[離婚の戦略!!#72]婚姻費用の支払額を「減額」できる要素はナニ？

サマリー

離婚に関する婚姻費用や養育費の減額要素について深く掘り下げています。主に習い事や教育にかかる費用、生活費の算定基準について解説しており、特に旦那様側からの減額主張の条件に注目しています。

婚姻費用と養育費の基本

弁護士の キタガワです。

YouTubeや TikTokや テレビ番組などで 法律の解説を しています。

金髪豚野郎 弁護士です。よろしく お願いいたします。

男女のトラブルシリーズ 離婚編を お話ししています。

最近は 離婚する前の 生活費の支払や 養育費です。

離婚した後の 子供を 養うための お金や 生活費です。

この辺について お話ししました。

どのように 計算するのかを お互いの収入などを 照らし合わせて 計算のツールを 使って 算出して いきましょう。

前回は 基本的な 計算ツール 計算シミュレーションを 使って 出していくのが 基本的な 金額です。

家庭の 状況によって 増額や減額から 数万円アップ または 数万円ダウンすることも あると 話しました。

増額の 理由として 何を 挙げましたか。

分かりやすいのは 習い事です。

何個 習っているのか 習い事によっても 金額が 変わります。

一説によると スケートや ゴルフなどは とても 大きなお金が かかると 聞きます。

学習塾や 英語の 会話教室などは 通常の金額よりも 少し 多めに 支払うべきです。

習い事も 基本的には 旦那さんが 離婚した後 子供を 育ててくれる 奥さん側に 支払うことです。

奥さんが 要求する プラスアルファの 習い事に 関して 旦那さんが 増額して 支払うのが やむなしと 言えるような 状況なのか どうかです。

離婚前に 英語の 会話教室や ピアノレッスンを 習っていた 旦那さんも 理解していた 状況で 離婚後も ピアノや 英語の 会話教室を 続けて いきますと 言うのであれば 旦那さんも ある程度 許容していたと 言われやすいので 増額した お金を 支払う方向に なるのかと 思います。

離婚した後に 旦那さんが 全く 知らないところで 実は バイオリンを 始めたり 今まで 話に なかったけど 急に 子供が 海外に 行きたいと 話しに なってくると 旦那さんも 話を 聞いていないと 言うように なりやすいので 習い事が 増えたとしても 増額として 支払わなければ いけないかは ハードルは 高く なくなります。

そのため 旦那さんが 支払わなくて いいように なってくると 思います。

あとは 私立の 学校や 高校や 大学に 通っていくと 学費が 公立の 学校よりも 高くなると 言うことです。

この辺りも どの高校や 大学に 進学するのか 分からないですが 旦那さん側が 支払うことや 増額することも やむなしです という 事情が あるか どうかです。

例えば 結婚している 段階で 離婚する前に 子供は 私立の 高校に 行かせようと 話し合っていた 場合が あります。

そうでは なかったとしても 旦那さんも 私立の 大学に 行っていた 場合や 奥さんも 私立の 大学に 行っていた 場合であれば およそ 子供も 私立の 大学に 行くことを ある程度 許容すべきだと 考え方が 働く ということです。

先ほど 勉強する 海外に 留学することも 水だったのか ゆくゆくは 海外で 留学させようと 話し合いを していたかどうかに よっても 変わってくる ということです。

前回は お話が できませんでしたが 子供が 病気を 持っているとか 入院を していて 医療費が かかっている という 状況であれば 通常の 算定 計算式で 出した 養育費よりも 少し 上乗せして 増額して 払うべきだと 言う 要請が 働くと 思います。

個別 具体的な 事情を 判断して 養育費の カウントアップ 増額を 主張していくと 言うのが 多いのかと 思います。

減額の主張

今度は 現額です。

現額は 少し 金額を 下せてくれと 言います。

通常の 基準額は 例えば 月10万円ですが こういう 事情が あるので 月10万円は 払いすぎだと 言います。

そのため 8万円 7万円に 落としてくれと 言う 主張です。

これは 旦那さん側からの 主張です。

このような 主張が あるのか という 話を します。

現額の 事情は 養育費よりも 婚姻費用 離婚前の 生活費の 支払いの 問題に 出てくると 思います。

1つ目は 奥さんの分 そして 奥さんの分の 生活費を まとめて 払っている 場合です。

例えば 携帯電話の ファミリー割引を やっていて 奥さんが 使っている 携帯電話代や 奥さんが 高校生で 携帯電話を 使っている 場合です。

まとめて 金額の 引き落としを 旦那さん側の 銀行口座から 引き落とし されている 状況の 時です。

これは 余分に 生活費を 使うものです。

旦那さん側は 余分に 払っているので 余分に 払った分 婚姻費用の 基準額から 減額してください という 主張は 言いやすいと 思います。

携帯電話代だけでは ありません。家の 家賃も 同じです。

例えば 結婚して 賃貸の マンションに 住んでいました。

ケンカをして 旦那さんが 出ていきました。

奥さんと 子供は 旦那さんが 契約している マンションに 住み続けています。

家賃は 15万円です という 状況だと しましょう。

このような 場合は 奥さんが 住んでいる 利益を 得ているのに 旦那さんが 名義で 銀行口座から 引き落としが されている 状況の時は 家賃は ただで 住んでいる ということです。

奥さんと 子供は 月々 15万円分の 価値のある マンションに ただで 住み続けている ということです。

これは 原額すべきだと 話します。

旦那さんが 余計に 負担している 生活するための 費用を 負担している 携帯電話代や 賃貸の マンションの 家賃を 奥さんが 住んでいる 家賃を 払っている 状況の時は 原額すべきだと 言いやすいです。

次は 問題です。

先ほどの 家賃を 払っているように 見ると 家を 買いました。

結婚した後に 夫婦で 家を買いました。

旦那さんが 住宅ローンを 組みました。

月々 10万円を 払っています。

その後 夫婦が 喧嘩しました。

旦那さんが 出ていくことに なりました。

旦那さんは 実家に 戻ります。

または どこかで 新たに 5万円の アパートに 住んで 生活しています。

しかし 奥さんは 旦那さんの 名義の 住宅ローンを 組んでいます。

そして 毎月 10万円ずつ 払っています。

しかし 旦那さんは マンションに ただで 住んでいます。

これは 許せないです。

そのため 旦那さんは その分の 金額を 減らしてくれと 主張したいです。

このように 住宅ローンを 組んで マンションを 買いました。

住宅ローンとその影響

住宅ローンを 組んだ家に 奥さん側が 住んでいる 状況です。

これは 旦那さんが 支払って という 状況です。

例えば 住宅ローンが 毎月 10万円だとします。

例えば 婚姻費用が 毎月 15万円だとします。

15万円の 基準額から 住宅ローン10万円を 差し引いて 5万円しか 支払わないと 旦那さんは 言いたいです。

これは 実は 言えません。

家賃分を 負担している というのと 住宅ローンを 支払いしている というのが わけが ちがいます。

次回 説明します。

いってらっしゃいませ。