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2025-03-27 14:25

羊毛を売りたければ〇〇が大切!


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サマリー

羊毛を販売するためには、羊毛を身に着けることやその品質を理解することが重要です。販売を行う羊飼いは、自らの羊毛の素晴らしさを実感し、その価値を伝えることが求められます。

羊毛販売の基本
はい、お疲れ様です。羊飼いのまるおかです。
人と羊が繋がることをテーマに活動しております。よろしくお願いいたします。
今日は、羊毛を売る時のコツというか、私なりの戦略というか、
今、毛刈りのシーズンなので、何かしらの参考になればなという感じで話してみようかなと思っております。
私は、日本で国産羊毛というジャンルの中で、ダントツで品質が良いです。
自分で言うのもあれですけど、めちゃめちゃ良いです。
なおかつ、めちゃめちゃ高いです。という感じで、なおかつ完売してます。
自慢でしかないんだけど、実績が一応ありますよというのを、最初に言わせていただいた上で、どういう風にしているのかというのを、根拠がなきゃさ。
気上の空論ではなくて、ちゃんと実績が伴った上での、私のやり方というところなので、聞いていただけたらなと思うんですが。
私のその羊毛の売り方ね、最初はね、私はね、全然お金がつけれるようなものではなくて、
ただでもね、もらってくれる人がいなかったっていう時期をね、ずっと過ごしてたんですよ。
で、そんな中さ、どうすれば、なんて言うんだっけな、そもそも売るつもりは最初はあんまなくてね、
使ってもらいさえすればそれでいいみたいな感じで、取り組み始めてはいたんだけど、
まず、羊毛を売りたい羊飼いさんいると思います。
品質をさ、高めていったりだとか、きれいにどうやって管理すればいいのかとか、
飼育環境とかさ、そういったところにすごく力を入れて何とかしようみたいなね、いう風にしていく方もおられると思います。
で、私はカバー着せたりとかしてるんで、それも一つのやり方ですよっていうのはあるんだけど、
実はね、それ以前にちょっとね、やってみてほしいことがあるんですよ。
これをやるかやらないかで、やっぱり全然違うと思うんです。
そこから先の自分の視点というか目線が大きく変わってくるので、結構ここ大事なポイントじゃないかなって思うんです。
それが結果的に品質につながって、羊毛の品質につながって、ちゃんとクオリティの高い羊毛が作れるようになると、
自然と飼いたいですっていう方はね、増えてくると思うので、結構そこ私大事かなとも思ったりするので、
そこをちょっと共有したいんですが、
端的に言うと、まず自分がね、羊毛を身につけるっていうところから始めてほしいんですよ。
これね、自分が育てた羊毛を身につけられたらそれが一番ですよ。
一番ですけど、それはゆくゆくのお楽しみというか、
やっぱり良い品質の羊毛が作れないとそこにはちょっと到達できないので、
まずは他の牧場さんの毛でもいいし、
それこそ普通に既製品のウール100%の服とか、
それこそヤフオクとかでも、私ウールのヴィンテージのセーターとかあったりするじゃん。
ああいうのをちょっと買ってみたりとかしてさ、着たりとか最初してたんですよ。
どんなもんかなって。
そうやって着たりすると、やっぱりその良さっていうのがすごく伝わってくるし、
あとは誰が作ったのかっていうところ。
それが手紡ぎでさ、自分で糸を紡いで自分で編んで作った帽子なり手袋なりセーターなりさ、
そういうのをぜひ着てみてほしいんですよね。
羊毛の品質向上
それをもう毎日のように着直してほしいんです。
それこそ作業着が一番おすすめ。
作業着がね、ずっと使っていると汚れたりするし、洗ったりもするし、
使い心地というかさ、匂いがつくのかなどうかなとかさ、あるじゃん。
そういうところで、羊毛の凄さっていうの、機能的にめちゃめちゃ優れてるっていうのを、
実感してもらえるとね、
自分が育てた羊の羊毛っていうのがどれほどの素材なのか、
どれほどのポテンシャルを秘めた素晴らしい素材なんだよっていうのを実感してほしいんですよ。
その素材を自分は育ててるんだぞというところね。
ここがね、理解してるかしてないかで、やっぱね、向き合い方が全然変わるんですよ。
やっぱ羊毛って高いじゃん。高いから売れないみたいなさ。
ところでみんな結構苦労すると思うんだけど、高くて当たり前の素材だと思うんです、私は。
これだけ立派な品質で、これだけすごい機能を持った、もうね、繊維の王様ですよ、ウールは。
で、この毛をそんな安く売るなんて私はできない。
で、それだけ私はこの品質というか、その素材としてのウールにすごい可能性も感じるし、価値を感じるから、
そこはまず理解してほしいなと。
自分が作ってる、育ててる羊毛はすごいんだぞと。
まずそこをね、自信を持って向き合っていく必要が私はあると思うんです。
で、その上で普段のね、飼育する上でさ、干し草を手に持って羊たちにご飯をわーってあげたりするんだけど、
もう私は羊の頭の上とかさ、体の上を干し草を抱えて歩けないんですよ。
絶対こぼれて、絶対ね、羊たちの背中とかさ、頭とかに降りかかるじゃん。
羊も餌が欲しいから飛びかかってくるじゃん。
で、もうぶわーってなるでしょ。
そうってなるから、絶対にそうならないように、めちゃめちゃ注意しながら餌をあげたりとかもするし、
やっぱ管理の仕方がね、自然とそうなるよね。
自分が作ってるのはすごいもんなんだぞっていうね。
で、そこで出来上がって、そこでなんていうの?
だんだんクオリティが上がっていって、環境が変わっていって、自然と良い素材が作れるようになると思うんですよ。
そこで出来た自慢の羊毛をどうやって刈り取るのがベストなんだろうというかさ、
そこで毛刈りの技術っていうのも大事だっていうのを理解するようになるし、
私はもうなんだろう、最初の頃は羊毛を使うための刈り方ではなくて、
羊をいかに怪我をさせないようにだとかさ、綺麗に刈り取るにはどうすればいいんだろうとかさ、
そんなことばっか考えてたんだけど、いやいやいや、羊毛でしょみたいなね。
羊毛をどうやって綺麗に、次のその羊毛を使う人のことを考えて毛を刈るようになっているから、
全く違うんだよね、刈り方が。意識しているポイントが全然違うから、
やっぱりその違いだけでも、この羊毛を刈りたいって思う人が増えてくるんですよ。
自信を持って羊毛に向き合う
その辺をね、まずは羊毛を販売したい方たち、販売したいと思っている羊飼いさんは、
ぜひそこをね、意識を持っていただけたらなと。
そのためにはまず、自分が羊毛を着るっていうところ。
羊飼いなんだからさ、羊毛をね、羊を身にまとってないとちょっと格好悪くないですか?
それで羊飼いと名乗れますか?っていうところ。
なんか僕ね、ほんと悲しくなっちゃうの。
羊飼いがさ、発熱性の服とかさ、最近多いじゃないですか。
そういったものとか、化学繊維で身にまとっている羊飼いさんを見るたびに、
私はなんかもう悲しくてしょうがない。悲しくてしょうがないって思っちゃうんだよね。
羊毛ウールの方がもっといいんだけどなって。
それをあなた育てているのになんでそっち着ちゃうのって。
悲しくてしょうがなくてさ。
いやそれ安いかもしれんけど、
いやもうでもそれワンシーズン着たらもうテロテロになって、
もう次のシーズン着れないじゃんとかさ。
思ったりするんだよ。
ウールは高いけどもう一生もんだよと。
めちゃめちゃ機能的にも優れてるし、
その良さを知って欲しいなとも思ったりするよね。
作っている羊飼いがその良さを理解していなかったら、
誰がその人から羊毛を買うのよっていう話もあるでしょ。
羊毛のことを知らない人から羊毛を買いたいとは思わないでしょ。
普通に考えてそうじゃない?
なのでその辺、その辺です。
まずちょっとそこをぜひ、
そこから始めてみるといいんじゃないのかなと、
私は強く強くお勧めしたいと思います。
はい、ということで今日は、
羊毛を売るときに気にして欲しいというか、
意識して欲しい。
最初の一歩。
他にもいろいろあるよ。
他にも大事なポイントがいくつかあるんだけど、
まずそこ。
まずそこをちょっと見直していただけると嬉しいなと思っております。
私もそこから変わったんで、ぜひぜひお勧めでございます。
ではでは。
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