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2024-08-17 30:06

#37-3 父親が特殊詐欺に引っかかった

収録日:2024/6/24 参加者:所せまし / ブーちゃん

サマリー

このエピソードでは、父親が特殊詐欺に遭い、500万円を失った事件について語られています。特殊詐欺の手口や家族の反応、詐欺からの回復方法が考察され、詐欺の巧妙さと社会問題としての側面が浮き彫りにされています。父親の経験を通じて、信頼の喪失や社会への不安が探求されます。また、アイドルのチケット転売詐欺や個人の物が盗まれる体験が語られ、心の痛みや世界への新たな認識が明らかになります。このエピソードでは、特に父親が特殊詐欺に遭ったことに注目し、親が引っかかる可能性への不安やその影響について議論が展開されます。さらに、陰謀論や理想の「ツルツルの地球」への願望が絡み合う心の葛藤も語られています。

父親の特殊詐欺被害
セマシ君さ、そのなんか、6月、結構バッと入ってたみたいな。
うーん、入ってた。
こと言ってたじゃん。
そういうの関係してんの? その同僚が辞めちゃうみたいなこととかが。
あー、6月なんかバッと入ってんのは、なんかでもさ、俺あれなんだよね、たぶんね。
あの、太陽浴びないと、たぶん干からびちゃうんだと思う。変だけど。
変ではないんじゃない?
冬にも元気なくなる。太陽があんま出てこないから。
陶器うつ的なね。
そうだね。で、5月とかも、5月病って言うじゃん。俺たぶん6月あたりに、なんかちょっと気持ちがなんかね、ふさがるんだよね。
なんもしとないの気持ちなんだよね。なんもしとないの気持ちに、この前なった。
けど、最近は元気で、今日はなんなら、あの10キロ歩いてた。
10キロ、すご。
歩いた。
ぶーちゃんもなんか、あれだったでしょ?バッと入ったでしょ?
ぶーも入ってたよ。
ぶーは季節性というよりは結構明確に原因があるかな。
あ、そうなの?明確な原因?
いや、あの父親が、ぶーの父親が特殊詐欺に引っかかって。
俺俺詐欺みたいなやつです。俺俺じゃないんだけど。
特殊詐欺って何なの?俺あんまり知らないんだよな。特殊詐欺。
特殊詐欺とは、犯人が電話や歯書きなどで親族や公共機関の職員などを名乗って被害者を信じ込ませ、現金やキャッシュカードを騙し取ったり、
医療費のカンプ金が受け取れるなどといってATMを操作させ、犯人の口座に送金させる犯罪のことです。
うわー。
で、本来の詐欺と特殊詐欺の違いは、面識のない不特定多数の人に対してやる詐欺のことらしいですね。どうやら。
特殊詐欺が?
うん。
へー。普通の詐欺は面識もあって。
面識あったり、もう特定の誰誰みたいな感じで。
あーなるほど。ほえー。え、それに引っかかっちゃったの?そっか。
あ、そう。父親が引っかかって。
あ、そうなの。うんうん。
500万円取られたらしいです。
マジですっご。へー。
500万円か。
マジびっくりした。
びっくりすんねん、それ。
え、それってさ、その家族の中ではもう笑い話になってないの?まだなってない?
なってるなってる。ブーが一番くらってるぐらいまである。
詐欺の手口と警察の対応
あ、そうなのか。
あの、ポニーは割とやっちゃったてへぐらいになってて。
なんでそんなメンタリティでいられるんだっていうふうに思うんだけど。
うんうんうん。
なんかその、特殊詐欺に引っかかってしまったってことを、むしろいろんな人に言っていきたいみたいなことを言ってて、パパンとママとか。
なるほどね。うんうん。
啓蒙活動になればいいから。
だからブーちゃんも人に話していいよっていうふうに言ってたの。
一言じゃないんだぞと。
そうそうそうそう。
あーでも怖いね。そっか。
いや、マジびっくりした。
手口としては、大阪府警から電話がかかってきてみたいな感じ。
大阪府警を語った詐欺グループに、あなたの口座がマネーロンダリングに利用されている可能性が浮上しています。
えー。うん。
説明を受けるんだって。
うんうん。電話で?
うん。電話で。
えー。
どういうことですかって尋ねたら、ある犯罪組織がマネーロンダリングをするためにあなたの口座を利用している可能性があり、
だからあなたもその犯罪者グループの一人である疑いがかけられていますっていう状態。
えー。うんうんうん。
だからその疑いを晴らすためにも捜査に協力してもらえませんかっていう。
あーなるほど。
で、指定の口座に一旦お金を移動させてみたいな感じで、500万ポロッと、もういとも簡単に持ってかれてしまったという。
すごいな。
えー。
えー。
やばいよね。
なんか上手だったんだろうね、電話も。
いやめっちゃ上手だったんだろうねっていう感じ。
詐欺されたっていうことが分かってパパンは、パパンメンタルすごい強い人だから、その時は青ざめてはいなかったと思うんだけど、通報して、
そしたら東京の警察の方が3人ぐらい事情聴取というか、どういう経緯で500万移動させちゃったんですか、説明をいろいろしたんだって、一深夜2時間ぐらい。
いろいろパパンがこういう感じで、警察手帳みたいなのも見せられてみたいな。
こういうことがあったんですっていう説明をしたら、東京の警察の方もなんかこう。
もちろんして。
いや違う違う違う。
びっくりした。
そんな星真一みたいな話じゃなくて。
違う違う。
途中の人物全員見たかった。
いやいやいや、けどパパンのメンタル的に、気持ち的にはそうだよね。
この東京の警察も本当にちゃんとした大丈夫な警察なのかっていう疑いの心が多分あったと思うんだけど、私たちは本当に警察ですみたいな。
警察手帳もこれマジなやつですみたいな感じで見てくれたらしくて。
ただその手口というか、実際にこういうケースがあったら、我々もかなりそれに近い流れのやり取りをすると思いますっていう説明をされたらしい。
だからかなりリアリティのある迫り方をしたんだなって。
無理じゃん、そんなの。
家族の反応と予防策
モノマネ芸人がいて、モノマネされるタレント本人が認めるみたいな。
おい、認められんなよ、認めんなよ。
それぐらいの勢いだったらしくて。
で、それを聞いたブーは心配というか、大丈夫かなみたいな。
金物面もそうだけど、パパンとかママンのメンタルの状態とかが心配で、しばらく電話したりとか。
あとは詐欺あった後って、特殊詐欺救済法みたいなのがあって。
そうなんだ。
金融機関とかに連絡書類とかを揃えて送れば差し止めることもできるかもしれないみたいなワンチャンみたいな法律があるらしくて。
それを紹介したりとか、いろいろケアに勤めてたんだけど。
それやってるうちにブーも食らってきちゃって。
父親が特殊詐欺に引っかかっちゃったんですよ、てへ、がっはっはみたいな感じだと思ってたんだけど。
自分自身はそういうリアクションだろうなって思ってたんだけど、意外と食らっちゃうというか。
そうなんだ、そっか。
それが意外だったかな。自分の反応が意外で。
それってさ、自分はこの人は大丈夫だと思ってたのに、引っかかっちゃったんだ、応援みたいなやつなの?
そうだね、なんか、親だから。
だからなんか、今回のでちょっと改めてハッとしたところだけど、
ちょっと自分だと思ってんだなって思った。自他の境界が曖昧になってるというか。
自分の一部だし、向こうにとってもブーは自分の一部というか、
自他の境界が曖昧になる相手だったのかなっていう気はしてて。
なるほど。
めっちゃ好きだからね、パパンのことをめっちゃ尊敬してて。ブーは。
よく話すよね。
人の中で誰を一番尊敬してますかって言われたら、パパンを選ぶぐらいにパパン尊敬してるから。
影響もめちゃくちゃ受けてて、そのパパンが特殊詐欺に引っかかったってことは、自分が引っかかったにも等しいみたいな錯覚が起きたというか。
なるほどね。自分が防げたかもしれないとも思いそうだしな。
それも思った、めちゃくちゃ思った。ブー結構実家帰ることも多いから、もし実家にブーがいたら気づけてたのかなとか。
まあけど全然、当時の状況聞いたら防げようにもなかったんだけどね。
なんか詐欺グループも家族の方にもこれは内緒にしてくださいって言って、ママにも言ってなかったらしいのよ。
そうなんだ。
事後報告というか。
そっかそっか。
うちの両親が引っかかる可能性があって全然あるもんな、それ。
マジある。マジ気をつけてください。
あるね。
いやーなんか詐欺エグってなったね。
ちょっと判断力のないところを近づいてきて、ちょっとミスしただけで500万失って、もうどうにもならないみたいな。
お手上げ。やられた側はお手上げ。
コマンドZとかできないもんな。
コマンドZできない。当たり前のように泣き寝入りだからどういうこと?みたいな。
それはなんか仕組みも変じゃないか?
そうなの?
振り込みってそんなにスムーズにいっていいんですか?
行かなかったら困る。
思っちゃうね。行かなかったら困るけど。
っていうふうに社会のこととか思っちゃうもんね。
そういう衝撃も結構あった。詐欺ヤバーみたいな。
ヤバー。
今さ、うちの両親が特殊詐欺に引っかかってるところを想像してる。
うーん。
そうね、マジで気を付けてねっていうふうに自分の親以外にも思ってるし、
狭しくなる両親に対しても思うし、
それを防ぐために自分が何ができるかっていうことをやっぱりめっちゃ考えたんだけど。
教えて。知りたい。
両親を一人にさせないっていうことしかないと思う。
それに尽きると思った。結論。
なるほどなあ。
それは現代社会において結構難しいね。
難しいね。
難しいね。
社会問題になってる。
いや本当だよ。
もう判断力が低下するのは仕方ないじゃん。もうおじいさんおばあさんになってきたらさ。
仕方ないよ。
仕方ない。もう弱者。狙われるんですよ。絶対。
けど誰か一人じゃなくて相談できる相手がいたなら、
大阪府警からこんな電話かかってきたんだけどさ、
え、それ何?大丈夫?詐欺じゃない?みたいなことを隣で言ってくれる人がいる。
もしくはちゃんとそういうことが話せるような間柄、信頼関係があるっていう状態の人がいたら変わったかもなっていうふうに思う。
なるほどね。
だから一人で判断するっていう状況で、やっぱ人間はミスをしちゃうのかなというふうにも思うから、
連絡を取るだね。
そうだね。
やれることって、そんな気がする。
なんかそうだなって思いながらさ、難しいなって思うのはさ、
連絡をさ、普段から取っててもさ、取ってる分さ、
俺は警察から疑われてるんだ。ブーちゃんにも迷惑かけちゃうかもしれない。逆に言わない。
もうありえそうだな、全然ありえそうだなって思ったし、
詐欺えぐって思った。
心配かけたくないとかね。
そうそうそうそう。
シーン、いやー100%防ぐ方法ってほんとないんだろうな。
詐欺の方もそれを巧妙に、周りの人に言えない状況を作っていくわけだから、全然簡単には言えない話。
連絡取ってても引っかかっちゃう。ブーも実際そうだけど、そういう話だと思うし。
詐欺の影響
あとなんかさ、その詐欺の話があるから、ブー最近友達とかとも詐欺の話になるんですよ。
ホットな話題があるから。
そしたら、私の周りでよく見る詐欺事件はチケット転売で、
だからアイドル界隈では結構チケット転売の詐欺が横行してて、ちょっと前まで。
えーそうなんだ。
アイドルのライブのチケットってS席とか、最善とかなると結構な値段で取引されるわけですよ。
高そう。
何々ちゃんの卒業ライブ、最善、十何万とか。
全然あるわけです。
で、転売されるってなって、お金を振り込んだのにチケットがもらえないみたいな。
いうことがあるらしくて。
これの巧妙なところが、そもそもチケット転売は悪いことだから人に相談できない。
うーん、なるほどね。
自分がまずちょっと悪いことしてるんだ。
だからますます泣き寝入りになっていくというか。
何なら詐欺にあったってことを誰にも言えずに、
ひっそりとそのアイドルのファンであることをやめたりとか。
悲しい!
えー、最悪。
そうそうそうそう。
最悪じゃん。
えー。
やだな。
やだなー。
いやマジやだなと思って。
それいうことがあり、バッと入っちゃったっていう話だね。
なるほどね。
いやなんかさ、できるだけ社会とか信頼していきたいじゃん。
失った物と心の痛み
いやほんとそう。
ほんとにそうだよね。
なんか世界を信じたいと思ってる人にさ、やめてほしいね、そんなこと。
うーん。
そう。マジでそう。
社会とか世界みたいなものを信頼できなくなってきてるっていうのが、
なんかこの1年のブーの変化かもしれないね。
悲しい。悲しいなー。
そっかー。
うーん。
セマシはさ、
前さ、カバンなくしたの。
で、
え、何のカバン?何入ってるカバン?
え、財布とかさ、全部。
え?
免許証とかさ、いろいろ入ってて。
あー。
カードとかも全部入ってて。
現金も5万ぐらい入ってて。
で、なんか普通に、
いや、なんか家の中になくしたんだろうなと思ってしばらく探してたんだけど、
いやないなと思って。
まあ困るなーみたいな。
ちょっとまあでもそれでも、
まあ探したら出てくるだろうみたいな。
誰かを疑いたくなかったし。
はいはいはいはい。
で、そしたらさ、ある日さ、
帰り道にさ、あのー、
公園があって。
公園のさ、横のなんか、
草むらみたいなところに、
俺のカバンが吊り下げられてて。
はっはっ。へー。
あれ?あれ?って思って。
あれ?俺のカバンじゃない?って思って。
で、
そしたらさ、
あれ?俺のカバンじゃない?って思って。
で、
おや?って思って。
あ、俺のじゃん?ってなって。
え、でも財布ないじゃん?って思って。
え?え?財布ないけどなんか、
財布ないのか。
財布ないなって思って。
えーって思いながら、
なんか近くにさ、
鍵が落ちてるの。家の鍵とかが。
あれ?って思って。
草むらの中に。
あれ?鍵が落ちるの?ってことは、
財布もなんかこの辺りにあるんじゃないか?って思って。
探したら。ポジティブ。
落ちてたわけ。
はいはいはいはい。
俺がさ、大事に大事に使ってきたさ、
お財布がさ、
地面にさ、
なんか、
ベッって捨てられててさ、
ベッってね。はいはい。
あれ?って思って。
で、
なんか見たの。
そしたらやっぱり現金は入ってなくて、
免許証抜かれてた?
免許証入ってた。
カードも入ってて、
現金だけが抜かれてた。
あーなるほどなるほど。
でもなんかあの時の地面に落ちてた財布、
本当に悲しかった。
俺はこの後、
この財布が穴が開くまで使おうって思った。
大事に使ってあげようって思った。
社会への新たな認識
いやーかわいそう。
あの時って本当につらいね。
うんうんうん。
やっぱそのなんか、
悪意を物に喰らうっていう。
泣いちゃったの?
泣いちゃった。
そうそうそうそう。
そうそうそうそう。
そうそうそうそう。
悪意を物に喰らう感じね。
うん。
その衝撃がやっぱあるよね。
あるある。
平和ボケしてるだけなのかもしれないけど、
うん。
けどそのなんかさ、
東京の警察が来て、
警察を信じれるのか、
みたいなのもそうだしさ。
うんうん。
一回、
一回傷つけられると、
素直に受け止めること難しくなってくと思うんだよな。
いやそうねー。
で、
なんか世界に対する認知負荷みたいなのが
上がってく、
上がってきますね、
という感じがあり、
それが大人なのか?
マジでしんどくね?みたいなのが。
うん。
あるね、この1年間ぐらいで。
なるほどなー。
だからパパンの特殊詐欺だけじゃなくて、
ブー、この1年ぐらいでそういう、
全部は言わないけど、
うん。
それぐらいのインパクトのイベントが
4個か5個ぐらいあって。
めちゃくちゃあるじゃん。
きつい。
いやーねー。
待ってなんかいろいろ思い出してきたなー。
他何ある?
俺大学生の時にさ、
家の鍵をかけるっていうのがさ、
すごいめんどくさくて、
わかるよ。
鍵全然開けっぱなしにしてたの、ずっと。
うんうんうん。
そしたらめっちゃパソコン盗まれて、
パソコン盗まれたーって、
なったのかしら。
めっちゃパソコン盗まれるんだ。
そう、1個でしょ。
で、あと、
映画作る部活にいたんだけどさ、
編集でめっちゃ使ってた
パソコンが盗まれたことあるでしょ。
2回盗まれてんじゃん。
2回盗まれたパソコン、そう。
えー。
それでもなんか、
そうだなー。
いやでもさ、信じたいを勝たせようよ。
この信じたい気持ちを。
なんとかならないものかね。
これ。
今さ、セマシ君が
話してて、いや思い出してきたって。
うん。
やっぱこう、
セマシ君のノーミスの中の
記憶の片隅のこう、
奥深いところにしまい込んでた感じなのかな。
そうだね。
忘れかけてた?
っていう感じ?
そうね、いやなんかでも、
ウケるなって思っちゃってたのとも、
なんか。
自分のパソコン盗まれたのは、
本当に素朴に
両親にごめんっていう
気持ちしかないんだけど、
僕のサークルで
部活のパソコン盗まれたやつは、
なんかそれが
あったから、
逆にそれをバネにしてみんなで
作品頑張って作ろうみたいな
気持ちになったりしたし、
そうね。
うんうん。
ウケるにどうやって変換するかみたいなのは、
なんか信じ続ける上で
結構大事かもしれないなって。
いやー、マジでそうだね。
ブーもパパンが
特殊詐欺で何百万持ってかれた
ってなって、
おお、じゃあ今度
変なお茶会で話したろうかなみたいな
気持ちが、
正直ちょっとあったりとかするし、
もしくは
高すぎるけど高い
勉強代として、
これをきっかけに家族がなんかもうちょっと
コミュニケーション取るきっかけになったり
とか、
父もさ、なんかちょっと
プライドの高い人だから、
素直に介護させてくれるか
わかんないよなとか、そういうのも
なんかあったけど、
これからはお互い
協力してやっていくしかないよねみたいな
そういう、
大げさに言うと一致団結的な
スタンスに
切り替わるきっかけになったらな、とか
そうねー。
そういうポジティブなね。
うんうん。
ところにだけ光を当てて、
いや、そうだよ。
進んでいきたい気持ちもあるけど、
うんうん。
ど?
けどやっぱり、
世界振動みたいなのはちょっと
増していってる感じがすんだよな。
そっかー。
ツルツルの玉みたいな
地球がね、
ツルツルの玉みたいな地球が、
なんか、
ガッサガサでデコボコしてきた感じが
すんだよね。
実際そうだしな、結構。
そうそうそう、実際そうなのは知ってるよ。
ビッシャビシャのとこもあるし。
ビッシャビシャのとこもあるしさ。
ガッサガサのとこもあるし、
ビッシャビシャのとこもあるし、
クソ寒いとこもあれば、
ヌルヌルのとこもあるよ。
話では知ってるし、
実際そうなんだろうなって思ってたし、
ただ、
行ったことないしね、そういうとこね。
行ったことないし、
行ったことなければ、
どんな場所だろうとか、
どんな気持ちになるだろうとかいう、
そういう想像力もなかった。
想像力のある人は、
もっと自分のことみたいに悲しく
思ったりとかさ。
マジ話でかくしちゃうけど、
戦争の話とかもそうよ。
あー、そうねー。
戦争。
いやいやいや、
その、ここ数年めちゃくちゃ、
戦争のニュースとかめちゃくちゃあるじゃないですか。
そうだね。
だけどなんか、
日本は別に戦争あるわけじゃないしな、
ってなって、
想像力をやめる人って
めっちゃ多いと思うし、
ブーもその一人だったところもあるしね。
けどなんかちゃんと想像力のある人は、
どんな気持ちなのか、
同じ人間だから大切な人が
失われるってことは、
こんなつらいことはないっていうことを
想像ができて、
で、
自分に起きたことのように
できてたりするのかなとも思うっていうか、
ボコボコの地球を想像して、
ちゃんと受け入れられる。
で、受け入れられた上で
反対するみたいな、なんかそういうことができてる
人たちだなっていうふうにも思うし。
いやー、
そうねー。
ボコボコできるだけ
ないでほしいけどなー。
そうだねー。
だからブーはまだなんかその、
ツルツルの地球に未練があるっていうか、
ツルツルがいいよーとか言って、
はいはい。
子供みたいなことを言ってるだけなのかもしれないけど。
あー。
ちなみにそれで言うとちょっとね、
寄付とかするとね、少し、
それでもなお俺はツルツルを
目指していく、
うるせーみたいな気持ちに、
なんかこう、
うわーってなるよ、なんか。
うんうんうん。
寄付は確かにそうだね。
寄付はそう。
寄付をするとかいう行為で、
うん。
折り合いをつけてるんじゃないかなっていうふうに
思うっていうか。
うんうん。
それがいいとか悪いとかいう話ではなくて、
複雑な世界とどう
折り合いをつけるかっていうのは、
なんか人それぞれ
あるんだろうなー
っていうふうになんとなく感じている。
うんうん。
いやなんかさ、世界最悪って思うときさ、
あるじゃん。
あるね。
でもさ、負けたくないよね。
この、
このツルツルが良くないの気持ちを
負けたくないよな。
いやーそうねー。
世界は最悪で終わるのを
負けた感じしない?なんか。
うん。
だからセマシは財布盗まれて
最悪って思ったけど、
それでも
隣人は愛していこうみたいな
気持ちはなんとか、
その炎だけは
刺繍してるつもりかもしれない。
うん。
最悪その隣にいる人も
財布を盗むかもしれない。
みたいな感じで、鋭い目つきで
接してしまうかもしれないし。
いやでもそれがさ、
本当に最近の出来事だったらさ、
そのすぐに
そういう気持ちにはなれない
気もするんだけど、
いつかなれるといいなって思うなー。
うん。
あー。
そっかー。
話がでかくなっちゃったけど、
ブーの最近の落ち込みはそういう感じ
だったなー。
なるほどねー。
ツルツルの地球っていう。
うんうん。
嘆きというか。
いやー、でも俺も一言じゃないんだよなー。
父親の特殊詐欺被害
全然両親が
引っかかる可能性あるし、
引っかかったら絶対へこみそうな気がするなー。
てかそれで言うと
俺多分両親が
陰謀論とかハマったら結構立ち直れないぐらい
ショック受けるかもなー。
あー全然あると思う。
詐欺に引っかかるのと同じだと思うよ。
ほぼほぼほぼ。
いやそんな気がする。
うーん。
それも孤立して
低下しつつある判断力に付け込まれるっていう
ところ。
性質あると思うし。
し、自分の中で
ちゃんとしてる人だって思ってた人が
なんかこう
弱みとかあったみたいな。
そういうの見た時に
なんだろうね。
信じてたところが揺らぐっていうか。
心の葛藤と理想
それが
笑い事になるまで
ちょい
タイム
するかもしれないって思った。
うーん。
そうねー。
今話してて
気づいたこと一個あって。
なんかこうひらめいちゃったんだけど。
何?
いやなんか陰謀論って
うん。
ゴツゴツの地球をツルツルに
したくて信じるものだと思う。
あ、すごいね。
めちゃくちゃそうだと思う。
そう。
うわ、すご。
自分の良心とかの世代が
判断力が鈍ったりとか疲れたりとかわかんないけど
うんうん。
陰謀論とかにこう
受け化するみたいなこと
とかめっちゃ受け化する
避け化するみたいなことが。
はいはい。
話題としてはよく聞くじゃない。
それってなんか一種その
ゴツゴツの地球を認知し続けるのに
耐えきれなくなって
あーうん。
ツルツルの地球を求めるっていう動きが
心の動きがあんのかもしんないよね。
めちゃくちゃありそう。
めちゃくちゃありそうだし
自分もありそう。
全然ひとこっちじゃない。
うん、ある。
だからツルツルの地球を
信じたいって思って
目の前にいる人を信用してしまい
詐欺に引っかかることもあるかもしれないし。
うんうん。
いやだからマジで難しいところで
ツルツルの地球を信じたいけど
我々、セマシ君もブーも
ツルツルの地球を求めすぎたら
陰謀論的なものに引っかかる可能性も
全然あるよねっていう。
そうか、いやそうだね。
ツルツルの地球を愛さなきゃいけないんだな。
うまいこと折り合いをつけないといけないというか。
そうね。
ツルツルの地球を無視しては
いけないのかもしれない。
うーん。
自分は結構自分のこと楽観的って思うけど
そうだね。
ツルツル好きなんかもなぁ。
ツルツル。
私なんかパソコン盗まれたり財布盗まれたりとかして
でもなんかそれでも
自信暗記になりすぎず
痛いっていう気持ちは
自分の中では
そのゴツゴツまで
含めて俺は
愛すぜっていう
気持ちだと思ってたの。
なんだけど本当かっていう
気持ちもあるね。
ていうツルツルっていう可能性
めっちゃあるなって思った。
ていうツルツル。
ていうツルツル。
そうそうそうそう。
で、たぶんセバシーくんは
今の段階ではまだ自分でツルツルに
できている。
うんうんうんうん。
ツルツルの状態にできてるっていう風にも思うんだよね。
うんうんうん。
なんかこれで
例えば毎週月曜日
自分の荷物が
盗まれるみたいな
生活になっていったら
誰か
俺の世界をツルツルと言ってくれ
ツルツルだと言ってくれっていう
気持ちになってくる気がする。
そうだね。
この歪んじまった
俺の気持ちをさ
誰かまっすぐに伸ばしてくれ。
あるいはそれまっすぐだよって言ってくれ
っていう気持ちになりそう。
なりそう。
30:06

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