怒りの感情の理解
こんにちは、ひなみ ときあです。このチャンネルでは、大手外資系企業人事の40代時短勤務ワーママである私が、自分のキャリアのモヤモヤに向き合って、理想の働き方や、その実現に向かって歩みを進める様子を素直な言葉で綴っていきます。
今日は、怒りの感情みたいなことについて、ちょっとお話をしてみようかなと思います。
私は今、小学生の男の子と、それから保育園に通う小さな女の子の2人のママをやってるんですけれども、毎日毎日、本当に子供に対してイライラしてしまうことが多いんですよね。
毎日言ってます。
「もう早くしなさい!」とか
「なんでできてないの?」とか
「もうどうして?」とか
夜に寝かしつけをして寝顔を見ていると、小学生でもまだまだ小さいんだよなぁとか
天使みたいな寝顔なのに、どうして日中はこんなことになっちゃうんだろうとか
その時の気分で、衝動的に怒りをぶつけてしまった自分に対して、自己嫌悪に陥っちゃったりして
なんかこの怒りっていう感情は厄介だなぁって思っていることが多いんです。
先日、うちの会社でもアンガーマネジメントっていう研修があったので、それに参加してみたんですけど
そこで改めて学んだのが、この怒りの感情っていうのの裏には別の感情が隠れているっていうこと。
前にキャリコンの資格試験の取得のために勉強していた時にも学んだことだったので、この怒りの感情についてちょっと改めて振り返ってみました。
AIとかでも調べてみると、怒りということが二次感情っていうふうに呼ばれるっていうのが出てくると思うので
皆さんももしよかったら調べていただければと思うんですけど
心理学上、怒りは二次感情と呼ばれて、怒りの前に生じる一次感情から派生する感情だと言われているそうなんです。
怒りそのものは自分の心に自然に湧き上がってくる感情なんだけれども
その裏には何か不当な扱いを受けたとか、自分の思いが伝わらない理不尽さがあるとか
あとは変えることができない負の事象、ネガティブな事象に直面したとか
そんな事実を前に自分が感じた不安とか悲しさ、苦しさ、あとは罪悪感とか焦りとか恐怖とか
そういうマイナスの気持ちが隠れていて、そのマイナスの感情にとらわれる自分の価値観とか自尊心を守るため
もしくはそういう事象に対しての危機回避という役割で、怒りという感情が表に出てくるということらしいんですね。
アンガーマネジメントの実践
そう思って改めて考えてみると、子供に対しても早くしてとか、なんで?もーって思った時にも
一瞬立ち止まってみると、自分の思い通りにいかないもどかしさとか悲しみとか、そこが私の怒りの奥にある一時感情だなということに気づいたりするわけなんですね。
じゃあ逆に、その怒りを感じた時にどうしたらいいのかというところも、このアンガーマネジメントの研修の時にはされていたので、そちらも少しだけ紹介したいなって思うんですけど
大きく3つあります。
まず一つ目は、その怒りの感情があるんだなということに気づいてあげること、認めてあげること。
まずは自分がちゃんと怒っている、怒っているということに気づいてあげることが大事なんですよね。
その次2番目、6秒待ってみる。
アンガーマネジメントの中ではこの6秒ルールみたいなことがよく言われるらしいんですけど、
6秒ぐらい経つと人間ってその一時的な突発的な衝動的な感情っていうのが少し落としてトーンが落ちていくということらしいんです。
その時に裏にある一時感情に目を向けられるようになるとさらにいいということらしいんですよね。
自分は怒っているんだなということがわかった上で、その怒りの裏には悲しさがあるのか不安があるのか焦りがあるのか、そういうところを知ってみるという感じです。
最後の3番目、じゃあどうしたらいいの?という時にはその一時感情を満たしてあげる何かをするということなんですよね。
悲しみが一時感情なのであればその悲しみを癒す何かをする。
焦りが一時感情なのであれば焦らないように一呼吸を置いてゆっくりと行動してみる、みたいな感じかなって理解をしています。
この一時感情を満たすということが直接的にできない場合も、それを言葉に表す時にとにかく怒っているとか、なんでどうしてっていう風にぶつけてしまうのではなくて、
私はこういうことに対して悲しく思っているんだよとか、こういうことでママは残念に思っているんだよとか、そういう形で自分がどう思っているかというアイメッセージで相手に伝えてみるというのも3番目の行動として良いとされているという風にトレーニングの中では伝わっていました。
私はこれを聞いて最後に思ったのは、対子供というところでついつい勢いで怒ってしまうということが自分にはあるなって思ったんですけど、その裏にあるのは結構常に悲しさなんですよね。
自分の思いが伝わらないとか、自分が考えていることを相手が理解してくれないとか、そういうことに対して私は悲しみをよく覚えているんだなということに気づきました。
なので、自分の中でどうしていくというところは、もう怒らない人になるというのは難しいことではあるんですけれども、この案外マネジメントの研修で学んだこと、キャリコンの勉強をしていて学んだことを活かしながら、まずは怒っている、怒っているという感情があることを認める。
その裏にある一時感情に目を向ける。その一時感情を満たしてあげる。もしくは、アイメッセージを使って相手に気持ちを伝えてみる。この3つを地道かもしれないけどやってみることが大事だなというふうに思ったので、皆さんにもシェアしたいなと思って収録してみました。
ここまで聞いてくださってありがとうございました。