2022-01-13 38:30

#53 専門書の魅力

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「あなたの知らない世界」の専門書・専門雑誌のお話


ご質問、ご相談、トークネタも募集中です。
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00:01
本のそばで楽しいことがある思っとうに、書店歴25年の元書店員すずきと、
出版取次7年、出版社営業13年、現在書店と出版社の現場をつなぐ一冊取引所運営1年6ヶ月目のわたなべの2人で、
書店員・出版社・一般読者の方からの素朴な疑問に答えるポッドキャスト休憩室でございます。
さっそくですが。
マクラですか。何かありますか、マクラ。
マクラはないですけど、そろそろマクラとかシーツとか選択しようかなって思ってます。
なんか年末お掃除、お掃除したところと仕切れてないところがあって。
僕もお掃除をですね、年末やろうと思ったんだけど、
これは大衝動だと思って、3回に分けようと思って、ようやく今1回が終わったとこです。
ちょっと本棚もね、いろいろ手を入れたいとこなんですけども。
本棚ねー、ほんとちょっと今やばいんだよね。
やばいですよ、私も。
僕今仕事してる机の上に、実はすごい本が載っていて、
机仕事をするために1回その本を下ろしてベッドに。
で仕事をして、仕事終わって寝るときはまたそのベッドの上の本を机の上に下ろして。
で、非常に面倒くさいことになってますね。
そうですね。ベッドの上に何か物とか何やら置き出すと大体ちょっとやばい感じになってくる。
生活荒れますよね。
荒れる感じになってくるので、ちょっと気をつけたいなと。
そうですね。部屋の乱れは心の乱れですよ。
片付け頑張りますみたいな感じです。
さあ、そういう我々でございますが、こんな我々にまたご質問をいただきましてありがとうございます。
ありがとうございます。
それではラジオネームから読み上げさせていただきます。
はい。
ラジオネーム、せんざがわさんからいただきました。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
ご質問は、ほんそばのお二人、こんにちは。
こんにちは。
最近聞き始めたリスナーです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
年末に行った本屋さんで、誕生典を作るプロのための専門料理書というフェアをやってて、面白いなあと思いました。
はいはい。
お二人が知る、このジャンルの専門書はすごく面白いよというものを教えてくださいというご質問です。
なるほど、専門書。
03:01
はい、専門書。
面白いですよ、専門書は。
専門書は面白いですよ。
僕専門書担当でしたから。
専門書担当。
まあ専門書って一言で言っても、
まあいろんなものがありますけどね。
いろんなものがありますけど、今回このご質問いただいたせんざがわさんは、
はい。
誕生典を作るプロのための専門料理書というフェアを見たと、これはおそらく柴田書店さん。
柴田書店。
ですよね。
確実にそうですね。
柴田書店さん、もしくは朝日屋出版さん。
朝日屋出版ですね、はい。
では、だからこの辺ですね。
という感じがしておりますが。
まあ確かにそのプロの技とかプロのための指南書みたいなのってちょっとやっぱり視点が違うんで面白いですよね。
そうですね。
なんかあります?渡辺くん、そういう専門書ですって。
はい、そうなんです。なのでプロに届く情報ということで。
やっぱりそういう専門誌を作っていて書籍も作ってるみたいなパターンですよね、柴田書店さんも朝日屋出版さんも。
そうだね。
だからそういう専門雑誌。
雑誌も面白いね。
雑誌も面白い。そこでおすすめしたいのがですね、月刊住職。
専門。ほんと専門の専門だね。
創刊1974年。
結構歴史がありますね。
寺院住職の実務報道士というコピーがついてる月刊住職。
知らせるきっかけがですね、私前職三島社営業時代にですね、僕は坊さんで。
ありましたね。
四国八十八課書類場のA副次のですね、白川三瀬和尚にですね、
月刊住職という雑誌があるんだって聞いたのが知るきっかけです。
専門雑誌も売り場にも必ずあるものですけど、さすがにやっぱり興味がないと見なかったんですけども。
ないよねー。
見たら確かに、あるはあると。
特集記事とかが、そもそも専門月刊住職ですかね。
だよね。
ちなみに今回正月号大好評発売中ですね。
公伝を辞退するなんてやめてほしい。
お寺を増やすのに宗派は何をしている?とかですね。
これが面白いですね。バイクレースもできる牧場寺院の大奮闘。
これをかなり読んでみたい。バイクレースもできる牧場寺院。
どういうことなんですかそれは。
牧場寺院だか牧場寺院だか知らない。それだけでも面白い。
バイクレースもできるって、これたぶんモトクロスバイクですかね。
何なんですかねこれ。
06:01
めちゃめちゃ見てみたい。
あとはですね、自然に帰ると印象づける樹木草の最前線。
あ、樹木草ね。すごいよね。
こういうのとか、いろいろ。
いろいろ月刊住職、これは面白いという。
専門者は面白いよな。
お寺のLINE活用というですね。
なんかさ、牧場坊さんか何かでさ、牧魚とかの値段とかあるでしょ。通販とかあるでしょ。
物具の。
はい、物具系の通販とか。
通販というか。
カタログ販売とか。
カタログ販売があるでしょ。
面白いですよ。
そういう、あなたの知らない世界。
そうだね、ほんとそうだね。
ほんとそうだ。
鈴木さんのほうなんかあります?
雑誌だったらね、僕は現代農業かな。
現代農業もいいですね。
現代農業面白いですね。
現代農業は農村魚村文化協会。
農村魚村文化協会。
通称農文協。
農文協。
発行している。
農業とかそういったものに関しての書籍とかも出してる会社なんですけど、
現代農業をぺらぺらめくると、農業の中でのビジネスっていうものがあって、
例えば巡回する農機具の研ぎ師とか。
そういう刃物系、農機具とかを研ぐ研ぎ師みたいなのが巡回してたりするらしいんだよね。
それのレポートみたいなのが特集としてあったりとかさ。
今ちょっと今、最新号とかもちょっと見たらさ、
やっぱりバエル品種とかさ。
やっぱり今的な感じの言葉を使ったりとか。
SNSだとかさ。
ちょっと前はね、家の前とかに直売所みたいなのを作ってさ、
それが流行ったりとかもするし。
前のお店で働いたときに農文協の中で一番売れたのはトラクターの本で、
トラクターの使い方とかそういった本がよく売れたし。
やっぱりちょっと知らない世界。
知らない業種というかさ。
そういうのは面白いんだよね。
面白いですよね。
雑誌だったらそういうのはあるかな。
あと専門書だと、僕が担当だったとして一番個人的に好きなのは建築関係は。
好きだったなあ。建築も同じで建物に関心を寄せるっていうことを教えてくれるので。
09:03
専門とか建築ってもさ、建材とかそういうものじゃなくて、
建物というものだけにスポットもあってもさ、結構いろんな建築家の本とか、
ADAエディター東京とかそういう波紋さんの美術としての建築とか、
っていうのは面白いよね。
建築系だとエクスナレッジさんの雑誌の建築知識。
建築知識ね。
特集がときどきちょっとこう…。
とんがってるね。
とんがってる特集を組んでるときがあって、
一回その書店特集みたいなのもあって。
そうそう、あれ僕が行ったお店で取り上げてもらいましたよ。
あれも買いまして。
自分の興味とかとリンクしてくるところっていうのは、建築もそうだし、さっきの農業とかもそうだし、
住職はちょっとリンクしてくるところがあったりなかったりだと思うんですけども、
割とそうなんですよね。
私買ったのが、世界一美しい本屋の作り方っていう建築知識。
その住基特集に僕、そのときのお店に乗りましたね。
だから専門…。面白いですよね。
面白いですね。あと工業系だと結構、ネジの本とか。
ネジの企画とかネジの発明するまでの歴史とかあったりとか、工業系の本だったりしてさ。
そういうのも知られざる世界で面白いです。
さっきの料理のとかも、料理通信とか。
そういう特徴によってすごい面白い。
海藻になるっていうか、私料理全然できない。
そういうのって、必要ないと思って触れないことがほんと大半なので、
そういうフェアをやると、実は意外と全部が全部マスターできるわけじゃないけど、
好奇心という面ではすごい面白いものがありますよね。
今だいぶ専門書って書店の奥まったところにあるんですけど、
足を運ぶとかなりね、深淵を覗ける感じがする。
そうですよね。
12:00
いろんな資格とかもね、資格経営の本もね。
語学とかそういうのじゃなくて、工業系の資格とか、給資検定とか、品質管理の試験とかあったりするから、いろんなものは面白いですね。
工業系の本って、実は改訂が結構されてるんだけど、ほとんど内容は70年代とか80年代に書かれたもののままなんだよね。
専門とかさ、金属加工の本とかさ、車室整形とかさ、そういうのって結構変わらないように基本だから、それがずっと本になったりするとさ、
いや、これでも必要なもので工場とかで買われる人がいるんだなって思うと、
工業についての歴史を感じたりもするよね。
そうですね。
ビジネス界隈も専門書的なのとかもあるし、専門誌っていうのもあるじゃないですか。
商業界とか?
商業界とかですね。商業界は私20代の頃は勉強のつもりで定期公読していた時期がありまして、
おととしぐらいですかね、事業停止してしまって廃業というか、破産開始決定の。
商業界なのに?
商業界。僕もある時期読んでたんでショックだったんですけど、やっぱりなんか、自分の知らない世界とかが、
私なんだろうな、商業界にビレッジバンガードさんが出たこととかを覚えていて、
花田七子さんとか、そこで見たこと、記憶があるんですよね。
そんなところにも収集してんの?花田氏は。
ちょっと自分の記憶が間違ってたら申し訳ないですけど。
今の柿手でもありますけどね、花田さん。大活躍の花田さんですけども。
あとは、鈴木さんカメラお好きですけど、そちら栃木のほうでカメラといえば佐藤カメラだと思うんですけど。
佐藤カメ。
佐藤カメさん知ったのも商業界の佐藤カメさんの連載?
そうなんだ。
地域のリージョナルのチェーンで、ビッグカメラやらヨドバシカメラやら、
15:06
大型量販店と向こうを張って戦ってたわけじゃないですか。
地域密着店として。
ローカルチェーンとして。
ローカルチェーンとして。
そういうのも商業界で見て、売り場とかも見に行ったこともありますし、佐藤カメラとか。
なるほどね。劇流ってのもあったよね。
劇流ってのもありましたね。
小売系の雑誌とかもね。
なんとなくそういうところに出てくる。
やっぱりキャラの立ったスタッフさんとかがいるパターンとかあるじゃないですか。
地域密着型とかそういう感じなんですけど。
その時に擦り込まれたそういうのが自分の中に息づいてて、
本当のガッチガチのチェーンストアオペレーションよりも人の生き様みたいな方にフォーカスしてしまうのは、
その時の専門心に擦り込まれたなんかじゃないかなって思いますね。
カメラ雑誌も去年ことごとくなくなったじゃん。
はい。
今はNOOKとかで一応なんとか存続して出してるけどさ、
なんかすごいね。弾けてるよね、今。
ソンタクがなくなったよね。メーカーに対しての。
やっぱり雑誌形態だとさ、広告出向とかのこともあってさ、
やっぱり思い切ったことを言えてなかったんだなって思ってさ、
今すごいもんね。逆に言い過ぎじゃねえの?って。
かなり本音を語ってるのと、やっぱり好き嫌いを表に表者が好き嫌いを出してるからさ。
なんかそういうのもあって、専門誌も変わってきてるよなって。
そうですね。
ありますね。
音楽系とかはやっぱり専門書を見ると、
なかなか音楽にあんまり身近にないときはやっぱり面白いなと思いますよね。
いろんな知らない世界、本当に。あなたも知らない世界ですよ。
そうですよ。
オーディオ系とかのさ、趣味の世界もさ。
そう、趣味系までいくと本当に時間が足らなくなっちゃうんで、あれですけど。
そうね、今回はちょっとね。
出版社、大体専門家は雑誌も出してる可能性が高くて、
書籍とかもスピンオフ的に出て、またロングセラーとかもあって、みたいな感じなので、
出版社で抑えていくっていうのが結構いいかもしれないですね。
そうだね、燃焼者とか?
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燃焼者とか。
燃焼者とか。
このジャンルだとこの出版社が扱ってますよ、みたいなのがわかってくると、
結構親しみも出てくるかもしれないですね。
燃焼者とかさ、昔から歴史があるんだけど、専門って専門だよね。
すごい名前ですよね、燃焼者って。
燃焼者すごい名前ですね。
ボイラー整備士とか。
そう、ボイラー検定とか出してるね。
あとなんか専門書買う人って略すんだよね、タイトルを。
ISOとか。
そう、ISOとか。
例えば軍事研究とかさ、軍権あるとか。
近代盆栽とかもさ、近盆あるとか。
わかんねえ。
近盆とは思ってさ、近代盆栽を略してきたかと思って。
やっぱり多いよね、そういう専門書はさ。
一時期バウとかで特集されたよね、洋豚界とかさ。
洋豚の専門書とかさ。
工場管理とか。
工場の機器とかもカタログに持ってたりしたけど、
何使うのかよくわからない。
それが1,000万、2,000万とかする。
面白いけどね。
鈴木さんのお店では炭鉱舎さんの本はどうですか?
売れたりしてました?
お茶の炭鉱舎。
あ、お茶のね。茶道のやつ。
一応売れてたけどね。一冊ぐらい売れてたかな、今1月。
買う人はいたね。
結構、お茶やるコミュニティとかが書店の近くにあったりすると、ちょこちょこ売れる。
専門書ってそういう売れ方するじゃないですか。
そうだね。そういう集まりとか、あとカラオケとかさ。
カラオケ。
月間カラオケとか。
やっぱり近くにカラオケグループとかカラオケする場所があったりするとさ、
結構年配の方が月間カラオケ買ってったりとかしてさ、
月間カラオケの表紙がさ、すごい白いスーツに赤いネクタイしたさ、
非常に昭和的な感じの表紙があったりとかして。
まあでも面白いですけどね。
21:03
けん玉やる人とか、
紅白にていつも毎年けん玉の、なんて人でしたっけ。
けん玉やるの?
けん玉のギネスチャレンジする人。
紅白見てないからわかんないけど。
みやまひろしさん?
そっちのそういう専門雑誌とかの表紙を飾る人とかを見てると、
紅白、やっぱりこの人出るなってわかるけど、
紅白しか見てないと、この演歌歌手誰だろうみたいな。
そうなんだよね。
そういうコミュニティに対してはやっぱり。
さっきちょっと今、単行写、なごみとかもそういえば。
なごみを調べたら、すごいよね。
ストーンズの人とかも連載してんのね。
ストーンズ?
うん。
ちょっと侮れないですよ、専門誌って。
俳優さん、タレントさんとか作家さんとかでも、
その専門的なそこにゆかりのある方が連載を持ってたりするじゃないですか。
はいはいはい。
そういうのもまたちょっとおもろかったりとか。
あと書道関係とかもね、隅とかさ。
芸術新聞社の隅とかもあったよね。書道のほうとかで。
このへん行くとさ、書道ってさ、僕らが知ってる書道とはちょっと違うんだよね。
書への感覚が、書き初めとはレベルが違うんだよね。
その専門誌ならとさ。
そういうのはあるけど。
書店向けウェブ商談会に関わってて知った専門雑誌で、
目の目っていうのが。
目の目ね。あるある。
骨董のやつとかも。
使ってたよ。
あれも実際、雑誌のほう手に取ってパラパラしたら拡張高いっすよね。
そうねー。
特集によってはすごい興味が引かれるものがあって。
歴史的なところ、僕歴史好きだから興味湧いちゃうんですよ。
骨董にはあんまり興味がなかったんですけど、
なるほど、なるほどなんて言って。
昔さ、広告批評っていうさ、マドラ社から出てた広告関係の業界マーケティングの雑誌があって、
毎年年末になると、年末だったか年明けてかにCD-ROMがついてくるのね。
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そこには、カンヌ広告なんとか祭っていうテレビCMとか、広告とかのショーがあるんだけど、
そこでノミネートされたショーを撮ったとかっていうテレビCMが入ってるんだよ、そのCDの中に。
全然知らなかった。めちゃめちゃ見たい。
昔は2000年から2002年ぐらいまでぐらいかな、インターネットはそんなにさ、
今はネットで見られるけどさ、そういうのが付録でついてて、毎年その後だけ買ってたね。
面白かったよ。昔日清のさ、カップラーメンの恐竜シリーズとかあったじゃん。
ああいうのとかもショーになって入ってたりとか、
アルゼンチンの航空会社のCMとかすっげえドラマチックで感動できるやつとか、
コンドームのCMとかもさ、ユーモアがあって、
けどこういうのをヨーロッパでCMやってんだっていうのもあったりとか、
いろんな国の広告に関する姿勢みたいなのが、そのショーから見えて、
本当に交通事故等を防ぐために、すっごい残酷なシーンを見せて、
うわもうこれほんとやばいなっていうぐらい、
トラウマになるぐらいの映像を見せるぐらいの強力なメッセージ広告だったりとか、
その逆でさ、非常に隠優を含んだ考えさせるCMがあったりとか。
そういうのがCD-ROMについてて、宣伝会議には。
あ、違う、広告企業には。
なんでね、そういうのはよく買ってたな、毎年。
高かったけどね、その年だっけ。2,000円とか3,000円とかしたけど。
そういうのは専門的なものでは、業界紙っていうのはありますよね。
業界紙も書店で並ばないのもあったりするからね。
流通が特殊なものもあって、書店で全部見れるっていう感じでもないし。
図書館とか行くといいかもしれないですね。
あ、そう、図書館はあるかもね。
結構そういう専門系の雑誌も含めてするかもしれない。
ただ、やっぱり専門職フロアの、話を戻すと料理の専門。
フェアをやっていたっていうのもあるし、
図書館だとなかなかフェアとかそういう企画という感じではないので、
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書店のフェアとかで専門的なやつとか見るっていうのがいいんでしょうね、やっぱり。
なんかやっぱりそれぞれにメディアがあるから、いろんなところにメディアが作られて。
本当に書店なんで言うと氷山の一角でさ。
それはやっぱり流通にあって一般に買えるってこと自体が奇跡みたいなもんでさ。
まあそうですよね。
そこに触れられるだけでもさ。
ある意味そういうのを集められて書店でやると面白いよね、やっぱりね。
プロのお店、料理店のための本とかさ。
繁盛店を作るっていう。
昔、パイインターナショナルじゃなくて、PA Booksの頃に、
PA Booksの広告系の本ってめっちゃ高いんだよ。
1万いくらしてさ、デザイナーとか広告系の人たちしか買わない本なんだよ。
それ全部集めてさ、一回フェアやったことあるんだよね。
そうするとさ、1冊1万円とかのが結構売れるんだよ。
当時PA Books、PAだったよな。
PA Booksって。
まだその頃って。パイになる前。
その頃はやっぱりあって、3,000円とかのタイポの本とか、
広告サンプルみたいなのがあったけど、
それ以上ハードカバーのめっちゃでかい重い本とかもフェアやったりして買う人いたからね。
そうですね。実物見ないとわからないっていうのはありますからね、そういう専門的なのって。
そうある。
美術とかそういうのとは別に、仕事とか実務に関する専門書っていうのは、
そこまで気にするっていうところまでちゃんとカバーしてたりするから、
なんか面白いですよね。
そうですね。
書店目線で言うと、お客さんが領収書を切って買うタイプのものと、
なるほど。
領収書を切れないっていうか、だからつまり、
専門的だけど個人的に買うものと、
ちょっと仕事にできれば領収書みたいな感じになるから、
高額なものは領収書いけそうだったらチャレンジする価値っていうか、
仕入れる、ちょっと勝負いけるんじゃないかと。
そうね。書店の仕事だと、やっぱり周辺にいろんな会社がどんなのがあるか知っとくとさ、
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例えばJISハンドブック置いたほうがいいとかさ、
あと設計関係、図面引く人とかさ、会社が多いところはそういった本をさ、
設計とかの本を置いたほうがいいと思うし、
通信系が多いところは通信系の本を置いたりとか、いろいろあるよね。
そうなんですよ。昔民力っていう本が、朝日新聞出版が年度版みたいな感じで。
民力って書いて民の力って書いて民力。
あれがたぶん、2010何年ぐらいに、
紙版は観光しなくなっちゃったんですけど、
民力結構好きでしたね。
各地域のいろんな情報、データが都道府県とかで載ってるやつなんですけど。
あったね。年度版で出てたね。
あれはB号ぐらい?サイズ的に。A号ぐらいだった?
ちょっと大判だよね。
そうですね。結構厚みもあって。
あれが、領収書とかで、ビジネスパーソンとかも領収書とかで買える感じの、
専門書とちょっと違う話ずれちゃうかもしれないですけど。
そういうのとかをちゃんと、当時取り継ぎいたときの話ですけど、
ちゃんと手厚く仕入れて売るお店っていうのは、日頃からそういう結構アンテナ高い感じ。
そういうところがぶっきらぼうな感じのタイプのお店さんと、
発売日いつですか?ぐらいなテンションの人。
それもちょっと取り継ぎ時代に印象に残ってることの一つとしてありましたけど。
出たらすぐ買うみたいな。
類の専門的なやつって、みんな毎年待ってるみたいな。
あるんだなっていうのが。
そうだね。客中は結構専門雑誌とかは。
あー確かに。客中、そうですね。
あるよね。
僕が売ったお店だと月刊だったかな、戸籍っていうさ。
戸籍?戸籍どっちだろう。
あれですよ。戸の方ですよ。戸の籍ですよ。戸籍とかもなんか。
なんか弁護士の人が買ってたのか。海外の人とかも含めて。
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そういったのを客中してる人が、え、こんな本あるんだとかさ。
あと月刊警察とかさ。これ書店に取れんのかな、わかんないけどそんなのもあったりするよね。
司法系の専門誌とかさ。
そういう意味で言うと官報とかも、官報系とかも。
官報系は結構書店にとっては疑問ですね。
ちょっとしんどいんですよね。書類とか仕入れるいろいろな。
ルートもなんかね、電話が通じなかったりするんだよね。
でも客中みたいなもんでは結構。
そう、やっぱり業務に必要になる。官報系はね。白書系とかもそうだけどさ。
白書とか。
必要になってくるから。
でも白書とかも、あんまり興味ないやつとかでも、
パラパラ何ページか見てると面白かったりするんですよね。
白書系はさ、記事書くようになってからさ、
裏付けとしてデータが欲しいからさ、統計とか欲しいとさ。
白書が結構重要になってくるんだよね。テーマを掘り下げる前にさ。
一応その基準となるものとして。
政府観光物ですからね。
いろんなものに対してさ、人気があるとかないとか。
こっちの印象論じゃなくて、ちゃんとした実数で統計とかからさ、
一応説得材料としてさ、
やっぱり白書は結構引き合いに出したくなるから、
そうするとネットだとわかんないんだよね。
そうですね。ネットほど怖いですよね。
エビデンス的に本当に。
そうなんだよね。やっぱりそのへんも含めてさ、
白書って結構重要だなって思うよね。
そうですね。
白書もなんかそう、事故って苦しめられた記憶が今、
苦い記憶がよみがえりました。取り継ぎ時代の。
やっぱりそのへんね、専門書系のルートってなかなか複雑だからさ。
そうですね。
取れなかったり、書店で下ろしてるのかとかさ、
出版リリースに載ってるかどうかわからない問い合わせを受けるとさ、
僕が今入会してる東高会なんてさ、東大の。
東大の?
東高という開放誌が年4回くらい来るんだけどさ、
それ出版リリースしてないからさ。
そんなもしかしてさ、ネットでそんな雑誌があると思ってさ、
書店に取らせていったらさ、結構混乱するよね、やっぱり。
そうですね。
そういうことが知らせざる部分が、業界誌や団体誌みたいなのがあるから。
そういうのをね、ちょっとなんかフェアとしてやるのも面白いっちゃ面白いけどね。
そうですね。
36:00
どっか買い取り覚悟でやってくんないかな。
そう、結構遠くからも買いに来るインビニトリ人とか出てきそうですよね。
なかなか大きな書店じゃないとね、出会えなかったりもするし。
雑誌なんか、本当にそのお店の個性として、
こういうお客さんがいるんだっていうふうに。
さっき言うね、月間住職が置いてあると、あ、お寺多いのかなとかさ。
そうですね。
養豚館やるとね、養豚館は置いてるとこないと思うけど、
そういう畜産関係多いのかなとかさ。
地方地方とか場所場所によって置いてある雑誌とか専門誌っていうのも変わるし。
北海道だとさ、専門書では畜産関係の本が置いてあったりとかさ、
コーナーとしてあるからさ、すごい量あるんだよね。
こんな畜産関係の本あんの?っていうくらい場所によってはさ。
北海道でもさ、東のほうはそういうのが多かったりとか。
西のほうだと逆にもうちょっと農業系が多かったりとかするし。
北海道でも場所によって産業が変わってくると。
下手すると自衛隊系の本とかも北海道はあると思うし。
やっぱりそういうのあるよね。
そこから地域とかが見えてくるところもあるので、専門書注目ですね。
そうですね。
神保町とかに行けばね、中国の書物とかそういう専門店みたいなのは。
古書店も含めてね。
もっと沼に、専門の沼に入れるけますけどね。
そんな感じで、畜産書についてはいろいろ思い出もありますし。
書店とかでね、新しい目線で楽しんでもらえればなと思います。
ということで、ラジオネームセンザガワさん、ご質問ありがとうございました。
ありがとうございました。
最近聞き始めたということで、またいろいろバックナンバーが50回以上揃ってますんで。
また興味あるやつから聞いてください。
それではさよなら。
さよなら。
38:30

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