サービスエリアの賑わい
真夜中、コンビニの駐車場で。このポッドキャストは、一つの場所を72時間にわたって定点観測する、
東航橋放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、淡路島 真夏のサービスエリアで、という回について話していきます。
舞台は、明石駅大橋を渡ってすぐの淡路島にある高速道路のサービスエリアになっています。
休日は、上下線を合わせて1万2000台もの車が出入りするということで、観光客だったりとか地元の方だったりとか、いろんな人が出入りするサービスエリアに密着した三日間になっております。
ということで、本田さんいかがでしょうか。
はい。タイトルの通りなんですけど、夏、海、フードコード24時間、サービスエリアみたいな、サービスエリアの多幸感あふれる回だったなとは思ってて、
時期的にも、完全なお盆休みとかではないにせよ、7月末から8月っていうところの、学生とか夏休み入ってるような期間で、いろいろな夏の一瞬を切り取るみたいなところで行くと、
赤市海峡大橋っていうところがよく見える、すごい景色のいいところで、やっぱり来てる人がもう本当に大阪から来れば和歌山から来て、広島、徳島とか愛媛とか、
本当に淡路島ってやっぱり中四国と関西を結ぶ所要なんだなみたいなところがよくわかる回だったんですけど、だからもうサービスエリア人多すぎ問題みたいなのってやっぱりずっとあって、特にこういう休み期間中みたいなところ。
たまにあるこの人が多すぎるところに取材に行くと、いつもオープニングでダイジェストでいろんなの出てくるじゃないですか、あの人たちがほぼ本編に出ないっていう。
72時間あるあるね。
あるある、なかなかいろいろありすぎて出せないっていうのがあって、それぐらい夏休みっていう感じがある3日間でしたけどね。
本当そうですよね、なんかこうやっぱ今回って家族連れとか、これからどっか帰省するんですっていう家族連れとか、本当は多分これってもうちょっとこのせっかく島だし、島の人とか、今回で言うと後半、突然ヤギを飼ってる家族とかが登場するんですけど、サービスエリアなのに。
最後の最後一瞬ね。
そういうでも雰囲気を多分出したかったはずなんですよ、島だから。地元のね、途中出てくるんですけど、その地元の中学生かなとか、写真撮ってる人とか、そういういろいろこう地元の人たちっていうのは本当は撮りたかったんだけど、もう人が多すぎる、いかんせん。
っていうのはすごいありましたし、なんか全体の今回の回で言うとバランスで言うとなんか最終日の尺異常に短くなかったんですか。
確かになんか、夜が明けたら急にもうガチャガチャガチャガチャって人がいっぱいたくさん来て、飛ぶように終わってたみたいなね。
もうなんか取材どころじゃなかったと思う、多分忙しすぎて、人が多すぎて。
人が多かったんでしょうね。
人々の交流
それはすごい今回はそういう印象ですね。
やっぱりそこってサービスエリア問題みたいなのがあって、途中でも話出てきますけど、橋が架かるのは26年前ということで、高速道路で本当にさっき言った通り関西や中西国をつなぐ交通の要所として高速道路ができて橋ができて、
それでそこに一旦休憩するサービスエリアができてということで、当然サービスエリアができることによって島にいろいろな恵みがあるみたいなのがあると思うんですけど、
基本的にサービスエリアって高速道路の途中ですから、なんか世界が違うというか本当に長距離移動の途中寄り道なんですよね。
だからそう言ってたような島のほっこり感みたいなとかって出てないし、でもヒートはそれを自分すごい知ってるわけじゃないですけど淡路島っていうものを表してるのかなっていうのはやっぱり思って、
離島のちっちゃな島とかっていうよりは本当に島かっていうぐらい本州と四国をつないでるじゃないですか。
しかも最近は企業誘致とかしてたりとかして、本当に交通の便も良くて、そういうところがどういう風に移り変わってったかっていうのが途中で出てくるおじいちゃんが、
昔はこんなんなかったんだよっていうところに集約されてると思うんですけど、地元感というよりはあるとある地方の交通の要所で全ての人々が行き交うみたいな感じで、モビリティ界の要素のほうがめちゃめちゃ強かった感じですよね。
そうですね、これまでのサービスエリア界って割と72時間色々サービスエリアの食堂とか密着しがちじゃないですか、それでいうと結構トラックドライバーが、サービスエリアってやっぱり24時間やってるんで72時間っていう番組の性質上密着しやすいっていうのもあると思うんですけど、
それがなぜ24時間やってるかっていうと、やっぱり長距離ドライバーのためにインフラとしてやってるわけですよね、ご飯食べたりとか、そういうのはもちろん過去結構いろんな場所でやってきましたと、ドライブインっていう名前ですよね、今回はそれの中でももちろん高速道路運転して長距離ドライバーみたいな人って結構出てくるじゃないですか、
途中ももちろん出てくるんですけど、奥さんと会話してますみたいな、今会話してるんですけどみたいな、4,5時間奥さんとは会えないから話しててみたいな、昔はヤンチャしててみたいな、綺麗に歯がない方ですよね、前はやってないっていう、過去を彷彿させる感じのタイプの方ですけども、
そういう方が結構出てくるっていうのが過去サービスエリア界で、今回は確かに本田さんというように割と観光色というか、やっぱり高速バスターミナルとかね、そっち側に近い感じは確かにありますよね
そこが圧倒的にドライブインとサービスエリアの違いですよね、サービスエリアってやっぱりキラキラしてるんですよね、あんまり説明されなかったですけど謎に、だって観覧車あったじゃないですか、
あんまりないんですよねサービスエリアに観覧車って、
いくつか要所要所にあるんですよ、なんでこんな場所に観覧車があるんだろうっていうサービスエリアが、決まってそういうところほど西日本一番の入場者数とか、実はディズニーランドよりも入場者数が多い、当たり前だろみたいな感じなんですけども、
目的地か通過点かの違いですよね そうそうそう、テーマパークランキングとかになぜか入ってるんですよ、っていう謎のやっぱり表なしの要素がどちらかというと強めで、72時間だと実は意外と都市のせいに海ホタルに行く回があるんですけど、
あれも結構やっぱ、関東で行くとやっぱりあそこの海ホタルって結構どちらかというと寄り道しつつ観光みたいなところじゃないですか、あの辺のイメージが関西中四国のところで行くとあそこなんだろうなっていうところがあって、本当に普段は関西で働いてて四国の方に帰るんですとかね、
よくよく聞いたらサッカー選手ってことで、こういう人いるんだみたいなところもあったりとか、本当に途中結構印象的ですけど、男の方がお母さんと義理のお母様を誘って娘さんのところに道中行くんですっていうところで泊まったりとか、
それは観光とはちょっと違うかもしれないですけど、でも何かしら長き旅路の、個人の旅の途中みたいなところが結構多くあって、そういう意味もあって何か多幸感というかね、幸せな休日感っていうのがすごい出てて、あれだってバリバリ平日ですからね。
いやー、でも今回やっぱ一番もっとも今回の登場人物の中で多幸感がこう現れてるのは、中学校の同級生でバス旅行する70歳の団体じゃないですか、あんな多幸感はないですよ。
地元のリアル
それも多かったですよね、同級生で来ましたってめっちゃ多かったですよね、いろんなパターンでね。
今話したやつも、もともとバス旅行を始めて、最初は単人の中学校の同級生のおじいちゃんたちの単人の先生でしたね、の夫婦も来てたんだけれども、もう今や昔みたいな、なんかすごいね、普通のバスよりもなんかちょっと後ろにボックス席みたいなのがあるみたいな、不思議なバスでツアーしてるみたいな。
淡路島って観光地じゃないですか、言っても。だからそういう修学旅行とか、ツアーみたいなものとか、いわゆる観光っぽく来てるというか、そういうパッケージ旅行というか、っていうのが今回はそういう年が上の方も含めて多いような印象は何か受けましたかね。
いやーでも本当にそこに、別に正解とかじゃなくて、幸せの一つっていうものが映し出されてるなと思ったんですよね、やっぱり。
いやーそうっすよね。
なんだって70歳になって同級生とバス旅行って、だって山岸したいですか?
いやーもうね、中学校の同級生誰一人連絡を取ってなくて、同窓会にも呼ばれないので、もはや今すらないみたいな感じで生きてますけど。
したくてもできないってやつですよね。
したくてもできないし、したくないみたいな。
いやーそうなんですよ、そこがなんかこうね、都会で生まれ育つ人と何が正解って話じゃなくて、こんな幸せもあるよっていうのが一つ一つなんかね、あったような気がして。
まあ別にね、そのおじいちゃんになってもじゃなくても、なんか結構ね、あわじ島の同級生たちがやってきて、私郵便局、私保育士みたいな、なんかこう気づいたらここから出る理由がなくなってましたみたいな、出そびれましたみたいな話もしてたし、
まあ本当にね、深夜に友達たちと、ああいうのはね、若気の感じで、夜やってきて、こういう話をするとかね、とかっていうようなのが一個一個あってて、なんか西日本がとかじゃないけど、これが地方のリアルだなみたいなところ。
そしてその、いろんな面があるけど、しかもそれが個人的にいいのかどうかとか、個人の体験としてどうかは別としても、なんかすごく幸せそうな笑顔というか、物を垣間見たんですよね。
結構このあわじ島って、さっきも途中本田さんが言ってましたけど、行きやすい場所じゃないですか。橋も架かっているし、さっきも本田さんの話で途中出てきましたけど、大阪からなんか深夜のノリで来ちゃいましたみたいな、小学校の同級生の若者たちとか、恋愛話しててこれから就活しなきゃいけないんですよね、みたいなことを言ってる人とか出てきたじゃないですか。
淡路島の交通と雰囲気
そういう軽いノリで来れちゃうぐらいの距離なんですよね。例えばっていうかわかんないけど、江の島とかじゃないけど、島とは名付くが名前が付くが全然すぐ行けるみたいな、しかも江の島とかよりももっと西の方の主要都市からめっちゃアクセスがいろんなとこからいいみたいなところはある気がしてて、
結構気軽に行けるっていうのも、さっきの地方のリアルじゃないけれども、そういう生活が出やすいところだと思うんですよね。しかもなおかつ、例えば今72時間で言うと四国の方で言うと、秘境の海が見える無人駅とかあるじゃないですか、ああいうのだとわざわざそこに行くみたいな、
しかもそれもちゃんと計画を立てていかないと、無人駅だから電車も何時間に1本しかないみたいな感じ、結構ちゃんと予定立てなきゃいけないし、なおかつ行く道のりも結構そこそこ長いから、ちゃんと行く人選ばないと、途中通わなくなるかもな、みたいなことがあったりするわけじゃないですか。
そう近いから多分、そんな別にそういうことあんまり考えずに、観光地だしとりあえず行きゃなんとかなるし、そんなに別に距離も遠くないから気軽に行っちゃおうっていうぐらいの距離感なんだと思うんですよね。そこが今回の場所というか来る人たちの雰囲気にも出てたんじゃないかなっていうのは思いますかね。
だからノリで島根のよもつ平坂には行かないわけですからね。
いやそうですよ、ほんとそうですよ。
だからそれぐらい交通の要所たるものっていう、それの今っていうのを知ったし、昔からそうだと思うんですけど淡路島なんて、そこの西日本のリアルがほんとに見れたよなっていうところと、そこに行き交う人たちがやっぱサービスエリアだから、さっきも言った通りドライブインとかと一緒で24時間っていうところも見そうじゃないですか。
だからそれが深夜のノリもあるし、お昼のノリもあるし、全部が乗ってるんで、72時間としてはほんとに取りやすい場所というかね。
ここを今切り取るんだっていうところが必要だし、なんか一個一個リアルだったっすよね、半信ファンの夫婦が試合帰りに食べに来るとか。
あれリアルですよね。
ただ漁師やってますみたいなね。
そうそうそう。
それがね、半信タイガースの全身ね、あの服装で。
虎基地のあの服装なんで、なかなか半信戦の時の東京ドームでしか見ないじゃないですか。
見ないっすよ、こっちだとね。
そうそうっていうところで普通にいるっていうかね、普通に本当に半信が今年優勝するように祈っててよみたいな、ああいう感じとか。
あとなんかおじいちゃんがなんか一人で来て、小島方おじいちゃんがきつねうどん食べてたりね。
受付の人とローカルトークして帰ってくみたいな。
そうローカルトークして帰ってくみたいな。
あれめっちゃ渋いっすよね。
あれがかき揚げそばじゃなくて、きつねうどんなのがやっぱ西だなと思うし。
なんかこれでも、今回いろいろこういう淡路島でDの地出てきたじゃないですか。
これがなんか島じゃなかったらどうなのかなみたいなことも思うわけですよ。
例えばなんだろうな、東京とかでエビナサービスエリアとかね、わかんないけど。
そうですね、マンモスサービスエリアみたいな。
めっちゃ人来るサービスエリアってあるじゃないですか。
ダンゴー坂みたいな。
そういうとこでやると、なんか違う絵になるのかなっていうのは気になりはしますよね。
でも絶対そこもあると思っていて、越境っていうね。
何かの境目を越えた感覚がやっぱり橋とかってわかりやすく感じるんですよね。
要は九州と山口をつなぐ関門海峡とかの、あの辺サービスエリアがあって、ダンの裏サービスエリアに降りたら橋が見えるわけですよね。
ああ、なんか九州越えたなみたいな。
本州に入ったっていう、あの別に林越えてきただけなんですけどっていう、あの越境的感覚っていうのはやっぱりあそこであるから、
結構みんな日の出見に来たりもしてたじゃないですか、海からね。
そうですね。
見える日の出を見に来るので、そこで夜を明かすみたいなところとか。
そういう映えるじゃないですけど、思いとか感覚値っていうのが、地続きのものとはやっぱり全然違いますよね。
なんか目的意識みたいな話も違うのかなと思っていて、さっきのレビナサービスエリアとか共通してると思うんですけど、
結局言ってもサービスエリアだから、ここをあんまり目的に来てる人っていない気がするんですよ。
もちろんさっきの日の出みたいな話とか、それは途中本田さんも言った昔の回で言うと海ホタルとかね、そういうのはなんか日の出見にとかってあるような気もするんですけど、
なんか今回で言うと、それこそドライブついでになんか来ましたとか、なんかその道中も含めて遊びに来て乗りに来ちゃいましたみたいな、
旅行の動機も軽いって言うとあれだけども、旅行に対する気持ちの負荷がないって言うんですかね。
観光と無意識の楽しみ
やっぱりさっきのよもついら坂とかめっちゃ遠いわけじゃないから、それが結構プラスに働いたのが、最後のほうに出てきますけど、おばあちゃんとかと最後の旅行、これはもう最後の旅行だからみたいなことで来るとか、
なんかそういうことが、それこそ年だから旅行も行けなくなるけど、近場だったらいけるから行っておこうかみたいなことのほうに繋がってるっていうのは一つポジティブではあるかなと思いますかね。
まあそれもなんか結局そういう幸せの一つじゃないけど、結局旅路が楽しいんですよね。
そうですね。
やっぱなんか同級生で来てたとかっていうのも結局そうで、その目的地があって行くっていうよりも、ドライブしてる途中が楽しくて、その途中で立ち寄った結果がサービスエリアだったんですよね。
まあいい施設なんで休みやすいんで。だからそこがなんかいつもやってるあのドライバーたちの厳しい物流事情でみたいなところとはやっぱり全然違うそのプロセスを楽しんでる感じというか、
まあお仕事とはねやっぱりその全然違う世界の中で休みを過ごしてるみたいなところがサービスエリアだからこそ出るのかなっていうところはドライブインじゃなくてみたいなところは、それはなんかエビなサービスエリアとかでもある程度一緒だったと思うんですけどね。
サービスエリア論みたいなのとかあると思うんですよ。
なんかここのそのサービスエリアでなんでこのサービスエリア来たんですかみたいな質問って意味をなさないじゃないですか。
だって別にサービスエリア目的に来てないからなんかお茶飲みになんか休憩、トイレ休憩に来ましたとかしか答えないし、なんでこのサービスエリア、まあもちろん日の出を見に来たとかっていう人は一部いますけど、基本でもなんかトイレ休憩かなんかただお茶飲むかとかお腹空いたかとかしかないじゃないですか。
だからそこもね家庭、小野さんの家庭の話に紐づくいますよね。
だからそういうねちょっとその旅の山口さんも言ってたけどそのカロリーというかね、やっぱり政治巡礼とかばっかりしてたらね意味ないわけですよ。
あの場所に行くんだっていう思いだけで道中は無の時間ですみたいな。
なんかそれってやっぱりどうなんだろうみたいなのがあって、今回のでいくとまあ一応目的はあるんだけど、へへみたいな感じの気楽さがなんかやっぱり緩い日本人とはこういう幸せを享受しているんだよなっていうのはなんかいろんななんかちょっと主語でかいですけど、でもやっぱなんかあるなと思ったんですよね。
なんかあれなんすよね、あと晴れの日の観光っていうか休日なんすよね、過ごし方が。
わかります?このなんかすごい微妙な言葉の違いなんですけど、なんか観光によし行くぞ、もちろん観光なんですけど、よし行くぞっていう気持ちで見に来てるっていう人もいるんだけど、
休日に来るみたいなフラット感の人も共存してるっていうのがなんかちょっとこの場所ならではなのかなっていうのは思いましたかね。
あまりにも日本人ってそういう観光地に行くぞが旅になりすぎてるところの中で、今回の淡路島サービスエリアってちょうどよく観光地化されてるから、なんかちょうどよくプロセスを楽しんでる感が出てるっていうところはあるんですかね。
それは確かにありますよね、なんかそれがそのドライブインまで行っちゃうと日常じゃないですか、日常の仕事の中の食事みたいなところの、もうほんとインフラですよね、拠点としてあるんだけど、今回はそういう日常の中の休日、三連休とかですよね、その規模感で言うと。
お盆の長期休みの旅行みたいなことよりも、そういうちょっとした休日とか、言っても年何回か取れるかなぐらいの休日の一個みたいなノリっていうので、来やすい場所っていうのが場所的にもあるのかなっていうのは、今回特に夏っていうシーズンもあると思うんですけどね。
一応ね、夏休みは平等に来るはずっていうのが日本的にはなってるんで、わりと。教授にもよるけどね。
そういうなんか無意識の、こんな多分ゴチャゴチャ考えてないですよ、もうあそこに来てる人って、ほんと無意識に楽しんでて、でも本当に意味なくごった返してガヤガヤしてるんですよ。で、そのごった返してガヤガヤしてるところに幸せあるんだなって僕ら72時間見てるとこう思うじゃないですか。
で、多分その同じようにその場所で感じてる人を最後ね、フューチャーで来てるんですよね、このバンクって。
そうですね。銀河鉄道の夜でおなじみ。
一人で読んで過ごすっていうおばあさまがいらっしゃるんですけど。
やっぱりその方も結局一人で来てるわけじゃなくて、家族と来ててなんかちょっと別行動で、私ここ座ってるわみたいな感じで休憩所で、もうすぐ目の前でなんかイエーイとか写真撮ってるところで静かにコーヒー飲みながら銀河鉄道の夜を読むっていう。
あれってやっぱりだからそういうのこういろいろとわかって、だからこそそんなガヤガヤしたところで本読んでるんじゃないかなってめっちゃ思ったんですよね。
サービスエリアでの人々の孤独と幸せ
なんかでもああいう気持ちすごいわかりますけどね、なんていうんだろうな、静かなとこで読書するっていうのもいいと思うんですけど、意外とああいうとこで読む本って良かったりしません?
なんか変な話なんですけど、ガヤガヤしてるとこで本読むのって、なんていうんだろうな、より世界から切り離されてる感じがするっていうか。
今回の72時間の構成もそうじゃないですか、割とみんながこれまで話してきたみたいな観光っていうより休日みたいな感じで誰かと来て過ごしているっていう中で、
やっぱ一人の女性だけ、もちろん来る途中とかお子さんと来てるから別に孤独ではないんだけれども、なんか一人で読んでる感じが孤独な感じも外から見るとするし、
なおかつあの女性の方自体が別に孤独を嫌としていないというか、むしろああいう一人になる時間が欲しくてむしろあそこにいるみたいな感じはあるし、それを享受するためにあそこにいるみたいなのも、
それはそれでさっきのホンダさん幸せの形じゃないけど、なんかあるしわかるし、なんか僕はそっち側だなって思いますかね。
あのあそこで本を読んでる女性は山口三美を感じたな確かにあって。
それは思いますね。
なんか意図的に多分選んでるんですよね、あの場所ですね。
それはしかも変な意味じゃなくて、みんなが無意識にワイワイガヤガヤしてるのがたぶん心地いいっていう、他人の幸せの集合体を心地よく受け止めながら本読んでるみたいな。
だから銀河鉄道の夜みたいな、結構前向きかどうかはまた別ですけど、ああいう本を読んでしみじみとするっていう読書体験なんだろうなと思って。
まあその辺のね、意図的に自覚してる感は山口三美があるなと思って。
なんか人の多好感を受け入れてるかどうかちょっと山口さんがそうしてると思うんですけど。
それはね、まあわかんないですけど。
まあね、ちょっと自分はねガヤガヤしてる側の人間というか、無意識にね、楽しんでる側の人間かもしれないですけど。
でもなんかそういうとこも含めてっていうか、無自覚か自覚かに関わらず、とりあえず人が多くいる場としてある場所っていうのが今回のサービスエリアだったんだなと思うんですよね。
それだけ言うと雑な話なんですけど、人が多く行き交う場所がサービスエリアみたいな。でも結局そういうことだと思うんですよね。
とにかく人がたくさんいるのってなんか幸せだよねっていうのを結構見せられた気がします。
夏の日本とサービスエリアの魅力
にぎわいみたいな言葉ですよね。いわゆるね。いわゆるにぎわいの指標ってなんだったっけみたいな話で、人がとりあえず多くいるのか、じゃあ満員電車にぎわってるのかみたいな話。
なんか近いことなんですけど、そういうことは一個ありますよね。今回のサービスエリアって。
たぶん新宿よりにぎわってないと思うんですけど、でもやっぱり新宿より明らかに幸せな人の量が多そうじゃないですか。
それは感じ取ってしまったというか。
それはそうですね。
天気も良かったですね、かなりね。きれいな日の出も見れたりとか。
恵まれましたよね。
だからそれも夏だからっていうのもあると思うんですよね。その辺の日本の夏みたいなところと、愛をまみえてサービスエリアの魅力がグッと増したみたいな。そういう回かもしれないですね。
そんなとこですかね。
にぎわいは大事ということです。今回は以上となります。ありがとうございました。
ありがとうございました。