2024-09-23 35:02

#99 Q05.最近の親ってどう思う? | 大学生の質問SP

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塾講師のバイトで、生徒の親から言われのないクレームを受けて困ったことがあるという大学生からの質問。

親は学校や教育機関とどう関わるべきか?話してみました。



《 めいむーん:谷本明夢 》


宇宙物理学科卒のコミュニケーションディレクターとインタビューライター

物理を本気で楽しむ恩師との出会いで、人生が変わった人。数学者の夫と2人の子供と、東京→アメリカ→デンマーク→熊本→名古屋とほぼ世界一周。アメリカ・コペンハーゲン在住時には小学生を相手にサイエンスワークショップを主催。デンマーク在住時には、現地の教育に興味を持ち、訪問やインタビューを通じて教育と幸福度についての知見を深める。現在は "Being"の解放と価値の最大化を軸に、ことばとコミュニケーションによって自由に生き方を選べる人を増やすための活動をしている。明るい夢を生きる人たちのための応援団長。



《 つぼけん 》


大学の自主映画サークルで映像制作の面白さを知り、映像の制作会社に入社。カメラマンディレクターとして、北極🐻‍❄️から南極🐧まで世界各地で撮影をしてきた。現在は「月曜日に会いたい人をふやす」をテーマに、映像🎥・写真📷・Podcast🎤などメディアを横断して活動中。



《 大ちゃん:大野大輔 》


共育ファシリテーター。

学校と自分が嫌いだった学生時代を、ある恩師が幸せに変えてくれたことがきっかけで教師の道を志す。10年勤めた公立小学校を退職し、現在は(株)先生の幸せ研究所のコンサルタントとして全国の学校園の伴走型支援を行うなど、「教育をもっと自由に」をテーマに活動している。

○(株)先生の幸せ研究所 コンサルタント

○鎌倉市教育アドバイザー

○社会教育士


感想はX(旧Twitter)「#ほぼ教」でつぶやいていただけたら嬉しいです!

【つぼけんX(Twitter) : @tsuboken_mol】お



概要欄の最後まで見てくれているあなた、こんちは!!

そしてありがとーーー!!!ハイテンションで行くぜーー!!いぇーーーーーい!!

(あ、つぼけんです)


このポッドキャスト、ついに99回まで行きました。

幻の第0回を一時期アップロードしていたこともあるので、合わせたらもはや100回ですよ!100回!!まじかよ!!!


「自分たちが学びになればいいよね」と、王子駅前の焼鳥屋で話し合ってから3年弱。ただ学びになるだけじゃなく、出会いと成長と、他言葉にならない色んなことを学ぶことができました。

心から聴いてくださっている方のおかげです。ありがとうございます!!


次の第100回は学生さんからの質問SPをちょっとお休みして、100回ならではの特別編をお届けします!

どんな回になるのかぜひ楽しみにしていてください。

102回では、意外なサプライズが、、、、おっと、誰も読んでいないとはいえ喋りすぎた🤫

ここら辺にしておきますね。

ここまで読んでくれたあなたに感謝と愛を込めて、これからも楽しんで続けていきます!

また次のエピソードでーーー!!!!

00:02
それでは、大学生の質問スペシャル5問目になります。
大ちゃん、めむさん、よろしくお願いします。
お願いします。
大ちゃん、ついに我々ほぼ教エピソード99になりました。
いやー、メモリアルや。おめでとうございます。
皆様のおかげで、100回まで目前ということで。
もうさ、メモリアルすぎるよ。
だって最初ね、僕、つぼけんから誘われた時、知らなかったもん。
ポッドキャストとは何かね。
ポッドキャストとは何かとか。
でもなんか、あの時につぼけんにやろうって言われて、やろう、やろう、やろう、それって何?って聞いた、あの時。
なんか、そこから99。
99回来ましたね。
いいね、メモリアルだね。
はい。
これで、100回で終わっちゃうなんて、ほんとにもう寂しいな。
終わんない。
終わんないか。
100回は100回で、次回100回の特別専門ありますので、皆さん楽しみにしててください。
それより、どんどん大学生の質問続いておりますので。
それでは、99回目の5問目、こちら。
最近の親ってどう思う?
我々3人ともが親でもありますけども、最近の親ってどう思う?というムーさんからの質問です。
これまだ何とも答えられないですね。
どう思われてんだろうって思ってます。
分かる、分かる、分かる。
思うじゃないよね。
思われてる方でさ。
どう思われてんだろうって。
当事者だから。
めっちゃ分かるわ。
はい。
これも実は教育の真ん中の質問ではあるんですが、ちょっとムーさんの声聞いてみてください。
私が聞きたいのは、最近の親どう思う?です。
親について。
はい。
これは何で質問してくれたんですか?
結構最近理想の先生であったりとか、先生側の理想を結構親から押し付けられることが強くなってんじゃないかなっていうのと、
極端な話ですけど、昭和とかって大罰が結構横行してたわけですけど、
教師へのリスペクトが強かったじゃないですか。
それもうちの子が悪いんでっていう思考になってただろうなっていうのはあったんですけど、
最近の親、ちょっと主語でかいですけど、
そうじゃない人もいますけど、結構我が子を可愛さにとらわれてる子が多いかなっていうのが結構見受けられまして。
実体験なんですけど、バイト塾講師してて。
塾ね。
中2の男の子が宿題をもう半年くらいしてきてないんですね。
最初の方は、宿題やらなくても後悔するのは君だからねって言って本人してたんですけど、
03:01
親からクレーム入りまして。
テストの成績が上がらねえって。
そろそろ宿題やってないから、そろそろだ。
塾長、私、生徒、生徒の保護者の4社面談が、塾始まって以来初だったんですね。
どうなってんだって怒られて。
私が。
私が。
生徒の保護者に。
いやいや、宿題やってないからですよって話。
宿題やってないですよ、お宅のお子さんって言ったんですね。
そしたら、うちの子はしっかりしてるからそんなわけないだろうってブチ切れ始めて。
いやいやいやいやいや。
ちょっと待て、ちょっと待て。
で、実際にその子に家帰ったらテキストを親に見せろって言って。
テキストを見せて、宿題のところ何もやってないっていうのが親にばれて、
次の日手土産持って謝りに行きました。
とても清々しかった。
私が間違っていましたと。
私が間違っていました。
みたいなことがありまして、余計に先入観っていうか。
うちの子はっていう始まりをする人が多いなっていうのが。
うちの子だけは宿題してないなんてありえないから始まっちゃってるからね。
そうなってくるとね。
あとは地元のサッカーチームでレギュラーに入っていないっていうだけでクレームを言う親っていうのもいまして。
なんで私の子供がレギュラー入ってないんだみたいな。
お宅のお子さんがサッカー下手なだけなんじゃないの?みたいな話なんですけど。
っていうような感じで、結構親がうるさくなってる時代になりつつあるなって思いまして。
そこら辺どう思ってんのかなっていうのが気になりました。
なるほど。
モンペとかっていうね。
モンスターペアレンズって言ったりするよね。
ほんとめんどくさい。
ほんとめんどくさい。
うるさすがいがあるからね。
うるさい。
うるさいってなるよね。
最近の親に一言。
ちょっと静かにしてくれ。
ちょっと静かにしてくれ。
わかりました。ありがとうございました。
はい、というわけでムースさんの質問でした。
めっちゃ本音出まくってましたね。
実際困ってるね。ご本人は困ってるので。
塾やっても先生が落ちたのはお前のせいだって言われるし。
サッカーでもなんでレギュラー入れないんだって言われるし。
もう昔は先生お願いしますっていう感じだったそうなのに、
今は先生のせいだって言われるから、どうなのっていうふうに思っちゃってるそうなんです。
めちゃくちゃつらかったというか、みたばさみで苦労するんだなっていうのがひしひしと伝わってきましたね。
06:00
そうね。実際に困っちゃったらね、なんとかなんとかしてくれよって。
親どうなってんだよって思っちゃいますよね。
これはどうなんだろう、私最近の親も何もちょっと時代比較ができないからあれなんだけど。
だいちゃんとかはどうなんですか?
ねえ、ムースさんいいね、なんか宿徳の有吉みたいな。
結構ドッグ入ってくれて。
有吉。
結構好きだな。はっきりしてるのが好きだわ。
いやー素晴らしい。
たぶんムースさんの言葉聞いて、そうだそうだって思う人はたくさんいるだろうし、
たぶん学校関係者でも結構聞いてくれてる方いますけど、超共感しますよね、たぶん。
ここから僕もちゃんと意見述べないとだめだよね。
これ炎上案件だからね。
でもここで逃げたらほぼ今日じゃないですよ。
なるほど、お願いします。
都会でちゃんと保険かけるんですけど、やっぱりくぐっちゃいけないよね。
集合が大きいって、僕も本人も言ってたよね。
ムースさんも言ってたけど、僕もちゃんと言いたいのは、本当に昔からそうだけどね、
すごくいい保護者もいれば、ちょっと学ばなきゃいけないぞっていう保護者もいて、
じゃあ、自分がどっちに入ってるかって言ったらね、本当に僕めちゃくちゃ情けない親でして、
保護者として。
僕がね。だから、親になって分かったけど、親って大変ね。
分かる。
ちゃんと保険かけたので、僕意見言いますけど、やっぱり昔と今とか比較って、
本当、部分のね、保護者で比較できないから難しくて、あえて部分で言ってみるよ。
やっぱり、たりつだったり、うのみみたいのはすごく感じたのが正直なんですよ。
例えば、たりつって意味ではさっきのね、ムースさんの事例でもあったけど、
これが本当に先生のせいなんだっけ?みたいな責任の乗せ方をしてくるっていうのは、
僕何度も正直経験あります。
なんかね、うのみっていう言葉ね、これは結構増えたと思ってる。
例えば、子供が家に帰ってきてね、
ママ、僕何々くんにすごい殴られたとか、嫌なことされたって言ったら、
そうなの?分かった。私が何かしてあげるって言って、電話をバーッとかけて、
あなた知ってますか?これ。うちの子。泣いて帰ってきたんですけど、どうなってんですか?みたいな。
クレームみたいな。これはやっぱり数としては増えてます。
実際これリサーチが国としてもされていて、クレーム件数だったり増えてるんですよ。
うん。
だからそういう意味では、たぶんムースさんが思っている最近のおやってっていうテーマは、
09:04
なんか、たぶんね、間違いないところがあるんじゃないかなっていうのがありますね。
どうでしょうか。
どうでしょうか。
ちょっと慎重になってる。
割と慎重だったね。
なるほどね。
他立って多席っていうことですか?
まあ、多席に近いかな。
他立の漢字ってどういう漢字?立ってどういう?
まあ、立する方かな。
自立と他立?
だから、やっぱり誰かのせいにしないでは自分は生きられないっていうか、
多席の方が近いかな、イメージは。
なるほど。実際にそういう統計もあるんですね。
あります。これね、ちゃんとされてるんですよ。
よくヘリコプター保護者みたいな。
ヘリコプター保護者?
ヘリコプター保護者。
新しい?初めて聞いた。知らない。
これね、何回かメディアでね、出てる言葉で、
ヘリコプターっていうのはすぐ上空にいて、いつでも助けるよみたいな状態。
だから、子供がね、どんどん多席、多立になっちゃうっていう意味で、
例えば、公園で遊んでるお子さんがいて、すぐ近くにいて、
なんかちょっとでも嫌なことされたら、何やってんですかって言って、
親が助けちゃうみたいなのもそうだし、
さっきみたいに軸格子に乗り込んできたって方も、
ある意味、ヘリコプター的にすぐ助けるっていう。
行為が実は多席、多立につながっている。
成長とは逆に言ってしまう、みたいなことをしちゃうっていうのが、
ほんと言葉として出たくらい、そういうのは増えてるんだと思う、やっぱり。
言葉が生まれるっていうのはね、現象に後からついてくるからね。
そうです。
言葉が生まれてるってことは、そういう現象があるってことですね。
そうなんですよ。
ヘリコプター、そういう比喩なんだね。
ね。
上空でこう見てて、あったらもうすぐ降りてくみたいなね。
災害救助とかもすぐにね。
災害救助とかも含めてね。
ただですよ、こっからですよ、本領発揮。
じゃあ、なぜ増えたのかって考えたくないですか?
気づきになった。
ね。
なんでですか?
これはもちろん、エビデンスはないわけだから、
僕の想像の範囲内で言うと、なんか困ってんだと思うんですよ、親が。
もう、育児どうしたらいいの?とか。
家でどうやったらこの子、幸せな人生を送れるの?とか。
このままじゃ、この子がちゃんと幸せな人生を得られるか分からないっていう不安に駆られてしまって。
それが爆発して表に出ちゃった場面が、ヘリコプターの場面かもしれないじゃないかって、すっごい感じていて。
あえて想像してみると、今って片親だったりとかね、が多いっていうのも実際あるわけでしょ。
12:02
あとは、共働きもそうだし、あとは2世帯が減ったとかも、これ事実でちゃんと増えてるわけじゃないですか。
あとは、地域の方との関係性が希薄になってしまったとか。
多分、あらゆる情報は見てみるとね、調べてみると分かるかもしれないけど、想像の範囲内でいくと、そういうような関係性とか、
実態によって引き起こされてるのが、今の先の親っていう部分なんじゃないかなっていう見方もできるかな。
さすがですな。さすがですね。
どうですか、ここは。
めっちゃ分かるよ、すっごいそう思う。
プラス、多分、先生の理不尽さんの話の時に出たと思うんですけど、周囲の目と情報の多さ。
情報の多さもあると思う。
ネット、SNS上の情報の多さと、同じように、友人も含めてSNS界隈からの監視の目。
なんかちょっと問題があると、親が問題あるんじゃないかみたいな叩かれ方をする可能性がある。
この監視社会の中で、すごい息苦しいよね、お母さんは。
だから、やっぱり、ちょっとでも何か子供に危険信号が。
昔だったら、それこそ、見られたとして家族とか近所の人ぐらいだったのが、今だったら第三者が勝手にSNSとかでだってっていうことだってあるわけじゃないですか。
こんな子がいたとか、写真撮って拡散されちゃったとかっていうのもあるぐらい、誰にどこで見られてるかわかんないっていうような状態の中で、
子供が自力で問題を解決するまで待ってる心の余裕が持てないよね。
向こうの親が先に動き出すかもしれないし、近隣住民が先に通報するかもしれないしと思うと、解決にサッと乗り出しちゃう気持ちもすごくよくわかるし、
あとやっぱり、SNSとか見てると、子供がね、例えば、心を壊しちゃってとかっていう悲しいニュースもたくさん入ってくるわけじゃない。
そうすると、その兆候がちょっとでも見えると、すごく不安になって、こうなるかもしれない、ああなるかもしれない。
昔以上に、たぶん不安が拡大しやすいから、だからなんか、すごい初手で親が出て、なんかこう、解決してあげようみたいに動いちゃう。
みたいななんか、余裕のなさっていうのは絶対あるんだろうなって、今の話聞いててさらに思いました。
ね。余裕ないとかさ、本当に困ってるんだっていうのは、結構近く見ててもそうだし、僕自身を見ててもさ、すごい感じるよ、そう思って。
だから、なんかそこらへん見るとさ、実は最近の親ってね、あえてラベリングした方々って、めちゃくちゃ救ってあげなきゃいけない人なのかもしれない。
大きくね、本当に数十年で社会のあり方が変わったじゃないですか。
15:05
インターネットとかだって、生まれてほんのね、20年とか、20何年?
SNSとかが活発になってまだ十何年とか、そんなもんでしょ?
うん。
だからなんか、社会のあり方が追いついてないままに、困りごとがね、あちこちに多発しているから。
昔だったらこういうふうに、近所の、それこそその近所ネットワークで解決できてたものが解決できなくなっちゃったりとかもするし、
昔だったらね、自分の目の前の親に相談すればよかったのが、もう社会のありようも違うし、親も離れてるしみたいな感じで、全然サポートも受けられない。
誰も正解を知らないような子育ての世界の中で、一人一人が戦ってるような状態。
みんな知らないんだよね、どうしたらいいのか本当に。
うん。
分かんないからこそすごい不安だし、確かになんかそういうのはあるだろうなって。
で、それでいてまたそのね、なんか声を上げるのがまたこう自由になってきてるのもあるじゃないですか。
うん。
昔より声を上げやすくなって、それいい面でもね、困りごとが多分顕在化しやすいっていう意味ではもちろんいい面ももちろんあると思うけれども、
その分苦情とかそのクレームっていうのも届きやすくなっちゃう。
悪い面ももちろん距離一体であるんだろうなって。
だからやっぱそこのね、クレームの数の増えからやっぱ親御さんの困りごとにやっぱ視点がいく大チャンはやっぱすごいなと思うし。
そうね、大チャン。
でもやっぱりそういう、ムーンさんもでもね、そういう時代の変化をね、そうやって感じるんだなっていう。
そうだよね。
なんかだって20年前生きてなかったはずじゃない?大学生ぐらいだったらね。
そうね。
そうそう、その頃の時代を知らない人でもなんかやっぱりその危機信号という危険信号を感じるアラートがなるんだなと思って。
今の子育てのこの現状に対して。
確かにね。ムーンさんがさ、学校の先生のリスペクトについて触れてたと思うんですけど、やっぱりリスペクトが薄れていった。
これやっぱり事実の部分あると思っていて。
例えば、学級崩壊って言葉、これって誰が生んだ言葉かって、元々たどるの難しいけど、よく言われるのは、確かNHKのドキュメンタリーで初めて公に出てきた言葉だったはずなんですよね。
そこらへんからたぶん、ある意味の煽りみたいなのが出てきていて、うちは大丈夫なんですか?とか。
もう一個、新聞社名は言えないけど、マイナスな情報なんで。
学校の先生にもっと物申していくべきだ、みたいなのは、実はかなり出てたんですよ。
で、やっぱり学校は社会構造が変化したのに変わらないでおかしいから、もっともっと保護者地域から声を上げていかないと学校変わらないから、もっともっと行っていいんだよ、みたいな。
18:06
これもちろん、言うことは悪いことではないっていうのはありつつも、そういうのやっていこうっていうのって、ちょっと運動として広がったっていうのは、実際、メディアとしてもあったわけですね。
そこらへんから、やっぱりリスペクトっていう部分で、アラートが出てきたっていうのは、僕自身現場にいてすごく感じたし、
クレーム出してる方がね、僕はクレームって言いたくないんだけど、クレーム出してる方が、何によってそれ、飼られてしまったかってたどっていくと、やっぱりね、不安とか、あるいは正義感だったりとか、
あるいは誰かのために、私が代わりに行ってあげてるだったり、思い寄りだったりするわけですよ。
だから、その根っこをたどると、やっぱり問題は仕組みなんだなっていうのがよくわかっていて、
だから、本当にその表面上に出てしまっているクレームとか、理不尽な物言いっていうのは、かなりつらいし、
たぶんムースさんみたいに腹が立つっていうのも、すごいわかる方たくさんいると思うんだけど、それの根っこをたどると、本当は仕組みの問題はかなり大きいですよね。
なんかこれ私、保護者としていつも先生とかと三者面談とか、二者面談とかあるじゃないですか、学校の先生と話すときにいつも聞きたいけど、
たぶんあんまりちゃんと答えてもらえないのかなって思っているのが、保護者と先生方っていうのが、
どういう関係性になると、一番子どもたちって安心して学校で暮らせるんですかっていうのを聞きたいんだけど、
けっこう保護者だから、本音が言えないんだと思うのよね、先生は。
聞いては見るんだけど、なんかあればいつでも言ってくださいとか、すごい優しい言葉で返してもらうんだけど、
いつもそれを気になってはいたんですよ。
そうそう、私たち側からの見た学校とかはわかったとしても、先生たちはどんなふうに思ってんだろうなーみたいなのは思ってたんだけど、
なんかそういう、仕組みの話でもいいし、こういう関係性の学校がすごい素敵だったよみたいな話でもなんでもいいんですけど、
もしよかったら、ちょっとだいちゃんに聞いてみたかったら。
これね、けっこうシンプルで、知っているっていう状態を作れていると、すごく良好な共同関係になっているっていうふうに、
まさに共に育てる教育者関係になっている学校はいくつでもあって、
21:01
地域限定されるとあれだから、愛知県のほうの学校で保護者の方と対話するみたいな場を作ってる学校があるんですよ。
それが、けっこう本音で話せるすごくいい場をたくさん作っていて、そこもちろん自由参加なんだけど、かなり来るんですよ、人。
先生と保護者が頻繁に話せたりとか、それだけではなくて、授業をね、保護者地域の方が見に来るみたいな機会もたくさんあるんですよ。
それで見た後に対話するとか、これって負担が増えるように見えて、負担が軽減されていくっていうのは、その学校の先生たちが言っていて、
良好な関係になっていくことで、いろいろ相談もできるし、知らないがゆえに起こるトラブルはかなり防げているんですよ。
その学校ね、退勤時刻めちゃくちゃ早いのね。残業時間超少ないし、質の高い教育もできてる。
で、保護者の方、地域の方と触れ合う時間をたくさん作ってることで、知っている状態が作れてるんですよ。
で、一番最初の対話会で僕とファシリテーションやらせてもらったんですけど、その中である保護者が言ってたのが、
あ、先生も人間だったんだって。
これ、そのレベルからやっぱり話さなきゃいけなくて、
あ、なんだ、そんな働いてるって知らなかったとか、
あ、先生もそんなこともやってくれてるんですねとか、
これ反対もあってね、保護者って朝学校に送るっていうのがどれだけ大変なのかわかりましたとか、
お互いの苦労してる部分とか、創意工夫してる部分とかを知っていくことで、見えてくるものってたくさんあるじゃないですか。
そういうのやってるって学校があって、すごいシンプルだけど、お互いを知り合うっていうのを充実させていくだけで、
ほんと見違えるような姿でなるっていうのも結構ありますね。
ちょっと聞いてみたいんですけど、私もね、ぜひね、そういう先生の本音みたいな、
もう本当に個人としての話をね、ぜひ聞きたいなと思うんだけど、
例えばそれって、保護者会みたいなのってあるじゃないですか、段階とか。
授業参観とは別に、クラスで先生と話せる場とかってあるんだけど、
全然そんな雰囲気にならないんだよね。
先生は先生っていうかさ、やっぱ先生としてそこに立っちゃうみたいなのってどうしてもやっぱりあって、
なかなか本音トークにお互いにならないんだけど、
そういう、なんだろう、同じ先生と保護者が集まってる場でも、
全然多分質が違うんだろうなって思うんだけど、
そこに例えば第三者の介入って必要なのですか?
第三者いなくてもそういう場で作れるものなのか。
どうだろうね、なんかいろんな切り口はありそうだけど、
まあなんか、無理なくちっちゃく作るなら何気なくこう接する場面とかってあって、
なんかそこら辺で5分ぐらい話してみるとかでもね、いいかもしんないし、
それぐらいから始めるってのもありだしね、
24:01
あとはなんか保護者会のあり方とかもそうだし、
なんかそういう構造的なね、ものをこう変えるとしたら、
それなりに組織として動くものがあるから、
第三者みたいなのをね、活用して変化させていくっていうのはもちろんあるけど、
一保護者としてなんかできることとしたら、
たまに会う場面で何気なくこうちょっと開示してみるとかね、
自分からね。
うんそうそうそう。
あとは先生のパーソナルの部分聞くっていうのは、もしかしたら聞きにくいかもしんないけど、
なんか人間見合うような話をするようなところから始めてみると、
いいかもしれないとかあるけどね。
なるほど。
超個人的な興味があることを聞いてしまいました。
全然、めっちゃど真ん中だったと思う。
意外と嬉しいんだよ。
そうなのか。
聞いてもらうとか、そういう話ができるっていうのは全然嫌いじゃないし、
そういう機会が少ないっていうのは事実だからね。
本当は多分先生たちもそういう機会作りたいと思ってるかもしれないけど、
学校としてそういう全体で決まってるから、なかなかできないっていう人もいるだろうし、
働き方改革とかね、今たくさんこう言われて、僕も推進してる立場ですけど、
それがゆえにそういう機会が減ってるっていうのもあるわけだし、
本当難しい中だけど、実際そうやってね、お話するっていうのは全然嫌いじゃない人が多いと思うから。
なるほどね。なんかその肩書とかさ、立場を背負って話すと、
やっぱなかなか難しいのかな、そういう対立向上になりやすいのかなと思ったんですよ。
やっぱりなんか話を聞いてて、親御さんからのクレームとかも、
立場っていうものを背負っちゃった瞬間に言えなくなることがあったりとか、
あるある。
そうそうそうそう。なんかそうじゃなくって、やっぱその手前の段階でなるべくね、
ある程度肩書きはあるんだろうけど、1対1とかね、個人と個人として何かシェアできるものが増えるだけでも、
全然物事に対する見え方って変わるだろうなと思うし、
思いやりの部分ね、相手の向こう側、だいちゃんが言ってくれて、母さんにも事情があるかもなとか、
目の前で起こってることだけじゃないところに目が行きやすくなるんだろうなっていうふうに、
お互いに、親側も先生側も思って。
確かに。
私もじゃあ非常に個人的だけど、ちょっと自己開示を。
しに行く。
はい、しに行こうかなと思いました。
ありがとうございます。
ムーさんもありがとうございます。
そうそうそう、そう思いました。
このムーさんのね、親の方から、なんでなんだよって来ちゃったから、うーって、なんなんだよって思っちゃうけど、
その親の方が、もしもちょっと今まで見れてなかったけど、やっぱりその子のために真剣に向き合いたいって思ったから、
ちょっと成績上がる方法一緒に考えませんかっていう態度だったら、
27:03
いや、実は宿題やってなかったんですよって、
あ、やってなかったんですか、教えてくれてありがとうございます。
いや、やらせるためにはどうすればいいですかねってなってたら、
きっと子供にとっても、そのお二人にとってもいい方向になるのかなって思ったりもするし、
まあ本音でね、きっちりコミュニケーションするって、難しいですけどね、できたらいいですよね。
ほんと難しい。
最後すっごいしょうもない話していいですか。
この前あの、塾、息子の塾のお迎え行ったんですよ。
僕あの、マイク買ったもんで、マイクのテストしながら行ってたんですよね。
マイク片手に持って、塾の外とかで今道路上にいます、ノイズはどうでしょうかとか言って、
じゃあ今階段を歩きますなんて話しながら、夜にね、このTシャツとサンダルのお父さんがマイクで喋りながら、
おーっつって迎えに行ったら、もうあの、職員室の先生たちがみんなピシーってなってしまって、
わーっ、申し訳ないみたいな、完全にクレームに来た親みたいな感じに思われちゃって、
今日ロコを持ってみたいな。
突撃しに来たぞこいつみたいに思われちゃってたんだなと言って、わー申し訳ないです、すいません、
あの、マイクのテストしてるだけなんでって言って帰った覚えがありまして、悪いことしたなと思って、
今、痛烈に反省をしているところです。
まさにMPですね。
MP、なんですかMP。
モンスターペアレントですよ。
モンスターペアレント。
証拠取りに来やがった。
申し訳ないことしちゃったなと。
お疲れ様でしたって皆さんに言っていただいて、すいません、皆さんこそお疲れ様です、みつもありがとうございますみたいな。
面白い。
大変反省しました。
それはびっくりする先生。
見ないもん、見ないもん、だって本当に見ないもん。
マイク持ってくる親はあんまりいない。
あんまりいなかったですね。
さっき一人ごと言ってる人は慣れてきたけど、このね、イヤホン使ったね。
だいぶ慣れてきたけど、それは慣れてきたけどマイクはいない。
ケース上げときゃいけるかなと思った。
目線がもうマイクにしか行ってなかったのに、あ、これあのテストなんだよなって。
悪いことしちゃったなと。
反省をしております。
さすがです。
というわけで、そんな親友。
どんなわけで。
話せればいいなってことですね。
シャープ99のまとめはこれでよろしいでしょうかね。
マイクは持っていかないということですね。
マイク持っていかないで終わっちゃっていいのかなこれ大丈夫かな。
解決策。
素敵だと思ってるエピソードは入れていいの今大丈夫なの。
お願いします。
いい?
この前ある学校の保護者対話会ってとこに僕またファシリテーション行ってきて、さっきと全然違う学校なんだけど。
そこでね、いわゆるモンスターペイアイレントみたいなね、クレーマーを相手にしたわけですよ僕は。
30:06
その対話会に来てたわけ。
大体対話会って開くとすごい協力的な方かすごく意義ありみたいなね文句言いたいという方の両者が来るわけよ。
その本当にその学校一のクレーマーみたいな方が僕のとこに来て、いろいろ話してきたわけですよ。
また続き良ければ話しましょう今度って言ってたら、僕あたりに電話来たの。
ほら会社の紹介はしてるから、会社のホームページから電話のほら代行サービスがあるから、そこでね僕に代行から来て、
で僕一応まあじゃあかけますかってなって代行通じてかけたわけね。
でそこで30分くらいやっぱ聞いたんだよいろいろ。
そしたらクレームではなくてすごく困ってたやっぱり。
でもう泣きながら正直今本当にこの育児このままでいいか不安すぎてつい学校に当たっちゃっててって最後ポロッと言ったんだよね。
でなんかその伝え方だけ変えればいいのかなっていう結論にお互いたどり着けまして、
でその保護者がまあ自分なりにちょっとこれからは伝え方とかね聞き方とか変えてみようと思いますって言って、
そこからね3ヶ月ぐらい経った後に校長先生からね僕LINEしてるんだけど何々さんからいろいろ働きかけがありまして今一番の協力者ですって。
素晴らしい。
もうね何か学校開拓しようって時にはその方もプロジェクトに入ってくれたりとか対話会でも他の保護者に促してくれる人になってるわけで、
やっぱりこう愛を持って接するとその人の矢印は変わるかもしれないよね。
本当にねだいちゃんのクレームはめっちゃクリエイティブよねみたいな考え方あるじゃないですか。
ある。
何で何でそう思うのみたいなすごいこう何だろうこう受け取り方がだいちゃんの場合例えば何を言っても多分すごい興味を持ってくれて、
いやなんかきっとそこに何かあると思うんですよ本当に大事なことがみたいな風に聞いてもらえるその受け止め方って、
矢を持っていってもそれじゃねみたいな感じで矢を置いて、それまでは抗戦的にワーってくるんだけど、
そうなんだよちょっと聞いてって言って矢を置きたくなる感じがすごくあって、
愛を持って接するっていう話を言ってたけど本当そうだなってきっとその言葉の裏側に本当に言いたいことがあるのかこう垣間見える。
そうだね。
でもなんかそうモンペだみたいな風に対応されると矢がもう一本出てくるというか、
33:01
そうそうそう抗戦的に来たなみたいな感じでこっちも武装したくなる気持ちもわかるじゃないこのモンペ側、
モンペ側的にはね相手がだから本当に受け止めてくれるってなったら置くし、
なんか来た来たっていう風に対応されたらもう矢なのか銃なのかみたいなのを取り出したくなる気持ちもわかっちゃうから、
そうそうそうやっぱそこはお互いにですけどね、そもそも矢に乗り込んじゃダメなんだけど、
私たちも気をつけなきゃいけないし、
そうね。
うんそうやっぱり矢じゃダメだよね、せめて文書で。
せめてね。
せめて言葉で。
頼む方じゃなくてトントンって対話ができたらいいなとも思うし。
それかマイク持ってくしかない。
いいオチだいいオチだいいオチマイクで。
お後がよろしいようで。
お後がよろしいようでさすがですさすがです。
まあ親も保護者もね子供のためにっていうのだけは絶対共通してるから、
子供のためにっていうどうすればいいかねって同じ人と人として話せればきっといい解決策が出るのかななんて思いました。
はいお後がよろしいようでということで。
はいというわけで大学生の質問スペシャル前半が一旦以上になります。
質問5番目最近の親ってどう思う?むーさんからの素敵な質問でした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
35:02

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