2022-06-13 35:32

#23「旅の先には何がある?」(前編) ゲスト:とことこあーす 戸田愛さん

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今回は、大ちゃんとつぼけんが大好きな「旅」がテーマ!

旅行会社とことこあーすの代表・戸田愛さんがゲストです。

小3・小1・1歳の子ども3人を連れて家族で世界一周した経験のある愛さん、度重なる試練に家族が一致団結して世界を回るストーリーがまさに「旅×学び」でした。帰国後、とことこあーすが目指したのは「やっと会えたね!」から始まる旅。その理由に迫っていきます。


《 ゲスト:とことこあーす 戸田愛さん 》

「旅を通して人と学びを繋ぐ」旅行会社、とことこあーす株式会社代表取締役。
海外在住日本人ガイド事務所として世界50カ国に展開し、2020年家族5人(小3、小1、1歳)で8カ月の世界一周達成後、子どもと世界を繋ぐために旅行会社化。
学校や企業でのグローバル授業コーディネート、スタディツアー、イベントなど多数企画・主催。旅×医療のNPO法人リスタート・トラベルを創設し代表理事。元添乗員。

とことこあーす : https://tokotoko-earth.jp


《 つぼけん 》

1982年生まれ。東京都出身。
大学の自主映画サークルで映像制作の面白さを知り、2005年に映像の制作会社に入社。
カメラマンディレクターとして多くのテレビ番組に携わる。
子どもが小学校に入ったことがきっかけで、日本の学校教育に関心を持つ。
人生の目標は「Happiness Creactor」(=自分も他人もしあわせにできる創造力をつくる)


《 大ちゃん:大野大輔 》

1991年生まれ。東京都出身。
学校と自分が嫌いだった小学生時代を、当時の恩師が幸せに変えてくれたことがきっかけで教師の道を志す。
現在は東京都北区立赤羽小学校の研究主任として、児童に自己決定のある授業や、みんなが幸せで働きやすい職員室づくりに挑戦中。
人生の目標は「全国の共育者と子どもを幸せにすること」
座右の銘は「最高のNo.2」「認任」

○ともはぐ(共育)代表
○教育の窓口 共同運営
○REACHER BASE 共同運営
○先生の幸せ研究所 第3期
○オンライン市役所 東京都会幹部


感想はTwitter「#ほぼ教」でつぶやいていただけたら嬉しいです!

【つぼけんTwitter : @tsuboken_mol】

00:09
こんにちは。ほぼ教育最前線あなたにかわって、私が聞きます。始まりました。つぼけんです。
大ちゃんです。
この番組は、公立小学校の先生である大ちゃんと、普段は映像のカメラマンやディレクターを務めているつぼけんという異色の二人でお届けする番組です。
学校教育をはじめ、学びの最前線にいる方をゲストに呼んで、ほぼ最前線に迫っていこうと思います。
というわけで、大ちゃん、今日もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回の加納松忍さん、しのぴーさんの回から、アートワーク新しくなっているんですね。
もう、テンション上がりますね、これ。
いいっすよね。山田みどりさんのイラストで。
大ちゃん、新アートワーク実際に完成して、画面に出てきてどうですか?
なんか改めて、可視化されますよね。
僕たちって、こういうのをしたいんだなと。
だから、なんかね、勇気もらえる。頑張れそう。
今、貼ってあるんです、目の前に。
そうなんですよ。アートワークステッカー、完成しました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
何枚プリントしたんでしたっけ?
これ、何枚ですか、今。
合わせて2000枚です、2000枚。
2000枚。
すっごい。たくさん配ろう、これ。
いや、本当に我ながらめちゃくちゃいいなと思っていて、
このカオジロガンっていう鳥なんですけど、
水描きのこの半透明な感じとか、めちゃくちゃいいなと思って。
いいっすよね。
このコンパスの感じとかもね、すごい好きなんですよ、これ。
いいですよね。これもちょっと手に取ってもらいたいですよね。
実際これ、手に取るのは大ちゃん、今日初めてですけど、
実物として、物として見るとどうですか?
いや、かなりいいですよ。なんかオシャレ、普通にオシャレで、
今リビングにひっそり貼ったんですけど、
妻からゴーサイン出まして、
これはオシャレだからインテリア的にOKだと。
やった。
僕のパパ友のステッカーを作ったりとかする業者の方がいらっしゃいまして、
だいぶ力を入れて、
もうサンプルの時点からオフセット印刷っていうすごい高精細な印刷をしてくれてまして、
なぜかパパ友の力もめっちゃ借りて完成いたしましたので。
皆さんのお力があってここに届くっていう本当にありがたいことです。
ちょっとまだどうやって欲しい方にお届けするかはまだ決まってないんですけれども、
なるべく早くお届けできるようにと思ってますので、
欲しい方に届けていきたいですね。
ではですね、そんなステッカーもどんどん旅に出ていきますが、
今回のテーマ行ってみましょうか。
では今回のテーマはこちらです。
03:00
旅の先には何がある?
はい、というわけで今回のテーマは旅です。
僕大好きですけど。
旅大好き。
ねえ、だいちゃんも好きですよね。
すごい好きですね、旅。
旅の醍醐味といえば何ですか?
やっぱりなんかなかなか普段ね、味わえないこととか。
その旅先ならではみたいのはかなり好きですけどね。
うんうんうんうん、いいですよね。
本当にそこに行かないと得られないものってね、すごいたくさんありますよね。
そうなんですよ。
なんか実際ネットでも見れるし、画像とかね、動画でも見れるんだけど、
やっぱりその場所に足を運ぶことで全く違う気づきがあるっていうのはね、感じますよ。
そうですね。
僕も旅大大大好きなので、
ちょっとね、行ったことある世界の国や地域をちょっと挙げてみようかなと思いまして。
いいねいいね、はいはいはい。
まず僕から行きますね。
まず個人の旅行では、
20歳の時に一人旅したチュニジアから始まるんですけど、
チュニジア、香港、中国がたくさん行ってて、
北京、内モンゴル、チベット、四川とか行ってますね。
で、あとシンガポール、アメリカ、ニューヨーク、ベトナム。
ベトナムはもう最近2回行ってて。
で、仕事でもやっぱりカメラを持って海外に行くことが多いので、
もう旅がしたくてこの仕事を選んでるぐらいな感じなので。
あ、そうなんだね。
中国ですね、武漢から甲州まで、
コスプレが大好きな田舎の女の子が、
この町の大会に出るみたいな、密着で。
で、カナダ、これは北極圏なんですけども、
北極にいる北極熊を撮影しに行ってました。
で、チリですね。
チリはコピアポ公園っていうところで落盤事故があって、
フェニックスっていうので、中に閉じ込められていた人が、
助け出されるっていうのがあったんです。
あの取材に2週間ぐらい行きまして。
助け出されるところをずっと取材してました。
で、台湾がなぜか3回ありまして、
そのうち1回が日帰りですね。
日帰り台湾。
そうそう。
なんか爆発事故があって、中継だけ行きました。
へぇー。
はい。
で、ブラジルはオリンピック行ったり、
ウガンダに行ったり、結構世界いろいろ行ってる感じですね。
やっぱ仕事柄かなり行ってますね。
そうですね。やっぱり大好きなんで、
行く人ってなる瞬間にも、
はいはいはい、行きます行きますっていう感じ。
行く行くみたいな。
何でも食べるみたいな感じです。
これもう転職だよね、これね。
そうですね。
もう旅行けてね。
そうですそうです。
また行くとすごい元気になるんで、
僕はマリオがスターとった状態ってよく言ってるんですけど、
何食べても美味しいみたいな。
06:02
ウガンダはね、バナナがすごい多くて、
焼きバナナと生のバナナと煮バナナと、
もう何のバナナ食べても美味しいみたいな。
今日のバナナこう来たかみたいな。
バナナ大好きになって帰ってきました。
面白い。
だいちゃんはどうですか?
世界のこんな国地域行ったことあるよっていうのは。
私ツボ圏より少ないけど、
フランス、中国、北京ですね、
ドイツ、ベルギー、
で、オーストラリアとカタールですね。
結構バラエティ豊かですね。
そうなんですよ。
で、なんか教育視察みたいのもいくつかしてて、
一回話したから、フランスに行ったときに、
やっぱりフランスの良さっていうのが、かなり見えて、
で、日本の悪いとこ見えるかってそんなことなくて、
やっぱりこう、日本でもこういうところいいよなってところが見えてきたり、
で、あとはそのフランスのこのいいところ、
日本でも絶対取り入れることできるよねって思えたりして、
なおさら日本が好きになるっていうね、ことが起きるわけですよ。
なんかこう、ヨーロッパとの違いに、
こう、愕然として帰ってくるわけじゃないんですよね。
じゃないんですよね。
日本もいいんだなと思って。
へー。
だからなんか希望をね、持って帰ってくるか。
僕はむしろスター状態に続くんですけど。
あ、へー。
そう。
素晴らしい。
一応今もスター状態です。
オールウェイズ。
オールウェイズスタートって。
そうそう。
やばいやつですね。
やばいやつですね。
わかりました。
素晴らしい。
ほんとね、やっぱ相対化というかね、
世界に行ったりすると、なんかこう見え方が違ったりしますもんね。
そうなんですよ。
はい。
というわけで、今回のテーマ、旅の先には何がある?なんですけれども、
えー、今回はですね、旅のプロの方を。
もうね、この人でしょ、旅といえばね。
ね。
ね。
僕らが大好きな旅についても、
ゲストの方を交えて、実際に話してみようかなと思います。
はい。
というわけで、ほぼ最前線に行ってみましょう。
それでは、本編に参ります。
今回のテーマは、旅の先には何がある?ということで、
ゲストを紹介いたします。
戸田愛さんです。
よろしくお願いします。
お願いします。
よろしくお願いします。
では、旅のプロと言わせていただきましたけれども、
簡単に自己紹介をお願いします。
はい。大阪で旅を通して人と学びをつなぐ旅行会社、
トコトコアースをしている戸田愛と申します。
私はもともと店長員をしていたりとか、
ずっと旅行を作る仕事を10年以上しているんですけれども、
09:00
今、トコトコアースでは、海外に住んでいる日本人の方と、
日本からの旅行に行ったお客さん、旅行客が一緒に街を歩けるような
ガイドサービスっていうのを始めまして、
お友達を訪ねるような旅をしてほしいなと、
初めて海外に行った街でも、そんな旅ができたらいいなということで、
2015年にトコトコアースを始めまして、
それが今、50カ国ぐらいで展開しているんですけれども、
すごい。
2019年の夏から2020年まで、後、子供が3人いるんですが、
家族5人で8ヶ月、世界一周に行ってきまして、
おー、8ヶ月。
8ヶ月行ってきました。
小3、小1、1歳の子供を連れてだったので、
大変だったんですが。
すごいですよね。
1歳。
そうなんですね。
でもそこで本当に、私はずっと旅行業にいながら、
こんなに人と出会ったりとか、子供たちがそこでしかできない体験をしたりとか、
そんな旅行ってなかなかなかったなっていうふうにすごく思って、
本当に子供たちと世界をつなぐような旅行会社を作りたいなということで、
帰ってきてコロナの中なんですが、旅行会社をいたしまして、
今は学校だったりとか企業さんと一緒に、
子供たちと世界をつなぐような授業だったりとか、
イベントだったりとか、
あとスタディーツアーで海外の実際の様子を見てもらうだったりとか、
そんなことをさせていただいています。
トコトカースはそうなんですが、
うちの子供がですね、真ん中の子がダウン症を持っていて、
その子が生まれた時にこんなに旅が好きな私なのに、
もう一生海外にも行けないかもしれないなって思ったことがあって、
本当にどこにも情報が出てこないと、
でも実際には世界一周まで行けたんですが、
同じように旅に行きたいけれども、病気とか障害が理由だったり、
あとは環境的にとか、
いろんな理由で旅を諦めている方がいるかもしれないなと思って、
そんな方にも全ての人が旅ができる世界を目指して、
旅を届けていくことができたらなということで、
NPO法人リスタート・トラベルを創設しまして、
そちらでも活動させていただいています。
よろしくお願いします。
すごい、いろんなキーワードがありますけれども、
まず今回はダイちゃんに紹介していただきまして、
もともとお知り合いなんですよね。
そうですね、共通の知り合いがいまして、
中ゴメさんっていう、世界中を旅しながらダンスをしていくっていう、
ゴメさんって方がいるんですね。
そのゴメさんに、絶対この人つながった方がいいよって言って、
ご紹介していただいたのが、愛さんなんですよ。
最初、トコトコアースっていう、本当にキャッチーな素敵な名前で、
12:04
なんか可愛い感じだなと、この取り組みもって思って聞いていくと、
理念もすごいしっかりしてるし、
学校の教員としても、この学びをつないでくださる方ってことで、
本当にありがたい存在で、すごい人とつながらせてもらって、
私は嬉しいです。
ありがとうございます。
ダイちゃんが共感した理念ってどういうことなんですか?
やっぱり学びをつなぐっていうのがすごくよくて、
この旅先でしかなかなか味わえない学びがあるんですね。
実際に行けないとしても、現地とオンラインでつないでくださったりとか、
つなぐっていうのを、学校現場だけではなし得ないことを、
トコトコアースさんのおかげでできるようになるってところですね。
先ほども子どもたちと世界をつなぐっていうふうにおっしゃっていただきましたけれども、
オープニングでも言った通り、旅が大好きな僕とダイちゃんでも、
コロナでは当然できなかったですし、
そんな中、企業ってすごいなって思ったんですよね。
世界一周の時はまだコロナ前だってことですもんね。
そうです。2019年の夏休みに入った次の日に出発をするみたいな感じで。
じゃあ途中でってことですかね。旅の途中でコロナとか。
そうです。2020年の3月の一周目に帰ってきたんですけれども、
本当に予定通り帰ってきて、子どもには明日から学校だよと、
昨日までの世界一周だったけど、明日から学校だよって話をしていたら、
もう翌日から世界中ロックダウンで学校も休校になりっていう。
そういうタイミングだったんですね。
ギリギリというかね。
すごいな。小学校3年生、小学校1年生1歳を連れて8ヶ月世界一周って、
すさまじいエネルギーだなって思ったんですけど、できちゃうんですね。
そうですね、できちゃいましたね。
かっこいい。
できちゃいました。天井員さんだからとはいえ、すごいなと思って、
どういうルートで世界一周したんですか?
ルートとしては、最初はタイに行きまして、夏休みだったのでちょっとタイでゆっくりして、
そこからカタールに行って南アフリカに入って、
そこからフランスに飛んで3ヶ月ぐらいヨーロッパはゆっくりくるりと、
マルタとかも含めて回ったりしながら、一度モロッコに行ってサハラ砂漠に行って、
サハラ砂漠はそれこそ抱っこ紐しながらラクダに2時間でキャンプ。
あー、大変だった。
そんな感じで回っていて、またヨーロッパ大陸に戻ってきて南米に飛んで、
15:07
南米はイースター島に行って、
マチュピチュウユニーとかそのあたりを回ったりしながら、
アメリカ大陸に入って、
アメリカは最初マイアミのあたりに行ったりして南の方で、
そこからアラスカに上がったので、マイアミは11月、12月だったんですけれども、
でもその時まだ泳げるぐらいであったかかったんですよね。
その25度30度ぐらいのところからアラスカはマイナス30度みたいな、
昨日1日でするっていう。
全員数を引くっていう感じ。
ぜひ俺は引きますよ。
今日の収録の朝、娘と公園行ってきて、抱っこ紐してたんですけど、
もう限界でした。
暑くて。
それ砂漠でやるってすごくないですか。
そうですよね。
怖いな。
で、アラスカからロサンゼルスに降りてきて、
ルートロクトリスとかを車で回ったりしながら、
年末年始を過ごして、ニュージーランドで1ヶ月キャンプ生活をして、
あれ、ニュージー?
ロサンゼルス、ニュージーランド行っちゃった。
すごいな。
アメリカからニュージーランドに戻って、
ニュージーランドからオーストラリアに行って、
一度日本に3日間ぐらい帰ってくるんですけど、
そこから最後セブ島に英語留学に1ヶ月行って帰ってきました。
すごい。
思った以上にハードでした。
そうですね。
これ一人で行くだけでもなかなかのルートでしたけどね。
子供3人連れて、
お家探しの旅でしたけど。
すごいな。
一人で貧乏旅行を世界一しようとイメージできるんですけど、
家族でって、
うさまじい。
ご主人とかもそういう体力があったりする、
サバイバル能力がすごくある方なんですか?
全然です。
それこそ8ヶ月旅をして、
主人が英語を喋ってるの一回も聞いたことがないっていう。
私は仕事をしながら旅をするっていうスタイルで、
世界中でテレワークをしてたんですよね。
主人は育休を取って出発をしたので、
今まですごく忙しい人で、
家事育児は僕はしません宣言をしているような人だったんですけど、
それが急に仕事がなくなってしまったら、
自分の居場所どこ?みたいなことから始まり、
18:03
じゃあ家事育児を仕事にしようと思うと、
結局うまくいかないというか、
子供たちがお手伝いというようなの邪魔をしてくるみたいな感じで、
本当にイラーってして子供と喧嘩をして。
気持ちわかる。
わかるわかる。
すごいわかるよパパ、それ。
だって自分家でご飯作るんだってイライラするのに、
海外のホテルのところとか絶対無理って思いますよね。
すごいですよ。
そもそもなんで行ったねってなったんですか?
家族5人でもう一周しようってなったのはなんでだったんですか?
聞きたいそれ。
いつか行けたらいいなぁは大学ぐらいから主人と言ったりしてたんですけど、
本当にその後就職をして子供も生まれて老後かなっていう、
いつかの夢っていうふうに思っていたのが、
2018年に旅イベントがあったので、
その旅イベントに家族で行って、
そこで感化されたうちの長女がその帰り道に、
私も家族で世界一周したいなーってつぶやいたんですよね。
私はいつでも行きたい、スタンバイOKっていう感じだったんですけど、
こんなの言ってるでーって主人に言って、
でも主人普通の会社員なので、
ほんまやな、いつか行けたらいいなーって流されるかと思いきや、
ほんまやな、今しかないなーってちょっと思いまして。
めっちゃかっこいいじゃないですか。
その場で覚悟を決めて、10ヶ月後に本当に出発をするっていう。
すごい。
夢を叶える旅みたいな感じで行ってきました。
しかもね、小学校1年生のダウン症のある子が行くっていうのは、
すごい大変だったんじゃないかなと思うんですけど。
そうですね、やっぱり不安もあったりとか、
実際に途中でポルトガルで熱を出して、
40℃の熱が1週間下がらなくてどうしようもない。
大変でしたね。
時もあったりしたんですけど、
でも本当そういう時に地元の病院の方が付き添ってくださったりとかして、
それも保健会社さんが病院を紹介してくださったんですけど、
日本人の病院あるよっていう風に言ってくださって行ったのが、
せっこつ医みたいな。
ポルトガルで日本人の病院そんなになかったんだと思うんですけど、
その方がすごく親切で、要はホームドクター制度だったりするので、
その方が保健門の小児科医をつないでくださって、
しかも日本語喋れる人を一緒に連れてってくださったので、
私たちも安心してお医者さんに見てもらえたりとか、
21:00
そういう生活に触れるじゃないですけれども、
人に出会えたのは本当に大きかったですね。
これタイから全部聞いて、細かくエピソードを聞いていきたいところなんですけど、
ここでこんなことを学んだなみたいなお話、もし伺えればお願いしたいです。
そうですね。
めちゃくちゃたくさんあると思うんですけど。
でも一つ、それこそさっき主人の話が出てたんですけど、
最初は全然英語もできないし、サビも慣れてないし、
私が仕事をしている時間イコール、家族はフリータイムで、
一生YouTube見たりとかしてたんですよ。
私からすると、私が仕事をしている時間イコール、
家族にとって無駄な時間を過ごさせてるみたいな気になって、
でも私も反対の立場だったとき、子どもたちを見てるときに、
過ごし方について何か文句を言われたことはないから、
気になるけど見てもらってるしみたいな感じで我慢をしていて、
主人側もせっかく旅に出たのにそんなに働かなくてもみたいなのもありつつ、
主人も私に対してそんなに働きすぎだとかっていう文句を言われたことはないから、
お互い我慢してるみたいな感じで旅を進めていった中で、
モロッコのサハラ砂漠に行ったときに出発するときに、
みんなに寄せ書きを旗に書いてもらっていってらっしゃいっていうのを、
その大事な旗をサハラ砂漠に忘れてしまったんです。
忘れたまま帰ってきてどうしようっていう風になって、
サハラ砂漠で見つかったんですけど、
それが届くにはあと1日かかると。
で、次の日には飛行機出発しないといけないみたいな。
どうしようかっていうことで結局私が一人で残って、
主人が子供3人と荷物とベビーカーを全部持ってスペインに渡るっていう。
すごいそれ。
そのときに要は自分が何とかしないと
ヨーロッパ大陸に渡れないみたいな状況になったときに、
本当に子供に、長女がそのとき小学校3年生なんですけど、
二人で一生懸命作戦会議して、
今こんなに言ってたよなって英語力を二人で持ち寄ったりしながらみんなに終わられて。
泣ける。
感動。
そこから本当になんか家族の関係性が変わったというか。
そこまでは多分ママが中心にいて、ママがいないとどこも回らないみたいな。
ママが間から抜けてしまったらみんなバラバラっていう感じだったのが、
5人だからこそできることはあるし、
24:02
ママがいなくて4人だからこそもできることとか楽しみ方があるだったり、
それが子供たち単位でも同じように思うようになったりして、
それはすごく大きな変わり目でしたね。
試練が家族を強くしたわけですね。
いやだってもう僕も子供連れてベトナムとか行ってましたけど、
飛行機乗ったら耳鳴りがするからとか、席の位置どうするとか、
飛行機乗るだけで大変じゃないですか。
それをパパだけで3人でっていうのも考えられない。
うさまじいパワーですよ。
本当に乗り越えたと思います。
その試練が強くするっていうのは、
学校でちょっとお機会で考えて聞いたんですけど、
やっぱり自立につながりますよね。
この未知な状況でどうするのかって時って、
なかなか教室内では味わえないものが学べるんだなと思いながら、
今パパを尊敬してる。
愛さんパパ。
尊敬しますよね。
ほんとすごい。
すごい。
一番変わったのは旦那ですね。
頑張ったんだなパパ。
人はいつでも成長できると。
ね。
いいことですよ。
素晴らしい。
次回の出演はパパでよろしいですかね。
そうですね。
本当その時に、そこまでは結構子どもたちを連れていくみたいな
思いの意識としても思ったりしていて、
安全にもそうなんですけど、導くみたいに思ってたのが、
結局子どもと一緒に協力をするからこそ乗り越えられたところが、
すごく信頼できるようになって、
こんなに力を持ってたんだなっていう風に
親が気づかせてもらうというか、
いいですね。
ツボケンがダウン症の子を連れて、
なかなか大変だったっていう話もあったんですけど、
確かにダウン症の知り合いがいて、
人と関わるの天才じゃないですか。
すごいですよね。
そうなんです。
関係づくりも、ほんとパッと出会った人と関係作って、
前から知り合いなのっていう関わりができたりとか、
どうですかそこは。
まさにそうで、
それが国を越えて本当に実証されたというか、
日本にいる時にやっぱり喋ったりするのがすごく苦手だったりするので、
言葉でなかなかコミュニケーションが取れない分、
ジェスチャーとかパッションで目の前の人に伝えるっていうことがすごく得意で、
なので、それが言葉が通じないと私たちが思う、
英語圏に行ってもスペイン語圏に行っても全然変わらないんですよね。
なるほど。
世界中の人をナンパしてくるみたいな。
いいな。
誰?みたいな人と一緒に喋ってたりとかして、
27:00
でもなんか会話が成り立ってるっていう。
強みですよね。
ほんとそうなんですよ。
日本にいる時はやっぱりできないことっていうふうに本人は思っていたところが、
外に出てみたら、
この子の得意なところだったんだなってすごく気づくことがあって、
それが、例えば普通に喋ることができるお姉ちゃん、
英語もちょっとだけ習っていたっていうお姉ちゃんが、
恥ずかしいから自分からはいけないっていうところに、
その中の子がどんどんガンガンナンパしに行くからということができて、
一緒にお友達として遊べるとか、役割ってあるんだなって本当に思いました。
素敵な話。
素晴らしい。
それぞれですね。
家族それぞれ役割があって、それぞれ強くなって。
だからもうチームだったと思います。
いいチームなんですね。
素晴らしい。ありがとうございます。
では、帰国後なんですけれども、コロナ真っ只中で帰ってきたわけですよね。
また、トコトコアースは帰ってきてからの起業になるっていうことですか?
トコトコアースは個人事業主で2015年からしていたんですけれども、
それを旅行会社にしようとコロナの中、思って法人化して旅行会社化しました。
コロナの中、旅行会社を作ろうってちょっと考えられない決断だなと思ったんですけど、
その辺伺ってもいいですか?
ありがとうございます。
そうですね、少し戻るとトコトコアースが始めた時っていうのは、
私も母親になって、それまで旅行業の仕事でずっと天井員で動いていたりとか、
週末お客さんのご案内をしていたりとかっていう働き方だったのが、
やっぱり母親になったらその同じ働き方は難しいなと思った中で、
どんな形だったら旅行の仕事ができるかなっていうふうに考えていて、
その中で思いついたのが、私が行くことはできないけれども、
その旅先で待ってくれている人がいたら安心して、
一歩旅行に行こうと思える方がいるんじゃないのかなっていうふうに思って、
なので海外に移り住んだ日本人の方と街を歩けるガイドサービス、
お友達を訪ねるような旅をしてほしいなっていうのを始めたんですけれども、
それがオンラインで海外に住んでいる日本人の方と、
もう2,300人面接をするっていうような感じになっていて、
時差もあってヨーロッパが多かったので、平日とかの子どもたちが寝静まった後、
夜10時とかにスカイプでお話をさせていただいたりして、
私の体は寝かしつけをした後の家にいるんですけど、
いろんな国の人のいろんな人生のいろんな暮らし方の話とかをしながら、
30:03
すごく心は旅をしているなっていうふうに思ったりして、
それが元々コアースの始まりでもあって、
そんなふうにしている中で世界一周をしながら、
ずっとオンラインで仕事をしてきたメンバーに会いに行くっていうようなことも
世界一周の一つのミッションでしていて、
始めましてじゃなくて、やっと会えたねから始まる旅っていうのは、
こんなに濃いものなのかというのをすごく感じたっていうところと、
あとは子どもたちが言葉を越えて仲良くなっていくってすごく上手なんですよね。
やっぱり公園に行くと、私たち子どもが多かったので、
本当に公園巡りを世界中でしてたんですけど、
公園に行ったら気づいたら遊びが生まれてて、気づいたら仲良くなってて、
そんなその国の人と出会えるような機会とか、
うちの子どもも絵が好きなのでスペインでお絵かき教室に行ってみるだったりとか、
いうことでその国の人とつながれるとか、
そういう機会って日本の子どもたちになかなかなかったなっていうふうに思ったりして、
そうやって観光地巡りだけではない人との出会いだったりとか、
そこでの学びだったりとか、そういうことがこれからを作っていくんじゃないのかなって、
そんな旅を作れたらいいなっていうふうに思って、
それも今しかないと思って旅行会社に行きました。
すごいなぁ。
やっと会えたねから始まる旅ってめちゃくちゃいいワードですね。
だいちゃんも唸ってましたけど、どうですか?
コピーライターの知り合いの安倍さんって方がいて、
その安倍さんが言ってたことと重なるんですけど、
オンラインは会うことを楽しみにする、前出会いだみたいなことをおっしゃってて、
今の言葉すごい素敵だなと思ったんで、安倍さんにLINEしておきます。
確かにそれで出会いに行くっていうのも多分楽しいし、
それで会社にすることによって、その楽しみがね、
いろんな人に共有されるっていうのを考えると、
仕事をしてるっていうよりかは、あいさんすごい楽しそうだなと思って。
本当に遊んでます。
いい歌。
いい歌。
なんか突き詰めてる人みんなそうやって言いますよね。
仕事イコール遊びみたいな。
だって子供を3人いて寝かしつけた後、仕事しますってだけ聞いたら、
つらいでしょ、やっぱり。
相手が海外だからさ、ヨーロッパでさ、もう全然寝る時間なくてさ、
って言ったっていいわけじゃないですか。
楽しいですって言ってるわけですからね。
すごいわ。
いいですよね。
33:03
いわゆる普通の旅行会社とここが違うよっていうのは、
どういうところになるんですかね。
一つは子供たちの学び旅みたいな形で、
その国で学べること。
例えば私たち8ヶ月旅をしてて、
それと同じことがするのは難しいかもしれないけれども、
1週間の旅の中でその街の人と出会えるだったりとか、
体験ができる、そんな旅も全然できると思うんですよね。
なのでその観光地、場所を巡るだけではなくて、
その子さんとかその方がどんなことが好きで、
どんなことを学びたいのかっていう、
日常と非日常をつなぐような旅を作っています。
めっちゃいいな。
もう旅行もね、海外旅行もちょっとずつでき始めているので、
うちも行きたいなっていうふうに思いますし、
まずやっぱり僕も同じで、
海外にいる友達に会いに行くっていうのがすごく好きなので、
ベトナムは家族で大好きな友達に会いに行くっていうふうにしてるんですけど、
それと全く同じ感じで、
新たにオンラインだけども友達にリアルに会いに行くっていうことを、
僕もしたいし、子供にさせてあげられたらどんなに最高だろうって思いますね。
会いたい人とか学びたいこと、知りたいことを持って旅に出るって、
すごくより濃くなると思うんですよね。
その前段階でそういうことができると、
一週間がやっと会えたねから始まり、
やっとできたから始まるような、
そんなふうに一週間になるんじゃないのかなと思っていて、
後も繋がり続けられる、それが今は可能だなと思うので、
そんな旅を作っています。
【佐藤】なるほど。
戸田愛さんのこと、トコトコアースのこと、
よく分かってまいりました。
どうもありがとうございます。
前半は一旦ここで締めさせていただいて、
後半はですね、テーマである旅の先には何がある、
どんどん愛さんに迫ってまいりたいと思います。
よろしくお願いします。
お願いします。
35:32

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