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2025-04-25 09:21

[離婚の戦略!!#74]養育費は婚姻費用よりも減額されちゃうって本当?

サマリー

このエピソードでは、離婚に関連する婚姻費用と養育費の違いについて詳しく説明しています。婚姻費用は家族全員の生活費として機能し、養育費は子供一人分の費用に限定されるため、養育費は婚姻費用よりも減額されることが強調されています。

婚姻費用の説明
弁護士の キタガワです。
YouTubeや TikTokや テレビ番組などで 法律の解説を しています。
金髪の弁護士です。
男女のトラブルシリーズ 離婚編を 話しています。
最近は 婚姻費用や 養育費の話を していました。
離婚する前に 別居して 生活費を 奥さんが 旦那さんに 言うことが 多いです。
これを 婚姻費用と 言います。
離婚後に 子供を 養わなければ いけないから そのための 養育費を 下さいと 言います。
離婚前の お金下さいが 婚姻費用で 離婚後の お金下さいが 養育費だと 思って下さいと 話しました。
基準額は お互いの 年収や 子供の 年齢や 人数から 算出した 基準額が 原則です。
このような 事情から 増額を させて下さい。
このような 事情から 減額を させて下さい という 話が あったと 思います。
減額の 事情を この前 話しました。
例えば 携帯電話を 家族割で 妻や 子供の分も まとめて 旦那さんが 払っている 場合は そうです。
例えば 一緒に 住んでいて 宿屋に 賃貸で 過ごしていて 旦那さんが 別居に 出ていくことに なった時です。
旦那さんが 借りている 名義で 旦那さんの 銀行口座から 家賃が 引き落とされている 状況です。
旦那さんが お金を 払っているのに 奥さんが そこに 住む権利を 獲得できているので 減額が 必要です。
例えば 普通の 基準額として 婚姻費用を 旦那さんから 奥さんに 渡すお金が 15万円です。
毎月 15万円だとして 家賃が 10万円だとしたら 奥さんは 自分が 住んでいるので 家賃を 自分が 払わなければ いけません。
家賃を 自分が 払わなければ いけないのに 旦那さんが 払ってくれて 得しています。
そのような時は 旦那さんは 余計に あなたが 生活するための お金を 負担しているので 15万円の 基準額から 10万円を引いた 5万円しか 渡しません。
このような 主張を します。
そして 今 説明した 賃貸の時と 似て非なるものが 持ち家を 買って 住宅ローンを 毎月 10万円 支払い続けている 状況の時です。
賃貸と 持ち家を 買って 住宅ローンを 払っているのは 性質が ちがいます。
毎月 10万円を 払っていても 賃貸で 10万円を 払っているのは 賃料です。
借りるため そこに 住むための 権利を 得るための 対価として 賃料として 10万円を 払っているのです。
住宅ローンとは 何でしょうか。
住宅ローンは その家を 買って 分割払いです。
3000万円なのか 4000万円なのか 5000万円なのか 分かりませんが 1かつで 払わずに 分割払いで 10万円を 払います。
払い切ったら ゆくゆくは それは 旦那さんのものに なります。
住宅ローンは 性質が 全く ちがいます。
住宅ローンを 払い続けて その家に 住み続けているのは その場に 留まっている 奥さんです。
別居している 旦那さんは 全く 利益を 得られないのでは ありません。
分割払いが きちんと 住宅ローンが 完成した後 財産である その家を 持つことが できます。
ここに 大きな ちがいが あります。
住宅ローンを 毎月 10万円 払っています。
婚姻費用の 基準額が 毎月 15万円です。
旦那さんから 奥さんに 払わなければ いけません。
住宅ローンを 10万円引いて 5万円しか 払いません。
これは 賃貸の時と ちがいます。
これは なかなか 理屈が 通らない ということです。
これは 住居費のような 形で 減額は できます。
10万円を 払っている 金額は 丸々と 言いません。
お互いの 所得や 生活状況にも よります。
2万円や 3万円や 4万円程度しか 減らない という 感じです。
15万円の 基準額から 2万円や 3万円や 4万円を 引いた 金額にしか 減額することが できないと 覚えてください。
賃貸で 毎月 賃料 10万円を 払っている 場合と 住宅ローンとして 分割金として 毎月 10万円を 払っている 場合は 全く ちがいます。
このようなことを 覚えてください。
以上 婚姻費用の 話を させていただきました。
養育費の計算
次は 養育費の 話をします。
これまでも 婚姻費用との 違いも 話しました。
基本的には 内容は ほぼ 同じだと 思ってください。
先ほど 説明した 減額する 事情や 増額する 事情や 計算の 方法も 基本的には ほぼ 同じだと 思ってください。
大きな 違いは 何でしょうか。
婚姻費用は 離れ離れで 暮らすことになった 家族全員の 生活費です。
例えば 旦那さん 奥さん 子供1人が 住んでいました。
旦那さんが 別の場所で 生活しました。
奥さんの 生活と 子供の 生活を 養わなければ いけないので 2人分の 生活費を 渡すのが 婚姻費用です。
離婚した後は 奥さんは 赤の他人に なりますので 奥さんの 生活費を 払う必要は ありません。
ただ 子供の 養育は 払わなければ いけないので 子供1人分だけの お金を 払います。
つまり 奥さん1人分の 人数が 減るので 婚姻費用よりも 養育費は 少し 金額が 下がると 思ってください。
では 養育費は いくらなの でしょうか。
これも 便利な 計算ツールが あります。
養育費自動計算ツールや 養育費シミュレーションを 検索すると 法律事務所が 出ます。
自動計算の ソフトを ホームページに 入れています。
これは 婚姻費用の時も お話ししました。
旦那の年収 学面 奥さんの年収 学面 子供が 人数が 何人なのか 14歳以下なのか 15歳以上なのかを 入力することによって 養育費も 出ます。
試しに 私の方で 算出しました。
旦那の年収が 500万円 奥さんの年収が 100万円で 14歳以下の 子供が 1人いる場合 養育費は いくらに なったでしょうか。
旦那は 奥さんに 対して だいたい 4万円から 5万円くらいの 金額を お渡しします。
これが 婚姻費用の場合 同じケースで 同じ年収で 同じ子供を 1人の場合で 養育費は いくらだったでしょうか。
大体 8万円から 10万円 つまり 9万円くらいです。
なので 4万円くらい 婚姻費用から 養育費に 変わった時に 下がることに なっています。
この辺は 婚姻費用と 考え方が 基本的には 同じです。
今は 便利なツールを 使って ご自身の年収 そして パートナーの年収 子供が 何歳の子が 何人いるのか
それで どのぐらいの 養育費を 離婚したら 渡さなければ いけないのだろう。
いくらぐらい 貰えるのだろう。
計算してみると いいのではないかと 思います。
養育費は 婚姻費用を 何度も 説明したのと 非常に 近いです。
今後の話題
そこまで 深く 解説する必要は ないと 思います。
次回は 養育費です。
子供が 何歳になるまで 支払い続けなければ いけないのか。
養育費を 貰えることが できるのかを お話しします。
最後まで お聞きくださり ありがとうございました。
それでは 今日も元気に 行ってらっしゃいます。
09:21

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