婚姻費用の計算
弁護士のキタガワです。YouTubeやTikTok、テレビ番組などで 法律の解説をしています。
金髪の弁護士です。
男女のトラブルシリーズ 離婚編を 連日お話ししています。
婚姻費用は 生活費を払うという形で 家庭裁判所に 調停を申し立てた時に 金額はいくらくらい 払えるのかを お話ししました。
前回の宿題として お話ししました。
今は、自分の収入、相手方の収入、子供の年齢を 簡単に入力しています。
あくまで相場です。
これぐらいの婚姻費用が 適正であるような形で出る ツールが開発されたのかもしれません。
インターネットで 検索してください。
婚姻費用シミュレーション という形で 出てくると 思います。
婚姻費用や 養育費を 計算するにあたって 基礎収入は いくらかを 計算しなければ いけません。
裁判所の方で 一覧表が 出ています。
旦那さんの収入が このくらいで 奥さんの収入が このくらいの時には 大体 このくらいの 数万円から 数万円の間です。
その一覧表を 簡単にインターネットで 出るようにしたものが 自動計算ツールです。
私も それをよく使っています。
ご自身の 離婚などを 想像したくないですが 仮に離婚したら 嫁に どのくらい 払わなければ いけないのかを 計算してみても 面白いと思います。
計算してできた 金額は 裁判所で ジャッジされた時の 大体の金額です。
お互いが 納得して それより 高い金額で 合意しても いいし 低い金額で 合意しても 問題ないですが 折り合いが つかない時は シミュレーションで 出た数字の 前後に 落ち着くと 思います。
給与所得者と 事業所得者によって 変わってきます。
子どもの人数と 年齢によっても 変わってきます。
養育費を 支払わなければ いけない 義務者と 養育費を もらうことが できる 権利者を 入力して 出してみて ください。
注意して いただきたいのは 学面の金額と 学面の年収です。
手取りの 年収ではないと 注意してください。
おそらく サラリーマンの方が 多いと思います。
毎年12月に 厳選聴取票を 会社から もらいます。
支払額は 手取り収入ではなく 学面の年収で 計算することを 覚えてください。
もう1つ 覚えてください。
例えば 奥さんが 専業主婦で 実際には 働いていないと 言うと 年収がゼロだと 思います。
もしかしたら 実際は パートをしようと 思えば 年収100万円くらいは 獲得できると 思います。
専業主婦は 専在稼働能力が あるので 少なくとも 100万円くらいの 収入は 見込めるはずだと ジャッジされる 場合も あります。
しかし 旦那さん側は 健康で 特に問題ないのに 家でのんびりしている 若い奥さんが 年収ゼロは 納得できないと 思います。
年収100万円くらいの 壁などを 議論していますが 少なくとも そのくらいの 金額は 稼げるだろうと 主張しています。
それが 認められる場合も あります。
専業主婦の奥さんは 必ず 年収がゼロ円と ジャッジされることでは ありません。
もちろん ケースバイケースで 年収がゼロ円と ジャッジされる場合も ありますが 実際と ちょっと変わった ジャッジをされる リスクが あることも 判断して ください。
試しに 自動計算ツールを 使って 算出して みましょう。
私は 先ほど やってみました。
例えば 旦那さんが 年収500万円で 奥さんが 年収100万円だと しましょう。
そして 14歳以下の 奥さんが 1人いる という 状況です。
旦那が 年収500万円で 奥さんが 年収100万円で 例えば 10歳くらいの 子どもが 1人いる という 状況です。
旦那さんが 奥さん側に 支払うべき 婚姻費用や 生活費は だいたい 月8万円から 10万円くらいです。
9万円くらいで 細かく 出してくれる ところも あります。
だいたい そのくらいの レンジ幅に なってくる という 感じです。
年収500万円で 奥さんが 年収100万円で 14歳以下の 奥さんが 1人の 場合は だいたい 8万円から 10万円を 毎月 支払わないと いけない という そのくらいの レベルだと 思ってください。
さすがに 婚姻費用が 何十万円かは 旦那さんの 所得が 高くないと 難しいので その辺は 把握して ください。
今言った 毎月の 生活費や 婚姻費用の 中に 電気代や 水道代や ガス代などの ライフラインも 含まれます。
携帯電話代も もろもろ 含めて 8万円から 10万円という 数字に なってくる という 感じです。
例えば 旦那さん側が まとめて 携帯電話を 家族割りで 奥さんの分も 払っています。
増額の理由
奥さんの 毎月の 使用料が 月々 1万円ぐらいだと します。
確かに 算定の シミュレーションで 出した 金額は 8万円から 10万円 つまり 仮に 9万円だと しましょう。
9万円だけど 夫の 銀行口座から 奥さんの 携帯電話使用分 1万円も 自動引き落とし されています。
それを引いて 9万円から 1万円を 引いた 8万円だけ 払えば いいでしょう。
このようなことを 旦那が 主張していく という 感じです。
残りの 時間で 算定表で 出した 金額は 大体 8万円から 10万円が 相場なのかも しれません。
もう少し 増額してくださいと 奥さんが 言える 事情を 簡単に お話しします。
まずは 子どもの 習い事です。
相場の 金額は あくまで 生活費のためです。
例えば 勉強した後も ピアノを 習っているとか 学習塾に 行っているとか シニアチームで 一生懸命 頑張っている 月替え費が かかってしまう という 状況です。
旦那も 理解を 示している という 状況であれば 相場の 金額から 少し 上乗せして 払うことが できます。
旦那と 奥さんが まだ 同居して ラブラブの 時の タイミングから 習っていた 習い事を 別居した後も 引き続き やりたいと 言うようであれば 旦那は 理解していた わけです。
お囚人で 習い続けることや スイミングを やり続けることが 分かっていたと 言いやすいので 増額に なりやすい 傾向に あります。
例えば 別居した後に 奥さんが 独断で ピアノを 習わせるとか 英会話教室に 通わせるとしたら 旦那さんの 理解を得ずに 独断で 習うことになるので これは もしかしたら 認められない 場合が あります。
この辺は 習い事に 注意して いただきたいと 思います。
あと もう一つは 私立学校に 通っているとか 大学も 高いところの 学部で 学費が かかってしまう 状況の時は 金額や 婚姻費用を 増額してくださいの 位置自由になるかと 思います。
今日は 中途半端なので 増額に なり得る 事情や 習い事や 私立学校に 通っていることを 話しました。
それでは 行ってらっしゃいませ。