極端な選択
究極の質問ですけど、鶏肉か豚肉か牛肉か一つだけしか今後食べられないとしたら、何にしますか?
ラジオの人のラジオ。
営業のババです。
制作の中川です。
まあ、よくあるネタですけど。
いや、初めて聞かれた。
本当ですか?
40数年生きてきた。
そうですか?
それ、だめだな。いろいろ、素直に答えられない。自分で。
コスト抜きにしましょう、じゃあ。
あれでしょ、やっぱ。
コストもあるし、レパートリーの可能性。
それは含めていきましょう。
ステーキと、ポークステーキとチキンステーキを比べなくていいんで。
いや、そういう比べ方はしてない。
本当ですか?
ステーキ、生姜焼き、からあげ、そういう感じ。
そうですね。
自分が今後、生活していく中で、その一つだけとしか付き合えないなっていう、そういうものと、私はその3つだったらこれが好きっていう、即答できるもの。
豚肉の魅力
それが違うの。
まずは好きからいきましょう。
好きは牛肉よ。
そうなんですか。
だから、牛肉は捨てきれないんだ。
ステーキ。
いや、ステーキ好きなんですね。
ステーキはくだらない。
無事ギャグ好きの中でも最低レベルですね。
これはさておき、やっぱりおいしいじゃない。
牛ね、たまに食べるとおいしいですよね。
なかなかそんなに細切れでもいいお値段するので。
そうですね。
そういうの言い出したきりがないね、これは。
そうですね。
それは話じゃないでしょ。
そうです。
たぶん大事なのは結局、レパートリーと飽きないとか、そういうところになるんだろうな。
そういうことを考えれば、鶏肉。
そうですね。
豚、でも栄養的なことを考えると豚肉。
そうなんですか。
栄養というか、スタミナ、栄養素を考えると豚かな。
なるほど、そうですね。
僕も基本豚かなって思ってたんですけど、
僕、豚の三枚肉がすごい好きなんですよ。
お好み焼きに使うでもいいし、
うちの娘とかは焼肉行っても豚ばっかり食べてるくらい、
最近牛も好きになったかな。
でも、前まで一番好きだったのは、薄い三枚肉をそのまんま焼いて塩コショウしたもののほうがうまいですよね。
シンクロなのがおいしいね。
そうですね。
豚も結構使える幅広いじゃないですか。
そうだね。
ひれとかまで含めたらさっぱり感もあるし。
揚げてもいいし、蒸してもいいし。
そうですね。豚シャブとかおいしいですもんね。
そうね。
ただやっぱりこの議論をいろんな人がしてるのを聞くと、
鳥が強いなっていう。
そうなんだ。
言われるのは、部位も多いし、できる料理の幅。
宗教と食文化
そうそう。煮物もできるし、焼き鳥、からあげ。
焼き鳥、九州では焼き鳥豚なんで。
そうなんだ。
焼き鳥って言ったら豚バラが一番メインなんで。
じゃあ焼き豚じゃん。
焼き鳥なんですよ。
焼き鳥で豚なのね。
そうですね。焼き鳥屋さんのメインの賞金は豚。
それはさておき、そうですよね。
鳥をやめたときに、からあげ食べれなくなる、手羽先食べれなくなる。
カレーは中に何入れるの?家庭たてで違うと思うけど。
そうですね。
豚は入れないよね。
でもポークカレー多いでしょ。
ポークカレーか。
ここ市のメインのカレーはポークカレーですよ。
チキンじゃなくて。
チキンじゃない。でも家庭のカレーはうちは今はチキンですね。
箱の裏を見るとだいたい牛肉ってなってるよね。
それがスタンダードなんだろうけど、牛肉あまり入れない。
そうですね。
もったいない気がして。
せっかく牛買ったのにカレー味にしちゃうのもったいないですよね。
やっぱりその感覚あるよね。
そうですね。
牛肉をもし買ったなら、別の食べ方をしたい。
牛として味わいやすい方法で。
そうそう。カレーはカレーになっちゃうからね。
はい、そうですよね。そうなんですよ。
でも、やっぱり牛はそういう面でも料理って感じじゃないというか、牛を楽しむ感じが。
やっぱり牛はもう、牛として食べたい。
ちょっと主役感が強すぎるというか。
鶏だったらね、炊き込みご飯に入れてもいいなとか、バンバンジー的にサラダ的に食べてもいいなとか。
あと汁物に入れてもいいね。
ああ、そうですね。
お雑煮に入ってたりしない?
ああ、入ってます。
あとそうですね、畜然煮とかね。
そうね。
うん。あそこは豚にはとって変えられない。
万能だよね、鶏が。
そうですね。
そうですね、まあ唐揚げ対とんかつでもやっぱ唐揚げ勝っちゃうもんな。
そうだね。唐揚げはもう。
うーん。唐揚げ。
最高だよね、唐揚げ。
唐揚げさえあればもういいですもんね。
唐揚げいいね。
うーん。
もうなんか、あとコンビニのファミチキ、エルチキ、揚げ鶏、ナナチキ、ここら辺、まあまあケンタッキーもが王様だとして。
ここら辺もね、もうこれ食べてるだけで幸せですからね。
わかる。その、けんき。
え?
いや、あえてキ読みを出さない。
何の俳優なんですか?
けんきね。
はいはい。だいぶ抜きましたね。
けんき。
はいはい。
食べ放題っていうのがあって。
ありますよね。
初めて行ってみたの。
あ、ほんとですか。
でも、たぶん中原さんとか3つぐらいが限界でしょ?4つ?
えっと、だから大人と小学生と幼児3人で行って。
おお。はい。
で、あれね、最初、話それるけど、あれ、チキンだけが食べ放題っていうイメージで行ったんだけど、ちょっと違って、
最初にチキンとフライドポテトとビスケットが、最初にお皿にもられていて、それを食べないと、
食べないとってか、まあ食べなくてもいいんだろうけど、残すわけにはいかない。
両親としてね。
はい。
で、3人で行ったら、子供たちはもちろんチキンばっかり食べるので、そのフライドポテトとビスケットは私の役目になって、
チキンのスペースが、でもやっぱり食べたいから、
ビスケット3つ、ポテト3つ、チキン3つぐらい食べたい。
もうパンパンになってお腹、だいぶ危なかった。
しかもそれ、コールスローつけてくれないんですね。
あ、それはない。
もう全部茶色ですね。
そういうの気にしちゃダメよ。
いざ勝負の時だから。
初めて行って楽しかったっていう思い出話。
夢はあるけど、たぶんもと取ろうと思ったら、ちょっとやそっとじゃいけない。
そうそうそう。
20代のころに、今日はやるぞって言って、オリジナルチキン5個買ったときも、
5個目、ちょっともうおいしくはなかったですもんね。
だって企業側に立ってみたら、やっぱりそこは儲けがないと、絶対その企画はできないわけで。
もちろん話題作りっていう面もあるでしょうけど、絶対それも利益は出してますからね。
利益出さないと。
でもどうなんだろう、オリジナルチキンが利益率どうなんでしょうね。
安い、どうなんだろうな。
幼児はね、今回無料だったので。
そうなんですね。
あそこ分は。
幼児なんて食べれて、
そうね、2つか3つぐらいだったかな。
まして、ほんとにビスケットでも食べようもんなら、もうビスケット1個とチキン1個を食えたらすごいですね。
食えたらすごいですよね。
そうなんだよ。でも楽しかったな。
そうですね。
ということで鳥が優勝。
鳥か。
そうですね。
ここで、勉強の種をまいておこうと思います。
はいはい。何でしょう、心理テストですか?
違います。
勉強好きキャラをしてるじゃないですか、僕。
そう言っていただいてたんですけど、
これね、こういうところからも勉強楽しいなって思えるよっていう話をちょっとしておきたいんですけど、
宗教によって食べれないお肉ってありますよね。
なんですか?
え?お肉の種類?
はい。
豚。
は何教?
おたふくさんといつも会話してるのに。
そうですよ、ハラハラ対応ですね。
豚を食べちゃいけないのはイスラームですね。
で、牛を食べちゃいけないのがヒンドゥですね。
なんですけど、どちらも食べちゃいけないということでは一緒なんですけど、理由が違いまして、
イスラームでは豚は不条だということで食べちゃいけない。
で、ヒンドゥの方では牛は神様の乗り物だから、芝芯の乗り物だから食べちゃいけませんということが一般的に言われてます。
なんですが、これは宗教、信仰的なものとして一般的には伝わってるんですけれども、
文化的なとか地理的な面もあるのではないか。
地理的?
はい。それぞれの宗教が信仰されてたり生まれたりする場所によって、こういった菌とかっていうのが生まれてるんじゃないかっていうふうな面もあると言われてます。
というのが、イスラームが一般的に信仰されてるのはどのあたりのイメージですか?
幅広いよね、でも。
そうですね。今となっては幅広いですけど、もともとは中東のエリアですね。
いわゆる砂漠とか乾燥地帯で信仰されている。
ヒンドゥはもともと土着の信仰からスタートしてるって言われてるんですけど、インドとか東南アジア地域で信仰されてる、宗教で。
簡単に言うと、東南アジアとかは作物がよく育つエリアですね。
雨も降るし、緑がよく育つ地域では、
牛が労働力としてとても役に立つ。
今みたいに機械がない時代でいくと、田畑を耕すのに牛を使ったりとか、もちろん牛の糞を肥料にしたりとかっていうところもあるし、
あとは牛のお乳を飲んだりとかっていう面もあったりして、
牛の価値が、牛が生きていることの価値がすごく高い。
ので、牛を殺して食べるなんて非常に効率が悪いよね。
豚と牛の食文化の背景
っていう牛はしっかり生きてもらって、働いてもらって、お乳もらって、いざ死んじゃったら、革製品も使って、
生きていてもらうことの価値が高かったから、食べないようにしようねっていう面があった。
一方で、田畑地帯で、豚がダメだよって言われてることで言うと、
牛はイメージとして、そこら辺の葉っぱ食べてますよね。
人間が食べれない葉っぱの半数、胃がいっぱいあるから、噛み砕いて胃に入れて、もう一回ちょっと出して柔らかくして、
みたいなのを繰り返して栄養にすることができるから、人間の食料とかぶることがない。
一方、豚は穀物とかいったものも食べるので、人間の食料とかぶっちゃう面がある。
だから、食料として育てると効率が悪いという面もあって、
育てて食べるっていうのは、あんまり良くないから、食べないようにしようという面があるんじゃないかっていうことを言われてたりします。
だから、信仰ということもあるんですけど、それのベースには地理的環境だったり、
そうした方がその地域に住む人々、あるいはその宗教を信じている人たちの暮らしが良くなるからなんじゃないかなという考えもありますよ。
影響になりました。考えたこともかった。
なんで食べちゃダメなんだろう?それは神様がそう言ってるから。
そういうものって伝統だからみたいな。
合理的だから良いとか、合理的じゃないから悪いとかっていうことでもないし、
今言ったのも一説なので、みんな自分で調べて考えたりしてみてもらえればと思うんですけど、楽しいですよ。
なんか理屈考えるの楽しいなって、緊張感は。
くだらない話をした上で、少し中身のある話をするっていうスタイルにチャレンジしてみました。
ちなみに、今みたいな理由でいくと、鳥を食べちゃいけないという宗教、あんまりないんですよね。
殺生自体を禁止してるのはさておき、あらゆる生き物を殺してダメだという宗教はあるんですけど、
鳥を食べちゃダメっていうのがあんまりない理由は、今の説明からわかりますよね。
そういう自分たちの生活、働いてくれたりとかっていうことじゃないってことですね。
鳥を労働力として、
卵を産んでくるんですか?
そうですね。
労働力としては生きないし、育つのも早い。
食料も、穀物だと食べる面もあるから、かぶるところはあるんですけど、少ない量で。
揚げた餌より大きいお肉がかいてる。
面もある。
卵も産んでくれたりもするけど、産めなくなったら食べましょう。でもいいし。
そういう面で、労働力にもならないし、食料の面でかぶったりしないし、効率がいいから。
だから結果的に、鳥肉は食べちゃダメですよっていう人たちはあんまり生まれなかったんじゃないかな。
ということなので、ここから考えても、鳥肉が残るのが最も理屈としていいんじゃない?
鵜毛を使うにしてもね、食べた後でも使えるから。
っていうことなんですよ。
こういう観点を、すごいどうでもいい牛か豚か鳥か論争に持ち込んでみると、深みが。
そういうことだったか。これどう落とすんだろうなって思いながら考えてたけど、そういうことなんだね。
そうなんですよ。
沢高雄の写真にいろんな主婦の映像を持ち込むのと、
いろいろ、頭が渋滞してる中で。
こういうどうでもいい雑談に、宗教の視点を持ち込むのと、いろんな視点を持ってると楽しいことがあるよっていう。
こうやると、僕がこういうこと考えてるのが意外と楽しい。
どうでもいいことみたいなのも、これって人間の何かを表してるんじゃないかみたいなのを考えると楽しいですよ。
そんなことがちょっとちょっと、勉強って大人になって何の役に立つのとかあったりするけど、
いろんなことを考える上で、バラバラの知識がちょっとずついろんなところに寝たとしてあると、
さっきのね、豚食べちゃいけない、牛食べちゃいけない、あったなとか、
あれでもこっちは神聖だから食べちゃいけないって言ってたけど、
こっちは不浄だから食べちゃいけないって言ってたな。
なんでだろうとか、そういう考えるネタになったり。
で、なんか分かったときに、いろんなバラバラだと思ってた知識がつながる快感。
世界が開いたみたいなことを喜びをね、思ってはどうですか?
やっぱりそもそも人間が違うなって、実感したこのテーマでした。
そうですか、いやだからね、中川さんとは何のお肉がおいしいかって話をして、
そっちの話は中川さんが引っ張ってもらって、僕は理屈考えるのが楽しいから。
聞いた人は、今この話を聞いた人は、両方の視点を、興味なければどっちかばっさり聞いてもらって、
どっちかだけ聞いてもらって、
でも、ほえーって思ってもらえたら。
そうですね、まあ何はさておき、鶏むね肉が一番安いから、鶏っていうのが全然いいし、
そういう視点も、生活もね、大事ですから、日々の生活と思想と、
旅行を楽しむラジオの人のラジオ、素晴らしい番組になっていきそうですね。
だんだん回を重ねるごとに、やっぱり何か得るものがないと、という視点で言っちゃうかな?
いや、何か、得るものなくてもいいし、やっぱり緩急ですよ。
そうか、緩急。
大事です。
真面目な話ばっかりしても、しんどいし、
くだらなすぎても。
くだらない中にもね、何か学びがあればいい。
そうですね。
この人のくだらなさ、新しいくだらなさだな、っていうのがあれば。
じゃあ、その役目は一人でになってください。
くだらなさの、おもしろいくだらなさ出してってください。
あ、じゃあわかり、私はくだらないほうを追求しますので。
もしくは生活実感を大事にしていきましょう。
私はじゃあ、ダジャレに。
ステーキのあれレベルでやられたら困るな。
すごい嫌な顔するし。
もう少し気の利いたやつ。
そんなに嫌いなんだって。
いいじゃない。大切りと変わんないじゃん。
いや、大切りはもう少しね。
もうちょっとレベルの高いとこ行ってるよね。
そこ持ってきたかって。
ステーキは、却下です。
番組の感想などは、ハッシュタグの人のおつけてつぶやいてくれると嬉しいです。
最近ちょこちょこコメントしてくださってる方もいて嬉しいです。
嬉しいです。
私の大学時代の友人も。
見た?それ。
え?
そのコメント見た?
ヤマテ君?
だったかな?
はい。
見た見た。
そうなんですよ。
あれは兵庫県。
あ、そうなんだ。
兵庫県かな?
そうだよね。県外の方にも聞いてもらえるっていうのが。
そうですね。嬉しいですね。
見てるのでつぶやいてくれると励みになります。
くだらない話なのか、ためになる話なのか、どっちがいいのか、どっちもあったほうがいいよって言ってくれたら嬉しいです。
お願いします。
ではまた。
また。