なんか可愛い感じだなと、この取り組みもって思って聞いていくと、
理念もすごいしっかりしてるし、
学校の教員としても、この学びをつないでくださる方ってことで、
本当にありがたい存在で、すごい人とつながらせてもらって、
私は嬉しいです。
ありがとうございます。
ダイちゃんが共感した理念ってどういうことなんですか?
やっぱり学びをつなぐっていうのがすごくよくて、
この旅先でしかなかなか味わえない学びがあるんですね。
実際に行けないとしても、現地とオンラインでつないでくださったりとか、
つなぐっていうのを、学校現場だけではなし得ないことを、
トコトコアースさんのおかげでできるようになるってところですね。
先ほども子どもたちと世界をつなぐっていうふうにおっしゃっていただきましたけれども、
オープニングでも言った通り、旅が大好きな僕とダイちゃんでも、
コロナでは当然できなかったですし、
そんな中、企業ってすごいなって思ったんですよね。
世界一周の時はまだコロナ前だってことですもんね。
そうです。2019年の夏休みに入った次の日に出発をするみたいな感じで。
じゃあ途中でってことですかね。旅の途中でコロナとか。
そうです。2020年の3月の一周目に帰ってきたんですけれども、
本当に予定通り帰ってきて、子どもには明日から学校だよと、
昨日までの世界一周だったけど、明日から学校だよって話をしていたら、
もう翌日から世界中ロックダウンで学校も休校になりっていう。
そういうタイミングだったんですね。
ギリギリというかね。
すごいな。小学校3年生、小学校1年生1歳を連れて8ヶ月世界一周って、
すさまじいエネルギーだなって思ったんですけど、できちゃうんですね。
そうですね、できちゃいましたね。
かっこいい。
できちゃいました。天井員さんだからとはいえ、すごいなと思って、
どういうルートで世界一周したんですか?
ルートとしては、最初はタイに行きまして、夏休みだったのでちょっとタイでゆっくりして、
そこからカタールに行って南アフリカに入って、
そこからフランスに飛んで3ヶ月ぐらいヨーロッパはゆっくりくるりと、
マルタとかも含めて回ったりしながら、一度モロッコに行ってサハラ砂漠に行って、
サハラ砂漠はそれこそ抱っこ紐しながらラクダに2時間でキャンプ。
あー、大変だった。
そんな感じで回っていて、またヨーロッパ大陸に戻ってきて南米に飛んで、
そういう生活に触れるじゃないですけれども、
人に出会えたのは本当に大きかったですね。
これタイから全部聞いて、細かくエピソードを聞いていきたいところなんですけど、
ここでこんなことを学んだなみたいなお話、もし伺えればお願いしたいです。
そうですね。
めちゃくちゃたくさんあると思うんですけど。
でも一つ、それこそさっき主人の話が出てたんですけど、
最初は全然英語もできないし、サビも慣れてないし、
私が仕事をしている時間イコール、家族はフリータイムで、
一生YouTube見たりとかしてたんですよ。
私からすると、私が仕事をしている時間イコール、
家族にとって無駄な時間を過ごさせてるみたいな気になって、
でも私も反対の立場だったとき、子どもたちを見てるときに、
過ごし方について何か文句を言われたことはないから、
気になるけど見てもらってるしみたいな感じで我慢をしていて、
主人側もせっかく旅に出たのにそんなに働かなくてもみたいなのもありつつ、
主人も私に対してそんなに働きすぎだとかっていう文句を言われたことはないから、
お互い我慢してるみたいな感じで旅を進めていった中で、
モロッコのサハラ砂漠に行ったときに出発するときに、
みんなに寄せ書きを旗に書いてもらっていってらっしゃいっていうのを、
その大事な旗をサハラ砂漠に忘れてしまったんです。
忘れたまま帰ってきてどうしようっていう風になって、
サハラ砂漠で見つかったんですけど、
それが届くにはあと1日かかると。
で、次の日には飛行機出発しないといけないみたいな。
どうしようかっていうことで結局私が一人で残って、
主人が子供3人と荷物とベビーカーを全部持ってスペインに渡るっていう。
すごいそれ。
そのときに要は自分が何とかしないと
ヨーロッパ大陸に渡れないみたいな状況になったときに、
本当に子供に、長女がそのとき小学校3年生なんですけど、
二人で一生懸命作戦会議して、
今こんなに言ってたよなって英語力を二人で持ち寄ったりしながらみんなに終わられて。
泣ける。
感動。
そこから本当になんか家族の関係性が変わったというか。
そこまでは多分ママが中心にいて、ママがいないとどこも回らないみたいな。
ママが間から抜けてしまったらみんなバラバラっていう感じだったのが、
5人だからこそできることはあるし、
でもなんか会話が成り立ってるっていう。
強みですよね。
ほんとそうなんですよ。
日本にいる時はやっぱりできないことっていうふうに本人は思っていたところが、
外に出てみたら、
この子の得意なところだったんだなってすごく気づくことがあって、
それが、例えば普通に喋ることができるお姉ちゃん、
英語もちょっとだけ習っていたっていうお姉ちゃんが、
恥ずかしいから自分からはいけないっていうところに、
その中の子がどんどんガンガンナンパしに行くからということができて、
一緒にお友達として遊べるとか、役割ってあるんだなって本当に思いました。
素敵な話。
素晴らしい。
それぞれですね。
家族それぞれ役割があって、それぞれ強くなって。
だからもうチームだったと思います。
いいチームなんですね。
素晴らしい。ありがとうございます。
では、帰国後なんですけれども、コロナ真っ只中で帰ってきたわけですよね。
また、トコトコアースは帰ってきてからの起業になるっていうことですか?
トコトコアースは個人事業主で2015年からしていたんですけれども、
それを旅行会社にしようとコロナの中、思って法人化して旅行会社化しました。
コロナの中、旅行会社を作ろうってちょっと考えられない決断だなと思ったんですけど、
その辺伺ってもいいですか?
ありがとうございます。
そうですね、少し戻るとトコトコアースが始めた時っていうのは、
私も母親になって、それまで旅行業の仕事でずっと天井員で動いていたりとか、
週末お客さんのご案内をしていたりとかっていう働き方だったのが、
やっぱり母親になったらその同じ働き方は難しいなと思った中で、
どんな形だったら旅行の仕事ができるかなっていうふうに考えていて、
その中で思いついたのが、私が行くことはできないけれども、
その旅先で待ってくれている人がいたら安心して、
一歩旅行に行こうと思える方がいるんじゃないのかなっていうふうに思って、
なので海外に移り住んだ日本人の方と街を歩けるガイドサービス、
お友達を訪ねるような旅をしてほしいなっていうのを始めたんですけれども、
それがオンラインで海外に住んでいる日本人の方と、
もう2,300人面接をするっていうような感じになっていて、
時差もあってヨーロッパが多かったので、平日とかの子どもたちが寝静まった後、
夜10時とかにスカイプでお話をさせていただいたりして、
私の体は寝かしつけをした後の家にいるんですけど、
いろんな国の人のいろんな人生のいろんな暮らし方の話とかをしながら、