1. 樋口聖典の世界
  2. 第1回パレコン〜脳を虫かごか..
脳を虫かごから出して羽をつけて飛び回らせてやりたい
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KOKURA CROSS FMに向かって車を走らせております。
時刻は9時50分でございます。
今日はファンファン北九州の収録でございます。
今日は福岡からじゃなくて、田川からKOKURAに向かっているんですけども、
昨日、パレコンというイベントがありました。
パレコンは何の略かと言うと、
パレットコンバレーなのですが、
ブレスト大会なんですけども、
ブレスト大会のイベントの中で、
パレットコンバレーというイベントがありました。
パレットを盛り上げるアイデアというものを、
複数名のプレゼンターがプレゼンをして、
昨日は3名だったんですけども、
僕はパレットに関連してこういうイベントをやりたい、
パレットの中でこういうプロジェクトをやりたい、
ざっくりとした案を発表しまして、
この枠の中でみんなにアイデアを出し合ってもらいたいというオファーをしまして、
3人から5人くらいかな、チームに分かれまして、
そのチームの中でブレインストーミングをやるという、
最終的にそれを共有し合って、これいいんじゃないというのをなんとなく話していって、
そういうイベントが可能であれば実現してもいいんじゃないというイベントなんですね。
もともと鎌倉の方で始まったイベントで、
鎌コンというイベントでやったんですけど、
これが全国各地に広がってまして、
福岡でも福コンみたいなものをやったりとか、
高島でイシコン担当というか参加してたラッキーさんっていう方も参加してたりするんですけど、
昨日は。
それの第1回パレコンをやりましたと。
この場を借りて、まずはリーダーを務めていただいた八木原さんですね。
そして八木原さんも言ってたんですけど、
一日の準備とか当日の仕切りみたいなものをやっていただいた綾なるさんですね。
そしてプレゼンターの皆様ですね。
まず1人目の村崎さん、そして2人目の与田くんAKA猫船。
そして3人目の金曜日の滝日会メンバーですね。
横山さん、りょうさん、中富くんっていうね。
それをはじめとした、ちょっと全員舐めてたらあれですけど、
参加者の皆さん本当にありがとうございました。
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一応完全オープンで誰でも来ていいよっていう風にはせずにやってみたんですよ。
樋口塾の中だけで
一旦やってみようということでやってみました。
一応第1回目なんでどんなトラブルがあるかも分からないし、
大きなミスがあるかもしれないし、
そうなった時に仲間内で心理的安全性が完全に保たれている状態で行った方が
リスクも少ないだろうし、
まずは1回目はそれくらいの小さい規模でやった方がいいんじゃないかということでやったんですけども、
皆さんの感想は知らないんですけど、僕の中では超大成功でしたね。
めちゃくちゃ面白かったです。
滞りない進行で時間もぴったり終わったし、アイデアも
想定ぐらい出ましたしね。
このグループ全然アイデア出なかったなみたいなグループもなかったですし、
相当良かったですね。
これ詳しくはまたどっかでレポートしたいですね。
アイアナルさんがノード書いてくれるって言ってたんで、
そこまでやってくれるのかって感じですけど、素晴らしいですね。
思ったのが、僕が入ったグループっていうのが
ヨダ君AKAねこぜん君のグループだったんですけども、
いろいろ前提を端折りまして、考えたいことは
やってはいけないこと×やりたいことを探すっていう、
みんなでブレストし合うっていうのをやったんですね。
だからやってはいけないと今思ってるけど、やってみたいことあるよねっていうことなんですけども、
それを出しまくったんですよね、グループの中で。
数十個出たんじゃないですかね。50個から70個くらい、
コスト忘れましたけど出まして、いろんなアイデア出たんですよ。
文化と言葉を奪った状態で人間を生活させるとかですね、
人の肉を食うとかですね、
鬼ごっこして捕まえられたら髪の毛を切られるゲームとかですね、
ハサミで無惨にジョキジョキに髪の毛を切られるゲームとか、
そういう僕が出したアイデアなんですけど、
他の人が出したアイデアはその人の尊厳に関わるのであまり言わないですけど、
そういうやってはいけないことっていうキーワードなんで、
倫理的にNGでも犯罪でも本当にやりたければ言ってOKという条件のもとに言ったんですけど、
まあ出るは出るという感じで。
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改めて思ったんですけど、
僕ら生きてると自然とやってはいけないことって
考えないようにできてるなって思いましたね。
欲求すらおそらく出てこないような雰囲気になってますね。
やってはいけないけどこれやりたーいっていうのって
欲求すら出てこないようになってるっていうのをね、気づきました。
これね、僕お笑い芸人やってた時期、
ギチっていうお笑いコメやってた時期にですね、ネタ作りをするんですけど、
僕らネタがそういう種類のネタが多かったんですね。
無条件に人が明るくなって楽しいものっていうよりは、
タブーとか、倫理的NGとか、
一般的に思いつかないような狂った設定、状況、行動みたいなものが、
僕も相方の高彦も好きで、
そういうネタばっかりやってたんですよね。
例えば、僕が小学校の女の子の設定で、
高彦くんがそのお父さんの設定なんですけども、
小学校の女の子はリコーダーが吹けなくて、
学校の音楽の授業でちょっとみじめな思いしちゃったんで、
その時に練習しようということで、
娘の脳みそを頭から引きずり出してですね、
その脳みそに針をぶっ刺すことで、
ここを刺激すれば吹けるようになるか、
ここを刺激すれば吹けるようになるか、みたいな感じで脳みそをぶっ刺していくんですけど、
そういうネタとかあるんですけど、
それってもう、頭から脳みそを引きずり出して、
針で刺したいっていう欲望というか、
それをやりたいみたいなところがあるんですよね。
僕らの中でもあるし、
脳みそを引きずり出しちゃいけないっていう思考の箱の中に、
常識とか倫理観みたいな虫かごの中に
閉じ込められている僕らの普段の思考活動というか、
脳みその活動みたいなものを、
想像の世界だけで、
その箱を飛び出して飛び回る練習みたいなものって、
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ネタ作りの中で自然とやってたような気がするんですね。
昨日のパレコンではやらせてもらったっていう気がして、
なんか久々な興奮というかアドレナリンが出ましたね。
めちゃくちゃそれが気持ちよかったですね。
本筋とはずれるかもしれないんですけどね。
パレットで面白いプロジェクトを考えるっていう本筋の目的とはずれるかもしれないんですけど、
人間の脳みそって本当にストレッチしないところで伸びていかないんだなっていうことを
再確認する体験になりましたし、
でも実は本筋ではないんですけど、
自分のアイデア出しって何かタガを外す必要があって、
しかも今まで見たことない、聞いたことない、突拍子もないアイデアって、
常識の中からパッと生まれることは難しいので、
ブレストって練習や経験や雰囲気作りや慣れみたいなものが必要で、
それをやっていくと常識のタガが外れるようになるみたいなことを言ってたんですけども、
やっぱりそれって大事やし気持ちいいことだし楽しいし必要だと思いましたね。
実はそのパレコン後にですね、
とあるお客さんとお話をさせてもらったんですけど、
パレットに突然出てきたね。
この話を本当はここまでセットでしたかったんですけど、
これはFM収録が終わって家帰る時に撮ろうかなと思ってます。
一旦今日はここまで。
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