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どうもこんにちは、シン・イクメン育成コーチのひなたです。
ひなたの【シン・イクメン夫婦論】。
この番組は、シン・イクメン育成コーチのひなたが、
夫が自己成長をすることで、夫婦関係を良くするヒントをお届けする番組となっております。
平日の16時50分頃、毎日お届けをしておりますので、ぜひフォローをよろしくお願いします。
ちなみに、シン・イクメンとは、何をするかよりどうあるかを仏教の知恵から学び、
妻を大切にする父親の形です。
さて、1月28日、火曜日ですね。
本日のテーマは、共感の言葉が欲しい妻、共感の言葉が出なくて悩む夫、というテーマでお送りします。
これはですね、最近私の講座を受けていただいたクライアントさん、複数名から上がった話でもありますし、
以前の私自身も同じようなことを感じていたんですけれども、
やっぱり妻としては共感の言葉が欲しいと、
それを旦那さんにもいろんな形で表現をしてぶつけられるんですけれども、
一方の旦那さんも共感の言葉が大切だというのは頭ではわかっている。
その言葉を使い出してかけてあげたい、言葉をかけてあげたいというのも頭ではわかっている。
でもそれが出てこないんですっていう悩みって本当に多いんですよね。
私も以前はそうでした。
なので、今日はそれをですね、解決していけるようなヒントをお届けしたいなと思いますので、
ぜひ最後までお付き合いください。
では本題に入っていきます。
まずですね、この問題を考えるときに知っておかなきゃいけない事実というのがあるんですよね。
それが男女の特性の違いなんですけれども、
やっぱり私たち人間の祖先がですね、
まだ原始時代に狩りや採集をして生活をしていたときのことを振り返るとか遡ってみると、
男性は獲物を取りに行って、その獲物を仕留めて、
それを村に持ち帰って家族を食べさせてたわけですよね。
一方の女性は村で子供を育てながら、外敵から子供を守るというのが最大のミッションだったわけです。
つまり男性というのは、目の前の獲物を仕留めるために目の前のことに集中するんですよね。
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言葉を減らして静かに心を落ち着けて、仕留めるときには一気にガッと仕留めに行く。
下手すれば自分の命も落としかねないので、目の前のことにとにかく集中するんですね。
一方で村で子供たちを守っている女性というのは、さまざまな外敵がいるわけですね。
今の現代社会みたいに動物が檻に入っているってことはありませんので、いろんな外敵がいるという状況。
どうやって子供たちを外敵から身を守るのかというと、
他の女性とコミュニケーションをとって、いろんな情報を収集して、
危険を察知したり、他の女性たちと協力をし合って子供たちを守っていたわけですね。
だからそこには共感という非常に大きなポイントが生まれるわけですね。
共感がないとコミュニケーションが円滑にとれないわけですね。
一方で男性というのは目の前のことばかりに集中しちゃう。
ここに男女の脳の大きな特性の違いがあるので、
そもそも女性が求めるような共感の言葉って、
なかなか男性は出てこないのが普通であるというのが実情ですね。
だからまずここをちゃんと知っておかなきゃいけないですね。
だから奥さんから本当あなたって私の話に全然共感してくれないよねとか、
本当に丁寧な奥さんだと、もっとこういうふうに言ってほしいっていうのをちゃんと言ってくれる奥さんもいるんですよね。
私の妻もどちらかというとそんな感じなんですけれども、
こういうふうに言えば私ももっと共感できるのに、
なんでそういうことを言ってくれないの?みたいなこともあると思うんですが、
これはある意味しょうがないというところからスタートしたほうがいいということですね。
かといって奥さんにいきなりこの話をして、
いや俺はもともと男性能だから、共感できないからしょうがないのでそこは諦めてくれって言ってしまったら、
それはそれで夫婦関係破綻してしまいますので、
そこを奥さんに直接言う必要はないんですけれども、
そもそもそういうものだから、
共感の言葉をかけようとするのをやめるというところからスタートなんですね。
この共感の言葉をかけようとするというのは、
つまり何をするかというところにフォーカスされているわけです。
先ほど冒頭で新一面とはという話をしたんですが、
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何をするかよりどうあるかを仏教の知恵から学ぼうというのが新一面なので、
何をするかにフォーカスが当たっている時点で、やっぱりそれって本質的じゃないというか、
あくまで小手先のテクニックでどうにかその場をしのごうみたいな感じになってしまうんですよね。
それって絶対相手にも伝わるわけです。
相手にも伝わるし、小手先でいろいろやろうと思うから、
どんな言葉をかけようかとか、どんな言葉をかけるのかに集中しちゃうんですよね。
でもそれってよくよく考えてみると、そこに心はありますかということなんですよね。
心がそこにあるのか。つまり心の在り方ってどうなってますかということなんですよ。
もう一つ私もよくあったシチュエーションで、
夫婦喧嘩とか話し合いがですね、深夜に及ぶことってよくあったんですね。
子供たちが寝た後に喧嘩とか話し合いが始まって、
でも僕は朝4時半には起きて、6時の電信には飲んなきゃいけないみたいな状況で、
もう12時過ぎからそういった話し合いが始まるわけです。
でも私の心境としては、またした、もう早いのに今からかみたいな、
ほんと早く寝たいのにな、みたいな心の状態なわけですよね。
この状態、心のこの状態でいくら奥さんに共感的な言葉でもかけなきゃと思って、
何て言おう、何て言おうって考えながら話していても、
当然心がそこに共感していない、奥さんに心が共感していないので、
共感の言葉が出るはずがないんですよね。
たとえそのフレーズが、フレーズとしては共感のフレーズが出たとしても、
それはやっぱり奥さんの心には伝わらない、共感されたとは思えない。
そうなんです。なので、何をするかというのは、
例えばどういうフレーズを言うかとか、そういうことが問題なのではなくて、
そもそも自分の心の状態がどうなっているかというふうに
フォーカスを当てたほうがいいということですね。
これが結構理解ができていないと、何をしたらいいか、
どういう声をかけたらいいか、どういうフレーズを使ったらいいか、
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頭では分かっているけどできない、なんでできないんだろう、
どんどん自己嫌悪に陥ってしまったりするんですよね。
じゃあ頭では分かっているのに、
なんでその言葉が出ないのかというのは、
今話したように心の在り方が問題だということなんですが、
じゃあその心の在り方をもっと奥さんに共感させられるようにするには
どうしたらいいかということなんですが、
そこで邪魔してくるのが自分の感情ですよね。
自分の感情がそこに乗っかってくるから、心が共感できない。
例えば、次の日朝早いのにはつらいなという感情でしたり、
またこんな時間から話し始めるのか、全然人のこと分かってないなとか、
俺の状況分かってないなみたいな感情も生まれるかもしれませんし、
そういった自分の感情が邪魔になってくるんです。
邪魔というか感情に振り回されちゃっている。
だからまず自分の振り回してくる、生まれてくる感情をどうコントロールするかというのがめちゃめちゃ大事なんですけれども、
最後にそんな感情を整える。
整えて心を奥さんに共感させる。
そういった心の在り方を作る、一番私としての効果的な考え方、思考法を最後にお伝えしてきょう終わりにしたいと思います。
それはやっぱり人生の三大原則を思い出すということですね。
人生の三大原則って何かというと、
一つは人は必ず死ぬこと、
そして二つ目、人はいつ死ぬか分からないこと、
そして三つ目は人は人生一度きりであるということですね。
この三大原則を思い出してほしいんです。
そうすると、自分も奥さんもいつ死ぬか分からない存在なわけですよね。
必ず死ぬ存在であると。
そういうときに、じゃあ明日もし奥さんが死んじゃったら、
今の自分の心の状態でいるこの自分に後悔しないかなってことを考えてほしいんですよね。
例えば仕事が朝早くて大変なのも分かるんだけれども、
これでもしそういう心の状態で今日の話を適当に聞いて、
次から気をつける気をつける、分かった。
じゃあもう寝るね、おやすみみたいな感じで、
次の日、万が一奥さんに何かあったときに、後悔しませんかっていうことなんですね。
仕事なんて別に人生の中においては、
もちろん大切なものであるけれども、それ以上に大切なものがあったな、
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もっと奥さんの話をちゃんと聞けばよかったな、
というふうに思いませんかっていうことなんですね。
そこがね、それでも後悔が絶対ないっていうことであればまた話は別なんですが、
やっぱり一度は幸せな未来を作っていこうということで、
ご縁があって結婚した二人ですので、
やっぱりね、最後のときっていうのは幸せな状態で、
本当にいい人生だったなっていうふうに思って、
いい夫婦生活だったなって思って、
お別れをできるのはやっぱり幸せだなと思うんですよね。
だから自分の感情が邪魔をしてきて、
心が奥さんに共感できていないときには、
ぜひですね、この人生の三大原則、
人は必ず死ぬ、そしていつ死ぬかわからない、
そして人生は一度きりというこの三大原則を思い出していただいて、
明日もし何かあっても後悔のしない今の自分の心の在り方を作っていく。
そんな意識がとても大事だなと思いますので、
今日はそんなお話をさせていただきました。
何をするかよりどうあるかを大切に。
これを仏教の知恵というのはすごく体系立てて教えてくれる、
いい学問だなと思っているので、
今後もそんな仏教のティップスも、
私も勉強しながらなんですけれども、
自分のアウトプットも兼ねて発信できたらいいなと思っておりますので、
お付き合いいただけると嬉しいです。
今日はこんなところです。
この番組ではコメントを募集しております。
1秒でも聞いていただいた夫のあなたをシン・イクメンズ、
奥様のことをシン・イクメンサポーターとお呼びして、
皆さんと一緒に番組を作り、一緒に成長していきたいと思いますので、
ぜひコメントやご質問、それからフォローもよろしくお願いいたします。
それではシン・イクメン育成コーチの日向でした。
今日も最高の夫婦関係になるようにあなたのことを応援しています。
また明日お会いしましょう。さよなら。