戦争の学びに関する考察
漫画家・冷え田やっこの子育て在宅ワーク奮闘ラジオ、おはようございます。本日はですね、漫画とかの話、まあでも漫画の話ではありますね。
8月といえば、日本人が誰しもちょっと考えることではあるのかなって、まあ大人はね、思うんですけど、戦争のお話ですね。
第2次世界大戦を始めとすれば、今もね、世界中でいろいろと、いろんなところで争い事が起きていて、たくさんの方が亡くなっていてね、そういうニュースを見るとすごい心が痛むんですけど、
80年前の今日ですね、8月の10日ポツダム宣言を受諾ということで、ポツダム宣言というのはアメリカが日本に対して出したね、無条件降伏ですね、の勧告です。
終戦記念日は8月の15日になっているんですけど、もう8月の10日の時点でね、日本はこれ以上戦争続けられないと降伏しますっていうのは決定をしていたわけですね。
国民に伝えられるのは8月15日に玉音放送で、天皇がね、ラジオで日本戦争をもうこれ以上続けませんと降伏をしましたっていうような旨を国民にお知らせして、そこが終戦記念日になっているっていう感じですね。
この放送を撮ろうと思ったきっかけですね、タイトルでこれからの子どもたち、自分の子どもたちは何で戦争を学ぶのかっていうところをちょっと考えさせられたというか考えてみたきっかけがあるんですけど、
少し前にね、Xでもレビューを投稿させていただいたんですけど、私の大好きな漫画家でイラストレーターの京町子先生という方がいらっしゃって、京町子先生今までもね、結構戦争を題材にしたお話ですね。
日本の戦争をモデルに、このままノンフィクションを描くのではなくて、京町子先生はちょっとフィクションを入れて、ちゃんと物語的に描いていくっていうような作品がね、ほとんどなんですけど、描いているのは原爆投下の話ですね。
これ核のお話なんですよね。今、現代のような、本当に荒れ草的なものが出てくるんですけど、日常の生活風景ですね。一番最初の冒頭部分とか、中間でも時系列を説明する場面で、爆弾が落とされた日をあの日っていうふうに読んでいて、
あの日の境目に、そのあの日の前とあの日の後、どんなふうに変わっていったかっていう、それに巻き込まれた人と生き残った人の人生の前と後を描いていくっていうような形で物語が進行していくんですけど、これね、私、Kindleで買って読ませていただいたんですね。
なんか試し読みみたいなものがあって、リリース日が、確か原爆の日だったんだよね。8月の7日の日に新刊情報をXで発見して、読んでみたいなと思って、夜だったので、Kindleで早速購入して、配読しておったんですけど、これ紙の本で買えばよかったなって、ちょっとね、途中から読んでいるときに思ったんですね。
これ何でかっていうと、子どもたちがもう少し大きくなってね、なんと授業とかね、戦争のこと、大二次世界大戦とか、それ以前のね、世界での戦争のお話とか、そういったのを学ぶぐらいの理解できる、受け止められるタイミングになったら、一緒に読みたいなっていうふうに思うぐらい、すごいね、素敵な漫画だったんですね。
やっぱり書いてある内容は原爆投下のことを題材にしているので、結構衝撃的だったり、すごい苦しい、読んでいてちょっと辛くなるような場面も出てくるは出てくるんですよね。
ただこのね、漫画何がすごいかっていうと、フィクションなんですよね。架空の都市で、いつの時代だかもわからないような形で書いてるんですね。
登場人物の名前とかも、なんかちょっと日本っぽくないような名前だったりとか、どこの国かもちょっとよくわからない、本当に完全にフィクションのお話なんですけど、これがね、すごく逆にリアリティを増しているのが、今日町子先生さすがだなと思いながら読んでいたんですけど、
やっぱり正直、本当にノーフィクションの漫画だと、逆に私たちの生活とかけ離れている部分が、やっぱり時代を追って変わってきている部分。
昔はスマホがないしね、あとみんなこう服装とかも昔の格好ですよね。戦時中なんでね、モンペとかアパパとか着てたりとか、そういうテンションギャップ的なものを感じることによって逆にそっちがリアリティをあんまり感じられないというか、昔の話なんだなっていうふうになっちゃうんですよね。
それが今日町子先生の、今回読ませていただいた新刊、私タイトル言ってなかったような気がする。オリズルっていうタイトルで上巻下巻で分かれている2冊漫画なんですけどね。レビューさせていただいたポストは放送の概要欄に貼らせていただくので、気になった方はそこからチェックしていただきたいんですけど。
これがね、本当に現代に近いような生活を送っている人々が、あの日を境に全く人生が変わっていってしまう、いろんな人生が描かれているんですけどね。
これがね、今、現代の時代に本当にこうなんでもなかった日常生活がこうやって現場が落ちたことによって、すごい変化が起きてしまう。
過去と現在の学びの違い
ちょっと悲しいこととか悲惨なこととかたくさんあってみたいな、でもそれを乗り越えて、今、現代につながっているっていうのが、なんかね、より分かりやすいなって、すごい伝え方としてこれはすごい秀逸だなと思いながら読ませていただいたんですけどね。
どういう本かっていうのは分かっていただけると思うので、おすすめなので、ぜひKindleでも紙の本でも読んでいただきたいなと思います。私この紙の本で欲しいなと思ったのは、子どもたちに読ませたいなって思ったから欲しいと思ったんですね。
自分の子どもの時のことを思い返したんですよね。何で戦争っていうものを学んだか、戦争ってどういうものなのかっていうのをどんな場面で勉強してきたかっていうのをちょっと思い返してみたんですよね。
一番は学校の授業ですよね。そういった授業結構ありました。お話ししに来てくれるおじいちゃんおばあちゃんとかもいたり、もちろん教科書でも取り上げられているし、夏休みが課題で戦争のことを調べてレポートを書きましょうみたいなものも小学校とかの時にあったような記憶があります。
じゃあね、それ以外。それ以外で幼い時ですね、ちっちゃい時に自分がどんなことをきっかけで戦争っていうのはどういうものだったかとか、どんなに悲惨でどんなに悲しいことがたくさんあったのかっていうことを学んだかなって思い返したら、図書室の話の原なんですね。まず一つは。
自分たちの世代、今ももしかしたら置いてるかもしれないんですけど、私今34なんですけど、34ぐらいの方とかだと図書室で見た方、読んだ方多いんじゃないかなって思うんですけど、私の原って漫画ですね。やっぱり広島の原爆の話ですよね。
もうね、ちっちゃい時に読んでるはずなので、何かあったかとかがちょっと思い出せないんですけど、私の原はね、本当に初めて読んだとき衝撃的でしたね。やっぱり原爆が落ちた時の描写ももちろんそうなんですけど、その原爆が落ちた後起こったこととかね、原爆で呼ばれるやつですよね。被爆した方々の症状だったりとか。
それ以外にもね、戦争が終わっても生きていくのがすごい大変な戦後のすごい時代。そういったものとかをやっぱり絵とテキストで情報が入ってくることによってすごいインパクトが強かったし、やっぱりわかりやすかったんですよね。
ちっちゃい時読んでも、こんなに大変だったんだなとかね、こんなに悲しいことが起こったんだなとかね、原爆怖いなとかそういうのがすごい絵としてインプットされてるんですよね。それがまず一つ。で、あともう一つは民放のテレビですね。テレビでやっぱりこの時期ですよね。
8月の原爆投下あったりと終戦記念日とかそこらへんって結構、黒板的なものがやってたんですよね。あとは朝ドラとかでもね、ものによっては時代が戦前戦後だったりとか、戦時中の話だったりとかっていうのを取り上げてるもの割と多かった記憶があって、そういったものがやっぱりほら、昔はね、YouTubeテレビ見るとかなかったし、あとはケーブルテレビとか見てたんですよね。
もうみんなそうだと思うけど、テレビでついてるものとか、その時間帯にやってるものとかを見てたので、親が見てたりとかね、あと裏番で何か好きなものとかアニメとかやってなかったりとかしたら、何かそういうドラマとかを見てたりとか、何かそういうので、戦争をテーマにした映画とかね、ドラマとかを見てたりとかね。
ドラマとかを見ていた記憶があります。
で、これってやっぱりタイミングで出会わなかったら見てないんだと思うんですよね。
で、今の子たちってやっぱりYouTubeあるし、あとネットフリとかね、クライムとか契約してるご家庭も多いかなと思うんで、うちもね、もうほとんどYouTubeで子ども番組がちょっと垂れ流されてるような感じなんですけど、これってもう自分の好きなもの、楽しいものを選んで見ることができるので、わざわざ戦争の話とかね、見たりしないかなって思うんですよ。
昔は金曜ロードショーでね、ホタルの墓があればついてたら見るしとかね、そういうことで、戦争っていうものを知れるタイミング、きっかけみたいなものが今よりも多かったのかなっていうふうに思います。
子どもたちに必要な教育
だからね、これからはもう私たち世代の親、ちっちゃい子たちがもう少し大きくなってね、まだ今はちょっと衝撃強いかなとかね、なんとなくね、戦争はいけないことだよって人がいっぱい知ってるしね、いいことなんかなんもないんだよっていうようなことを教えるぐらいはできるんだけど、なんかちょっとセンシティブな映像とか見せたりとかはまだ早いかなと思って、
上野娘とかにも一応言葉で伝えるのみになってしまってるんですけど、やっぱりある程度ね、勉強していく時期になったら、親がちゃんと提供しないといけないなっていうふうに思ったんですよね。
そうじゃないとね、図書館行っても興味ない子はするだろうし、なんかおすすめ図書とかでね、おすすめしてくれてる学校とかだったら読む機会も増えるのかもしれないけど、
やっぱり教科書で学ぶぐらいしかできないのかなっていうふうに思っちゃって、やっぱり先生とかもね、いろんな先生いるから、話が面白くなかったりとかすると全然興味持てなかったりとかね、
私、高校の時、倫理の先生がすごい面白い授業をしてくださる先生で、大好きだったんですけど、倫理の授業も先生も、この先生が結構戦争の話とかを題材にたくさん講義をしてくださってて、いろんな見方を教えていただいてたんですよね。
パールハーバーに突っ込んじゃったのは悪いことではあったけど、それは人が亡くなったりとかしてるし、やっぱり戦争の火蓋を切ってしまったので、まだそうせざるを得なくなった過程もあるんだよ、みたいな国連の椅子を蹴っ飛ばして脱退しなくちゃいけなくなっちゃった過程みたいなところとかも、すごい教えてくれた先生だったんですよね。
やっぱりね、そういったいい先生との出会い、いい教育との出会いで知識を得られたのはラッキーだったなとは思っていて、ただそれがね、子どもたちが出会える教育の場とか先生とかが、一体どういうものかっていうのはわからない。
ちゃんと過程でもしっかりこういうことがありましたっていう事実とかね、あとは繰り返さないためにどういうふうに考えていったらいいのかっていうところ、あれはいろんな考え方があるからいろんな考え方を学んで自分が賛同できるというかね、どういうふうにしたらみんな平和にね、戦争のない世界を作っていけるかっていうところを自分なりの考えを見つけていくための、
材料をいっぱい持っていた方がいいのかなっていうふうに思うので、この子たちが大人になった時に世界を作っていくのは、この子たち大人になっていくわけなので、もちろん私たちもですね、いっぱいいっぱい勉強して考えておくにしたことはない。
私もまだまだ全然勉強不足で、今になってね、いろいろと知らなかったこととかして、そうなんだとかね、思わされることもたくさんあるので、それでもやっぱりこう幼い時にね、まだ小学生とか、まだ中学生とかね、そういった時に教えてもらってたことがやっぱり情報として頭に残っていて、その状態で聞くからこそ、なんかこういろんな見方ができるみたいなところもあるなっていうふうに思うんですよね。
だから、歴史を専攻して学んでる方とかだと、もっともっと広い見方ができてね、あ、いや、これはこういうふうに言われてるけど、実はこっちなんだよねみたいなのとかも、裏側の背景を知ってる方とかはすごいね、わかっていらっしゃるんじゃないかなと思って、自分はそこまででもないので、そういう方はすごいなと思うんですけど、一応最低限はね、なんか親の義務として、昔日本でね、
まだ100年はいかないけど、おじいちゃんおばあちゃんたちの時にね、ひいじいちゃんひいばあちゃんの時に、生きてた時に、こういうつらい事実があったっていうことを伝える術としてね、いろいろと、こう、あ、いいな、これわかりやすいなって思ったものとか、読んでほしいなって思ったものとかは、おすすめして読んでもらうのがいいかなというふうに思ったっていう話です。
歴史の伝承と親の役割
すごい長くしゃべっちゃいました。
もうね、戦時中の方も、ご高齢の方ばっかりになってきて、やっぱりこう、自然の節理でね、先に亡くなられていくから、こう、本当に真実、その時代に生きた方がいなくなるっていうことは、やっぱりね、それだけ真実を知るみたいなことが難しくなってくる。
教科書とか歴史書とか、そういったもの、歴史資料の中にだけ、答えがある、あの、想像で答えを出していかなくちゃいけないみたいな時代にどんどん、これから先はね、なっていくのかなっていうふうに思うので、
ちゃんとね、こう、自分の子どもたち、世代にもちゃんと、その、さらに先の世代ですね、に正しく真実を伝えてもらうために、今の大人としてね、ちゃんと教えていく機会を作らなくてはなというふうに思っています。
なんかやっぱり、戦争の話とか、見聞きする機会があったりすると、夢に見たりとかしますね。子ども連れて逃げなきゃいけないとかね、夢でよかったみたいなことが、昔のその80年前ですね、来てた方々の日常には当たり前に、あの身近にそういうことがあったっていうことを、あの、絶対に忘れてはいけないなというふうに思います。
ちょっとね、重たい内容の放送ではありましたが、最後まで聞いてくださりありがとうございます。なんかこう、戦争中のことを、あの優しくというかね、あの子ども向けのこういうの、あのいいのあるよみたいなのあったら、ぜひコメント欄で教えていただきたいです。