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2024-06-14 24:25

Ep.68 非日常への扉! ラテン語とスワヒリ語、グロテスクな幻想小説まで

spotify youtube

YouTubeを始めました!

登録していただけたらとっても喜びます。


つばきが言語の奥深さを知られる本2冊をご紹介(並行読書にはご注意を)。
さとぅはグロテスクの美を体現した幻想小説を紹介しています。


なお、来週はスペシャルゲストが登場します。

お楽しみに!

【紹介した本】

・小林標「ラテン語の世界 ローマが残した無限の遺産 」中公新書
・竹村景子「スワヒリ語のしくみ《新版》」白水社
・津原泰水「綺譚集」創元推理文庫

【よりぬき】

・YouTubeはじめたよ! 登録よろしくお願いいたします!
・ラテン語は一度覚えれば、とても論理的な言語
・言語の本を同時に読むと混乱するよ
・様々な原液のお酒を読むような、濃い短編集 [BGM: トーマス大森音楽工房]

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生物学者と書店員のインターネットラジオ、本の虫のススメ!
本を偏愛する生物学者の椿と、書店員の佐藤が、本にまつわるあれやこれやをゆるっとお届けします。
今日も始まりました、本の虫のススメなんですけれどもね。 今回は重大発表があります。皆さん気づいていらっしゃいますでしょうか?
気づいていないんじゃないかな? 実はね、私たち1、2ヶ月ももう経ってるんですけど。 その時期で?って感じ?このタイミングで?っていう。
なんですけど、実はYouTubeを始めました。
知ってました? すごいこっそり始めてたんで。
なんか、そもそもが、確か今年の1月かなんかに、YouTubeが、RSS配信っていう、なんて言ったらいいんですかね。
自動ひも付けシステムみたいな。 そうそうそう、スポティファイが作ってる、Podcastersっていうアプリで配信してるんですけど、
そのアプリにアップしたら、最新のエピソードが、Apple Podcastとか、他のところにも自動で配信されるっていうシステムを使ってるんですけど、
そのRSSにYouTubeが、この最近か、対応しまして、それを使って、じゃあYouTubeにもせっかくだし配信始めてみましょうっていうことで始めたんですよね。
そうなんですよ。だから基本的に内容は、Podcastと同じのが今のところ配信されている状態で、
ただ、ショート動画でちょっと切り抜いて、面白いところだなと自分が思うのをピックアップしてみたりとか。
さとゆさんがね、上手に作ってくれて。 ありがとうございます。ちょっといろいろ試行錯誤でやってるんですけどね。
すごい、私はそういうのあんまり得意じゃないから、すごいなと思いながらお願いしちゃってる状況なんですけど。
そう、楽しくちょっと作ってたりするんですけど、とか、あとそのYouTubeだけの動画、それこそPodcastはラジオみたいに聞けるのがいいとこなんですけど、
いいとこだと思うんですけど、YouTubeは動画で見れるっていうところがいいとこだと思うんで、
実際に私たちが出演っていうか、して何か喋るとか、そういうこともやってみてもいいかなって、いろいろ今二人で相談してるとこなんですけど。
ね、模索中ですね。 そうなんですよ。
なんで、YouTubeでやってほしい企画とか、なんかこういうの見たいよっていうのがあったら、ぜひお便りしてもらえたら嬉しいです。
まだ模索中なんでね、私たちも。 ね、本当になんか、そのRSSに対応したからとりあえずやろうかぐらいの感じで始めたので。
告知もこう遅くなってしまって。 そう、すいませんでした。
結構ね、バナーとか作って、サムネイルとか作って可愛くできたと、ちょっと勝手に私は自負してるので、
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よかったら見てみてほしいです。 それもね、さっちゅうさんが作ってくれて。 そうなんですよ。
ね、イメージカラー黄色に。 そうそうしてね、そう、なんとなくちょっと楽しい感じで。 明るい感じ。いいよね。
いいかなと思って。 あのバナーの撮影も面白かったよね。 面白かったね。
あの向かい合って撮影を、撮影てかその、写真を撮ってたんですけど、あまりにも二人がカチンコチンになりすぎて、
すごいなんか不自然みたいな。 さっちゅうさんとかちょっとウシク大仏みたいになってたもんね。
椿さんはロボットみたいな。 何その手みたいな。
謎の手があったりしてね。 そうそうそう、面白かった。 面白かったよね。
笑いすぎてあの日ちょっとしんどかったもん。 しんどかった、疲れたよね。
そういうちょっとサムネイルの写真とかもね、苦労して撮ったりしてるんで。
自然になるまで大変やったね。 大変やったね。
なんかあの二人が向き合ってるような写真に、あのポッドキャストのサムネイルでも変わってるんで、皆さんわかると思うんですけど、
あの二人が向き合ってるような写真に見えると思うんですけど、あれって本当に私たちが向き合ったら、あのなんていう横顔になるじゃないですか。
そうそうそう、そうなんですよね。 だからちょっとこうお互いを見ないような、向かい合って座ってはいるけど、
なんて言ったらいいの、ちょっと視線外して、斜めを見ながら、荒らぬ方向を見ながら写真とか動画を撮って、
そうそう、サムネイル作ったんですよね。 結局ね、写真やると無理やっていう話になって、動画のキャプチャーにしたんですよね。
そうなんですよ。動画をキャプションでね、こう撮って、じゃないとなんか不自然な、なんかすごい顔してるやつとかあったよね。
目をひむいてる顔とか。
自然さゼロ、本当に。 ゼロのやつがあったんですけど。
いや、本当に当たり前やけど、モデルさんとかってすごいなって。 すごいよね、本当にね、自然に撮られ慣れてる人ってすごいなって思いました。
異形の念を抱いた。 抱いた撮影でしたね。
まあそんな感じで、いろいろちょっとこう手を広げて、できる範囲でね、やっていきたいなと思ってるんで。
そうなんですよね。やっぱり、なんて言うんですか、ハードル自分たちで上げちゃうかもしれないんですけど、
やっぱり、本の話とか、もっと多くの人に届いてほしいなって、せっかくやってることやし、
自画自賛なっちゃうんですけど、楽しんでくれる方も、もっと先代的にはね、いるんじゃないかなっていうふうに思ってるので、
こういうのを聞いて、面白いなって思う人に、もっと届けられるようなことをしたいなと思って始めました。
ただまあ、家事をしながらとか、ご飯食べながらとか、一人の夜とか、そういう時にちょっと近くで喋ってる話が聞こえて、なんかホッとするなみたいな、
そういう思いっていうのは全く変わってないので。
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過激なことしたいとかはね。 全然しない。
過激って何よ。 メントスコーラみたいな、バラエティ系に振るとか、そういうことはないので、
ちょっと違った角度からやるYouTubeも、よかったら楽しんでもらえたら嬉しいです。
ぜひぜひ、まだまだ、これからなんですけど。
というのが、今日最初の告知でした。
つばきさん、最近かな、読んで面白かった本があるって聞いたんですけど。
そうなんですよ。実はまだ読んでる途中なんですけど、あんまりに面白くて持ってきちゃいました。
タイトル、ラテン語の世界、ローマが残した無限の遺産っていうラテン語学者の小林小勢さんっていう方が書かれた本なんですけれど。
タイトルの通りなんですけれども、ラテン語がどういう作りで、
現代のラテン語の子孫にあたる英語とかも含む言語にどういう影響を与えてるかっていうことを、いろんな視点から書かれた本で、
これがまあ、おもしろい。
なんかね、いろんな角度のおもしろさがあるんですけど、
この人が言ってて、すごい印象的やった言葉が、このラテン語ってすごい文法がしっかりしてるらしくて、
時勢とか、人生とか、英語だと、例えば、
動詞の後に、彼、彼女、三人称のときは、Sをつけるんですよ。
例えば、I play tennis。私はテニスをします。って、一人称のときは、プレイはプレイなんですけど、
三人称、彼、例えば彼のときは、He plays tennis になるじゃないですか。
それによって、例えば、プレイズテニスだけを抜き出しても、
これは私でも、あなたでもなく、彼、彼女、三人称がやってることなんや、っていうのがわかるじゃないですか。
でも、逆に言うと、その程度の整地さしかないじゃない。
私か、あなたか、私たちか、あなたたちか、彼らか、それとも彼か、ってわからんやんか。
でも、ラテン語は、そのすべてについて、
そう、だから、規則が決まってて、
でも、逆に言うと、その構造の整地さのおかげで、
動詞さえ見れば、誰がしたのかとか、何の派生語か、っていうのがすごいわかる。
一度、その規則を叩き込んでさえしまえば、例外がないから、ないんだって。
例えば、英語やったらさ、buy、買う、やったら、過去形はboughtになったりするやん、そういうのがないんだって。
だから、その論理で押し通せるっていうか、放送だから、この名詞形はこれや。
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で、この名詞の後に、例えば、ofみたいな、そういうのも、単語に、たしか、含まれるというか、らしくて、
だから、その文の構造で、誤解が生じる余地がないんだって。
だから、そういうラテン語に慣れてしまうと、英語とか日本語とかは、もう、すごく、
あいまいな言語みたいな。
あいまいで、だらしない言語に見えるって、この人おっしゃってて。
へー、おもしろー。
もう、だから、そういうさ、感覚っていうのを、自分はラテン語をこれ一冊読んだからって、わかるわけでは全然ないけど、
擬似体験できるような。
へー。
ほんで、すごいおもしろくって、で、まめ知識的なというか、ちょっと英語を学んだ方やったら、
あ、そうなんやって思うようなこともあったりとか、
たとえば、その、まめ知識的な楽しみやったら、
日本語でもさ、ライバルって言うやん。
で、これは、張り合う相手やんね、攻撃手とかっていう意味なんだけど、
その、もともとのラテン語の意味っていうのは、同じ川から水をひく人。
へー、おもしろー。
っていう意味で、だから、ライバルってさ、
R-I-V-A-L-I-Sで、リバーなんや。
へー。
同じ川から、で、とか、で、
おもしろー。
そうそう、でもこれって、私たちやったら、もうなんかその関係が、もう結構、単語がさ、変わっちゃってるやん、つづりがもうだいぶ。
だから、関係性っていうのを読み取りにくいんやけど、
その、ラテン語のこれ、規則に沿った変形らしいんよ。
へー。
だから、語源とかがパッと見て、一回文法というか、規則をたたきこんじゃうと、語の関係性がすごく見えるようになるんだって。
だから、すごい、最初のハードルっていうのは確かに覚えることが、その規則を覚えるのが大変やけど、
そこを越えてしまうと、すごくわかりやすくて、誤解がないっていうのを言ってて、
なるほど、と思って、すごいね、おもしろい。
だから、そういうのが、まあなんかそれは、検証することっていうのは難しいけど、
ラテン語って、ずっとその、学術的な記述で使われてきた言葉やんか、
そういうのの、その、論理的な考え方の下地になるというか、
その、文法構造そのものが、論理的であったことが、科学というか、
そういうものが、発展する下地にもなったんじゃないかっていうような、推察とかもあったりとかも、すごいなんかね、
おもしろい本でした。
なるほど。
で、でしたってまだね、読んでるんですけど、
それと関連して、いい?次のもう一冊、紹介しても。
もちろん。
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私、並行読書するくせが、あるんですよ。
私もそう。
あ、そうやんね。
乱読派。
乱読派で、で、なんか、おもしろいってなったら、なんかほっといて、違う本にバーって突っ走るみたいなのがあって、
それで今まで困ったことなかったんですけど、これ読んでて、初めて困ったんですよ。
え、なんで?
っていうのも、これと一緒に、並行読書してたのが、スワヒリ語の仕組みっていう。
あ、ややこしい。
ややこしくなる、ややこしくなる。
どっちがどっちやったっけ?
そう、これもう組み合わせ最悪で、
みなさんに、ぜひ避けていただきたいのが、言語系の本を2冊並行して読むっていう。
あ、あかんやろうな、それは。
そう、これが混乱するってわからなかった私がどうかしてるんだけど。
組み合わせ最悪みたいなね。
そうそう、ほんまに、だいだい大混乱して。
でもこれもね、いい本で、まだこれも途中なんですけど、並行読書をあきらめたので。
そうね、別々にちょっと間をあいて読んだほうがいいかもしれないね。
でもね、やっぱりその、ぜんぜんちがう言語で。
そもそもさ、スワヒリ語ってどこの国の言葉やったっけ?
あ、アフリカ、アフリカの、けっこう紅葉語っていうか、よく使われてる言葉なんだけど、それでもぜんぜんね、ちがうんですよ。
日本語やとさ、Nとか、んとか、むで始まる言葉って、あんまりないやん。
なんか、母音がついて、なにぬねのまみむべもあるけど、Nのあとにまたしんがくる、むみたいなのとか、ないやんか。
で、始まる言葉がめちゃめちゃ多いとか、基本のきやねんけど、もともと文字がなかったから、アルファベットをあててるとか。
そのレベルから知らんから、すごいおもしろくて。
これもなんか、世界のとらえかたっていうのを、なんかこう、フォーカスして書いてある本やから、おもしろくて。
並行読書は、あの、おすすめしませんが、また読んでほしいなと思う本ですね、っていう言語系の。
そうそう、そんな感じでね、いつも生物学者のポッドキャストとか言いながら、最近なんか言語の話ばっかりしてる気がするんですけど。
幅広いですね。
いやいやいや、そういうね、言語、楽しいなっていうもんでした。
なるほど。
それも世界のね、扉を開くっていう意味で、本の役割、役割って言ったら変だけど、なんやろ、紅葉っていうか、なんか。
やっぱ自分の、その、詳しい分野じゃないからより楽しい、なんか純粋に楽しいっていう部分も、私としてはあるのかなと思ったりするので、
いろんな窓を開く一つとして、その言語っていうのを、みなさんも楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。
なるほどです。
なんかその、読みかけの本っていうところで、私もちょっと今読みかけてる本が一冊あって、
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で、ちょっと紹介これね、するか迷ったんですけど、でもちょっと紹介しちゃおうかなと思って。
大丈夫、大丈夫。ホームスリスナー。
ついて来られるかな、この本は。
大丈夫、鍛えられたホームスリスナーは。
リスナーさんは大丈夫かな。
だってかなり幅広いよ、私ら紹介する本。
そうやね。
ということで、ちょっとついて来れると信じて私は紹介しますが、
短編集でして、キタン集。キタンってなんて言ったらいいんやろなこれ。
キレイの木に、タン。
ゴジツタンのタン。
ゴジツタンのタンに集めるで、キタン集っていうタイトルで、津原靖さんという作者が書かれてる。
有名な方ですね。
私ね、存じ上げなかったんやけど、そうらしいね。
私も実は読んだことないんだけど、ひらがな名義でも結構書かれたりしてはると。
ああ、そうなんや。
少女小説を書かれてるみたいなことを、何て言うの、著者紹介みたいなとこでさ、
書かれてるんやけど、このキタン集はすごいこう、美しい幻想的な、中性的な西洋の方かなっていうのを、
表紙がね。
オフィリアってあるじゃないですか。
ああ、シックスペアの。
そう、死に行く最中にある少女が川のとこで浮かんで、花束とか。
確かに確かに。
それのイメージにちょっと近い。
目を閉じてるんで、死をちょっと連想させるけど、美しい感じの絵が描いてるんですね。
で、その表紙に惹かれて読み始めたんですけど、なんでこれ、ちょっと躊躇したかっていうと、
だいぶ内容がグロテスクな部分があるんですよ。
なんか、いきなり少女が交通事故にあって、こう、なんて言うかな、ちょっとこう、
描写がグロいってこと?
描写がね、描写というより、起きる事象がグロテスク。
自転車に乗ってる、ちょっとだから、これから話すことは、ちょっとグロテスク関係が苦手な方は聞き飛ばしていただければと思うんですけど、
その少女が交通事故にあってしまって、自転車のサドルがお腹を貫通する、みたいな描写があるんですよ。
で、ちょっと内臓が出てしまっている、みたいな描写があったりするので、ちょっとだいぶ人を選ぶ、
なるほどね、確かに確かに。
ではあるんですけど、そういうその、なんかこう、死の匂いが強く漂う、だけど幻想的で、どこか美しくて儚いっていうような話が、
角度を変えて、いろんなところから描かれてるんですよ。
で、その文章がすごい美しくて、世界観が、あの完成された、なんか幻想日の世界。
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表紙の印象のままなのか。
そうなんですよね。
なんですけど、これなんかもう、なんかね、例えるなら、濃い原液のお酒を、
なんかこう、いろんな、いろんなしかもお酒を飲んで、飲むみたいな感じ。
なるほどね、なるほどね。
なので、だから私もこの本すごくいいなと思ったんだけど、一気に読めなくて、3編集なのに。
わかるわかるわかる。
なんか1編読んでは、ふーだよね。で、違う日にまた、なんか3編ぐらい読んで、ふーみたいな。
濃いんですよ。だから、ちょっと明定するような作品。
いいね、明定。
明定っていう言葉が合うかなと思います。
なので、まあ、幻想をグロテスクだけど美しいっていう、その3ワードでピンとくる方には、めちゃくちゃハマる小説じゃないかな。
でも、それって結構100人中1人ぐらいか2人ぐらいか。
そうかもしれないね。
マグラマグラとか好きな人だったら、たぶん大丈夫だと思うんですけど。
誰かな、好きな人。
いるかな。でもね、結構その、この本の虫のすすめを聞いてくださってるリスナーの方は、結構その体勢が強い方が多いかなと思うし、
結構本を読んでらっしゃる方もいらっしゃると思うので、たぶん言っても大丈夫かなと思って、今回は紹介させてもらいました。
じゃないかなと思います。
やっぱりその、ドグラマグラじゃないな。
夢の救済を以前紹介したときも話したと思うんですけど、
ちょっとそのグロテスクとか、あの、幻想的っていうのは、結構美しさとかにもつながる要素だったりもするもんね。
なんか死ってちょっと美しい部分が、エッセンスとして入ってる気がして。
それはなんか死ぬことがいいこととかそういうことではなくて、
文学性が高いよね。
心に共鳴するよね。感覚的なところに、触ってくる感じ。
そうなんですよ。
もう一つその、グロテスクもあるんですけど、エロティックな文法者もあるんですよ。文学的にですけどね。
アダルトな感じじゃなくて、文学性の高いエロティシズムって言うんですか?
うん。肉体の悪魔みたいな。
違うか。
肉体の悪魔は読んだことないよな。
あれは別にグロくないわ。
グロくはない。
ただなんか、エロで。
エロ、エロ、エロ。文学的エロ。
エログロ系の体制がある方にはめちゃくちゃすごくこう、
あの唯一無二の世界観があるので、
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お勧めしたいですね。
意外ですね。でも津原あやすみさん結構、少女創生っていうの読んでないんですけど、
イメージが強かったので。
これはもうね、かなり大人向けで、
ただ、これを10代で読んだら結構衝撃が大きいから、
逆に読んでほしい気もするけど、
わかるよそれ。
でしょ?
わかるわかる。
夢の旧作を10代で読む衝撃とちょっと違うというか。
壁歪むやろうけど、
歪むやろうけど。
でもそのぐらいの歪みっていう、なんか衝撃を、
たかんな時期に受けてほしいなっていう気もするので、
なんかジャンルは何でも、これに限らんけど、本に限らんけど、
わかるわその気持ち。
大人としてこの本を読むと、
なんか濃いお酒を読んでる気分ですとか、
言えちゃうやんか。
言えちゃう。
なんかこう、それが振る上がる。
一歩引いちゃうよね。
一歩引いてしまうし、
なんかいろんなものを通った後の、
なんかこう視点になってしまうから。
そうだね。
だからその本当に自分ごととして捉えられるような、
その思春期ぐらいの方にも読んでほしいような、
そうでもない。
なんか難しい。
入れないようなね。
そうそう、なんかこう、でもちょっと衝撃すぎてこう、
大丈夫かなみたいな。
難しいよね。
難しいね。
それをさ、喜んでじゃないけど、
その衝撃がどう作用するかって人によって違うから、
なんか創作の方向とかに行く人もいれば、
ただただうつうつとしちゃうかもしれないから、
そうそうそうなんですよね。
ちょっとね、難しいよね。
そう、ちょっとだから難しいんですけど、
なんかグロテスクなものって、私安心するんですよね。
どういうこと?
文学で読むと。
それはわかる。
わかる?
なんかこう、なんかそういうものも存在してていいんだよなっていう風に思って、
なんか安心するというか、
なんか悪いものとか汚いものとかグロテスクなものとか、
そういうものもあるのが本当の世界だよなって、
見えにくくなってるけどそれがあっていいんだよな、
存在してていいやって思えて。
そうやんね、しかもそれがあることによって、やっぱ世界の深みを感じるっていうか、
そうそうそうそうそうそうそう。
わかる。
そうっていう意味でも、そういうダークサイドを見るっていう視点からもちょっとおすすめしたい本でしたね。
という感じで今回は、
多様だ。
多様な。
いつもか。
いつもですけど、
YouTubeから言語学から、なんていうのかな、
キタン集の話までしましたけれども、
またいろいろとこんな話、あんな話、こんなYouTubeせっかくやるんならこんなことはどう?みたいなお便りとかもお待ちしておりますので、
また年々、年々?初めて年々って言った気がする。
懐かしいな。
ね。
年々お便りをお待ちしております。
24:01
ではみなさんまた良い読書体験を。
良い読書体験を。
来週はホームス1年以上の歴史の中でなんと初めてのスペシャルゲストが登場します。
わー。
来週を楽しみにお待ちください。
お待ちください。
24:25

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