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どうもお疲れ様です、いかです。この番組では、高校の国語科教諭をしている私、いかが、仕事のことや仕事以外のことを緩くおしゃべりしていきます。
いやー今日は、まさかあんなに雪降るとは思いませんでしたね。
あのー家を出た時点では、雨が少し降ってまして、
なんや雨やんと、フロントガラスも凍ってないし、もう今日は余裕やわ、みたいな感じで思ってたんですけど、
金曜日、明日はね、覚悟してたんですよ。
ヤフー天気とか見ても、マイナス6度とか書いててね。
明日は、金曜日は、ちょっと電車で行かないといけないかなーとかね、思ってたんですけど、
今日に関しては、玄関出てすぐの様子に騙されましてね、もう普通の日だと思ってたんですよね。
何の躊躇もなく、いつも通り車で出勤したんですね。
で、私の勤務してる学校は山の方にあるんですけど、
道路を進むにつれて、雨が雪に変わって、
道の脇にある植物、木とか植木とかにはね、薄く雪が積もってきて、
そして進むとやがて道が白くなっていって、
車の通るところだけ和立ちができていて、
で、もうね、最後の方は学校にほぼもうすぐ着くなーみたいなところはね、和立ちすらない道もありましたね。
いや、怖いですよ。なんせね、スタートレスタイヤに履き替えてなかったんですよね。
いつも雪の危ない日は、前日ぐらいから職員室中で噂になることが多くて、
そういう時にあらかじめもう電車でもう明日は行こうというふうに決めるんですよね。
で、スタートレスタイヤにだから履き替えたことないんですよね。
だけどね、今日に関してはね、もうスタートレスタイヤいるなって思っちゃいましたね。
まあ履かないんですけど結局は。
で、まあ今日は仕方なく車に出ちゃってるんで、さっき言ったような道をね、慎重に走っていくわけなんですね。
で、一番の関門は校門から駐車場にかけての急な上り坂なんですよね。
かつてね、その校門からの坂道で、どなたか先生がね、立ち往生して車ね、進めなくなっちゃって。
で、その後ろに車の列ができたなんていうね、伝説もあるぐらいで。
で、私はもうその校門ね、今日見る前からきっともうこれは無理だろうなと、この道の感じで。
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雪ちょっと結構積もってるし、無理かななんて思いながら、実際に見て判断することにしたんですが、結果はやっぱり案の定ね、ダメでしたね。
今日はね、だいぶ早くに家を出たんで、その坂道にもね、まだほとんど和立ちができてなくて、ここ無理矢理走ると明らかにもう滑りそうだな危ないなという感じだったんですよね。
ということはですよ、車に乗ってその校門の前まで来てるわけじゃないですか。
だけどそれ以上は進めないと、学校に入れないと。
でもまあ車を道路にほったらかしておくわけにもいかないじゃないですか。
結局ね、まだ走ることができるところにあるコインパーキングまで戻って、そこに車をもう捨てて、そっからまた歩いて学校に向かうことにしましたね。
20分ぐらいだったかな。
5センチほど積もる雪をね、もうボフボフシャキシャキ踏みしめながら歩いてましたね。
まあいかんせんね、あとそうだそうだ、雪のことなんか全然考えずに家を出てきてるもんなんで、
あの靴もねふざけてて、スリッパで言ってたんですよね。
あのSUBUっていうSUBUって書く、今いろんなお店で売ってる冬に履く温かい外用スリッパみたいな靴があるんですね。
まあ知ってる人も結構いるんじゃないかなと思うんですけど、
これ弟にですね2年前ぐらいかなにもらって、冬の通勤は大概これだったんですよね。
でもさすがに今日の雪道を歩くのには適してなくて、なんせねスリッパの形なんでかかとがもう吹きさらしなんですよ。
でその露呈したかかとの部分からもう雪入り放題。
なんかね途中でなんか冷たいなぁと思って見てみたら黒い靴下を履いてきたはずなのにもうそこ真っ白になっててね。
思わず一人でフフって笑っちゃいましたね。
とはいえね田舎の雪景色っていうのは結構風情があっていいもんですね。
田畑も山も空ももうね一面が白く霞んでいてね。
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思わずねiPhoneで写真撮っちゃいましたね歩き、歩いてる途中のその道を。
でまぁそんなことをしながらようやく学校にたどり着いたと。
でこの時期学校は今どんな様子かと言いますと、うちはね昨日が修行式で今日は課題講座やら模試やら授業やらっていう感じの日だったんですよね。
だけどまぁ今日はこんな感じで雪降ってね。
で交通量の多い時間帯になってくるとまぁノロノロ運転するじゃないですか慎重に走るし。
であとね道が事故で塞がったりとかでねもうバスの遅延がすごくて。
であとは自転車で来ている生徒も歩きで来ないといけないとか電車使わないといけないとか。
であとはね先生も結構遠くから来てる方もいらっしゃるんで。
だけど車だと渋滞じゃないですかバスと一緒でね。
だからもう先生も来れないみたいな人も何人かいて。
まぁいろんな人がもう全然学校に揃わないんで。
結局1時間目は待機で2時間目からのスタートになりましたね。
雪が毎日降るっていうのが当たり前みたいな。
そういう地域だとこんなことにはならないと思うんですけど。
年に1,2回?2,3回?っていうまぁ結構イレギュラーなイベントになってくるとですね。
みんななかなかね対応できないもんですね。
でこんな風に滅多にないようなこと。
特にねこう雪なんていう季節をね感じられるような出来事があった時には、
どうしてもね私授業の中でそれに関する言葉に触れさせたいなって思っちゃうんですよね。
で今日は1年生の現代の国語の中で、もともと予定してるわけではなかったんですが、
ちょっとある言語活動をさせました。
それが今朝投稿した時に見たことや感じたことについて、
400字程度の文章、エッセイを書きましょうというものですね。
まあ今から扱っていく教材と関連がないわけでもないというか、
無理やりつなげられるようなことでもあるし、
まあちょっと半ば無理やりなんですけど投げ込んでみましたね。
で結論ね、これやっぱやってよかったなぁと。
何でかっていうとね、生徒の文章がねびっくりするくらい生き生きしてたんですよね。
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いろんなことをみんな書いてましたけど、
例えばね、いつもは自転車だったけど今日は電車を使ってきたっていう、
そういう生徒が車窓から見える木とかあとは家々の屋根とかに雪が積もる景色に感動したみたいなことを書いてたり、
あとはね、玄関を開けたらお母さんが作ったであろう雪だるまが置いてあって送り出してくれましたとか、
あとは飼っている犬にとっては初めての雪だったから少しちょっと外に出して体験させてみたら、
くんくんによって興味津々だったとかね。
あとはね、本村博士の短歌で体温計加えて窓に額付け、
ゆひらと騒ぐ雪のことかよ、というものがあるんですけど、
それを思い出すなんていうねちょっと高度な書きぶりの生徒もいましたね。
ってな感じでですね、一人一人切り取るポイントが違っていて、それぞれの体験や心の動きっていうのがあって、
それを具体的にちゃんと表現しようとしていて、とっても良かったですね。
授業で文章を書かせるときって、どうしても生徒の生活とちょっと離れてしまってたり、
ぐーっと思考を巡らさないといけないちょっと難しいものだったりすることがあって、
だから思う存分書きたいように書くとか、自分の経験をどうやって言葉にしたらよりリアルに伝わるだろうみたいな、
そういう時に必要な工夫とか、そういうところにまでなかなか到達しづらいんですよね。
長い文章をちゃんと理解したり書いたりっていうことに対して、苦手意識を持ってる生徒がうちは結構多いんですけど、
今日みたいな、つい数時間前に経験したばかりのことで、それが彼らにとって非日常であったり、すごい新鮮なことだったり、
あとは要求されている内容がそんなに高度ではないようなものであれば、ここまで生徒はのびのびと生き生きと表現できるんだなっていうふうにね、
ちょっと感心したというか、よかったなっていう感じでしたね。
記号設置って私もずいぶんよく口にするようになった言葉ですけども、
記号設置って大事だよなと、そういうふうなことも思いましたね。
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直接体験したことと言葉と結びつけるっていう、そういう体験をもっとさせてやりたいなと思いましたね。
本当はそれが計画している単元の中でちゃんとできれば最高なんですけど、
つまり思わず書きたくなる課題、話したくなるような言語活動みたいなそういうのができればいいし、やろうとすることが大事だと思うんですけど、
でも今日はね、この子たちこんなに書けるんだっていうようなことがわかったし、
そういういい部分、輝く部分みたいなのを活かせるような授業ができたらいいなと思いますね。
ということで今日は雪の日の日記ごもごも話してまいりました。
最後にですね、いつだったかな、夏ぐらいに研修会で、
単科の研修、単科をプロで書いてるというか、課人の先生をお招きした時に、
単科を先生たち、研修を受ける側の先生たちも作りましょうみたいになってて、お互いをするっていうね。
そこで私が読んだ歌がちょうど今日とぴったりだったので、それを恥ずかしげもなく紹介して終わろうかなと思います。
雪降れば雪の言葉をいつかまた見れば触れば思い出すよう
はい、こんな歌を過去に作っておりました。
せっかくなのでね、100人100種をタグ付けって言ったらいいのかな。
えっと、あっと何たらみたいにして、しれっと付けとこうかなと思います。
ということで、明日はすごいもっとひどい雪というか豪雪になりそうなので、
今日の反省を生かして明日は電車で行こうと思いますけれども、
皆さんもお住まいの地域によってはすごい大変なところもあるかと思いますので、どうかお気をつけてお過ごしください。
では今日はこれで終わります。ありがとうございました。