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今ですね、小倉の方から福岡市の自宅というか、虎之助を迎えに行くために保育園に向かっております。
時刻は夕方16時52分でございますね。雨が降るハイウェイを福岡に向かってぶっ飛ばしております。
ちょっと遅いは告知してなかったなと思うので、軽く2件告知をさせていただきますと、
いいかねパレットに食堂ができましたということで、飲食店ですね、できました。
その名もおいとま食堂って言うんですけども、元給食室だったところをリノベーションしまして、
チキン南蛮定食がメインになるんですけども、おいしいご飯をまたなんかね、変わった空間なんですよ。
そこの給食室っていうのが変わった空間に仕立て上げたっていう感じなんですけども、
本当にいいかねパレットを設計してくれた僕の田川の後輩であり、大学の後輩でもある松井くんっていうのがいるんですけども、
松井くんが好き勝手やっていいよって言ったら好き勝手やってくれまして、めっちゃ尖った空間になってるんで、
もしよかったらぜひみんな来てください。そしておいしいチキン南蛮を食べてください。
おいとま食堂に関しては結構いろいろストーリーがあるので、またどっか一旦落ち着いたらお話したいなと思います。
あと僕の芸人時代の同期のエッグヤザっていう人間がいるんですけども、
エッグヤザはプロデュースでいいかねパレットユースプロジェクトっていうのが始まりましたと。
これも本当に伝えていきたいんですけど、
面白い若手を5人集めていいかねパレットに無料で住んでもらうっていう。
時間労働はなしですね。つまりバイトしたりとか就職したりっていうのはなしで、
とにかく無料で住んでるんだから面白いことだけを考えてやろうぜと。
面白いことだけをやりながらその中でお金を稼ぐっていうこともやっていこうっていう。
いわゆるベーシックインカムに近いことをやったらどうなるのかっていう実験なんですけども、
これ面白いやつっていうの定義は主観で人それぞれだと思うんですけども、
今回に限ってはエッグヤザが選ぶっていうね。独断と偏見で選ぶっていう形で。
で、いいかねパレットとしてはそれのプロジェクトを全面的にサポートするっていうことになってます。
本当に無料で住めるって家賃はもちろんなんですけど、電気代、ガス代、水道代全部無料。
あとWi-Fiもか。楽しみですね。
もう6人応募があったんかな。5人枠のところ6人応募があったんで、何人取るのか分からないですけども、
5人取るのか4人取るのか3人取るのか分からないですけども、っていう感じでございます。
で、先日友達家族と一緒に話してたんですね。
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そっちは小学校2年生の子供がいるんですけども、学校の宿題で虫を捕まえてくださいみたいな宿題が出ると。
要は学校で観察するのかなんかだと思うんですけども、
来週の月曜までにコオロギか何かを捕まえてきてくださいみたいな宿題が出たりするらしいですね。
で、めっちゃ大変やんとかいう話をしてて。
で、そういうのって超大変じゃないですか。
だって親が土日何するかとかって学校はもう知らないわけで、
例えば土日友達歩きしてずっと働いてる可能性もある中で、
でもやっぱり宿題だからやらないといけないじゃないですか。
で、小学校2年生なんで本当に親が保護してないとできないかもしれないしみたいなところで虫捕まえてきてくれって。
しかも福岡市内のそこの家族なんで、やっぱりそこそこ遠くに行かないと畑じゃない、林とか森とかないわけですよ。
で、どうしようみたいな感じで一生懸命やるみたいなことをやったりとかしてたんですね。
で、なんでこんなにダンスになるねみたいなことを言ってたんですけど、
ちなみに言うとうちの保育園もうちに限っては虫ではないんですけど、
例えば布巾とかエプロンとかカバンとかあとミトンですかね、寒風摩擦用の。
そういうのを手作りで作ってきてくださいみたいな。
これ親に対する宿題ですよね、そういうのが出て。
で、いやこれ買った方が早いやろうと思いながら、でももう手作りでお願いしますみたいな感じで書かれてるから、
僕も実は頑張ってカバンとかミシンで作ったことはあるんですけど、布を買いに行くところからやってですね。
やったことはあったりするんですけども、こういうのをやらされたりすると。
で、はっきり言ってこの令和の時代になんで手作りをしないといけないんだとか、
あとなんか実際手作りで作るよりも製品買ってきた方が安いし丈夫だしみたいなところってあるじゃないですか。
だからなんないよねみたいなことも思ったこともあったんですよ。
でもなんかちょっとふと思ってですね、さっきの昆虫取ってくるっていう話も今回のその手作りでちゃんとお父さんお母さんが作ってきてくださいみたいな話も含めてなんですけども、
これ文化の灯火を守るためにめちゃくちゃ効果的なんじゃないかって思ったんですね。
っていうかそれをおそらく意識的にやってるような気がするんですよ。
保育園側とか学校側っていうのは。
なんかもちろんそうやってお子さんのことを見てやってくださいねっていう動機づけにもなってる、モチベーションにもなってると思うんですよね。
やっぱりそこである種保育園が測ってるところあると思うんですよ。
さあどうだとお父さんお母さんちゃんと息子と向き合ってますかっていうのをやっぱりそれちゃんとやってくるかどうかで結構測れるし、そこで一生懸命ひいひい大変だなって言って作業することでやっぱり子どもを育てるっていうことに本気で向き合うっていうきっかけを作りになってるわけじゃないですか。
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なんかこれってあえて無駄というか労力をかけることにコストをかけることによって子どもに対する思い入れみたいなものを促進させるっておそらく意識的にやってると思うんですね。
それはそれで必ずあると思います。
プラス、例えば昆虫採集なんですけど、あれだしたらこれ親が子どもに一生させないで育ってる親もいるような気がするんですよ。
どうですかね。
例えば都会に住んでて自分が虫苦手みたいな感じで、別に子どもも興味なかったらわざわざ自然の中に行って虫を取るっていうことってないと思うんですよ。
例えば本当に東京都に住んでたら虫取りに行くって相当難しいじゃないですか。
なんかそう考えると昆虫採集って下手したらどんどんどんどん日本から消えていくような文化になり得るんじゃないかと思ったんですね。
例えばミシンとかもそうで、ある一定の家族だけが手作りで裁縫とかができるようになったりとか、あと手縫いもそうなんですけども、
これお母さん、お父さんもしかしたら本当にもう子どもができてから一生手作りで何か作るってことをしなくても生きていけるわけですよ。
普通に考えたらめんどくさいからしないんですよ。興味がなくて苦手だったらもちろんしないですよね、裁縫とかって。
だって買ったほうが絶対に安いんですから、数百円で買えるわけだからしないんですけども、あえてそれをやらせる意味っていうのは多分あるはずで、
それっておそらく文化の灯火を残すっていうことだと思うんですよ。
もっと上手く言うと例えば駒とか竹とんぼ作りとか、そういうのってどんどん誰かが意識的に残そうとしないと廃れていく文化だと思うんですね。
それを残すことがどうなのかっていうところは本当に人にそれぞれあると思うんですね。
前時代的なものって別に無理して残す必要がないんじゃないかって思う人もいると思うんですけど、僕はやっぱり生き物も文化もそうなんですけど、
絶滅するっていうのって多様性が一個ずつ減っていくってことなんですよ、絶滅するたびに。
多様性が減っていくと何がやばいかっていうとセーフティーネットがなくなると思うんですね、全部で見たときに。
例えば今動物いっぱいいるじゃないですか、絶滅しかけている動物がいっぱいいてどんどん絶滅して半分になったとしたら、
やっぱり優勢なものだけが残って劣勢なものが死んでいくっていうことが起こりうるわけですよね。
環境に適応できないものが死んでいくと。
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そうなってくると環境ががぼって変わって優勢劣勢ってもちろんですけどその表裏一体である環境に適応できないものが死んでいくと。
環境ががぼって変わって優勢劣勢ってもちろんですけどその表裏一体である環境だとこの性質は優勢でこの性質は劣勢だっていうものががぼって環境を変わるだけで逆転したりすることって社会の中でいっぱい起こってきているわけじゃないですか。
そう考えると現時点で劣勢なものを殺していくっていう種というか生命体全部としてのセーフティーネットっていうのがどんどんどんどん減っていくっていう感覚わかりますかね。
だから僕多様性って残すべきだと思ってるんですけどそれと同じようなことがおそらく文化の中でも同じように起こっててもちろん新陳代謝っていう考え方もありますよ。
必要ないものは去られていって必要なものを残していくっていうのはあるんですけどやっぱりアーカイブ的に僕は脈々と少しの灯しみでもいいので残していった方が何ていうんですかねいざっていう時にそれがどういう使われ方をするかわからないと思ってるんですよ。
そういう感覚で文化とか種というか種の保存で言うところの種ですねそういうものを捉えたりしてるんですね。
それって多分個人がやろうと思ったら本当に合理性とか利便性とかそういう理論によって駆逐されてもう一回例を出すと昆虫採取をしに行くって合理性とか利便性で言うと完全にその外側にある行為じゃないですか。
虫取って何が楽しいっていうことになるんでそれ何か一生の中で利益を出すことはあるってなると思うんですけどやっぱりそこで手で昆虫を取るっていう行為というか文化というかそれが何か後世に繋ぎ続けることによって何かを残すだろうし家庭で裁縫するミシンを使うということも何かしら後世に対して何か残すはずであって。
それっていうのをある種強制的に残してくれるというか。
親側も合理性で考えたら普通やらないんだけどもう保育園が言ってるからしょうがないとか小学校からも宿題で出てるからしょうがないというある種言い訳を作ってやることによって強制的にさせていただいてるっていうものを考えるとそういうめんどくさいオファーっていうのも実は親のためにとっても悪くないなということを思ったりしますね。
つまり親への教育なんじゃないかなって思ったっていうそういうことを考えるんですよね。やっぱりロストテクノロジーにならないように保つ能力というかですね。
いやーだからねなんか今僕ポッドキャストいっぱいやってますよ6本やってるんですけどもこれなんか愛の楽曲工房とかも最初からずっとやっててリスナーがほとんどいない中で楽しいからと思ってずっとやってきたんですけどもこれってやっぱ絶滅しなかったから脈々と続いてて今に至るわけじゃないですか。
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なんか絶滅しないっていうことがいろんな多様性を残すっていうことにおそらくなっていくかもしれないしならないかもしれないしそんなことをね学校や保育園からの宿題について考えてると思いますね。