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2024-11-01 31:40

Ep.88 ネットリ怪しい雰囲気を味わう本

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今回は、小川洋子が書く官能小説?!「ホテル・アイリス」の話から、実際につばきが泊まったあやしい雰囲気のホテルの思い出話まで、今回も盛りだくさんです。後半はお便りむスむス!(収録タイミングの関係で、レスポンスが遅くなってしまいごめんなさい、、)


【紹介した本】

・小川洋子「ホテル・アイリス」幻冬舎文庫

・小川洋子「博士の愛した数式」新潮文庫

・小川洋子、岡ノ谷一夫「言葉の誕生を科学する」河出文庫

・吉田重人、岡ノ谷一夫「ハダカデバネズミ. 女王・兵隊・ふとん係」岩波書店


【よりぬき】

・小川洋子さんの小説といえば?

・意外な作風の著作、「ホテルアイリス」

・舞台設定の巧みさ

・怪しさ満点、怖かった宿の思い出

・ひさびさのお便りむスむス!嬉しい偶然からお便りいただきました

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生物学者と書店員のインターネットラジオ 本の虫のススメ
本を偏愛する生物学者の椿と書店員の佐藤が 本にまつわるアレやコレやをゆるっとお届けします
本の虫のススメからお知らせです。 11月2日東京の下北沢で行われますポッドキャスターたちの祭典
ポッドキャストウィークエンドに本の虫の ススメ2人で参加いたしまーす
ブースを出展していろいろその番組にまつわる これまで紹介した本をまとめたブックレットですとか
あとはしおりなんかも無料配布しています。 他に佐藤さんは絵を描く人ですので佐藤さんの原画ですとか
あと私生物学者の椿が書いた 岩波書店から出版している海面素敵なスカスカなどいろいろ他にもグッズを展開しておりますので
お近くの方はぜひぜひ遊びに来てください。 気軽にあのポッドキャストを聞いてるよって声かけてくれたらめちゃくちゃ嬉しいです
なんか他のポッドキャスト番組もたくさん出演しているイベントですのでぜひぜひ 遊びに来てあの声に会いに来てください
はい待ってまーす。 最近は何を読んでますでしょうか
私? ちょっとねこれはメタ的な話になってしまう
あ、メタ的な話ね。 今回ちょっと収録の間短かったのか
そうなんですよ。だいたい1ヶ月に1回ぐらいのペースで集まって 収録するんですけど
実は2週間ぐらいしか間が空いてなくて。 そうだねだからあんまり読んでない。
そうやんな。そりゃそうやもん。 素直。
私もほとんど読んでないんですけど。 アルマジキ。 アルマジキ読書ポッドキャスターとして。
でもいいよねたまにたまごっちの話とかずっと延々して。 あれも結構ね。 自由な。でも評判いいよねあれね。
いいやみたいな思った。 あれみんな好きなんじゃん。
ごっちのことみたいな。 そういうことなんかな。 違う?
でも何があれやね評判いいか意外とわかんないもんでね。 いやわかんないよね。
寸読本とかも評判よかったけどね。 そうそうそう。でもあれは話しててやっぱ楽しいのがいいんじゃない?
まあそういうことやかもね。 それはそうですよね。
あ、そう。なのであんまり私は読んでないんやけど。 なつゆさん何か読んだ?
あのね一冊の途中まで読んでるだけなんですけど。 途中までの本。行っちゃう?
03:04
行っちゃう行っちゃう。 行け行け。
ちょっとだから半分ちょっとぐらい読んだんで、ここからどうなるかがわからない状態なんですけど。
今回私が読んで、今のとこ面白いなと思っている本は、ホテルアイリス。
作者さんが小川陽子さんですね。 おう、有名な。
はい。源頭舎文庫で私は読んでいます。
この本結構古くて、文庫版が発売が98年なんですよ。
それはすごいね、25年。 そうそうそうなんですよ。
26年かな? 26年か。
ですね、そうそう。小川陽子さんって、私2作品しか今まで読んだことがなくて。
小川陽子さんの一番有名な作品は博士が愛した数式かなと思うんですけど。
博士の愛した数式だと思うんですけど。
あともう1個、猫を抱いて象と泳ぐっていう、この2作品しか私は読んだことがなくて。
で、博士の愛した数式のイメージが強くて。
私どっちも読んでないけど、めっちゃイレギュラーだと思うんだけど。
小川陽子さんと研究者の。 イレギュラーだよ。
小川のや和夫さんっていう、言語の誕生とかを研究して、研究者の人が対談した言葉の誕生を科学するっていうエッセイっていうのが対談本だけしか読んだことがない。
ちょっと特殊やな。そっち本流じゃないもんね、小説家として。
この小川のやさんが、裸手バレずみっていう本を書いてあって、
裸手2人やんねんけど、そのうちの1人で、その本があまりに面白かったから、これも読んだっていう。
あ、なるほどね。
もう本当に、もうそれ、小川陽子さんの本を読んだって言えなくない?みたいな感じなので、ちょっとあれなんですけど。
半分小川陽子さんの本みたいな思いね。
だいぶ前に読んだんで、私もこれ、あんまり覚えてないというか、これ絶版だな、多分絶版なんだけど。
絶版、そっか、あらららら、絶版本率我々高いですからね。
本当に、ただ普通に、売るとかそんな気持ち全くなくて、読んだ本を紹介、読んでほしいから、勧めたいっていう。
だからね、あんまり考慮してない。
そうなんよね。
でもなんか、もう内容忘れちゃったけど、面白かった記憶はある。
研究者と作家っていうのがさ、また全然見方が。
異色な感じだね。
違うから、同じこと、トピックを話してても、互いにそういう見方もあるんだみたいな感じで、広がっていく感じがあって、面白かったよね。淡い印象を起こして。
06:10
結構前に読んだ本だとね、忘れてしまうよね。
まあ、またでも読もうかななんて思ったりしたって言って、まだあれだね、中身紹介してもらってない。どういう意味ですか?ホテル、アイリスは。
それでですね。
自由な脱線。
私もだから、言うて2冊しか小川さんの本読んでないんで、どういうようなペーストの型っていうか、そういうペーストがあるとすれば。
作風。
作風?作風?そうそうそう。
作風がわかってるわけじゃないんですけど、ただその博士の愛した数式のイメージが私は強くて、博士の愛した数式はイメージ的にはちょっとほんまか優しい感じ。
どんな話?
あー、どう言ったらいいんでしょうね。
記憶が消えるやつ?違う?
まあ、そうですね。
それネタバレ…
あ、ほんと?
なことないかな?大丈夫かな?
なんか映像化して…
そう、映画化してて、そっちも有名やと思うんですけど。
それをなんかどっかでチラッと見るなり聞くなりしたような気が私は。それぐらいしかイメージがないんだけど。
数学者の博士の家に、家政婦さんとして派遣される女の人がいるんですけど、その人と、あとその子供と博士との心温まる交流みたいな、だけどその記憶力が、元かな?数学者だった博士は、記憶力を持たないので時間があんまり。
なので、忘れてしまうって、切なさみたいな抱えてる。そういう、だから優しくてほっこりするけど、ちょっと切ないっていうような、まあ、だから柔らかい話っていうイメージが強かったんですよ。
だけど、なんかインターネットかなんかでバーっと見とったら、ホテルアイリスっていう、また別の作品が出てきて、で小川陽子が書く観音小説って書いててさ。
おー。
え?ってなって。
そんなんなんや。
そうそう、博士の愛した数式から全然イメージ違うやんってなって。
で、そういう観音っぽい話なの?
あのね、そう、観音小説っていう表現をしても、まあいいっちゃいいかなっていう。
ほんと?
結構そういう描写がちゃんと出てくる。
で、そのホテルアイリスっていうところを家族経営してるホテルなんですけど、あんまり管理の行き届いてない感じの安宿みたいな感じなんやけど、
09:02
そこに生まれた娘さんと、そのホテルアイリスに泊まりに来た老人って言ったらいいのかな、男性?紳士って言ったらいいのかな、の悲鳴ごとというか、について書かれてる。
全編かな?
半分読んだ限りでは今んとこ悲鳴ごとはメインに書かれてる感じかな。
なんかね、その観音的な小説であるっていうのももちろん意外やったし、なんかこう、博士の愛した数式はすごい爽やかで、映画で見てても原作で見ててもすごい気持ちが良い作品だったんですけど、
このホテルアイリスは海辺に建ってるホテルってこともあってなのか、なんか潮風がこうさ、暑い夏とかにさ、肌にまとわりついてさ、ベタベタベタして気持ち悪いなっていう、あの気色悪さあるやん。
なんかあんな感じに近くて、なんかねっちょりをまとわりつくような感じ。
すごいね、でもやっぱりそういうのって、私作家じゃないけど、挑戦したくなりそうやんね。こういう方向かい、だから次はこういうのやってみたいって思うのが人のパワーな気もする。
ね、だからバリエーションなんやろなって思って、その作風にもいろいろあって、なんか全然別物やんと思って。
小川陽子さんっていう作者名隠したら、もう誰の本かわからへんでって思うぐらい違うんですけど。
え、筋としては、この紳士と二人の秘め事はあるにしても、恋みたいな話なの?
一応その二人はすごい、なんていうんですかね、その老人が島に住んでて、家を持ってるんですけど、その家の中では、すごい徹底した主従関係にあるんですよ。
その老人がサディストみたいな感じで、その娘がマリっていうんだけど、そのマリがもう完全に服従している関係。
で、それを服従を求めてる、この紳士というか老人に、なんだけど、この島の外を出れば、すごいこう、ういういしい恋人たちみたいに、離れたくないわみたいな感じで、ちょっと手つないだりとかしてるんですけど、
なんかこう、全体的にいびくさっていうものがいろんなとこに立ち現れてて、っていうのはその、例えば、ホテルアイリスの描写もそうなんですけど、なんか壁紙が剥がれてたりとか、カウンターがこう、人の手垢で真っ黒になってたりとか、
12:07
なんかこう、心地がいいホテルじゃないわけよ。
こんなとこ、外れたホテル引いてもた、みたいな。
なるほどね、あるよね。
そういうのがでも、舞台設定としてすごく効いてきてるわけなのね。
そうそうそうそうそうそう。
しかし、その、そこに出てくるお母さんも、どこかちょっとなんか、なんか神経質でおかしなところがあるというか、なんかその娘の髪型にめちゃめちゃ異常なこだわりを見てて、
つばき油でも一心乱れの髪型に娘の髪を整えないと気が済まない、みたいな。なんか支配下に追っかかる親子関係みたいな。
なるほどね。
で、お母さんの友達の女の人が、めっちゃカラス鳴いている。
いいじゃん、カラス。
自然の。
その、お母さんの友達が働きの手伝いで来てるんですけど、すごい盗む癖があって、
あ、癖が悪いね。
で、マリーの所有費の中から、ちょっとバレへんかな、みたいな。なくなってもいいかな、みたいな。微妙なもの。ちょっとしたちっちゃい小物入れとか、そういうの盗んでいくっていう。
暗いね、なんか。
でしょ?めっちゃ落としてる。
私、そういう宿止まったことある。
え?
あれやで、親子と同行はないけど、
そのね、そういう情景とかはないけど。
やったんかもしれんけど。
え?
知らんけどさ、すごいくてさ。
え、日本の?
日本の?
日本の某所。
田舎に行ったときに。
着いたらさ、あるね、たぶんあれ、ネグレックとかなんかされてて、すごい汚い犬小屋に、人を異常に恐れる犬がいて。
やばいな、嫌やな。
もうすでに嫌や。
もう嫌や。
もうあかんな、そのホテル。
もうダメやろ。
もうあかんわ。それ最近の話?
10年前。
でも10年ちょっと前の話か。
嫌や、嫌やな。
嫌よ。
で、入ったらさ、おかみみたいな人がいて。
まあそれも変な、ちょっと、自分家改装したみたいなさ。
真ん中に今みたいのがあって、何部屋か、今っていうか、大きい真ん中のスペースに向かう形でドアが配置されてるみたいな、
コピーみたいな感じでやってて、なんか出たら、お客さんみたいな、ちょっとまあ、何普通の、どうぞようこそみたいな感じじゃなくて、
15:02
そういえば予約があったわね、みたいな。
そんな予約入らへんのかな。
なんかすごい怖いやん。
怖い怖い怖い。
でなんか、ジャランで予約した。
でもジャランで予約できるんや。
そういうサイトでね。
通して行ったんやけど、そしたらなんか、中央の廊下っていうか、全部の部屋が運営してる、中央の部屋に行ったら、
なんか知らんおっさんおってさ、まあまあ知らんおっさんはいいね、知ってるおっさんなんて世界に少数だからいいんやけど、
まあでもなんか異質なおっさんがおって。
異質なおっさん。異質な犬と異質なお姉さんと異質なおっさんがおるの。
そう、で、宿の人かと思うやんか。
え、ちゃうの?
違うね、なんでか知らんけど正直に紹介してくれて、この人は知り合いの方って言われて。
怖くない?
怖い。
嘘でしょみたいな。
知り合いの方、どういう知り合いなんやろう。
なんで食パン食べてんのみたいな。
食パン。
不穏すぎてる。
不穏。
うるさいですやん。
ほんまに汚いねどこもかしこも。
私が通されたのが、ふつまの部屋。
ふつまみたいな感じなんやけど。
ふつまも穴が開いててさ。
うわー嫌やな。
でもふつまが穴開いててさ、もう全員が通る部屋に穴開いてるわけ。
そんなに気持ち悪いから変えてくれって言って部屋を変えてもらったんやけど。
そしたらなんか横でちょっと赤ちゃんかなみたいな。
でも赤ちゃん産むような年齢には見えないんやけど、知り合いの人もホテルのオーナーの女の人も。
だから何かわかんないけどすごいぐずり泣くみたいな声が一晩中聞こえるみたいな。
怖い。
怖すぎるやろ。
怖いよ。それほんまに生きてる赤ちゃんやったんかしら。
いやわからん。わからんのよ。
うわーなんやそれ。
すごいやろ。
なんか重々しい事情が詰まってそうな。
そうやろ。なんかすごすぎてさ、その時一緒に泊まった人と会うといまだに必ずその話になる。
学校すごかったよなみたいな。
学校で殺人事件が起こらなかったの奇跡。
怖っ。
とんでもない不穏さ。
そんなとこも現代日本にあるんやね。
ちょっと調べてみる?後で。
強烈すぎて名前も覚えてるから。
ちょっと言わないですけど。
ホテルアイリスの話が霞むほどのちょっと衝撃的な話でしたね。
実話やから。
実話やからね。実話に勝るものはなし。
といったところで後半はあのコーナーが待ってます。
お便りむすむす。
お便りむすむすはお便りを通じてリスナーの皆さんと楽しく交流するコーナーです。
18:02
今回はホームスネームEKさんからお便り頂戴しました。
ありがとうございます。読ませていただきます。
椿さん佐藤さん、昨年末から虫食い的に聞いています。
いつも楽しいお話ありがとうございます。
こちらこそありがとうございます。
昨日までのモロッコ、アラビア語圏の旅行でもドライブ、運転手さんと二人旅をされていたそうなんですが、
ドライブ中に聞いていたところ椿さんがアラビア語を習っている回に出会って、
最寄りの土産屋さんで木製の面に遭遇し、偶然が面白くお便りしてみることにしました。
嬉しいですね。
確かにアラビア語界も、私が木のお面を探している界もありますからね。
ありますからね。
それを虫食い的に出会ってくださって。
ありがとうございます。
面白い偶然ですね。
続きですね。
私は医師役系の研究教育職ですが、椿さんほどの熱量もなく、
椿さんがおっしゃる、自分の発見じゃなくてもいいというような気持ちになる時もあって、
英会話のレベル問題、雑談の方が実は難しいという話をした時の回でしょうね。
特に研究者の方だと専門分野の言葉がビュンビュン飛び交うみたいなのと、
逆に背景がわかっているからよくわかるよねみたいな話をした時のことですね。
そういう時の問題などを共感することが多いです。
でありながら、薄らと本屋や図書館で働くことに憧れのような気持ちがあって、
椿さんの本屋の裏話も好きです。
ありがとうございます。
読んでいる本は主に国内外の小説で、
お二人のおすすめ本は読んだものがないものが多くて、
ビブリアに読みたい本がたまっていきます。
読むのを保留していた千葉ルームをインタビューが面白く独領しました。
ありがたいね。
いいですね。
そう言ってもらえると。
言ってもらえるのが一番嬉しいですね。
目もくん読が増えていくのを狙い通り。
狙い通り。
にあり。
いいですね。
私のイメージでは椿さんは漫画働きまんの待つ方のような人です。
すっぱしりがちな椿さんを冷静な佐藤さんが用語解説などを求めるということなどして、
話題をコントロールしているのかなと思っていたのですが、
リアルでは違うのですね。
ジャックとあたりとめめんともりが同じグループに入っている発言の際には、
声に出して笑ってしまい、
運転手さんになんやねん的な反応をされてしまいました。
これはあれですね。
昔、海に関する本の紹介をしたときに、
ジャックあたりさんという著者の方が書いた
21:02
海の歴史っていう本を私が紹介したときに、
私が書名を読むときに、
ジャックあたり海の歴史って確か続けて言っちゃって、
それで佐藤さんが、
ジャックあたりって何か概念めめんともりみたいなって確か聞いたのよ。
はいはいはい。
細かいところまで聞いてくださって。
確かになんか、
自分はもう、著者の名前っていうか、
人の名前なんか、
斎藤 鷹尾みたいな感じでやったつもりだったから、
たぶんEKさんもジャックあたりをご存知で、
斎藤 鷹尾って聞いて、
めめんともりって。
そういうことかみたいな。
新鮮みたいな。
ミスマッチを。
なるほどね。
取り留めもなく長々としてしまいましたが、
せっかくなので質問を。
お二人とも相手が知らない本が出てきたときに、
ささっと好きな部分を簡潔に体験を交えながら説明できるのがすごいと思うのですが、
本を読み終えてノートなどを取っているのでしょうか。
また、読んだ本をアプリなどで管理しているのでしょうか。
まだまだ暑い日が続きます。どうぞご自愛ください。
番組楽しみにしています。
優しい温かいメッセージをいただきました。
本当に温かい。
嬉しい。ありがとうございます。
なかなかね、本当に、
なんていうの、こんな仕事でもないのにっていうか、
誰に共通されたわけではないのに、
お手紙を書いて送ってくれるって、
本当にすごいことだなって思うんですよね。
自分もだって薄々好きなコンテンツとか結構あるけど、
手紙までってなかなかならないよね。
本当にありがたいよね。
そう思うとね、一文字一文字噛み締めるように。
ちょっと気持ち悪いかも。
ちょっとさっきの余韻が、ホテルの余韻が、
ちょっとねちょりがまだ忍び寄ってきたよ。
引っ張られてる。
引っ張られてるよ。
本当にありがたいなと思って。
しかも結構本物、文系っていうか、
本好きの方って文系の方が多くて、
あんまり研究職、私研究職だったりするんですけど、
理系っていうより文系のバックグラウンドを持った人が
結構聞いてくださってる主なリスナー像なんで、
意外な医師薬系、メディカル系だと思うんですけど、
本の研究をいく研究職っていうのもすごい意外感があって、
こんな方にも届いているんだっていう意外な嬉しさがありましたね。
読書を好きな方は、もちろん理系の方でもたくさんいらっしゃるだろうし、
24:02
読書って言っても本当にジャンルがすごい幅広いからさ、
器は結構深いというか広いというか。
本が好きですみたいな、ある意味メディアが好きって言ってる。
そうやんね。
しかも私らは結構脱色。
だいぶね。ノンフィクションから小説からいろんなものを読みますから。
歴史小説がかなり大きな空白について。
そうね。そこだけ弱い。そこは弱いけどな。
意外は。
意外はね。
質問をいただいて。
そうですね。
まずあれですね。
本を読み終えてノートなどを取ってまとめているのかってご質問ですけど、どうですか?
最近スマホのカメラでさ、文字をスキャンみたいに読めるやんか。
あれで気になったところは付箋代わりじゃないけど、自分のメモ帳に残したりはしてる。
けど喋るときにそれを見てるかというと、見てはいないかなって感じ。
あくあさんどうですか?
そうですね。私も電子書籍でたまに読むものはマーカー引いたりはするけど、
でもあんまりそれを実は読み返したりあんましてないし。
基本的にお互いの目を見つめて喋ってる。
そうなんですよ。
本を見てないんですよ。仲良しがね。
てかあれなんですよね。カフェで本好き二人が話してるっていう感じでやりたいなっていう気持ちもありまして。
なので伝えるっていうことはもちろん意識してはいるんですけど、
それ以上に今対面で佐藤さんと話すっていうことは私は、
佐藤さんに伝えるっていうのをやっぱ一番考えてるかなっていう感じですね。
なのでその説明の仕方を褒めていただけるとすごく嬉しい。
嬉しいよね。わかりやすい説明がちゃんとできてるよなっていう。
そうだよね。
あれですね。ただその本の記述を読み上げるとか、正確性がこれは大事だなっていうところとかはちゃんと本を見返したりはしますけど。
書名とか著者さんの名前とか読み方とかね。
それ以外は自分たちで頭の中で予約してるって感じですね。
また読んだ本をアプリなどで管理してるのでしょうかってことですが、どうでしょうか?
全然してない。
佐藤さんしてる?
一応してるよ。
27:00
うそ!
ビブリアっていうアプリがあるんやけど。
もしかしてこのメールでも。
PKさんが書かれてるビブリアと同じなのかな?
そういうこと。私てっきり自分の書棚のことをおっしゃってるんだって思うんだけど。
わかんない。そうかもしれないけどね。
そういうアプリがあるのか。
バーコードの部分を読み込むと勝手に書名とかが登録されるっていうシンプルなアプリがあって。
それはいいね。私も使おう。
いいよこれ。あとあれなんですよ。別に回し物じゃないんですけど。
何月に何冊読んだとか、そういうのだけは見られる。
なるほどね。保数計みたいな。
保数計みたいな。
今年はちなみに95冊しか読んでないですね私は。
詩はもうわからないもんね。
そんな数えへんのね。
数えへん。
でもこれを12月ぐらいに、何冊読んだんや今年とかって。去年より読んだなとか。
あとこの5月めっちゃ読んでるけど6月めっちゃ読んでないとか。
あるやろうな。
あるやろう。そういうバイオリズムじゃないですけど、本の。
あと何かいつ読んだかわかるのって嬉しいかも。
そうそうそう。
あれっていつ読んだっけ?
え、もう2年も前みたいな。
そうそうそう。
ありそう。
あとよくあるのが、登録しようと思って読み込むと、すでにもう登録されてたっていう。
あれみたいな。5年前に読んでたみたいな。そういうのがわかるので。
なるほどね。
あと最近読んだ本っていうので、よくホームスとかでは、何読んだっけな、そういうの見返すのにも。
それ便利やな。
そうめちゃくちゃ便利。
私いつも、基本さつさんの家で収録してるんですけど、来る前に自分の書棚をざっと見て、最近読んだな紹介するかもっていうのをバババって持ってくるんで、
いつもなんか山行くぐらいの荷物でやってくる。
そうそうすごいね。
しかも結構分厚い本よくね、菅谷さん読むから、すごい重い荷物持ってきてくれてるもんね。
前回の収録の時がなんか、
画集を持って。
そう、でっかい図録と、なんかでっかいハードカバーみたいなの持ってきて、大変でした。
半ば面白いからみたいな、押し付ける形で図録は置いて、さつさんに受けて帰りました。
いやいやいや、喜んで受け取りました。
デキリコいいやろ。
あ、いいね。
見た?
すごい、うん、ちょっと見た。
デキリコをね、あの紹介した回もあるので。
あ、そうか。
はい。
まあ、というような感じですかね。
菅谷さん本当にありがとうございました。
いや本当に嬉しいよ、お手紙ありがとうございました。
やっぱりその、アラビア語圏で偶然アラビア語回が来たりとか、なんかつんどくと一緒でそういう、なんか重なるみたい。
30:01
出会いっていうのか、タイミングっていうかね。
ね、あるよね。
そういうタイミングに、うまく、バイオリズムみたいな、わかんないけど、があったっていうのは、私たちにとってもすごい嬉しい偶然ですね。
はい、なんかちょっとこう、つながれてるようなね、気がしまして嬉しいです。
ね、本当に、本当に、はい。
あの関係ない、ちょっと違う話になるんですけど、前、私のリアルの友人が海外に出張に行ったときに、ホームスを聞きながら、あの飛行機の中で行って、
椿さんとサービスしてるみたいでしたって言ってくれて、
あー、嬉しい。
すごい嬉しかった。
言葉やね。
そういうことがあって、そんなことをなんか、お手紙を読みながら思い出したりもしました。
うんうんうんうんうん。
そんな風にこう、ポケットに本、ポケットに入れないか、カバンに本を入れるみたいに、ちょっとそっと忍ばせてね、ポートキャストを身近に置いてもらえてたら、すごい嬉しいです。
ではまたお便りもお待ちしております。
それでは来週も楽しみにしていただけると幸いです。
良い読書体験を。
良い読書体験を。
本の虫のすすめでは、皆様のご質問、ご感想をお待ちしています。
取り上げてほしいトピックも随時募集中です。
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本の虫のすすめは毎週金曜日17時に配信しています。
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31:40

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