MARSのひとり映画館 皆さんこんにちはMARSです。今日も聞いていただきありがとうございます。
MARSのひとり映画館、この番組はMARSが見た映画をネタバレなしでご紹介している番組です。
よろしかったらフォロー、感想、コメントなどいただけたら励みになります。 では今回の映画をご紹介したいと思います。今回はオーストラリアンホラー映画特集と
いくので、オーストラリアのホラー映画を2本ご紹介したいと思います。 1本目がですね、Dangerous Animalsですね。こちらは2025年オーストラリア・アメリカ・カナダの映画です。
もう1本がトーク・トゥ・ミーですね。こちらは2023年オーストラリアの映画です。 今回も楽しい映画2本ご紹介しますので、最後までゆっくりと聞いてくださいね。
さて1本目の映画です。1本目の映画がDangerous Animalsですね。 こちらは2025年オーストラリア・アメリカ・カナダの共作です。
監督がショーン・バーン、出演がジョイ・コートニー、ハッシー・ハリソン、ジョシュ・ヒューストンが出ております。 この映画はですねオーストラリアのホラー映画ということで面白そうなので見てみましたが、
日本での公開は未定なのでオンライン動画などで見ることができたら是非見てほしい魅力的なホラー映画です。
ストーリーなんですが、オーストラリアのサーファーパラダイスでサメの観測ツアーをしているタッカーという男は、
実は女の子を海の真ん中でサメに襲わせている連続殺人犯なんですね。 そうとも知らずサーファーのアメリカ人の女の子ゼファーは彼に捕まってしまい、
サメの餌食にさせられそうになります。 さて彼女は助かるのか、そしてタッカーは捕まるのだろうか、てんてんてんという映画です。
この映画はですね、なかなかキモくて面白かったですね。 若い女の子がサメに襲われているのをおかずにして酒を飲むという悪趣味を持った
変態おっさんの映画です。 そしてこの変態おっさん役をやったジョイ・コートニーは非常にハマリ役で演技も上手で、彼を見ているだけで胸クソ悪くなるような感覚を湧き出させてくれるくらい
演技が上手かったと思います。 もっと言えばですね、見ている人が引くくらいの胸クソ悪い演技をしていました。
この映画の舞台はですね、オーストラリアのサーファーズパラダイスなんですね。 そこに変態おっさんが海にいるサメを間近で見るというサメの観測ツアーガイドをしており、
そこに来る客を餌食にしているんですね。 今までもサメに襲われる映画はたくさんあったんですが、この映画はちょっと違った趣向だというふうに思いました。
ただ単にサメに襲われるだけでなく、サメを使って連続殺人を行うという非常に面白い脚本だと思います。
しかしよく考えれば、よくもこんなサメに襲われるところを見て高骨感を得る性癖を思いついたなというふうに思いました。
そしてある時サメを見たいと来たカップルの女性が捕まってしまい、またサーファーであるアメリカ人女性ゼファーも誘拐され、
船に閉じ込められてしまいました。 しかしこの若いサーファーの女の子ゼファーは非常に気の強い女の子で、普通ならこんなことされたら弱ってしまうのに、
彼女は完全にこの変態親父に反抗し続けていたというとても気の強い女の子です。 捕まっている船から逃げようと自分の体の一部を傷つけたり、本当に死に物狂いで逃げようとするんですが、
もう彼女の行動のいろんなことがハラハラしすぎて見ていられなくなってくるんですね。 ただの一瞬もこの変態おっさんには怯まなかったのはすごかったなというふうに思います。
何度も助かると思ったら別の危機がやってきて、またそれに立ち向かっていく、そしてまた逃げられたと思ったら連れ戻されるというですね、何度もそういう場面があって非常にハラハラされっぱなしでした。
しかしジョイ・コートニーの変態ぶりは、地でやっているのかというふうに思うぐらいとても気持ちが悪かったです。 そして彼は典型的な王子の姿でした。
体格、言葉遣い、性格などオーストラリア人にああいうのはよくいるなというのを感じました。 彼の気持ち悪さがこの映画に胸クソ感を出していたと思います。
緊張感、ドキドキ、ハラハラがずっと続いたので90分ほどの映画も結構長く感じました。 映画内では何度もジャンプスケアとか効果音や bgm を大音響で鳴らすとかそういう手法が使われていて結構驚いたんですが、でもそれも嫌味がなかった気がします。
何度も言いますがこれは非常に胸クソ悪い映画で変態おっさんが憎々しく思えるほどジョイ・コートニーや出演者の演技は良かったんだと思います。
低予算映画ですがとても魅力的な映画だと思いました。星3.9を付けたと思います。
さて2本目の映画です。2本目の映画がトークトゥーミーですね。こちらは2023年オーストラリアの映画です。
監督がダニー&マイケル・フィリッポー兄弟監督です。 出演がソフィー・ワイルド、ジョー・ハード、アレクサンドラ・ジェンセンが出ております。
この映画の監督のダニー・フィリッポーとマイケル・フィリッポーが監督したブリング・ハーバックを見て、前作のこの映画も見たいと思ってやっとアマプラで見れたので見てみました。
ストーリーなんですが、母親亡くしたミアは友達と霊を卸す90秒恒例会というものに参加してみました。
ミアも仲間たちもそのスリルに興奮し何度も繰り返していましたが、そのうちの一人がミアの母親の霊を卸して憑依してしまいました。
ミアは母親と話せたことが嬉しくてもっと話したかったのですが、彼女は悪い霊に引き込まれてしまうんですね。
さてミアは立ち直れるのか、そして家族や友達はその後安全に過ごせるのか…という映画です。
この双子兄弟の監督が最近出したブリンガハーバックがとても良かったので、この映画も評判は良かったみたいなので見てみたら結構面白かったです。
最初からスリルな場面が出てきて、そこからずっと映画に引き込まれてしまいました。
ウィジャーボードとか霊廃止とかではなく、腕の呪物を使った恒例術は見ている方も何が原因で霊を見れるようになるのかがはっきり目に見えてわかって良かったと思います。
そこから憑依され、時間内に終わらせないといけないという決まりもハラハラさせられて面白かったと思います。
ただ日本のいろんなレビューを見ていると、主人公のミアの行動が身勝手すぎて見ていられないとかいうレビューが多かったんですが、
日本人からしたらそう見えるだろうと思いますけれども、身勝手な行動と自分本位の考え方は貧困法制な日本人ではありえないかもしれませんが、
でもアメリカとか白人系の国ではああいうのが普通なんですね。
絵画のレビューを見るとそういう批判を書いている人はいないんですね。
ここオーストラリアでもああいう身勝手な人結構いるんですね。
なのでそれを理由に評価を下げるのは違うかなというふうに思いました。
それよりも悪霊のメイクの素晴らしさ、グロさ、そういったものがすごいなというふうに思いました。
悪霊の顔もアップになったりするんですが、全然メイクっぽく感じられなくてリアルさが出てきて本当に鳥肌が立つぐらい怖かったです。
またミア役のソフィーワールドも顔立ちも整っていて演技もよくこの映画を盛り上げてくれていたと思います。
こういう素晴らしい役者さんを使うのもこの双子の兄弟監督の腕前ではないかなというふうに思いました。
ところどころオーストラリアのアデレードの街並みが見れて、また車もハンドルが右ハンドルでオーストラリアで撮影してるんだなとわかってなんか嬉しかったです。
ミアは母親を亡くしたショックで母親と会いたいと思い、その母親の霊に出会うとだんだんと自分を亡くして見えない世界に引きずられてしまう様子がなんかかわいそうでとても見ていられませんでした。
悪い例は悲しみとか寂しさにつけ込んで人間を悪い方に引きずっていくんだなということがわかってやっぱり自分の心がしっかりしないといけないんだなというふうに思いました。
この映画を見て結構完成度は高いなというふうに思いました。演技もしっかりしてるしストーリー展開も面白いしアイデアも良かったと思います。
やはりそういう監督の天才的な腕前はブリングハーバックにも出ていたと思います。
よくある恐怖映画とは一味違った面白さがあってとても良かったと思います。
星4.0をつけたいと思います。