こんにちは、ほぼ教育最前線あなたにかわって、私が聞きます。始まりましたつぼけんでーす。 あなたにかわって学びのほぼ最前線を探検する番組です。
普段は大ちゃんとつぼけんの二人でパーソナリティを務めているんですが、今回は大ちゃんはお休みです。 ゲストをお二人お迎えして、いろいろ教えてもらっちゃおうというエピソードとなります。
では早速お呼びいたしましょう。まずお一人目は、子育て教育コミュニティ積木代表古内しんごさん。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。はい、よろしくお願いします。 しんごちゃんはね、もうほぼ今日準レギュラーと言ってもいいぐらいたくさん出ていただいてますけれども。
ありがとうございます。 去年のシャープ109から111では教えてしんごちゃんというシリーズがありまして、学習指導要領のここが好きということで、学習指導要領の魅力を3つに分けで解説してもらったこともあります。
ありがとうございました。 ありがとうございました。 学習指導要領大好きから始まるっていう。
そうね、はい。 楽しいエピソードありがとうございました。そして今回はダブルゲストということでもう一人いらっしゃいます。
大野芳美さん、よろしくお願いします。 はい、よろしくお願いします。
芳美さんといえば大ちゃん先生の奥様ということで2回目の登場ですね。
はい。 シャープ123小一プロブレムを改善したい。シャープ124残業時間100から1へ個人でできた働き方改革。シャープ25妻から見た大ちゃんということで3本ご出演いただきましたけれども、反響いかがでしたか。
はい、ありがとうございました。聞いたよという声をたくさんいただいて、ママ先生の働き方お弁当っていう言葉が一番リアクションもらったワードでした。
確かにお弁当ってね、あったんですよ先生。
はい、ちょっと気になる方は聞いてみてください。
ぜひ聞いてみてください。それはシャープ124残業時間100から1へ個人でできた働き方改革から出てきたワードなんですけど、だいたいゲスト出ていただくと1本目が一番聞かれるんですよ。
ただですね、芳美さんの場合はこの2本目残業時間100から1へ個人でできた働き方改革が一番聞かれております。
うれしい。
やっぱり働き方改革とか、じゃあママ先生どうすればいいのとかって悩んでらっしゃる方多いのかなと思いましたよ。
そうですよね、やること盛りだくさんですもんね。
今回は小学校1年生の現役の担任の先生でいらっしゃいますので、そんな立場でもお話聞きたいと思っております。
はい、日常をお送りできればと思います。
それでは、そんなお二人をお招きして教えてもらいたいこと、こちらです。
教えて先生、どうしてうちの子はじっとできないの?
はい、こんなタイトルにしました。
いいですね。
特に小学校低学年の子がいるご家庭であったり、幼稚園保育園生の親御さんであったりとか、小学校の先生とか悩むところでもありますよね。
なんでうちの子じっとできないの?とか、なんで飛び出して行っちゃうの?とかって。
もう、じっとしてないさいって言った方がいいのかとか、家庭ではどうすればいいのかとか、すごく悩んでらっしゃる方も多いかなと思って、こんなテーマに対してですね、様々な角度で向き合ってみたいというふうに思っております。
お二人ともよろしいですか?
はい、よろしくお願いします。
それでは最前線に行ってみましょう。
それでは本編です。今回のテーマは、教えて先生、どうしてうちの子はじっとできないの?
ゲストは、子育て教育コミュニティ積木代表、古内信吾さん。
はい、お願いします。
そして、大ちゃん先生の奥様、大野芳美先生です。
はい、お願いします。
どうしてうちの子はじっとできないの?ということで、去年ね、教えて信吾ちゃんということで、信吾ちゃんから教えてもらうときもやりましたけども、今回はお二人の先生から聞いちゃおうということですね。
信吾ちゃん、こちらのテーマは、11月29日にほぼ今日4周年イベント、お二人ともご参加ありがとうございました。
楽しかったです。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
教えて信吾ちゃんシリーズをまたやりたいんだけどと相談して、他のテーマで何か決まってたんだけど、何でこの話になったんだったっけ?
そうですね、もともと2025年の教育ニュースを振り返るみたいな。
そうそうそうそう。
確かにやりたかった。
話してて、やっぱり僕が教育ニュースとか政治とかも好きだから、そんなことで振り返りましょうかって言ってたんですけど、何かちょっと硬いかみたいな話してたら、ちょうど吉見先生もこの輪の中に入っていらっしゃって、子供の発達の話になって、これいいねってなったっていう、本当に自然な流れだったと思います。
うーん、そうだったか。
覚えてなくて。
楽しかったけど始まり覚えてなかった。
すごい楽しかったですよね。
すっごい楽しかった。
なんかもうそのトークのその勢いのまま、もう収録しちゃえぐらいな感じで、今日の場があるという感じでございます。
本当にね、あの場でね。
いや、よかったです。
そうですね。
まあでも、この話すテーマとしてはやはりこう真面目というか、悩んでる方ね、やっぱ多いと思うんですよね。
うちの子ほんとじっとできなくって、ごめんなさいみたいなことを思ってらっしゃる親御さんとかもいるかなというふうに思ってまして。
よく聞く。
あるある。
吉見先生はもう現在小学校1年生の担任の先生ですから、そういう声って聞いたりしますか?
そうですね。
お悩みとして、これを家でしつけたほうがいいのかわからないっていう。
お母さんたちもわからないんだなって。
で、現実毎日みんなうよいようよいよ動いているので、まあ確かにこれをね、家で見たら心配になるよねっていう気持ちはすごいわかります。
そうですよね。
やっぱり小学校だと、まあ列にちゃんと並んでとかもあると思うんですけど、やっぱり幼稚園保育園でもあんまりこうね、外に出てっちゃったりとかは危ないよとかでもあったりするし、
幼稚園保育園の時から、じゃあちゃんとじっとできるようにしていかなきゃいけないのかとか、そんなことも思ってらっしゃるかなというふうに思ってますと。
信吾ちゃんは幼稚園保育園の教育にも詳しいっていうことですけど、それは何でだったっけ?
全然詳しいなんていうのも恐れ多いですけど、でもあのもともとは、でもあのもともと保育大学出身っていうところで、僕自身保養証の免許を持ってる人間であるっていうところと、
あとあのいろんな保育園幼稚園の情報に詳しいのは、僕自身が保育者から高校の先生までを縦で接続する、子供の学びっていうのを紡いでいきましょうっていう学びを紡ぐプロジェクトっていうコミュニティを運営しているので、
保育者の、現役の保育者の話をたくさん聞いてるっていうのが、たぶん自分の底の強みなのかなと思っています。
そっか、生の声をたくさん聞いてるってことだろうね。
そうですね、はい。
じゃあ、先生にしても親御さんにしても、いやうちの子じっとできなくてとか、児童をちゃんとさせられなくてとか、そんな声って聞くものですか?
いやもうそうでしょうね、きっとお家の人からも先生からも聞くでしょうし、保育園の先生も悩んでると思いますし。
そうなんだ。
と思います。
保育園ってね、やっぱり遊んでたりするイメージがあったりするし、ある程度自由なのかなって思うけど、それでもやっぱりみんなの時にはちゃんとじっとさせなきゃみたいに思うもんなんですね。
保育園だけで言うと、ほんと園によって方針が全然違うので、なんかそれこそ小学校になるから年長さんからちょっと厳しくなる園もあれば、厳しいというか時間を意識する園もあれば、
もう保育は保育の時期だからって言って土台固めをする時期だからということで、もう保育に徹してあまりそこは意識しないで保育の役割を果たそうという園もあれば。
なので、割と園によって大きな違いがあるからこそ、そこが小学校でみんな一緒になるっていうので、またちょっといろいろとあるのかもしれませんね。
そっかそっか。今まで育ってきた環境とかね、違ったりするから、それをじゃあ一つのクラスにまとめていこうっていうのはなかなか小学校1年生の先生大変かもしれないですね。
そうですね。子供たちも大変でしょうね。常識が変わっちゃうから。
確かにね。
はい、ありがとうございます。今回はそんなお悩みに答えるべくですね、3つのエピソードをご用意しようと思っております。
1つ目、教えて先生、どうしてうちの子はじっとできないの?とするんですけれども、2つ目、3つ目もありまして、2つ目は、教えて先生、学校で先生はどう対応してくれるの?先生ですね。
そして3つ目、教えて先生、学校と家でどう連携すればいいの?ということで、家庭内でもそうですし、じゃあ学校と親御さんとどう連携すればいいのかとか、そこまでこの3人でお話しできればなというふうに思っております。
お願いします。
お願いします。
初ダブルゲストで僕聞く役っていうのは初めてなんで、ちょっとだいちゃんいなくてドキドキですけど、このお二人ならいろんな角度から教えてくれそうなんで、すごい楽しみ。ほぼ今日的にもチャレンジなんで、めちゃめちゃ楽しみしております。
お初いただきました。ありがとうございます。
お初でございます。
僕がじゃあじっとできるよね。
全然全然。大丈夫です。
それでは1本目は教えて先生、どうしてうちの子はじっとできないの?ということですね。
まずはいろんな先生とか親御さんと向き合っている古内慎吾さん、先ほどもちょっと聞いたんですけれども、そもそもじゃあなんでうちの子じっとできないの?って聞かれたときにはどうやって答えてますか?
そうですね。もう本当一人一人違うっていうのは皆さん大前提理解してくださっていると思うんですけど、もともとの発達障害、発達障害っていうのはもちろんあるとは思います。子供によっては。
っていうのもありますけど、割と全部が全部それではないと思っていて、他の背景として愛着的にまだ満たされてないお子さんもいるかもしれないし、あと結構最近増えてるなって思うのは感覚統合が満たされてないとか、そういう発達遅延のお子さんが多いんじゃないかなっていうふうに思っているので、
今日はその辺の発達遅延について少し話せたら皆さんの肩の荷も降りるんじゃないかななんて思っております。
発達遅延っていうものがあるんですね。よく発達障害っていうふうに言いますけど、発達障害とはまた違うんですか?
そうですね、今いろんな定義あると思いますけど、僕が言ったのは感覚統合っていうものが遊びとかによって統合されていくよっていうそういった視点の話なんですけど、ある意味外遊びが昔より減ってるですとか、あと視覚の問題でタブレットとかスマホを押さない時から見るっていうので眼球を使う経験が少ないとかで、結構そういうところが昔より満たされてない状態で入学してくるお子さんが多いので、
ちょっと発達がまだ満たされてない状態で入学する子が増えてるよねっていう話ですね。
そういうもんなんですね。
うん、そう感じますね。
感覚統合というもんなんですね。
そうですね、ちょっとわかりやすい例題もししゃべっておければ、たぶん皆さんカフェとかで普通におしゃべりできると思うんですよ、お友達と。
はい。
で、それ全然気にしないですよね、周りの音とか。
はいはいはい。
でも言ってしまえば感覚統合が済んでいるからそれはおしゃべりが楽しく成り立つっていう感じで、小学1年生とかだとよく音楽の時間に学年に1人か2人くらいやっぱり耳を閉じてしゃがみ込んでしまう子とかいるんですよね。
はいはいはいはい。
でもその子たちもだいたい5、6年の卒業の歌を歌ってる時には、もう堂々とみんなと一緒に歌ってる。
はい。
これはじゃあ発達障害だったのかっていうと、そうじゃなくて音に対して敏感だった。
それはなぜかっていうと全部の情報が同じぐらいの音量とかで入ってきちゃってしんどかった。
けれども感覚統合が進んでいくと交通整理ができていくので、必要な情報だけピックアップできるようになってくるというようなイメージの概念なんですけど。
だから子どもは小1から小6までの間でその感覚が統合されていって普通に音楽の授業も取り組めるようになったっていう話なので、
別に発達障害ではなく、それが満たされるのがちょっと周りより遅めだったよねっていうだけの話っていうことですね。
なるほど。今のこの聴覚、耳の例えがすごくわかりやすいなと思って。
普段生きてる中でサイレンの音とかぐらいだったら聞こえるけど、車の音がうるさいなとかって大人になるとなかなかなんないですもんね。
大人になるとほとんどの人が統合されてるんでね。
そういうことか。
じゃあ子どもはそこらへんがまだ未発達だから整理ができてないみたいなことなんですかね。
そうですね。入ってくる情報の交通整理ができることっていうふうに捉えていただけたらわかりやすいと思うので、まだ交通整理が下手くそっていうような感じですかね。
聞こえすぎちゃうとか、すごく耳がいいとかじゃなくて、その中に入った脳内なのか、その整理の仕方ってことなんですか。
そうですね。音だけで言うとちょっとあれなんですけど、例えば固有核とかいろんな実は感覚統合っていうのにもいろんな感覚があって固有核っていうものとか触覚もそうですし、平行感覚みたいなのもそういったところに入ってくるんですけど、
なんかその辺が敏感かどうかというよりは適切な距離感を保てるとか、適切な力の入れ加減を自分で理解できるとかっていうところなので、
ちょっと敏感かとかって言うとまた少し違ったりもするんですけど、敏感も含まれるっていう感じですね。
それこそ、じっとしてられない、椅子に座ってられないっていうお子さんの中で、よく座ってたとしても椅子を斜めにしてガッタンガッタンするみたいな。
するー。
わかりますよね。
わかりますね。
間違いなく見たことありますよね。
あれとかはむしろその固有核に刺激を入れて落ち着いて勉強するためにやってるんですよね、多くのお子さんは。
周りから見たら落ち着いてないとか集中してないって見えちゃうかもしれないけど、そういうお子さんは自分に感覚刺激っていうのを入れて落ち着こうとしているので、
もちろん安全上の指導は必要だと思うんですけど、そういう刺激を入れてるんだなって視点で見ると、じっとしてない子たちの見え方が変わってくると思うんですよね。
特別支援のグッズとかだと1本の足だけの椅子とかも売ってるぐらい。
1本の足だけの椅子とかそんなものあるんですか?
そういうのも売ってたりするんですけど、それは感覚統合を促すために刺激を入れて感覚統合を促すためのグッズとして売られているので、
だから立ってる方が集中できる子がいるっていうのも事実だし、そうやってバランス取りながらやってる方が集中できるっていう子もいるのが事実なので、
その子が集中できるような環境を準備してあげるってことの方が大事なのかなとは思いますね。
僕、息子が2人小学生なんですけど、特にお兄ちゃんとかが椅子をね、今言ったみたいにブラブラさせてて、
まあじっとしなさいとは言わないまでも、ちょっと危ないんじゃないの?みたいな、
それ集中できないよって思ってたし言ってたけど、むしろ集中のためにやってたぐらいなことなんですか?
そうですね、もう本当にそう思います。
子供がやってることは基本的に必要な遊びだからやってるっていう風に捉えた方がその時期は良くて、
そういうまだ未発達のお子さんとかだと、例えばクラスでいるちょっと元気めなお子さんとかって、
よく休み時間に先生のくるくる椅子とか乗りたがる。
見る見る見る。
あとなんか廊下で学校公開とかなのに全然気にせず廊下でなぜか回転してたりとか床に寝そべってたりとかあると思うんですけど、
そういうお子さんたちっていうのは、くるくる回って平行感覚のところを満たしているっていう自分で刺激を入れていたりだとか、
あと背中に寝そべるって、背中ってあんま刺激入らないところで、でも床って冷たくて気持ちいいから、
そこに刺激入ると言ってしまえば気持ちいいわけですよね。
そこに刺激を入れることで自分の感覚統合を促してるっていう風に捉えていくと、
なんか気になる行動をやってる子も、
あ、これってこの子は自分の発達のために無意識で自分に必要だと思ってやってるんだなっていう風に見えてくるので、
安全面が確保できていればそこら辺は言わなくてもいいのかなって、
特に学校だとどうしてもいつガッタンガッタン後ろの子の足が折れちゃったりする可能性もあるので指導はしなきゃいけないですけど、
お家とかで安全面確保されてるんだったら全然ちょっと落ち着きないぐらいはやらせてあげてほしいかなって僕個人としては思います。
そうなんですね。
さっきあのバランスを取るための感覚、三半規管とかね。
そう、前提覚とか言い方もしますね。
えー。
いやちょっと考え、もうぐるぐる回ってる子は子供は元気だなーぐらいな感じで言ったけど、
それをやっぱり自分自身の発達のために必要だからやっているっていうこと?
そうですそうです。もう必要だからやってるっていう風に捉えてください。
そうすれば大人の肩の荷も折ります。
あー。
もうついついっていうか、ほぼ100%の親が、もうブロロしないみたいな。
危ないからぶつかっちゃうからなーってほぼ言うと思うけど、言っちゃダメ?
あーでもそれはもう変な話。
お家の人がイライラしてるっていうことはまたそれはそれでね、違う影響が出てくるから。
逆に言えば、お家の人はそれ言ってもいいけど、
これはこの子がイライラさせてるじゃなくて、私がイライラしちゃってるんだなっていう風にちょっと大人になれるという風になったと思いますね。
あーなるほどねー。
そっかー。
じゃあそういうバランスを取るための三半規管とかの感覚と、
あと筋肉、聴覚とか感覚の働きみたいなのも、
試していたりとか実際に動かしているってことなんですね?
そうですね、あのちゃんと喋るともう難しくなっちゃって聞きたくなくなると思うんですけど、
感覚統合っていうこの4文字で検索してもらえれば本もたくさん出てるし、
YouTubeでも今たくさん情報出てるので、
大きく分けると5つぐらいの視点に分かれたりするんですけど、
まあ皆さんにイメージしやすかったので聴覚っていうのを最初例題で出しましたが、
たぶん学校とか家とかでまあ友達関係とかでトラブルにつながりやすいのは、
固有覚とかその辺の力の入れ具合とか感じ取り方の部分になってくるので、
いわゆるそういうのがいろいろ合わさってボディイメージっていうのが作られていくんですけど、
友達との距離感が分かんないとか、
あと軽く押したつもりが相手が突き飛ばされてるっていう、
だから悪気がないのにトラブルになってる、
俺そんな強く押してないみたいな、でも絶対強く押してるみたいなことが起きてくるのは、
おそらくその辺の固有覚とかだと思うので、
ちょっとそこだなって思った方は感覚統合の中でも固有覚とか、
そのボディイメージ、固有覚あたりで検索するといいのかなと思います。
なるほど。
じゃあ誰しもそうやってある程度試してみたり、
無意識化で自分が気持ちいいからとかで本能的にやって、
そうやって誰しもが成長してるってものなんですね。
そうですね。
それこそ昔は鬼ごっこ全力でするとか、
木登りをするとかっていうのがすごいあったと思うんですよね。
鬼ごっこってすごい最強で、
昔は整備されてない石がゴロゴロしてる公園とかもあったじゃないですか、
その中でも転ばずに走りながら、
しかも周りを見ながら走るって結構いろんな感覚使うんですよね。
足裏もそうだし、体の軸の部分もそうだし、
四角の眼球の運動もそうだし、いろいろ使う。
あと木登りとか逆さ感覚もそうだし、
足裏と手の力にグッと力を入れて、
それこそ体の奥にあるセンサーだと思っていただいていいんですけど、
筋力とも違うじゃないですか。
奥にあるグッて力を入れてるこの感覚を働かせて遊んでいたっていう環境が昔はあったんですけど、
今の子たちは力を思いっきり入れるっていう遊び自体を経験してなかったりとか、
全力で走るっていう経験をしてなかったりとか、
だから筋力とかとも違うので、
その遊びの全力差の経験、
本気で遊んだ経験が足りない環境に世の中がなってしまったから、
それは子供のせいじゃなく我々のせいなので、
ちょっと遅れても許しましょうみたいな温かい心で大人は構えなきゃなと思いますね。
なるほどね。
うちの子もだいぶお兄ちゃんになってきたというか、
小学校6年生の長男がなったんですけど、
ほんと炭素の角に指ぶつけたり、
何にもないところで転んだりするんですよ。
うちの子ちょっとドン臭いなって思いはするんですけど、
今考えるとコロナ禍で小学校生活を過ごしてきたんで、
そりゃそうだよなって思う部分もあるんですよね。
わかるわかる。
それで言うとたぶん1年生単位の吉見さんなんて、
コロナ禍の時って乳児さん幼児さんだったお子さんたちも、
いわゆる乳児幼児の時の大事な経験を、
もしかしたら一般の時より詰めてない可能性があるから、
なんか感じてる気もしますよね。
そうですね、いっぱいあります。
友達との距離感がやっぱり測れてない。
さっきその距離感の話とかも出てきたけど、
そんなくっついてるつもりはないけど、
すごく距離が近いようだとか、
コロナ禍で外遊びとかも制限されてた環境っていうのもあると思うので、
しゃがむとかも屈伸とかもできなかったりとかするんですよ。
そのゆらゆらするっていうのが、
親御さんからすると悪い癖がついちゃうかもしれないって感じちゃうかもしれないんだけど、
むしろこの成長中、ゆらゆらする感覚で、
自分のいろんな神経とか脳を育ててるっていうふうに捉えてもらうと、
焦らなくて注意しなくてもいいのかなと思いながら聞いていて、
まだ子どもたち、交通整備ってすごいわかりやすいなと思って聞いてたんですけど、
聞かなくていい情報とか、車が大渋滞みたいなところをしてるのを、
いろんな感覚とか刺激で成長することによって、
だんだん必要な車だけが開通していくのかなと思うので、
ゆらゆらするのも回るのも必要なんだなみたいな。
プラス、時代背景とかコロナの後とかでちょっと遅れてるっていうのも、
我々大人はちょっと頭に入れておかないといけないですよね。
昔はそんなことなかったじゃなくて、やっぱり環境が変わってるっていうのは、
すごく意識して認識しておいてあげないと、
子どもたちに怒られるばっかりになってかわいそうかなっていうのは思いましたね。
でもやっぱりブラブラしてたら、ちゃんとピシッとしなさいって、
1年生でも言う時だってありますよね、きっとね。
体を止めてみようとか、止めなきゃいけないでしょうではなくて、
ちょっと意識して体にテレパシーを送って、体止めてごらんとか。
お母さんたちも病院とかで走られちゃ困るわけですから、そこはね、社会のマナーとして。
今は忍者になってごらんとか、ちょっとちゃんとしなさいじゃない別の表現で、
止まるのも練習、トレーニング、遊びみたいな形でやってきると、
ちょっとね、バトルも減りそうですよね。
素敵な表現。
めっちゃいいかも。
動かしてみるのも確かに自分のトレーニングになるかもしれないけど、
止まってみるのも確かにトレーニングですもんね。
そうですね。そこもね、成長とか遊びの流れでできると、
ちゃんとしなさいっていうしっかりワードが有名なね、しっかりワードがちょっと減っていくかなと思ったり。
そうですね、そうですね。
なんかそれで言うと、学校で言う立腰って言いますけど、腰骨を立てる、いわゆるシェスジピンみたいなやつですね。
立腰も結構いい刺激になるので、別にあの姿勢が悪いわけではなくて、
あれで言い続けるのがしんどい子はいるけど、あれをやっちゃいけないとかさせちゃいけないってわけではないと思うので、
あれも今の吉見先生みたいに、子供がノる言い方で適宜させてあげるのはいい刺激になると思いますね。
育てていかないとね、ずっとクネクネされてもその子がね、いつかつらくなってしまうのでね、
動かすっていうのも大事ですよね。
そうですね、背と胴の動きはどっちも大事だと思いますね。
クネクネし続けたらきっと、ピシッとするために今クネクネしてるんだっていうのとはまたちょっと違うんですか?
どう受け止めたらいいのかなと思って。
なんか学校で見てるとクルクルしてる子いるじゃないですか。
入学しました、廊下でいつもクルクルしてます。
その子今クルクルしてないです、廊下で。
あと海苔、水のりも、誰もが垂らしてトロトロを手で味わってるじゃないですか。
やめなさいっていうのは簡単なんですけど、それどうするの?って言って触らせてみた子は、春に海苔の研究してた子は今やってないです。
感覚が多分味わい尽くした。
今度また別の子が今やってるんですけど。
まだ味わってない子がね。
この子そのターン来たのね、みたいな形で。
今日はまた別の子の海苔を下地勤に垂らした海苔を乾かしてるんですけど、うちのクラスは。
順々にそのタイミングが来るみたいな。
ずっと垂らし続けてる子はいないですね、半年ちょっと。
じゃあもしも一番初めの段階で、もう汚い、ダメ、海苔はそうやって使うもんじゃないのって、初めから全員に言ってたらどうなっちゃうんですかね。
どうなんですかね、でも保育園とかで逆に言えばスティック海苔、いわゆる大人が使うスティック海苔、保育園でいきなり子供に使わせるの、多分見たこと皆さんないと思うんですよね。
今海苔の例が出たから。
だって大人からしたら、大和海苔の指ですくやつ、いつ使うねんって思って買ってません。
多分、なんでこれやねんって。
でもあれは子供にとってやっぱ必要な良感であって、もちろん触り心地の感覚もそうだけど、
海苔ってこれぐらいつけるとこうやってつくんだなとか、そういうのをやっぱり自分で学んでいくために、ほとんどの保育園で統一して大和海苔のあれを使っているわけですから、
そういったところも知っておくと、確かにっていう知識と当たり前に組み込まれている保育の世界、教育の世界のものが一致していくと大人も納得できるのかなとは思いますね。
確かに、指ですもんね、ツボ海苔使ってますよね。
海苔ツボ海苔ですよね。年長さんになるとチューブ状の大和海苔みたいになりますよね。
そうそう、うちの子今使ってる。
それはそういう教育的なっていうか、そういう観点からも。
そうですよね、あと保育士さんの話になるけど、保育士さんってほんとすごくて、例えば新聞ビリビリする遊びとかあるじゃないですか。
ありますね。
そういうのが子どもたちに必要だなっていうタイミングになったら、保育環境を変えた方が子どもたちの遊びがどんどん発展して、その感覚というかその遊びの経験を子どもたちが満たしきれる可能性が高いから、
今まで例えば新聞紙ってある1コーナーに置いてあっただけだったけど、翌朝子どもたちが来たらいつもの畳のコーナーの端っこに前に実は出てるとか、
そんな風にささやかに環境設計を変えたりしながら、子どもの遊びとかブームとか、今この遊びきそうだな、今この刺激入れてあげたいなっていう状況に合わせて実は保育環境を変えてる縁とか結構あるので、
だから保育士さんから学ぶことは本当にたくさんあるなって教師として思いますね。
本当ですね。
場のプロデューサーですね。
そうっすね。
そこにあれば、しめしめと見て、すごいプロだ。
まさに子どもが真ん中ですね。
本当だ。
って思います。
はい、お二人ともどうもありがとうございます。現場の話からまた幼稚園の先生の話まで出てめちゃくちゃ面白かったです。
ありがとうございます。
なんか僕も嫌なんで、ちょっとしなさい、じっとしなさいってすぐ言いたくなっちゃいますし、それでも言わなくてもいいところか、言わないことの方がプラスになることもありえるって思うだけでもなんかめちゃくちゃ救われたなと思って、
今日いい話聞いてとってもよかったです。
いやーよかったです。もうお家の人もね、ああまあそんなもんか、そのたんかっていうふうに吉見先生みたいなあったかい目で、ぜひぜひ我が子を見守ってあげてください。
ね、今だけってね。
あーそう、今だけ。
今だけ。
今の吉見さんの言葉素敵素敵だから、一個だけ友達のエピソード紹介していいですか。
お願いします。
私の尊敬するママが一人いるんですけど、その子が言ったのが、すごいよね、毎日こんな、我が子にこのテンションで関わり続けるって結構俺すごいと思うんだけど、マジでプロのママだよねっていうふうにその子に言ったら、
その子から帰ってきたのが、え、だってさ、こんなことさ、やってくれるの、もう今だけだって思ったらさ、何しても可愛くてみたいな。
素敵ー。
いやすごいなって思って、めっちゃ元気なんですよ。
すごいよー。
めっちゃ元気な子なんだけど、俺も一日だから思いっきり遊べるけど、毎日がしんどいなって思って、それを言ったら、それが言えるママが僕の友達にいて、
うわー素敵ー。
こうはなれないけど、見習おうとは思いました。
見習おう。
なれない。
それは無理。
これはちょっと神々のレベルだと思って置いておきましょう。
そうね。
いつも心のどこかに持っておきたいですね。
そうですね。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
じゃあそんなわけで、1本目のエピソードとして、教えて先生どうしてうちの子はじっとできないのをお伝えいたしました。