1. 樋口聖典の世界
  2. ブラックボックス
2022-01-05 16:10

ブラックボックス

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ブラックボックス
00:01
今はですね、田川いいかねパレットから福岡市の自宅に向かって車を走らせております。
時刻は夕方17時44分、雨降りでございます。
昨日が仕事始めでした。
前回の配信でちょっと言ったんですけども、
車内説明会的なことをやったんですね。
12時から始めて終わったのが16時ぐらいだったかな。
4時間ぐらいやってたんですけど、
喋りまくったっすね。
ほぼ僕とアオヤギが喋ってたんですけど、
アオヤギちゃんも木工屋って呼んでくれて、
僕と工屋が喋ってたんですけど、
最初の3時間ぐらいは、
僕の歴史、いいかねパレットにしている
僕の歴史っていうのを3時間ぐらい喋ったんですけども、
僕ってね、2016年の4月15日なんですけど、
そのできる前から話したので、
2015年からですね、
約7年間の歴史を自分を手放していったんですけど、
改めてね、まとめ直したんですよ。
木工屋と2人、
まあまあマサもいたんで、
記録役として。
僕と工屋とマサ3人で夜中に、
最初から一回思い出してみようつって、
何年ぐらいに何があったっけみたいなのを
バーッと思い出しながら台本にしていって、
それを一個一個思い出しながら
喋っていくみたいなことをやったんですけども、
改めてね、3時間ぐらいかけて喋ったんですけども、
ちょっと壮絶すぎたっすね。
やばいくらい壮絶やったですね。
で、もちろん表にはちょっと出せないようなこととかもあったりとか、
複雑な人間関係とか、事件があったりとか、
実はこの時こいつはこう思ってて、
その時僕はこう思ってたとか、
もう様々なちょっと人間ドラマがあって、
ちょっとたまらない気持ちになりましたね。
で、最後まとめとしてそれを踏まえて、
今からどうしていくのかっていう話をして、
で、終わりました。
で、今月末に経営合宿をやります、全社で。
全員参加可能ですね。
経営人だけじゃなくて、
本当にバイトで働いてくれているスタッフも含めて、
全員参加型の、もちろん希望者だけなんですけども、
全員参加型の合宿に向けて、
ちょっと勢いをつけていこうっていうところですね。
で、一夜明けまして、
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今日はまた僕と高谷と政の3人で、
役員会議みたいなものになって、
実際、合宿どういう順番で、
何をどう決めていきながらどう話していこうかっていうのを話す、
計画を立てるために話すっていうのを、
さっきまでやってました。
昨日今日と思いっきり、
経営について考えた2日間でしたね。
で、改めて思ったんですけど、
答え出すのめちゃくちゃむずいなって思ったんですよね。
当たり前ですけど、
それが全てではないんですけども、
やっぱり会社経営をしていると、
どうしてもつきまとってくるのが売り上げからくる利益ですね。
利益との戦いなんですよ。
これはもうね、
お金が欲しいからとか、
利益があって、
うはうはな生活をしたいからとかではなくて、
栄養分と同じなので、
炭水化物とかビタミンっていうのが、
人体にとって炭水化物、ビタミンを取らないといけないっていうのと同じで、
利益を取り続けないと生存ができないので、
今の資本主義の仕組みの中では、
社会の中では、
商品を買うためにはお金が必要なので、
身の回りのものはお金と交換して手に入れるっていうことをしないと、
手に入れられなくなっている社会の中で利益が必要なので、
どうしても利益を追求するしかないんですけども、
それを目指すときにいろんな予測を立てるわけですよね。
こうすると利益が立つに違いないとか、
それって本当に、
想定とか計算とか予測が人間にできるのかっていう話が、
僕の中でずっと大きいテーマとしてあるんです。
これは古典ラジオやってるときに歴史を見ていくときのテーマでもあるんですけど、
人間ってそんなに予測できるほど頭良くないよっていうのがあるんですけど、
以前、新型コロナウイルスの中で将棋のAIについての本を読んだんですよね。
それとかを考えつつ、
冒頭目指してるんですよ。
AIってどうやって物事の正解を定めてるのかなとか考えながら、
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最近僕はホロスコープっていうのをやって、
人のホロスコープも聞いて、
うわ、これすげえ当たるなとか分かるなとか思いながらボーッと考えてたときに、
物事を理解するって、
究極、完全に無理なんじゃないかなって思ったんですね。
例えば僕らが時計を理解するってなったときに、
分解できるわけです、時計って。
ネジ1本、金属1個。
それは人間が作ったから分解できるんですけども、
人間の社会ってこんなふうにシンプルになってないわけですよ。
人間がそれぞれ思惑で動いてて、
コミュニケーションすらも取れてない、
人間と人間が100%コミュニケーション取るとかっていうのが不可能な中で、
人間は局地的に何か一番得となる、
自分の得になるような行動を取っていった結果、
自分主義っていう大きなうねりができたりとか、
戦争っていうわけがわからないイベントが起こったりとかってするんですけど、
それって人間が完全に、
それを作ってるのは人間でしかないわけですよ。
それを作っているのは、
その現象を巻き起こしているのは100%人間が作ったものなんですけども、
じゃあ答え答えだけで考えていくと、
そこまで予測できている人って一人もいなくて、
っていうことが起こっているんです。
本当にCPUとかで考えると、
CPUの1秒1秒、1パーツ1パーツっていうのは、
0と1の演算しかしてないわけですよね。
でもそれが大きなうねりになって、
何かしらの結果を出すわけですけど、
局地的には0と1の足し算とか引き算とか掛け算とか、
覚えたり消したりとか、
それという単純作業をやっているだけに過ぎないんですけども、
それが全体の経営として大きく捉えたときに、
何かしらの演算結果が出ているみたいな。
これってもうAIの世界では、
一個一個全て分解をして、
完全に人間が分かるレベルで把握するっていうのは不可能だし、
そもそもコンピューター自身にも分かってないって言われてるんですね。
いわゆるブラックボックス化した社会、
ブラックボックス化した世界の中で、
何だか分からないけど結果がこうっていうものを、
統計的に集めて進化しているっていう。
いわゆるアルファ語とか、
真相学習、機械学習、記憶化学習みたいなものって、
そう今もなってきてるっていう。
実は人間の脳みその中でもそういうことが起こったりとか、
人間同士が関わり合って形成されているこの世界自体が
そうなってるんじゃないかなっていう話があったりしてて、
僕はまさにそれだと思ってるんですよ。
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ホロスコープとかって結構ほぼそれに近いと思ってて、
あれって生まれた日時と場所とかで、
人間の生きる目的とか性質とかっていうのが決まってるということなんですけども、
それを言われたところで人間はアホかって思う人もいるわけですよ。
それって分解しても、
わけが分かんないわけです。
だって理由が解明できないんですから。
なんで生まれた日によって人間の性質が決まるかっていうので、
いくら分解して人間の体をバラバラにしても、
結局理解できないわけなんですよ。
でも、そういう大きなうねりがあって、
実験結果が出てるのことから、
因果関係とか相関みたいなものを、
人間がなんとなく分析をして、
なんとなくそうなんじゃないかっていうことを結論付けて、
それを信じてやってるわけですよ。
これが当たってるかどうかの評価すらも実はできてなくて。
さっき冒頭に言った経営に対してこれが当たるか当たらないかとか、
こうするとどうなるかみたいなものも、
究極的にはその程度の理解しか人間にはできなくて。
そもそも僕は因果と相関すらも
人間には完全に分けて理解することって
不可能なんじゃないかなとすら思ってるんですね。
例えば学歴が高い人が練習が高いっていう、
ただめちゃくちゃシンプルで、
それはそうだろうって誰もが言う答えにすれば、
これって相関なのか因果なのかっていうのもあるし、
あと因果でいうとどっちが因でどっちががなのかっていうのもあって、
学歴と練習だと時間軸があるので因果が分かりやすいのであれなんですけども、
それを思ったのが、古典ラジオのリスナーは平均練習が高いっていうデータが出てたんですけど、
これって相関なのか因果なのかっていうのも僕は区別がついてないんですよ。
僕は番組の配信内で半分ボケで、
じゃあ練習を上げるために古典ラジオを聞けばいいわけですねって言ったんですよ。
それって因果関係がめちゃくちゃですよねってツッコミを受けてアハハってなったんですけども、
これが本当に僕が言ってるのが間違いかどうかって結局わからないわけで、
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古典ラジオを聞くことによって知的レベル、
知的好奇心が触発されたりとか、
単純に視野が広がることによって現実の世界に影響を及ぼして出世をしたりとか、
独立をして練習が上がるみたいな因果が起こる可能性もあるし、
練習が高くなることによって、逆にですよ、練習が高くなることによって資座が高くなり、
付き合う人が増えていく中で古典ラジオという、
ある種ちょっと理解するのにある程度以上の知的レベルがいるようなコンテンツを楽しいという人が多い世界、
集団に属することが多くなる中で、
数が多いから自然的に古典ラジオを聞く人が多いとかいうこともある。
これって因果関係どっちもあり得るし、
もっと言うと因果関係は全くないけど、たまたま相関しているだけかもしれないんですよね。
なんかこう、わからないですけど、ちょっと例えがテキストかどうかわからないですけど、
ビジネスで成功する人っていうのはストーリーを捉える能力がとても高い、
人間が行動する時のストーリーというものをしっかりとイメージして描くことができる人っていうのが、
ビジネスで成功する確率が高い。
ストーリーを描くことができる人っていうのはストーリーに興味があるから、
歴史という大きなストーリーに興味があるっていうのは因果じゃなくて相関だと思うんですよね。
僕、因果のAからB、BからAというのと単純に直接的な関係がない相関という話をしたと思うんですけど、
この3パターン全部あり得るんですよ。古典ラジオ、リスナーと練習の関係っていうのは。
でもこれって捉え方ひとつだし、因果がないと思ってても、
ものすごく風が吹けばOKとかモーカル的な長い道筋をたどって、
めっちゃはっきりとした因果がある可能性もあるわけで、
ただの相関じゃなくて。
そこまで考えると、もはや人間でもAIでも理解できない道筋があると言っても過言ではありません。
バタフライエフェクト的なね。
ってなったら結果から、想像する、分析するみたいなことしかできないってなった時に、
さっきも言った通り、それが分析できているかどうかの評価をできる存在がいないわけで、
ってなると、ある主張がこのようにパンって起こった時に、
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ある人が何かの主張を言った時に、それが正しいかどうかって誰も判断できないねって話なので、
究極的には分かったかどうかも分からないって話になるんですね。
ていうことなんですよ。
だからコンピューターサイエンスみたいな01みたいな、パキッとあるなし、デジタルの世界っていうイメージがあるコンピューターの世界でも、
分からないものは分からないまま、分からないこととして捉えていこうよっていう流れが出てきちゃってる以上、
もっとアナログでファジーであるはずの人間がパキッと分かるわけないなっていう結論に、
昨日今日いろいろ考える中で至ったなーって思ってますね。
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