![[離婚の戦略!!#73]住宅ローン支払は婚姻費用の減額要素にならない？](https://image.listen.style/img/bP927hvk_TjguYXDvpfMVZES_dx0Gfvj8WTvayXmcc0/resize:fill:1200:1200/aHR0cHM6Ly9jZG5jZi5zdGFuZC5mbS9jZG4tY2dpL2ltYWdlL2ZpdD1jb3Zlcix3aWR0aD0xNDAwLGhlaWdodD0xNDAwL2ltYWdlcy8wMUpLWUZSNkIwRzhRU05XUzJZQlRQWEdKRC5qcGc.avif)
婚姻費用と養育費の計算
弁護士の キタガワです。
私は YouTubeや TikTokや テレビ番組などで 法律の解説を しています。
私は 金髪弁護士です。
私は 男女のトラブルシリーズ 離婚編を しています。
最近は 婚姻費用や 養育費の話を しています。
婚姻費用や 養育費は いくらになるのでしょうか。
お互いの 旦那さんと 奥さんと 何歳の子供が 何人いるかを 細かく 計算します。
この辺は インターネットで 検索します。
例えば 婚姻費用 シミュレーション 養育費 金額 算定などを 検索します。
法律事務所には 自動計算ツールが あります。
旦那さんの年収と 奥さんの年収は 学面です。
そして 子供の人数と 年齢を 入れて 値を出します。
ぜひ 試して ください。
これは 基準値です。
夫婦の 家庭の 色々な 事情によって 増額や 減額を します。
増額の 理由は 例えば 習い事を している 私立の 学校に 行くことに なります。
金額は 少し 高めです。
また 子供が ご病気を 持っていて 常に 医療費が かかって しまう 状況です。
入院を 定期的に しなければ いけない 状況の時は 婚姻費を 多めに 払わなければ いけません。
病気費に 関しても 同じです。
そのような 形に なっていくと 思います。
前回は 反対に 減額すべき 事情を 話しました。
分かりやすい ところで 言うと 例えば 別居している 奥さん そして 奥さんの分の 生活費です。
日常で 使っている 物を あらかじめ 旦那さんが 自動引き落としで 自分が 払っている 状態です。
電気代や 携帯電話代など 旦那さんの 口座から 奥さんとして 奥さんが 使っている分も 引かれている 状況の時は 差額を 減額して 長尻を 合わせて ください。
家賃も 同じです。
例えば 旦那さんと 奥さんが 別居して 奥さんが 住んでいる ところの 家賃も 旦那さんが 負担している 状況に なりました。
旦那さんが 今まで 住んでいる 借屋から 出ていった ケースです。
その分 奥さんは 家賃を 払わずに ただで 住むことが できている わけです。
例えば 家賃を 10万円の ところに ただで 住ませているとしたら 婚姻費用を 20万円 払うのを 10万円 減額させて くれという 主張は 言いやすいです。
このような お話を させていただきました。
住宅ローンの影響
難しくて 少し 面倒で 少し 腹立たしいのは 住宅ローンを 払っている 時です。
どういうこと でしょうか。
今の ケースと 似ていますが 結婚しました。
結婚を 期に 旦那さんが 例えば 自宅を 買いました。
住宅ローンを 払い続けることに なりました。
毎月の 住宅の 支払い額は 10万円です。
その マンションに 旦那さん 奥さん 子供で 住んでいた ということです。
夫婦が 喧嘩しました。
旦那さんが 出て行けと 言って 旦那さんは 出て行かないと 言いました。
旦那さんは 旦那さんが 出て行きなさいと 言いました。
旦那さんは 出て行くと 言いました。
旦那さんは 自分の 住宅ローンを 払っている マンションから 出て行き 実家に 戻りました。
もしくは 新たに アパートを 借りた という 状況です。
旦那さんは 実家にいれば 余計な 出費は あまり かからないです。
しかし 新たに アパートを 借りているので その分の お金が 発生しています。
他方で 奥さんは 自分の 自宅に 行ってみれば 旦那さんが 買った 自宅です。
住宅ローンの 毎月10万円を 旦那さんの 銀行口座から 自動引き落とし されている 状況です。
つまり 旦那さんは 自宅マンションに 住む利益を 奥さんと 子どもが 得ているにも かかわらず 奥さんは 1円も 払っていない ただで 住んでいる 状況です。
他方で 旦那さんの 残高は 毎月10万円ずつ 減っていく 状況です。
このような 状況の時に 婚姻費用が 毎月20万円を 支払うと なった時に 住宅ローンの 毎月10万円を 払っている 自宅マンションも 嫁と 子どもが 住んでいるので その10万円を 減額させてください。
20万円から 10万円を 引いた 残り10万円分しか 婚姻費用を 払わないと 主張したいです。
残念ながら 住宅ローンの ケースの場合は 全く 引けないと いうことです。
これが 大抵の 一般的な 見解です。
言っている 意味が 分かりますか。
例えば 借屋に ずっと 住んでいた 賃貸の 家賃を 奥さんが 毎月10万円の 家賃を 払わずに 住んでいる 場合は 全く 10万円を 引くべきです。
住宅ローンは 毎月 10万円の 金額を 引くことが できない ということです。
これは 少し 違和感を 覚えます。
毎月 10万円 減っていくのは 変わらないのに 旦那が 払っているのは 変わらないのに これは 家賃で 払っている 借屋 賃貸の時と 住宅ローン つまり 自分で 家を 買った場合とでは 全く 違う ということです。
これは なぜでしょうか。
ポイントは 毎月 10万円を 払い続けた時に 最終的に その家が 旦那さんの ものに なるものなのか ならないものなのか ということです。
何となく 分かりますか。
借屋 賃貸の場合は 毎月 10万円は 別に 払い続けても その家が 例えば 10年後に 旦那さんの ものに なるわけでは ありません。
10万円分の 住んでいる 環境を 借りる権利用のための 対価として 支払っている わけです。
住宅ローンは 30年 35年 払い続けると その家は 誰の ものに なりますか。
旦那さんの ものに なります。
ここに 大きな ちがいが あります。
住宅ローンの 場合は 普通の 賃貸と ちがいます。
誰のために 10万円を 払っているの でしょうか。
実際に 住んでいる 奥さんや 子どもの 住み続ける 権利のためでも あります。
他方で 将来 獲得できる 自宅の 分割払いのためでも あります。
将来 そのマンションや 自宅は 旦那さんの ものに なるわけです。
100% 奥さんのために 支払っている わけでは ありません。
ここに 大きな ちがいが あります。
賃貸で 毎月 10万円を 払っている 場合は 究極的には すべて 奥さんに 利益が 行きます。
旦那さんが 別に 利益を 獲得できて いません。
しかし 住宅ローンの 性質は 面白いです。
1かつで 買えなかった 自宅の 分割払い という 性質です。
住んでいる 奥さんにも 利益が あります。
しかし 最終的に 払い切ったら 自分のものに できる 旦那さんの 利益も あります。
つまり 毎月 10万円の 住宅ローンを 払っていても これは 全て 満額 減額には なりません。
弁護士との相談
結論に 言うと お互いの 所得の 金額や 収入が どのくらいかにも よります。
だいたい 2万円や 3万円くらいしか 減額が できない 状況です。
先ほども 言った通り 旦那さんが 出ていきました。
旦那さんが 買った 住宅ローンの マンションに 奥さんが 住み続けています。
毎月 10万円を 払っています という 状況の時は 毎月 10万円を 払っているので 婚姻費用も 10万円を 減らせとは できません。
居住関係費や 住居費のような 名目で 2万円や 3万円くらいしか 減額が できない 状況です。
逆に言うと 7万円や 8万円は 将来 旦那さんが 得られる 利益として あります。
住宅ローンを 払っている方は 歯がゆいと 思いますが 正直言うと 動かないと 思います。
どういう 戦略を 立てて 減額の 主張を していくのかは 弁護士先生と 相談しながら 考えてください。
以上 賃貸の場合と 住宅ローンの場合で ちがう という 話を させていただきました。
いっています。
