藤原ヒロ
しーさん
ボー氏
藤原ヒロ
夫の取説もあるんですよ。
同じ人ですか?
同じ人。
私はオーディブルで聞いてるんですけど、
オーディブルに夫の取説がなかったんですよ。
妻の取説はあったんで、
それは読んだんですけど、
夫の取説ないなって思ってたんですけど、
同じような漢字の内容やなって思うのが、
オーディブルであって、
坂さんは一緒なんですけど、
夫婦の壁っていう本もあるんですよ。
この夫婦の壁を聞く限り、
これはまあ、
夫の取説のコロナ禍移行版やなっていう感じの内容でした。
なんで、
ある意味うまいこと書いてるなって思うのが、
妻の取説は、
本当が理解しやすいような漢字で書かれてるんですけど、
夫婦の壁はどちらかというと、
妻が読むっていう想定で多分書かれてて、
29人のお悩み相談を受けてるみたいな内容なんですよ。
それが全部妻からの話なので、
妻の相談に応えるみたいな内容なんで、
自然と夫の取説みたいな感じになるっていう。
あ、ほんまやこれ。在宅勤務とかそういう。
そうそうそう。去年多分出たばっかりの新しいやつですね。
諦めるのはまだ早いって書いてある。帯に。
でもね、要所要所でもう諦めろとも言われてるんですよ。
夫と会話をしようとするなみたいな感じの。
夫婦は会話が少ないほうが平和なんやぞみたいなぐらいの、
諦めさす促しもありつつ、
夫にどう言ったらやって欲しいこととか、
自分の気持ちが伝わるかみたいなやつを言ってる本ですね。
なるほど。
なにも妻の取説を読んでくれなさそうな夫と、
夫婦関係にある妻に向けてみたいな感じ。
なるほど、なるほど。
そういう本やと思います。
しーさん
えー面白そう。
藤原ヒロ
これはただ、
脳科学のところからアプローチされた分析なんですけど、
生まれもっての骨の種類の違いで、
こういう性質の違いが出てくるとか、
どうしようもない先天的な要素でこうなんだよみたいな、
そういう書かれ方を結構されてるんですけど、
骨?
骨。骨です。骨。
なんかね、骨格の違いみたいな。
そこらへんも多分、あんまりネタバレしてたら、
よくない気はするんで、ざっくり言いますけど、
例えば、机に向かってノートにものを書くときに、
ノートを机とまったくちゃんと平行垂直にきちっと置いたほうが、
文字を書きやすい人と、
しーさん
斜めにする人いるじゃないですか、ノートを。
藤原ヒロ
斜めにするほうが書きやすい人っていうのは、
そもそも持って生まれた骨格が違うからっていう、
そういう話をされてるんですよ。
そこからそういう違いがあるからこそ、
やり方が違ってくる。
やりやすいものが、
それぞれ違うのを理解しましょうね、みたいな促しもある内容なんですよ。
でも、私が、
私結構ね、前ここで言ったかどうかは忘れちゃったんですけど、
MBTIとか、性格がどうのみたいなとか好きじゃないですか。
好き好き。
心理学的な何かとかね。
これ、男の女の2つにしか分けてないんですよ。
人類を2つに分けて言ってるから、
めっちゃ分かりやすいけど、そんなわけないやん、みたいな。
もうその、2極化なんかするわけないじゃないですか、人間って。
なんで、女性はこう、男性はこうだよ、みたいな感じで、
すっごい分かりやすく言ってるからこそ、
めっちゃ極端みたいな感じです。
しーさん
そういうののほうがキャッチーで面白いから。
藤原ヒロ
そうそうそう。
しーさん
見物としては楽しそうですね。
藤原ヒロ
そうですね。本として分厚くないし、読みやすいし、
単純化して言い切ってるから、
あ、そうなんやーってすんなり入る、みたいな感じですかね。
よく、こうでもあるし、こうでもあるし、でもこうかもしれない、みたいな感じで言われると、
じゃあどうなんて言いたくなるじゃないですか。
それを、結構語弊があるし、間違ってることいっぱいあるよって思っても、
これはこうだって言うほうが分かりやすいじゃないですか。
そういうぐらいの情報やと思って読んだほうがいい。
なるほど。
ボー氏
あんま魔に受ける人は、もうそれでいいと思うんすけど、
なんかそういう人に向けて書いてあると思うんで。
藤原ヒロ
うん、そうそうそう。
読む読者層をだいぶ想定して、わざとこういう感じで書いてあるなっていう感じです。
しーさん
面白そう、でも。
ボー氏
とりあえずこう急いで、情報を急いでとってみたいな感じの。
藤原ヒロ
うん、時間がない夫婦関係に悩んでる夫と妻にすごいちょうどいい感じだと思います。
でもなんかね、どこらへんが一番読者層として厚いかって言ったら、
新婚から妊活・子作り・子育てしはじめの頃の夫婦に一番いい本ですね。
しーさん
あーそうなんですね。
藤原ヒロ
だから結構子供のことを書いたもんね。
その配偶者だけじゃなくて、子供に対する接し方の注意点みたいなのもちょいちょい入ったりとかはしてますね。
妻の取説にはそんなやったかもしれないけど、夫婦の壁にはちょいちょい入ってます。
あとは、これはほんまにそうなんやろうなって思うのが、妻の産後の恨み一生ってよく言うじゃないですか。
しーさん
言いますね。
藤原ヒロ
それを妻の取説のほうで、ちゃんとしっかりなぜそうなるのかっていうのが書かれてる感じはあって、
うちの母親とか、本当にその当時の話をすればするほどその怒りを鮮明に思い出して、マジでキレ始めるっていうのを本当にずっと繰り返してたんで。
ボー氏
出産直後に言ってはいけない言葉とか、つわりで苦しんでるときに言ってはいけない言葉みたいなのが書いてあって、
地雷を踏むセリフに気をつけようって言って、
藤原ヒロ
お袋が、つわりは病気じゃないって言ってたんだよ。
木の持ちようだよ。
しーさん
それはやばいですね。
藤原ヒロ
匂いで具合が悪くなるなら、ご飯作らなくていいよ。食べてくるから。
これでも、これ、自分食べてくるからって言ってるこれが、なんでわからないのかっていう男性結構いると思うんですよ。
ボー氏
その理由とかも書いてあって。
しーさん
それは結構やばいですね。
藤原ヒロ
でも、こんなわかりやすいやつから、
なんでこれわかってくれへんやろうっていう、
すごいモヤモヤしてるレベルのちっちゃいちょっとした心の、
モヤモヤ積み重ねみたいなやつとかもちゃんと書いてあります。
ここまで求めるのは無理なんやろうなって、
女性が諦めてるようなポイントもまあまあ書いてあります。
ちょっとそれ私が読んでみようかな。
あとは、夫婦の壁の方やったと思うんですけど、
男性が結婚した後に、彼女やった時と妻になった時の、
急に扱いが変わるっていうのがあるじゃないですか、
急にではないかもしれない、徐々にかな。
しーさん
女性が男性に対しての扱い?
藤原ヒロ
男性が女性に対して、
彼女やった時の対応と、妻になった時の対応の違いみたいなんて、
女性側からしたら感じることはちょいちょいあるじゃないですか、
それがなぜかっていうのも、
男性を分析した感じで説明されたりとかしてます。
こういう仕組みがあるから、男性はこうなりがちみたいな。
女性から見たら、
私はあなたのお母さんじゃないのよって言いたいこと、
まあまああることになっていくじゃないですか。
それがなぜ起こるのかみたいなのが書いてあります。
なんで、そういうのが、
あ、そうなんや、みたいな感じの、
ちょっとした不満が、
脳科学的にこうなんだって言われると、
あ、そっか、みたいな感じで、
ちょっと、しゃあないかって思えるような内容とかもまあまああります。
ただそれは、本当にわかりやすいように書かれてるやつなんで、
全部がそれ正解って思い出すのちょっと危ういような気はしますけど、
まあでもなんかすごい読みやすいです。
しーさん
すごいすっきりする本かもしれないですね、人によっては。
藤原ヒロ
っていうのを最近読んだ、
ちょっとしゃべりたかったやつですね。
ということで、
しーさん
じゃあまた来週ですね。
藤原ヒロ
来週またお願いします。
ありがとうございました。
あとがたりです。
この収録を終えてから、
さっそく帽子とラブデッドラインを見始めています。
帽子は相変わらず興味が持てず、
苦痛をちょっと感じてそうなんですけど、
私はまた今までとは違った仕組みのリアリティ番組なので、
結構興味深く追いかけています。
また後日感想を話す回があるかと思いますので、
興味のある方はぜひ見ていただいて、
何か番組に対して言いたいことがあれば、
ヒロナンにあれどう思います?みたいなメッセージをいただけると、
より楽しいのでお待ちしております。
あと大事なお知らせです。
先週末発売になったララ4月号に、
今私が書いている読み切りの予告が発表されました。
来月3月23日発売のララ5月号に、
競争サイレントという作品が掲載されます。
1920年代のハリウッドが舞台なんですけども、
これについてはもう一つの独り語りをしている番組で、
詳しくお話をしたり、作業の進捗を配信しています。
独り語り番組は藤原の進捗っていう番組なんですけど、
SpotifyとかYouTubeには流していなくて、
Listenというサービスのみで声日記っていう形で細々と配信しているものなので、
興味のある方は概要欄からチェックしていただけると嬉しいです。
そしてもう一つ、以前からお知らせしていた
Listenのリアルイベントがいよいよ今週末に開催されます。
3月2日京都にて開催されるんですけども、
参加希望の方が増えてきたので予約の席が増設されたようです。
こちらも概要欄にリンクを貼っておきますので、
もし参加をちょっと迷ってまだ買ってなかったっていう方がいらっしゃれば、
ぜひお早めに予約して参加してみてください。
ヒロナンへのメッセージもいつでも歓迎しています。
お便りフォームやListenのコメント欄、Xなどで受け付けていますので、
そちらも詳細は概要欄をご覧ください。
それでは今週もぼちぼちお過ごしください。
最後までお聞きくださりありがとうございました。