羊毛の販売と付加価値
はい、お疲れ様です。羊飼いのまるおかです。
人と羊が繋がることをテーマに活動しております。よろしくお願いいたします。
えーっと今日は、昨日の続きの続きの続きですね。
結構喋ることある、喋るっていうか、あのー
伝えたいことかなーはいっぱいあるんですよね。この 羊毛を販売する届けるっていうことに関してね
そう むしろこれこれが私なんだろう
すんごい力入れていることでもあるので
多分 あの日本で一番そのね
羊毛の届け方とかさ あのそういったことについても誰よりも考えている自負はあるので
あのー
もうちょっと喋っていいですか せっかくなのでね
やっぱ今時期じゃないですか羊毛を借り取ってさ販売する時期なので
やっぱ知っておいて欲しいなっていうところはあるからさ
あのー 羊毛はねー
うん
えーっとそうだなあのーどこまで喋ったんだっけ えっとそうあの付加価値をつけましょうっていうところね
で付加価値をつけましたと ましたとね
で
まあ例えばキロ1万円で販売 してますと
買ってくれましたねってなったら やったー終わり
って思ってしまう方 すごく多いんじゃないでしょうか
どうなんだろうそっから先のことを考えている方いますか 売れた羊毛のその先のことって皆さんどうですか
あんま興味ないですか
ねえ これさ
すっごくやっぱ大事だと私は思うんですよ その
この羊毛 生産して届ける販売するっていうのは
まあ一時産業なわけで こっからこう2時3時4時とね
変わっていくじゃないですか糸を作り ね糸を販売し
でその糸を買った人が 生誕を編み
ねまあ自分で着るかもしれないけど販売も するかもしれないねってなってくると
最初のさ価格が 違うだけでそっから先の価格も大きく変わっていくじゃないですか
ねっ ってなってくると
やっぱ最初の価格が高ければ高いほど 素材となるものがね高ければ高いほど
出来上がる製品っていうのは すごくすごく高くなっていくんですよ
そういうものなんですよねそうなのでできるだけ 素材をね安く
仕入れて ねで
売れる商品をねみんな売れる価格の商品を 作ると言うところが結構大事だったりする
んですよね うん
そうそうそう で
そうなってくるとさ やっぱ
まあこっちとしてはやっぱ高い値段で 売っていかないと正直割に合わないよっていう
ところがやっぱあるので 私も正直売っちゃうと羊毛だけではやっぱ食べていけないからさ
製品価値の向上
そうなので ねぇ
もっ
なんか もうちょっと何か何かしらこう考えなきゃなっていうところはあるんだけど
まあそれは多分羊毛以外の収益を
考えて作っていくっていうのがすごく大事なんだろうなぁと思っているので まあ羊毛はまあ
これが限界じゃないかなっていうのが正直なところ ですねこれ以上私あげてしまうとちょっと
みん あんまり良い循環が生まれないような気がしているので
で 話が逸れたけど
こっから先じゃあどうするかってことね 売れました
キロ1万で売れましたキロ2万で売れましたと でその
素材を使って作られた 毛糸
が
一般的な価格よりも倍ぐらいの値段がついてしまったと なった場合
それが売れ残ってしまったら
売れ残ってしまったらそれって いいんだっけっていう
ところあるじゃないですかそうそもそも私がやりたいことってなんだっけって言う やっぱ人と羊の関わりをさ
知ってもらい感じてもらい体験してもらうっていうところがね まあ
目指すゴールだったりするわけなんですよね
ってなってくるとやっぱ最後それを使って身にまとってくれる方
に届くまでが やっぱり
そこまでちゃんとね
向き合っていきたいなというふうに思うんですよ その素材が売れたら羊毛が売れたらもう私はもう
あとは知りません っていうのはちょっと
違うんじゃないのかなーって まあそういう方がいてもいいんですけどね
やっぱねそれぞれね 自分の担当するところで精一杯やるっていうのでそこから先のことはね
あまり関わらないっていうのもまあそれはそれで あの
プロとしてねやっていくのは素晴らしいと思うのでいいんですけど でもやっぱ売れ残っちゃってたらそれはひょっとしたらその値段が影響してるんじゃ
ないのって言うところはあるか
やっぱその値段で売るってことはちゃんとその先もちゃんと 書いてがね
ちゃんとつくような 設計をねしてあげる必要性はあるんじゃないのかなと思ってます
で じゃあ私は何してるんですかとどうしてるんですかというところね
そう
まあ私の場合は 例えばさその
まあ 不可価値として
値段を上げることがね できているわけじゃないですか
会いに行けるとか顔が見えるとかさバディになれるとかねってなってくると それでこう不可価値をつけて値段を上げることができたのであれば
そっから先のねその羊毛で作られた毛糸にもちゃんとその不可価値を乗せて 販売するっていう風にしていけば
その毛糸がね他よりも高いというのもちゃんとそこには不可価値がついてるんですよと その毛糸にもちゃんとその不可価値が
乗るような
形にしていく必要が やっぱあると思うんですよ
ってなると 例えばその羊のことをもしねその
みかんちゃんの毛糸で販売するのであれば私はやっぱそのみかんちゃんを 表にねやっぱ出していく必要はありますよね
スピナーさん紡ぐ人にだけみかんちゃんを見せる ではなくて
それを使ってくれるその系統を使ってくれる方にもちゃんとみかんちゃんを届ける 普段のみかんちゃんの様子だったりとか
ねそういったところを ちゃんと発信する
伝えるっていうところがやっぱすごくすごく私は 大事だと思うんですよね
スピナーさんだけじゃなくてその先にいるニッターさんね 最後はそれを着るエンドユーザーの方に向けてもちゃんと
伝えていくっていうのがすごく大事 これがなかなか難しいよね
自分もさできてるかって言われたらできてないのよ
やっぱトースも増えてくるとね なかなかこう
ねえそのねインスタに載せたいとかもさ まあすることはできるけど
ねえ 今うち結構トースいるじゃん
満遍なくて難しいし写真が写真が嫌いっていうかさあんまりこう 写真を撮らせてくれない羊もやっぱりいたりするしねでだいたいみんな同じような
羊ばっかがさ 乗っちゃったりするから
ね写真撮りやすい子っているんですよ なのでその子バーカーね表に出てってなってくるとなんかちょっと
あの ね
別にねひいきしてるわけじゃないんだけどさそうなっちゃうよね っていうのでなんかこうバランスが取れないというかさ
もどかしいっていうところやっぱあるんだけど そう
私のそこの課題ね 課題ではあるんだけどでもまぁそういう思いでやってるっていうところ
だねちゃんとそこも意識した上でやってますと
羊フェスタの重要性
で もう1個ね
まあ もう1個あるのは
その
作品をさ 販売する場所っていうのもちゃんとこう整えてあげるっていうのが
整えるというかその用意してあげる
っていうのもすごくすごく大事なことだと思います 私で言うとまあ
羊フェスタだよね
ね来週今度の土曜日曜日 今度の土曜日曜日の4月5日と6日
愛知県日清市である愛知牧場でね 羊フェスタやります
そう ねここに出展者さん30店舗
集まるんですよすごくないですかね 羊に関する方たちだけで30店舗
見たことない すごいねそうで
このねー やっぱ
イベントをさ 楽しみにしてくれる方がいたりするんですよ
そうで その例えばさっきのみかんちゃんのね
系統 1年間待ってくれてる
方もひょっとしたらいるかもしれない うん
ね その方
傘 例えば
ねうちのその羊フェスタ以外でも出展したりとかはすると思うんだけど あのやっぱりさ
なんて言うんだろうその牧場みかんちゃんがいる牧場で開かれるイベントとそうじゃない ところで開かれるイベントっていうのではやっぱこう客層が違うよね
客層が違うから
あの ねやっぱ目の前にみかんちゃんがいたらね
より愛着も湧くし ねもう値段なんか見てないみたいな感じがほとんどですよ皆さん
もうね値段を見ずにもうこれが欲しいこれ買いたいって感じでね 買われていく方いたりするんで
やっぱそういう 付加価値をね
ちゃんと織り混ぜて 販売するっていうのがすごく大事だなぁと思うのでそういうことができる場所をね
整えて設計して
そう 行くっていうのがすごく大事そうだから私今やってるこの羊フェスだってさ
めちゃめちゃ大事なのよ本当にもう もう私この一人フェスターのためだけに今ずっとずっと朝から晩まで動き回って
いるけど ね
あの もうほんとそのため
もうその で私が育てた羊毛
をスピナーさんに渡してそのスピナーさんたちが作った作品を みんなに届けるためそうもうほんとそのそれだけのため
ちゃんとやっぱそこまで やれてますかっていうところね
ありがたいことにうちのその羊フェスだとかさ そういうイベント
で あとはなんだ星が丘のねあったりもしますけど
羊飼いとしての信頼構築
やっぱ 他のイベントよりも
売れ行きが全然違うらしいです倍以上違うらしいです
だからちゃんと売る場所っていうのもすごく関係があるし ちゃんとそこに羊飼いがいるかどうかっていうのもねすごく大事だと思うんですよ
やっぱ羊を伝えることができるのって羊飼いが一番じゃないですかね もちろんニッターさんとかさあスピナーさんも伝えようと思ったら伝えれると思いますけど
とはいえね やっぱ羊飼いが
ねえそこにいてさ その羊のこと説明シャイだとかさその羊を連れてくるとかさ
ねっ まあそこまでできなくてもさ
ねっ お客さんとちゃんとこう話してさ
おしゃべりするだけでも全然いいじゃないですかこの人が作ってるんだなってわかる でしょ
この人がこの人この人が育ててるんだったらきっといい 羊さんなんだろうなって思ってくれるようなさ
やっぱそういうのすごく大事ですよそう いっくらさ
素材が良くても作ってる人が信用できそうになかったら買わないですからね
なんでこれね私すごい 綺麗な羊毛を育てたりするけどさひょっとしたらもうすごい
なに? 密閉されたゴミ一つ入らないような
すごいこう
無機質な部屋の中で育てた羊かもしれないじゃん
でもそういうそれですごい綺麗な毛が取れましたって言っても多分誰も買わないよね
ってなるからやっぱその人ってすごく大事なんですよ 動物を見てもらいたいとかもありますけど
いや一番その買う側ね 見せる側は動物を見てほしいその素材を見てほしいって言うんだけどそれを受け取る
側はあなたを見たいんですよそう 羊飼いのあなたの
その 言葉とか思いとか考えとかさ
表情一つもそうだよね
この人信用できるなって この人の作品素材買いたいなって思ってもらえるような
そういうねアプローチがすごくすごく 大事です
なので 作ったら育てて作って売れたら
終わりじゃなくてその先 私たちは一時生産者なのでちゃんとそのから先のね
最後エンドユーザーに届くところまで ちゃんと寄り添って
いくっていうのがすごくすごく大事です そういうことをするとちゃんとねその
スピナーさんもね あのまた
お願いしますってまた買いたいですっていう風に言ってくれると思います
そう そこまでやれてますか
どうですか
販売の成功と責任
ね私は羊が今 50頭ほどいますけどやってますよと
ちゃんとそこまでね だって
自分が育てた羊でしょ我が子同然でしょ それがちゃんとさ
ねえ 糸になり
服になり着てもらっている ねっ
その人のところまでちゃんと届けるって 別に何
普通じゃないですか ねえ
やっぱそこまでね親なんだから責任持ってね ちゃんと届けるっていうのは
当然のことかなとも思うので ぜひぜひぜひ
やってみていただけたらなと 思います
まあこんな感じかなぁ こんな感じかな
ねっ またなんかちょっと
そうだなまだ痛いことあるような気もするなぁ
でもなんとなくこの今まで喋った内容を 聞いてもらえていたら
流れというかさ売れる理由 ってなんとなくわかってきませんかね
ちゃんと売れる根拠がそこにはあるじゃないですか でこれって別に何だろう
誰でもできることでしょ そんな難しいことは言ってないはずで
やればできるはずなんですよやってないだけで誰もや やろうとしてないだけでやればできるはずなんですよ
別にそんなお金がかかるようなことなんて私 何一つしてないですよ
ねっ 何もお金かかるようなことしてないです
むしろお金がかからないことしかやってないでしょ 再現性は絶対にあるはずなんで
そうこれもねやって売れない理由がちょっと よくわかんない私は逆に
羊毛のことをちゃんと知ってる人が 綺麗な
ところだけの羊毛を販売して でそこにちゃんと付加価値がついていて
別にバディーとかじゃなくてもねいいわけで あの
で去年買ってくれた人に 今年も取れたんだけどこの去年そのみかんちゃんの毛を買ってくれた方に
今年もみかんちゃんの毛取れたんだけど良かったら買いませんかって声かけるだけで いいじゃないですか
ねっ 声もし
なんだろみかんちゃんがもし毛が取れなかったら お声掛け
できないのでまぁお声掛けしなくてもいいかもしれないけど 違う羊のねみかんちゃんの子供の
毛が取れたんですけどどうですかねって 声かけるとまたそこから
あの子の子供なんだっていうのでね買ってくれるかもしれないじゃん それで営業をかけていくってめちゃめちゃ大事だから
そうやってつながってもらう羊とつながってもらうっていうことをすると付加価値が そこにねどんどんどんどん乗っていって
その付加価値がついた毛糸を今度はその人が販売するのでその時に
ねっ 一緒になってみかんちゃんの
ね宣伝宣伝というかアピールとかね こんな子でねーとか
一緒になって その糸を販売して
いくっていうのがすごくすごく いいと思いますけどねそりゃ売れるでしょ
ね そう
難しいですかね どうなんですかね
うーん むしろ私はね何だろう楽しくてやってんだよねこれ
全然楽しい楽しいから全然悔いじゃないしさ
ね そうそうなんですよっていう
やってみてほしいなと思って
どんどん真似していただけたら嬉しいでございますと いう感じですねはい
では 長々としゃべりましたが
羊毛の届け方販売の仕方ねぜひ 参考にしていただけたらなぁと思っております
またなんかわかんないことあったらいつでも聞いてください ではでは
