さあ、今日のお題なんですけれども、実は先日ですね、 学期末ということで、ケルフメンバーもですね、
公式に集まる機会がですね、これから夏休みに入って少なくなるということでですね、 何かみんなで収録しませんかということでですね、ケルフメンバー6名と共に
辞書に関するお話をしました。 これ思いつきのお題ということでですね、何か用意していた上での議論というわけではないんですが、
それぞれですね、辞書と長らく付き合ってきたケルフメンバーたち、 そして私も含めということでですね、
辞書談義っていうのは、これはですね、盛り上がらないわけがないんですよね。 実はあの先日大学院の授業で、この辞書に関する話題でですね、
盛り上がったばかりなので、これを再現と言いますかね、 まあ改めて収録してみると、絶対面白いものになるんではないかということでですね、
お題に掲げた次第です。これあの皆さんもですね、お聞きの皆さんも参入できる、 まああの緩いそして広いお題ということですので、ぜひですねコメント等を寄せていただければと思います。
ということで、ヘルディオ1510回 辞書雑談 by ケルフメンバー6名ということでお届けします。
どうぞお聞きください。
おはようございます。
今日は6名が集まってですね、ある教室に集まって、ケルフメンバーの皆さん、大学院生なんですが、何か話しましょうという緩い企画でですね、
今さっきお題が決まりました。辞書についてということなんですけれども、 まずはどういうメンバーが今参加しているかということで、一人一人自己紹介をお願いします。
私からですね、院生の博士課程に所属しております木原と申します。よろしくお願いします。
ケルフ副会長。
はい、副会長を一応やっております。
同じく、博士課程の院生の藤原です。よろしくお願いします。
同じく、博士課程の青木です。よろしくお願いします。
ケルフ会長。
修士課程の引田です。お願いします。
同じく、修士課程1年生の尾田光平と申します。よろしくお願いいたします。
はい、今日お話題はですね、1分前に決まった辞書についてということで、これ実は前の大学院の授業でちょっと盛り上がった話題で、
皆さんとの辞書の付き合い方みたいな話になんとなくなってですね、
これは多くのリスナーの方にも、自分の辞書の付き合い方は、みたいなことで語れるんじゃないかと、コメントなども書き込みやすいんじゃないかということで、
これにしてみようということなんですが、この間、盛り上がったのは何でしたかね。
最初は、今の中高生は紙の辞書をやっぱり聞かないので、ABCの紙の辞書での順番というのがすぐに出てこないんじゃないかと、手の感覚とかとして、みたいな話をして、
中高生あたりを教えたことがあったり、教育実習で行ったりという人も何人かいたので聞いたら、多分そうじゃないかみたいなところなんですが、一番最近に、
そうですね、まさに教育実習に行ったということでは引き立たずなんですが、どんな感覚を持っていますか、今の中高生というか、小学生でもいいんですけど。
僕が行った高校では、電子辞書はみんな買っているんですけど、持ってきてはなかったんですよ。
それはやっぱり英語教育の方針としてなのかな、やっぱり学校の。
必ず買わせるって先生が言っていて、みんな持ってはいるんですけど、学校に持ってきていなかったんです。
じゃあもう完全に紙の辞書で引く、学校の中では。
いや、ということじゃなくてパソコンなんですよ。
パソコンで引いちゃうので辞書、電子辞書はいらないという考え方みたいですね。
今ここにいる現役大学院世代の皆さんの多くは、持っていますよね、いわゆる電子辞書。
スマートフォンではなく、電子辞書を、今何人います、ここに。
1,2,3,4,6日4人。
家にあります。
家にありますか。私も会って眠って使っていませんという感じで。
カラーですか、白黒ですかって今時計をとったら。
だいたい、藤原君もカラーですか。
4人カラー。
4人カラーで、私は白黒って分かるんですけど、木原さんも白黒。
ギリギリ白黒ぐらいで、中学校2年生ぐらいの時に買ったやつなんですけど、白黒でその次の学年からカラーになってて、カトキって言いました。
そして今ここに、たまたまこの話題にするって言ったらみんな出してきて、持ってるんだと逆にちょっとびっくりしたんですけど、これみんなカシオですか、4人は。
そうですね、僕の。
カシオは今っていうか、今もうやめたんですか。
作るのやめたっていう話ですね。
じゃあ事実上カシオ一強だったってことですか。
僕の頃はっていうかね、人生のことでやっぱり年史書を持ち歩いてたところは、成功インストゥルっていうところで、
それは英文科の学生だったらこれみたいな、かなりいい辞書がいっぱい詰まっているということで、割と専門に近い人はそれに近かった時代があったんだけどね。
カシオと聞いてやっぱり時代が変わって、しかも今の学生持ってない、持ってる?
持ってはいるけど、使わないみたいな。
そうですよね。
紙でもなくなり、電子辞書でもなくなり、パソコンとかスマートフォンですかね。
なるほど、辞書辞書みたいなところで、この間ここまでの話はしなかったですけどね、世代とか。
だからABCって意外と直感的に出てこないんですかね。あれも教育とか訓練の賜物でみたいな話になりましたよね。
当たり前と思っちゃいけないってことですね。
そういうことなんでしょうね。
そうすると紙の辞書で聞くのが遅いってことになりますよね。
そうすると余計に聞きたくないっていうかね、キーボードで打てばみたいなことですよね。
そうはなってきますよね、必然的に紙がね。
大学生とかも授業中に単語とか調べながら読んでねみたいな課題出すと、やっぱりスマホでぽちぽちやって単語を調べ出すんで、
電子辞書も全然持っている人いないんだなっていうので、世代のギャップみたいなのを感じています。
紙対電子という大きい対立でいくと、これも多分英語教育なんかで議論されつくされていると思うんですけど、
もちろん我々電子とかパソコンなんかでももうだいぶ慣れているので、その良さ、利便性というのは分かっている上で、
紙も使いこなしてきた世代ということで良さを知っているって時に、これでもなおやっぱり紙の方が良いみたいな議論もいろいろあると思うんですけど、
あえてここでもやってみますか。両方知っている世代として。なくなっていく方だと思うのでね。
紙だけ知りたいってときは邪魔かもしれないですけど、やっぱり知識の深まるっていうか。
今の話でちょっと思い出したんですけど、我々OEDを引くっていうのが仕事の一部だと思うんですけど、日々引くんですけど、
OEDって何年か前にオンラインのインターフェース急に変わったときあったじゃないですか。
ありました。
突然ね、締め切り近くってOEDひたすら引きまくってたので、使い勝手が悪くなってめちゃくちゃ焦った気がする。
で、あの後に少しずつ慣れてはいったんだけれども、画面をある単語を引いたときにタブモードとシングルページモードっていうんですかね。
なんかあるよね。
あります。
あれとちょっと近いと思う。つまり折りたためるかとか飛べるかっていうことと、あと従来の紙のようにかっていうことなんだけど、
僕完全にシングルページモード、つまり紙モード。タブモードが使いづらくて、上のほうでスライドバーがあって。
みなさん、あのあたりは使い慣れて?
使い慣れてきたんですが、タブのほうはちょっと見にくいなっていうときはシングルに戻して確認して、
頭の中で1ページに編集し直してっていうんですかね、情報を。そのほうが分かりやすいなと思ってそうしてる感じですかね。
使い慣れてはきたんですけど。
例えば語源情報を知りたいときなんかにエティモロジーランってあるんですけど、
通りも含めた語源情報を知りたいというとき、通りのところにそれが書いてあったりするんですよ。
だからエティモロジーランに完結してないんですよ、知りたいところ。
バラバラ。
だから結局、自分で全体をブラウジングして情報を頭の中でまとめるとかしないといけないっていうのがOEDのつくりであることが多いのがあれだけの情報量ですから、
きれいにセクションにまとまらないというか、むしろはみ出すものが多いっていうときに、
そうするとシングルページモードが良いっていうことは、大元に戻れば紙の利点みたいなものが電子的に反映されてる形なんだけど、
ある種の紙の良さっていうことが間接的に分かるかなっていう。
今聞いてて、そのセクションの折りたたみ系問題。便利なんですけどね、もちろん。場合によっては。
速攻単語の意味だけ知りたいってときは、そっちのほうが。
速攻単語の意味知りたいときはOED引かないから。
われわれの目的がやっぱり違う。
全然違いますから。
確かに普通に単語を知りたいときは、いわじての使い勝手がいいやつが一番いいよね。
一発でがいいですよね。
タブ開くと全然何も情報なくて、え、どこにあるんだろうと思ってクリックし直すみたいなのが結構あるんで、
ちょっと戻してほしいなーっていうのは今すごく思ってますね。
これは新しめの話ですかね。この間の議論ではしなかった。
あと何かありますかね。この間出たのは、
ABCの並びを知っていることの利点ってほかに逆にありますかね。これがどんどん減っていくとなるとね。
ABC知ってなくても大丈夫ですよね、先生とか言われたときの。
例えばね。だって打てば直に行くわけでしょ。出るわけでしょ、検索が。
1個前の単語を知りたいっていう需要はどこから来るんですか、先生みたいに聞かれたと。
結構好きなのは、辞書に付箋を貼るのが昔から好きで、あと書き込むとか。
昔僕、英語にハマったきっかけが中学校の時の辞書なんですけど、その辞書を毎日読んでたんですけど、
それを読むんだったら履歴を残したいじゃないですか。
昨日この日にこれを読んだよ、この単語を知ったよみたいなのに付箋を貼ってペタペタして、
あっ、こんだけ勉強したんだみたいなのをやりたい。
履歴オタクというか、スクエモオタクがいますよね。
そういう楽しみ方は紙じゃないとできないと思います。
みんな同じ、この電子辞書を隣の人が使っても同じじゃないですか。
でも僕の紙の辞書を隣の人が使ったらなんでこんなところに付箋を貼ってあるの。
いや、それは僕の歴史だからっていう風になる。
自分のものにできる感が紙の辞書の方がやっぱり強いかなっていうのはすごいです。
付箋を貼って事実上すべてのページに付くと倍ぐらいのあれなんだよね。
端っこ付箋部分だけが。
上のところだけ太る。
それで発行に入らなくなっちゃって。
ありますよね。
電子辞書とかパソコンのアプリとしての辞書なんかにも付箋機能とかもちろんあると思うんですけどね。
お気に入りですよね。
味気ないですかね。
それを知っていると。
順番を知ってなきゃいけないシーンって他に何ですかね。
私の個人的な経験という感じなんですけど、
ラテン語の辞書を私は紙で使っていて、
なんでかというと、
ラテン語の変化表が覚えられていない時期にラテン語の辞書を引いていたんですけど、
ネットだと全然検索がうまくいかなくて、
全然単語が出てこないんですけど、
紙だったらガッと開いて、
ここら辺かなとか言って前後わさわさって漁っていると見つかるみたいなことがあったので、
そっちの方が検索性が良かったなというのはありました。
見出しの形がわからない系の言語の場合、
検討をつけてその近辺という調べ方はありますか。
やっていました。
ただ今それこそ、
プログラムで近いものを探してくれちゃうんじゃないですかね。
だから皆さんMEDはもう完全にオンラインという時代から始めているでしょ。
中英語の。
中英語の頃はまだ紙で、
オンラインに乗り始めかなというところなので、
今はいつづり検索できるんですよMED。
だから適当に入れても当たればこの見出しですかみたいにサジェストしてくれるんだけど、
昔はだから検討付けから始まるんですよね。
このつづり字で載っているんじゃないかみたいな。
二文字目以降だったらいいんだけど最初の文字からするともう手間ないですよね。
文札だったし当時。
だから持ってくる本が違うんだ。
だからそれで1回でいけたらものすごいラッキーで、
2回でいったらもう全然合格で、3回4回当たり前なので、
勘がある意味冴えてくるのかもしれない。
逆にだから辞書編参者もMEDの読者だったらこれで引くんじゃないかみたいな、
お互い腹の探り合いみたいな、
三目のニゴシエーションで見出しが決まっているから、
お互い信頼し合って、これだよね、ここで載っているよね、みたいなのでやるんで、
外れたとき結構ショック。
今はそれない。
いつづり検索できますもんね。
それはもちろん便利なんだけれども、
あの感覚は今中英語の方言とかね、
つづりとか研究しているんで、
多分養われたんじゃないかっていう気がするんですよね。
中英語とかグロッサリー、一覧表がついていると思うんですけど、
あれも結構、勘がないと聞けなかったりするからというのがこの間出てきて。
そうすると近場とか探す必要があるので、
アルファベット順に並んでいるからね。
そこには多分役に立っているのかなっていう。
そうですね。
アルファベット順が役に立つ文化を作り上げてきたから、
それが今便利になってあって、
これが崩れたら、
アルファベット順に利便性を感じる機会もどんどん減っていくからっていう。
コンピューター内部でのアルゴリズムとしての相当はあるとしても、
人間が直接にそれをどこまで使ったりするか問題っていうのは、
グッと減ってはきそうな気がしますよね。
なくなるとは思わないですけど、ABCの歌とかね。
こんな歌歌ってたんだよとか。
おじいちゃんは、おばあちゃんはとか。
そうですね。書くときは。
大多数が参考文が…。
だけどバラバラに書いて相当すればいいんですよね、ある意味。
コンピューターに任せればいいっていう考え方は。
最初から整理する必要がないとかね。
クラスでA組とかB組とかありますけど、Z組まであるとこないですよね。
だから順番を覚えよって言っても、
せいぜいDまで、ABCDまで覚えられると。
そこから先は普段使わないから、順番は。
それまあね、1組、2組にしちゃえばいいとかね。
A組、E組にすればいいとか。
もしクラスのあれが、ギリシャ語アルファベットだったりしたら、
混乱起こるんじゃないかな。
ガンマって先だけ。
そういう状態が、数のアルファベットの時代が来るかもしれない。
B組って前だっけ、後だっけ。
それと、秋原さんのラテン語等を通ずるんですけど、
ギリシャ語を勉強した時に、ギリシャ語の字章、単語を
例えばインターネットで引こうとすると、
ギリシャ文字で入力しないといけない。
これはどう転写すればいいんだろう、みたいなのが結構困るんですけど。
例えばスマホだと、ギリシャ文字のキーボードが使えるので、
ギリシャ文字を直接打って計測できるんですけど、
ギリシャ文字のキーボード配列を覚えていないと、
すごく使い勝手が悪いんですよね。
組まないと全然違うんですよ。
全然違うんですよ、配列が。
だから、今僕はサイを打ちたいんだけど、サイはどこにあるんだろう、みたいな。
すごい探さないといけなくて。
だけど、アルファベット順を知っていると、
元は同じ文字なんで、そんなに大きく外れないじゃないですか。
ゼータは多分ゼットと同じぐらいのところにあるだろう、みたいなので、
紙でパッと引いちゃった方が早いみたいなのがあるので、
実は紙の辞書そんなに引いたことなくて、高校生の時とか。
そういう世代だね、もうね。
電子辞書だった。
紙の辞書のありがたみを知ったのは、ギリシャ語とかロシア語とかを勉強して。
別の言語ですよね。
別の言語以外を勉強して、これは紙の方が早いと。
そういう時はもう紙を絶対に引く、みたいな。
その意味で言えば、この間も国語辞典とか緩和辞典の話も出ましたかね。
英語だけの話じゃなくて、みたいな。
日本語も同じ状態で、別にアイウエオとかアカサタナとか、
なくてもいいんじゃない、みたいな議論にも近いですかね。
直接パソコンで引くのであれば、タイピングでやるのであれば、ということなんですけど。
日本語の場合、54図っていうのは音声学的な理屈があって、
あれ自体が一つのシステムというか、理屈になっている。
ABCはもう勝手に、完全にランダムというかね、一番最初の段階での意味付けがあったとしても、
その後、教授的にはランダムに近いというところではちょっと違いますけど。
我々だからイロハの辞典っていうのを引けって言われたら、今引けかなりきついよね。
個人よりは時間がかかるかなという感じですかね。
やっぱり歌を歌わないと、イロハに覚えとってやっていかないと、多分無理ですよね。
昔はそれをやっていたわけですしね。
アイウエオのほうがはるかに、大抵的だから覚えることは少ないですかね。
それはありますね。
辞書の引き方は一応、練習する機会は日本の義務教育ではある。
いまだに辞書のあり方は変わってきますよね。
だけどいいことは複数の辞書を持ち歩かないでいいってことですね。
大学生の語学院でいろんな言語を取っていたときも、それだけでもリュックが良いみたいな。
辞書で一冊。しかも重いのでね、辞書って。
購入した辞書ってあります?最近買った系辞書。
買うことも少なくなった?
面白そうだなっていうととりあえず買っておくみたいな癖はあるけれども、
最近何買ったかなっていうと。
ラワ辞典でしたっけ?あれが多分最後かなっていう感じですか。
8年前ぐらいかな。そのぐらいに買ったのが多分最後です。
最近研究者で出している区同士分類辞典。
あれも例文が多いので、辞典というよりもいろいろ参考書にもなる類なんですけど、
そういう専門的なのを買いますけどね。
あれ必ずしもABC順じゃないんですよ。
設当辞順?設当辞じゃなくて、区同士だから。
動詞足すパーティクルなんだけど、パーティクルで引いたりとかね。
それ自体はABCだったかもしれないですけど、
独特な並び順っていうのがありますよね。
私は自分の研究絡みでことわざ辞典をたくさん買ってます。
ああ、そうか。面白いね、それ。
研究費でこの前も3冊ぐらい新しく買ったり。
トートロジーをやってるので、そういうレトリックとかことわざ出てきそうですからね。
そうですね。だからその辺りが多くて、結局語学的な辞典だとやっぱりパソコンで済んじゃうんですよ。
今、ロングマンとかの辞典もオンラインでアクセスできちゃうんで、そこはもう別に必要ないかなっていう感じなんですけど。
専門的なっていうか。
少し専門性が高まると、辞典紙で買うかっていう感じで。
なるほど。そのうちことわざ専門家になるって可能性ある?
もしかしたらあるかもしれない。
なんか、眺めてるうちに自然と頭に入ってきて。
やたらと頭に入ってきてしまう。
そうかそうか。面白いね。それは考えてみれば、あくまでもそうなるよね。
考えたことなかった。そういう交渉があるわけですね。
語源辞典とかはその辞典に含まれてるんですか?
含めましょう。
含めますね。含めますか。
そうなると語源辞典をたくさん買い集めてるので、増えてはいけません。
専門書になるので、普通の辞書よりも一撃が重たいというか。
そうですね。あと、やっぱり電子になってないことが多いので、ということですよね。
最近、北さんは買いましたか?
語源辞典僕も買いましたけど、僕はなんか古いやつ、ずっとジーニアス、昔買ったやつと賛成動向辞典、張りまくってるやつをずっと引いて楽しんでます。
こんなの調べた日あったなとか思いながら、いつだろうこれ、高1かなみたいなのをやってこんなことが調べたんだとか。
われわれ研究のためにある分野の辞典を買い集めるっていうのはやっぱりあるよね。今のことわざ辞典っていうのは分かりやすいし、
私もOALD、Oxford Advanced Learner Dictionaryの10年に1遍ぐらい出てるんで、あれを通しで見ると20世紀のある形態変化がわかるんじゃないかということで、ひたすら買い集めたっていうのはありますね。
あとまさにこれだ、このVoicyでジーニアスが新しく出たときに、過去の版と比べてみようということで、全部買い集めた。
古本で。あれ面白かったですよね。ジェンダーの扱いとかがやっぱり2000年を境に変わってくるとかね、あの辞書の記述で。
意外とちゃんとそういうの出るんだなと思って。全然研究になりますよね、あれ緻密にやれば。
そういう書き方はするので、われわれ研究者はちょっと変わった辞書の書き方は多分すると思うんですけどね。
全然ゼミとかでも全く言ってなかったんですけど、最近買った辞書って今パッと思い出したのが、OED会話書。
OEDの初版が、実家の近くのプロモーション屋に全巻セットが置いてあって、3年くらい。
で、岡山の?
岡山に置いてあって、4,5年くらい大学生くらいの時から置いてあったの。
で、いつか買いたいなと思いながら毎年帰る度に見てて、お金あるからちょっといよいよ買おうと思って。買って今家にあります。
家に行ったよ、実家じゃなくて。
東京の自宅に家族に運んで送ってもらって。
それは居住環境を広げればいいよね、明らかに。
届いて冷静になって、どうしよう。
インテリアにはなるけど、別にね、一人で言ってても。
ちなみにいくらで売ってたの?
これ高いかどうか分からないですけど、2万円くらい。
いやいや、安いですよ。入手しておいていいかもしれないね。
初版なので、第2版に書いてないこともあるかなと思って。
それ買って実家置きだろうね、普通は。
それ大きい買い物、辞書的にはね。
面白いですね。辞書は付き合い方それぞれなんですけど、
僕は反省以上は完全に紙オンリーの時代だったので、
その後適用して、電子辞書になり、パソコンになり、スマートフォンになりという感じで。
皆さんは電子辞書、紙ももちろん並行してあるんだけど、
使い慣れ的には、北さんはさっきからここでは。
中高は紙でした。
自信はってことね。同級生は?
いや、みんな電子です。
そういう意味では、ならして言えば電子の完全世代って言うわけですよね。
次の展開あるんですかね。
AI辞書ももちろんそうだし、今欲しい情報だけを出してくれるとか、先回りして。
紙で買い切りみたいなのが結構出ていますよね。
私がラワー辞典買った時も、アプリで買うか紙で買うか選択できるよって言われて。
でも私はスマホはとか言って紙で買っちゃったんですけど。