1. 樋口聖典の世界
  2. 社員は会社に金を払っている(..
社員は会社に金を払っている(後編)
00:01
今、田川市にある福岡県立大学の方から福岡市の自宅に向かって車を走らせております。
時刻は夜の19時58分でございます。
今日2本目の配信になりますが、往復しています。
先ほどまで大学の方で講義と座談会的なワークショップみたいな感じで講義をさせてもらったんですけども、めちゃくちゃ面白かったですね。
僕ともう一人講義されてたのが木藤さんという方なんですけど、会社4つぐらいやってる方なんで、株式会社方々っていうのが一番メインになるのかな、ちょっとわからないですけど。
大学の先輩でもあるんですけど、木藤さんっていうのはいわゆる地方創生の業界でいうともう有名人ですね。
宮崎県の油津商店街っていう本当にもう錆びれた商店街だったところに行きまして、そこを再生させた再生請負委員人ということですごい人なんですけど、やばかったですね。
信じられないようなことを軽くこなしてる、軽くってはないんでしょうけど、サラッと言ってましたね。
シャッターだらけだった商店街に29個の店舗を誘致しましてとかサラッと言ってたんですけど、ジョジョジョジョってなったんですけど、え?っていう。
誘致しただけじゃなくてちゃんとそこでケアをして、今実際事業が継続してやってるみたいなんですけど、田舎でほぼシャッター閉じてる商店街で1個だけでも店舗をちゃんと事業として成立させるだけでも相当むずいはずなのに、
29個誘致してそれで何か回ってるっていうのはもうちょっと半端じゃない化け物級やなっていうのは想像できるんですけど、すごかったですね。
僕大学の先輩なんで結構交流はあるんですけど、軽く飲んだり飯食ったりはあるんですけど、がっつり事業についてのアドバイスとかを聞いたことないので、パレットに泊まってもらって一晩キャンプみたいな感じで、いろいろメンタリングしてくださいみたいな感じでお願いしたんですけど。
03:09
めちゃくちゃ話聞きたいですね。どうやってその商店街を盛り上げていったのかっていう。
それはいいんですけど、ちょっとこれ前回僕が喋った内容がですね、給料は会社が社員に給料を払っているっていう捉え方を逆にして捉えることもできるんでって話をしたんですね。
つまり、社員というか従業員が売り上げを立てて、その売り上げを立てる上で会社の看板とかリソースとか歴史とか信用とかそういうものを使っているので、その信用費として売り上げから会社にかぼっと3分の2なのか4分の3なのかを収めて残ったものを給料としてもらっているという感覚で捉えてみたらどうだろうって話をしたわけです。
なんかですね、そう考えだすと、ちょっとこれ語弊があるかもしれないですけど、みんな一人でやったらいいんですよ。一人じゃなくてもチームでやったらいいじゃないですか、ビジネスを。
でも会社が必要だから、会社をよくも悪くも利用して自分の活動をブーストさせるというかレバレッジをかけているわけじゃないですか。
例えばミュージシャンが多分わかりやすいんですけど、事務所とか会社に所属せずにやってたらあんまりでかい規模でできなかったのを会社に所属することでレバレッジをかけることができるわけですよね。
本来の価値、今現在の社会的評価の価値以上のエネルギーをぶん回すことができるじゃないですか。お金だったり人だったり信頼だったりものをぶん回すことができて、それで利益を生むって。
いわゆる投資の世界で言うところのレバレッジが効いている状態っていうテコの原理で何倍もの力が出せている状態っていうことになるんですけども、リスクもその分あるんですけど。
会社ってただの個人のレバレッジかけマシーンなんですよ。
なんで会社に属しているかっていうと会社を使った方がレバレッジ効くからですよね。
ってことは会社がなくなって困るのって会社じゃなくてその中で活動してる皆さんなんですよね。当たり前ですけど。
だったら会社が継続させるために頑張るのは社員の皆さんですよね。めちゃくちゃ当たり前ですよね。
06:16
これめちゃくちゃ当たり前の話なんですけど、なんとなく日本のあれで言うと会社のために働いてるみたいな。自分のためじゃなくて。
会社のためなんですけどね。周り回って自分のためになるっていうことなんですけど。
会社に売り上げ取られてとか働いた金で会社はでかくなるけど自分がどうとか社長に働かされてとかそういう感じの意見を結構聞くんですよ。
でこれは正直僕ぐらいのブックですよね。僕がやってる会社の規模ぐらいであんま聞かないんですけど、でかくなればなるほどこの話聞くなと思ってて。
会社が主体になっている考え方だなーってそれなんか思っちゃってる感じというか。
これ感覚ですね。
もっと広げて言うと、僕今株式会社ブックっていうのは田川市で活動してるんですね。
田川市のためにやってますね。完全に。
でなんで田川市のためにやってるかっていうと、田川市のためにやったほうが世界が良くなると思ってるからなんですけど。
これだからいろんなところで言ってますけど、僕が儲けたいとか僕が楽したいとか僕が楽しいことしたいっていう目的のためにやってないんですよ。
田川市とか世界を良くすることによってみんなが幸せになれると信じて、そういう過程のもとをやってるんですよ。
ってことは、なんか僕らがやろうとしてることを価値があると思った人は僕らを支援しないと僕ら潰れるんですよね。
と思ったら、逆に価値がないと思ったら応援しないでいいんですよ。
社会に僕らブックがあった方がいいとみなさんが思ってるんやったら生き残した方がいいし、
そうじゃないと思ってるんだったら生き残さない方がいいって僕は思ってるんですけども、
09:00
それはなんでかっていうと、僕ら会社が利用される存在でしかないと思ってて、社会に。
ちょっとうまく言えないですね。まとまってから言いたいな。
会社のために会社の活動をやってるというか、
社会のためにやってるんです。もちろん社会の中に僕とか会社が内包されてるだけであって、
だから自己犠牲して社会のために何とかとは全く思ってないんですけど、
僕という自我が社会結構でかいところまで、
自分の中に入り込まれて、
僕だけじゃなく僕が乗ってる船とか、僕の船の船団というかまで含めて活かしたいと思ってるんでしょうね。
そういう感覚ですね。
なんですよ。
だから結構その中には全員が含まれてるんですよ。
活かしたいと思ってる。
で、株式会社を僕は潰したくないのはなんでかっていうと、
株式会社を潰したくないというのは、
僕が株式会社を潰したくないというのは、
例えば、働きたいというか、
働いてるというか、働くように働いているというか、
株式会社ブック潰したくないのは、なんでかっていうと、株式会社ブックがあった方が理念に向かって活動ができるので、社会が良くなると思っているので、ブックが潰れると社会にとってまずいと思っているんですね。
だから僕が儲けたいとか、僕がいい思いをしたいとかではなくて、ブックがあった方がこの世界が良くなると思ってやってるんですよ。
だから、ブックを生かすのは僕とか社員じゃなくて、社会全体というか世界がブックを生かさないといけないなぁと思ってるんですけど、これうまくしゃべれてるかなぁ。
なんかそういう感覚になったんですよね。
だから、潰れたら皆さんのせいだって言いたいわけじゃ全くなくて、何が言いたいかというと、主体者は皆さんなんですね、ブックにとって。僕じゃなくて。だから皆さんが必要だと思ったら生かすし、必要じゃないと思ったら生かさない以上っていうことですね。
ここになんか僕の感情とかが乗っかってくるのおかしくて、なんかあくまでも僕はあった方が社会にとっていいっていう提案をするだけであって、ここにしたいとか残したいとか残したくないとかじゃないっていうことをめちゃくちゃ伝えたかったんですけど。
これはだからその最初の話につながるんですよ。従業員は会社にいてやった方が利益が出ると自分たちで思っているから自分たちで会社にお金を払って存続させているっていうことなんですよね。
12:15
それで言うと自分たちの社会を良くするために株式会社ブックにお金なり労力なりを支援して、皆さんが得をする状態にしようとしてるって感じなんですよ。これ多分株式会社コテンがやってる歴史データベースも全く同じ概念だと思ってるんですけど僕は。
社会にとって歴史データベースがいいと思ってるから皆さんサポートしてくださいねって言ってるんですけど。そんなシンプルで当たり前のことなんですけどもおそらく普通の会社の概念株式会社の概念で言うと皆さんと皆さんが所属していない株式会社の関係って別の存在だと捉えられてると思うんですけど違うんですね。
株式会社ブックは皆さんの一部である社会のためを良くするためのものなんで結局皆さんと密接に関わってるってことなんですよね。
もうちょっと原稿化できたら改めてどっかでしゃべります。多分新型オトナウイルスとかでしゃべった方がいいような話題な気がする。
13:33

コメント

スクロール