈がないとやっぱしんどいなって思うところがあるんで。
そういう、なんていうか、子供の行動で、本当か嘘かどうか、かなりビーマンとかが脳科学的なアプローチで、
子供はこういうことするのはこういう理由なんですよみたいな、結構説明されてるんで。
面白かったなって感じですね。
え、なんかないの?
あー、例えば。
あー、なんやったかな。
そんな、いや本当になんか例えばっていうか、大きな声で泣くとか。
うん。
なんていうの?ちょっと今、届くとこにないんでちょっとあれですけど。
なんかいや本当に基本的なことでも一個一個でこう、こうだからこうみたいな。
45:03
あと文献が全部ついてるんで。
その文献まで当たったかって言われると別に見てないけど、
なんていうか、これ系、子育て系はもうなんていうかさ、いくらでも言えるやん。
そう。
だけどまあ割とデータあるんで、まあ納得できるかっていう感じですね。
はい、だからこれ1ヶ月単位で刻みで4歳まであるんで、
うん。
そのタイミングになるたびに、あー今1歳だからここまでできるんかみたいな感じで。
うんうんうん。
一個一個見ていく感じですね。
あー。
いやー、この生きがゆじさんって脳科学やから、なんか理屈、なんていうかな。
なんとなくこうだなって思ったけど、脳科学で言うとこうなんですって言われるとめっちゃ説得力あるよね。
そう、だけど、なんかまあこの人めっちゃ賢いやから、なんかブックログのレビューで読んだの面白かったわ。
いやいや、それは東大の、東大やったかな多分、東大の息子娘やから賢いのは当たり前やろみたいな書いてあって。
あー、逆学歴差ですね。
そうそうそう、息子、あーそのブックログのレビューで書いてあって。
それおもろーと思ったけど。
まあまあ、確かにそれはまああるんやけどね。
だし、まあ結構だからこの年齢、だからそれ1ヶ月ごとに書いてあるから、その年齢のときにそれができてないと不安になるっていうのはあるよね。
あーなるほど。
ただ最初にエクスキューズでちゃんと、まあ人の子供の発育って本当にセンサー万別やから、
これでこれを突き合わせて、できてないからどうこうっていうことはやめてくださいねみたいな感じのことは最初に書いてある。
うーん、なるほど。
かな、そういう、例えば、あー、なんでうんという、なんか、
鏡を認識するのはいつかとか。
えー。
鏡に映ってるのは自分がいつか、認識するのはいつかとか書いてあった気がする。
それがいつなのかちょっと忘れましたけど。
えー。
そういう感じ。
あ、いいねー。
すいません、ちょっとおかしいのあげて。
いえいえいえ。
あ、そう、いやいや気がある意味とか。
はいはいはい。
とかとか、そういう感じですね。
あとまあその子供側のものもあるし、その親側の考え方みたいな。
まあまあ参考になるかなっていう。
本当に男性が書いたやつってなくて、やっぱ女性が書いたやつ読んでも、
あと年齢とか違うともう途端にやっぱ入ってこないなっていうのはあるなっていうのは思いましたね。
あー。
うんうんうん。
タイギュウさんも一緒に言ってましたけど。
いや別にその悪いとかじゃなくて、個人的にそれ、そういうことはあるんだなっていう、
まあ前予習にはなるけど、
うん。
なんか自分の何かにこう還元される要素が少ないなっていうのはちょっと。
48:04
うん。
なんていうか、こういうのってやっぱ即時性を求めちゃうやん。
なんていうか。
あー。
分かる分かる。
うん。だから。
まあただちょっと文体に全部、なんか藁とかめっちゃ入ってて。
うん。
それはちょっとしんどいんで、そこ読む人選びます。
まあ言わんかったけど、俺もはっきり言ってそのイメージで。
福谷さんの本。会話とか、伊藤さんの対談とかすごい面白かったものの、
今読めるのかなって言われるとちょっと微妙だなって思ってたんで。
うん。
やっぱ時代的にその育免が流行り始めた時期なのか、
うん。
やっぱ育児に積極的に私は参加してますってことをすごいしつこく書いてあるんで、
そこうざいになって思う人もいるかもしれない。
まあ旧世代ではあるからね。
旧世代ってかまあ時代的にまあ、今はもう逆にそんなこといちいち言うなよっていう。
あーそっちのツッコミ入れる感じだね。
まああるじゃないですか。
あるある。
いや育免ってなんやねんみたいな。
うん。育免って言っちゃあかんからねほんとに。
いや意味わからん。当たり前やろって言って。
うーん。
っていう。
え待ってちょっとキツイかも。読まないかも。
いやむしろ私は育児をさせて欲しいと妻に頼んでますぐらいの、
まあそういうトーンで書いてあるんですから。
あーなるほど。
まあそういうとこ目つぶれば、まあそういうなんていうか、色の認識とか、
うん。
っていうかそういう、謝ることとか、まあまあ上げたら聞けないけどまあそういうのいっぱいあるんで。
なるほど。
あの斜め読み。
うん。
ではいいか。
ありがとうございます。
はい。
9位は怒りの人類史、ブッダからツイッターまで。
これ面白そうやね。
いやこれはもうね、ほんとにアンガーコントロールが問題になっていて、個人的に。
あなたのね。
うん俺の中でね、やっぱりね。
はいはい。
もう、でもデベに教えてもらったアンガーコントロール本2回ぐらい読んだし、
まあそれでだいぶ落ち着いたけど、
うん。
やっぱ大変大切だなと思い、たまたま図書館、これ多分図書館で書いたんかな。
うんうん。
面白そうと思って書いて読んで。
うん。
まあこのタイトル通りで、そのなんか、怒りっていう感情に対して人類がどう立ち向かってきたかっていうのを、
いろんな方向、哲学とか宗教とか医学とか、そういういろんな方向でこういう風にしてきてますよみたいな話が淡々と書かれてる。
考察されてるって感じで。
はいはい。
また、なんていうか、ギリシャ神話時代とか、まあそういうソクラテスとかそういう次元、千年とかそういう単位で、
まあやっぱ怒りっていう感情に対してみんなこうストラグしてきてると知ると、まあそういう客観視できるんで、
なるほど。
なんていうか、まあコントロールできなくて、まあしゃあないかっていう気づきを得るっていう良さがありましたね。
51:07
まあ歴史の意味があるなっていう感じです。
気づきがちゃんと得られたんですね。
あ、その使えるものは何もないですよ。
何もないことはないから。
使え、なんていうか、例えばデメから教えてもらったやつとか、その仏教ベースで、こういうことが起こったときにどう考えるかみたいな、本当にhow toの話やん。
はいはい。
だけどこれはもう全然how toは少なくて、まあこういうことを言っているみたいな、誰々はとか、医学的に見てこうだみたいなのが。
なるほど。
まあさっきの脳科学の話にまあ若干近いけど、まあそういうふうに客観、相対化するっていうか、自分の怒りを相対化していくというか。
いやまあそれはアンガーマネジメントの一つだもんね。
まあそうそう、それを歴史を通じて相対化するみたいなイメージかな。
アリスとテリスも怒ってたんだなっていう。
そうそうそうそう。ああ、やっぱ脳的にこういうことなんだなみたいなのか。
ああ。
まあ一方でまあ宗教的に、まあこうなんだなとか。
うんうん。
こう一個一個、なんていうか、整理していく感じですね。
うん、いいじゃないですか、すごい。
うん。
怒りが収まりそうやね、これを読むと。
そうそうそう。
なんで、あの怒りに苦しんでる人はね。
まあ結構なボリュームあるけど。
なんでかなんか歴史書なんで、まあまあ読みやすいんじゃないかなと思います。
うんうん。
いやこれちょっと面白そうやね、ジャケもかなりいい感じなんで。
そうそう、なんか可愛い絵っていう。
うんうんうん、可愛い。
で、次8位。
ファッションスタジーズ、私と社会と衣服の関係。
まあこれはなんか、いろんな人が、まあ哲学者じゃないな。
文化人類学者とか、まあ学者系、学者の人がこうファッションと社会とか、
まあそういう考察、いろんな角度で考察してるのがまとまってる一冊なんですけど。
へえ。
なんかやっぱ、テレワークで普段別に友達とどっか行ったりとかもないから、
社会と接する点ってコンビニとかスーパーぐらいしかなくて。
うんうん。
まあ育ってくるとファストファッションでいいじゃんってなるんですよね。
ユニクロでやんっていう。
うんうん、わかる。
でもそれじゃよくないなと思って、その認識を取り払うために読んでるけど。
うん。
まあ結構いろいろ知らん話が多くて、興味深かったなっていう。
例えば、なんていうか、今SDGsってもう死ぬほど言われてるけど。
ああ、やめてくれ。
それとファッションの関係性っていうか。
例えば、究極的に言えばもう人類、古着も含めてもう相当数存在するんで、
54:00
新しい服をそんなに大量に毎年作る必要ってどこまであるんでしたっけみたいな話とか。
ああ、なるほどね。
で、そういうのはまあ、ファッションブランド側も分かってて、環境負荷下げる方向に色んなことやったりとかしてるし、
まあテクノロジー使ってこうやっていくのもあったりとか、そういうアプローチを知ることもできるし、
まあ改めて思ったけど、なんていうか、服ってこう他人がいるから着るっていうか、
当たり前のことですけど、まあすごい社会的な行為やなっていう気づきがその論文で知ることができて、すごい面白かった。
あとは、
めっちゃいろんな人が寄稿してるのかなこれ。
そう、もう30、40人ぐらいじゃないかな。
そうね、目次すごいボリューム。
そうそうそう。
でも結構それこそ短編じゃないけど、単朗報みたいな感じなんで、結構MS買ったかなと思いますね。
面白そう、特になんかルッキズムとか民族衣装とか、結構タイトル的にすごい面白いな。
はいはい、ジェンダーの観点、タコ子さん興味ありそうなところで言うと、スカートパンツ論争とか。
ああ、いいね。
性別規定してるよねとか、
うんうんうん。
なんていうか、自分のアイデンティティを象徴するというか主張するものでもあるけど、
他人とのコミュニケーションでも使われてるもんだから、すごいバランスが難しいというか。
今の時代で言うとまだそのアイデンティティを主張した方がいいっていう議論だと思うんですけど、
そのじっぱひとからげのその主張だけで生きていけるほど世の中甘くないんで、
その辺がすごい難しいよねーっていう話とか。
面白そうなの。
そんな感じでした。
いや、ちょっと読みたいですね。なんかスカートパンツ論争とか、あとなんかピンク論争とかあるじゃないですか。
結構その。
ああ、いろいろね。
ああいうのは結構好きなんで、ちょっと面白そうなのね。
はい。
で、7位がゆんりーですね。
おー。
もういいかな。
読んでないっす、まだ。
えーと、理由のない場所を前回、だいぶ前に1回まるまるやりましたけど、
はいはい。
それを、えー、これ、それ、それ、この本、もう行かなくてを書いてる途中に息子さんが亡くなってて。
57:04
あー、そうなん。
最中に書いてた作品なんだけど、これも自死の話になっていて。
あー、そうなんや。
それも偶然っていうか、恐ろしい話。
あー、そうなん、これ。
なんていうか、そういうなんていうかな、あんまり方向ではない運命的な話になっており。
うん。
で、その理由のない場所はその対話形式だったけど、この作品は、その母を亡くした子供。
うん。
あ、違う、えー、子供を亡くした母か。
うん。
ま、主人公で。
うん。
ま、その、なんていうか、かわいそうな人って思われることをひたすらこう、ぶん投げていくみたいな。
うん。
そういう像をこう破壊していくっていうか、そういうことではない。
ま、その、それを、ま、皮肉と、ま、パワーっていうか。
うん。
ひたすらこう文章で綴り続けてるみたいな。
うーん。
ま、そういうのを書いてるときに亡くなってるっていうのが、ちょっとま、あんま信じられへんんだけど、ほんと。
うーん。
というタイプのやつで。
で、なおかつ今回は、中国系アメリカ人とか中国人とかではなく。
あ、その。
そう、ガッツリアメリカ人とかイギリス人が、ま、ガッツリって言い方良くないかな。
ま、白人、いわゆる白人っぽい。
うんうん。
その、アメリカ文学っぽいスタイル。
うん。
なっていて、ま、新しい境地ではありましたね。
うーん。
いやー、なんか文が、文投げていくスタイルってのはね、理由のない場所とかも、ま、言ってみればそう、そんなタイプのね。
そうっすね。
ものというかね。
あの時はでも、やっぱ弱さがま、ある程度やっぱあるっていうか。
うん。
あ、もちろんね。かよ、かぼささ、繊細さ。
それよりも、もうちょっと、振ってる量で言うと、強気の方に振ってるって感じかな。
うーん。
その人生を、その、えー、主人公はもうすごい高齢者で、人生の終盤に自分の人生を振り返りながらって感じだから。
あー、その、過虫ではない?
まあ、まあそうね。どこまで過虫というのかちょっとわかんないけど。
あ、もちろんもちろん。ま、でも理由のない場所はもう過虫中の過虫だったわけだから。
そう、度過虫なんで。
おー、なるほど。
その、最後の人生振り返ってる最中。
へー。
ただまだそういう強気の中で、急になんかこう、弱いのが来ると、うおーっていう感じにやっぱ。
あー、ちょっと待って。好きかも。好きかもって言ったらええけど。
なるほど。
こういうタイプの。
好きかもなー。
うん。ま、ユニの長編の中ではかなり読みやすい方だと思う。
あ、そうなんや。
うん。なんか今までやっぱり歴史的背景とかすごいたくさん入ってたんで、毎回。中国の。
1:00:04
確かに。そうやね。
そこがだいぶ重たいんで、もうほんまに読み進めるのは大変だったけど、これはまあ、なんていうか、そういう家族の話っていう。
うん。
なんか感情とかの話なんか。
そうそうそうそう。
おー。
ま、だいぶ読みやすい。
いやー、これがね、3740円っていうね、ちょっと。
まあまあまあまあ。
へへへ。
まあまあまあまあ。
いや、わかりますよ。しかもこれ、ジャケがちょっと千年の祈りを放出させる、この写真。
そこもいいねー。
まあまあ図書館でも、いいと思うんですけど。
あ、いやいや。読むなら買いますよ、もちろん。
うん。理由のない場所読んでる人は特にオススメですね、やっぱ。
ちょっと地続きなんや。
そうそうそうそう。やっぱり、これは2個セットって感じは正直あるんじゃないかって思ってしまいますねー。
やー、そうやね。それは読むべきですね。
マストアイディードですね。
そうですね。まあ別にいつでもいいと思うんですけど。いつか読んでおいたほうがいいんじゃないかっていう。
あ、わかりました。ちょっと年末に読みます。
はい。あとは、ろくに豆腐美術の南朝日記。
うんうん。
これはまあ、豆腐美術のっていう、っていうって皆さんご存じだったんですけど。
うん。
音楽プロデューサー、まあシンガー、ラッパーの、まあ新しいラバーも今年出たんですけど、それと一緒で、タイミングで出た日記で。
うん。
アルバム制作中のことを含めて、まあガッツリ日記で。
うん。
まあやっぱ、なんていうか、音楽活動、音楽家の日常みたいなのがめっちゃ知れて面白かったですね。
うん。すごいミニマルに開始したね、これ。
うん。やっぱ、なんていうか、自分でインディペンスで音楽やることにおいて、こんなに事務作業をやってんだよみたいな。
ああ、わかる。
すごい思いましたね。やっぱりそのステージで見てる華やかな姿が全てではないし。
うん。
まあそれはなんていうか、メジャーとかでやったら、その辺のことは全部任せられるんやけど、と思うんやけど。
うん。
このTobiiさん、まあ全部自家発電っていうか、全部自分でやってるところが、やっぱめちゃくちゃ面白いですね。
やっぱ、なんていうか、サンプリングの教諭を求めるくだりとか。
うん。
なんていうか、ほんまに地味なしで、その、あとローストイトラブルとか。
ああ、新しい事務所が。
そうそう、事務所のローストイトラブル。
事務所が。
あれとか本当になんていうか、普通に生活してる人って感じがするし。
うん。
やっぱなんか、リビルドのヒゲポンさんにちょっと近いプロダクティビティに対する。
1:03:02
ああ、分かる。あのこだわりというか。
こだわりみたいなのは、めっちゃ感じるなーっていう。
ちょっとフリーク、フリークというかね、なんか、ちょっとサイコパスみたいなこと言うとしたような。
ああ、そこまで思うんやけど。
そこまでじゃないけど、分かる?なんとなく。いい意味で、いい意味で。
いい意味で、うん。あの、一個一個潰していくみたいな感じはすごいなって感じですね。
爪将棋タイプやなっていう。
うん、確かにね。
あとやっぱ。
パソコンもめっちゃ変わってるしね、確か。
あとはやっぱその、いろんなものに対する、もう素直すぎる表現連続っていうとこですね。
うん。
やっぱこれも今本じゃないとできんかなーと思いましたね。
これをツイッターではできないんですよねーっていうレベルの。
ああ、それは炎上とかっていう意味で。
ぶっこみの量がちょっと半端じゃないかなって。
ああ、確かに確かに。
それがやっぱりすごい面白かったかな。
うん。
あとまあ、あの、よくこのポツクラスでも話してる、そのタグ本。
おき、息づけのセンサーっていう商店で買うと、得点で直近の日記ついたと思うんすけど。
うんうんうん。
まあそこで、まずは弓が相手だ。
うんうん。
発言に対するこのなんか、
まあ、ぶち切れと言ってもいいと思うんですけど。
うんうんうん。
それがめちゃくちゃ面白かったんで。
まあ今もう手に入らないのかわからないですけど。
あのー細いやつは手に入らないかな。初回限定。
そうやね。もう多分手に入らないと思いますけど。
いやあれは、もうね。
なんていうか、みんな読んでほしいと。
DTMで音楽作ってる人みんな読んでほしいと。
いやこんぐらいやっぱハングリー精神あって、ないとやっぱ音楽やれないなって感じました。
うん。
いう感じですね。アルバムめっちゃ最高でした。
はい。
まあしかもあれはなんか一職業の人が細かく書くコロナ禍日記みたいなのになってるから、それもすごいいいとこだな。
あーそうですね。異常に。
音楽業界多分すごいグレートっていうか、なんていうかグラデーションがあって、めっちゃ厳しいとこはやっぱりメジャー系?
その大きい会場は厳しいし、一方でクラブみたいな現場みたいなところはまあまあ言うてもっていうところで、
両方を橋渡しするようなアーティストだから、どっちにでも振れると思うんですよ。
うん。
厳しい側に振ってるのがちょっと僕は一番びっくりしたことだったかもしれないですね。
そうやね。かなり厳しい側の人間。
相当厳しいなって感じでしたね。
うん。
まあでもそれはやっぱりなんていうか、そういうふうにナナナでやってるとやっぱ舐められるっていうのもあるんやろうなって思いますよね。
うん、あれは哲学っぽさだよね。
うん、舐められたくないっていうか、その音楽業界全体として、
うん。
なんかそういう甘い対応してるって思われたくないっていうのもあったんかなとか、まあでもその全部ジャスティスですけど。
1:06:06
いやでも、まあそうじゃない、あの人は表舞台もあるけど、裏方のプロデューサーでもあるわけやから。
まあそうですね。
業界回す側の人というか。
まあプロデューサーやからこそできた対応っていうのもあるけどね。
まあ確かにね。
そこで稼げるっていう。
まあライブ、まあライブもすごい大きな稼ぎ所だと思うけど、まあ例えばCMやったりとか。
うんうん。
他人の音楽プロデュースしたりとか、そういうのがあるからできたことってもあんのかな。
まあでもそれはでも、彼がそういう活動してきたからこそできたことだし。
うん、そうだね。
うん、という、まあめちゃめちゃ面白いですね。
めちゃくちゃ面白いです。
はい、以上ですね。
いやーいいですね。
はい。
いやー結構、なんか話すとやっぱり思い出してくる感じがありますね。
いやーそうやね。ないとなかなか忘れ去ってしまうだけなんで。
そう。
うん。
はい、じゃあこういうのいきますか。
いきますか。
というかあの、あれですね、言い忘れてたんですけど。
はい。
今回のなんか一冊抜いてますよね、お互い。
あーそうっすね。最初のエクスキューズが抜けてましたね、確かに。
あの、とりあえずいちこさん、ダギュリティ優勝さんの復書館一人になることを花をくれは、電動入り枠に入れて、
それはもうあの、皆さん読んでくださいっていう、もうどんぐらい手に入るか、もう残りかなり在庫懇賞になったと思いますけど。
あ、あれね、完売したらしいですよ。
あ、もう完売された。
じゃあもう読まない。
えもとさんがツイートしました。
まあなんか、まあいろいろ方法あると思いますけど。
うん。
まあ、あれきっかけダギュリティさんのラジオ出てもらった、ポッドキャスト出てもらったりとか、上本さんと話したりとか。
うんうんうん。
まあ。
そうやね。
惜しい、電動入りしてもおかしくないでしょうということで。
電動入りしてますね。
ということでまあそれは抜いてます。
2人のまあ、電動入り1位って感じなんで。
それとは別の1位を用意したって感じですね。
そうですね。ちょっと厳密に言うと、昨日そのオフショーから抜こうっていうこと連絡くれたけど。
一応ね、なんか2位とかに入れてました。僕。
あ、なるほどね。
うん。ただまああれはもうもはやその、アフターエピソード抜きでは測れないというか。
ね。
確かにね。
ね。著者の方と実際何回もポッドキャストできるなっていう経験込みでちょっと点数が一応感じがするんで。
まあ電動入りでちょっとありがたいですね。
確かに。
はい。
はい。ということを踏まえて5位行こう。
はい。じゃあ5位から。僕からですね。
1:09:01
えーと5位はですね、さくまよみ子さんのWeActVolume3という人です。これは。
おおー。バーコードないやつ?
バーコードないけど、袋の上にあった気持ち。ちょっと忘れたな。なかったかな。
はいはい。
まあこれもクラファンで出されてる人でして。
はい。
えーと、これはVolume3まで出てんねんけど、最新のVolume3が男性特権について話そうっていう副題でして。
はい。
まあ1も2知ってたけど、3のその副題に惹かれて勝ったって感じです。
うんうん。
えーと、さくまよみ子さんって方は、なんかアメリカ大臣の方なんやけど、
うんうん。
あのーさくまぐっていうオンラインコミュニティやってる人で、
うん。
まあジェンダーに限らず、政治とか、あとエンバイラメント、環境問題とか色々その、
まあ世の中社会的な問題を色々解決していきたいみたいな、そういう意思を持った人たちが集まったコミュニティみたいなのがあって、
その人がクラファンで出してる本なんやけど、あのーこの男性特権っていうのが個人的にはすごい、今バズワードというか、
言ってました。
自分の中で、そう、あーそうそう、なんか言った気もするけど、男性特権ってことはいいなっていう風にちょっと思ってたんで、
もうジャストタイミングでこれが出てたから買って、で、まあ2部構成になってて、前半は、
なんか座談会みたいなのの文字起こしで、で後半がエッセイ、あの何人かがその寄稿してるエッセイをまとめたものになってんだけど、
その座談会がねすごい良くて、それがその男性特権について、まあ世の中にあふれる男性特権でこういうものがあるよねっていうのをもう、
とことん削り取れっていう感じのテーマなんだけど、それがかなり男性比率が多いですよ、参加者。
あーなるほどね、女性側じゃなくて。
そうそう、それがねすごい良いなと思って、なんかそのフェミニズムとかジェンダーの本とか、
あとそういうオンラインイベントみたいなのとかって、基本的になんかこう女性が多いらしいんですよね。
やっぱり女性が集まって、女性ってこう不平等だよねっていう話をするみたいな、
要するに結局そこの差はあんまり埋まらないっていうか、男女のその本当に届かせなきゃいけない、
こう社会的マジョリティ側には届いてないっていうね、そのジレーマみたいなのがあるらしいんですけど、
それを今回は男性を参加させることで、
あの、なんだろう、そこの壁みたいなのを取り払おうというふうなことをして、
1:12:02
試みたらしいんですよ。
それがめっちゃ大事だと思って、
男性が意識して、男性が男性を指摘しなきゃいけないってことを結構いろんな人が言ってて、
で、それを読むとなんか、俺も男性やからさ、
けど一方で会社とかに入ると結構長いものに巻かれてしまうタイプやからさ、
なかなか男性を指摘できてない自分みたいなところに嫌顔でも気づかされるっていうか、
なんでこの本を読むとめっちゃ居心地悪い感じなんですよ。
もう全部自分に言われてる、できてない、これもできてないなみたいな、
全部自分に言われてるっていうのがもう心苦しいし、居心地悪くてしゃーないんだけど、
まあでもやっぱり、こう、なんだろうな、
個人に言うというよりは社会的歴史的構造として、
明らかに男性が優位になってしまってるから、
それはやっぱり男性側が知るべきだよなっていうのはもう絶対思うんで、
この作間祐久さんが結構最初の方でも最後の方でも書いてあったんだけど、
とにかく男性で喋ってほしい、男性でこういう話をしてほしいっていうことを思って、
この本を書いたっていうのが理由らしいんで、
まあちょっと話しとるけど、この間竹渕さんと喋る、
山津さんに喋るみたいな場みたいなのは意外にないじゃないですか。
ないね。
特にオンラインとか会社とか、
あとは昔の友達とかとでもなかなか話せないよね、こういう話っていうのは。
ないね。
ないでしょ。
それは、ほんまになぜやりにくいかって言われるとちょっと難しいとかないけど、
でもやらなきゃいけないっていうことをすごい指摘された感じがしたんで、
まあぜひ読んでほしいというところです。
この参加してる男性はどういう方々なんですか。
これは作マグっていうコミュニティの会員。
なるほどそういうことか。
だからそもそもある程度意識が高いというか、
その辺の会社員のオッサンを連れてきて、無作為に連れてきて参加するかというわけではない。
それだったら面白すぎるけど。
それだったらほんまたぶんその人ボッツダボロになるけど、
意識が高いという前提ではあるんやけど、
まあでもそれでもないと思うんだよね。
こうやって男性がめちゃくちゃ参加してるっていうのは珍しいと思いましたね。
いやーしんどいですねそれは。
しんどいですよこれは。
なかなか自分、
自己否定みたいなのも若干つながる感じじゃないですか。
自己否定というか。
分かる分かる。
別にその属性というのは自分が選んだ属性でもないくて、
社会が規定してるから、
1:15:00
その特権自体を。
それをこっちになんていうか、
お前が持ってんだぞって特権言われると、
ああまあそうなんですけどって感じにはなっちゃいそうだなと思ってしまいました。
それはねまさに、この間さくまさん竹田差別さんとオンラインで対談もしてあって、
それも配信買って聞いたんやけど、
そこでもまさに言ってて、
俺ら単に男性として生まれて無意識のうちに特権を享受してて、
で最近のこの世の中の盛り上がりで急激に、
男性が優位だよって言われ始めたっていう、
そこでめっちゃ戸惑うわけやん。
僕はそんなつもりなかったんだけどって、
個人が攻撃されてるような意識にならざるを得ない。
だからこの、俺男性特権って言葉すごく好きなんやけど、
一方で男性特権って言うのはちょっと力強すぎて、
伝わらない、
ちょっとやめてよって男の人に思われるっていう、
ちょっと強すぎるワードだなっていう気持ちもあるんだよね。
だからもっとゲンダーみたいな、
そういう言葉にちょっと取って変わってほしいとか、
なんか適したワードがないのかなっていうのは。
でもそれで今まで変わってこなかった現状があるから、
そういう強い言葉を使ってるっていう背景になってる。
男性特権やもんね。
これだけしかないもんな意味は。
そうそうそうそう。
ジェンダーってなるとすごいファジーだからね。
ファジー。
いろんな人こぼさないようなすごい広い言葉やねんけど、
一方で説明されても分かれへんよね、ジェンダーって。
そうですね。
でもね、男性特権って言うとなんかどんどんどんどん、
逆に二分化してしまう気もするから、
なんかいいワードないんかなって思ってますね。
これは2時間かけたらすぐ読める感じなんで、
また読めればそうするです。
つらい作業になる。
でも自覚したほうがいいですよね。
そうです。
これを男性が読んで男性が喋るってことが大事ということです。
ハードコアやな。
いや本当に。
今そういうモードなんでちょっと今のうちにやっておこうって感じです。
はい。
そんなとこっすか。
はい。
じゃあ私の5位は田和田陽子さんで100年の散歩ですね。
田和田陽子小説ですかこれは。
これ小説。
まあ小説そうですね小説ですね。
えー知らない。
これは去年読んだんかな初めて田和田陽子時代を。
違う、剣闘士か。
剣闘士はもっと前に読んでて、読んでるのかな。
それ以外犬むこ入りっていうのを読んでたんかな。
で両方ともすごい面白かったんで他も読んでみるかと思って
100年の散歩ってやつが面白そうだったらパナイなって感じでしたね。
1:18:01
えーパナイやこれ。
パナイっすねほんと。
これも日記スタイルっていうかこの人ドイツに住んでて
ドイツの街でどういう風に暮らしてるかみたいなのをひたすら。
まあだから日記なんかまあそれこそ田陽子さんのスタイルに近い
ちょっと近いっていうか
その日記とその小説の境目みたいなあんまないみたいな。
まあそこをすごい
ブラーになってボヤーとしてて
まあひたすらなんか書いてるんだけど
やっぱちょっととにかくね言葉のセンスがほんまにすごいすぎて
いやほんまラッパーなってたよなって思う。
40年生まれんの遅かったなラッパーなったよなって思う。
っていうぐらいにやっぱりほんとに言葉が
あの日言い言う直言う全部がすごすぎて
いやで日記スタイルでみたいな感じなんであんまりないタイプっていうか
その日記っぽいところの中になんかこう急にこう
ワードプレイみたいなのがバーって挟まれるんでめっちゃ面白いですね。
だから第二言語
実質多分ドイツが第一言語みたいな感じになってると思うんですけど
あんだけ長い間
第二言語の日本語として客観的に日本語を捉えてこう書いてるのかとか
思いっちゃいそうなぐらいなんていうか
面白いですねっていうのが
あともう一冊ぐらい読んでんけど
なんか最近ショートってやつかな
いや全然
なんやったっけな
ショートってなんか
地球に散りばめられてとか
地球に散りばめられてや
それはもうドSF
あ、そうだね
検討試に近いですね
どっちかって言うと
検討試おもろかった
検討試もやばいのか
それと一緒で地球に散りばめられては日本がなくなった状態で
日本人が移民になった状態でヨーロッパにいるみたいな
デストピア小説か
そうそうそうそう
へー
みたいな
まあとにかくやっぱね
200年の参拝は特にその言葉のセンスが
ラッパーですほぼ
小説です
小説でそういうのを感じるのはすごいよね
そうそうそうそう
いやしまあ
残りは全部ほぼ日記みたいな
ドイツの街で暮らすってどういう感じなんかなみたいな
あれに近いんですよだから
漫画のベルリン
ベルリンウェアの空
あれと一緒に読むとすげえいいですね
1:21:01
なるほどね
あれ好きな人は絶対好き
えーそうなんや
タワタヨコとあれ繋がるんやね
そうそう
あれもベルリンウェアの空めっちゃ好きだけど
同じ感じですね
本当に街で生活してて一人でみたいな
でなんかタワゴズ言ってるみたいな感じです
あれはあっちは青空のほうはなんかもっとリズムの話やからすごい
けどこっちは本当小説なんで本当にファンタジー
めっちゃ跳躍するっていうか
その瞬間がすごいあって興味深かったと思いますね
いっぱい語るぐらいなので
他も全然来年読んでいきたいなって思える作家ですね
まあまあ作品を
でも少ないのは少ないよね
スパン結構長いというか
まあ期間はに比べたいしたら少ないかもしれんけど
作家歴がだいぶ長いから作品数としてはかなりあるんじゃないか
確かに
という感じですね
100年のサンパーオシャですねこれ
はい文庫もオシャかもしれない
そうなんや
ありがとうございます
そうなんですか
はい
えっとじゃあ
4位?
4
4位ですね
4位はね
ちょっと自分のポッドキャストで喋ったんですけど
ブレイディ美加子さんの他社の靴を履くという
特集してたやつ
特集
コードブリアスの特集を一回組んだことがあるんですけど
はいはい
これ読んでないですよね
読んでないですね
これはマスト本です2020年
これはたまらなかったですね
気づきという意味では一番多かったかなという
でした
正確には細かくは
コードブリアスのリンク貼ってもらったらいいと思う
あんま語らないですけど
ちょっと一個やっぱ
何回も言うことで
自分の中で
血肉にしていきたいっていうのがあって
温等さという言葉
がですね
まさかの後書きに出てくるんですけど
温等さという言葉がとにかく今
さっきの男性特権と
同じくらい自分の中で流行語で
これ英語でリーズナブルネスという
単語らしいんですけど
これは
デビッドグレイバーがやるじゃないですか
ブルシットジョブ書いたデビッドグレイバーが
リーズナブルスっていうのは
通訳できない
1:24:01
価値の間で折り合いをつける能力
っていう風に解釈したらしいんですよ
何言ってるか分からんな
これをさらに解釈
ブレイディさんが解釈すると
理解できないことがあっても
どの道それを考慮に入れなくてはいけない
ということを受け入れること
それも何言ってるか分からんけど
ちょっとこれも戯言的言葉の
遊びなんですけど
これはちょっと個人的には
分かるというか
対極にある対極ではないけど
類似の言葉として
多様性の理解という言葉があるやんか
多様性を理解しましょう
ダイバーシティがあったら
それを理解しましょう
研修とかでも何度も言われるような
パワワーだと思うんですけど
これはちょっと悪く言うと
理解しなきゃいけない
っていう
マスト的な
マストです
自分と全く価値観の違う人と
出会って
その人が
本当に意味不明なことを言っていて
真では理解できない
と思っても理解しなきゃいけない
っていう風に
捉えられる可能性があるというか
俺は結構そういう風に
捉えてしまってた感があるんですよ
なるほど
我慢するというかね
無理くりにみたいな
もうしゃあないかみたいな
ただ
この音頭さんは
ブレディさんの役的には
理解はできなかったら
しなくていいと言ってくれてるんですよね
うんうん
だけどそれを考慮には入れなきゃいけない
っていう風に言ってて
つまりこう
理解できないことがあったら
しなくていいかなっていう折り合いを
次考えなきゃいけないですよ
っていうような言葉なんですよ
うん
これは今の俺にめっちゃ必要なワードですね
今の俺
今の俺というか
これまで多様性の理解で何とか
自分を生きかせてたのを
ちょっともうここで
一回精算してくれたというか
理解はしなくてもいいのか
理解できないことがあってもいいのか
っていう心の
重みを取っ払ってくれたみたいな
言葉だったので
右から左に
受け流す的なことでしょ
なんていうか
あんまり干渉しないみたいな
イメージかなと思ったけどね
でもね受け流すのはちょっとまた
違うんじゃないかな
受け流さずに折り合いをつける
そこまでいかなきゃいけない
そこが難しいな
そこ難しい
折り合いをつけるというのは
結局それは理解なのではと思ってしまう
確かにでも理解と
ちょっと違うのは理解っていうのは
相手が100
こっちがその100に
100を
理解しなきゃいけないという感じがするんだけど
1:27:01
そうじゃなくて
30、70とかでね
じわじわと削り取っていく
しかもそれはこっちだけじゃなくて
お互いが
相手の100を削り取っていく感じがする
その真ん中のところで
じゃあこうしましょうっていう
折り合いとか
結局それは
でも自分自身だけがその意識で
相手が全くそういう人じゃなかったら
結局それは100、0になっちゃうんやけど
みんなが
みんなが持つ必要なる能力としては
この温等さっていうのが必要だっていうことを
言ってる
つまり
全人類が読むべき本
読むべき本なんですよ
せーので始めれば
すごくいい世の中になるんじゃないかなっていう
気がします
なるほどね
だから夫婦別姓の話はマジそれですよね
ああもうそうやね
ど真ん中で今でいうと
温等さが
いや俺でも別姓で受け入れられないんだったら
温等さなんて誰も持てないんだなって思うけど
だって人がさ
別に別の姓を名乗ることについて
あんだけ文句言う人が
たくさんいて現状実現してないっていう
社会なわけですよ今
それを別に自分たちが
全員しなきゃいけないわけじゃないんですよ
だって自分たちは別に同姓にしたっていいですよって言ってるのに
選択肢を増やしてください
っていうことを拒否するんだから
温等さの欠片もないんやなって思いますね
あそうそうそうそう
だからそこは今読むべきなんですよ
だからまあ必要なんだなと思いますけど
僕はでもソング
自分
そこが辛いですよねやっぱ
でも他人が持ってないと成立しないなって感じがするんで
わかるわかる
すごい
普及活動が大切ですね
そうそうそうだからね俺はこれは
何人かに配りました
大丈夫かな
あの
温等さでもね温等さ
持ってない人にはやっぱ配れないんですよね
なんか自分が信頼できる人って
だいたい温等さ持ってる感じがするんやから
するんで
今年配った人も
まあすぎたら見ようとか言わなかったんだけど
絶対見えんか
言うなよそういうこと
そこにすごい俺は
まあ選挙行くたびに思う
感情と同じ感情を抱いてしまうっていうか
自分の無力感
感じてしまうんですよね
もちろんもちろんわかる
そこの分断がすごいあると思うんやけど
まあでも諦めたら終わりっていうのもわかるから
そう配るっていうのはすごい
いいことですね
回避的レイシズムというらしいです
ちょっと違う話だけど
知ってるのに見て見ぬふりして
まあちょっとどうしようもないかって
諦めることは一種の
差別らしいんで
それは全然自覚はあるんですけどね
それに戦いに
疲れて今ここって感じなんで
それも思います
休憩はいるんやけど
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ
って感じです
本当に難しいですね
1:30:00
ってこういう
モーメント聞いたらブチ切れる終わり方
モーメント君にはちょっとこれ
非公開ですね
いやほんとねマジで
いやでも
あの僕は
ちょっと話しとるけど
In Your Lifeのモーメント巡回は本当に
今年のポッドキャストアワード第1位なんですけど
なんかあの中でもさ
彼も今思えば
一種の温等さというか
彼は結局
レイシズムにさらされて
続けてきたから
自分のことを
人種差別的なことを
無意識で
自然に
言われることが多々あると
だけど一方で
言ってきた相手と例えば音楽の趣味が
一緒だったりとか
映画の趣味が一緒だったりしたら
そこはもう受け入れる
その人の
いろんな面があって
一つそこの人種差別
差別主義者
だったとしても
他方で映画の趣味が一緒だったら
その人とは
折り合いをつけてうまくやっていけるようになったんですよ
みたいな話を
ちょっとごめん解釈間違ってるかもしれないけど
そういうこと言った気がする
俺が偏狂だって話をしてて
そうそう
俺は無理だって言って
俺は無理だって
彼はまあそれはそれこれをこれで
割と区別してますよ
それはでもそれが逆にびっくりしたね
あー
いやでもそれ音頭差じゃないかなと思った
いやほんとそう
俺にはないんだよね
ちょっとあの
あげるわ送るわこれ
あげようか
そういうなんていうかな
例えば
今社会通念として必要とされることに対して
音頭差あるんですよね
あーなるほどね
でも俺ゆず好きなやつとか小袋好きなやつとかには
ミスチル好きなやつとかには音頭差はっきりできないんですよね
お前それ赤眼鏡さん否定してることは
大丈夫か
そういうことなんですよね
いやわかるよ全部全部音頭差を持てというのは
さすがに無理な気はするんやけど
まあでも意識として部分的にでも始めましょう
っていうのはまあ思うとこある
あーそうですね
いやでも始めないと始まらないからね
あーもういいこと言うね
そうそうそう始めないと始まらない
です
あのノー
ノーディスなんですよ赤眼鏡さんには
そうですね
あの人は小袋をね平気で
平気でって誰か俺時あるけど
毎局目に入れてしまうタイプの人間
すごくいい
すいません
傷つけてしまったすいません
音頭差音頭差
それ受け流してください
はい4位でした
あー
俺4位は
4位は
オーレ都市伝承
あるノルウェーの大工の日記
えー何それ
1:33:01
これは何で読んだんだ
これこそ
最近そのブックログを結構
しっかり使ってて
そう本屋行かなくなったんで
セレンディビティ的な本屋
なんていうかな
偶然出会う一冊みたいな
こう
なんていうか趣味
全然知らん人フォローして
何個か
それこう自分でこう
タイムライン作って
バーって見て面白そうと思ったら
読むみたいなことしてた時に
見つけたやつかな
へー面白そう
なんていうか
ノルウェースペース大工スペース日記って
絶対検索せえへんやん
うんまあ線はな線線
一緒
やっぱそういう点で言うと本っていいなって
思うし
どういう本かって言うと
マジで
大工が
ある家族の屋根裏に延べするだけ
の話なんやろ
最高やんか
マジでミニマル
マジで
ミニマルなんやけど
その大工の仕事
俺別に大工の仕事全然知らんけど
めちゃくちゃなんかその
細々書かれてて
作業コードもそうやし
その
家族の屋根裏なんで
家族とのやりとり
仕事っすねだからほんとに
プロジェクト一個のプロジェクト屋根裏を延べする
一個のプロジェクトについて
どうやって進めていくか
日付を
打たれてるわけじゃないけど
プロジェクト日記
みたいな感じでひたすら書かれてて
へー
めっちゃ面白そうやねんけどこれ
曖昧つぼりから始まるから
めっちゃいいやん
曖昧つぼりされてる
俺はされているみたいな
俺は曖昧つぼりされてるがここは妥協できないみたいな
こんなとこここを妥協したら
仕事ポリシーみたいなのも
伝わってくるし
それはちょっともうどうか知る
一冊ですね
いやーもうこれちょっと待って
めちゃくちゃ面白いっすねこれ
やっぱり
この人は自営業なので
自分のやった量に対して
報酬
が返ってくるから
すごい仕事に対して
すごい真摯に向き合ってるしプライドもあるし
だから
なんていうか
まあ仕事も
シチュエーションも国境も
全然国も違うけど
なんかその仕事に対して
パッションみたいなのはすごい
参考になるし
自分
自分がどれだけこのパッション
この程度のパッションを持って仕事できてるのか
っていうとこにもなるし
なんていうかそういう
重なる部分もあるし
異文化
交流本というか
ノルウェーの
1:36:01
そういう感じなんだとか
あの
俺がメモってるのは
食事のシーンでベトナムの人が
いて現場に
工事現場に
実際の施工のところで
この人もいるんだけど
スケット的に来た人が
ベトナムの人がいて
そのベトナムの人が
4かな多分
暑々の昼食
暖かい昼食を用意するに対して
ノルウェーの人はサンドイッチで簡単に済ませる
みたいな
なんていうかそういうカルチャーギャップみたいな
結構面白い
あったな
やっぱ本当に読書でしか
得れへん情報というか
検索しては一生たどり着けない情報なんで
読書いいなって思った一冊でしたね
いやなんかわかる
さっきの豆腐ビーツもそうやけどさ
育児本がない
みたいな話ともちょっと関連するけど
こういう
本当に知る余地もない場所の
知る余地もないとか
自分とは違う業種の人とかが
情熱大陸とかプロジェクトXとか
ああいう
ドラスティックな形じゃなくて
淡々と
仕事をこなしている
その細部が
淡々と書かれてるっていうのが
読みたいけどないのよね
それです
それでした
完全にそれです
しかも大工ってさ
想像はつくけど
多分想像を及んでないところが多いような業種とか
豆腐ビーツもそうやし
サラリーマンとか絶員やけど
会社員
プロジェクトX化されないもの
っていうのを
すごい探してるんですよね
それぴったりかもしれない
これめっちゃおもろそうやな
だって相見積もりされてるところから始まるやん
それはね
プロジェクトX化されないやんか
結局受注を勝ち取り
納品するとこまでいくわけですけど
いやマジ仕事やんって感じやん
それって
これ本もおもしろそうやな
ちょっとこれ買います
すごいいい本でした
ありがとう
全く知らんかったこんな本
いや俺も全く知らんくて
これはだからいい出会い方っていうか
本屋にも多分あるところあると思うけど
そんなめちゃめちゃ
いろんな出版会社とかでも多分なかったから
なかなか
出会いにくいんですよね
これでもやっぱ僕ログのいいとこ
あるなと思いました
5年前
まあそうやね
これがメンチにされてるわけでもないしね
たなざしされてて
取らんよね
しかも出版社のパワーが弱いんで
たなざしされてんのかっていう問題
そもそもそうやね
これはすごくおもしろそうやね
1:39:00
本屋でも見たことがない
探してみようかな
想定的にも結構いけてるんで
大丈夫です
僕ん家でメンテンされるはずです
メンチンね
俗に言うメンチンね
いやいや間違ったら日本語つかないでください
メンテンですね
おすすめです
ありがとうございます
これこそセレンディピティです
以上です
じゃあ
トップ3ですね
トップ3
トップ3は小説なんですけど
うさみりんさんの
車の娘
あーこれ前回
匂わせしたやつ
あそうやね
小説の中では
今年ベストだったかなという
今年の春に出てる
本ですね
これ帯が山田恵美さんとか
中村文則さんとかで
中村文則帯って珍しいね
そうなのよ
何度も染みました
って書いてある
うさみりんさんって
多分おしも湯やったっけ
そうですねおしも湯ですね
おしも湯でショートって
あと一作目のカカ
一応全部読んだんですけど
それの三作目で
なんかねめっちゃいろんなところでプッシュされてて
車の娘こそやばいみたいな
あーなるほど
これはねちょっととんでもない読書体験やったんで
ちょっと小説という意味では
大おすすめっていう感じ
へー
うん
これねあの
うさみりんさん読んだことある?
ないっすまだ
おしも湯も読んでないっす
あーほんと
ちょっとね俺はっきり言って
カカもおしも湯もそんなやって
うーんってか
感覚的には
川上美恵子さんとか
あーはいはい
こうなんかちょっと独特な
言い回しとか
アクター合唱
あーそうそうアクター合唱
という傾向もある
なんかちょっと
なんやろな言い回しとかが
指摘というかポエティックというか
はいはい
感じでうーんまあうーんって感じだけど
ちょっとこの車の娘
娘はちょっとね
なんかまた違う
テイストでテーマとしては
家族をカカもおしも湯も
書いてて今回もそうで
でしかも若い女性が主人公っていう
でうさみりんさん多分
俺らよりも全然若い20代とか
女性の方やから
まあご自身に近い
多分主人公みたいな人
描いてるっていうのはもう3作とも一緒
なんやけど
でかつえっと
主に母親とかやんやけど
家族との関係で悩んでるっていう点も一緒で
でこの車の娘は
今回は父親のDVと
母親の病気っていうのが
テーマになってて
1:42:01
うーん
これもよくあるやん家族っていう
その
テーマとした時に父親のDVっていうのも
よくあるし母親が病気っていうのもよくあるんで
まあその設定とかほんとによくあるんやけど
なんかちょっと
違うのが
まあ若い女性の苦悩みたいなのを
描いてるんやけど
一方でその父親とか母親も
の視点も描かれてるんすよ
ああなるほどね
はいはい
だからその自身が苦しい
っていうだけじゃなく
うん
実はその親も
苦しいと
いうようなまあ描き方するんでね
まあ要はね救いないんすよ
正直
誰かを敵にしてるっていう
設定じゃないんで
全員傷ついているっていう
作りになってるんで
もうほんと救いのない小説
になってますというとこですね
まあそれでオススメっていうのも
でもそういうのあんま好きじゃないじゃん
イメージ的には
ああそうやね
考えさせるという意味では結構好きで
うん
あとなんかその
俺結構こういうランキングを作る
自分の中でこれが良かったとかっていうの
一つの指標としては
その
読むまで
自分が信じてた価値観とかが壊されたときとかが
ああ
あの
ランキングインしたくなるというかね
うんうんわかるそれは
わかるそうそう
でうさみ兄さんのこの車のオススメ
それ一個すごい大きなのがあって
なんかさあの
最近
最近のトレンドとしてさ
うん
苦しかったら逃げればいいみたいなのあるやん
あるね
例えば石の上にも3年的なさ
一番最初に入った会社は
3年は耐えろとかさ
はいはいはい
あの一つのことは10年やり続けたら
身になるぜとか
そういう昔のマッチョイズムからさ
いやいや苦しかったら
嫌な人がいたらそこから
逃げればいいじゃないかっていうのの方が
ちょっと今トレンドっぽいやんか
そうですね
そういう本とか絵本とかめっちゃ
そういうメッセージ払ったものが多いと思うけど
うん
なんかこの本も
結構そこを苦悩するんですよ
この
家族に悩まされてるから
家族から逃げたいっていう気持ちももちろん
ちゅにこ言うてんねんけど
なんか最後ら辺に
逃げるならみんなで逃げたいっていう
風に書かれてて
あーだからそこから逃げるっていうよりか
ってことか
そうそう家族から逃げるんじゃなくて
家族みんなで逃げたいっていう
メッセージになってて
これちょっと食らって
なんかえっとね
メモったのは
一人で抜け出し被害者のように振る舞うのは
違った
1:45:00
助けるなら全員を救ってくれ
丸ごと救ってくれ
誰かを加害者に決めつけるなら
誰かがその役割を押し付けられるのなら
そんなものは助けでもなんでもない
っていう
一説があってですね
これはなんか
ちょっとあんま思ったことなかったというか
家族ってこう
つかず離れてってかさ切っても切れない
不思議な関係
じゃないですか
だから逃げるとかっていうのできなくて
家族っていうのはすごい特殊な関係して
捨てられなくて
でもすごく父親母親には
悩まされている
母親の視点もあって
その二人も傷ついている
だから私は全員で逃げたい
みたいな感じの論法になってて
これがねなんか
自分の中でめっちゃ
安易に
逃げりゃいいじゃん離れりゃいいじゃん
っていうこの今のトレンドに対する
めっちゃカウンターみたいな
なってて
すごい悲しい気持ち
悲しい気持ちなのに
どうしようもないやん
っていうちょっとアサイリオさんの
西翼読んだときみたいな感じで
これどうしようもないやんこの感じ
っていうその
悲しい気持ちになったんやけど
小説でこんな風にこう
感情をね
揺さぶられたっていうのがやっぱすごいなと思って
今年の一冊という感じですね
確かになんか
そういう家族もやっぱ
そっからエスケープする話ですよね基本ね
そうそうそうそう
あるいはお互いのことを理解して
最後ハッピーエンドだとか
ありえへんよそんなこと
確かに
いやし
やっぱ今はやっぱ子の時代やから
そのなんか
なんか塊でどうのこうのみたいな議論
あんまないから家族も含めて
家族でもそれぞれは
子であるっていう
概念
強いじゃないですか
だからそこでなんていうか
そういう若い
めっちゃ若いよね確か20代でしょ
前半とかで
そうね今見たら23とか
やばい
それでそういう価値観なんやっていうのはすごい
面白いですよね
面白いというか
なかなか言えへんよなと思う
小説とはいえ
わかるだから若いからかな
逆に自分たちが今まで読んできた
旧世代の作家の小説とか
にはまずない価値観
なんか
女子クルーたちの下のZ世代
とかの人らが
こういう風に感じるのかみたいなのを
小説でこう知るという
意味で
すごいですね
おすすめです
確かに
かっこつき
Z世代的な
感じで言うともっとドライなイメージあるけど
すごいアツそうな感じ
そうやね
確かにねその
Zの悪いイメージだと
1:48:00
さっさと逃げるよね多分
なんかすごい
いい意味で現実主義
っていうか
悪い意味でもいい意味でも現実主義やから
そういう
展開にならなそうなんで
小説家でもそういう
時代とは
言語をする人もいるけど
いかに
カウンターを打つかっていう
側面もあるからそういう意味で言うと
そういう心持ちなんですかね
そうねだから
ちょっと前の世代では
サイレオさんみたいな感じで
社会派カウンター
サッカー
みたいな感じかな
知らなかったっす
おしもゆとかもそういう意味では
そうだったのかなと今更ながら思うというか
改めて読まないと
いけない気もしている
おしもゆとかなんかすごいそういう
タイトルインスパイアーの
消費のされ方めっちゃしてる感じ
イメージがあるな
そうねおしももゆもね
どっちもパワーアドだから
ぜひっていうところです
気になります
3位私は
村田さやかさんの
信仰ですね
3位素晴らしい
もう年末の年末に
駆け抜けたね
駆け抜けたねこれは
やばかったっすね
知らんなちょっと
検索で
Kindleでセールされて
そうなんや
年末セールみたいな
半額のやつ
出た時から
タイトルやばいやんか
村田さやかで信仰やったら
いつかは読まざるを得ない
生命式的な感じやな
信仰
読んでんけどやっぱ
ギアがやっぱ
数段違う感じがしますね
ほんま
なんていうか
いつも通りっちゃいつも通りなんですけど
やっぱり
いつも通り
の中で
いかに
どんだけトリッキーなんていう
視点の
鋭さがあるんで
そこに感覚させられましたね
っていう感じで
デストピアSF系ですか?
いやそんなフィクション
してなくて
結構リアリティが高めですね
特に兄弟作の
信仰っていうのがあるんですけど
短編集なんですよねこれ
エッセイも入ってるやつで
でも信仰っていう
のが
地元でカルトを
始める同級生がいて
あー面白い
もう面白いな
1:51:00
これから始めますっていうのを横目見ながら
一方で
自分は地元に帰ってきたばっかりで
自分の立場を
担保したくて生きてる側の同級生
コミュニティみたいなのもいて
両方見てて
物語の面白さとしてはやっぱ
最初の設定
カルトを作るっていうところが
めっちゃ面白いかもしれない
カルトを作って
客を取り込んでいくっていう
マルチ方法的な面白さ
どうやってマルチにしていくか
みたいなところの面白さもあんねんけど
信仰っていう
言葉をめっちゃ広い意味で
再定義していくみたいな
がこの小説の面白いところで
なんていうか
信仰っていうと
大体対象は宗教みたいなイメージを
持つと思うけど
それは宗教に限らないのではっていうのが
今回の提案というか
ほぼネタバレみたいな感じになっちゃうから
いやいやまあ短編なんでね
でまあそういう
一番
カルトとかマルチとか
高額な壺とか
売りつけると思うんですよ
価値不層と思われるもの
鍋とか壺とか
なんでもいいけど
それと
ハイブランド洋服って何が違うんですか
みたいな話とか
それはハイブランドを信仰しているのでは
っていうこととか
そこまでって結構
よくある話
言っちゃ話だと思うんですけど
もう一個
なんていうか
現実主義っていう
さっきの話じゃないですけど
巷にはびこる現実主義というか
それ意味ないとか
裏側こうなってるから
そんなことしたって意味ないですよとか
そういう
現実主義に対する信仰
それも信仰
一つの信仰であり
それが一番しょうもないっていう話をしてます
いいね
面白い
それをやっぱりこんだけ面白い
設定も用意しつつ
シンクと話もしつつ
みたいなんで
展開していくんで
超絶面白いって感じでしたね
確かに結構
社外派な
珍しいというか
あんまない
あんまとっぴなことはなくて
短編なんでそういうSFっぽいのも
当然入ってて
確かにね
タイトルは見るにSFっぽいのはあるね
彼らの惑星帰っていくこととか
やっぱり見やすいやつやけど
なんか
人が
ABCDのランク分けされててみたいな
それで寿命決まっててみたいな
よくあるね
村田沙耶が物資バリバリ聞いてるやつ
みたいな
で一番生存率が低い人が
野人になるっていう
1:54:04
ともすればほんまスマホの
しょうもない漫画やね
だけどやっぱね
なんか常にやっぱ
この人やっぱドヤ感がないんですよね
ガチだったのか
こんな設定
ドヤみとかなくて
野人になるんやけどどう思うみたいな
感じで来てる
っていうのとあとタグボンに
読んでほしいと思ったのは
エッセイが入ってて
これが村田沙耶家流の
多様性に関する洞察
読みたいですね
これはもうめちゃくちゃ
タグボンにかなり意見的に近い
性欲にかなり近いですね
謝ってたわすごい
多様性っていう言葉使ってしまってすみませんでした
って謝ってたから
それに至るまでの著者が
今まで
なんていうかめちゃくちゃ
小学校とか
学校とかではすごい協調性を
重視するくせにあるどっかのタイミングで
大人が理解できる程度の個性を
発揮しろって言ってくるのが
気持ち悪すぎるとか
そっから多様性っていう
言葉は今ばっこしてるけど
多様性の程度の話ですね結局ね
自分にとって都合のいい多様性しか
共有してないんではないか
自分のことを
多様性っていう範囲で収めて
多様性っていう言葉で
自分を肯定してすみませんでした
みたいな
感じの話になってて
すごいなと思ったのが
どうかもっと私がついていけないくらい
私があまりの気持ち悪さに吐き気を燃やすくらい
世界の多様化が進んでいきますように
今私はそう考えて願っている
何度も応答を繰り返し考え続け
自分を裁き続けることが
できますように
多様性とは私にとってそんな祈りを含んだ
言葉になっているっていうのがあって
ある種の懺悔的な
感じになってて
それはもうすごい強烈な皮肉っていうか
それも含んでて
めっちゃ
エッセイなんで
浅い量のは小説なんで
解釈論みたいな話がバーって
できる良さはあるけど
エッセイはエッセイで
すごいダイレクトな意見っていう意味で
面白かったですね
しかもエッセイは
こいつないよねあんまり
エッセイ集も何冊か確か出てんねんけど
そんななんか
小説が強烈な面白すぎるんで
そうね
裏顔
ひもと
別にあんま変わんないじゃないかっていう
確かにあのままじゃないか
あのままじゃないかっていう感じがする
1:57:00
読んだことないんだけど
エッセイは何冊か出てますね
出てる出てる
この間私が食べた本っていう
書評をちょっと読んないけど
それはエッセイとはちょっと違うから
そういう言葉珍しい
うん
いや本当にね
本当に
コンビニ
コンビニにもすごかったし
生命式もすごいですけど
またまた
全然違う方向で
ギア
入れてんなっていうか
どや感ないっていう点でいくと
今村なつっ子さん感もちょっとあるよね
ありますね
当たり前じゃないことを
当たり前のように書いてしまうっていうか
それがすごい納得力が
あるっていうのは
あります
ありがとうございます3位とは驚きだね
まくられましたね
早速っていいだろ
最後の最後で
はい
えーとじゃあちょっと僕
次が副書館のつもりだったんですけど
えーと
電動入りされたので
次はですね
2位は
これ読んだかもしれないですね
村井理子さんの家族
あーそっち読んだやつ
兄の姉妹
あー読んだ
姉妹
兄の姉妹
終わりと書いて姉妹ね
俺はその家族の後に
兄の姉妹読んだんですけど
村井理子さんの家族
これはちょっとねやばかったし
何がおもろかったって聞かれると
わかんないんですけど
ただただ
筆記っていうかな
回るね
文字力に
尽きる
自伝エッセイ
でした
そうですね
えーなんか
これほんとに村井さんの
生まれた時から
つい2年ぐらいまで
前かな50歳ぐらいなんで
半世紀ぐらいを
淡々と
自分の歴史をひもといっていくっていう
もので
家族っていうタイトル通り
お父さんお母さんお兄ちゃん
ご自身の
4人家族に焦点当てて
おったもの
ちょっと特徴的なのが
その
全員亡くなってるんですよ
でその
これ時系列で書かれてるやつやから
お父さんお母さん
お兄ちゃんと順番に亡くなっていく
その死に
村井さんが
当たり前ですけど都度立ち会ってる
っていう
そのよしよし死に対する
考え方みたいなのが
出てくるんやけど
その
2:00:01
そこのね
そこがすごくちょっと言葉にならないんですけど
そこの描写がほんとに
毎回すごくて
あの
結構
これもさっきの車の娘と一緒で
昭和的な家族なんで
お父さんが結構
DVですと
母親は
母親が一番訳分かんないけど
結構浮気したりとか
えっと
お兄ちゃんに過度な
過保護であったりとか
中立主義の人で
でお兄ちゃんが
兄の姉妹呼んだ人は分かるけど
かなり問題児で
多動児で
問題児でっていう
村井さんもさっきの車の娘と一緒で
家族にすごい悩まされてきた
という人なんやけど
ただ
実際にその
いざ自分が憎んできた
父母兄が
亡くなった時にやっぱりその
悔いとかが
残ってるんですよ
村井さんの中に
どんだけ憎んでても
その辛い
その
辛いっていう感情もあるし
死ぬっていうのは当たり前ですけど
もう二度とその人に会えない
っていう事実
淡々と描写されてる
っていう
そこが
めちゃくちゃ引き込まれ
俺これ一日で読んだんやけど
確か夜中ずっと読んでて
めっちゃ疲れたんですけど
めっちゃエネルギー吸い取られた
というかそこの表現
それがもう
だいぶ昔読んだんやけど
2月ぐらい読んだ時にもう
その経験値がちょっと
心にあってちょっと2位という
感じですね
でも俺も兄の芝居は
一日で読んだな
あれは読めてしまうね
この人本当文章めっちゃ上手いし
めっちゃ上手いな
ほんと淡々と描いてるっていうのは
すごい分かるし
人が亡くなった時に
何が起こるかがマジで淡々と書かれてるだけで
兄の芝居方はね
分からん
これだいたい
ウェットやん基本
これはもう
ウェットに書くのが一番簡単な方法なのに
多分
兄については本当にもう
めちゃくちゃ
ドライというか
そこが
なのにすごいページはめくっちゃう
何か確かに
分からへんのね
分からへんのね
何がすごいかって聞かれたら
本当分からないんだけど
これレビューになってないんだけど
なんかその
例えば
兄が亡くなって
兄の部屋を片付ける
2:03:00
家族でもその描写はちょっとあるんだけど
最後らへん
そこで
情景の描写とあとは心情
そこで感じた自分の心情の描写
っていうのが本当に全部
怖いくらい
淡々としてて
それが
逆にすごい悲しみを
帯びているというか
何か兄ちゃん
に過去すごい
苦しめられてきたから
憎んでんねんけど
何か兄ちゃんも大変だったってことは
村井さん本人も理解してて
心が落ち着かないとき
頭の中が文字で
満たされてしまうとき
避けるのではなく飲み込み
そして緩やかに吐き出す
吐き出していくのだと伝えることができていれば
どれだけ兄に平安がもたらされただろう
怒るのではなく流す
壊すのではなく遠ざける
兄がそれを知っていたら
私が伝えられていたらと後悔することばかりだ
っていう
ここね何か分かります?
ここ見たくないけど
怒るのではなく
怒るのではなく流す
壊すのではなく遠ざけるとかっていう
この言い方
これって何か
憎んだ相手に対してそういうことを
分析して文字に起こせるのか
っていうのは
何かすごい
感動するというか
本当に文体の勝利という感じで
もうその一言です
いや本当に何か
謎ですね
これ読んで
兄の姉妹読んで
村井さんの
この方の日記かな
家族で住んで
本のタイトル忘れたけど
あと犬の日記
それぞれ読んだんですけど
とにかく家族と兄の姉妹が
頭抜けてましたね
なんじゃこりゃっていう
この2冊はマストボーン
って感じです
はい
以上です
ありがとうございます
僕の2は
インターネットは言葉をどう変えたか
グレッチェンマカロック
知らないですね
これは
これは何かで
ネットで
ツイッターかな何かで見て
おもろそうと思って読んだんですけど
これはもうね
なんていうか
なんかインターネットにおける
言語の歴史みたいなのって
全然体系化されて書かれてない
と思っていて
それが
なんかすごい本当に
体系化っていうか歴史
インターネットの始まり
から今までどういう風に
インターネット上で文字が表現されてきたかを
言葉が表現されてきたかを
丁寧にこう歴史
2:06:00
さかのぼりながら
こう解説してくれる1冊で
なんか
今までなんていうか
口語
流行語とかも含めて
なんていうか
流れその
当然テレビとかラジオとかでは残ってたけど
テキストで
簡単にアクセスできる
ツイッターとか
Facebookとかもそうだけど
そういうのが記憶で残るようになった結果
そういう分析がめっちゃしやすくなった話
はいはいはい
結構面白かったのが
ジオタグ付きのツイートの解析で
方言エリアが作れたりとか
そんなにジオタグ付きのツイートがどんだけ
あんねんっていう話もあるんだけど
今やね
昔は多分あったんだけどね
牧歌的だった頃は
そういう話があったりとか
なんていうか
インターネットで
なんていうか
ウェブ上で感情を表現するときって
最初
絵文字はなくて
なんていうか
かっこマークとか
顔文字かな
あと大文字とか
文字の使い方
あと並戦
3点リーダー
?
例えば
メールで
同僚とかとやり取り
チャットもそうですね
同僚とかとやり取りするときに
どういう文字を使って
やり取りするかみたいなのあるやん
めちゃくちゃ好き
びっくりマークめっちゃ
使う人いるやん
全てにびっくりマークついてる人
ちょっと俺それ
でも丸
全部丸の人もいるやん
全部丸の人ってすごい
マジドライなんだなって感じするやん
文面上はね
ついてたら
きついな
それは俺らの世代
34後の世代が感じる
そのラインがあるし
50代は50代のラインがあるし
それってインターネットとか
ネットに対してどんぐらいの
どっから接し始めたかによって
全然考え方が違うんですみたいな話とか
なるほど
そうそう
なんていうか
絵文字も
絵文字はそのジェスチャーの一種であり
伝えようと思って
使ってるのであり
努力をしているものである
というか
そういう理由を一個一個
これはこの時始まって
とかそういう解説が
全部されてて
そういうのが面白いなと思いましたね
めっちゃ興味あんねんけど
そう
しかもそれ
インターネットで使ってる言語って
日々流れていくやん
当たり前だけど
2:09:01
トレンドは多分2010年から
今例えばツイッター始まったのは2007年
とかでしょ
その前はブログあったし
ブログの時にあったカルチャー
アメブロでめっちゃ開業
幅取るとか
それは別にここに書かれてないけど
そういうカルチャーがあるわけやんか
それが
体系化されて歴史化されてる
スライド作業としてすごい貴重だなと思いました
えーおもろいな
そうそうそう
だからなんていうか
あとは
インターネット論ですね
なんていうか
えーと
はっとした例えで言うと
固定電話の導入と
チャットツールの導入って
インタラクトされる観点では
同じとか
固定電話がなかった時は
なかった
で今チャットツールが入ってきて
結構仕事中に
自分がやってる最中に
チャットで来るやん
今いいですかとか
それと固定電話一緒です
だから別に変わりはない
っていう話とか
あと
やっぱりなんていうかな
インターネット
リアルライフって
切り分けられるようで切り分けられないっていうか
もはやリアルライフの一つであり
うん
なんていうか
変な人
授与する必要ない話とか
トランプ
を授与する必要がないっていうか
受け止める必要がない話とか
そういう感じです
そういうなんていうか
何言葉とインターネットみたいな
ネットかな
歴史を知りたい人にとっては
めちゃくちゃオススメですね
インターネット好きな人はオススメですね
インターネットが好きというか
なんかそういう
立場とかが違う人に対して
どういう言葉を
投げかけるかとかっていうのを
考えるのがすごい好きです僕は
あーその考えるのが
文面を作るのが
文面
このレベルまでの
砕けさはあの人はいけたっけな
とか
特にチャットがね
会社の中でメインカルチャーになってたくらいから
メールとはまた別の
語尾というか
確かにそうね
俺は嫌いなやつにめちゃくちゃ
手にいくっていうスタイルでやってるね
おおむね一緒です
いわゆる
インギンブレーというやつですけど
おおむね一緒ですね
めちゃくちゃ一番最下層から
減り下っていくっていう
という感じでやってますね
まあでもなんかすごい難しい
俺なんか今ほんとに100%
ほぼ100%テレワークなん
っていうかまあ同僚も含めてはそうですけど
もともと関係があった人とは
そういう風にできるけど
2:12:01
関係がなかった人と新たにこう
ウェブ上で関係を作っていく
みたいな感じなんで
ほぼSNSで知り合い作るみたいな感じに近い
っていうか
あーでも一緒よ俺も
そういう意味で言うと
それがどういうことなのかとか
あー
ちょっと話取れないけど
俺も例えば
栃木とか八戸とかの人と
うん
プロジェクトすることが結構多くて
急に
仕事の性質上ね
でもうオンラインで
もちろんデジタルでやり取りできないから
顔も名前も
年齢も
知らないような人にチャットでこう
いろいろ仕事を進めていく中で
どういう語尾で
確かに
やっていくべきかみたいなのは結構おもろいし
俺は結構最近はもう
最近割とねどうでもよくなってきてるから
仕事がいい意味で
ミスってもええかと思ってるから
なんか結構砕けるんですよ奥から
あー
ビックリマークなんてのは一番いい例やけど
最近やりすぎたと思ったのは
なんかちょっとミスったんですよ
僕が
どう考えても僕がミスって
でそれちょっと言わなあかん時に
なんかカッコボソ
そういえばあれミスっちゃったなぁ
カッコ閉じるみたいな
チャット送ったんですよ
めっちゃ目上の人
やってるやろ
やってるわそれは
相手の人たぶんね50くらいだよ役職的に
やってるなお前
でもやってええかなと思って
もうなんか栃木県の見ず知らずの
同じ会社の人やけど
でなんか俺がミスったと
でそれでなんか堅苦しく謝る
いやもうビジネス的にはそれが大事なんやけど
何がええねん
と思ってどうでもいいわと思って
結構攻めてます
僕は
そういうのがすごい好きで
だからこの本はそれをなんかこう体系だって
説明してなんでそういう語尾を
使うのかみたいな
そうそうそう
英語学習やからね
いいですねこれいい本ですね
いい本です
ありがとうございます
俺はそういう謝るときはもう3点リーダーの連打です
3点リーダーと丸の
3つの
コンビネーションですね
申し訳ございません
ここここだと思うんですが
あと丸丸丸
丸丸丸
まあでもそういうのは
自由
技術とはいえ一定の
パターンがあるよねこういうときはこうみたいなね
すごい面白いですね
はいじゃあ最後ですね
えーっと
じゃあ僕の1位
はえある第一位は
パックサラさんの
ヘルシンキ生活の練習
あー見るねそれ
社会学の本ですね
これは
面白かったです
これはあの
2:15:01
今年の正月に読んでてさ
今年第一弾で
こういうことなの
そうねなんかもう
よしよしで思い出すし
これもあのブレディさんと一緒で
いろんな人に配ったんですよ
多分一番配った冊子は多い
ですけど
これはね今でも何度でも思い出す
ですね
配りすぎて今実は家にないんですけど
これはあの
パックサラさんって
多分これ以外本ほぼ出てない人なんやけど
まあそもそも社会学者の
方で
えっと京都に住んであるんやけど
まさにコロナが
始まった2020年春
2020年春とかに
えっと仕事で
フィンランドのヘルシンキに子供を連れて
移住して
そこであの
まあ保育園に入れたりとか
あとは
制度の違いとか
を中心に
日常
描いた社会学の
エッセイ
になってまして
別に
あの
北欧万歳論者とかでも全然ないので
えっと
なんかヘルシンキいいな
日本やばいなとかそういう
意味では決してないんやけど
でもまあこのパックサラさんは
えっと別にこの日本を
通列に否定するでもなく
なんかどこが
ヘルシンキと日本でどう
違うのかみたいなのを
淡々とその描いてる
んですよ
例えばその
教育の観点とかでいうと
えっと俺はこれちょっと一個
心に残ってるのが
あのまあ保育園に
入れてるんですけどね
娘を保育園に入れてるんだけど
保育園の親と先生との
面談とかで
なんかそのカードがね
並んでて机の上で
まあ例えばそのパックサラさんの娘さん
Aさんやとしたら
Aさんは例えば
何々する
能力がないですね
とか
一方でこういうことは得意ですねという
まあ分析を
先生が師範で
それがすごいその
何々ができない
何々する才能がないみたいな言い方は
決してしなくて
スキル全部はスキル
そういう
ちょっとスキルがまだ足りてませんね
もう少しここは練習しましょうとかっていう
そういうすごいあっさりとした
対策を提示してくるらしいんですよ
だからこの
性格とかあるやん
この人はもうこれが苦手で
できへんねんっていう
しかもましてそれを保育園とか
学校に向かって親とかが
言ってしまう場面ってあるやん
2:18:00
この子はこれがもうできなくて
こういう生まれ持った性格で
的なことで
割とちょっとね突発的に
言ってしまいがちなんやけどそうじゃなくて
別にその人は
それができない性格とか性質じゃなくて
練習不足なんです
みたいな言い方とかっていうのが
フィンランドは割と
常識になってるみたいな
話とかは
上がらざるを得ないですよ
やべえ
フィンランドめっちゃいいって
なったりするとかっていう
教育理論とか
あとは
社会構造の話とか
社会学者なんでこの人
何と何が
違うのかみたいなその比較とかを
本当に冷静に
知的にしてる
っていうのが毎回毎回面白い
何かないってことね
ないですね
今村夏子や村田沙耶香さんみたいに
と同様で
どや感はないです
ここはすごくいいこと
でもフィンランドは
例えば自分が
助けてって言わない限り絶対助けてもらえないとか
っていう風土らしい
日本ってすごい過度にさ
持ちましょうかとか
今どうされたんですか的な文化だけど
若干過干渉
そうそうそう
それと真逆でみんな
困っているということを
言わないと困っていって伝わらない
みたいな文化とかには結構苦しんでたり
とかだから結局
フィンランド最高オール100%
では全然なくて
ここは良くないと思う
とかここは違うと思うみたいなことも
あるんで
全然北欧
論者ではない
ので
そこはご安心
心配しない
これ結構有名
俺あんま聞かへんねんけどめちゃくちゃ面白くて
なんか結構
見る気がするな
マジでそうかなら嬉しい
おすすめ本みたいなんで
ちょっと周りに
あんま本好きを見つけれてなくて
こんな本あるんですねみたいな
しかも貸した人からフィードバックないんですよ
今のところ
みんな読んであれって
これ俺だけが世の中で盛り上がってるって
思っちゃってたんやけど
これ系はさ結局
それに対しててんてんてんってなる
パターンもあるからな
でも小育て本でもあるからさ
一部
配った人はみんな同じような世代の
親御さんとかで
結構通ずるもんとか得られるもん
多いかなとか
勝手に押しつけがましく思ったんやけど
セール新規と比較して
客観的に見てるとはいえ
読んでる人からすると
日本終わった
みたいな
考え方になる人も
いるんじゃないかなと思った
それは確かに俺も
一部分では思うところがあって
2:21:01
日本終わったなっていうのはあるけど
でもね他国を知って
時刻を知るみたいなのがあるじゃないですか
できることもありそうやしね
うん
さっきのスキルの話とかは別に家でできるっていうか
そうそうそうそう
さっき山田が池川雄二さんの本
読んだときに
即時性を求めるって
言ってたけどまさにそうで
子育てとか理念とかって
日進月歩変わっていくから
こういう本を読んで即
次の日に実践してみるとかね
そういうのにつながるんで
めちゃくちゃ僕は
いいなと思うし
スキルの話とかで言うと
公演とかで
知り合いの人と喋ってて
この子はこういうのができないんです
とか
言い張る人って普通にいっぱいおるけど
俺はそこで意識して
いやまあ練習したら
誰でもできるんで
とか言うようにしてます
ちょっと嫌な奴やな
大丈夫か
自分の心持ちをとして
そこですよねとか同意はしないでおこう
なるほどね確かに
意識してやってるんで
そういう日常に
すごいフィードバックされたっていう
本当にフィードバックされた量が
一番多かった本っていう感じが
ちょっと気になるなやっぱ
いろんなところで見るし
いろんなところで見るのであれば
ぜひ
多分嫌いってことは間違いなくないです
このめちゃくちゃいい本だと思います
はいありがとうございました
1位か
じゃあ
私の1位はもう名前が出てましたが
今村夏子で
アヒルですね
うわーまじかよ
ちょっと
アヒル
すげーな
アヒルやばかったですね
異常ですね
短編ですねアヒルという
全部読んだんですが
キワントンコツキヤネウ
それ読めてないんですけど
残りは読んだんですけど
今年全部
でもこういう人まじで
ちょっと
本当にすごい
久々に調節で
まじかーって感じが何回もある
作家でしたね
どの作品も全部
いろんな面白さがあるんですけど
やっぱ
星の子とかこちらみ子とか
分かりやすくはっきり面白いので
序盤
こっち最初
そっちですよね
こちらみ子なんて本当に
1作目と思えないというか
ぐらいすごい
本当に
なんていうかな
ドラマティックやし
すごい繊細やしっていう
全部持ってる
すごいやつやけど
アヒル
って本当に
2:24:01
なんでもない
この
ワンテーマで
こんな変なこと考えて
しかも物語として面白いし
だけど変ななんていうか
裏にある社会構造とかも含めて
指摘していくみたいな
レイヤーの重ね方が
すごすぎて
やっぱ
つぬけてるなーって感じがしましたね
ブラザーサーカスさんも相当ですけど
個人的には
今村夏子のほうがすげーなって感じ
SF味がないんで
SF味なしで
これできるっていうのが
すごいかっこいいなー
って思いましたね
でも比べるもんじゃないけど
はっきり言って今村夏子さんのほうが
好きですね正直
好み言うと
ブラザーサーカスのほうが好きなんですよ
SF好きだから
やっぱこのブチ
たまにぶっ飛んだやつ
生命主教がされてる例だと思うんですけど
人を食べるみたいな
けど
ビビったっていう
価値観変わるっていうか
あんま小説って
ここ何年か
特に女性のは
村田沙耶か
田和田洋子
そんぐらいかな
漁を読んでるっていうと
その辺しか読めてなかったのに対して
ガツンってきたっていうか
何も分かってなかったなみたいな
感じが
久々に味わわされた
っていう意味では
アヒルとはねでも
アヒル選べばいい
アヒルの進化系が
アクターから取った
紫の
アヒル選べばいい
誰でもいいけど
買いが利かない
今の話でもあるし
労働者の不安定な立場とか
貧困の
どの話も貧困の話が
どうしてもメインで入ってきてて
それもやだみがないし
物語の設定として
ちゃんと機能しつつ
今日本における
社会の話
ちゃんとなってるんで
日本の小説になってるし
でちゃんと
笑わせてくるし
そうやね
笑いのセンスもあるし
これが小説である理由だよね
そうそう
これがエッセイとかではないのよね
そう
エッセイだと
一人のことしか書けないけど
子供の主人公ってか
アンミコもそうやし
アヒルも子供の主人
って書いてることも多いんで
2:27:00
それも小説にしかできないな
っていう感じは
あるかな
そうね
あるし
そうですね
本当にどれ読んでも
毎回やっぱ新鮮な驚きがある
っていう意味では
右に出るものがいないと
今思うかな
あの
日常
日常肝系
っていうかね
ジャンル分かんないけど
なんていうか
日常に溢れてそうで溢れてない肝系
なんやけど
結局
紫とかもそうやけど
普通ってなんなの?
みたいなことを
めっちゃ訴えてくる
一見
まず思うんだけど
読んでると
でもキモくないって何?みたいな
全問答になるという感じが
どれもする
アヒルが入れ替わってて何がキモいのかよく分からない
そうそうそうそう
何がキモいんだっていうね
やけど
それを変える動機とか
維持続ける意味とかが全く
詳しく説明されないとか
そうそう
詳しく説明されないっていうのがすごいいいよね
こういうもの
普通に対する疑いっていうのがめちゃくちゃあるよね
それを子供の視点でぶつけていくっていうのが
一種の固まったスタイルっていうか
だと思うけど
いいですね
紫のスカートの女の人
エッセイ何個かついてて
なんかめっちゃ普通の人っぽい
ご自身
そうそう
普通の人っていうか
またこれ言い方
普通って何
普通って言い方
何やったかな
イオンのスーパーの買い物拍子とかめっちゃ面白くて
あー
ちょっと記憶にあるなそれ
とか大和川の話とか
大阪なのかな住んでんの
今どうなのか分かんないけど
そういう話とか
書いてあって
それこそほんと
一位の人っていうか
街の人っていうか
ゴリゴリの文学者とかじゃないっていうか
単純に目が
めちゃくちゃ良くてみたいな
目が良くて
かつ表現力持ってるみたいな
うん
っていう
変に文学的に難しくない
のにかっこいいっていうのが
うん
なかなか
出会わないなーっていう
難しい
すごい文学的な表現でかっこいい人いっぱいいる人もいるけど
うん
それこそ一番難しいみたいな
うん感じ
今更ながら
本当に今更ながら
改めて感じました
いやーすごいですね
今更感ビンビンですけど
2:30:01
はい
そういう意味では返す形なんですけど
豚骨Q&Aの
あのね4作あんねんけど
両夫婦っていう
短編マジで最高やった
ほんま
日常キモ系の極知
これは
笑いもあるしもちろん
怖さもあるし
面白かったんで
ポイント還元あるんで
買ってしまいます
これはヤマダさんに
新作でだって教えてもらってから僕が買ったんで
逆輸入なんですけど
超面白かったです
いやー
マジですごいですね
はい
すごいね1位今室夏子さん
素晴らしい
でも
本当にね
今更感半端ないですけど
そうかな
そうじゃない
現役で誰って言われたときに
今室夏子さんちゃうかな
ちゃうか
なんか
違う気がするけど
ちょっとイレギュラーかな
今誰なのか
いやなんか
すごいめっちゃ評価されたタイミングが
なんかどっかのタイミングだったと思うけど
それこそ
なんか
文芸師が出たとき
うん
この人が商業デビューというか
文芸
なんていう雑誌やったかな
名前忘れちゃったな
なんかすごい
文芸とかじゃなくてすごい
新興の
新しくできた文芸師
みたいなのに
プックアップされて出てきたイメージなんですけど
あそうなんや
なんやったかな
まあそういう
ことっすね
そういうこと
本当に面白いんで
マジおすすめです
ありがとうございます
すいません
食べるのが遅いでした
新創刊
2016年か
その前にも
こちらはみこで爆発した
あれやろ
なんか
会社休みになったから急に小説書いてんやろ
意味やから
ということで
今年も
ロングトークになりましたが
ほんまやねすいませんやっぱおさまらんな
そうですね
結構
いい話ができたと思います
そうですね
ちょっと
しゃべるがことで整理されるのもあるんで
ちゃんとね
紹介されたやつ読もうと思って
うんうん
2:33:01
反眼とかめっちゃ面白そう
ノルウェーの日記は早速読もうと思ってます
そうですね
っていう感じで
お互い
また今年か来年か
はい
そうですね
札数減っても
10冊読んでればできる話なんで
そうそう
ライフワークとして
できる限り続けていきたいなと思います
はい
そんなとこですかね
なんかありますか最後
うーん
いやいや
でも本当に今年はすごい興味がやっぱり
今年はというか
今年はというか
ここ数年興味が偏ってるんで
ちょっと
読む本読む本全部
知ってるなみたいなことが
普通であんまり良くない
なかなかネクストジャンルに
行きたいっていうのがあるんだけど
行けてないって感じですね
まあそういう
フィーリングとかタイミングがいろいろあるんですよね
うん
刺さる時と
刺さらん時っていう
なんていうか
その時々の興味に応じて読んでって
溜まっていくみたいなイメージ
そうやな
ですね
確かにな
ある日突然小説めっちゃ脆いってなる時もあるからな
なんか
最近俺今そんな感じやな
あーいいね
それがちょっと最近なくてあんまり
逆に
前あれどっちかな
ゴールドブリアスかな
進んでいけへんっていうかさ
小説はやっぱ進んでいくんですよね
あーわかるわかる
それに助けられる感じがめっちゃわかるようになりました
人文とかそういう
エッセイとか
わかるわかる
進まないから
たとえ思んなくてもプロットはあるから一応
ページは進むってやつ
落ちまでは読む
それが小説
あー思んなかったなってなる可能性もある
ページは進むっていうね
あるよね小説
確かにな
まあその意味では
自分が知りたい本を
なぜ読むかみたいなところに
行き着いてしまうよね結局
そうですね
ある時代の日本語ラップのほうとか
ほんま秒で読み終わるけど
それは興味があるからっていうか
自分の前提知識も豊富やから
すぐ読めるけど
じゃあさっきの
他人の靴どんぐらいの
言い食い速度で行けるのかっていうと
まだわからんなって感じ
そうそう本当そうやね
純粋なエンタメとして
読むとかって最近ちょっと少ないから
まあちょっと
課題としてます
課題としてます
はい
自分自身の課題です
2:36:00
はいということで
本当はねここから今から
30ライジン340の
予想を今からやってもいいんですけど
ちょっとやばいな
そんなことよりも
今日あった岩竜島の話もしなあかんねんけど
最近
いろいろあるんですが
プロモーター
中塚さん呼んで
中塚さんでやりたいのは
特集ブレイキングダウンですね
これあるとぜひ語りたいなと思って
中塚さんから見た
ブレイキングダウン
これはだいぶものっぽい
サラリーマン格闘から見た
近年のブレイキングダウンブレイク
っていうのはマジで聞きたい
あー確かに
やりたい
7終わった後ぐらいかな
そうね
やる
40の話
少しずつかな
40はめちゃくちゃ楽しみ
それで
はい
ということで
中塚さんでした
ありがとうございました
お疲れ
いえい
02:37:34

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