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  2. #39 年度末は超繁忙期!卒園か..
2025-03-12 42:59

#39 年度末は超繁忙期!卒園から入園へ──保育園のリアルと改善アイデア

現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。

年度末から新年度にかけて、保育園では卒園式や入園準備、書類の締め作業、さらに職員の入れ替わりなどが同時に重なり、1年で最も忙しくなります。今回は、そんな超繁忙期のリアルをチロ先生とふたりの同級生が語り合いました。

卒園式の感動や新しい子どもたちを迎える入園式の準備、さらにはAI活用や地域による「スーパーヘルプ人材」のアイデアなど、保育園の業務負担を減らすためのヒントも飛び出します。

忙しさのなかでも子どもたちの成長を支える保育の面白さややりがいを、ぜひ最後までお聴きください!


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BGM : MusMus

サマリー

保育園の年度末は卒園から入園まで非常に忙しく、特に3月は行事や書類作成が重なり、保育士にとって過酷な時期になります。このエピソードでは、保育園の独自の業務や課題について話し、改善のアイデアにも触れています。 卒園から入園までの忙しさや過程について語られ、卒園式の感動や入園式の不安についても掘り下げています。それぞれの行事が持つ意味について考察しています。 年度末における保育園の忙しさや、卒園から入園への移行期間に直面する課題が語られます。また、人材不足や業界内での情報共有の難しさに対して、AIや地域コミュニティのサポートを活用するアイデアが提案されています。 年度末の卒園と入園に伴う保育園の現状と課題について議論され、地域での保育士や保育園看護師の役割拡大のアイデアが提案されます。

年度末の忙しさ
こんにちは、保育園看護師の千尋先生こと佐藤です。
新規事業の力で日本を開国せんとす、合同会社黒船の基礎です。
同じく、黒船の康二です。
僕たちは高校の同級生3人で、保育業界向けの新規事業を作ろうと日々頑張っております。
このラジオでは、現役の保育園看護師である僕千尋先生と、保育は未経験だけどスタートアップで働くお二人が、
さまざまなテーマについて語りながら、保育や保育園看護の面白さを発信していきたいと思って続けているラジオです。
今回はどんなテーマでやっていきましょうか。
今回は収録をしている最中に千尋先生が死ぬほど忙しいんですが、
その原因である、卒園から入園にかけてっていう保育園では、
1年で一番忙しいシーズンについていろいろ話を聞けたらなと。
正確には1、3月なんですかね。
そうだね、4期が、やっぱり保育園は4期がね、肝ですよね。
4期っていうんだ、4、4月から始まった四半期の4つ目ってことか。
1、2、3月ってほぼないよねって言ったら、まあだいたい。
そうですね、僕ときそさんは薄々勘付いてるんですが、千尋先生の最近の疲れ具合と。
そうだね。
体調も崩すしね。
いろいろと大変そうだなってことを指しているので、具体的にどういうところが大変だったり。
とはいえね、卒園やら入園やら結構エモーショナルなイベントでもあるので。
出会いの時期でもありますからね、送り出しとか。
そのあたりの良さとかもいろいろお聞きできたらなと思っております。
他の違う分野とどういうところが違うのか、そしてどこに課題があって、もしかしたらね、退国せんとする何かヒントがあるかもしれないので。
それは大事。
ざくばらに話していきたいと思います。よろしくお願いします。
収録中のリアル
お願いします。
じゃあそもそものお話を聞きたいんだけど、僕、両親が教師、公立の先生をやっていて。
たぶん同じように3月に卒業があり、4月に入学があるっていうのは変わりないはずなんですが。
忙しいね。
なんかそのチロ先生ほど切羽詰まってる感を感じたことはあんまりなくて。
確かに。
それってその学校と保育園とか幼稚園とかで結構違うものがあるんですか、そもそも。
なんかやっぱ一番の違いは、春休みがないことですかね、保育園。
幼稚園も小学校も1週間とか2週間とか春休みってあって、
子どもたちが基本的には校内に行った時期があって、その間に先生たちが一気に書類仕上げたりとか、
次年度の準備したりとかっていう、ちょっとブレイクする時間があると思うんですけど。
はいはい、なるほど。
特に今年なんて3月31日が月曜日ですよね、確かね。
そうですね。
もう3月31日の月曜日まで現体制のお子さんたちをお預かりし、
翌日4月の1日には入園式をして新しい体制になるっていうこの。
すごいね。
なるほど。
これがこの保育園の一番不思議なところというか特徴的なところだと思います。
中日みたいのなしでも急に切り替わるんだ、それって。
卒園式っていうのも31日にあるの?
いや、卒園式は大概3月の最初の方の土曜日とか、
そこでも中旬ぐらいにやっているとこが多いと思います。
式はやってるけど、その後も預かり続けてはいる。
そうそうそうそう。
なるほどね。
結局やっぱ保育園という場所が保護者の就労を手助けするための施設である以上、
お仕事は特にある休みとかないじゃないですか。
ないよね。
なので、すごく地続きに年度をまたぐっていうのが保育園の特徴で、
もうそれがあるがその行事もね、かさむし、いろいろ年度末でね、
締めなきゃいけない書類とかもたくさんあったり、
もうてんやわやしているのがこの1、2、3月のもうとんでもない忙しいっていうね。
春休み。
保育業界の。
春休みってね、僕は学生側とかしかやったことないけど、
短い休みでなんかつまんねえなぐらいの気持ちだったけど、
もっと長く休ませてくれりゃいいのにぐらいの、
なんでこんな中途半端なたった数週間、1、2週間ぐらいのものがあるんだとか思ってたんですけど、
先生たち側からしていれば貴重なこの作業に集中できる瞬間ってわけだ。
都合なのかもね。
なんかやっぱりこう、保育の記録とか、
次年度への引き継ぎとか、それこそ計画家庭とかもそうですけど、
目の前というかね、自分のグループの子どもたちを見なくてよくて、保育しなくてよくて、
作業に集中できる数日があれば、
ガチャッとできると思うんですけど、
改善の必要性
それを交代交代人を変えながら子どもたちを保育しながら、
計画を立て、記録を書き、準備をして、
保育園によっては今度は草植物を作って、
子どもたちのあれやこれを準備したりとか、
そういったことまで含めると、
まあね、やっぱりとてもじゃないですけど、
そんな1日で何か終われるっていうわけではないので、
とにかく忙しいですね。
一つ一つは多少増しでも、それが全部重なって、
マルチサスク的になってくると、難易度が桁違いだよねっていう話はね。
そうなんです。
同時に何個の記録を書いてるんだろうみたいな気持ちに、
おそらく保育士さんたちは思ってると思います。
なるほど。
すごいな。
すごいな。
毎年決まってやってくるけど、
それをなんか簡単にする方法が基本的にほぼないっていうことが今すごいなと思った。
確かに。
なんというかこんなにも物理的にどうしようもできないんだなって思う瞬間あんまないんですよね、人生で。
そうだよね。
逃げすぎちゃうんだもんね、ここで。
なんかもう自分の力ではなす術がないなみたいな、
そんな気持ちになるんですよね、この時期は。
でもさっきさ、3月4月がではなくて1、3月っていう話だったわけじゃないですか、
このもう3ヶ月間がわりとずっと忙しいっていうことなんですか?
なんかその新年度の準備みたいなことで言うと、
もう1月途中から始まっていて、
要は4月から新入園で入ってくる新しい子さんたちが入園の内定が決まって、
民家保育所ならですけど、入園の内定がその時期から決まって、
それに向けて準備をして、時間を作っていってもらって面談したり検診したりして、
そういうことを同時並行でやっていくし、
プラスやっぱ2月ってね、少ないじゃないですか日数が、この月に比べると。
大人になって、たった2、3日だけど、その2、3日少ないってだけで、
こんなにも業務量に負荷がかかるのかって思うぐらい忙しい感じるんですよね。
たしかにね、3日ってだって1月の1割ぐらい少ないってことだもんね、だいたいね。
でも、この時期絶対忙しくなるからってみんな分かってるんで、
年末とか頑張るんですよ、12月とかに、
一期二期三期分の記録はもう全部出しておこうとか、
1月の計画も頑張って出しておこうとか、いろいろやるはやるんですけど、
なんででしょうね、結局1、2、3月に、
最終的には何かしわ寄せが出てくるというか、
やっぱり一番大きい卒園式っていう行事が控えていて、その準備がいくつかあるとか、
申求式とか入園式とかの準備ももちろん並行して行っていくでしょうし、
特に5歳児クラスの担任の先生は、卒園の準備もそうだけど、
就学に向けて、お子さんの健康の情報とかいろんな保育園の育ちっていうのをまとめる、
別の記録を書かなきゃいけなかったりとか、
小学校へ引き継ぐような何かそういう書類とかをの用意も必要になるんだけど。
養育って言うんですけど、保育園の生活を、
お子さんの生活をまとめて引き継ぎ書みたいなものを作成して、
書くお子さんが行く小学校の先生に、こういうふうに育ちましたよっていうのをね。
そういうのが伝わってるんだ。知らなかった。
それがちゃんとフォーマットがあらかた決まっていたりとか、書き方がこうちゃんとあったりするんで、
それについても逆に研修を受けに行ってとか。
忙しいから。
上の先生は上の先生でね、主任の先生とか園長先生とかも、
年度末ってとこでいろいろ、自分周りでも忙しいことがあったりとか。
子どもたちの卒園という行事と法人としての締めというか、1年間の罰が重なるのが3月なわけだ。
うわー。
で、プラス毎月の締め作業だったり、
通常やることだよね。
そのまま続いていくわけで、結局やっぱ物理的にどうしようもないんですよね。
この3月の最後の忙しさって。
まあ確かにな。
それ、なんか無責任に言っちゃうけど、
法人としての会計年度とか報告年度みたいなものを、
1月始まり12月終わりにしてくれるだけでもちょっと違うよね。
本当はね、ただいろんな補助金もらってる関係とかで。
結局ね、なんか予算はいついつ立てて大体これくらい取っとくとか、
なんかいろいろあると思うんですけど、
3月のこの時期になってくると定期的に買ってる消耗品系とかも、
やっぱりバカすか買えるわけではないから、
ちょっと控えめにしたい。
ちょっと本当に必要なものだけにするとか、
そういう配慮も今度必要になってきたり。
だから僕はね、一応看護師として、
衛生物品の集中とか管理とかも担ってやってるので、
ギリギリ寄せるなきゃいけないので、
ギリギリ3月31日までは足りて、
4月の1日に発注して、
その翌週に来てもギリ足りるくらいの量をこの時期まで。
在庫コントロール。
なるほど。
意外とね、まだ間隔でしかできてないので、
毎年思うんですよ、これをちゃんと計算してやっとけばできるのに、
その計算をするまでに至れないっていう。
多分だけど、発注とかのコントロールって、
そもそも消耗品をどれくらいのペースで消耗してるかとかを、
そんな記録しないよね、多分だけど。
そうだろうね、ずっとやろう、ずっとやろうって思って。
優先順位の低い仕事ってどんどん後ろに回るじゃないですか。
現場仕事っていうか、目の前に対応すべきお子さんたちがいる状況ではそうなっちゃうよね。
一般的にさ、飲食店とかだったらさ、それが肝だからさ、
棚卸しをして月の仕入れ量はこれぐらいでとか、
1日どれぐらい原価を使ってとか、
そういうのをめちゃくちゃ計算するわけじゃないですか。
だからある程度予算に沿ったりとか、動向ができたりするけど、
そういうのはもう基本的に、そもそもチロ先生1人だから多分難しいし、
やる時間もないし、流用だけど優先度は低いみたいな感じになっちゃうよね。
なんかやっぱマストじゃないものはすごく優先度が低くて、
で、それをやるに至るまで、余力が出るまでだいぶ時間がかかるんですよね。
だからなかなか進まない。
保育士さんとか保育園看護師さんとか、
保育園ですか消耗品の発注在庫管理システムみたいのは、
開国せんとできないんですか?
てかそもそも今どうやって発注してるの?
普通になんかサイトから探して発注してるの?
ファックス使ってますよ。
開国できそう。
なんかそのインターネットというかウェブサイトでログインして、
ログインしてかけてるものもあるし、
ファックスに手本番号書いて送ってるのもあります。
衝撃。
それはファックスでないと、そこから買わないと買えないものみたいな特定の何かだったりするの?
そうだね。
医薬品というか。
アスクルです。
アスクルなのにファックスで発注するんですか?
保育園の年度末の忙しさ
多分その決済方法の方針としての決済方法とか、
各円の決済方法とかにもよるんだと思うんですけど、
難しくって、なんかほら、
なんだろうな、ポイントの管理って難しいじゃないですか。
まあまあまあ。
なんかそういうのもありまって。
予算とか会計的にどう処理するんだっけとか、
貯まったものを何に使うといいんだっけとかは、
ちゃんとした方針ではという、
固めの方針ではありがちな問題ですよね。
たぶん今時の企業でそんなことをしてる企業はないと思うんだけど、
基本は紙ベースがそこは残ってて、
ロコドコの商品のこれを買いたいですっていう部品交流課買いみたいなものを、
手書きして、こうして、申請出して、
OKが出たら発注かけれるみたいなシステムなんですよね。
へー。
で、それで事務がそれを管理してくれているので、
事務員がいるだけマシだと思うんですけど。
確かにね。
衝撃だな、それはちょっと。
多くの保育園はそうだと思います。
おそらく。
保育系の雑誌とか学園とか、
メイト、保育材料系をね、
あと方言堂とか、
そういう企業さんの折り紙買ったりとか画用紙買ったりとか。
あー、はいはい。
そういうのも、
案外ローカルに分厚い雑誌で拝見しましたみたいな感じで怒られて、
知らしとか雑誌を見て、
ページのナンバーみたいな感じでファクト送るみたいな。
へー。
すごいな。
今ので思い出したのは、結婚式の引き出物とかをさ、
電子化してるじゃない、最近。
あーね、あれも結構衝撃だったけど。
あーなってるからいけるんじゃない?ってちょっと思っちゃうよね。
多分全然、もうすでにそんなさ、難しいことではないだろうし、
多分その受け入れる側の、なんていうかね。
そう、監修みたいな感じだろうね。
スキルの問題、あとはスキルとセキュリティの問題なんでしょうけど。
スキルって言っても、ただ注文するだけだからね。
そう、でも確かに、なんというか保育園ってこう、
決して規模が多くたって100人とか150人とかで、
あれやってる職員数も多くたって30人、40人とか。
で、少ない、もう少しいない20人ぐらいの園の方が多いと思うと、
在庫管理するとかっていうのも、なんとなくこうギリギリ片手までできるぐらいの、
物量というか、
あの、アマゾンみたいに1回がこうひた走って、
きっちりやれなくたって別にできちゃうぐらいの、
ギリギリ手計算ができるぐらいの、
なるほどね、運動だったりするわけね。
そう、だからいつまでたっても、
データ化されなかったり、
不伝的に伝わっていく発注方法が抜けない。
文化だったんです。
文化としてそれがやっぱ根強いなとは思いますね。
卒園式と入園式の違い
絶対さ、こんな考えなくていいじゃんみたいな、
いついつになったら発注かけるでいいのに、
つどつどその発注係の人間が、
見て、あとどれくらいかなっていうのをなんとなく見て、
じゃあいついつに発注しようみたいなとかをしているので、うちの園はね。
なんかあの、無駄な仕事だなとは思いますね。
なるほど。
そういうのも積もり積もって、
やっぱ忙しいんですね、3月とかは。
そうね。
とはいえ、今結構このつらめな話というか、
大変乱集聞いたけど、
ね、思った通り、卒園ってやっぱ成長を一番感じるとか、
最後のお見送りのシーズンだったり、
入園はちょっとタイミングにもよるのかな、
子供によってはもう右も左もわからないというか、
そんなレベルじゃない、ゼロ歳児から入るみたいな。
ゼロ歳から。
全然、生物としてみたいなレベルの話なんだろうか。
命を生かさないとみたいなレベルだろうかな、ちょっとあれだけど。
入園式が楽しいっていう子供は、そんなにたくさんはいないんじゃないですかね。
もちろん。
入園式は大人のためのものな気がするよね。
そうそう。
卒園はやっぱり子供たちの成長をすごく感じるし、
部屋としても保育者としてもグッと来る行事に仕上がるけど、
入園式に関しては本当、どっちかというと保護者の方がね、
これから入って仕事復帰するんだっていう気持ちの切り替えになるよ。
子供にとっては、ここから新しく生活するところでこんな楽しい先生たちいるんだな、
こんな楽しいことしてくれるんだなって言って、
ちょっとでも安心してもらえたらそれでいいみたいなところかな。
ちょっとやっぱりニュアンスは違うね。
なるほどね。
まあ、入園はこれからの成長というか始まりでしかなくて、
ただ卒園はでもこれまで数年間見てきている子供たちとかが旅立つわけでしょ。
そうですよ。
どういう心境になるの?それは。
確かに。
何だろうね、なんか出たりずに泣きますよ。
そうなんだ。
何も考えず出たり泣きますよ、さすがに。
多いね。
ただとは言いつつ、僕は今年度、
卒園式の裏で土曜日の保育を責任で回すっていう立ち回りだったので、
今年は参加してないんですけど、
その裏でもね、本来保育の必要なお子さんはいらっしゃるので、
これも保育園ならではですよね。
一方で式典をしておきながら、一方では日常の保育が展開されているっていうのが、
常に同時になるのが面白いとこですね、なんかね。
面白いね。
面白いってやっぱ大変だよな、それ。
確かにですね。
本当はみんなで見送りたいよね。
本当はね。
それはすごく、本当にこの日はみなさんご協力くださいみたいに、
多分有縁もなくはないと思うんですけど。
なるほど、なるほど。
ただそれが、じゃあ結局保育園って誰のための、何なのってなった時に、
道理としてどうなのかっていう問題はまた別人であって。
お子さんを預かるという本文を脇に置いといていいのかみたいな話になっちゃうわけ。
できるんだったら毎週利用しないでしょみたいな。
いろいろかね。
そこで調整できないから保育をお願いしているんだからっていうケースはもちろんあるので、
そうじゃないケースもね、あるかもしれないですけど。
逆にこの3月までの、1月以降というか、特に忙しい時期の締めとして、
子どもたちが旅立っていく卒園式っていうので、ちょっと癒される側面もやっぱあんのかな。
なんか、ぐっと年長児が収穫に向けて、
もう保育園がここでね、おしまいになって収穫に収穫いくんだっていう気持ちがより一層強まるのか、
まあ、卒園式直後は緩んだりもすると思うんですけど、
なんか、ぐっと頼もしく感じる気はします。
なんか成長を感じちゃうね、それは。
そうそうそう、だし、全然練習の時グズグズでできなかったとか、
全然まとまらなかったのに、本番すごいビシッとできたりとか、やっぱすごいね。
子どもたちってすごいなっていうね。
大人がこう思っていろいろ計画立てたりとかさ、
いろいろここに入るし、ああしてこうしてって考えていたのが、
もうね、まるで嘘のようにみんなできるみたいな。
すごいね、すごいな。
考えたのにすごいな子どもたちは、やっぱなるので、
でもこれってその計画が無駄だという話ではなく、
それとどこまで配慮してもそれを子どもたちが超えてくるぐらい力を発揮するっていうのが、
子どものすごさなので、そこにもやっぱ感動しますね。
保育のお仕事のハイライトって、あえて区切るならやっぱその卒園式なんだろうな。
職員の入れ替わりと新年度の準備
どっちかっていうとさ、ただその代わりに日常的に結構そういうポイントがちょくちょくあるというか、
このプロジェクトが終わったらというよりは、子どもたちの日々の成長の中に何かこう良さを感じるというかさ、
やりがいを感じられる部分があるんだけど、
あえて区切るならやっぱ集大成は卒園式。
そうだね。
そういう感じか。
いやなんか、子どもたちがそういう状態で旅立っていくっていうのは、
でも旅立っていく余韻に浸れないのが辛いところだよね。
次の日からもう新しい子来てさ。
確かに。
そうだね。
まあ卒園式自体はね、
早めにやるからってことか。
でまた、次の週にはまた同じように子どもたちが早く来るので。
卒業だよって言って、また明日から普通に通ってきてるからってことね。
確かに。
でも本当一区切りになるのでね。
そうなると逆にその最終の預かる日、3月31日とかの方が本当にバイバイだねってなるの。やっぱり。
でもそれこそ本当にもうバイバイで名残惜しいんだけど、
もうそんなこと言ってらんないくらい次の日の準備しなきゃいけないから。
もう明日だからね。
確かに。
ああ、もうまたね。
マイクついて何かそれ見せてねとか言ってる間にもうどんどん見送らなきゃいけなくて。
気づけばもう新しい子たちをお迎えすると。
動きながらになりますね。
感情労働やな。
すごいな。
いや、すごいです。
ドナバタです。
ゴールデンウィークまでいろいろ。
ゴールデンウィークまで。
あ、そっか。
なんか前も一回TikTokとかでやったよね。
そのならし保育の。
そうそうそうそう。
で、4月は新しい環境で新しい子たち来て、
事故もね、一番怖いし、一番死亡事故が起こりやすい事故だし、
気張ってみんな頑張ってさ、ゴールデンウィークだーっつってみんな忘れてまたゴールデンウィーク開けからならし保育みたいなことになるっていう。
ここまででワンセットなんで。
もう半年くらいは忙しいね。
1月から5月の始めくらいまではわちゃわちゃして。
5月の中旬くらいからやっとちょっと落ち着いてくるのかなって感じですかね。
なるほどねー。
なんかサイクル的には難しいけど、そんな中でもどうにかして負担を減らすみたいなことってできないんかね。
ね。
そうだねー。
なんか物理的にこなさなきゃいけないものが変わらずあり続けるのでね。
そうなんだよねー。
日常業務をいかに負担なくやり切るかみたいなところが、
それは確かにそうやな。
やっぱ大事だろうなーっていう気がするし、
結局みんなどんどんそこが負担でちょっとずつ溜まっていったものが年度末にドーンとくるわけで。
確かに。
いかに1月まで借金をしないで過ごせるかみたいなところも、
この時期の間の軽減的なポイントだと思うんだけど。
なるほどね。
なんか今ふと思ったんだけどさ、3月から4月の切り替わり、
子供も当然入ってくるけど、職員さんの入れ替わりとかもそういう時期になってますよね。
あるあるある。
あるある。
だって退職したり、異動があったり、新卒が来たりとか。
もちろん年度途中でってのは当然あると思うんだけど、
基本はその年度に合わせて入ってきたり出てったりするってケースが多い?
まあまあまあ、基本的には中途もたくさんいるし、
辞めたり入ったりは多い業界だと思うけど、
でも3末退社、4月入社はあるあるあるあるというか、絶対あるから。
なるほどね。
年度末の保育園の繁忙期
それでそこで4月に新しく入ってきた先生たちに、なんかそういう。
そう、だから今度その先生たちに今度もね、その縁のことを説明したりとか、
ここにこれがあってあるとかっていう話をしたいんだけど、
保育回んないから、じゃあとりあえずグループ入って。
すごいね。文字通り即戦力にされちゃうわけだね、それは。
だからそこも多分他の業界とちょっと違うなぁと感じるところだし、
そうだね、確かに。
なんというか、まだならし保育期間中の1週間、2週間くらい、
ある程度時間と人手に余裕があるから、
そこでバッと座学的なことをやったりとか。
うんうん、するんだね。
時間はなくはないけど、
なんというか、一般的な会社とかってさ、
その期間がちゃんと1ヶ月くらいあるイメージ。
まあ、大きな会社はね。
ね、なんかちゃんとやってさ、そっから配属先が決まってみたいな感じになるじゃないですか。
そうね、スタートアップはあんまりそこまででもないけど。
でもスタートアップもほら、もうやりながらでも日本を教えてくれたりとかさ。
確かに正式に入社する前にちょっとこう、お試しでちょっとだけ働くみたいなこととかもやったりするし。
うんうん。
なんか、いかんせん、こう保育とか福祉とかの業界は、
もう1アウントとしてやっぱね、
形状しないとやれないくらいの人数でしか回せないっていう。
例の配置基準という。
ああ。
なんか、なぜのかな、
余剰な人数を決して雇えてるわけではないだろうから、
どうしたってね、その日1人休みが行ったらもう回りませんみたいな。
待つかつですみたいな現状はいつだって起こり得るので。
そりゃそうだよね、そうだね。
他に何か教えたりとか、
雑学的に理解してもらわなきゃいけなかったりとかっていうのをこう、
集中してやるのはどうしても難しいですよね。
うんうん。
でもグループの打ち合わせはやりたいから、
何か主任とかね、
ヘルプの先生とかでそのグループ入ってる間に、
そのグループの先生で集まって、
打ち合わせをしたりとかするんだけど、
本当だったらそこに管理者の先生とかも入りたいのに、
その管理者の先生が保育に入らないと打ち合わせがそもそもできなかったりとか、
っていうジレンマがあったりとか、
情報を共有したり、話したり、勉強したり、
とにかくそういった時間を取るのがやっぱり難しいっていうのが、
なかなかいろんなことが進んでいかなかったり、
知見が蓄積されなかったり、
共有しにくかったり、
保育のずっとある課題が解決しない要因の一つですよね。
情報共有の難しさと解決策
なるほどね。
でもそこに何かアプローチかけて、
何かできれば、ちょっとでも変わり得るのではないかとは思うけどな。
当然子供を見送るというエモーショナルな意味でのハイライトでもあるけど、
怒涛の日々の区切りみたいな意味にもなるし、
年度の切り替わりって大変なんだね。
大変だね。
大変なことの集大成でもあるなって思ってて、
もちろん関差とか不定期に出現するものもあるだろうけど、
それを聞くとそのサイクルをほぐせるだけでだいぶ負担が変わりそうやなってちょっと思うけどな。
松締めで作らなきゃいけない記録とか、
それこそ3月末になると4期の末ってことで、
2の今度そのお子さんの要約的な記録を書かなきゃいけなかったとかするんだけど、
なんかこんだけね、AIが発達して、
要約するのはAIの方がよほど得意じゃないですか。
間違いないね。
ある種日々の記録がしっかり書けてたら、
その子のその3ヶ月分の記録をどういう風に成長したのかとか、
このポイントについてこういう風に書いてくれみたいなね。
そうだよね。
こういう行動がなんかあれば、
それでようやく大体これぐらいで書いて、この文字線で書いてっていうところで。
もちろん丸投げはさ、もしかしたらその業界的にも抵抗があるのかもしれないけど、
なんかドラフトをAIに作ってもらうっていうのもだいぶ違いそうだよね。
そうそうそうそう。
パターン化されてもらう。
いやここはもっとこうだな。
なんかそのお子さんの成長で結局何を職員が見たかとか、
何を引き継ぎとして伝えたいのかとか、
なんかそういったものがなかなか明確に見えにくいから、余計に。
あれだったらね、そういった技術使って、
パッと書いてもらったものを自分で手直しする方がよほど早いんじゃないかとか、
効率的だよな、みたいなのはもうね。
確かに。
結局その記録をもとに引き継ぎをしてその子について話した方がいいんだ。
記録を書くことが目的になっちゃっているから、
記録を使って話す方にシフトしていけると、
その円は上手に保育が回っていけると思うんですけど。
そうですね。
いや面白いな、なんか聞けば聞くほど毎回思うけど、
本当に何か課題だらけではあるが放置されているというか、
放置されているというよりは何かその内部的な仕組みで変わりづらいっていうのも当然あるなと思うし。
そうなんだね。
それこそICT化が進んで手書きじゃなくなっただけでもよほど。
まずはね。
よほどマシなんだと思うけどね。
いやなんか本当に保育士、もちろん保育園看護師っていうところに限ってもそうだろうけど、
単純に保育士とか保育業界っていうのを考えたときに、
やっぱりなんかちょっとブレイクスルーが欲しい。
いやなんかあれが出てやっぱ保育業界変わったよねみたいな一発を。
まあ一発って言ってももしかしたら細かいことの積み重ねによってそれが起きるっていうことも当然ある。
っていうかそういうふうなほうが馴染みやすい業界ではある気がするし、
すごいラディカルにではないんだけど、
そういうことの結果なんかあそこが一つのポイントだったよねってなるようなことができたらいいなって今すげえ聞いてて思っちゃった。
なんか大変やなってシンプルに。
本当だね。
みんなもっとなんかこうね、子供と接するのが好きとかは当然あると思うんだけど、
逆にそれ以外のことで当然3、4月っていうの忙しくなる部分もあるだろうし、
なんかもっとそういうことに集中できる環境を作れるといいな。
そうなんですよ。
いやなんかちょっと全然話変わっちゃうとか一瞬飛んじゃうんだけど、
ぼちぼち終わりの時間だと思うんだけど。
人が入ってくる出てくるとかっていう話の中でさ、
チロが今言ってさっき言ってた人が突発的に足りなくなるタイミングとかがあるみたいな話をしてて、
そこの時にさその、なんていうのかな、
当然その保育園の中で余剰な人を雇っておくっていうのも一つあるのかもしれないけど、
その地域で共通でその潜在保育士みたいな人がそのプールに登録されていて、
ピザという時になんかその、ある種タイミングじゃないけど、
今日本当に人が足りないんで誰か来られませんかってその地域の人が言ったら、
そこにじゃあ自分行けますよって言ってその日払いとかっていう仕組みを、
なんか地域で作れるといいなっていう風に。
そうなんですよ結構面白いね。
地域とはもう決して切っては切れない園長に言います。
いや切れんじゃねえ。
そこの、その園1個だけで何か解決っていうのが、
やっぱり逆にさ、
フルタイムでどっかの園で保育士やるのはちょっとなんかいろいろ生活の都合中難しいけど、
ピザという時にヘルプに行ってちょっとお金も入りますよだったらさ、
できる人もいるかもしれないし、なんか登録しておくだけしておいて、
行けたら行くみたいな。
行けたら行く、でも来てくれたら嬉しい。
そうそう、で潜在保育士の人って結構多いしさ、
なんかそっち側の課題解決にもなりそうやなってちょっと思っちゃった。
そういうのをやったらどうですか?
うっすら行政とかでそういうのもしかしたらやったりもしてるのかもしれないけど、
でも結局うまいこと言ってないと思うね。
どっちかというとその各園で頑張って人雇って、
余力出してやってるぐらいな感じに落ち着いちゃってると思うね。
でもなんかさ、自分とかも会社をやってて思うけど、小さいながら。
人を雇う、継続的に人を雇うってやっぱり結構ちゃんとお金が出ていくことになるから、
保育園の運営としても結構大変だと思うよね。
人件費が7割とかっていう業界じゃん。
そうなんだよね。
そうなった時に、自分もがっつり働きたいわけじゃないけど、
たまに助けに行くぐらいならいいよみたいな保育士さん、
潜在保育士さんがもしや一定数いるならば、
なんかお互いにとっていいじゃないですか。
保育園は年間通してお金を払う必要はないし、保育士さん側も基本は好きにしてて、
何かいざという時にお助けが来る。
めちゃめちゃ需要があると思うし、
俺が園長だったら使いたい。
そこの人にね、ちゃんと安全性というかある程度のレベル感を保たれた上で。
そうそう、でもしかしたら地域のスーパーヘルプみたいな人が出現するかもしれない。
そうそうそうそう。
なんかなんとかさ今日してくれるって、みたいな人がお客さんね、
活躍できるようになって、そういう形の新しい働き方にもなるしね。
昨日はあっちの園に行ってましたとかさ、
いうことももしかしたら起こり得るかもしれないし。
そうするとちょっとこの流動性というか、情報も流れたりするようになるだろうし。
いい保育がシェアされるのはすごいいいなと思う。
個人情報が持ち出されるリスクとかさ、
あそこのどことこのなんとかじゃん、こんなだったよみたいなのが漏れ出る可能性ももちろんあるから、
地域コミュニティの重要性
そういう保育士として求められる倫理感みたいなところをどんだけ確保するのかとか、
課題はある。それはそれであるんだろうけど。
でもそこがね、なんというかある種、むしろその自治体が、
なんというかそれをちゃんと考えてやってるような人たちだったら。
人材不足みたいなのは当然あるから、保育士さん不足みたいなのは当然あるからさ、
なんかそういう方向でもあるな、ちょっと今思っちゃったっていう、
全然その3、4月っていうところじゃないんだけど、
最後なんかちょっと、なんでこうしてないんだろうっていう。
猫の手でもかいたいそうですけどね。
本当に。
でも子供たちをさ、結局育てるのは社会、その家族ももちろん親もそうだけど、
そこでやっぱり孤立化してね、いろいろ大変で、
そこが逆転につながってとかいろんなケースがある中で、
その子供を育てるのはじゃあどこなんだ、受け皿はどこなんだって、
社会、じゃあ一番身近な社会はどこなんだって言ったら地域になるわけじゃない。
一気で子供を育てるんだっていう意識というか、
村社会的な感覚みたいなものをもう少し取り戻すようなもともとあったんだから。
なんか近所の子供たちがね、遊んでるところを遠目で見てるようなおじいさんおばあさんが、
そうだね、あのこっちかめの世界観の。
あ、そうそうそう、これは私の人だーみたいな、
怒ってくれる雷さんみたいな人がさ、
保育園の現状と課題
やっぱいる地域の方が子供はのびやかに健やかに育つとは思うよね。
やっぱ保守部に行けば行くほどその機能が廃れてはいるだろうから。
そうだよね、というかなんか特定の大人としか関わらないって、
俺すげー微妙だなって個人的に思ってて。
もったいないしね。
そうそう、もったいない。
いろんな人いるんやなって、やっぱ小っちゃい頃からいろんな人に触れてる方がなんか、
そういう意味での抵抗は少ないじゃん、大人になってからも。
だからなんかチャンスというか機会は増えるなっていう風に思ってるね。
いろんな課題をクリアした上でそれらが実現できたらすごく面白い新しい旗の引き方になるなという気がする。
そうだね、ちょっとその方向性も考えたいなと思った回でした。
ありがとうございます。
なんか言い残したことはございませんか?
もう言いたいことは言いました。
でも本当にお疲れ様ですとしか言いようがないよね、そこはもう。
ありがとうございます。
うささんがいろいろいいことは言ってくれたので、
良くないこと、良くないこと?
雑なことを言おうかな。
雑なことを言うとしたら何だろうな。
いやーでも卒業式とか確かに小学校以降って3月ってなんていうか楽な時間みたいな感覚がするというかさ。
小中、高、大。
特に多分大学生ならこれだと思うけど、大学生の3月って一番何もやることない。
そうだね。
なんかなかったよ。
私立なんて。
なんか本当に学費払ってるのかっていうぐらい休みばっか。
多分年の半分か3分の1ぐらいは休みじゃないですか。
3分の1は休みだろうねマジで。
3分の1は休み、バイトしてたけど。
まあもちろんもちろん。
それは最低楽しかったけど。
大学というもの自体は休みなことが多いので。
受験だもんなーとか思いながら。
3月ってだよなっていう感覚。
まるまるなかったかな。
もうしばさんさんそっから真逆なとこにいったわけだ。
本当に辛い。
もっとのんびりと梅の匂いとか感じたから。
季節の変わり目を感じれる季節だもんね。
確かにね。
それをもうちょっと、これを収録してるのはまだ3月のね、まだ半ばに入るぐらいの頃なので。
まだもう2、3週間ぐらいは頑張らないといけないなという感じかと思いますが。
そうだね。
頑張ります。
頑張ってほしいです。
ありがとうございます。
さっきの高橋さんの話じゃないけど、
保育士だけじゃなくて保育園看護師もね、地域でそういう風に入れたら、
変な話、看護だって人手不足は人手不足だからね。
潜在看護師の新しい利用方法になったりとか。
保育園看護師自体はね、いない家もたくさんいるから、
今日健康教育するから来てくださいみたいなところで、
行けたら楽しいなーってちょっと思っちゃいました。
はい、というわけで、今後もね、こんな感じで、
いろんな保育のことを考えていけたらなと思ってます。
概要欄にGoogleフォームのURL書いているので、
感想だったり質問だったり、ぜひぜひ送ってください。
お待ちしております。ということで、今回もご清聴ありがとうございました。
ありがとうございました。
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