自覚の重要性
どうもこんにちは、シン・イクメン育成コーチのひなたです。
ひなたの【シン・イクメン夫婦論】。この番組は、シン・イクメン育成コーチのひなたが、夫が自己成長することで、夫婦関係を良くするヒントを同型する番組となっております。
平日の16時50分頃、毎日お届けをしております。ぜひフォローをよろしくお願いします。
ちなみにシン・イクメンとは、心の在り方を仏教の知恵から学び、妻を大切にする父親の形です。
さて3月14日、今日はホワイトデーですね。本日のテーマはホワイトデーとは全く関係のないテーマなんですが、
【自覚的に生きられると夫婦関係は改善する】
こんなテーマでお話をしてみたいなと思います。
【自覚的に生きられると夫婦関係は改善する】
イケメンでちょっと本題に入っていくんですけれども、
この自覚的、自覚という言葉ありますね。自覚を持てってよく言いますよね。
もっと父親としての自覚を持ちなさいとか、もっと夫としての自覚を持ちなさい、なんていう意味でよく自覚っていう言葉を使うんですけれども、
これですね、漢字で書くと、自らを悟ると書いて自覚なんですよね。
実はこれ仏教の言葉なんですよね。自覚というのは仏教の言葉なんです。
仏教で言う悟る、悟りの世界って何なのかというと、
全ての苦しみから完全に下脱できて、心穏やかに生きられる状態。
これが悟った状態というふうに仏教では定義をつけているんですよね。
人生のあらゆる苦しみから一切自分の心が乱されない状態、穏やかな状態、
これは涅槃寂静という状態というふうに言っているんですけれども、
そういう状態になれることを悟ったというのが仏教なんですよね。
つまり、自らを悟る、自覚するというのは、自分のことをちゃんと分かって、
全ての自分の状態を受け入れて、心穏やかに過ごせる状態が自覚だと思うんですね。
ネガティブな感情との対処
じゃあ、なぜこれが夫婦関係を改善するには自覚が必要なのかということなんですが、
夫婦関係が悪化する状態というのは、
相手に対して自分がネガティブな感情を生み出して、
または相手の見方がネガティブな見方になってしまって、
そこから自分自身がネガティブな感情を生み出す。
その感情を相手にぶつけるから、相手もネガティブな感情で返してくる。
これが積み重なっていくとどんどんこじれていってしまう状態。
これは夫婦関係が悪化している状態だと思うんですが、
行き過ぎちゃうと会話がなくなったり、
存在自体を感じなくなってしまったりとか、
そこまでいってしまうと思うんですが、
自覚できている状態、自覚的に生きるというのは、
自分のことをよく分かって受け入れて、しかも穏やかにいられる状態。
簡単に言うと、ネガティブな感情って絶対自分の中に生まれちゃうんですよね。
これはもう人間だからしょうがないんですよね。
必ず生まれちゃう。
他人と暮らしている日常が結婚生活ですので、
ネガティブな感情は必ず大なり小なり生まれてしまう。
ただ、そのネガティブな感情が生まれたときに、
そのネガティブな感情を自分が生み出している感情として、
ちゃんとそれを受け入れられる状態。
ありのままの自分の感情をフラットに受け入れる。
受け入れたところで心を乱されない。
心穏やかに自分の感情を受け入れられている状態というのが、
自覚的に生きられている状態だと思うんですね。
感情の原因を探る
つまり自分の感情、自分の内面をよく分かっている状態ですよね。
よく分かった上で、心穏やかにいられる状態。
これが自覚的に生きられている状態だと思うんですね。
心穏やかでいられれば、
相手に対してネガティブな感情をぶつけるということもなくなりますし、
ネガティブな感情を我慢するとか、押し殺すとか、
そういったこともなくなって、
ただ、自分はちょっとイライラしているなという、
イライラしているとかネガティブな感情を、
ただフラットに受け入れられる状態。
受け入れるためには、
ちゃんとネガティブな感情の原因というのが分かっていないとダメなんですよね。
なんで自分ってそういう感情を抱くのかなという部分。
そういったところまで掘り下げた上で、
その感情を自覚的に、
その感情に対して自覚的になる。
そうすると、必然と心が安定して、
相手との関係性もネガティブな感情をぶつけ合うのではなくて、
昨日もお話ししたように建設的な対話ができるようになっていきますので、
対話ができないと、
相手の真意とか本当に感じていることって、
なかなかつかめないと思うんですよね。
そういった意味でも、自覚的に生きるというのを意識してみるといいのかなと思います。
自覚的に生きるというのは、自らを悟ること。
自らを悟るというのは、自分の内面をよく見て、
生まれてくる感情をしっかり受け入れる。
受け入れるためには、
その感情の元になっているものって何なのかなというところをよく見ていく。
一つは感情の元というのは、観念とかスキーマと呼ばれていますけど、
自分が信じていること、思い込んでいること、
こうあるべきとか、何々すべきではないとか、
妻とはこうあるべき、夫はこうあるべき、みたいな、
そういう自分の中に固定化されている観念とかスキーマと呼ばれているものが、
自分の感情を生み出しているという場合がほとんどかなと思いますので、
そういったところをよく掘り下げていくことで、自分に対して自覚的になる。
そうすると、夫婦関係というのは改善できてくるかなと思います。
つまり原因を相手に求めないということですよね。
この夫婦喧嘩の原因は、相手が悪いとか、
相手がこういう態度をするから自分が嫌な気持ちになっている、
というふうに考えがちなんですが、
実は相手の態度に対して自分が生み出している感情が苦しみの原因なんだよ、
ということをよくわかっておく必要があるなと思いましたので、
今日はそんな話をさせていただきました。
昨日のお話にも通じるかなと思うので、
昨日は会話と対話の違いをちゃんと把握して、
対話をしようねという話をしておりますので、
併せて聞いていただけると嬉しいです。
今日も最後までお付き合いいただいてありがとうございました。
この番組ではコメントを募集しております。
1秒でも聞いていただいた夫のあなたを、
新育免図、奥様のことを新育免サポーターとお呼びして、
皆さんと一緒に番組を作りたいと思っておりますので、
ぜひコメントやご質問もお待ちしております。
あと最後にお知らせです。
私の個別コンサルの新育免道場という個別コンサルをやっているんですが、
それも入門編ということで30日間の音声プログラムを作成しました。
この後有料販売をしていく予定なんですが、
一旦今モニターで無料モニターを募集しております。
5名様は募集しておりまして、あと2枠がありますので、
ぜひこの新育免というフレーズに少しでも引っかかるものがあれば、
この新育免道場の入門編となる音声プログラムを聞いていただいて、
新育免の考え方をインストールしていただければなと思いますので、
ぜひこの機会にご利用ください。
それでは今日もありがとうございました。
良い週末をお過ごしください。
新育免育成コーチの日向でした。
今日も最高の夫婦関係になるようにあなたのことを応援しています。
また来週お会いしましょう。さよなら。