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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係の悩む男性向けに、夫婦関係を改善のヒントになる発信をしています。
今日お話したいことは、なぜあなたの妻は思っていることを言ってくれないのか、ということについて話をしたいなと思います。
妻との関係が悪くなって、夫婦関係を改善したいと思ったときに、妻とそのような話をすると、
妻の方が、別に私はそんなことを話したくないとか、今は困っていないとか、
素直に気持ちを言ってくれないケースが結構あるんですね。
なぜ妻というのは、本当は不満があるのに、なかなかそれを言ってくれないのか、
もしくは関係性を改善したいという前段階でも、なかなか思っていることを言ってくれないというケースがあるんですけど、
これがなぜなのかということを考えつつ、どうすればいいのかについて話をしていきたいなと思います。
まず、なぜなのか、3つあるなと思っていまして、
1つは、夫自身も思っていることを言わないので、妻もなかなか言わなくなるというケースがあるなと思うんですね。
これは、そもそも腹を割ってくれない人に対して、腹を割って話したいとは思わないじゃないですか。
仕事でもそうだと思うんですけど、この人は本当のことを言っていないなとか、
思っていることを言っていないなと思ってしまう人と仕事をしたいとあまり思わないですよね。
それと同じように、本気で自分の気持ちを伝えようとしていると感じられない人に対して話をしたいと思わないんですよね。
ということは、信頼している人にしか自分の気持ちって伝えないじゃないですか。
なので、そこに信頼関係が存在しない、もしくは気迫だということが原因で、
妻が自分の気持ちをなかなか伝えてくれないというケースがあるなと思うんですね。
あと、何を考えているのかわからない人に対して何かを伝えるというのは結構怖いんですよね。
僕ら夫側としても同じだと思うんですけど、妻が何を考えているのかわからない、読めないという時に、
自分の気持ちを伝えたいとかするのは怖いじゃないですか。
どういう答えが返ってくるのかわからないので予想がつかないので、それも妻側としても同じだと思うんですよ。
夫の方が何を考えているのかよくわからないと。
そうなった時に何かを伝えるのは予想がつかなくて怖いんですよね。
どういう答えが返ってくるのかわからないと。
これはお互い何を考えているのか分かり合っていないことが原因だなと思うんですね。
次に二つ目なんですけど、夫に話しても心地いいリアクションが返ってこないからというのも理由の一つだなと思うんですよ。
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これは妻と会話をしていて、自分の気持ちを言った時とかに共感してくれなかったりとか、
否定されたりとか、お説教されたりとか、そういった経験が増えていくと、
この人に何を言っても無駄だなと思われてしまうんですよね。
そうなってくると話してもつまらない、面白くない、心地よくない、不快だと思われてしまって、
何も話したくないと思われてしまうということなんですよね。
これは僕ら夫側が妻の感情ではなくて、妻の行動しか見ていないことも原因じゃないのかなと思うんですよ。
妻が何を感じているのか、何を思っているのかということに注目すると、その気持ちに寄り添いやすくなるんですけど、
だけどそうじゃなくて妻が何をしたか、何をしなかったのかというところしか目が行かないと、
何でそれをやっていないのか、何でそれをやるのかという話になりがちなんですよね。
そうなると妻としては責められているような気持ちになってしまったりとか、
自分の気持ちをわかってくれないと思ってしまうんですね。
女性のコミュニケーションというのは感情のキャッチボールなので、
自分の気持ちを受け止めてくれない人とはコミュニケーションをしたいとは思わないんですよね。
一方的に断ち切られていると感じられてしまうので。
ここで問題になるのが、男性って仕事だとどう思っているかじゃなくて、
何を言ったか、何を言わなかったか、何をしたか、何をしていなかったかでジャーってするじゃないですか。
どうしてもそういう目線で妻との関係も見てしまうんですけど、
だけど夫婦関係とか家庭内の業務というのは仕事ではないんですよね。
これは夫婦関係なんですよね。
夫婦関係というのはお互いの感情に注目しながら、
言葉を選んだりとかしないとうまく関係を築けないですね。
ここに一つトラップというか罠というか、
言葉が生まれてから仕事も忙しくなってきた夫婦における夫婦関係の罠の一つだなと思うんですよね。
僕も同じような罠にはまったことがあるので。
3つ目はですね、これは妻が私の責任だから別に言う必要がないと思っているケースもあるんですね。
妻としてはいろんな不満があるんですよ。
子供の送り迎えをやってくれなかったとか、
なんで私だけ仕事を辞めて、子供が生まれて私は仕事を辞めて、
なんであんただけずっと働いているんだとか、
私はあなたのせいでキャリアを築けなかったとか、
そういった不満が妻にはあるんですよね。
そういった不満が妻にはあるんですよ。
あるケースがあるんですね。
だけど言わない、言えない。
これ何でなのかというと、
自分が言えなきゃいけないと思い込んでいるケースがあるんですね。
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もしくは夫に相談しても夫が断れてしまったということもあるんですけど、
だけど心の中にどこかで自分が言えなきゃダメだと思い込んでいるケースがあるんですね。
これ何なのかというと、
親世代から脈々と受け継がれている性別役割固定概念の呪いだなと思うんですよ。
男は仕事、女は家みたいな、
今の20代の子だったら何言ってんのって思うかもしれないんだけど、
僕らからしたら、30代40代の僕らからしてみたら、
自分たちの親がまさにそういうタイプだったんですよ。
それが当たり前だったんですよ。
それが常識だったんですよ。
それが社会の常識だと僕らは思っていたんですよ。
そういう人たちの背中を見て僕ら育ってきたんですよ。
そういう人たちに僕らは育てられてきたんですよ。
だから洗脳されちゃってるんですよ、僕らは。
男は仕事、女は家事みたいな、家事育児っていうね。
女は家で子供を育てる、男は外で働いて金を稼いでくる。
そういう人たちに僕らは育てられて、そういう人たちに囲まれて僕らは育ってきたんですよ。
だからね、なかなかこの固定概念の呪いって男も女も抜けられないんですよ。
抜け出すことが難しいんですよ。
それが呪いだってことに気が付かないと抜け出すことができないんですよね。
これは男性だけじゃなくて女性もこの呪いにかかってるんですよ。
自分は家で子供の面倒を見たり家事をしたりとかしなきゃいけないと夫を支えなきゃいけないんだというふうに思い込んで。
だけど現実世界だと自分がね、子供が産まれて仕事を辞めさせられたりとか時短になってしまったりとか
マーミントラックにハマって簡単な仕事しか回ってこなかったりとかするわけですよ。
子供が産まれる前にマネージャーとかに昇進できなかった場合は延々と下っ端の仕事をやり続けることになるんですよ。
子供がね、小学校とか保育園とかに入って復帰したとしてもなかなか出世ができなくなったら子供の面倒を見なきゃならないので
仕事時間もどうしても限られてしまうし、大事な会食にも行けなくなってしまうんで。
僕も思うんで、ダディトラックとかっていう子供もあるらしくて
男性も子供が産まれてから家事育児に専念するとなかなか出世ができないっていう言葉にも使われてるらしいんですけど
僕もこれちょっと実感はしてて、100%仕事ができないんですよね。
時間が限られてるんで、僕もそうなんですけど子供の家事や育児にきちんと対応しようとすると
月の残業時間が0時間になるんですよ。
他の人たちは40時間とか45時間とか50時間とか、一昔前だと80時間とか残業してる人もいたんですけど
働く時間がそれだけ変わってくるんですよ。
全然時間がない、効率的に仕事をする癖もつくんですけど
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あとは取引先とか会食も行けない、今はコロナでそもそも行けませんけど
そういった仕事ができない、物理的にできなくなっちゃうんですよね。
こうなるとなかなか昇進することが難しくなってくるっていうのは男も女もあるなど
特に女性は多いなと思うんですよね。
そういうことがあるので、自分がやらなきゃいけないと思い込んでいるんだけど
これ無理ゲーだなと、これちょっと無理だなってどっかで気がつくんですよ。
家事も育児もやって、仕事もやって、収入増やすために出世しようって
これは明らかにクリアできないゲームをやらされているってことにどっかで気がつくんですよね。
なんでこんなクリアできないクソゲームをやらされているんだというふうに思ったときに
夫のせいだというふうに思うようになるんですね。
夫が助けてくれないせいだというふうに思うようになる。
だけど大きな声で夫に対してあなたが私を助けてくれないと私は死ぬとか
そんな強い言葉で言えないんですよね。
なんで言えないのかというと呪いにかかっているから言えないんですよ。
男は仕事、女は家事、育児という呪いに自分たちの親世代の背中を見て育って
もしくはその背中を見て育ってきた夫と結婚して夫からそのように言われていることによって
その呪いにかかってしまっていて自分から強く言えないんですよ。
だからちょっとは言いますよ。ちょっとは言うんだけど
勇気を出して言った一言だったりするんです。
だけどその声はとても小さいんですね。
で、夫には届かないんですよ。
僕も妻から助けて欲しかったと言ったというふうに以前言われたんですけど
僕全く覚えていないんですよ。
これね、すごいびっくりしたんですよ。
びっくりしたのは妻がそういうことを言ったっていうことじゃなくて
僕が覚えていないことに僕はびっくりしたんですよ。
あ、そうだったんだ。うちの妻がそう言ったってことはきっと言ってるんですよ。
これはきっと間違いないと思うんですね。
嘘つくような人じゃないんできっと言ってるんですよ。
言ってるんですよということは僕が忘れてるんですよ 忘れてるのか耳に入ってないんですよ覚えてないんですよ
だけどこれをやってくれなきゃ私は死ぬとかそんな強い強いよ強いそういう感情で 言われたわけではないと思うんですよね
多分妻としてはこう多分遠慮がちに言ったんだろうなって思うんですよ 遠慮がちにちょっと厳しいなとかちょっと助けてほしいなとか
多分遠慮がちに多分無理だと思うんだけどできればみたいなスタンスで多分言ったんです だけどそれは妻にとっては心から振り絞った声だったんだろうなと思うんですよ
でこれもね一つの罠だなと思うんですよねこういうことに気がつくのは本当に関係が悪化 して改善しようと思った時にしか気づけないので
本当に難しい問題ですよね そもそも一人で家事育児をこなせる時代じゃないんですよね今って
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身回りで子供預かってくれるような親戚もいませんしそういったコミュニティもない ですから今の時代って
この時代の変化に男も女も2人とも気がつかなかったんだってことが原因だと思うんですよ これ男が悪いだけじゃなくて女性にも責任はあるとは思うんですね
その責任があると言っても女性が悪いと言ってるわけじゃなくて言えなかった 言いづらいって心からそういう強いヘルプを出せないっていうそういった社会的な背景が存在する
多分そっちにも原因があると思うんですねそう女に責任があるんじゃなくてそういった 社会的背景に責任があるだと思うんですよ
そういった社会的背景に惑わされなかったりとか自分の意思を強く持っていて 社会がどうこう世間がどうこう思う方が私は私で言いたいことを言うよって人がちゃんと言ってるんですよ
だけど多くの人はそんなこと言えないんですよ周りの目が気になっちゃうし 自分の親かどう思われるんだろうとかね
親戚がどう見られるんだろうとか近所の人がどう見られるんだろうとか 会社の人にどう見られるんだろうとか気にしちゃって
こわだかに夫に対してもう私はもう死にたいですもう何もしたくありません もう助けてくださいと言える人はそうそういないと思うんですよ
だからこそ僕らが気がついてそこを僕らで巻き取っていかなければいけないんだろうなとは思うんですね
かつてそれをやっていなかったんだればそれは今からでもできることだと僕は思います はいということで今日はなぜあなたの妻は思っていることを言ってくれないのか
ということについてお話をさせていただきました 原因は3つあるなと思っています一つは夫も思っていることを言わなかったから
腹を割らない人に対して腹を割れないということですね 信頼している人にしか人は自分の気持ちは伝えない
2つ目は夫に話しても心地いいリアクションは返ってこないから何を言っても否定されたり とか強い言葉で言われたりとか妻の気持ちは考えて言葉をくれなかったりとか
あとは妻の感情ではなくて妻の行動しか見ていなかったからってことですね 3番目は私の責任だからと妻がこう
思っているので言う必要がないと考えている 気持ちは言う必要がない返事も出せる必要がないと思っている
なんで自分が悪いんだと妻が思うかというとそう思い込んでしまってこれは親世代による 性別や役割固定会議の呪いにかかっている男だけじゃなくて女自身もかかっている
女性自身もかかっているってことですね 自分がやるべきだというふうにこう思っているんだけどやってみるとこれちょっとこれ
無理だろっていう状況に追い込まれてしまう。うちの妻も気を失って倒れたことがあったんですよね
うちの双子が長男、次男が2歳ぐらいの時かな 気を失って畳に倒れたってことを言ってたことがあって
あと僕の妻の知り合いの女性も双子を出産してて この人たちも確か3歳ぐらいの時、子供が3歳ぐらいの時に
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気を失って玄関に倒れちゃったんですよ 次に目が覚めたら警察が来てたんですよ
何が起こったかというと子供たちがアリナミンだか何だかの 錠剤の薬、空っぽになった瓶を持っておむつ一丁で外の道路を歩いてたんですって
おむつ一丁でアリナミンだか何だかの薬を、瓶を持って双子の2人が歩いてたんですよ 外でおむつだけ履いて
それは近所の人が通報か何かしたらしいんですよね その子供を保護して親のところに警察がやってきて
虐待を疑われたらしいんですよねその時に その誤解は晴れたそうなんですけど
それぐらい無理系なんですよ 家事もやって育児もやって、ましてや復帰して仕事もやってなんてもうできるわけないんですよね
こんなことを子供が1人2人3人増えていくと 3人分かるんですけど無理系なんですよ
できるわけないんですよ できるわけないんだけど自分がやらなきゃいけないってどっか思い込んでるんですよ
思い込んでるから夫に対して強いヘルプが出せないんですよ 強いヘルプが出せないんだけど、だけど限界だからヘルプを出せるんですよ
ヘルプを出すんだけど そのどっかで自分がやらなきゃいけないという呪いにかかっているんで
この小裸に言えないんですよ 振り絞った声を出すんですよ だけど夫から見たらすごい小さな声なので
別にこれはまあ大丈夫だろう だってお前の仕事だからやらなきゃダメだろうみたいな
俺は仕事があるんだって思い切ってしまうんですね そこで妻があんたが私を助けてくれないの
私はここで腹を切って死ぬとかってなるんだったら ちょっと待ってくれってなると思うんですけど
そんなこと言う女性はいないじゃないですか いないし言えないんですよ 振り絞って何とか言った言葉なんですよ
だけど僕らから見てはすごく小さい声にしか見えなかったってことなんですよね
ここに大きな生き違い悔い違い悲しい悔い違いが起こっているなと思うんです
はいということで今日はなぜあなたの妻は思っていることを言ってくれないのか
ということについてお話をさせていただきました 妻との関係の悩み方の参考になれば幸いです
質問箱の方で夫婦関係に関するご相談を男女問わず受け付けております
放送の説明欄にリンクを貼ってありますので ぜひご利用ください
また妻との関係に今まさに悩んでいて本気でどうにかしたいと思う方は ぜひご連絡をください
ノートのサークル機能を使って 厚の夫婦関係オンラインカウンセリングタイマーズという名前で
妻との関係の内容を男性向けに ズームレスとかメールなどでアドバイスをさせていただいています
本当この妻との関係を改善しようと思う時って
真っ暗な暗闇の中で自分がどこにいてどこに向かっているのかさっぱりわからないんですよね
一体どうしたらいいのか何をすればこの関係は変わるんだっていう
すごい苦しい状況に追い込まれてしまうんですが
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僕自身そういった環境から何とか改善することができたので
今まさにそういったかつての僕と同じように悩んでいるという方の力になりたいと思っています
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夫婦関係改善カウンセリング過去のオートサークル
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はいということで今回も最後までありがとうございました
また明日お会いしましょう
さようなら
by H.