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父親が何十年くらい前に、何かで入院してたんですよ。人間どっかの中に引っかかって。
10日間ぐらい入院しますと。消化器系の何かだったので絶食しますみたいな話。
天敵英語飯食いますみたいな話をして。10日間入院暇じゃないですか。
彼はスラムダンク全巻買って、読んだことがなかったと。
兄も私もスラムダンク好きだったので、家にあることは知っていたと。
改めて俺も読んでみようかなと思うと。
彼は読み始めてですね、スラムダンク合計31巻を。
遠くあれば余裕じゃないですか。
もう余裕じゃないですか。
読み進めていくと、途中20何巻ぐらいで、桜木花見主人公がめっちゃ食堂で大食いするシーンがあるんですよ。
ご飯に角丼、味噌汁の皮にラーメン、そこにサンバオみたいなシーンがあるんですけど。
もうそこがえぐいぐらい苦痛だったっていう話をして。
でも全般めちゃくちゃ感動したとは言ってたんですけど。
あのシーンは厳しかったっていう話をしてて、今なんかふと思い出しました。
確かに漫画を勢いよいにしたいけどまとまった休みがないっていうのは大人の悩みですよね。
ワンピースって読んでないんですけど、1年くらい休みあったら読もうかなみたいな。
何も気にせず。もうだって100巻くらいあるでしょ。
まじっすか。
わかんないけど。
こじ壁じゃないですか。
それはしんどいなぁ。
1年くらい何も気にせず休めるんだったら、その時読んでみたいみたいなね。
最近ノダメカンタービレをまとめ返したんですよ。
全25巻。
クラシックのコンサートにノダメカンタービレオーケストラみたいなコンサートがあって。
今でもあるんですかね。
今もやってるんですよ。日本全国周ってやってるんですけど、行ったら超感動して。
帰り道の電車でノダメカンタービレ全巻買いして。
その後は夜の11時から3時がこういうタイムですね。
おもしろいですよね、ノダメ。
読んじゃう。読んじゃう。めっちゃよかった。感動した。めっちゃよかった。
わしも好きだったな。ドラマも見てたな。
ちあきがかっこいいんですよね。
かっこいいな。
みきさん好きそうだな、ちあき。
かっこいいな。
かっこいいなと思います。玉城ひろしかっこいいなと思います。
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かっこいいな。
あれはかっこいい。あれはずるいよ。
あれはノダメが魅力的っていうか、すごいダメじゃない。人間としてダメだけど、どっか1個光ってるっていうのはすごいかっこよくかも見えますよね。
そうね。そうね。そうね。
ちあき先輩のいい演奏とか見るとへこんじゃうじゃないですか。
練習するねんって言ったら一途にやる感じ。
ああいうのいいですよね。
忘れていた何か。めっちゃよかったな。
ノダメだったらグリーンっていう漫画読んだことありますか?同じ作者の。
すごい昔の農家の嫁になりたいってやつなんですけど、その農業の漫画も、何が面白かったか忘れちゃったけどすごい面白いなって。
二宮智子さんってすごい人間描くの上手ですよね。
今は宝石の漫画やってるんですよ。
宝石?
今二宮さんが描いてるのは、連載中なのは七夜しのぶの宝石箱っていう。
七夜の後取り娘と血流れしちゃったイケメンの息子っていうのがいて。
その七夜の女の子の家に息子が血流れしてきた訳ありの。
でその、血流れしてきちゃったからその女の子とその子は婚約関係にあって。
でその女の子は石を見る力、この宝石とかを見たらこれは偽物、本物とか、機械でも分かんないようなことを石から気が出てるとか言って分かっちゃう女の子。
男の方は石が好きだったりとかして、高級宝石店の店員、外商さんみたいなことをしてる人なんですけど。
そういう人の石にまつわるミステリーを描いてるんですけど、めちゃくちゃ面白いです。
へー、石。
なんでその、石流れすることになったのかというのも、石が関係してたりとか、何も言えないなうまく。
ネタバレを介しながら。
そうそう、そういうことがすごい。
そういうのを七夜にやってくるお客さん、分け合いのお客さんとかもネタを挟みながらちょっとずつ、
この謎の石は、昔から持ってる石があって、この石ってどこからどうやって作られたんだろうとかっていうのが少しずつ暴かれていく。
その結果として自分の質字とかもどんどん分かってくるっていうミステリー仕立ての漫画をやってるんですけど、
それもちょっと変わった人たちが愛おしく出てきて楽しいですね。
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すごいなぁ。観察力すげーあるなぁ。
そのコンサートの中で、ドザベカンターヴィレノっていう漫画を読んだ時に、
プロが読んでも、そういう指導の仕方あるよねとか、そういう風に引いちゃう時あるよねみたいなのをすごい共感するらしいんですよ。
へー。
あ、こういうこという指揮者いるみたいなことが言ってて、
今の話を聞くと別にクラシックもスーパー専門家じゃないわけじゃないですか。
多分今シチアの専門家でも、専門家というかもう、
宝石の専門家でもね。
ないし、農家の専門家でもない中で、よくそういうのを観察して描けるよなぁ。すげーよなぁ。
でもなんか漫画家ってみんな観察力著しく高いですよ。だって無能の他の人もそうだし。
庵野もや子さんとか東村あき子さんとかもめちゃくちゃ観察力高くないですか。
ああいうのってどうやって見てるって言い方あれですけど、
下手なビジネスやりましょうみたいな人の観察どうこうやるのと全然全然違いますよね。
すごいよなぁ。
その目線を漫画にしてくれてるわけだからありがたく読むんですけど。
みちさんの観察力ビックリ漫画タイトルナンバーワンは何が?
庵野もや子ですね。それは本当にやっぱり。
タイトルで言うと?
ピカチュウ紳士録っていう。
花下永紳士録っていう。
えっとね、外国の召喚を舞台にした欲望がテーマ。人間の欲望がテーマの漫画なんですけど。
面白いし、でもね、人間の観察力って意味だったら、
庵野真由子さんってハッピーマニアっていう漫画でガサブデビューするみたいなのがあったって読んだことあります?
ないです。
それは15年ぐらい前の、
アラサーのしょうもない女のしょうもない恋愛。
男に振り回されてボロボロになってみたいなしょうもない恋愛感を書いて終わった漫画なんですけど、
それが今、こうハッピーマニアって言って、
その続編をやってるんですよ。で、その同じ主人公が15年経ってどうなったかっていうのを書いてるんですけど、
もう本当に死ぬほど空っぽな人間が出来上がってて、
死ぬほど空っぽな人間と、本当にクズな男たちの漫画なんですけど、
その空っぽ具合とか、周りの男たちのしょうもない感じとかが、
なんでこんなことわかるの?みたいな。本人自体はいろんな経験をしてきてるはずなのに、
なんでこんな空っぽな人間が描けるんだろうっていうか、
恐らしくなる。私が何もしなかったらこういう風になっちゃうかもしれないって、
本当に思わせる力がある漫画で。
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恋に恋した時代もあったけど、普通に真面目な男高橋と結婚し、気づけばまさかの15年。
しかし、かよこに続婚だったはずの高橋から、
突然好きな人と付き合いたいと利口を突きつけられる、
45歳、専業主婦、子供なし、スキルなし、金なし。
死んだい、死んだい、死んだいぞ。
しかもそれで、男が好きな人ができたって言って別れそうな感じもわかるし、
その恋した女の子が、あー好きになっちゃうやつだこれみたいなのもわかるし、
周りのクズの男たちも、あーこういうクズいるいるみたいな。
なんでわかるの?みたいな感じなんですよ。
コーハッピーマニアで行ったら、本当にめちゃくちゃハッとした子があって、
45歳ぐらいで、20歳の時に遊んでたみたいな男とばったり大会して、
その時はお互い若かったからちょっとちょっかいをされたりしてたわけだけど、
そのノリで、ごめんね奥さんとかいるのに二人いるよとか言ったら気まずいよねって言ったら、
全然私のこと相手してくれないじゃんって言ったら、
うーん、そうだね、時間がもったいないんだよねって感じで、
男がいるっていうみたいなシーンがあって、
この直球さんとそのワードチョイスが、
43、そこそこ会社でも出生してきてお金持ってる奥さん可愛いけど、
まあ夫婦なんかそんな良くないみたいな人が、
昔ちょっとだけギリギリいいなと思ってた女の子に言うセリフとしてなんかベストすぎません?
時間がもったいないんだよね
隣、見た?見た?みたいな、わかります?
すごいリアリティがあってめちゃくちゃ面白かったです
え?私のこと見てた?みたいなやつ
あるねー、あるねー、人間というのはパターンを描くんだろうねー、そういうのねー
そういうハッとするコマが、
庵野さんに関わらずみのみやさんの漫画とかもですけど、散りばめられてますよ、ハッとする
確かに今の、時間もったいないんだよねは言ったこともないし、
言ってるところを見たこともないけど、言ってるシーンがあるだろうなということは想像できますよね
想像できるじゃないですか、ゾクッとした
そういうものを具現化していくパワーよ
すげーなー、へー
私好きな漫画とかもうちょっとバカっぽい、なんていうんですか、バカっぽいやつだから
好きなので、みきさん頑張って漫画読んでるんだなと思って
頑張って読んでないですけど、ただただ自然とそうなっちゃう
前もちょっと話しましたけど、漫画ってそのさ、勘で読み直す、部分で読み直すみたいなことめっちゃしちゃうから
なんかほんと不思議ですよね、すごい漫画読んじゃってる気がします
何かのぞみさん何が好きだったんでしたっけ
えー何が好き、典型的なジャンプリーダーだと思いますよ
もともと読んでたのはルローニケンシンとスナブダンクと
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一番笑ったのは緑の牧場青かなー
あーなんかあったなー、ギャグ漫画ですよね
ギャグ漫画なんですよ、1巻2巻ギャグ漫画なんですけど
1巻2巻3巻ぐらいまでギャグ漫画なんですけど途中号泣しましたもんね
そういう感じなんだ、ずっと
途端に最後の最後めっちゃシリアスになるんですよ
へー
号泣しましたね、緑の牧場青
おとといぐらいの方、YouTubeとかに上がってるスナブダンクの
一番最後の試合を描いたやつとか見ちゃいます
見ちゃいますもんね、なんかそのいろんな
見るたびにそういうことなんだみたいな
本と同じように気づきがなんかやっぱあり
最初のスナブダンクとかってもうワクワク感
三井かっこいいみたいなやつなんですけど
おととい見てこうだなって思ったのは
主人公の桜木くんがいる小北高校っていう高校の
コアメンバーみたいなのがいるんですけど
コアメンバーって全然違うモチベーションでバスケットボールをやってるし
試合頑張ってるんですよ、知っているように見えると
チームとして勝たせたいみたいな子もいれば
モチベーションの厳選みたいなことかな
チームとして何とかしたいみたいなこと言ってるキャプテンの子が赤木くんとか
あるいはなんか自分は出れてないんだけどベンチからみんな頑張れって思ってる
小暮くんっていう副キャプテンとか
だから最後の最後の最終回に出てくるみんなの
特徴的な言葉ってすごい表現をしてるんですよ
小暮くんだったら
みんなに頑張れって言うと最後終わるんですよね
三井頑張れ、赤木頑張れ、宮城頑張れって言いながら
その最後の試合そうなるし、身長の小さい宮城くんっていう男の子
足の速いめちゃめちゃ速い子
その子はある種のコンプレックスなんですよね
バスケって身長が高い人が有利なスポーツなんだけど
その言葉っていうか出てくるセリフって
ドリブルこそチビの生きる道っていう
自分の現象とか身体とどう向き合うかみたいなことがあるし
モチベーションだし、三井くんって人気のある
元ヤンキーは
過去をどう乗り越えるかみたいなのがテーマなわけですよ
一人一人物語あるんだ
モチベーションの源泉も全然違うし
ルカワくんっていう子は日本一のプレイヤーになる、世界一のプレイヤーになると目指してやってる
偶像者みたいな子なわけですよ
そういう視点では当時見れないわけです
みんなかっこいいな、バスケ頑張ってんだ、今見ると戦ってるものがあるんだな
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なんていうんですか
桜木くんって最初はすごい
ゆるい、はるこさんかわいい、この人がやれって言ってるからバスケ頑張れみたいな
そういう浅いモチベーションから最後の最後は
選手生命が失われてても出るっていうことが最後
なんでバスケをやるのかが強い、すごく硬い理由がバンとできて
最後の試合に勝つって話なんですけど
頑張る源泉をどこに見るかみたいなので
そういう視点で見るとすごいよくできてるな、オーソドックスっていうのを改めて思ったのがおととい
えっとね、いいよ