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はい、お疲れ様です。羊飼いの丸岡です。
今日も人と羊が繋がることをテーマにお話ししていこうと思います。
前回の続きですけれど、私がやっている取り組みを大きく分けて3つあるので、
それをちょっと話してみようかなというところで、
前回が羊にカバーを着せるというところ。
今日お話しするのが、2つ目がバディを組むってことかな。
バディを組むっていうことを話すとですね、
いろんな繋がり方、繋げ方っていうのはあるんだけど、
自分が今置かれている環境、立場っていうところを踏まえて、
これがベストかなっていうところで考えた結果、
バディを組むっていうところに至ったわけなんだけれど、
そのことをちょっと話してみようかなと思っております。
なので、他の牧場産ができるかどうかっていうのはまた別なんだけれど、
ということで、それを踏まえて聞いていただけたらなと思います。
まず、自分が置かれている環境っていうのがどういうところかっていうと、
観光牧場っていうところで、いろんな方が牧場に遊びに来てもらって、
触れ合っていって、入場料だったりとか餌代だったりとか、
っていうので、なんとか食べていってますっていうスタイルの牧場になっているわけなんだけれど、
私がやろうとしていることっていうのが、そもそもね、
羊毛をちゃんと使いたいと、ちゃんと糸にして生体一着作りたいよねぐらい、
ちゃんとそれができるぐらいのことをちょっとやってみようと。
とにかく一回やってみようっていうところね。
あとは、羊のことをお客様、子どもたちとか、遊びに来てくれた方たちに、
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羊っていうのはこういう生き物なんだよ、動物なんだよっていうのを伝えるために取り組もうというところかな。
っていうところが、一応ゴールがそこになるので、
それを実行するために、まずは羊毛の質を高めるっていうところをカバーを着せてやったわけで、
そのおかげで、その羊毛が欲しいっていう方がたくさん集まってきてくれたので、
やっとね、その羊毛から糸を作ったりとか作品ができるっていうところに、
なんだろうな、一歩前進したんだよね。
で、そこで次に私が取った行動っていうのが、
バディを組むっていうことで、
バディっていうのが、うちは羊を育ててて、毎年毎年毛刈りをするわけなんだけれど、
その刈り取った毛っていうのを毎年同じ方にお渡しする。
同じ羊の毛を同じスピナーさんにお届けすると。
販売するっていうことを始めたのね。
これがね、かなり喜ばれたんですよ。
羊毛をね、皆さん買いたい買いたいっていうふうにありがたいことにね、
お声かけいただくんですけれど、
そのこの毛を、
なんていうのかな、
スピナーさんが求めているものっていうのが、
もちろん人それぞれではあるんだけれど、
なんていうのかな、
本当だったら、
家でね、
庭で羊が飼えて、それを自分で刈り取って、
自分でその糸を紡いでっていうところまでね、
本当はやりたいなって夢見ている方っていうのは、
まあ結構多いと思うんですよ。
私が関わっている方たちって、
そういう夢をね、持っているけど、うちマンションだしなとか、
街中だしなみたいな感じで、
なかなかその夢は叶えられなくてっていうところは、
やっぱ、
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持っている方っていうのはいるんですよね。
で、そんな中で、
自分のパートナーとなるね、羊っていう、
なんていうのかな、そういう
ことがもしできるのであれば、
やってみたいっていう方は多いかなというところで、
すごく喜ばれたんですね。
私の羊ちゃんみたいな感じで、
実際にはその羊毛を一番最初にあなたに販売しますよっていう、
そういう約束というか、契約というか、
っていうことなので、実際その羊のね、
なんていうのかな、
正式なオーナーっていうわけではなくてね、
餌代だったりとか、病気になったら治療代とか、
育てるのにかかる手待ちとか、そういうのをいただくわけではなくて、
あくまでその借り取った毛を誰に販売するかって、
毎回募ったりするわけなんだけれど、
まず一番最初にあなたに声かけますねって、
この羊の毛はあなたにまず一番最初に声かけさせていただくので、
そこで決めてくださいと。
買うか買わないかそこで決めてくださいっていう、
それだけの契約、約束です。
なのでお互い結構ね、気が楽というかね、
私は私で普段通り羊を育てることができて、
管理の仕方はもう私が自分で判断できると。
で、育って取れた毛を販売するわけなんだけれど、
それを買う買わないっていうのもその時にね、
決めれるっていうところで、
買う側もね、
大体皆さん特にもう何も見ずに買うって言ってくれるんですけれど、
やっぱその羊って毎年、
例えば病気したりとかすると毛の質が悪くなったりとかもするし、
やっぱ品質って変わるんですよ。
なのでそういったところも含めてね、
必ず買わなきゃいけない、買い取らなきゃいけないっていうのは、
結構リスクがあったりするので負担も大きかったりするので、
そこはもうこっちがそれは受けるべきところなのでね、
ちゃんと値段に見合う品質かどうかっていうところも含めて、
販売しますと。
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うちだったら安くはないんですけど、
キロ2万円で販売するんですね。
毎年取れる量も変わってくるし、
できるだけいい毛をたくさん、
私は育てるっていうところに、
集中して取り組むことができるし、
取れた毛を販売しますということもできるし、
買い取る方も今年はどんな毛が取れるのかなってワクワクしながらね、
出待ってもらって、取れた毛を一緒に見ながらね、
買いますかどうですかっていうところを相談することができるという、
そういう感じのバディです。
今のところね、
バディを組んでくれた方達っていうのは、
長いことね、
その羊ちゃんを一緒に、
育ててるのは私ですけれど、
見守ってくれてるというかね、
すごくいい関係を築くことができて、
このバディを組むことによって、
すごいね、メリットが大きいんですよ。
めちゃめちゃ大きくて、
それもちょっとお話ししたいなと思うんです。
まず、
スピナーさん側のそのメリット、いいところ、
まずやっぱり自分のパートナーができるわけなので、
愛着がものすごいんですよ。
我が子の羊の毛を、
使うわけなので、
すごくね、やっぱその、
普通に今まで仕入れてた羊も、
とにかく、
全然違うというか、品質で言ったら、
海外のメリノの方が柔らかくてよかったりもしますけど、
そうじゃないと、
それを求めてるんだったらもうそっちを買うよと。
そうじゃなくて、
羊とのつながりをね、
誰々ちゃんの毛なんだなっていうのを、
紙に書いて、
制作の意欲が、
段違いでやっぱり変わるらしいんですよ。
今までその、
ウールはウールで同じなんだけど、
やっぱり顔が見えない、名前がない、
どこの国かわからない、
やっぱり、
やっぱり、
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やっぱり、
どこの国かわからない、
よそのところからやってきたウールっていう素材、
で、
触り心地だったりとか、
見るところって基本そこ、
あと値段みたいな。
で、何作ろうかなっていう風に考えてたところが、
もう、
誰々ちゃんの毛っていうところで、
それが、
中心にあって何を作ろうかっていうね。
で、どうやって糸にしようかとか、
ものすごくこう、
ウールと向き合うことが、
すごく、
向き合う角度が変わったっていうのかな。
もう、それこそ、
ベリーとかね、
あまり汚れの激しい場所の毛も、
何とかして形にしたいっていうね。
ありがたいことじゃないですか。
っていうので、
すごくすごく愛着を持ってね、
接することで、
素材じゃなくて、
羊っていうのを、
感じることができるようになったって、
よく言われるんですよ。
これがやっぱりすごく、
いいメリットかなとは思うんです。
今までウールっていうのは、
ただの素材。
自分が欲しい素材を探して、
それを作ってたみたいな感じだったところに、
ようやく羊っていうのが実感できたっていうね。
そこの差が結構大きいみたいで、
その結果ね、
どうなっていくかっていうと、
作る作品を、
もっといいものを作りたいって、
思うようになっていくらしいんですよ。
もっと自分の技術を高めないと、
このだれだれちゃんの毛を、
ちゃんと形にしたいっていう、
強いモチベーションがね、
生まれるみたいなんです。
なので、
もう一回教室に通い直し始めましたっていう方が結構多くて、
もったいなさすぎて、
ちゃんと形にしたい、ちゃんと紡ぎたいっていうね、
やっぱそれぐらいの力があるんですよね、
パワーが。
羊とつながるってめちゃめちゃこう、
15:01
やっぱ大事なことなのかなって思うんです。
作った作品に対しても、
それを売ったりするわけじゃないですか。
それぞれのお店で、
販売したりするんだけど、
売り方にもやっぱ熱が加わって、
このマフラーはだれだれちゃうのでね、
って写真を見せたりとか、
こんな子でね、みたいな説明をしてくれつつ、
僕がね、
羊のことを伝える側の、
人だったわけなんだけれど、
そうじゃなくて、
作ってくれた作家さんが、
僕の代わりに羊を説明してくれてるんですよ。
この流れすごいなと思ってて、
自分がやろうとしていることを、
みんな自然とね、
別に僕は何も教養はなくて、
みんなが自然とそうしてあげたいというかね、
うちの羊ちゃんを見てほしいって、
みんながそう思って、
自ら発信してくれるようになってて、
一気に仲間が増えたって感じがね、
するんですよね、私自身も。
っていうのがすごくすごく大きい、
スピナーさんとか作家さんのメリットで言ったら、
特別な糸を紡いで、
特別な作品を作って、
なおかつ自分の技術も高めていくっていうところで、
作品のクオリティも
大きく変わってくるんじゃないかなと、
思ってます。
作品の単価も上げることができているそうなんで、
なんかこう、
みんながハッピーな流れが生まれてるなっていうのは、
すごく感じるんですよ。
ただただこう、
うちキロ2万円って言ったじゃないですか、
キロ2万円って言ったじゃないですか、
キロ2万円って言ったじゃないですか、
キロ2万円って言ったじゃないですか、
めちゃめちゃ高いんですよ、これって。
めちゃめちゃ高いんだけど、原毛でですよ。
洗ってない原毛で、
キロ2万円って、
ちょっと普通じゃない金額ではあるんだけど、
でもそれでも皆さんちゃんと、
そっからちゃんと作った作品も、
値段は上がるんだけど、
ちゃんと売れてるらしくて、
皆さんが熱を込めて、
説明をしてくれるし、
18:00
販売してくれるので、
みんなその毛を買いたいっていうことで、
買っていただけるっていう、
すごくいい流れが生まれてるので、
ちゃんと評価してくれてね、みんなが。
安くていいものっていうよりかは、
ちゃんとそういうストーリーが、
思いがあるものを使う。
で、販売する。
それを買った人もきっと、
そんな思いのこもったものを、
無限には扱わないじゃないですか。
大事に使ってくれると思うんですよ。
いい流れですよね、こうやってすごく。
なのでこれが、
良かったポイント、メリットかなっていうところです。
今お話ししたのは、
スピナーさんサイドのメリット。
次が私の方で、
飼育する側のメリットね。
ここもかなり大きくて、
やっぱね、
カバーを着せて、
育てるっていうことをしてるので、
それなりに手間暇はかかるので、
やっぱ単価は高くなるんですよ、
販売するところの。
で、一応私の中では、
年間の羊、
羊が年に一度毛を取れるっていうところで、
せめてその餌飼いは、
その羊毛で確保できないかなっていうところで、
それなりに、
羊毛で確保できないかなっていうところで、
大体その金額なんですよ、
1年分の餌代っていうところ。
うちだったらその、
餌が1日100円ぐらい、
今値上げはしてますけれど、
大体それぐらいとして、
365日毎日餌をあげるわけで、
1日100円ぐらい使うってなったら、
4万円っていうところで、
大体羊1頭、
2キロぐらい羊毛が取れるのでね、
年間で。だったら、
2万円かなっていう、
そういう値段設定をさせてもらってるんですけど、
それをやっていこうと思ったら、
やっぱそれなりの品質はね、
確保しなきゃいけないっていうところと、
それプラス、
バディを組むっていうことなので、
専属の買い手が決まってるんですよ。
これを決めるとどうなるかっていうと、
プレッシャーがめちゃめちゃ上がるんですよ。
21:00
羊の後ろにその方の顔が見えるぐらい。
なので、
群れで飼育はしているわけなんだけど、
その後ろにスピナーさんたちが付いてるっていうのが、
嫌が多で、
可視化されるんですよ。
なので、
それこそね、
バディを組む前はね、
羊が群れてても、
一つの存在でしかなかったのね。
単体じゃないんだけど、
群れで一つの感じで、
ざっくりと飼育はしてたのね。
それが、
今は一頭一頭、
すごい気になるようになって、
ちょっとおかしい子いないかなとか、
体調悪い子いないかなっていうのが、
すごく気になっちゃうのよ。
どうしても。
何かあったらいけないというかね。
みんな楽しみに待ってたりするんですよね。
毎年毎年。
病気になったら病気になったで、
僕もちょっとこの子調子が悪くなっているので、
今治療してます?とか報告したりするんだけど、
その時に皆さん心配になってくれたりとか、
見に来てくれたりとかする方もいるし、
もう私一人が育てているんじゃないんですよ。
みんなで見てくれている。
羊のこともっと知りたいとか、
いろんなことを教えてほしいとか、
もうまさにこれがね、
私がやりたかったことじゃないですか。
羊のことを伝える。
羊のことを知ってもらう。
羊ってこういう生き物なんだよっていうのを、
向こうからどんどん聞いてくれるようになるし、
なので、
私自身がすごくね、
成長させられているなっていうのは、
すごく感じるんですよね。
バディを組むことでね。
多分これがね、
バディを組まずにやってたら、
結構、
良い毛が取れたら、
良い値段つけて、
誰かに売ろうかなみたいな感じで、
結構気楽にできたような気がするんですよ。
でもその逃げ道を完全に僕は絶ったんですよね。
まあすごいプレッシャーですよね。
40頭いたら40人後ろにいるわけなんで、
でもおかげで結構
動物、羊を見るっていうことに対して、
24:00
責任感っていうのが、
良い意味で高まったので、
これは私にとってはかなりのメリットだったかな。
めちゃめちゃ大きかったかなと思うんですよ。
その毛の刈り方もね、
やっぱちゃんと刈り取らないといけないので、
下手に刈ってセカンドカットとかしてしまったら、
もう一年間の苦労が、
羊が一生懸命綺麗なの育ててくれたのが、
最後の私の一刈りで台無しになってしまったら、
もう本当に嫌じゃないですか。
なのでそういう技術面とかもしっかり、
頑張って高めないとなとか、
それこそスピナーさんと一緒でやってるので、
そういう技術面とかもしっかり頑張って高めないとなとか、
それこそスピナーさんと一緒でやってるので、
っていう感じで、
私にとってもメリットがめちゃめちゃ大きいかなと。
なのでこれはね、
ぜひやったらいいんじゃないのかなっていうのは思ったりするんですけど、
あとはもう単純にね、
毎年刈り取りをやるときに、
刈り取りをやるときに、
刈り取りをやるときに、
刈り取りをやるときに、
単純にね、毎年
買い手が決まってる同じ人にということで、
単純にね、毎年
買い手が決まってる同じ人にということで、
販売するにあたってのコストというか、
手間がほぼかかんないんですよ。
借り取ったら連絡すれば取りに来てくれるので、
借り取ったら連絡すれば取りに来てくれるので、
誰か買いませんか、こういう系なんですけど、
買い手がこうでみたいな。
そんなことを言わなくてもいいんですよ。
決まってるので、
決まってるので、
結構そこって販売にかける労力って大きいじゃないですか。
結構そこって販売にかける労力って大きいじゃないですか。
それがほぼかからないっていうのは、
めちゃめちゃメリット高いんですよ。
結構売れ残っちゃったとか、
この毛を次に二次加工してみたいなことで、
この毛を次に二次加工してみたいなことで、
人間も洗って販売しようかとか、
人間も洗って販売しようかとか、
洗ってもなかなか売れなかったら糸にしてみようかとか、
もうちょっと商品として魅力的なことにしようかとか、
もうちょっと商品として魅力的なことにしようかとか、
そういった手間をどんどんどんどんかけるじゃないですか。
それこそ値段を下げようかとかやっちゃったりするじゃないですか。
そんなこと僕、一切していないんですよ。
仮取ってそのまんま箱に詰めてどんなんですよ。
こんなメリットしかないじゃないですか。
こんなメリットしかないじゃないですか。
めちゃめちゃ楽なんですよね。
しかもみんなそれを喜んで受け取ってくれるんで、
27:02
楽なんですよね しかもみんなそれを喜んで受け取ってくれるんで
そう もうこれ以上の売り方はないんじゃないかなっていう気はするんです
で うちはそれができるんでいいんだけど
そう まあ
ねメリットを言い出したら本当
ねえたくさんあるんですけど じゃあこっからはそうだなその逆ねうん
そっあの
でデメリットではないんだけどその やらない
それをやらないっていうふうに まあ他のねその飼育員さんたちは
するんですうちはやらないっていうの 何でって私は思っちゃうんだけどこんないいこと尽くしなのにと思うんだけど
そうやらない理由というのは多分 まあその会社でっていうところもあるかもしれないのと後はその生産牧場だったら
まあお肉にしちゃうからちょっとやりづらい 毎年同じ人のね毛を送るって言ってもまぁ結局お肉にしちゃうからそれはなんかちょっと
ねえ その
スピナーさんもちょっと心苦しいんじゃないのかなっていうところもあったりしてあんまり そこはこう
なんだろう 繋げないようにしている
っていう方は まあ結構多いかなとでまぁ実際僕も
オスの羊に関しては繋げないようにしててねお肉にするから
っていうことはやってはいるんだけど
まあそれはちょっとあの 話がずれちゃうから
今回は話さないけど僕はねお肉もつなげたいと思ってて まあそれはまたちょっと話そうかなと思うんだけど
羊毛に関してはまあ毎年その なんていうのかな
バディを決めて送りますよっていう やり方をしているのはまあメスだけ
でその子はあのお肉にはしないよっていうのを決めている子だけね うちはその触れ合いっていうのがメインだから
まあ基本修正飼育なんですよそう 最後まで買うっていうもとでやってるのでだからうちは成り立つ
っていうところはあるので まあそこはまあうちのやり方にそっちが合ってるっていうことだよね
でまぁ生産牧場だったらまあ やりづらいのかなっていうのはまあわからなくもはない
でまぁそれをねあの
30:03
理解した上で
毎年買うっていうのは全然僕はありかなぁとも思うしむしろ挑戦してみてほしいん ですよね
やってみないとわかんないじゃないですか結局は
そこはそこでやったらいいんじゃないのかなって思ってはいるんだけど でもうちの場合そのオスはそのつなげない毎年っていうことはやらないで
単発で販売するんですよね欲しい人いますかっていう でこれはまあ結局うちね全部そのバディ組んじゃうと
新規で買いたいよって方がね 増えなくなっちゃうので
あのそういった方たちようにオスのその子たちはまあ バディを組まないで
毎回あの買い手を募ると でまぁ欲しいって人はいるのでね買いたいって人いるのでそっちの方にまぁ販売すると
みんながみんなバディ組めるわけじゃないので バディが組めない人はそっちの家を買ってもらってるっていうことでまぁ
住み分けは一応していますもしそれがなければ全部バディ組んでも僕はいいかなとも思うん だけど
オスも含めてね
まあそこはまあそれとして 後もう一つそうだな
8 やらない理由かな
あのいわゆるそのまあ本当はそういう観光牧場とか その生産目的じゃない羊の系こそバディを組んでほしいなって思うんだけど
やっぱねそういうところってやっぱみんなの動物みんなの羊さんみたいな感じで一人の 人にそれを届けるっていうのは
なんかやりづらいみたいでねやっぱり 公共の場とかなんていうのその
ね市の税金を使って育ててるね動物園とか その羊さんだったらさ難しいかもしれないよ
でもそうじゃなくて まあ
個人でね飼われている羊とかだったらまあ別にそこつなげてもいいんじゃないのか もしよそれをつなげることで
仲間が増えるんですよその羊を伝えるって言うね
でこうこれ結局飼育員が全部負担負担っていうか やろうとしちゃう傾向がものすごく強くって
全部その育てる狩り取るつむぐ アム商品として販売するというところもひっくるめて飼育員がやろうとするんですよね
それを伝えようとするこうやって作品ができていいとになるんだよっていうのを なんかそれを自分の仕事のように捉える
33:02
飼育員がほとんどかなぁ
なんかやりたがりなんだよね そうじゃなくて
そこはやっちゃダメでこれ前も話かもしれないけど
そこはさ取っといてあげないとやりたいって方はいるんだからそれをうちらが奪っちゃ ダメなんだよ
でそれをちゃんと提供してあげてでその人を仲間に加えて 一緒にやっていけばいいと思うんですよ
そうしたらいい流れが生まれるんでね そうそうなったら互いにね
嬉しいじゃないですか
そう別にこう 仕事としてねやってくださいって頼むというよりかはもう向こうが喜んでしかも
お金も払ってね買い取ってくれてやってくれるんですよ
もちろんここに行くまではその羊毛に関してあの めちゃめちゃいい毛を育てなきゃダメですよ
その ねえ
なんだろお金もらってでもちょっと触りたくないわっていうゴミ取りが大変な 羊毛はねそれは向こうも嫌ですよ
それでやってくれって言ったってそれはね協力なんかしたくないですよ なのでそこはもう飼育員は
やらなきゃいけないところむしろそこをやらなきゃいけないんですよ 作品作りどうこうじゃなくて
羊をしっかり健康にね健康じゃなかったらいい気は取れないので とにかく健康な羊を育てていい気を取る
っていうところに注力して ねでそそれ以外のことは
うまくこうバディを組めば 仲間になってくれるかもしれないし
自然といい流れが生まれるはずなんですよ 実際私がそうなので
あの ぜひねやってみてほしいんですよ
別にその全部ね 10頭ぐらい羊がいたとしてさ
10頭全部バディを組めとは言わないよ もちろん1頭2頭でいいんですよ
全部じゃなくてもいいので1回やってみてほしいんですよね そうそれをやることで何かが始まると思うんで
ぜひねやってほしいなと そう
あともう一個あれだあの スピナーさん側のそのメリットで毎年さ
そうこれちょっとお話ししておくといいかなと思うんだけど その毎年同じ羊の毛を送るってことなので
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同じ毛が届くっていう 感じに思うかもしれないんだけど
全然そんなことなくって毎年違うんですよ 同じ羊でも
年を取るごとに毛質って変わっていくんですよ そうあの人間の赤ちゃんの毛と一緒で生まれたばっかの赤ちゃんの毛はもう細くて
柔らかいじゃないですかねそれがだんだん年を取るにつれてだんだん太くて硬いね 白髪っぽくなってきたりするわけですよ
羊も一緒で若い時生まれた時が一番柔らかくて一番細いんだけどだんだん太くて硬くて ストレートヘアになっていくんですよ
この違いっていうのもやっぱ毎年同じこの毛を受け取らないと味わえないんですよね これがね
面白い本当その今まで多分スピナーさんも体験したことがない 体験ができるはずなんですよね
なんで毎年作るものがちょっと変わっていくというか 今年はこういう毛かーってなってなるほどね
それこそ その羊の毛っていうのはさ1年の日誌みたいな感じでその毛をひとふさ見ればねその年
どんなことがいつ何が起きたのかっていうのがなんとなく見えてくるんですよ この時ちょっと病気だったのかなぁというところはそこの
毛があの年齢みたいになっているので あのこの時期はちょっと体調悪かったんだなぁとか
なんかこの時は季節的にちょっと厳しい時期だったんかなっていうのが見えてきたり するんですよね
そうそれも面白いので あの
スピナーさんにとっても すごくね価値のあることだと思うんですバーディを組むっていうのが
なのでぜひねー そう挑戦してほしいです1頭でもいいから
その羊をめちゃめちゃ頑張っていい毛を育ててね 見るといいんじゃないのかなっていう
なんかみんそうみんながねほんと いい循環が生まれるんですよ誰かがこう負担を背負うっていうことがないんで
そう そこがねやっぱ一番
っていうのが美しいですよ 循環が回っているというかね
誰も損してなくないですか今までね その汚い毛が取れちゃって
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で廃棄してて でもしそれをスピナーさんが買い取ってお金かかんお金いらないから持っていって言っても持って
てさ でめちゃめちゃ苦労して1年かけて綺麗にするくらいのさ
そうめちゃめちゃ大変なんですよゴミ取るのってそう
それをね 頑張って
紡いだ作品が 結局ね売れ残っちゃうことがやっぱ多かったりするとさ
何のために頑張ってたんだろうってなるし ねぇ
じゃあ値段をちょっと下げて売ろうかみたいなことね なるじゃないですかそんな全然割に合わないことをねするわけですよ
っていうなんかこう負担がどんどん積み重なっていく
のが 今の国産羊毛の現状な気がしてしょうがなくって
そこにね
まあ私は服を着せてですけど服着せなくてもいいんだけど とりあえず綺麗にね
管理した毛があってでなおかつその 羊も健康でね
そういった環境を 育てる側がね作ることができてそれをバディーを組んでもらうね
スピナーさんが言ってくれたら ね喜んでスピナーさんも買ってくれるし
値段がね全然高くてもそこにはやっぱ価値があるのし その価値に見合った金額のね
糸が作ってセーターができてもちゃんと売れるんですよ やっぱその売る時の熱量というのも全然違うからそれが届くんですよね
頑張ってゴミ取ってねこれね汚かったんだけどねやっとここまでできたよということ じゃなくて
めちゃめちゃこの綺麗なね毛が取れてでもそれを でも触ってもう感動してその感動をそのまま作品に乗っけてくれるんで
さらにこう 素晴らしい作品ができるし
でもっといいね糸を紡がなきゃっていうところでスピナーさんもその技術をより高めようとするし
でそれでを買ってくれたお客さんが ねそんな熱のこもったものを
ね なんか
やっぱそれなり金額もするにはするので雑にはやっぱ使わないですよね で大事に使ったりとか毎日使ってくれるとか
でそこからまた何かこうねその その作品を身につけて羊に会いに来てくれたりするわけですよ
そうこの子の家なんだねっていうのが ね伝わるので
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でそうなってきたらよりその作品を大事にしようとも思うしもうどんどんどんどん いいは循環が広がるじゃないですか
そう これをねぜひね体験してほしいんですよ
もう私このね取り組みあってね4年5年経ってますけど 本当ねガラッと変わったんで
そうここをねちょっと 今日はちょっとお話
したいなと もう40分ぐらい喋ってますね
止まらないんですよこの話をするとそう なのでちょっと今日はそんなお話をしてみました
はい
最後まで聞いていただきありがとうございます あの
明日もまた続き続き3つ目3つ目はねコミュニティですコミュニティの話をしよう と思うので
またぜひ お楽しみにというところで今日はこれぐらいにしたいと思います
ではでは