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2024-05-25 17:25

むぬフェス/生老病死の苦しみとケア/秋田光軌/土門蘭/日高明/産まみむめも/雪の子どもたち/ハリコドモ/吉良栞/應典院/サラダ油への執着

「産む」から「死ぬ」まで、生きるをめぐる10日間 https://munufes.outenin.com/#overview

サマリー

むぬフェスは5月17日から5月26日まで大阪の大天院で開催されており、生まれ死んでどこへ行くというテーマで展示やトークセッションが行われています。特に生老病死の苦しみとケアについてのトークセッションが印象的で、過去の経験に対する捉え方や執着から抜け出すヒントが話されています。

むぬフェスの開催
こんにちは、亀山です。
今日はですね、むぬフェスというフェスに、フェスに行ってきたんですけど、
それがすごく良かったので、もうあの、このテンションのまま撮らなと思って、それについてちょっと話します。
えっとですね、むぬフェスっていうのが、5月17日から5月26日まで、大阪の天皇寺区の大天院っていうの、お寺、寺院で開催されている、
生まれ死んでどこへ行くっていうテーマかな。
展示、トーク、対話セッション、対話セッション、ワークショップを通じて、産むから死ぬまで生きるをめぐる10日間のイベント、
生の始まりである群の物語を問い直す5組のアーティストの作品及び、当事者との共同デザインプロセスの展示。
それに加え、葬儀体験、生きづらさ、祖先、生老病死などの死ぬことへの創造力を触発する創造的なワークショップや対話、表現の場を開きます。
という、むぬフェス、産むと死ぬのむぬフェスに行ったんですけどね。
えっとですね、私が行ったのが今日5月25日の土曜日に行って、この日もいろいろワークショップだったり、トークセッションっていうのが朝から夜まで、
夜がクロージングセッションとかもいろいろあって盛りだくさんだったんですけど、私がその時間的に行けたのが、生老病死のトークセッションが1時からあったと。
それに行ってきました。
そのトークセッションっていうのが、生老病死の苦しみとケアっていうタイトルなのかな。
秋田美月さん、僧侶の方と、トモン・ランさん、文筆家の方と、日高明さん、僧侶でケアマネージャーもされている3人の方のトークセッションで、
仏教では、人生の基本的な苦しみは、生老病死、かっこ生まれる、老いる、病する、死ぬ、だと説いています。
人生は苦しみの連続、そんなハードモードな人生の中で、私たちはどう生きることを受け止め、生き延びていったらいいのでしょう。
僧侶、介護者、悩める当事者の立場から、生老病死に向き合う方々と、生きる苦しみ、そしてケアについて考えます。
っていうトークショーだったんですけど、
これがね、よかったんです、すごく。
いろいろ学ぶことだったり、気づくことだったりがたくさんあったんですけど、その中でも私がすごく印象的だったこととか、
頭に残っている言葉とかをちょっとご紹介しますね。
まずね、ドモンさんがおっしゃってた、過去は意味がないと思ってた。
けど、今は過去の、今っていうのは現在、現在、今っていうのは過去の蓄積だ。
その過去、消えない過去もそのまま今の自分を構成していて、
例えばその、自分をケアしていてくれてた人だったり、ものだったり、そういうものがなくなったりしても、その人によるケアが送り続ける、自分の中で。
辛い経験があっても、今の私を振り返ることで捉え直すことはできる。
辛い過去も、何度も自分自身で物語を作り直していけるんですよ、みたいな感じのことをおっしゃっててね。
それが結構、なるほどと共感したのもあったし、
その、なくなっても、その人によるケアが自分の中で送り続けるっていうのはすごい、確かにってめっちゃ思って。
例えば、私が昔、高校生の時に友達にかけてもらった言葉とか、その時励みになった言葉っていうのが、
すごい年月が経った今でも急にふって、何かのきっかけで思い出したりすることってあるんですよ。
そういうことなのかなと思いました。
はい。で、あとはね、最初の方でお話しされてた、生きにくさ、ままならなさとか。
なんでそんな風に、全ては苦であるっていうのが、そもそも元々の仏教の教えらしいんですけどね。
全ては苦であるの苦っていうのは、苦しいっていうよりは思い通りにならない、ままならないっていうことで、
思い通りに生きてる私がいるっていう執着的な思い込みがあるから、思い通りにいかないことを苦に感じる。
だからその、思い通りに生きられてる自分が当たり前って思ってるから、うまくいかないことを悪に捉えるというか、
なるほどってなって、そもそもそのうまくいってることっていうのが執着やったのかってなって。
で、なんかあの、自分が執着していたものって何なのかとか、自分が大事にしているものって何なのかとか、
そういうのと向き合って付き合っていくのが、苦しさから抜け出すヒントになったりしますよ、みたいな話もされてて、
それも結構衝撃的というか、確かに。
あとはね、あの、こちらも野門さんがご紹介されてた熊谷慎一郎さんがおっしゃってた言葉がありますっていうので、
自立は依存先を増やすこと。希望は絶望を分かち合うこと。
っていう言葉が、それもメモ取って何回も読んで、目で見て、うむって、ちょっとなってます。
はい。あの、すごく良かったです。
で、まあそのトークセッションをね、午前中にあったのが他にもね、食べることは生きることとか、
あとはいろんなうむの即興演劇ワークショップ。
ウマジネーションかな、これも面白そうって思ってて行けなかったんですけどね。
日常の中の死や誕生を巡る街歩きのワークショップもちょっと気になってました。
これも予約しようと思ったら既に埋まってたのかなと思うんですけど、
なんか取り、行けなかって、なんかどんなんやったんかなってすごく気になってます。
展示と感想
で、同時に、えっとね、展示もね、されてて、
これがうまみむめもっていう展示、うまみむめも展かな。
ううっていうのが生まれるの、ううで。
その展示もすごくよくて、一番印象的やったのが、
雪の子供たちっていう、水由里さんの作品で、
これがね、ちょっと何とも言えない感動というか、
なんで涙がこぼれて、こぼれたのかわからないんですけど、
すごくジーンとくるものがありまして、すごくよかったんです。
説明がね、難しいですね、言葉じゃ。
写真とかがあればね、見れるんですけど。
そう、よかったのと、あとね、ハリ子どもっていう、
鳥のいろんなペンギンとかフクロウとかを、
鳥のモチーフをハリ子にしたって作られて、
お守り的なものを作りましたみたいな感じだったと思うんですけど、
それもね、すごく一つ一つ意味があって、
それもすごく印象的です。
あとね、論文が置かれてて、
きらきらしおりさんって読むと思うんですけど、
武蔵野美術大学のしおりさんの論文のタイトルが、
なぜ人は子どもを望むのかっていうので、
全部は見れなかったんですけど、
これが本になったら読みたいっていうぐらいすごく興味深い内容で、
そう、本にならへんかな。
でも、よかったです。
で、そうですね。
まあ、ムヌフェスとうまみむめもの感想がそのぐらいかな。
で、今日初めてその大天院っていう寺院に行ったんですけど、
場所的には天皇寺区の日本橋と谷町宮、
谷町9丁目の間ぐらいにあるんですけど、
本当にお寺っていうくらいスタイリッシュな建築で、
まるで美術館のような感じで、
また行きたくなる、またもう一回ここに来たいって思える、
なんかすっごく素敵な場所だったんですよ。
お寺って思ってたからって、
なんかこう一般的なお寺を想像して行ったら、
全然違って、
なんかね、その大天院ですごくいろんなイベントされてるようなんで、
今後もきっと足をまたすぐ運ぶやろうなっていう、
思ってます。
1階の入口のとこにはすごい本棚があって、
自由に座って読めるようなスペースもあったりしてて、
本当にね、良かったです。
建物自体もすごく魅力的で、
なんかすごい楽しい場所を、
知らん子とかってまだまだいっぱいあんねんなってめっちゃ思いました。
私この子の存在を今日まで知らんかったっていう、
衝撃というか軽くショックというか、
なんかもっともっといろんなとこに行かなあかんなあって思いましたね。
そう、なんかね、めっちゃ伝えたいことはたくさんあるんだけど、
まだちょっとね、
今日何時間か前に聞いて、
すぐなので、
これぐらいしかまとめられないんですけど、
そうそうその、
自分が執着していたものって何なのかっていうね、キーワードでね、
今日は帰ってから唐揚げを作って、夕飯に。
その時ちょっとサラダ油がね、もうなくなるっていうとこやったんで、
揚げる鍋のとこで、
最後の一滴まで垂らそうと思って、
サラダ油をポタポタポタってなるまで待ってたんですけど、
めっちゃ執着してるなって思って、私そのサラダ油を使い切りたいっていうか、
なんか目玉焼きを焼く時やったらそのポタポタの一滴が、
一滴で焼けるじゃないですか、ウインナーだったりしたら。
でも唐揚げの、揚げる用の油で、
もうほとんど十分、唐揚げ、揚げるには溜まってる十分な量がもう、
鍋にある状態で、
それやのに私このポタポタ落ちるのをいつまで待つんやろうっていう、
なんかめっちゃこの油に対しての執着って何やろう、なんかもったいないって思ってんのかなとか、
でもお金に換算したらこんなん0.00何円なんやろうとか、
なんかすごい、めっちゃサラダ油に執着してるって、
今日のトークセッション思い出して思いました。
しかもなんかね、いつも思うんですけどサラダ油ってこう、
ずーっとこう逆さ抜けててもずーっと出てくるんですよポタポタポタポタ。
だからもう区切りをね、もういいやってならないと、
ずーっとこう、油がポタポタ垂れるのを待たないといけないから、
まあでも今日のその、セッショントークのことを思い出して、
もうちょっと、もうやめようと思って、
ギリの言いとこで諦めたんですけど。
っていうことがありました。
はい。
あの、ムヌフェス自体はね、明日まで、展示の方は明日までされてるので、
トークセッションとかワークショップとかっていうのはないんですけど、
明日も展示はあるので、ぜひ、ご興味のある方はぜひ、
明日足を運んでみてください。
はい。スタッフの方もすごく気さくで、
帰り際に話しかけてくれくださった方もね、女性もすごく、
お話ちょろっとできてよかったです。
なんか素敵なイベントにはやっぱり素敵な人が集まるんやろうなぁと思って、
素敵やなぁと思いました。
はい。
今日はここまでです。ありがとうございます。
17:25

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