ゲームとラベリング
ババヒロユキ
中川さん、スーパーマリオジャンボリーやってるって言ったじゃないですか。
中川真由美
そうそう、ジャンボリーとマリオカート。
ババヒロユキ
数少なくやってるゲームが、それっていう話。
中川真由美
昔はでも、ドンキーコングとか、マリオ普通にたぶんやってたよ。
小学生の頃は。
ババヒロユキ
ゲームボーイ?
中川真由美
ゲームボーイ?
ババヒロユキ
スーパーファミコン?
そうだ、スーパーファミコンね。
中川真由美
フーって口でやって、ここに取って、ガチャって横にスライド。
横にスライド?
縦だったっけ?
ババヒロユキ
上にガチャ。
中川真由美
上にガチャだったっけ?
スライドなかったっけ?
ババヒロユキ
スライドするのは、なんだろう。
中川真由美
収めるとき?
ババヒロユキ
収めるとき。
中川真由美
ガチャって上がるんだっけ?
ババヒロユキ
そうそう、ガチャって、ジェクトボタン押してやるやつ。
画面つけたら、ガビガビになっちゃってて、フーフーするやつ。
フーってやるよね。
そうですね、定番ですね。
中川真由美
その時、やってたよ。弟がいるから、弟と一緒にやったり。
でも、やっぱりしばらくやらないよね。
ババヒロユキ
で、今、また最近になって、子供がやるので、たまーに一緒にやるくらいかな。
僕、こないだ、それこそ、うちもスーパーマリオジャンボに買ってるんですけど、ミニゲームあるじゃないですか。
中川真由美
あるね、いろいろ。
ババヒロユキ
あれで、ルイーズと謎屋敷っていう、
中川真由美
それ知らないな。
ババヒロユキ
なんか、いろいろパズルとか、画面、キャラクターの絵になるようにパズル並べていくとか、
いろんな、4段階ぐらいのミニゲームを越えていって、誰が早くゴールするかっていうのを競うやつがあって、
それをやってたら、ラベリングについて考えたっていう話をしたいなと思います。
図形の認識と記憶
ババヒロユキ
ラジオの人のラジオ。
営業のババです。
中川真由美
営業じゃない、制作の中川です。
ババヒロユキ
で、ラベリングってわかります?
中川真由美
なんとなくね、領域?カテゴリー?
ババヒロユキ
えっと、ラベル、ラベルをつけるっていうことですね。
よく言われるのは、安易にラベリングしちゃダメだよって。
なんか、言うたら、何々の人はこう。
先入観につながっちゃうのかな、ラベル。
例えば九州の人はこうだとか、これもラベリングだし、
血液型の人は、B型はこうだとかね。
アメリカの人はこう、中国の人はこう。
中川真由美
今ダメでしょ、やっぱり時代的に。
ババヒロユキ
基本的に、安易にラベリングしちゃダメだよっていうのをよく言われるし、
そうだなと思うんですけど、
ラベリングってやっぱしないとこれだけ大変なんだなというのを、
スーパーマリオジャンマリオをやってて思った話があって、
ルイージと謎屋敷やってた時に、
そのステージの最後に、地面にいろんな図形があって、
それが順番に光る。
丸、三角、四角とかって光ったのを、
別のキーボードみたいなところにいって、
その順番に押すっていうのでクリアになる。
中川真由美
難しい。
ババヒロユキ
っていうやつがあるんですよ。
で、今僕丸三角四角とかって言ったから口で言えるんですけど、
わけわからん図形があるんですよ。
このギザギザとか、
中川真由美
ひし形とか台形でもなく。
ババヒロユキ
でもなく、半円の丸の左上四分の一だけとか、
斜めのギザギザとかっていう図形とかがあって、
基本うちも娘とそれやってて、
他ではめちゃめちゃ圧倒するんですけど、
そこのステージだけめちゃくちゃ僕苦手で、
わけわからん図形が光った時に、
光ったのを見てから入力する画面に行くまでの間に、
言葉がないから覚えられないんですよ。
図形のまんま覚えとけばいいんですけど、
僕は一回言語に落として、
三角、ギザギザのこういうやつとこれみたいに言うから。
中川真由美
なになに、ゲームでそんなことまで考えるの?
ババヒロユキ
すごいな。
中川真由美
深いね。
ババヒロユキ
そうなんですよ。
だから、この話じゃないですけど、
学ぼうと思ったから、
いろんなところから学べるっていうことでもあるかもしれないですけど。
中川真由美
それは子供はスーッて覚えるのかな、図形を。
ババヒロユキ
多分子供はあんまりそこのステージ苦手にしてなかったから、
中川真由美
柔らかいのかな。
ババヒロユキ
その多分、見たまんまを多分記憶してるんですけど、
多分あんまり図形とかそんなに得意じゃなくて、
言葉は得意なんで、
言葉にして覚えたいんですよ。
なんですけど、言葉がないものに対して、
言葉で覚えてると、すごく弱くなって。
これだけ名前がないと、ものを認識するって難しいんだと。
名前と人間の習性
ババヒロユキ
だからこれ、人は名前をつけたがる。
結局、ラベリングしたがる。
名前つけないと、
中川真由美
説明できないよね、人にも。
ババヒロユキ
説明できないし、難しい言葉で認知するための負荷がすごい高い。
だから、何でも名前つくと安心するってあるじゃないですか。
病気の時とかも、診断してもらって。
中川真由美
原因不明って言われると、もやもやするよね。
ババヒロユキ
そうですね。
中川真由美
何?って言われると、確かにあるね。
ババヒロユキ
何も解決してないのに、
あ、私は何々なんだって言われると、すごい。
あ、じゃあOK。
OK。とりあえず、今の訳わからん状態は脱したってなるじゃないですか。
だから、こういうのって人間の習性なんだなって思って。
だから、血液型診断もすごい嫌いなんですけど。
中川真由美
だってそしたら、もう4種類しかないもんね。
ババヒロユキ
人間4種類に分けちゃうとか、今で言うとMBTI診断とか、
あなたは何とか何とかのオピニオンリーダータイプです、みたいなとか。
中川真由美
でも、見るのは好きでしょ?見ない?
見ない。
ババヒロユキ
見ない?
中川真由美
見ないし。
動物占いとか、とりあえず見る?
ババヒロユキ
うーん、なんか、僕クイズみたいなの好きだから、
目の前に問題があったら、答えたくはなっちゃうんですけど、
占いがそもそも嫌いなので、
お前に何が分かるんだって思ってしまって。
中川真由美
それが占いだもんね。
それを楽しめる人が見る。
ババヒロユキ
そうなんですよ。
だからでも、占いが好きとか、そういう診断が好きとかって、
こういう要素もあるんだろうなと思って、
自分のことがよく分からないっていう状態を助けてくれる?
そういうのをやることによって。
そうね。
うーん、好きですか?
中川真由美
好き。
それは遊びとして。
ババヒロユキ
中岡さん、自己分析しないって言ってたじゃないですか。
自己分析はできない。
なるほど。
自己分析しない代わりにやるとかっていう感じはあるんですかね。
それはあるかもしれない。
なるほど。
中川真由美
こういうこと書いてあるわ。
あ、そうかもね。
ババヒロユキ
あ、でもこれは違うかな、そういう感じ。
なるほど。そっかそっか。
僕はなんか自分の中の、たぶん内省とか、
自己分析とかするの好きっていうかしてしまうので、
なんか自分のことは自分がこれだけ考えてるのに、
言ったら占いを悪く言うつもりはないんですけど、
初めて会ったあなたに、
なぜ私のことをそんなに言わないといけないのかなっていう気持ちが、
私の方がもっと考えてるのにっていうもやもやを抱えてしまう。
中川真由美
面白いよ、その遊びとしては。
ババヒロユキ
なるほど。
中川真由美
参考までにぐらいだけどね。
ババヒロユキ
そうですよね。やや素直、素直ですよね。そういうのを楽しめるのって。
中川真由美
全般的に中川さんは思うんですけど、素直ですよね。
いちいち覚えてはないんだけど、それ何言われた、何書いてあったっていうのは、
その瞬間、「あ、うんうん、合ってるじゃん。」とか。
ババヒロユキ
なるほど。
中川真由美
だから合ってるじゃんと思うことは、自分がこういう傾向にあるってのは分かってはいる。
それを言われると図星だなって思うくらいで、
完全に自分のことが分かってない、自己分析ができてない人ではない。
ババヒロユキ
まあまあそうですね、さすがに。
ラベリングの影響
ババヒロユキ
へえ、そうなんだって。私そうなんだって。
中川真由美
へえ、私こうなんだって言うのではない。
ババヒロユキ
合ってる、合ってないも含めて。
中川真由美
まあ、合ってる、合ってない。そういう傾向にあるんだろうな、そう見えてるんだろうなっていう。
なるほど。
ババヒロユキ
それぐらいかな。
そうなんですね。
なるほど。
自分もそうだし、何かに対して、
ぱっと、「あなたは何タイプです?」とか、
っていうことの魅力の強さが、
そのゲームで痛感して、
これは簡単にはなくせないなと思ったので、
最近よく聞くんですけど、
色眼鏡を捨てるのは、基本的に無理。
だから、色眼鏡をたくさん持ちましょう。
中川真由美
なるほど。
ババヒロユキ
っていう説明を聞いたことがあって、
だから、今回の図形を名前がないと認識できないというのを知って、
気づいて、その言葉がすごく身に染みたというか、
この人はこういう感じかもね。
っていうパターンの認識は1個持っといて、
でも、違う色眼鏡。
で、見たらこういう感じかもしれないっていう、
なんか選択肢がいっぱいあるっていう。
そうかもね。
中川真由美
私が子育て本を結構読むので、
その中で、いわゆる一般的な短所、
があるじゃない?
短所があるとして、
でもそれは、こういう風に見たらこういう長所になるよっていうのを、
すっごくこじつけで、
えーって思うときあるけど、
それ、そう思うかなっていうのもあるけど、
今、世の中そういう流れで、
それが人の個性で、人の良さで、
込めて伸ばそうみたいな。
もう時代の流れもあって、
だから、見方を変える。
ババヒロユキ
そうですね。
中川真由美
潜入感でいかないっていうのは、
ババヒロユキ
大事なのかも。
その評価軸もたくさん持ってる場所。
学校の中で、
今の学校の仕組みの、
こういうケースにおいては、
ダメかもしれないけど、
でも、こういう場所に、
もしもこの子が置かれるとしたら、
今持っている短所は、
輝くかもしれないですとかっていうのはね。
中川真由美
なかなか吸って受け入れるのは、難しい時もあるけど。
ババヒロユキ
そうですよね。
でもなんか、それこそ好きな古典ラジオっていうので、
生涯の歴史っていうのをやってたときに、
例えば最近だと多動だとか、
なんとかっていうのがあって、
それはまあ当たり前ですけど、
中川真由美
教室の中でじっとしとかなきゃいけないっていう環境があるから、
ババヒロユキ
その問題行動とされるだけで、
環境さえ違えば、そもそもそれは問題にすらならないし。
中川真由美
わかんないけど、
もっと昔はみんな自由に、
座らずに授業を受けてたかもしれないし、
わからないよそれは。
だけど、なかなか今みんなで一つのことをやろうとか、
座ってやりましょうみたいな時に、
そういうのが目立ってしまうよね、どうしても。
ババヒロユキ
そうですね。
わかんないですけど、
シャカシャカ動いて、
働き者だっていうことになるかもしれないし、
でも経営者とかでね、そういう多動っぽいって、
ポリエモンさんとかね、
自分は多動だって言ってる人もいるし、
評価軸もそうだし、環境さえ違えば変わるしっていうのとかは、
そこをやるだろうなと思いますよね。
中川真由美
話しそれちゃったね。
ババヒロユキ
ラベリーネについて考えてみた。
名前の重要性
ババヒロユキ
戻せるかなこれ。
戻さなくてもいいんです。
全然戻さなくてもいいです。
でも、いろんな見方があるっていうのが、話ができればそれでいいです。
OK。
とりあえず今日はこんな感じで。
ありがとうございました。
名前がついたことで安心したこととかってあります?
中川真由美
でも、さっきも出たけど、調子悪いなって思って病院行ったときに、
ババヒロユキ
いろんな検査して、原因不明ですって言われたことあって、実際。
中川真由美
それはすごく不安になるよね。
ババヒロユキ
ぼやぼやしますよね。
中川真由美
え、何私っていう。
ババヒロユキ
で、ズバッと言われると、ああって。
それでいくと、僕もすごい疲れが取れないとか、
ものすごい体が怖がるなみたいな時があって、
検索してたら、何だったっけな。
全身疲労症候群みたいな。
これ何でもないっていうか、
多分、症状全般を言ってるだけであって、
病名ですらないんだけど、
なんかそれっぽい名前があると、
これなのかなって、
当てはめるだけで安心するっていう。
それはあるね。
なんか、名前ついたところで何も解決はしてないんだけど。
中川真由美
でも、そういうものなんだっていう。
ババヒロユキ
そうですね。
中川真由美
そういうふうに、世の中他にも悩んでる人いるんだって思うと、
ババヒロユキ
少し気が楽になるよね。
世にある症状なんだ。
中川真由美
そうそう。
共有できるっていう意味では、
やっぱり名前がつくっていうのも大事なんだと思う。
ババヒロユキ
確かに、名前がついてないと共有できないですもんね。
そういう面でも必要なんでしょうね。
ゲームをやっててもいろいろ学べる。
中川真由美
そんなこと考えてるんだね。
ババヒロユキ
他の本読んでたりとか、
それと何かがつながって考えたりすると面白いなって思った次第でした。
皆さんのこれに名前ついてましたよっていう話とかあったら、
コメントよろしくお願いします。
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以上、ラジオの人のラジオでした。