障害のある人たちにとって、この街は本当に優しい街なんだろうかというところで、子どもたちがフィールドワークをしてくるわけですね。
自主的にフィールドワークをしたりとか、校内の校舎の中もフィールドワークしたりとか、
そういう中で障害のある人たちにとってどうなんだろうという、多分、ところに一つ課題の根拠が言ったと思うんですね。
それで車椅子に乗る人にとって、この街って本当に優しい街なのかなというところで、車椅子の体験会をしようというところに多分なったんです。
車椅子を使う人にとって住みやすくするためには、実際に車椅子に乗った人たちの思いを知る必要があるよね。
車椅子を使う人の気持ちに寄り添うためには、みんなに車椅子を体験してもらって、
車椅子の便利さや安全性、あるいはこういうところは不便だよね、こういうところは危険だよねということを体験してもらうというところに、多分、だんだん考え方が行って、
それも学生さんたちと毎回話し合いをする中で子どもたちが考えていくんですね。
それで学校の生徒さんだけじゃなくて、地域の人たちも招いて、車椅子探検隊というイベントをやろうと。
じゃあ、これをイベントを成功させるためにどうしようかというところを、多分子どもたちと学生さんが毎回話し合うんですが、
多分、メールだったと思うんですけども、町田桑田さんと連絡を私が取り合って、何人この日は来れそうだと、誰々さんが来れそうだと、
子どもたちは今こういう話し合いの過程でこういう準備をしていますと。
じゃあ、このグループには誰々さんが、今でいう伴奏者ですよね、入ってもらって、子どもたちのグループに各学生さんが一人入るんですよね。
毎回5、6人が来て十数回やりましたから、今思うと多分百何十人かの学生さんがタイアップしてやった授業だったと思うんですね。
それで私がすごく大事にしたなと思うのは、学生さんって本当に素敵な学生さんで、多分地方から来てる学生さんが多いですよね。
でも自分が通っているこの早稲田という町をより良くするためのマッチワーク早稲田というサークルに入っていると。
さらに子どもたちに関わって授業への応援もしてくれると。
これ全くボランティアでやってくれたわけなんですけども、こういうモデルになる大人、学生さんがいるっていうのは子どもにとって一番の学びのチャンスになると。
ロールモデルになる方が身近にいるわけですよね。
男性の方、女性の方、いろんな趣味を持った学生さんがサークルに入ってました。
私も教室にその人たちのプロマイドの写真を飾り、その人たちの趣味とか大事にしていることとか、その思いなんかも全部プロフィールを書きまして、十数人の学生さんのプロフィールが教室に貼られてるわけですね。
その学生さんが週に1回、2回と来て、一緒に活動してくれると。
しかも目標は車椅子探検隊というものを成功させるんだと。
本当に毎回毎回子どもたちも積極的にモチベーションも高まりながらやりますし、何もないところからスタートするんで。
何をどういう役割分担したらいいだろうかというところから話題が始まる。
そうするとまず車椅子がいるよね。
車椅子がいるんだったらどこからどうしようかということを考えるグループ。
借りてきた車椅子を今度会場に参加した人たちに説明する人がいるよね。
説明の仕方を考えるグループ。
あるいは車椅子を体験するにはコースがいるよね。
そのコースを肯定にどうやって作ったらいいだろうと。
コースを考えるグループ。
またそれをいっぱい来てもらうには宣伝が必要だよねということになり、
宣伝をするチラシを作るグループ。
そういったグループがどんどん別れたりあるいは使い方を説明するグループ。
車椅子を安全に使うには最初に説明が必要だから説明をする担当者。
クラスの人数が20人弱でしたので、本当それぞれ子供たちが別れてそれを学生さんたちと一緒にそのプロジェクトを役割分担してやっていくと。
本当私にとっても楽しくて楽しくてたまらなくて。
毎回学生さんと給食も一緒に食べたりすると。
そういった活動をしていったのはこの鶴町という車椅子探検隊の活動でした。
これがたまたま写真が大ちゃんも持ってて、今大ちゃんも見ててくれてるんですが、本当に素敵なんですよね。
もう見ていただくとわかるんですが、みんな笑顔なんですよ。
本当に当日たくさんのお客さんが来てくださって、子供たちが本当に主体的に自分の役割を果たしてくれて。
その後も学生さんたちは新宿ですから、結構ホームレスの方たちをサポートするスープの会とかそういったところにも活動してる学生さんがいて。
休みの日に私もそこに顔を出したりとか、子供たちもそういったことにも興味を持ったりとか。
だから本当自分たちで自分たちの街を良くしていく、主体者になっていくっていう、そういったことを子供たちが体験できたんじゃないかなって。
そんな活動だったと思います。
ちょっと今私もおぼろげながらしか覚えてないんですが、今写真を見ながらちょっと。
本当そのイメージで、超楽しかった。
この時間も待ち遠しいみたいなね。
学生さんやっぱり来ると楽しいんですよ。腕相撲できたりとか。
今どんなこと大学でやってるんですかとか、みんな聞いたりとかして。
ロールモデルね。憧れやっぱりどんどん醸成されてくる。
すっごい楽しかったですね。
楽しかったね。
これ本当にもうやりがいがあるしね、もう筋書きがないからなんかこう楽しいんですよ。
子供たちも提案したことが通ったりとか、もちろん通らなかったりとか、それもすごい楽しくて、僕車椅子のコース担当だったんですよ。
信号とかあった方がいいんじゃないとか、じゃあどうやったら信号作れるのとか。
あとなんか段差とかがないとリアルじゃないとか、提案するとみんなで試行錯誤できるわけ。
ロイター盤って飛び箱の踏切盤とか使ったら、ガタガタする感じとか作れるんじゃないとか。
そういうのをみんなで話す、提案して通るとかもなかなかないじゃないですか。
そういうのがあってすっごい楽しかった。
新宿区の小学校、鶴巻小学校ってことですけど、その当時に学生さんが小学校の中に入ってくるっていうのは、OKとかアリだったんですか?
それをちゃんと、しかも構造化された知識というか、
物として何か伝えてくれてるんですよね、この話の中で。
それがすごいなと思って、
もっともっと早くにほぼ今日聞けばよかったんです。
いろんな本とかね、講演会とかでもちろんそういう話はあるんだけども、
心に刺さる話になるかならないかって違いがあるんですよ。
でも大ちゃんの話とか都合の良さの話は、心にどんどん食い込んでくるんですよ。
それは何とも形容し難い。
今我々校長室で収録させてもらってるんですけど、
校長室の黒板にはですね、ほぼ今日ステッカーを貼ってもらってるんですよ。
たくさん増しずりして配ってます。
配ってもらって、後でステッカーを渡しますんで、増やしてください。
ありがとうございます。
さっきも大ちゃんが、ラムラ先生が、最新のことをやってるって言ってたけど、
こういう素敵な先生って、ラムラ先生だけじゃなくて、
もともといらっしゃったんだなっていうのも今回知ったな。
そうよ。いるのよ。
結構メディアとかだと偏るんですよね。
今の先生はとか、ベテランの先生はとか、
くくってメディアとかで批判されたりするとすごい苦しくて、
やってた人は前からやってたから。
僕は本当にいたりいるのよ。
大学生呼んできて、大学生の言うこと聞きなさいじゃなくて、
一緒に作られて楽しいって言ってやってるわけですからね。
それはみんなハッピーな空間だしね。めちゃくちゃいいな。
改めましてツボケンです。最後までお聞きいただいてどうもありがとうございます。
大学生との授業内容すごかったですよね。
大ちゃんをはじめとした児童であったりとか、
早稲田の大学生、担任の先生、段原先生、
関わっている地域の人々、みんながハッピーになっていって、
かつ学びになっていくっていう授業が、本当に公立小学校で
あの当時できたんだなっていうふうにすごくびっくりいたしました。
次回はついに大ちゃんが小学校の先生になりたいと決意した、
高校3年生の時の様子をお届けいたします。
さて、前回オープンした番組へのお便りなんですけれども、
いや本当にありがとうございます。既にいただいておりましてめちゃくちゃ嬉しいです。
早速一部紹介させていただきます。
まずはですね、一番乗りにいただいたポッソさんからのお便りです。
ほぼ教育最前線をいつも楽しく聞かせていただいています。
めちゃくちゃいい声のツボケンさんと、
温かく優しくもズバッと本質を捉えた言葉を発する大ちゃんの放送から
たくさんの学びをもらっています。これからも応援しています。
はい、というわけで嬉しいですね。ポッソさんありがとうございます。
僕も大ちゃんも知っている学校の先生なんですけれども、
本当に素敵な方で、こういう方がしっかり聞いてくださって、
一緒の仲間になってくれているというのがすごく嬉しいなと思っております。
ポッソさんメッセージありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しいです。
そしてですね、お便りフォームからのお便りはもちろんなんですけれども、
今まで通り、XQ Twitterでのコメントというのもお待ちしております。
ハッシュタグほぼ教でつぶやいていただいております。
そちらも読みたいなと思っておりまして、タマさんからのメッセージでございます。
タマさんといえば、シャープ77、社会として子どもをどう育てていくべきですか?の質問をくださったタマさんです。
じゃあ読みます。
子どもを本当に信頼しておられるのが伝わってきて、ジーンと胸が温かくなりました。
子どもにとって先生と過ごす時間ってとっても長いですもんね。
そして関わる大人が少なかったりすると、余計にその比重も大きくなりますし。
ということでした。
こちらはですね、100回のダンバラ先生とだいちゃんの関係についてコメントいただいております。
タマさんありがとうございます。
本当にダンバラ先生の信頼感ですよね。
子どもをガキ扱いしてないと言いますか、子ども扱いしてないと言いますか、
同じ人間として土壌に立っていて、だからこそ関わってくれてうれしいとか、
一緒にできることが楽しいとか、そういう言葉が出てくるんだなというふうに思いました。
本当に子どもにとってめちゃくちゃ影響を与えることができる、
良くも悪くも影響を与えることができる仕事だなというふうに改めて思いました。
タマさんいつもありがとうございます。
そして次のメッセージをお読みします。
続いてはトクちゃんです。
トクちゃんありがとうございます。
じゃあ読みます。
僕も一人の先生で人生が変わった人間なのですごく共感しました。
悪い評判のあった自分をそのまま見てくれた先生でした。
同じような話、去年の君は知らないからね、が出てきてなくそうになりました。
100回目おめでとうございます。
ということでした。トクちゃんどうもありがとう。
何かですね、こんなトクちゃんみたいにこの前の100回目を聞いて
自分のことだったか、あの先生のことを思い出したというメッセージも
ありがたいことをたくさんいただくんですよね。
トクちゃん本当にすごく素敵な大人で
僕もいろいろ教えていただいたり尊敬する分もとてもある方なんですけど
悪い評判があったりしたもんなんですね。