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お疲れ様です、飼育員のまるおかです。
キフト愛知で、羊を50頭ほど育てながら、羊と繋がるコミュニティを運営しております。よろしくお願いします。
今日は、思うことがいろいろあるんだけど、言葉にまとめたいっていうか、
僕の中で今、もやっとしてるところがあるから、それをクリアにしたいんだよな。
でも、言葉にまとめれるかな、どうかなっていうね。
とりあえず喋ってみようかなっていうような、そんな回でございます。
もしよかったら、聞いてやっていただけたらなと思います。
何を話すかっていうとね、物の売り方というかさ、物を販売するって難しいよねっていうかさ、
ちゃんと売りたいなっていうかね、そういうことを結論に言いたいわけなんですけれど、
何て言うんだろうな、物を売るのってさ、簡単じゃないよねっていう。
例えば、私だったらさ、羊の原毛を販売したりとかしてるわけなんだけれど、
これって、やっぱちゃんと売れる動線を作った上で、私は販売するように心がけてはいるんですよ。
これでもね、一応ね、ただただお店に並べてさ、テーブルの上に並べて買いませんかっていうようなやり方をしているわけではないんですよね。
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販売するものによってね、その売り方って全然違ってくるので、全てがそうというわけではもちろんないんですけど、
私も昔はさ、野菜を育てて、それこそキャベツ一玉100円とかさ、大根1本100円セットで、2本セットで150円みたいなさ、
そういう販売の仕方みたいなのもやってた時期があるんですよ。
自分が毎朝、採れたての野菜を収穫して店に並べて対面販売して、お客さんの顔を見ながらね、
今朝採れたてだよとかさ、この大根はね、すごくおでんに向いてるんだよとかさ、こっちは辛味があってね、美味しいんだよとかさ、
こっちは煮物にすごくいいとかね、大根によっても全然違うしさ、
キャベツとかだったらさ、朝どれのキャベツってめちゃめちゃ甘くて美味しいんだよ。
朝どれをそのままザクって切ってさ、ちょっとこれ食べてごらんって言ってさ、食べさせたりするのよ、お客さんにね。
そしたらやっぱりめちゃめちゃ甘いからさ、時間が経ったらさ、スーパーに並んでいるキャベツとかって、
やっぱり時間が経てば経つほどさ、ちょっとえぐみが出てくるんだよ。
なのでちょっと苦いって感じがするんだけど、採れたてはね、ほんと何もつけなくていいの。
何もつけなくてももうそのままかじるだけでさ、甘くて美味しいんだよ。
っていうのをさ、やったりとかしてさ、物を売ったりするわけよ。
販売するって。ただただこう並べるだけ、商品を並べるだけで売れていくってことは基本的にはないんだよね。
買う人は買う人で、絶対その理由というか目的があるんだよ、その商品を買うっていうところには。
味がいいとかさ、見た目がいいとかもちろんあるよ。
その作家さんが好きだとかね、そうで必ず理由があって。
その理由も何もない人にとっては、それはただの物であって、買う理由にはならないからさ。
いかにその人にとって、その商品を買いたいって思ってもらえるような物にするかというところが、
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すごくすごく物を売る上で大事なポイントになってくるわけですよ。
ここで羊の原毛の方に話を戻すと、いくらカバードウールであっても、カバーをしたすごく綺麗な品質、最高級な品質のウールができたとしても、
糸を紡がない人にとっては、それはただのもこもこした羊の毛であって、
買ったところでどうすることもできないというか、しょうがないよねみたいな風にどうしても思っちゃうよね。
だからそれは買うっていう商品にはなり得ない。
なり得ないし、たとえ糸を紡ぐことができるという人にとっても、値段がそこそこ高いよねと。
それだったら海外から仕入れた、ちゃんと綺麗に整った、私が作る羊毛っていうのは基本、もう個性的だからさ、
もうほんとバラバラなんですよ。統一性はないので。
でも私はその統一感のある、こういう商品を作りたいから、肌触りのいいメリノウールじゃないとちょっと私はね、みたいな方であれば、
それは作るものか決まっていたらさ、買う商品にはなり得ないよね、それが。
だし、例えばその素材の単価がね、ちょっと割に合わないというか、私が作る作品にその値段の素材はちょっと無理ですみたいな感じになったりもするじゃん。
だからそこはすごくすごく選ばれるよね、買う側もね。
っていう中で、じゃあどうやってね、私はこういった商品を届ければいいのかなっていうところを考えるんですよね、ずっとずっとずっと考えてるんですよ。
ほんともう四六時中考えてますけど、でも今でもまだわかんないというかさ、
はっきりとした答えはね、やっぱり見えてない。
とにかく今は売れてるからいいんだけど、これがずっと続くかどうかってのはやっぱりわかんないしさ、再現性があるのかどうかもわかんないし。
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そんな状態でさ、他の人にカバーの服、羊に服を着せたらキロ2万円で売れますよみたいなことを言ったとしても多分売れないんだよ。
多分それ無理なんだと思うのね。これ再現性がね、今のところあるにはあるんだけど、多分それを実際にやるってめちゃめちゃやっぱ大変だと思うのね。
なので、私がこのなんで実際売れてるんだろうというところをちゃんと言葉にまとめてさ、その通りにやればあなたもできますよみたいな形に持っていけないといけないよなっていうところで。
ま、なんかまとめたいんですけどね。そうなんだよな。
私がすごくすごく意識しているところでいくと、ただその素材の良さで販売してるだけじゃなくて、
全体をいかにゲームを買われた方が買った後もちゃんと気持ちよくね、その糸を紡いで作品にして販売してお客さんに届けると。
その届けたお客さんも喜んで使ってくれる。エンドユーザーまでしっかりサポートするというか、責任を持ってね。
その素材を作っている私が、そこから先最終的なエンドユーザーの方にまでちゃんとこう、羊を届けるつもりでね、私も活動すると一緒になってね。
っていうところがやっぱ大事なんだよなって思うんですよ。
要するにさ、私が作る原毛って単価がめちゃめちゃ高いから高くしてるんですよね。
あえてね、そこに関しては負担はかかるので申し訳ないなと思いつつも、将来的に見てもさ、やっぱり国産の羊毛がちゃんと価値のあるものとして根付いていってほしいなと思うからさ。
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安売りは絶対にしたくないし、そっちの勝負に入ったらもう終わりだと私は思うので。
そうじゃなくて、ちゃんと価値のあるものを育てればちゃんと価値を認めてくれる方がちゃんといて、それでちゃんと羊を育てることができるんだよっていう世界に持っていきたいから。
なのでそれなりの値段はしますと。
その毛原毛で紡いだ糸っていうのはやっぱり他の毛糸よりも原価が高くなるので、販売するときの値段もぐんと上がるわけですよ。
ただでさ、今毛糸離れというかアクリルでできた安い百均にも毛糸が並んでたりするような時代ですから、ウールの毛糸が百均に並んでたりするわけなんですよ。
そんな中ね、同じ量でゼロが一つ増えてるぐらいのね、すごい差ができてたりするので、そんな中さ、ただでさ、今鉄むぎ糸とか高くてなかなか売れない時代に、
より私の高い原毛を買ったことで、よりハードルが上がってしまうね。
より高い値段の鉄むぎ糸を販売しなきゃいけないという、そういう負担を背負わせてしまうことにはなるわけだから、
そこまでやっぱ私はちゃんと責任持ってね、ちゃんと売れるような場所を作るっていうのが大事かなとも思うんですよ。
なのでね、羊フェスタとかさ、星が丘テラスの方もそうだし、できるだけ販売するときに力になれるようなね、そういう環境というかさ、整えてあげる必要って絶対にあるんですよ。
その素材だけ、原毛だけ売って、自分が欲しい金額だけ載せて、あとはもうそこから先のことは私はもう知りませんっていうかさ、それはそちらで頑張ってくださいねっていう風にしているところって結構多いんじゃないのかなとも思うし、
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そこから先まではちょっと私は責任持てませんよみたいな方って結構いると思うんですよね。
なんかそうは絶対になりたくなくて、だってそこから先さ、もし売れ残ってしまったら次また原毛を買ってくれるかっていうと買ってくれないですよね。
作ってもそこから先売れないんだったらさ、また買ってくれるってことは絶対にないので、だからちゃんと最後までね、その素材を使った作品がエンドユーザーの元にちゃんと届いて、
で、ちゃんとそこで喜んでもらえているものっていうところまで落とし込まないとやっぱり続かない。
一回売って終わりっていうものではやっぱこの活動は続かないので、
そこなんだよな。だからちゃんと売れる場所を作らなきゃいけない。
責任持ってね、そう。
なので売れる環境を整える、その自分が作った素材のね、原毛を売るっていう環境も作らなきゃだし、そこから先それを使った作品、毛糸だったりセーターだったりとかさ、それが売れる環境も作らなきゃいけない。
最終的にはそれを買った人がそれを着て牧場に足を運んで、羊にもその恩恵がちゃんと返ってくるような環境も作らなきゃいけない。
ここを全部ひっくるめて、やっぱり整える必要って絶対にあるから、これが整ったらちゃんと回るんだよね。
またね、あの子の、あの羊さんの作品が欲しいってなって、その作家さんの元にお客さんが集まり、その作家さんはその子の原毛を求めているお客さんが来るから、その子の原毛をまた買いたいと。
来年もよろしくお願いしますという感じで牧場の方に来てくれると。
っていう全部ひっくるめて、やっぱり考えないと、私のやってるこの活動って再現性って生まれないんですよね。
絶対に生まれない。
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私も最初からね、そうなると見込んでこういう活動してるかって言うと、そうじゃなくてさ、やっぱりもう一個一個だよね、ほんと。
一個一個整えていったって感じで、もういろんなことをね、やって、でうまくいかなかったらあきらめて、で次こうしよう、ああしようってね、やって。
でもコミュニティっていうものもさ、めちゃめちゃやっぱ大きくって、コミュニティがあったからできてるっていうのはもう間違いなくてね。
こういったね、ものを売る販売するっていうのって、ただいいものを作ればいいってわけじゃないんですよ。
分かりますかね。
分かりますかね。
だからね、なんか申し訳ないんだけど、ほんと申し訳ないんだけど、その売り方じゃダメだよっていう人ってやっぱ、
で、なんか自分だけ良ければそれでいいっていうかさ、
なんかね、自分、自己満足でこう、ものをさ、販売している人、自分が好きなものを販売して売れたらやったみたいな人、めちゃめちゃ多いですけど、
いや、なんか、もうちょっと周りをね、見てほしいなというか、そう、まあそういったちょっとね、ことがあって、
で、まあこんなこと今喋ってるんですけど、
そう、ものを売るって大変なんだよっていうかさ、まあ舐めんなよみたいなね、まあそんなちょっとオラオラした回で申し訳ないですが、
うーん、なんだろうな、難しいよね、ほんと、うーん、まあどうしようかな、どうしようかな、なんか、なんかできないかなーって思っとります。
まあ私が今、あれなんですよ、あのー、販売してみたいなーって思うものが、まあいくつかある中でね、まだ一個こう、うーん、答えは出てないんですけど、
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まあ挑戦したいなーって思うものはいくつかあってね、うーん、やっぱそのウールってこう一生ものというかね、ずっと使えるっていう、大事に使っていくものっていうのがやっぱあるじゃないですか。
うーん、なので、これをねー、なんて言うんだろう、まあ要は古着としてね、生き返らせることってできないかなっていうのをずっと考えてるんです。
うーん、で、まあ一個ね、私がなんかやりたいなーってちょっと思ってるものでいくと、うーん、まあ私がさ、この活動をする、まあ一番最初のその原点となるような、その、服があるんです。
そう、でまあ、なんていうんだ、これはね、うーんと、私、あれはいつだったっけかな、そう、ちゃんとこう、自分が育てた羊だけじゃないんだけどね、実際にいろんな毛が混ざってはいるんだけど、とはいえ、
あのー、うちの羊の毛が、まあ大半、うん、使われている、えーとね、ジャケットがあるんですよ。
うーん、これはね、にっけさん、にっけさんが、違うわ、これく、国島さんか、そうだわ、国島さんが作ってくれた、そのジャパンウールプロジェクトの、もう一番最初の、あのー試作品だよね。
うーん、で作った、えーと、生地があってね、ジャパンウールの、えー、そう、うーん、それを、その生地で作ったジャケットがあるんですよ、そう、でこれはもう二度と作れない、うーん、唯一無二のもので、私にとってももう唯一無二のものなんです、これは。
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で、これね、私ね、普段あんまり着てないんですよ、うーん、まあ特別な時ぐらいだよね、何かの、こう、うーん、なんかこう、かしこまった時に着るようなジャケットだったりするんですけど、そう、普段あんまり着ないんですよ、うーん、着るタイミングってあんまりなくって、要はこれ、私これ着て作業とかさ、
うーん、本当は出来たらいいんですけど、とはいえ私今さ、あのー、みんなからもらった羊飼いのセーターがあるから、まあこっち着てることがほとんどで、あのー、あっちのジャケットを着るタイミングというかね、うーん、機会がちょっとないんですよね、そう。
なのでこれなんかちょっと、ずーっと着ないままね、うーん、こう、ハンガーに引っかかって、ずーっとこう、しまわれてるっていうのがね、なんか心苦しくって、やっぱ使ってあげたいというか、うーん、役割としてね、ちゃんとこう、与えたいなっていうのがすごくあるんです。
うーん、なのでこれ、どうにか生かすことできないかな、それこそ古着になるでしょ、古着として、うーん、次のね、役割っていうのを、なんかできないかなーって、なんかできないかなーってずーっとね、考えてるんです。
うーん、そう、えー、古着、そうなんだよね、うーん、物はめちゃめちゃいいから、まだ全然使えるしさ、うーん、使えば使うほど多分味が出てくると思うしね、こういうのって、うーん、なのでこれちょっと私今後、いろんな人に着てもらいたいなと思ってて、
うーん、でもしそこでね、気に入ってくれる人がいたら、うーん、そこから何かまた始められないかなーって思ったりしております。
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うーん、そう、そうだよね、古着、やっぱ古着ってすごく、ね、特にウールは、うーん、可能性しかないからさ、ちょっと、うーん、手をつけてみたい分野なんだよね。
そう、そうなんですよ、でもまあ売り方が私さ、全然わかんないから、ね、まあ堀田くんが今古着をね、一生懸命、あの、売ろうとしてるんだけど、うーん、まあ多分僕、私がやろうとしていることと彼がやろうとしていることは、ちょっとベクトルが違うなっていうのはやっぱ思うので、うーん、
そう、そうなんだよね、なのでちょっとまああんまり、うーん、参考にならないような気がしているので、うーん、まあ多分、うーん、申し訳ないけど、うふふふふ、申し訳ないけど多分違うんだよなっていう気はね、まああの堀田くんは多分このラジオは聞かない、聞いてないと思うので、うーん、
あのー、そう、全然応援はするんだけどね、うーん、ただ多分売り方としては多分違うんだろうなーって思っているので、ちょっと私は私なりの、この、うーん、売り方をね、ちょっと模索しないといけないんだろうなーと思っておりますというところかな、うーん、
まあ堀田くんのね古着も、なんかもうちょっとね、ガンガン売ってきゃいいのになって、うふふふ、私はちょっと思っちゃうけど、うーん、まあそこはあれかな、キャラクターかな、うーん、キャラクターがあると思うのでね、えー、そう、まあ温かく見守っていけたらなと思いますが、うーん、
ちょっとその辺私は、うーん、売り方をね、しっかりと組んでいきたいなと思っております、うーん、みんなが、みんながちゃんとこう、ハッピーになれるね、うーん、いい循環が生まれるような仕組みを作りたいですね、
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まあ、答えが出てるようで全く出てないですが、そう、そう、うーん、物を売るって大変よなーっていうところをちょっとね、お話しさせていただきました、まあ何かの参考になれば幸いです、はい、ではでは、お疲れ様でした、おやすみなさい。