だけど僕ら感じていると、これは何なんだっていうことなんですね。あるけどそれを視覚化できないみたいな。
で、それを脳の中でどんなことが起こっているのかっていうことを書いてるんだけど、とにかくこれ見てください、この頑張って。
頑張ったね。もう半分ぐらい読くやつで。
読み込んでる。
ページに1回ぐらい読んでる。
つける意味なくなってる。
大したところを選べない。
そう、そう。
あまり意味がなくなってる。
どこを言ったらいいのか。で、読んだんだけどこれ結構難しいんですよ。本当に結構専門的な話。
かなり優しくしてくれてると思うけど結構難しくて。
今日はですね、ややこしい話をする前にちょっと、いわゆる脳って幻覚だよってことをテストしたいと思います。
すごい、新しいですね。
よくあるやつだから、見たことあるやつもあるかもしれないですけど、
今日ちょっとビデオの方、ビデオポッドキャストの方はちょっとなんか動画か何かの時につけておきたいと思うし、資料か何かつけておくんでよかったらポッドキャスト聞いてる人見てほしいんだけど、
例えばこれじゃあ。これ見たことある?
これ美術の資料本とかに載ってた気がしますね。
これさ、
だからこれイケメンさんはあれなんじゃないかな。
いや、でもまぁ大丈夫。てかもう知識で知ってるからな。
あー。
まる子さんはこれ、どれが一番長いと思います?
一番長いのは、こう、Yになってるやつ。
全部?
どっちもYになってるやつかな。
この真ん中のやつだか。
うんうん。
長く見えます。
だけどこれは実は全部一緒の長さ。
うん、実際はね。
これ多分知ってる人もいると思う。
視覚の錯覚?
錯視ですね。
錯視。
これよく見たことあるから、あれなんだってあるかもしれないけど、こういう風にこう全部赤で引くと全部同じ長さに見える。
これはまさに人間が結局これとこれとの線を見て、なんか予測しちゃうんですよね。
予測しちゃってその誤差で長く見えたり短く見えたりするっていう。
へー。
これはまさに錯視もその、幻覚。
同じ長さのように長く見えたり短く見えたりすると。
あとは、この本の表紙の中にまさにあるこれ。
動くやつだ。
これ、なんかどうですか?見て。
うーん。
ちょっともうちょっと大きく。
なんかすごいごちゃごちゃしてますけれども。
ごちゃごちゃ。
どう?ずっと見てて。
ずっと見てると、すごいいろんな人に見られてる気がしますよね。
ちょっと食卓な感想だな。
メガネのせいかな。
あ、そうか。
メガネがね。
メガネがプラスプラスでマイナス。
一緒みたいなデザインなんだよ。
これは動くやつだね。
ずっと見てた。
なんか動いてるように見えるっていう。
それがまさにこの表紙に使われたりしてるんですよね。
もちろん動いてないからね。
そうそう。動いてるように見える。
それも脳の錯覚?
そうそうそう。はい。
あとどんどんいきますけど。
はい。
これ。
何に見えますか?
これは学校の教科書に載ったやつ。
何だっけ?
あ、これはだから2つに見えるんですよね。
そう。
ばあちゃん。
そうそうそう。
なんかこう、ばあちゃんと少女に見えるのかな。少女っていうか。
少女に見えます?
少女。
あの、向こう向いてる少女ですよね。
少女に見える。
いかさんはこれどういうふうに。
まあもう答え知ってるから。
知ってるとか難しいよね。
知ってると逆に答えにくい。
でもそうなるとこれなんだろうって話になってくるんですけど。
ちょうちんあんこ?
ちょうちんあんこなのかな?
ちょっと気になる。
出てきちゃった。
これはネットの広い画なんだけど。
いや、さっきのやつね。
こうするとばあちゃんに見えるよね。
見えないと。
分かりやすい。色をつけるとね。
そうそうそう。
確かに分かりやすい。
これもまさに両方に見えるっていうのもあるだよね。
脳の作詞?
脳のそう。
あとはね、これとかも結構面白い。
これも知ってる?
どう?これはじめ?
これは知らないです。
これさ、AとBどっちが濃い色に見えますか?
Aは上にあるやつですね。
一番上の段の。
Aが緑の積み木?
違う、Aが見にくいんですけど。
これこれこれ。
Aが黒。
黒。
これBは?
Bは?
色味的に。
Bはグレー。
グレーね。黒とグレーに見えますよね。
これ実はですね、これめっちゃ面白くない?
これ正解のやつ持ってくると、ここに同じ色を引くとですね。
まったく同じ。
まるや。
これはすごい。何度聞いても何度見ても騙されるよね。
これだけは本当に脳みそバグるよね。
すごい不思議。
これ、なんで薄く…。
なんかこういうサクシ使うと自分が色白に見えたりするのかな?
めっちゃ黒いもん。B時期の横だから白く見えてたじゃん。
えーすごい。
確かに。
えーこんなことがあるんですね。
で、あとこれもちょっとおまけですけど、これは有子さんどう見えますか?
これ?どう見える?
階段がどうなってますか?
階段があるんだけど、一生階段が続いてます。
なんかそう見える?
これ不思議ですね。どういう状況なのか。
これだけでも、このサクシとかこういう騙し絵だけでもわかるんだけど、
人間の脳ってちゃんと見たものをちゃんと認識できてない。
なんか予測をしていて、その予測のズレを常に修正しているっていうのがあるんですよ。
で、その一つ目のポイントなんですけど、
結局その僕たちが見ているこの幻覚コップ、
幻覚というかコップとかこの現実とかっていうのも脳が作り出して脳がこう推測をしている。
常に。
要するに僕らのこの視覚とか聴覚とかで、
あ、これは何だろうとか、
多分これ黒っぽいからマイクだと、これはパソコンっぽいなとか、
っていうことを常にこの入力とこの頭から出力してて、
僕らって結構さ、これを見たら、
要するにこの視覚、触ったり見たり視覚で、
それを結局計算してこれはコップだって考えそうじゃん。
でも実はそれ逆らしいんですよ。
逆でどうなってるかっていうと、
脳がこれはコップだっていうふうに言ってるんだって。
言ってるっていうか、難しいね。
なんか、この本の中ですごい面白い言い方してたなと思ったのが、
現実ってさ、見たようには意外とできてない。
例えば太陽って動いてるじゃん。
時々ね。
時々ね。ゆっくりゆっくり。
常にね。
分かってる人みたい。
ゆっくりね。
で、それは太陽が動いてるように見えるよね。
これが天動説。
でも本当はっていうと、
自分が動いてるですよね。
地球がね。
地球がね。
これが地動説。
で、ずっと天動説で僕らは生きてきたものが、
地動説を唱えられた瞬間にいろいろ、
コペルニクスとかそういうのを唱えたわけなんだけど、
でもさ、実際じゃあ僕ら地球が動いてるって知ってるけど、
感覚的には太陽が動いてるって感じじゃない?
そうですね。
あの日の中沈んじゃったっていうし、
いやいや、地球が動いてるんだよみたいな、
一日はじれする人いないじゃん。
沈んだ、登ったっていう。
さっきまでパニックだった人がいるといいね。説得があるね。
本当ですね。
現実を見たほうがよかったですよ。
実際にもうわざと見せてくれたのかな。
あのパニック状態はそういうことで。
そこまでもあれですね。
分かりやすいです。
分かりやすく。我々にとって分かりやすい。
そうそう。だから常に何かあれですよ。コール&レスポンスどうですか?やったことありますか?
ありますよ。
どういうふうにするんですか?コール&レスポンス。
周辺!
イエーイ!
周辺!
イエーイ!
そういうことですよね。
そうそう。こういうことを脳は常にしてると。コール&レスポンスをしてて。
あれこそはどうですか?日常的に現実がおかしな現実になったっていうか、あれ思ったのと違うとか。
びっくりされることが多いですよね。
だから骨なかったと思ったのに食べたら魚の骨があったとか?
骨があった。
だから自分の予測はないって思ってたのにあったりするとびっくりします。
前道歩いてた時に黒い車が通り過ぎて、あ、もう大丈夫?と思って右左見て渡ってたら、急に道の真ん中で発狂して、はー!みたいな。
そしたら、あ、車の残像だったって。
あります?
いや、ないよ。残像が見えることあるんですか?
同じ感じかなって思って。
ないですね。
時々残像がやっぱり。
結構見えないものを。
見えないものはそんなに怖い話じゃないんだけど、やっぱり早い車とか見ると残像が残って、あ、びっくりしたなーってなったりするっていうか。
すげーツッコミどころが開かなく。
そうですか?
そうなんです。
あんまり一般的ではないと思うんですけどね。
本当ですか?
だから考えてみたら霊感がある人とか見える人っているじゃん?
それも要するに脳の、さっきの発発症患の話だけど、特性。
僕らってやっぱりセンサーは一応手とかいろんなところについてて、暑い寒いとか五感とかで感じてるけど、そのいわゆる第六感とか、いろんなもしかしたら人によっては入力の種類が違ったりとか、入力の感度が非常に高いとか、まさにそうだよね、聴覚がすごい高いとか、逆に言うと視覚が弱いとか、そういう調整があるので、僕らはいろんなセンサーから受けたものを勝手に脳がこうでしょって出してるだけ。
出力。
出力してる。
なんかトップダウンって俺言うらしいんですけど、要するに脳が決めて結局こうでしょって見せてるだけだから、本当にそれがそうなのかは分かんないんですよ。
分かんないから作詞みたいなことが起こっちゃうっていう、面白くない。
だからその池谷さんの一冊目の本からしたら当たり前の話ってことだよね、この本読むと。
一人一人人間全く同じ感覚とか脳ではないはずだから、それってどういう現実を見てるかっていうのもそれぞれ違うしっていう。
そうですよね。
車の残像を見る人がいることにまずびっくりしましたね。
本当ですか?
普段から結構残像が見えるんですか?
普段から残像見えてたらもう動けなくなっちゃうからあれなんですけど、本当にその早いものとかはやっぱりこう、なんででしょうね。早いって残像残りますよね。あれ?
なんかそれかっこいい戦闘のアニメとか。
残像だみたいな。
これはきた、これは残像だよ。
そうなんだと思う、だから。
そうなんだ。
ちくわの忍者がいるじゃん、アニメで。
ちくわの忍者。
ちくわっていうかなんかこう、半ペンみたいな。
ナルト、ナルト、ナルト、ナルトとか。
あえてずらさないで、ナルトって言えばいいじゃん。
ナルト見たことないんですけど、ナルトとか結構早そうじゃないですか、見てると。
だからああいうのとかは残像が残りやすいと思います。
アレコさんが、そうですね、ナルトが走って乗りたらめっちゃ残像が見える。
ちくわでも半ペンでもないけどね。
でも練り物ですよね。
そうだからナルトってわからなかったな。
いや、残像見てるから。
そういうことでもない。
そういうことじゃない。
まあいいや。
はい、大丈夫です。
脳は要するに常に予測してると何が起こるかね。
現実を見てるわけではないと。
最後3つ目のポイントなんですけど、
これデカルトとかも言ってる話なんだけど、
要するに人間はすっごい特別で、
動物は全然意識とかそんなにないみたいな世界だったんだって、それまで昔はね。
知ってました?
今じゃあ猫とか意識あるって感じしない?
意識ありそうですね。
うちの瀬戸さん意識ありそうだよね。
野菜食ったはずなのに食ってないフリするじゃん。
頭いいですね。
頭いいよね。
だけどデカルトとか人間だけは特別って言うんだけど、
それはちょっとおかしいんじゃないかってこと、この話。
言ってるんですか?
それは動物機械みたいな言い方をしてたんだけど、
でもその言葉を取ってこの人も僕らは動物機械だっていう風に言ってて、
それはどういうことかというと、
動物機械なんだけど感じる生物なんだって僕らは。
人間は。
機械ってさ、例えば今テスラとかヒューマノイド作ってて、
コップを持ってこうやってここに置いてみたいなプログラムしたらするわけじゃん。
でもそれは確かにセンサー的には感じてるけど、
僕らみたいにもっとたくさんのことを知覚してるわけじゃないよね。
温度だったりとか、その人らしさとか。
複雑にね。
そうそう、いろんなものを僕らは知覚して、
で、そのホメオスタシスって言うけど、
熱くなったら汗をかいたりとか、
そういう風にして生存しようとする。
いろんなものを感覚入力を受けて、
それで予測してなるべく生存しようとするみたいな、
僕らはそういうビーストマシーンだっていう風にこの人。
ビーストマシーン。
そうそうそう。
だから、私っていう感覚っていうのはただ考えるだけではなくて、
生きてる血の通った生物があるっていう、
これがリアルプログラムっていうやつなんだけど、
ちゃんとAIってさ、
AIに意識があるのかとか、
AIって私って感覚あるのかってこれから多分出てくると思うんだよね。
シンビラリティとかで。
でもこの人ははっきり言っていて、
確かにそういうモデルも出てくるかもしれないし、
気をつけないといけないけど、
知性と私であるっていう感覚は違うんだと。
知性と意識は違う。
意識っていうのはそういうふうに、
いろんな呼吸とかいろんな心臓が動いてるとか、
そういったもの自体をどうやっていったらいいかって予測する束みたいなもの。
いろんな感覚入力の束がこうやって集まって、
それを予測し続けているものが私らしさっていうものだっていう風に言ってるんですよ。
面白。