2024-01-12 07:37

#23 ボランティア活動は就活に有利か?

被災地などのボランティア活動ネタを面接の場で語るのは就活に有利なのか?綺麗事抜きでお答えします。

就活に関しての質問は下記リンク先、または早坂のInstagramのコメント欄までどうぞ。全ての質問にはお答えできませんがご了承ください。 https://forms.gle/pC6CRwiEjLQfXqRBA 中目黒・東京アナウンスセミナーHP https://www.anasemi.jp/ このPodcast番組の台本はAmebaブログで公開しています。 https://ameblo.jp/makiko-irodori





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この番組は、アナウンサーになりたいという方に向けて、就職活動に関連したちょっとしたコツをお伝えしていきます。
元曲アナで話し方講師の早坂まき子と申します。よろしくお願いいたします。
さて、前回のポッドキャストでは、元日に起きました、令和6年度の野党反党自身の速報を伝えるアナウンサーの声の出し方、表現方法について解説しました。
今回は、これからもしばらく必要となるであろう被災地支援・ボランティア活動に関してです。
どちょっきゅうなタイトルをつけました。今回のテーマは、ボランティア活動は就活に有利なのか、です。
地震発生から十日ほどたちまして、だんだんと現地の全体被害や現時点での課題などが、自衛隊や報道陣などによって判明しつつあります。
そんな中、Xにボランティアについてのつぶやきも増えてきました。
ボランティアの心構え、ボランティアはこうあるべき、ボランティアの課題といろいろなテーマの議論が展開されています。
そんな中で私の目に入ってきたのが、きっとこれから就活で被災地にボランティア活動行ってきましたっていう学生増えるよね、みたいなつぶやきだったんです。
前置きが長くなりましたが、繊細なことなので丁寧に説明しますけれど、今回のテーマ、ボランティア活動は就活に有利なのか、についてお答えします。
結論としては、有利か不利かなんて尊徳不感情でボランティア活動をすることはお勧めしないですし、
さらにどんな思いでボランティアに参加して、どんな体験をし、何を学び、何を考えたか、そして今後それらをどう生かしたいのかを言語化する必要があります。
そしてその上で放送局の一員として活かせる内容ならば、大なり小なりプラスに働く可能性はあるかな、くらいではないでしょうか。
ボランティアに参加したから偉いイコール内定ではないってことは肝に銘じておいた方がいいと思います。
なぜなら、ここから丁寧に説明しますけど、面接官は正直、ちょっときれいごと抜きの話をします。
ボランティア活動のネタは、これまでも何度か聞いたことがあるっていう可能性が高いわけなんです。
それは東日本大震災以降、人事や面接官の経験者からよく聞く話でして、理由としては東日本大震災って被災範囲がとっても広かったんですよ。
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岩手、宮城、福島がどうしても目立ちますが、北海道、青森、茨城だって被災地でしたし、千葉や東京だって影響はありましたしね。
そしてあまりにも被災の規模が大きかったので、甚大な被害を受けたので、長期にわたってのボランティア活動がなされていたっていうのが大きな理由だと思います。
だから、ボランティア活動をする人数が多かったんですよ。必要とされていたから。
今の大学生の皆さんからすると、3.11って小学生だったからピンとこないのは仕方のないことだと思います。
さらに3.11以降も、日本って地震や大雨、台風と自然災害が少なくないので、被災地のボランティア活動というものがわりと珍しくないのではないかということですね。
身近なものかどうかっていうのは人それぞれだと思うんですが、世の中としてNPO法人とか活動団体が明らかに増えていまして、ボランティア自体が体感として広がってきているなっていうのを私も感じます。
ですから、面接官も人によっては、またボランティアネタかって思う人もいるわけ。もちろん口には出さないけれどね、出しませんよ。当然出すわけないじゃないですか。
で、大災害が発生するとボランティアネタを学地化とか自己PRにする学生さんが増えるっていうのは当然なんですよね。
これはテレビ局だけじゃなくて他の業界でも同じような現象が出てくるみたいなんですけども、ただそれ自体が悪いとは私は思わないです。
なぜならボランティア活動って市内よりはした方がいいし、必要なところに支援活動をした方が被災地も被災者もありがたいでしょうし助かることだろうからいいことだとは思います。
ただ、就活に有利だからという損得感情はやめた方がいいと思います。
なのでボランティア活動したいという気持ちがある学生さんは就活云々はさておき、自分にできることは何かを考えつつ、そしてボランティア参加するには何が必要なのか。
例えば交通手段はどうする?食料の確保はどうするのか?補填の加入はどうやってやるのかなど山ほど準備することありますのでネット検索したり防災士のSNSをチェックしたりしてから実行に移してみてください。
学生さんならば決して一人で独断で判断し現地へ行かないようにしてください。
ちなみに名ばかりのボランティア活動は言語道断です。被災地に行っても何もしないおしゃべりしてサボってるとか、被災者を傷つけるような質問を現地の人に投げかけるとか、人としてまっとうでない行いをする人は面接でも今後の人生でもいつかボロが出ると私は思っています。
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前半で結論としてこう言ったじゃないですか。どんな思いでボランティアに参加してどんな体験をし何を学び何を考えたかを言語化する必要があります。
逆を言えば面接の場でこれらを説得力を持って伝えられないとむしろ不利に働く可能性もあるんですよ。
面接官にこの人就活に有利そうってだけでボランティア行ったんだなあって思われたら損だと思いません。
だから詳細を語る具体的に語る感情を込めて語るってとっても大切なんです。
だから上っ面なね噂とかイメージだけでなんかボランティア活動に行くと就活に有利らしいよとかいうイメージとかでね噂だけで語るのは本当にやめた方がいいと思います。
と言いますことでここまでお聞きいただきありがとうございました。何か就活に関して疑問質問ありましたら概要欄のリンク先もしくはインスタグラムのコメント欄にお送りください。
可能な範囲で番組内にてお答えしていきます。それでは就活生の皆さん一緒に前向きに頑張りましょう。
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