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おはようございます。普段はプログラマーをやりながら、副業で地域活性化を目指す事業を行っているヒロです。
このラジオでは、明日が楽しくなるような情報をお届けしています。
今回のテーマですが、社会奉仕・ボランティアって悪ですか?というテーマでお話ししていこうと思います。
これなんですが、私個人としては良いことだと思っています。
まあ、悪ってことはないかなと。
私は以前ですね、ボランティア活動をやっていまして、今も継続的にやっているんですけれども、
それをですね、やっているとかやっていないとか関わらず、良いことだよねみたいな感じは多くの方が思っていることじゃないかなと思います。
そういう社会奉仕活動や貢献活動とか、あとボランティア活動について、今回はお話ししていきます。
今回ですね、この話をするにあたって、内閣府が実施した市民の社会貢献に関する実態調査というものがありますので、その情報を引用しながらお話ししていきます。
この調査ですけれども、ボランティア活動と寄付、あとNPO法人と公益法人について調査されているものなんですけれども、今回はボランティアの部分を取り上げます。
まずボランティア活動についてですが、この調査の中で実際に実施したことがある人、ボランティア活動をやったことがある人ですね。
この調査の中では全体の17.4%の人がボランティアをやったことがあるというふうに回答していました。
どれがボランティアかという線引きみたいに迷う方も中にはいたのかなと思うんですが、調査した結果としては17%くらいの人がボランティアをやったことがあると回答しました。
やった理由としてはですね、自己啓発や自ら、自分のですね、成果につながるという意見が多かったですね。
他にはですね、職場の取り組みの一環という回答もあるので、自分から進んで実施するというパターンと所属している団体の一つの活動として取り組んでいるという人がいるのかなと思います。
反対にですね、ボランティア活動をやったことがない人は82.6%で、その理由のトップなんですけれども、参加する時間がないでした。
日本人はよく忙しいっていうふうに言われるんですが、確かに参加する時間がないっていうのはわかります。
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あとどうやって参加していいのかわからないというのも意見としては多かったですね。
どうしてもボランティアだと発信するっていうところにコストをかけられないということもありますので、そういった発信活動が少なくなる結果、情報をつかむことができないという人もいるんじゃないかなというふうに感じています。
あとボランティア活動をやったことがない人の理由ですけれども、他にはボランティアを受け入れる団体などに不信感がある。
また参加しても実際に役に立っているとは思えないという意見が17%くらいありました。
不信感っていうことはボランティアやってるの?怪しくない?みたいな感じでしょうか。
ひょっとすると過去に何か辛い経験を受けた人もいるかもしれません。
もしかするとボランティア経験が全くない人の中で、ただ不信感だけを持っている人もいるかもしれませんね。
私自身の実際の体験として、以前参加していた経営者が集まるコミュニティの中で、ボランティアは悪という考えを持つ人がいたんですよね。
やりがいの搾取とか技術の安売り、そんなようなことをおっしゃっていました。
ちょっとだけ切り口は違うんですが、先日ですねSDGsに関するセミナーを受けたんですが、
その時にも社会保守活動とか社会貢献活動って意味がないと思ってるんでと自己紹介でお話ししている人もいました。
銀行関係の人でしたね。
本当この辺りっていうのは人それぞれですよね。
経営者の視点で見た場合に、技術やスキルがあるのにそれを無償で提供するなんて、
そしてそんな時間があるならコンテンツを作ればいいのに、と思うのもまあ確かにそうかなとは思います。
そして意味がないかどうかというと、先ほどの内閣府の調査にも実際に役に立っているとは思えないとあった通り、
相手からであったり社会からの大きな反応がない、感じにくいというのがあるんじゃないかなと思ったりします。
私なりの考え方ですが、ボランティア活動って速攻性は低いのかもしれません。
これは実体験に基づいた考え方です。
例えば子供食堂のようにすぐに相手に届いて、相手の反応が得られるというものもあると思いますが、
基本的にはボランティア活動って短期の目線ではなく、中小期で考える必要があるのかなと思っています。
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例えば私は子供向けのプログラミングクラブをやっていますが、これを4年間継続してきて、
それがですね周りや地域にじわじわと伝わっていって、最近私のところにですね、
有料の講座依頼とかが入ってきたんですよね。 その期間4年間です。
じっくりと地域に向けて地域の子供たちに価値を提供し続けた結果、実際の仕事や報酬につながりました。
あと役に立っているかという点に関してですが、 そのボランティアクラブって誰でも参加していいですよとしているので、
様々なお子さんが集まってくるんですよね。 で中にはですね、周りとの会話がちょっと苦手かなという子もいます。
ただその子は自分で作品を作って、それを周りの子たちに楽しそうにお話ししているんですよね。
そういう姿を見ると役に立っているとまでは言えないかもしれませんが、 その場を作ってよかったなというふうには思います。
でもそれも小さなことなんですよね。 一人のお子様が楽しそうに話せたっていうだけなので、
地域や社会を大きく変革したわけではありません。 ただそれが少しずつじわりじわりと周りに広がっていく、
伝わっていくのがボランティア活動なんですよね。 長い視点を持って取り組む必要があるかなと考えています。
技術のやつ売りと言えばそうなんでしょうけれども、お金じゃないもの、 例えば信頼とか実績とか、あと経験とか、そういうものをもらっている報酬として得ているというふうに考えを変えてみる必要はありそうだなと思います。
あとは長期的な視点ですね。 すぐに成果は出ないかなと思いますが、
得られた信頼って簡単に崩れることはないのかなと思うので、 長くですね、その分野に居続けられる気はしますね。
ということで今回はボランティア活動や社会貢献活動って悪ですか?というテーマでお話ししました。
皆さんもですね、ボランティア活動や社会貢献活動をやってみたいけど迷っているという方がいれば、 ぜひ長い目で考えるようにするといいのかなと思います。
この放送が皆さんの参考になれば幸いです。 では良い1日をお過ごしください。