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2022-08-05 04:54

6.もうちょっとだけ伝えたいアンガーマネジメント

要約:怒りを感じた瞬間には、息を止めて冷たい水の入ったペットボトルなどを顔につけると有効です。

第三回でお話したアンガーマネジメント、もう少し具体的な話をしたいなと思って作りました。合わせてお聞きください。ぜひとも。

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心理師わたるんの働くを支えるチャンネルです。 今回の予約、気持ちが活化してきたら息を止めて冷水を顔につけてみましょう。
みなさん、1週間お疲れ様でした。公認心理師・臨床心理師のわたるんと申します。 このチャンネルでは、みなさんの週末のお時間を少しだけいただいて、就職や復職など働くを支えてきた心理師である僕が、
主に社会人の方々に役立つようなカウンセリングの豆知識や、心理師のあれこれなどについてお伝えしていきます。
みなさんのお仕事や対人関係などなど、いつもの生活を少しでも楽にしたり、 カウンセリング・メンタルケアをより身近に感じていただいたり、緩めな時間を一緒に過ごせたりできれば嬉しいなと思っています。
よろしくお願いします。 今回のテーマはですね、もうちょっとだけ伝えたいアンガーマネジメントということで、
ちょっと前にお伝えしたアンガーマネジメントの内容が、やっぱりいまいち具体的じゃなくてわかりづらいなぁと思ったので、
今回は怒りを感じた時に具体的にどうするかというところを、僕が知っている例を一つお伝えしようと思います。
以前の回はですね、怒りの裏には何かしらの感情があるから、それを自分で受け入れてあげましょう、的なことを言ったんですが、
確かにそれも大事なことだとは思うんですが、やっぱりそれは怒りを感じて、少し時間が経った後に考えられることなんですね。
なので、今回は怒りを感じた瞬間にどうするかというところをお話ししていきます。
巷では、怒りは6秒我慢すればOK、みたいなことがよく言われているんですが、皆さん聞いたことありますでしょうか。
これはですね、カットになった時に脳内で分泌されるアドレナリンと乗るアドレナリンが分泌のピークを過ぎて、人が割と正常な判断ができるようになるまでの時間と言われています。
僕が冒頭でお伝えした、息を止めて冷水を顔につけてみましょうというのも、さっきの6秒我慢のように人間の生理反応を利用したものになっています。
どんな反応かというと、人が息を止めて冷水を顔につける時に生じる潜水反射というものです。
詳しくお伝えすると、これは息を止めてちょっと顔を冷やして、疑似的に水中にいるというような状況を作ることで、自分は息ができない状態なんだと脳みそに判断させるものなんですね。
そうすると、人間は生き延びるために酸素の消費が抑えられます。
そして酸素の消費を抑えるために心拍数が減って脈症の血管が収縮されます。
つまり、怒っている状態とちょっと逆なことを起こせるんですね。
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なので、怒りを感じた時に息を止めて、やれそうなら冷水を顔につけると、怒りをやり過ごすことができる可能性が高いということです。
まあ、怒りを感じている時に顔を水につけるというのはちょっと現実的ではないので、少し冷えたペットボトルを額につけるくらいでも効果があるとは言われています。
とまず、怒っちゃいかん時に怒りそうになったら、一つこの方法を思い出してやってみてもいいかもしれません。
とはいえ、今のストレス社会はその場の怒りをやり過ごせても、怒りの元となるものとずっと付き合うことになることも多いと思います。
苦手な上司とか、同僚とか、あとは言うことを聞いてくれない自分の子供とか。
いや、なんか僕も子育て中なんですけど、ほんと子育てって大変ですよね。
全世界のママさん、パパさん、本当にお疲れ様です。
まあ、なので、その場での怒りをやり過ごせたら、やっぱりその時の怒りを冷静に振り返る作業が必要なんですね。
そしてこれが、以前に話した怒りの裏にある自分の感情を振り返るに繋がるわけです。
気になる方は聞いてみてくださいね。
みなさん、今回はいかがでしたでしょうか。
その場で怒りをやり過ごす方法を一つ紹介してみました。
とはいえ、怒りってかなり難儀な感情ではあると思うので、怒りが生じやすい時は少しゆっくり休息をとってみるとか、単純な政府ケアが意外と効いたりとかするかもしれませんね。
イライラしやすいっていうのは、精神的な不調のサインとしてよく言われることなので。
では今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。
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