2026-10-19 36:50

#198 聴くことで救える人がいる 教育者のためのコーチング入門(後編)ゲスト:株式会社MIMIGURI 木村彰宏

あっきーにコーチングについて聞いちゃう後編です。

そもそも子どもの頃に抱いていた「みんないいやつ」という思いがずっとある、という話からスタートしました。



《 ゲスト:株式会社MIMIGURI 木村彰宏(きむらあきひろ)さん 》


○ 株式会社MIMIGURI

○ プロコーチ(国際コーチング連盟認定プロフェッショナル・サーティファイド・コーチ/米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ)

○ 株式会社コーチェット パートナーコーチ

○ ワークショップデザイナー

○ LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎ メソッドファシリテーター

○ 国家資格 公認心理師



復興支援NPO職員、小学校教師(認定NPO法人Teach For Japanフェロー2期生)を経て、株式会社LITALICOに入社。ジュニア事業部で子どもたちの発達支援に、人材開発部で教育に関心のある学生・社会人のキャリア支援に携わる。2020年4月、コーチングで起業家や経営者を支援する株式会社コーチェットに参画し、トレーナー兼コーチとして活動。2021年4月には軽井沢風越学園に加わり、5年ぶりに学校現場へ戻る。2024年4月、文部科学省認定の研究機関 兼 経営コンサルティングファーム 株式会社MIMIGURIに参画。2025年7月からは、生駒市教育委員会事務局に任期付職員としても入職。


そのほか複業では、プロコーチ(国際コーチング連盟認定PCC / CTI認定コーアクティブ・コーチCPCC)、公認心理師・キャリアコンサルタント(いずれも国家資格)として、コーチングを含む個人への支援、研修・ワークショップ設計、ファシリテーション、キャリア教育、全国の教育委員会での研修・育成支援など、教育と組織の間を横断しながら幅広く活動している。


「教える」と「主体性を引き出す」をどう両立するか。評価と育成のジレンマを解く対話術 MIMIGURI 木村彰宏 著『教育者のためのコーチング入門』

https://mimiguri.co.jp/news/48/



《 つぼけん 》

大学の自主映画サークルで映像制作の面白さを知り、映像の制作会社に入社。カメラマンディレクターとして、北極🐻‍❄️から南極🐧まで世界各地で撮影をしてきた。現在は「月曜日に会いたい人をふやす」をテーマに、映像🎥・写真📷・Podcast🎤などメディアを横断して活動中。日本大学芸術学部講師。Zinstantクリエイター。



《 大ちゃん:大野大輔 》

「今日が楽しく、明日が待たれる学校であふれる社会」をつくるため活動中。全国の学校園で改革伴走型支援に尽力。伴走理念は「変わる」を「叶える」伴走者。

企業の教育Adviserや組織開発コンサルタントも兼務。(株)先生の幸せ研究所。鎌倉市学習者中心の学び推進参与。板橋区立板橋第十小学校CS委員。大阪市立長原小学校CS委員。など多数。著書に『研修リデザイン』教育開発研究所出版。

https://youtu.be/ZjwgoipmhPA


「研修リデザイン」Amazon購入はこちら!

https://amzn.asia/d/fsyHWX6


出版社(教育開発研究所)の公式ページはこちら!

https://www.kyouiku-kaihatu.co.jp/bookstore/products/detail/602


感想はX(旧Twitter)「#ほぼ教」でつぶやいていただけたら嬉しいです!

【つぼけんX(Twitter) : @tsuboken_mol】


「ほぼ教おたよりフォーム」

https://forms.gle/FNjmUKtDRNyuD4wZ8

→ご意見ご感想、お悩みも募集してますー!


Podcast「ほぼ教育最前線 あなたにかわって、私が聞きます。」 アドレスまとめ

https://lit.link/hobokyo

ぜひお知り合いに番組をシェアしてください!

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

木村彰宏さんが、幼少期から抱いてきた「1対1で話せばみんないいやつ」という感覚と、学校や社会の中で人が生きづらさを抱える姿との出会いを振り返ります。岩手県沿岸の高校生の言葉や、LITALICOで正解を探す学生たちとの対話をきっかけに、本人が人生のハンドルを握れるよう支援したいと考え、プロコーチングを学びました。教育現場でコーチングが語られる一方、その意味が曖昧なことへの違和感から、教育文脈でのコーチングを探求してきた経緯も語られます。教育者への実践では、苦しさを話せなかった若い教師が、定期的に話を聴いてもらう中で「学校が楽しい」と語れるようになった例が紹介されました。学校内でも、ピアコーチングや職員会議の再定義によって、情報共有だけでなく感情や価値観を聴き合う場をつくれると提案します。かつて職員室の雑談や飲み会などにあった相互理解の時間が減ったことにも触れ、コーチングという言葉を無理に導入するのではなく、対話の文化を育てる重要性を確認しました。木村さんの著書『教育者のためのコーチング入門』は、純粋なコーチングから教育現場での応用、子ども・大人・自分への関わりまでを理論と具体例で扱っています。表紙には、人生や願いに関わるコーチングは最短距離では進まないという思いを、メッシュワークのデザインで込めたと説明されました。

木村さんがコーチングに出会うまで
それでは続きになります。今回のテーマ、聴くことで救える人がいる 教育者のためのコーチング入門ということで、株式会社MIMIGURI 木村彰宏さん、アッキーさんに来てもらってます。よろしく
お願いします。
よろしくお願いします。わー、イエイイエイ。イエイイエイ。
今の収録の時間帯って言っておく?俺らの。
大将教えて。何時なの今。
夜中11時スタートのですね。現在は回りました日を。
日をまたぎました。アッキーは数時間後に飛行機に乗らなきゃいけないので寝れません。
はい、眠たいです。イエイ。ワイワイ。
それでこのテンションを保てるっていうね。最高です。
ありがとう。本当にありがとうございます。
でもでもそんな深夜にもう寝かせないまでも聞きたいことがありますので、後編もよろしくお願いします。
ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。
前編ではですね、コーチングというかですね、コーチング的な関わりとして子どもにも大人にも願いとか思いをベースに人生のハンドルって言葉はめっちゃよかったんですよね。
人生のハンドルをしっかり握っていくために一緒に飛ぶということをお話し伺いました。
じゃあ後半ではですね、コーチングとアッキーがどうやって関わってきたのか、そしてなぜ教育現場に持ち込もうと思ったのか、そんなことを聞いていこうと思います。
ありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。ネホリハホリ深掘ってください。
イエイイエイ。
イエイイエイ。ふぅー眠たいよ。
深夜テンション。2時回、3時回ぐらいの感じ。
深夜のカラオケの場でね、あるテンションですよこれ。
確かに確かに。
じゃあアッキー、コーチングとの出会いから教えてください。
生きづらさとの出会いと教師を目指した理由
そうですね、コーチングとの出会いで言うと、多分コーチング以前のトイとの出会いから話した方がいいのかなって気もして、そこから話してもいいですか?
もちろん。
僕は京都の亀岡というふうな街出身なんですけれども、ポジションとしてはヤンキーとも仲がいい生徒会みたいなポジションでチャランポランと生きていたんですけれども。
学校という場所にいるいろんな子たちと関わる、いろんな子たちと話をする、おしゃべりをする、いろんな子たちの話を聞くってことを小学校中学校時代からやってたなっていうのがあるんですよね。
その中で話せばみんないいやつだし、1対1で話したらみんないいやつなんだけど、
でもそれが学校という組織であったりとか、その学校の中の集団であったりコミュニティになった瞬間にハレーションが起きたりとか、いじめるいじめられるっていう関係が生まれたりとか、
学校に行きづらくなる子がいたりとか、受験のことで頭いっぱいでなんかもすごく元気にない子がいたりとか、それからハレモノにでもサウルカのように扱われてしまう子たちがいたりとか、
そういう風な学校という場所で起きる様々なことを眺めながら、なんでこう学校っていう場所は人によって意気地が違うんだろうみたいな、そういう問いを持っていたのが小学校中学校ぐらいにありました。
そういうところからうよ曲折を経て、社会課題みたいなものに様々興味を持つようになり、学生時代に大阪の西成でホームレスの焚き出しをしたりとか、生活保護の子たちに対する学習支援をしたりとか、国際的な貧困問題
に触れるためにNGOで活動したりとか、
そういうことをしているきっかけで東日本大震災があって、自分自身は岩手県の沿岸で活動するようになるんですけれども、まずここまでの話で結構様々な子たちに出会う中で、その子たちが様々な要因で生きづらさを
感じているとか苦しさを感じている様に出会ってきたっていうのがあります。
復興支援のNPOで活動している中でも、そういうのもあって私は復興支援のNPOで最初のキャリアを過ごそうとなるんですけど、そこで出会った岩手県の沿岸の高校生の男の子に将来何になりたいのって聞いたら、僕
はバカだから漁師になりますって答えてくれて、その一言がやっぱり自分の中ですごく悔しかったんですよね。
心から誇りを持って漁師という仕事を選べるなら、とても応援したいんだけれども、そうじゃなくて自分はバカで、親からもお前はバカだから漁師になれって言われてるから、だから漁師になるんですっていうのを話してく
れた男の子の一言がすごく悔しくて、それがきっかけで僕はやっぱり教師になろうと思ったんですけど、みたいな岩手県の沿岸での出会いも一つ。
そしてもう一つ大事な自分の起点で言うと、株式会社リタリコという会社で人事をしている時期があったんですね。
それこそ26、7、8歳くらいで、大学生からしたらちょっと年の離れたお兄さんみたいなポジションだったみたいで、結構当時リタリコの中目黒のオフィスまで、それこそ学芸大の学生さんであったりとか、横国の学生
さんであったりとか、いわゆる教師を目指すとか教育について学んでるような学生さんたちがたくさん相談に来てくれたんですよね。
そのキャリアの相談に乗る中で、多くの子たちが、「あっきーさん、答えはどこにあるんですか?」とか、「あっきーさん、何が正解ですか?」とか、大学生だけどもうすぐで社会に出てくる子たちがどこかにある正解を
探してるみたいな、そういう姿に出会ったっていうのがあって、
さっき話した、僕の小学校、中学校時代のストーリーであったりとか、岩手県の沿岸で出会った子たちのストーリーであったりとか、そしてリタリコで人事をしているときに出会った大学生の子たちとのストーリーであった
りとか、そういうふうな様々なものが積み重なった結果、自分自身がちゃんと本人が自分で考えて自分の人生を歩めるとか、本人が自分で自分のハンドルを握れるようになっていくために自分にどういう関わりができるんだ
ろうと。
そういう問いが出てきまして、それがもともと自分も知ってはいたコーチングってものをプロのレベルでちゃんと学ぼうと思ったきっかけになりますね。ちょっと長くなってしまいましたが。
いやーめっちゃわかったなー。もう繰り返してくださっている人生のハンドルって言葉もすごい良かったし、僕一番いいなと思ったの、一対一だとみんないいやつ。
それを子供の頃に感じている子供ってなかなかいない気もするし、それを思ったものをずっと持ち続けていて、しかも今も信念として持っているっていうのは、めっちゃアッキーの真ん中にある子供なのかなと思って。
いやーめちゃめちゃ嬉しい。それを拾ってもらえたのはめちゃめちゃ嬉しくて。僕はだいちゃんもつぼけんもそうなんだろうなと思うけど、やっぱり人は死ぬまで発達し続けると信じているし、人はどこまでも変わり続
けると信じているし、子供も大人もですね。
やっぱりそこの信念を負けたくないなって思いがあるので、その出発点はまさに幼少期の経験から来ているなと思うので、そこを拾ってもらえてすごく嬉しいなと思いましたね。
まさしくそのコーチングであるところの、人はもともと想像力があるんだとか才能があるんだとか、描けるところのない存在なんだっていうところにもつながってくるかなと思うし、それをまず前提として人生のハンド
ルですよね。願いとか思いに突き進めていけるんだ。
まさしくコーチング、もしくはコーチング的な話を後編に入ってもずっとしてくれてるなって感じがしましたけど、結構イコールになるのかなと思うんです。その辺どうですか?
そうですね、そうですね。自分の人生を通してまさにやっぱり様々な場面で、様々な環境との相互作用の中で、自分のハンドルを自分で握れなくなっている。
それは子どもであったり大人であったりですね、に出会ってきたんだろうなってことを、今自分の人生を振り返って思っていて。
なので、僕自身がコーチングって言葉に出会う前から、たぶん大事にしたかったこととか、大事にしていた思いとかがあって、たまたまそれを表す一つのキーワードとしてコーチングってものと出会い、短期を寄せ始めた
っていう感じなんだろうなっていうふうに今話してみて改めて思いましたね。
そうかも。だいちゃんナチュラルコーチだ。
ネイティブですよ。
ネイティブか。
アッキーのプロフィールとか、あといろんな活動を見ると、いろいろやってますねってたぶんパッと見ると思うんだけど、たぶんそのタペストリーみたいなのはずっとこのぶれないものがあって、それがどんどん進化して
いるって感じは今僕もここで初めて知ったかも、いろいろ聞いてて。
嬉しい。まさに自分も自分の人生を探求と捉えてるんですけど、気づいたら最初のキャリアは男性保育士になろうと思った時期があったので、でも気づけばコンサルの会社にいるみたいな面白い探求をしてるなと思うん
ですけど、それは確かにだいちゃんが言ってくれたみたいに、自分の中ではすごくずっと一貫したテーマがあるし、その自分の一貫したテーマをどの立場とかどの角度から眺めてるのか、どの角度から探求してるかの違いだ
なって思ったりしてますね。
ほんとそうなんだと思う。たまたまコーチとかプロコーチって名前がついてるだけで、やってることのシーンはね、たぶんずっと変わってないんだと思う。
そうだね、あとさ、僕これ前もね、アッキーとちょっと対談しながらだったし、今日もそうなんだけど、お互いに根底にあるものがかなり近いんだよね。僕は誰も悪くないと信じたいというのをずっとこの掲げながらという
か、大事にしながら生きているんだけど、たぶんアッキーの中にも違う言葉なんだけど、なんか近いものがあって、だから合うなって毎回思うっていう。
教育文脈のコーチングを探求する違和感
いやーそうだね。なんかさ、それを自分がその時その時出会う概念で再確認させてもらってるって感じかもしれないなと思っていて、全部話すと長くなっちゃうけど、例えば株式会社リタリコっていう会社で働いてる時
も、リタリコってやっぱり障害のない社会を作るってビジョンを持ってる会社で、すごくやっぱり大事にしていたのが障害の社会モデルっていう概念ですよね。
個人と環境の相互作用の中に困り感は生まれると。まさにあれって個人だけのせいにするんじゃなくて、環境との間に困り感があるよねと捉えるっていう部分で言うと、さっき大ちゃんが話してくれたような、誰一人悪く
ないとかねっていう部分ともまさに通じる概念だなと思うし、自分自身がやっぱり大事にしているものともすごい通じるなと思うし、本当になんかその時その時出会う組織であったりとか関わらせてもらう立場。
今だったら、それこそ今日はコーチングの話ばっかしてるけど、今耳ぐりっていうふうなコンサルファームで探求してるのはファシリテーションだし、それもやっぱりちょっとレンズが違うだけで、自分の大事にしたものは
ブレてないし、ファシリテーション自体がそういうものだなと思ってるので、重なるなと思いながら大ちゃんの話も聞いてました。
とっても素敵です。じゃあちょっと戻っちゃいますけれども、プロコーチとして、たまたま名前がついただけれども、コーチングをしっかり体系的に勉強してみて、そして関わりの深い教育とつなげてみた時、自分自身の周
りで起きたことを伺いたいです。
そうですね。たぶんめちゃめちゃつなげたかったっていうよりは、つなげざるを得なかったというか、僕の違和感とかちょっと怒りに近いようなものとしては、例えば行政とか国が使う資料の中にもコーチングっていうキ
ーワードが出始めているとか、もちろん今だけに限らずね。
10年前も教育委員会がコーチングとか使ったりしてると思うけれども、そういうものがある中で、あるんだけれども、教育文脈におけるコーチングって何かってことは、あんまり誰も改造度高く語ってないっていう、
ここが結構自分の違和感の出発点というかですね、としてあったと。
これも自己紹介で端折っちゃったんですけど、僕は耳ぐりっていうコンサルファームに来る前の軽井沢風越学園っていう学校に行く前に、コーチェットっていう経営者の方とかリーダーに対してコーチングについて学んでも
らうようなベンチャー企業にいたんですよね。
やっぱりそういうコーチングってものが自分自身がプロコーチになるために学んでいたし、かつそういうふうな素晴らしいベンチャー企業なんですけど、コーチェットっていう会社にもいたこともあったから、やっぱりそう
いうふうなコーチングについて探求せざるを得ない立場にいたと。
そういう中で教育文脈でもコーチングについて語られていたりとか使ってる人がいるんだけど、でもその解像度荒くないみたいなことが自分が、だったらそこをもっと探求したいなと思ったきっかけであったりとか、ちゃん
と言葉にしないとこれって危ういんじゃないのとかちょっとグレーな感じしないとか、
そういうのが僕がそのコーチングと教育ってものをちゃんとつなげて探求したいなと思ったきっかけかもしれないですね。
確かにコーチングの前にコーチって言葉がずっとあって、テニスの鬼コーチみたいな、こんな球も取れないのかピッシェーみたいなのが真面目にコーチにあるから、コーチングって聞くと一般的にはそっち浮かべちゃったり
もしますもんね。
そして今でもちぐはぐなしはしますもんね。
そうですねそうですね、まさになんかコーチ、そうだからティーチングじゃなくてコーチングだよねとか、なんかみんなこうニュアンスでふわっと語るんだけど、まさにじゃあそれって何を指していて、コーチングのど
このことを言っていて、どういうふうにそれ整合性取れるのかみたいな、やっぱそこまで突っ込んで語ってる人なかなかいないなっていうことがありましたね。
教育者の話を聴くコーチングの実践
実際に教育の伴奏支援として、コーチとして先生と関わるということも今されているということなんですけれども、コーチングを使って教育現場の人と向き合ってみて実際いかがでしたか?
そうですね、前半で話したコーチング的な関わりじゃなくて、自分自身がそのプロコーチとして純粋なコーチングを教育者の方々に届けるというか、純粋なコーチングを教育者の方々と実施しながら歩んでいくみたいな、
そういう場面もそれこそリタリコで人事をしているときぐらいからちらほらで始めたんですよね。
アッキーがコーチングを学んでるならやってるなら受けたいよみたいな風に言ってくれる人が現れたりとかする中で気づけばこれが仕事になってた部分があるんですけど、若い先生からベテランの先生から指導主事の方であ
ったり管理職の方、校長先生まで気づけば本当に全国の様々な方にコーチングをしていたし今もしているんですけど、
やっぱり感じるのは人の話を、もちろん教師っていろんな役割があるし、もちろんティーチングも教師の仕事ですよね。ただ明らかにその学校現場で子どもたちの声を聞く必要があるというか、まさに子どもたちの声を聞
く存在である教師自身が自分の声を聞いてもらってないなっていうことにはすごく様々な先生に出会う中で感じてきましたね。
結構僕はツイッターとかマイクスとかインスタグラムとかフェイスブックとかから結構その自分で検索した系の人たちが、木村さんコーチング受けたいんですけどって連絡をくれることが多いんですよ。
その中で例えばそれこそ一つの例で言うと、教師2年目だったのかな3年目だったのかなっていうような若い女性の先生がコーチング受けたいって連絡をくれて、それで初めてオンライン上でお会いした日に本当にもう今に
も消えてしまいそうなというか崩れてしまいそうな表情でズームに現れたのがすごい印象的だったんですけど、
やっぱりこう話を聞いていくともうあのその時間にボロボロ涙を流していろんな話をしてくださったんですけど、やっぱりこう苦しかったり厳しかったり悲しかったり様々なことがあるんだけれども、それをやっぱり学
校の中で話せないとか話せない構造があるとか、
もちろんそれでその学校だけのせいじゃないのはよくわかるんですけれども、そういう状態を話してくれたっていうことがあって、その方とは1年2年ぐらいずっと定期的に1ヶ月に1回とか2ヶ月に1回とか話を聞いて
いたんですよね。
で、1年か2年経ったぐらいで元気な表情でズームに現れてくれて、今すごく学校が楽しいんですよって話してくれたってことがあるんですけど。
いいなぁ。
そうですね、それはなんかこう僕がすごかったとかじゃなくて、本当にこうやっぱりそういう苦しさとかを吐き出せる場所があったってことなんじゃないかなと思ってるんですよね。
もちろんそれが学校の中にいる先生もたくさんいらっしゃるだろうし、それこそ大ちゃんも専門領域なんじゃないかなと思うけど、そういう苦しさを話し合えるとか分かち合えるような学校を作るってことも大事だな
と思うし、
だから全ての先生コーチング受けましょうとか言いたいとか一切ないんですけれども、とはいえやっぱり僕自身、僕を頼ってくれる教育者の方々たちの表情とかを見ていると聞いてもらうことによって話せる場所がある
ことによって救われる方々、救われる教育者の方があるんじゃないかなってことは自分自身の様々な経験を通して感じているってところですかね。
いやーそれはいいですね。本当にだって基本的にオンラインで1ヶ月2ヶ月に一度話すだけといえばだけだけども、それでも本当にこう辛い思いをされていた方が学校楽しいって思うまでに変わるっていうのはやっぱりコ
ーチングの力をちょっと信じられるなっていうふうに思いますよね。
しかもそれがアッキーさんがいろんな知識があるからこうやってればいいんだよって言って何かを導いたというよりは本人の中から出てきたって信じられるっていうのもまたそれもハッピーなことだなって思いますね。
職員室に対話の場をつくる
そうだねさっきアッキーがさ言ってくれたそれがまあ学校っていうね一つの組織の中で職場の中でお互いにねそういうのができたらどれだけ救われる人がいるのかなっていうのは改めて自分の今仕事で置き換えても思った
しもちろん教育委員会もね。
みんながみんな今すごい一生懸命頑張ってるんだけどその中で救われずに病んじゃったりとかねそういう人がたくさんいるから本当それが広がってほしいなって今思ったかな。
アッキーの話聞いてると結構浮かんでくる言葉があってこれ僕イベントでね知った言葉なんだけど聞くってコーチングで多分すごい大事な手段だと思うんですけどその聞くって言葉ってさ漢字だと耳へんで書くじゃない
ですか。
あれの訓読みがもう一個あるっていうのをそのイベントで知ったんですけど聞くじゃなくて許すって訓読みがあるんですよねまさに聞くっていうのは許すことであってその聞いてもらっただけでもねなんか自分がすごい承
認されてるというか私はここにいていいんだって思えるっていうのもあるぐらい
なんかそれが今ないがゆえに困ってる職場とか先生にたくさん出会うので広がれって思ったかな。
今回のテーマ聞くことで救える人がいるっていう風に名前を付けさせてもらったんですけどもちろんアッキーみたいに聞くプロに頼るってのもすごくいいことだと思うし
でもやっぱり学校の中で職員室とか同僚とかすぐ隣の先生にちょっと言えたりちょっと聞く関係だったりっていうのがもちろんもっといいことかなっていう風に思っていて
そんな職員室にちょっとでもするためには現場の一先生ができることってあったりするんでしょうかね
そうですねいろんな言語化があると思うしいろんなアプローチがあると思うんですけど
今日はコーチングの話なのでコーチングの文脈で言うと例えばコーチングの世界にピアコーチングっていう概念があるんですよね
これってまさにコーチング的な関わりであったりとか純粋なコーチングに近いような関わりを同僚同士が実践するっていうようなものなんですよね
それももちろんすごく孤立している苦しい先生が同僚同士話聞くなんて無理ですよってなるケースもあるかもしれませんが概念として
例えば職員会議とか学年の会議とかそういう会議がただの情報共有の場になるとか報告の場になるとかだけじゃなくて
それも大事なんだけどもちろんなんだけどそのことと向き合うとかことについて話すだけじゃなくて
あなたは最近どうなのとかあなたの感情はどうなのとかそういうふうなお互いの内面であったりとか
まさに感情価値観みたいなものも聞き合えるような場になっていくとか
ちょっと苦しさを吐き出し合えるような場になっていくとかしていくとか
それは一つ同僚の方同士でできるようなアプローチかなっていうふうには思いましたね
大ちゃんもその辺は専門領域でありますね
実際にあるんだよね職員会議っていうのを自分たちで再定義して
なんか職員会議ってよく言われるんですよ
3つの役割があって共有する場であるし議論する場であるし決定していく場である
でもその前にそもそも職員会議ってみんなが集まってせっかくそうやって対話できるという場なんだから
思い切ってみんなで日々のことを話したりとか
やってる教育活動の中で困ってること話そうぜとか
こんなことやってみたいっていうのをみんなで吐き出そうぜとか
そういう再定義してやってる学校もあるんだよね実際ね
だから一つの再構築としてとてもいい例だと思いますね
大ちゃんが言ってくれたまさにそれを無理やりコーチングってことは使わなくていいと僕は思っているし
ピュアコーチングって概念もあるけど
そうじゃなくてそれこそ対話の時間でもいいし
ファシリテーションって言ってもいいし何でもいいんですけど
まさにそういう時間が学校であったり組織の中に増えていくことは大事だなと思うし
そういうふうな時間が結果として自分たちに返ってくるんだっていうふうな
そういう認知であったりとかそういうふうな常識であったりとか
文化みたいなものが広がっていくといいなっていうのは
まさにねこの辺り大ちゃんもやってることだなと思うけど
僕もすごく大事だなと思っているし大事にしたいなと思っていることですね
前編で教えてもらった通りまずはね同僚であっても教官から始まって
何日かかかるかもしれないし行き着けないかもしれないけれども
隣の先生の願いとか思いとかにちょっとでも触れられたりしたら
より良い職人になるかもしれないですね
減った雑談と組織のコミュニケーション
実際にね昔と今の学校現場で変わったものは何かって調べてる人がいるんですよ大学の先生で
実際は例えば労働の時間は実はあんま変わってないんじゃないかっていう研究をしてるのね
昔は昔で家に帰ってからそれこそ保護者に電話する先生がたくさんいたりとか
持って帰ってね成績を家で書くみたいなものがあったものが
例えば今は結果的にそれを学校でやってる時間は変わらないと
何が変わったのっていうとお互いのことを知るみたいな時間が圧倒的に減ったんじゃないかっていうのが言われてるんですね
昔だと例えばスポーツとか結構校庭でやったりとか体育館でやったりとかがかなり盛んだったっていう学校が多かったらしいんですよ
あと飲み会かもしれないしあとは職員室で何の目的を持ったわけでもない会話みたいなのがすごく満たされていたとか
それが昨今のこの時代の流れで削らなきゃいけなかった
実は必要ではなかったって言われたけどとても重要だったものがそういうやり取りだったんじゃないかっていう研究をしてる人がいたんだけど
改めてそこは大事なんだなってアッキーの話を聞いて思うかな
事務室でタバコ吸ってる先生いたもんな中学校
あの先生いつも事務室でいるコピー機の前からずっと離れないけどタバコじゃんみたいな先生たちいたもんな
あれも大切だったよね
そうそう喫煙があったよりかはそこの中に行われていたコミュニケーションは本当に多分豊かだったんだろうね
なるほどね
なんか大ちゃんも話してくれたけどまさにこういう話とかファシリテーションもそうだしコーチングもそうだし
やっぱり僕も教育委員会の方とかにこういう研修しに行くことあるんですけど
あの学校の管理職でやったりね
そうするとやっぱり中にはこんな昔からやってるよって方がいらっしゃったりとか
昔はそれこそ飲み会でやってたんだよとかね
なんか新しいことに言いやがってみたいな方もいらっしゃるんだけど
その通りだと思ってるので
だから別になんかこうね
新しいことを僕が言ってますとか
さっきも話したけど
無理に教育業界にコーチングをとか
なんか僕は結構そういうことが言いたいわけでは一切なくて
すでに言葉として存在するのであれば
それって解像度高く紐解いていきたいよなっていうな
そんなモチベーションだなっていう風に
二人の話を聞きながら感じましたね
それでエンディングです
今回は聞くことで救える人がいる
教育者のためのコーチング入門
木村あきいろさん
アッキーにたくさん話を聞きました
どうもありがとうございました
ありがとうございました 眠たいです
深夜1時になろうとしていますけれども
でも本当にコーチングをどうやって教育円場で使うかっていう
すごく簡単な部分とか
何を大切にしなきゃいけないかって部分もやっぱり前編に教えてもらって
その後すごく印象的だったのが
みんなイイヤスだよねからまず始まって
その後どうやって子どもたちであったり同僚であったり
人生のハンドルの握り方っていうのを
目線合わせて探っていこうぜっていうぐらいな
考え方でいいんだって思えたのが
ちょっと楽になった気がしていて
コーチングって言葉とかコーチングのやり方っていうのはあるけれども
それぐらいの目線でいいんだって思えたのが
ちょっとお話聞けてとってもよかったなと思った部分でした
バッキーは話してみていかがでしたか
そうですね
素敵な場に呼んでいただいてありがとうございました
やっぱ大ちゃんが話してた内容と重なる部分とか
そうそうそうだよねっていう部分もすごくたくさんあったし
それこそ多分坪剣と大ちゃんが
これまでこのラジオで話してきた内容であったりとか
登壇されてきた方々が言ってることと重なる部分も
たくさんあるだろうなって思いますし
なので改めて言葉は何でもいいし
あくまでHowなので
そのHowの先にあるWhyというかを
大事にしていきたいなと思ったし
大事にできる教育者が増えていくといいなと思ったし
こうやって話させてもらったことで
自分自身がWhyを持ってHowとしてコーチングであったり
今日は出てこなかったファシリテーションについてを
探求することを大事にしたいなと思ったかなというところですかね
ありがとうございます
大ちゃんいかがですか
コーチングっていいよねって本当に思ってて
たぶん坪剣もさっきコーチングで救われた一人って言ってたけど
僕もそうなのよ実は
僕これまで学校の教員になってから今日までで
3人のコーチに僕は救われていて
他にもたくさんコーチング的な係りしてくれた中で
3人は本当にもう時間を取ってやってくれたんだけど
その1人が中立さん
そのもう1人が谷本さん
もう1人が双川さん
3名ともラジオ出てくださってますけど
その方に時間を取ってね
僕自身たくさん引き出してもらって
3人ともスポットライトみたいなのを持ってて
僕がまだ気づけてない部分を照らしてくれたりとか
未来の方も照らしてくれて
こういうのやっていけばいいのかもなって
別にその3人から言われたわけじゃないのに
見えて今僕があるって考えたら
たぶんアッキーが今たくさんコーチングで関わってる人は
そういうふうに救われてるんだろうし
たぶんこのアッキーが今理論にしてるものっていうのを
ちゃんと広めていくと
その先でコーチング的な関わりをしてる人の先に
また救われる人が出てきて
この幸せな連鎖がどんどん広がっていくし
広がっていくといいなって今回改めて思いました
本当だよね
コーチングってものを学ばなくても救える人がいたり
ちょっと楽しくなる人がいたりしたらいいもんね
自分だっていいもんね
『教育者のためのコーチング入門』
そして今回話したお話なんですけれども
より教育現場でコーチングを使いたいよという方のために
アッキーさんが本を出しましたということで
ご紹介させてください
これはアッキーさんから言ってもらったほうがいいかな
そうですねありがとうございます
すいません最後に宣伝というか
紹介の時間ももらってありがとうございます
今回東洋館出版社さんから
教育者のためのコーチング入門
ハンドルを委ねる対話のデザイン
っていうふうな本を出させてもらいました
それこそ今日話したような内容は
この本に書かれている一部の部分でして
純粋なコーチングとは何かみたいな話から
純粋なコーチングってどう上達していくのみたいな話から
それを教育現場では扱えないので
じゃあ教育文明部で活用できる
コーチング的な関わりとはっていうふうなものの定義から
その具体からってことをですね
対子供対大人対自分っていうふうな対象に対して
理論と具体とどちらも書いたような書籍になっています
400ページあってちょっと分厚い本なんですけれども
読みやすい表現で書いたつもりではあるので
もしもう少し解像度高く学んでみたいなっていう方はですね
手に取ってもらえたら嬉しいなと思います
そうなんですよ僕も大ちゃんも読ませてもらって
めちゃくちゃ読みやすくってスルスル読ませてもらって
具体例も書いてあってもちろん教育者のためのコーチング入門だから
子ども向けとか同僚どうするとかって話もあって
僕すごくびっくりしたのがセルフコーチング
自分自身もこのやり方を使って
自分をコーチングしちゃおうっていう目線って
確かになかったなと思って
どれもめちゃくちゃお学びになりました
この本すごいいいなと思ったのが
多分世間一般的にというかまだまだ教育業界ではっていう意味では
コーチングイコールすごくハードルの高い
一部の人がやれるスーパーなスキル
実際そうだと思うんだよね
でもそこのちょうど間に橋が架かる本というか
これなら私でもできるかもしれないとかね
日々のお仕事の中でこれを活かしていったら
またさらにいいあり方になれるかもしれない
って思わせてくれるっていう分かりやすさがあるなって思ってて
これいいよねツボケンね
おすすめです
ラジオでは伝えられないけど
色がいい
色がいい
そうそう想定かっこいいよね
かっこいいこれ
本棚に置きたい
分かる僕今見えないけど
後ろの本棚のエントランスに置いて
お客さん来た時に見せたいデザインになってます
かっこいい
嬉しい
メッシュワークに込めたコーチング観
実は表紙のデザインはすごく願いがこもっていて
インゴルドっていう方が
メッシュワークっていう概念を提唱していて
藤原里さん探求文脈ですごく活躍している里さんが
書籍の中で取り上げていた概念でもあるんですけど
ネットワークとメッシュワークという中で
ネットワークっていうのは直線的なとか
素早くとか効率的な
そういう風なものが直線的なネットワークだとしたら
これからの時代って
そうではなくて
メッシュワークのように絡み合ったより生成的な
そういう風な学びであったりとか
プロセスが大事なんじゃないかっていう話なんですよね
結構自分自身の中で
コーチングというものも
そんなに最短距離でいけるものじゃないし
最短距離でいけるものじゃないよって伝えたいし
人の感情であったり願いであったり
人生みたいなものは
そもそもすごく絡み合った複雑なものなので
そういったコーチング自体の複雑性とか
誰かの人生に関わるとか
誰かの願いであったり
思いを大事にしながら関わるってことは
すごく複雑で時間のかかる営みだよねっていうようなことを
この本の表紙に込めたいなと思いまして
そのインゴルドのメッシュワークという概念を模したデザインをお願いして
このデザインになったというような背景があります
めっちゃいいなあ
だってこのタイトルでコーチング入門だったら
いかに分かりやすく使いやすく
これだっていう方がなんか嬉しそうじゃないですか
でもこの教育者のためのコーチング入門は
そういうことなんか一切言っていなくて
いやむずいよねと
むずいけどここだけやっていこうぜ
ミニ版でまずやってみようぜっていう感じがあるのが
すっごい好きな語り口調ですね
いいよね
じゃあそのデザインがどんなものなのかって見たい方は
番組の概要欄ちょっと見ていただいて
アドレスを貼っておきますのでぜひ見てください
教育者のためのコーチング入門
木村あきひろ著東洋館出版社から出ています
見てみてください
多分今日のラジオを聞いた上で読むと
あの話こういうことかなったり
さらに知れることもあるし
読んでた人がこのラジオを聞いたらね
そうそうってなったり
どっちもいい矢印あるよね
ぜひチェックしてみてください
じゃあ最後のやつ言います
ご意見ご感想XQEツイッターのハッシュタグほぼ今日
ほぼはひらがな
今日は教育の今日で漢字でつぶやいていただけたらとっても嬉しいです
番組はアップルポッドキャストとスポティファイを使ってまして
再生回数だけではなくフォローをしてもらえると
番組の応援にもつながりますので
ぜひフォローをお願いします
だいちゃん最後に何か一言ありますか
あっきーでした
深夜のあっきーでした
あっきーどうもありがとう
ありがとうございました
深夜のあっきーでした
36:50

コメント

スクロール